かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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「メアリー・ブレア展」
2009年 10月 04日 |
10月5日(月)まで東京都現代美術館にて開催の「メアリー・ブレア展」に駆け込みー。



東京都現代美術館のあたりには何かのついでに行く機会もなく、立地的に足を運びにくいうえに、かなり混んでいるらしいということで。混んでいたら、並んだり待ったりと時間も余分に必要になるから、更にまとまった時間が必要だと、終了間際は余計に混むというものだと知りながらも、先延ばしに。それが、そろそろタイムリミット、観念して行って参りましたが、見送らないでよかった、充実した素晴らしき美術展でありました。いつもの美術館は、見るのに1時間を予定しても、3、40分で見終わっちゃうことが多く。だけど、これは、じっくり見るなら1時間では足りないほどで、ボリューム満点の見ごたえのあるものでした。

d0029596_0462467.jpgメアリー・ブレアのことは今回初めて知ったのだけど、ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」をデザインした人だと知って、嬉しくも興味津々。私は別段、ディズニーキャラ好きでもないし、ディズニーランド・フリークでもないんだけど、なんせTDLができた当時、最も私の心をワクワクさせたのは、「イッツ・ア・スモールワールド」の外観デザインだったのだもん。ピンクやブルー、パステルカラーの三角に彩られたメルヘン世界の象徴という感じのお城がとっーても大好きで。初めてTDLに行った時はあの建物を背景にバシバシ写真を撮ってもらったもの。ファンタジーランドが断然好きだったなぁ。キャラクターにはさほど興味はないんだけど、メルヘンな世界のビジュアルが好きな私にはとても魅力的な作品群。

d0029596_04653100.jpgコンセプト・アートっていうのが本当に面白くてステキなの。似たような構図で、いくつものバリエーションのものが連なっていたり、ストーリーが展開していたり。「ふしぎの国のアリス」も「ピーター・パン」も大好き。ディズニーアニメになったものは、キャラクターが輪郭線の濃いアニメ絵だから、それほど好きではないのだけど、メアリーさんの描くものはまさにアートであって、キャラクターの背景に風景があるのではなくて、月も川も草木もシルエットも、そこに描かれているもの全てが調和した主役という感じ。シルエットがすごくいい。

ディズニーランドというのはいかにも先進国な北半球的な存在だと思っていたのに、メアリー・ブレアその人の転機になったのは、南米旅行であったという事実にも何だか嬉しくなった。彼女のこのビビッドな色使いは、南米で見たものにインスパイアされたものだったとは。そんなわけで、南米のスケッチもよかったなぁ。人工的という感じのディズニーの世界だけど、ラテンアメリカの大地で息吹いたものがそこに含まれていたとは。夢の世界は想像力だけで紡げるものでもなくて、才能×体験あってこそのものっていうのが感慨深かったり。

どこをとっても素敵なメアリー・ブレアのアートの世界でありました。

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↑これは10年くらい前?

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by CaeRu_noix | 2009-10-04 23:59 | Art.Stage.Book | Trackback | Comments(0)
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