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第64回カンヌ国際映画祭 -2011
2011年 05月 25日 |
第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の受賞結果

メモ



パルムドール Palme d'Or
・『ツリー・オブ・ライフ』 THE TREE OF LIFE (米)
      ・・・・・テレンス・マリック監督

1950年代のアメリカ中西部を舞台に、少年から大人への人生の旅が描かれる。
ブラッド・ピットが少年の父を演じ、ショーン・ペンが少年の現在を演じる。
8月12日日本公開。

グランプリ
・『LE GAMIN AU VÉLO』 The kid with a bike/ 自転車の子ども (仏、ベルギー、伊)
    ・・・・・ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督

児童施設に預けられていた12歳の少年が父親を見つけ出そうと施設を抜け出す。
オーディションで選ばれた少年とセシル・ド・フランスが共演。
日本公開予定。


・『BIR ZAMANLAR ANADOLU'DA』 Once upon a time in Anatolia 
   昔々アナトリアで (トルコ、ボスニア=ヘルツェゴビナ) 
    ・・・・・ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督 Nuri Bilge CEYLAN


監督賞
・ニコラス・ウィンディング・レフン監督 Nicolas WINDING REFN
    ・・・・・ 『DRIVE』 (米国) 

デンマーク人監督なんだけど、アメリカ映画。
ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ロン・パールマンが出演。
昼間はハリウッドのスタントマン、夜は強盗の逃走車両のドライバー。
日本公開予定らしい。


脚本賞
・ジョセフ・シダー
    ・・・・・『Footnote』 脚注 (イスラエル) 

エルサレムのヘブライ大学で教鞭を執る父と息子は宗教的見解の違いから対立…。
ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞した『ボーフォート -レバノンからの撤退-』の監督。


女優賞
・キルステン・ダンスト 
    ・・・・・ 『メランコリア』 - -ラース・フォン・トリアー監督(デンマーク他)
日本公開予定


男優賞
・ジャン・デュジャルダンJean DUJARDIN
    ・・・・・ 『The Artist』 ミシェル・アザナヴィシウス監督(仏)
日本公開予定


審査員賞
・『POLISSE』(仏) ・・・マイウェン監督 

『フィフス・エレメント』などに出演していた女優マイウェン・ル・ベスコの監督作。


▽カメラドール(新人監督賞)
・『Las Acacias』 Pablo Giorgelli監督(アルゼンチン)


三池崇史監督『一命』、河瀬直美監督『朱花の月』は無冠。

アキ・カウリスマキの『Le Havre』の評価がかなり高かったようですけど、パルムドールは寡作のアメリカの巨匠テレンス・マリックに。
デ・ニーロが審査委員長だから順当なのでしょうけど、去年バートンでアジアのアピチャッポンが最高賞だったことを思うと、アメリカの名監督にというのは個人的にはちょっと淋しいかも。
でも、物語的には何かよくわからないらしい芸術性高きマリック作品にパルムドールというのはやっぱりカンヌならではなのかもしれません。
ダルデンヌ兄弟はお馴染みすぎますが、ベルギー人のセシルを起用したあたりが興味深いところ。
そして、トルコのヌリ・ビルゲ・ジェイランのグランプリも嬉しい。
そろそろ日本もヌリ・ビルゲ・ジェイランの映画を配給してもいいんじゃないのかなぁ。
映画祭と放映ものを2本観て、この監督の映像には惚れ込んでいますから。

そして、キルスティン・ダンストの女優賞はとても喜ばしい。
何しろ、直前に物議を醸したトリアー監督の問題発言事件。
トリアーファンの私としては、ラースってそういう奴だよねぇって微笑ましく思える部分もあるのだけど、ジョークで言ってるとは百も承知なんだけど、やっぱり公の場で、カンヌ映画祭で、そういう不謹慎なことを言うべきじゃないというのは当然のことなわけで・・・。
映画祭途中に追放されたというのは悲しいことだけど、出品作が除外されることがなかったのは何よりでした。
トリアーの発言を隣で聞いて動揺していたキルスティンだったけど、劇中での女優ぶりは素晴らしかったようで、脱ぎ損にならなくてよかったです。

ここのところしばらくは日本におけるヨーロッパ映画、アート系作品の公開状況は淋しい限りだったのですが、聞くところによると今回は久しぶりにマーケットに出かけた日本勢も活発に動いていたそうで、コンペ出品作も日本公開予定になっているものが結構あるみたい。
それがとにかく嬉しいわけです。
トリアーにナンニ・モレッティ、リン・ラムジーパオロ・ソレンティーノ、劇場鑑賞できる日が楽しみ。


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by CaeRu_noix | 2011-05-25 12:37 | 映画ネタあれこれ | Comments(0)
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