かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『扉をたたく人』 The Visitor
2009年 07月 26日 |
ジャンベのリズムが生きる鼓動となるのだ。

妻と死に別れて以来無気力に暮らしていたコネチカットに住む大学教授のウォルターは、出張でニューヨークを訪れた際、マンハッタンにある自分のアパートで見知らぬ若いカップルに遭遇する。



『The Visitor』というタイトルからして惹かれるものがあった。以前から恵比寿ガーデンシネマのロビーに貼ってあったその海外版のポスターがとてもいい感じだったので心待ちにしていた一作。もともと、異なる人種・異なる境遇を生きる人と人がひょうんなことで出逢い、交流するドラマというのは私の大好きなものであるし、それも音楽を共有することでその交流がより深まっていくという物語であることは輪をかけて好みなのだ。先に公開された『路上のソリスト』もあらすじの印象では同じような切り口のドラマに見えたのだけど、そちらの方は期待したほどの手ごたえはなかった。対して本作は、イメージ通りの胸を打つステキな映画だったな。

これは俳優であるトーマス・マッカーシーがトム・マッカーシーの名前でメガホンをとった二作目の監督作だというから嬉しい驚き。俳優を本業とする人がつくったとは思えないセンスを感じさせる秀逸なものであった。そして、彼のフィルモグラフィーに、『父親たちの星条旗』のタイトルがあることに頷かずにはいられないのだ。コメディへの出演の頻度が高い俳優であるようだけど、イーストウッドの現場では際立って学び吸収するものがあったに違いない。そういえば、現実の社会情勢を背景にした現代アメリカを舞台に初老の男が移民の青年と心を通わせるという物語だからか、『グラン・トリノ』が引き合いに出されている評・レヴューを2、3見かけたのだけど、巨匠で現場で仕事をした経験のあるこの俳優は、その人の最後の主演作が世に出るより一足先に、孤独な初老男性の隣人愛の物語を生みだしていたのだね。

妻を失ってから孤独に心を閉ざしているという点は同じともいえるけど、クリント巨匠のウォルト爺ほどに、こちらのウォルターにはハングリーな頑強さというものが感じられず、ただ無気力に日々をやり過ごしているのであった。大学教授という仕事柄ゆえ、世間的には安定した恵まれたポジションにいるように見えるのだけど、他人にはわからない虚しさの中で毎日を送っている。例えばそれは、この地球上でもっと不自由で貧しい暮らしを命からがらに送っている人たちから見たら、ずいぶんと贅沢な虚無感なのかもしれないけれど、人間とはそういうものなのだよね。だから、そんな状態に陥った彼を不憫に思うのと同時に、あなたにはまだそれほど重い足かせがあるわけじゃないのだから、そんなふうに生きるのはもったいないよという歯がゆさを感じるのであった。だから彼が、不自由な境遇の中で暮らす異国から来た The Visitor に出逢うことで、懸命に生きることと心を取り戻すという展開は、とても嬉しいもので、しっくりと心に響く感銘をもたらした。

移民の国アメリカでは、その存在は当たり前すぎていちいちスポットを浴びることもないし、物語られる時にはどちらかといえば、数の問題でラティーノがフィーチャーされることが多かったように思う。そんな中、こうやって911以降に不当な扱いを受けるようになった中東出身者の不遇を、真摯に物語に織り込んだトム・マッカーシーの良心に心打たれる。この The Visitorの登場はともすればただの厄介事という見方もできるし、赤の他人のためにウォルターがそこまで尽力することに違和感がもたれるほどに現代社会はドライになっているのかもしれない。でも、ジャンベ奏者のタレクはあまりにも素朴で好感のもてる男だったりして、ウォルターが彼らのために善意を差し出すことがごく自然に見えて、それが観客の私たちにもとても嬉しいものであり、ひたすら応援せずにはいられないんだよね。あらゆる紛争で世界は分断され、人々はいがみ合ってしまうこともあるけど、こうやって袖すりあって、ボーダーを越えて音楽を共有すれば、人と人はただ歓びを分かち合い、助けあえる友人同士になれるんだよね。物語展開はほろ苦いものではあるけれど、作り手の問題意識と思いが込められているから、絶望的な気持ちになることもない素晴らしい感動作であった。

