かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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ブルーノート東京でミシェル・ルグラン・トリオ
2011年 09月 08日 |
あのミシェル・ルグランの来日公演へ!



大好きなフランス映画に欠かせない映画音楽の巨匠、『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』の素晴らしい楽曲を生み出したミシェル・ルグランが来日。生演奏を聴ける機会を逃す手はありません。今回は東京国際フォーラムでの「TOKYO JAZZ FESTIVAL」の出演もアナウンスされていたわけですが、JAZZを聴くなら、コンサートホールよりももう少し密な空間でお酒を飲みながらの方がいいなぁとかねがね思っていた私は、ブルーノート東京のステージをいそいそと予約。とてもとても久しぶりにブルーノート東京へ足を運びました。

ルグランのことを知ったきっかけも、その音楽性に惹かれていったのも、一にも二にも映画音楽であったから、コンポーザーとして名前を見聞きすることがほとんどだったそのマエストロご本人が、この夜同じ空間で、自由に軽やかにピアノを弾いていることにまずは感動せずにはいられなくて。そのお姿はリラックスして楽しげに弾いているように見えるのだけど、その指は滑らかにスピーディに動き、軽快でありつつ情熱的な演奏に夢中にさせられっぱなし。ルグラン・スコアならではの豊潤なメロディがJAZZのスタイルで弾ける感じがたまらなくいいのです。

見た目はすっかりおじいさんなのに、老いなんて少しも感じさせないエネルギッシュで軽快なプレイ。それでいてベテランの余裕で、真剣演奏の狭間に愛嬌のあるふるまいがあって、チャーミングなお人柄にも改めて惹かれるのでした。MCは英語なのですね。そして、英語でもフランス語でも自在に歌を聴かせてくれるのだからスゴいです。歌うほどに指の動きも調子づくかのような。ルグランの歌とピアノを尊重しつつも、熱いセッションが展開した、ベースとドラムスの音の重なりにも大興奮。

リクエスト・コーナー?では「THE THOMAS CROWN AFFAIR」という声が聞こえた。『華麗なる賭け』(1968)の「風のささやき」という名曲にはそれはウットリ。でもやはり、なんといってもアンコールで弾きがたってくれた「シェルブールの雨傘」の甘美さといったらない。ロシュフォール派の私もこの時ばかりは、このステキなひとときがルグラン師匠の象徴的な代表曲、せつない美しい調べで締めくくられることに、最後にその曲を聴かせてもらえたことに、ただただ心震わせたのでした。よかった!



<MICHEL LEGRAND TRIO>060.gifd0029596_1225868.jpg

Michel Legrand(p)
ミシェル・ルグラン(ピアノ)
Pierre Boussaguet(b)
ピエール・バウサエ(ベース)
Francois Laizeau(ds)
フランソワ・レゾー(ドラムス)

2011 9.4sun [2nd]



Bloggin' BLUE NOTE TOKYO by 原田和典
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by CaeRu_noix | 2011-09-08 23:59 | Art.Stage.Book | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from Days of Book.. at 2011-09-09 14:01
タイトル : ミシェル・ルグラン 贅沢な時間
Michel Legrand trio live, splendid! ミシェル... more
Commented by at 2011-09-09 14:00 x
ルグランのライブ、かえるさんもお出ででしたか。私も行きました。もっとも私は映画音楽というより、若い頃「ルグラン・ジャズ」を聞いたその記憶からでしたが。でも本当に楽しくて、とても歳には見えないエネルギッシュな演奏でした。アンコールは「シェルブール」の弾き語り? 私の回は、ジャズだけでなくボサノバやタンゴ、それにロシア民謡で聞かせてくれるサービスぶりでした。それにしても素晴らしい時間でしたね。
Commented by CaeRu_noix at 2011-09-10 09:11
雄 さん♪
おお、行かれましたかー。さすが、JAZZの雄さん!
ブルーノートはお高いので、日常的には行かれかせんが、ルグランの来日とあって、いそいそと出かけましたよー。
かの有名なルグラン・ジャズもたぶんちゃんと聴いたことはなかったんですが、雄さんの記事であれはルグランは演奏はしていないということを知りました。
(関係ないですが、うちにあるエリック・サティのCDの演奏者がルグランだと後で気づいたなんてのはあり)

タンゴにロシア民謡調ですかー。
シェルブールの時はシェルブールだ!ということに興奮してそれがどういうふうにアレンジされたかをちゃんと認識してなかったんですが、そんなふうではあったかも?な自在な弾き方でした。

ホントにステキな時間でした!
JAZZ熱及び生演奏JAZZ熱が上昇。
ルグラン師匠には今後もお元気に活躍してほしいですー。
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