かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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第67回ヴェネチア国際映画祭受賞結果-2010
2010年 09月 13日 |
コンペティション部門の受賞結果について。



ヨーロッパはイタリアで開催された伝統あるベネチア映画祭なのだけど、今年の受賞結果はタランティーノ審査委員長の色を感じる面白くもアメリカンな結果と相成りましたね。

▼金獅子賞

・『SOMEWHERE』 (サムウェア) ・・・ ソフィア・コッポラ (アメリカ)

スティーヴン・ドーフ扮するハリウッドスターのエル・ファニング扮する娘との再会の物語。
ソフィア・コッポラの映画が大好きな私はこの結果は嬉しいけれど、ソフィアがベネチアで最高賞というのは意外や意外。
元カノに最高賞を贈っちゃうなんてタラったらー。
ソフィアの元夫スパイク・ジョーンズがキクチリンコと熱愛なんて報道もあったりと、この界隈に久々に注目しちゃったわけだけど。
とにかくひたすら映画が楽しみ。日本公開は来年4月。

▼銀獅子賞・監督賞

・アレックス・デ・ラ・イグレシア ・・・ 『BALADA TRISTE DE TROMPETA』 トランペットの悲しいバラード(スペイン、フランス)

1930年代フランコ独裁政権下のスペインを舞台に、サーカス団の2人のピエロと空中ぶらんこ乗りの女性の三角関係が描かれる。
アレックス・デ・ラ・イグレシアって、『どつかれてアンダルシア』の監督じゃないですか。
脚本賞とW受賞なんて。

▼審査員特別賞

・『ESSENTIAL KILLING』(ポーランド、ノルウェー、ハンガリー、アイルランド) ・・・ イエジー・スコリモフスキ

アメリカ兵に捕らえられ移送されるタリバン兵の逃走を描く。
イエジー・スコリモフスキの復活に一昨年から注目してきたわけだけど、自ら「生涯のベスト作」と評していたというから、喜ばしき受賞。
観たい!

▼男優賞

・ヴィンセント・ギャロ ・・・ 『ESSENTIAL KILLING』

スコリモフスキ映画の主演がギャロっていうことで大注目だったわけですが、見事に受賞。
台詞はほとんどないというタリバン兵を演じたそう。
同じくコンペに出品されたギャロの監督作の評判はさんざんだったようですが、俳優ギャロは栄誉に輝いたー。
このヴェネチアでギャロ復活の感があって、とても嬉しい。

▼女優賞

・Ariane LABED ・・・ 『ATTENBERG』(ギリシャ)

社会になじめない23歳の女性を演じて。

▼マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)

・ミラ・クニス ・・・ 『ブラック・スワン』 ダーレン・アロノフスキー(アメリカ)

評判も上々のニューヨーク・シティ・バレエが舞台のアロノフスキー作品ということで、それはもう楽しみなのですが、注目の俳優はナタポーばかりではないのね。

▼オゼッラ賞・撮影賞

・MIKHAIL KRICHMAN ・・・ 『SILENT SOULS』(OVSYANKI) アレクセイ・フェドルチェンコ(ロシア)

二羽の小鳥を伴い、妻の亡骸を聖地へ葬る旅路?
映像が素晴らしく美しそう・・。観たいよぅ。

▼オゼッラ賞・脚本賞

・アレックス・デ・ラ・イグレシア ・・・ 『BALADA TRISTE DE TROMPETA』 

▼特別獅子賞

・モンテ・ヘルマン (これまでのすべての業績に対して)

久々にメガホンをとったヘルマンはタランティーノの恩人とも言えるそうで、こんな特別賞が授与され。
どうでもいいけど、GOLDEN LIONを金獅子というのは慣れちゃったからいいけど、特別獅子賞ってなんかヘン。でもスペシャル・ライオン賞じゃダメ?


日本勢は無冠で残念でありましたが、『十三人の刺客』も『ノルウェイの森』も(『冷たい熱帯魚』も)観るのが楽しみです。
他の出品作も一つでも多く見る機会が得られたら嬉しいなって。
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by CaeRu_noix | 2010-09-13 12:59 | 映画ネタあれこれ | Trackback | Comments(2)
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Commented by cinema_61 at 2010-09-14 21:27 x
お久しぶりです。
ヴェネチア映画祭の結果はいろいろ物議を起こしているようですが・・・タランティーノ監督が仰るように「作品が素晴らしいから受賞した」ですよね。私もソフィア・コッポラの作品好きなので「サムウエイ」は楽しみ!来年ですか~
でもって今日映画館で「ノルウェイの森」の予告見ましたが、トラン監督らしく色使いが素晴らしい~帰宅後ビートルズの曲(ノルウェイの森)聴きたくなって聴いてます!
Commented by CaeRu_noix at 2010-09-15 09:42
cinema_61 さん♪
コメントありがとうございます。
いやー、なんとも興味深い受賞結果ですよねー。
審査委員長の一存で決定されるものじゃないとは思いつつ、タラじゃなかったらありえない顔ぶれ。
でもそうなんです。ソフィア・コッポラの映画そのものが大好きなので、マリー・アントワネットが映画祭で評判がよくなかったことを思い出すにつけ、この度の最高賞はとっても喜ばしいなって。
来年春公開予定。楽しみですよねー。
そう、『ノルウェイの森』も非常に楽しみ。
注目の春樹原作ということで、否定的な声があがることは必須ですが、トランン・アン・ユンの映画ですから、とにかく美しいに違いないですもんねー。
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