地下鉄のホームでジャンベを叩く彼の姿がせつなくて。
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by CaeRu_noix | 2009-07-26 11:59 | CINEMAレヴュー | Trackback(20) | Comments(12)
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主人公の大学教授を演じた名優リチャード・ジェンキンスがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた感動ドラマ。911以降、移民希望者や不法滞在者に対して厳しい措置を取るようになったニューヨークを舞台に、孤独な初老の大学教授と移民青年の心の交流を描く。監督は俳優としても活躍中のトーマス・マッカーシー。共演は『シリアの花嫁』のヒアム・アッバス。人間関係を丹念に描いた心揺さぶる展開と、現代社会を反映した考えさせられるラストに注目だ。[もっと詳しく] 「ジャンベ」を通じて、僕たちのアフリカ的時間も覚醒する。 ...... more
Tracked from 風を見たくて at 2009-12-06 18:47
タイトル : 扉をたたく人 -the Visitor
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Tracked from シネマな時間に考察を。 at 2010-03-10 13:30
タイトル : 『扉をたたく人』
knock-knock-knock. 硬く閉ざした心の扉をたたいてくれた人がいた。 knock-knock-knock. <寛容>だったはずの国の扉に<不寛容>という錠がかけられた現実があった。 knock-knock-knock.その心、開くまで。 『扉をたたく人』 The Visitor 2007年/アメリカ/104min... more
Tracked from 或る日の出来事 at 2010-03-27 22:46
タイトル : 「扉をたたく人」
音楽に生きがいを見つけたり、人間同士の交流のお話で終わるのかと思ったら…。... more
Commented by minori at 2009-07-26 13:58 x
かえるさん。日本ではこのタイトルになったんですね。
個人的には色々な「Visit」を含んでいる(ウォルターがNYをVISITし、イミグレをVISITし、etc)この映画にはこのくらいのストレートなタイトルが素敵だな、と思ったのですが、配給会社の思惑はちがったのですね。

去年の映画ベスト、結構ぎりぎりのところで圏外になってしまいましたが、この映画はとても好きな映画でした。当たり前に過ぎていく日常の問題である移民、その人たちにもこういうドラマがあって、こういやって時々静かに焦点を当ててみるとなんだかとても切なくて心打たれました。
赤ワインが飲みたくなったし(笑)
この後ステップブラザーズでリチャード・ジェンキンスさんを見たときはものすごい違和感ありましたが…(あとバーン・アフター・リーディング)
Commented by とんきち at 2009-07-26 13:58 x
私も大好きですよ〜。
トマスマッカーシーは、監督一作目の『The Station Agent』もすばらしかった(小人症の青年と子供を亡くした中年婦人の心の触れ合いの物語〜)ので、期待して観ましたが、本当に期待通りで。いろいろとステキな要素がありますが、心の死にかけた男がお友達ができて再生するお話、、、として感激しました。タレク君が素敵で、二人でガラス越しに太鼓を叩くシーンが、本当によかったです。この人の描くキャラクターはどの人も深みがあって素敵です。かなり評価されている監督さんなので、変に大きな映画を作ることにならなければいいな、と思いつつ、次を楽しみにしてます。
Commented by CaeRu_noix at 2009-07-27 00:46
minori さん♪
そうなんですよー。
例によって、原題の味わいを無視して、邦題で別のドラマ性を持たせたがる日本の配給会社なのでした。
愛をよむ人の兄弟題って感じ。動詞はひらがな表記が鉄則?
でも、どうやら『扉をたたく人』という邦題はわりと評判はいいみたいです。
ジャンベを叩く人は、心の扉を叩く人であったというあたりはウマいともいえるかなと。
が、やっぱり私も、Visitorという言葉の方にはもっと本質を表す深み・味わいがあると思うんですけどねー。

本当にとってもいい映画でしたー。
ヨーロッパ映画ではこういう切り口の移民ものは結構あったと思うのですが、アメリカ映画では案外と珍しい気がして、興味深くも大いに感動ー。
そうそう、ウォルターは赤ワイン好きなところも注目ポイントでしたー。
赤ワインの登場もアメリカ映画では日常的ではないから。
先に観たバーンアフターの時のジェンキンスさんはもう覚えていない私・・
Commented by CaeRu_noix at 2009-07-27 00:54
とんきち さん♪
おお、それは嬉しいですー。
で、偶然にも全く同じ時刻に濠・NZのオセアニアなお二人からコメントをいただき(この直前のみくしの足あと時刻も同刻でした!)その奇遇さもオモシロウレシク。(そして、私はゴーギャン展とフラフェスタでタヒチー)
ああ、その一作目の監督作も観たかったですー。
ヒューマンドラマとしては最も好きなタイプともいえる作り方の映画でありました。
(アメリカ映画は何かとコメディ寄りか、ミステリー仕立てかになってしまうので、誠実に正統派のヒューマンドラマが少なすぎるというのがあるんですが。)
タレクは本当に魅力的でしたよねー。あんないい奴が収容所送りになってしまったのは本当に悔しくて・・・。
そうですね。決して説明的ではないのに、物語を通してキャラクターに深みが感じられましたねー。
脚本と監督を両方やっていることもハリウッドシステムとは違う長所になっているのかな。
本当にこんな監督を待っていましたという感じで、今後も期待しちゃいます。
俳優としてよりも才能あり?
Commented by zooey at 2009-07-29 21:47 x
孤独な男と若者の出会いという点で
私は、「小説家を見つけたら」を思い出しました。
あれも、アメリカ映画とは思えない、地味ながら良い作品だったと思います。
こんな作品がどんどん増えて欲しいですね!
ところで、かえるさんのブログ、ブックマークさせて頂いてよろしいでしょうか?
Commented by CaeRu_noix at 2009-07-30 00:18
zooey さん♪
そうですね。『小説家を見つけたら』に通じるものもありますね。
通常なら接点のないような異なる境遇の二人が出会って交流するドラマってとっても好きなんですよねー。
アメリカ映画も良質なヒューマン・ドラマはたくさんありますよね。
若干、ドラマティック過ぎ、泣かせに走り過ぎ、ハッピーエンド過ぎなものも多いのですが、必ずしもそうじゃない着実なものもありますよねー。
本当に、こういうさりげない作品が増えてくれたらいいですね。

