かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『コネクテッド』 保持通話
2009年 08月 19日 |
ケイタイの機能進化とともに、アクションも増強。

監禁された女性からのSOSを携帯電話で受けた運転中の男性が事件解決のために奔走するサスペンス・アクション『セルラー』の香港リメイク。



このジャンルの映画は私にとっては重要度は低いのだけど、『セルラー』は評判がよかったからDVDで観たのだよね。好評なのも納得の手に汗握るスリリングな面白さだったように記憶しているけど、この手のものはそんなには心に残らないので、細かいことは忘れてしまった。ウィリアム・H・メイシーがとってもよかったことだけは憶えていたけれど。

面白かったのに、心には残っていないおかげで、リメイク版もちゃんとハラハラ楽しめちゃうものだった。スリリングなアクションシーンが次から次へと展開。ハリウッドものをあえてリメイクするだけのことはあって、アレンジも加えつつ、しっかりつくられていた印象。ハリウッド版に比べて、こちらの主人公男性アボンは、ハリウッド版のいかにも運動神経よさそうな主人公とは違って、ごく普通の市民であるところに一層のハラハラ感があってよかったかも。

といいつつ、やっぱりこの手のアクションものにはどっぷりハマる持久力のない私。途中はちょっと心が離れて、ココ・シャネルのことや青豆と天吾のことなんかを考えてしまったり。やっぱり最後に助かることを知っているのがダメなのかなぁ。あんなにメンバー数いるなら、監禁の見張り番を1人くらい置くものでしょう?とか気になってしまったじゃない。娘の特徴は、何よりもまずメガネをかけていることでしょう!とか、どうでもいいことにツッコんでしまったりー。香港のケイタイショップは、充電サービスはないのん?

と、終始どっぷりというわけにはいかなかったけど、全般的にはオリジナルに負けないほどに楽しめたかな。そろそろ事件解決かなーと思いきや、また大きな危機が襲いかかって、そのクライマックスの盛り上がりにはワクワクしちゃった。こちらでもやっぱり、ファイ刑事が関わってきたら俄然面白くなった感じ。リウ・イエは目元に愛嬌があるから、悪役はどうも似合わないと『ブラッド・ブラザーズ』の時に思ったのに、本作では堂々、悪玉のボスの凄味をみせてくれたからみなおしちゃった。

アクションシーンにそんなに手に汗を握らない私としては、ファイ刑事がこの一仕事でやりがいと誇りを取り戻したっていうあたりが好きだったな。そして、『3時10分、決断のとき』と感動ポイントは同じじゃないかっていう感じなんだけど、父親の行動にがっかりしてばかりだった息子が、ニュース映像で父親がヒーローな活躍をしたことを知って大喜びをするシーンに感涙。緊迫したスリルとアクションの後に訪れる感動には、ひと際のカタルシスがあるのだ。

自分なら、知らない人から電話がかかってきて、助けてって言われてても、きっとすぐ切っちゃうと思うけど。

配線ができるって尊敬。

香港映画なのに、おいしいものを食べるシーンがなかったのは寂しい。ファイ刑事はあの後何を?

『天使の眼、野獣の街』の方が面白かったような気もする。
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by CaeRu_noix | 2009-08-19 23:59 | CINEMAレヴュー | Comments(0)
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