かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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2009年12月鑑賞作メモメモ
2009年 12月 28日 |
一言感想。



10、11月は映画祭鑑賞作が多かったのだけど、今月は一般公開新作を普通に観てます。
なんだけど、ほとんどレヴューを書いていないので、今月鑑賞した映画の一言感想の巻。
(公開日順→鑑賞順)

あと、お知らせ。emoticon-0157-sun.gif
iPhoneにしたので、これまでのケイタイメールアドレスが無効になりましたの件。よろぴく。


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・『副王家の一族』。豪華コスプレ歴史もの、こってり愛憎劇は見ごたえあり。シニカルな笑いをもたらすエピソード、描写が結構あったのがよかったな。傲慢公爵は津川雅彦似。『山猫』のような気品あふれる壮大な芸術作品ではないんだけど、しっかり満喫。衣装がステキだった。

・『クリスマス・キャロル』は技術がもったいないって感じだった。こういうのってキャラクタが魅力的じゃなくていいの?せっかくの爺さんロードムービーなのに。『ストレイト・ストーリー』の方が断然いいよ。(比べるもの間違ってる?)

・『千年の祈り』は映画的なものがなさすぎ。小説読んで頭に浮かぶ情景のようなシンプルさ。小説的エピソード。

・『ピリペンコさんの手づくり潜水艦』でほほえましいひと時を過ごす。同じドキュメンタリーなのに、ふれでりっく・わいずまんのそれとは大違い。こちらはホームビデオみたいなノリなんだけど、それがなごむんだよね。夢いっぱいの打ち込める趣味があるって素晴らしい。ウオッカもうまそうだった。

・『ブラック会社に勤めてるんだが』は『沈まぬ太陽』より好感のもてるつくりだったな。藤田さんには裏があると踏んでたのに完璧エエ人だったのはちと寂しかったけど。にしても森本レオはITな会社なんてやらなそう。喫茶店か古本屋だよねぇ。あんな会社はやだけど、森本レオな上司は好きかも。

・『赤と黒』なんちゃら版。ジェラール・フィリップ様麗しく。グリーン・アイズ!劇場で販売されてたアニエス・ヴァルダが撮った写真集もまた魅力的。

・『カールじいさん』の序盤では『メアリーとマックス』を思い出した。結局最も好きなのは序盤30分かも。ああ、エミリー。爺さん+少年ものはツボなので勿論2人の関係性の変化には感動したけど。マンツがちと不憫。悪役のさだめは厳しいのだな。

・『インフォーマント!』はソダーバーグのクレバーさにまたほれぼれ。こういう目線、こういう質感で撮られた実事件ものって珍しいような。てっきりサスペンスなシリアス系と思って見始めたら、じわりじわりとさらりさらりと可笑しみが。この軽妙さが痛快。あじのもとだよ、ライジング・サンだー

・『カティンの森』には息をのみ、息が止まり、やかて静かに感嘆。先入観など無くとも当事者たる厳格さがこれでもかと伝わってくる。何故かロメールの三重スパイを思い出した。

・『パブリック・エネミーズ』は銃撃戦が迫力満点お見事。マリオンがよかったな。ジョニデの色香はもっとほしかった。私も最期にあんな伝言を遺す人になりたいものだ。音楽は好き。

・『パチャママの贈りもの』は6年かけて撮っただけあって被写体との距離が近くてまなざしがあたたか。ボリビアの大地とそこに生きる人々の姿に心つかまれる。アルパカじゃなくてリャマという動物の愛くるしさにも大注目。リャマの群れを連れたロードムービーって最高だ。私好みな幸福ムービーでした。

・『蘇りの血』はすいていた。それも納得。私はこういうのは嫌いじゃないけど。音楽、その使い方(てか流しっぱなし)がダメだった。やろうとしていることそのものはいんじゃないかなと。心には響かないけど。映画版『蟲師』みたいに自然を撮ってほしかった。湯気の撮り方などをもっとー。

・『ベジャール、そしてバレエはつづく』  興味あるのはベジャールの方なのだけどその振り付けは幾分奇抜過ぎるので、後継者ジル・ロマンが担った舞台/振付による本作のバレエシーンはしっくり楽しめた。ワイズマンのような撮り方の方がそりゃあよりしびれるけど、踊る映像にはやはり魅せられる。

・『牛の鈴音』 素朴さ、自然をめいっぱい演出しているような作り込み、あざとい感じがそんなに好きでなく。それでいて、撮り方や音響設計、編集の仕方は粗野に思えたり。鈴音がバランス悪く響きすぎ。と技術的には好みじゃなかったものの、素材そのものは微笑ましく、じいさんの仕事姿勢・主義には感銘。

・『バッタ君町に行く』 は懐かしくてハッピー。虫たちから見た人間の世界描写もすごく面白くて、こういう視点はこの頃に確立されていたんだなとしみじみ感動。音楽が豊かで素晴らしくて、極上ミュージカルにも仕上がっていたのがとてもよかった。

・『アバター』は予備知識ほぼゼロで行って、思いのほか好みのテーマ、物語性を持っていたので好感触。てっきり無機質なSF世界ものだと思ってたので、魅惑の動植物たちにわくわく。有機的なものがあふれていて嬉しくなった。なるほどもののけ。あにみずむバンザイ。戦闘はあれだけど概ね至福の映像体験。

・『よなよなペンギン』は美術が超好みでコミカルが混じったメルヘン世界にわくわく。七福神いいな。フランス入るとこういうアートなタッチになるのが好き。村の風景はムーミン谷的に好みだったんだけど、りんたろう監督が関わってきたタイトルを見て納得。70年代アニメが今時技術で蘇る感触が嬉しい。


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って、今書いたわけじゃなくて、ツイートをコピペしました。手抜きですみませ~ん。

『カティンの森』は個別レヴューも書きたいんだけど、どうかなどうかな。

年内はあと、『牛の鈴音』を鑑賞予定。
『バッタ君町に行く』、『ベジャール、そしてバレエはつづく』も行けたら。

12/26公開の『ずっとあなたを愛してる』、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』、『海角七号 君想う、国境の南』は潔く、来年鑑賞に回しますー。

シネマヴェーラにも行きたいの。


↓リャマが本当にラブリーなんだってばー!





アバターもすごかったけど、私はよなよな世界を眺めている方が好きかも。
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by CaeRu_noix | 2009-12-28 11:36 | CINEMAレヴュー | Trackback(1) | Comments(0)
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