かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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第66回ヴェネチア国際映画祭受賞結果-2009
2009年 09月 13日 |
ヴェネチア国際映画祭が閉幕ー。



コンペティション部門の受賞結果。

▼金獅子賞

・『Lebanon』 (レバノン) ・・・ サミュエル・マオズ(MAOZ)監督/イスラエル仏独

1982年のレバノン侵攻をめぐる監督自身の記憶を基に、ほとんどが戦車内で撮影されたという密室劇な戦争映画。
今年公開される『戦場でワルツを』と同様に実体験者が描くレバノン。


▼銀獅子賞・監督賞

・シリン・ネシャット ・・・ 『Zanan Bedone Mardan』(Women Without Men)/独墺仏

1953年に民主政権を転覆したシャーによる独裁政権下のイランで、女性たちがいかに抑圧された生活を送ってきたかを描く。
アメリカで活動をするイラン生まれの女性映像作家の初長編映画。
美術界ではとっくに世界的に評価されているアーティストが映画でも栄誉を獲得。
坂本龍一さんが音楽を担当!


▼審査員特別賞d0029596_1371998.jpg

・『Soul Kitchen』(ソウル・キッチン) ・・・ ファティ・アキン監督/独

ハンブルグを舞台に、ギリシャ・レストランの経営者を描くアキン監督初のコメディー作品。
モーリッツ・ブライブトロイに、ビロル・ユーネルも出演!
我らがファティ・アキンは、いつもいつも、しっかり何かの賞を受賞してくれるから嬉しくなりますねっ。


▼男優賞

・コリン・ファース ・・・ 『A Single Man』 (ア・シングル・マン)/米/トム・フォード監督

ゲイのイギリス人教授ー。


▼女優賞

・クセニア・ラパポルト(Ksenia RAPPOPORT) ・・・ 『Giuseppe CAPOTONDI』(対の時間)/伊/ジュゼッペ・カポトンディ監督


▼マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)

・ジャスミン・トリンカ ・・・ 『Il grande sogno』(大きな夢)/伊/ミケーレ・プラチド監督

今更新人という感じでもないと思うのだけど、イタリア一押しの若手女優さんなのでしょうー。


▼オゼッラ賞・技術貢献賞賞

・シルヴィ・オリヴェ(Sylvie OLIVE) ・・・ 『Mr. Nobody』/仏


▼オゼッラ賞・脚本賞

・トッド・ソロンズ ・・・ 『Life during Wartime』/米

極限状態の戦時下を描いたブラックなコメディ?
シュールに毒々しいソロンズ脚本の評価は嬉しく。


コンペ出品作は知らない監督作品もわりと多いという印象だったのだけど、その受賞結果はなかなか興味深いものとなっていました。
今年はヴェネチアまでも、ちょっと重めの社会派作品が主要賞に目立ち。
そんな中で、バランスを取るべく?ファティ・アキンのコメディなんかが評価されたり。
このジャンルだと、金獅子賞だから、はい公開、とすぐには結びつかない我が国なのですが、是非とも観る機会があることを望み。
『ソウル・キッチン』 も楽しみー。
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コンペティション部門作品紹介/シネマトゥデイ
河北新報社
Venice Biennale
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by CaeRu_noix | 2009-09-13 09:20 | 映画ネタあれこれ | Trackback | Comments(4)
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Commented by acine at 2009-09-13 19:34
へ~ぇ! なかなか面白い結果ですね!
コリン・ファースとは意外!個人的には、女優のクセニアさんが
”題名のない子守唄”で、物凄く印象的だったので、嬉しいです。
Commented by CaeRu_noix at 2009-09-13 23:32
acine さん♪
ありがとうございますー
そうなんですよー。地味目なのかもしれないけど、なかなか興味深い結果となりましたー。
コリン・ファースの受賞はめでたいですよねー。
彼は大いに演技派と思っていましたが、受賞経験はあんまりないんですよね。
ようやくその実力が評価されたようで何よりー。
この受賞した出演作もぜひぜひ観たいですー。

そうか、クセニアさんって、なんか聞いたことがある名前だなぁって思っていたのですが、”題名のない子守唄”の彼女かー!
実は、allcinemaで検索したのですが、引っかからなかったんですよね。
それもそのはず、表記がラポポートじゃなくてラパポルトだったんだ・・・。
いやー、スッキリ。acine さん、ありがとうー。
名前のカタカナ表記は統一してくれよーっていつも思います。
ジャスミン・トリンカも、この受賞ニュースではヤスミンと書かれているのが気になりました。

クセニアさん作品も観たいー。
ヘルツォークのもパトリス・シェローのもクレール・ドニのもジャコ・ヴァン・ドルマルのもジェシカ・ハウスナーのも観たーい。
Commented by mig at 2009-09-18 11:38 x
かえるさんこんにちは★
詳しい記事ありがとうです♪
トロント映画祭以外はヴェネチアくらいしかチェックしてないわたし(笑)
『戦場でワルツを』も気になってたけど(祝 来月公開!)
金獅子賞のは是非観たいなぁ。。。

また来ますね〜★
Commented by CaeRu_noix at 2009-09-19 00:57
mig さん♪
ありがとうございますー。
そうなんですかー。カンヌ、ベルリンに比べたらヴェネチアは興味があるんですね♪
私はコンペの結果に関しては、三大映画祭だけは記事にしていますー。
世界各国の映画祭に興味はあるんだけど、たくさんありすぎて、いちいちちゃんとはチェックできないですよねー。
でも、トロント映画祭は規模が大きくて断然、注目ですよねー。
migさんは、華やかな映画祭体験をされたことがあるなんて本当にうらやましいですー。
私は行くならカンヌかな。って、妄想レベルですが・・。
『戦場でワルツを』は大評判をよんでいただけのことはありました。
こちらの金獅子賞のは日本公開は難しそうな感じもしますが・・・
レバノンといえば、内容は全然違いますけど、女性群像劇の『キャラメル』がよかったですよー。

トロントレポートも引き続き楽しみにしていまーす。
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