ありがとうございます。
もちろん、ブックマークもリンクも大歓迎で嬉しいです。
今後ともよろしくお願いしまーす。
Commented by リュカ at 2009-07-30 23:29 x
かえるさん、こんにちは。
この監督さんが俳優だと初めて知りました。
イーストウッドと一緒に仕事をしたという点で納得の作風です。
ウォルターの献身も同様に納得するほどタレクは魅力でしたね。
人によって、音楽によって変わっていく老人の姿がかわいらしくて、うれしくて、でも現実によって引き離されて…。ラストシーンが素晴らしくて、今のところマイベストのラストとなっています。
Commented by CaeRu_noix at 2009-07-31 01:58
リュカ さん♪
俳優さんだなんてビックリですよねー。
IMDBで写真も拝見したけれど、知的な雰囲気でいい感じなんですよ。
それなのにフィルモグラフィーを見ると、コメディ系の出演も目につくからまた意外で。
これからもじゃんじゃん映画を作ってほしい60年代生まれのお方です。

カラリと元気でさわやかなタレクの人柄がとてもよかったですよねー。
ウォルターがどんどん彼に心を開いていくのもすごく自然に感じられました。
温かな感動と失望が織り交ざった魂を感じるラストの演奏シーンは本当に素晴らしかったですよねー。

(愛をよむ人、じゃなくて、愛を読むひと だったってことをここでこっそり訂正ー)
Commented by 真紅 at 2009-08-17 23:06 x
かえるさん、こんにちは~。ちょっとご無沙汰でした。
この作品やっと観れたんですけど、私的には今年のベスト作かも・・・。
ジェンキンスさんはほとんど初見、って言うくらい知らない俳優さんでしたが、ハマリ役でしたね~。
今まで「どーしてミッキー・ロークじゃないんだ!」と思ってましたが、ジェンキンスさんでもよかったかも、オスカー。。。
監督さんは脚本も書かれているのですよね。素晴らしいー。
Commented by CaeRu_noix at 2009-08-18 00:00
真紅 さん♪
お久しぶりでーす。
夏休みはお忙しくて、ミニシアター系にはあまり出かけられないのかなと思っていたのですが、これを逃さす観てもらえて嬉しいですー。
おおお、ベストっすか。『ミルク』を越えた?!
私もジェンキンスさん出演作は観ているはずなんですが、今までは全然認識なくて。
今まで知らなくてごめんなさいな、本当に素晴らしい俳優さんですねー。
無気力さも無力さも細やかに表現してくれましたよね。
そうそう、ショーンもミッキー・ロークもよかったけど、ジェンキンスさんでも!って思えました。
そして、監督!こういう脚本を描ける人が今のアメリカにいてくれることがとても嬉しいのですー。
Commented by mezzotint at 2009-08-27 09:34 x
かえるさん
こんにちは♪
じわっと心にしみる良い作品でした。
私もジェンキンスさんが出ておられる作品観ているのですが、
まったく記憶になく(汗)最近ではコーエン兄弟の
バーンアフターリーディングに出演されていることが分かりました。
それにしても脇役40年にしてようやくの初主演、素晴らしい作品
で素晴らしい演技を見せて頂けたことに感動もんです。
監督のトム・マッカーシ―、監督2作目でこのような秀作とは
驚きです。オリジナルというのがやっぱりいいですね。
Commented by CaeRu_noix at 2009-08-27 22:55
mezzotint さん♪
じわーんと染みましたよねー。
そうなんですよ。俳優さんの顔を覚えたり、見分けたりすることがそもそも得意じゃない私なので、ジェンキンスさん作品もあれこれ観ているのに全然認識がなかったんですよね。
私もバーンアフターリーディング、観たのだけど・・・。
そして、ようやくのアカデミー賞ノミネーばんざーいですよね。
どんなに演技力が秀でていても、注目作で目立つ役を演じる機会がなくちゃ評価されないわけで。
この機会があってよかった。この映画がつくられてよかったなぁと。
面白い小説やアメコミを映画するという企画もそれはそれでエキサイティングなんですが、映画ならではの表現というものがあるので、私はやっぱりオリジナル脚本ものの味わいが好きなんですよねー。
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