かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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駆け足で駆け込み MOT/ゼロ年代のベルリン展、建築展
2012年 01月 10日 |
神保町シアターで観ようと思った映画のチケットが完売し、急遽予定変更、半蔵門線を乗り継いで、東京都現代美術館へ。他の美術館ならともかく、MOTの企画展は映像作品も多いので、ゆっくり時間をかけるのが適切なんだけど。今回は時間もないままに、でも見られないよりは見られる方がいいよねと、最終日の「ゼロ年代のベルリン ―わたしたちに許された特別な場所の現在(いま)」と15日までの「建築、アートがつくりだす新しい環境―これからの“感じ”」展を駆け込みで駆け足鑑賞。


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時間がないなら片方にするのが妥当と思いつつ、どんどん貪欲、びんびん貧乏性なもので。お得な共通鑑賞券を買ってしまったの。ベルリンは最終日だし、あと一週間で終わる建築展にももう一度足を運ぶことは難しいしで。こんな見方ではそれぞれの展覧会の真髄への到達には程遠かったとは思うけど、自分なりに1600円分満喫したよ。30分以上の映像作品をじっくり観ることは当然諦めたので、フィオナ・タンの映像などが観られなかったのは残念だけど。


◎ゼロ年代のベルリン ―わたしたちに許された特別な場所の現在(いま)/東京都現代美術館

そういえば私、ゼロ年代のベルリンを訪れているんだよな、なんてことを思いながら。東側の方には廃墟となりつつある殺風景なビルがある一方で、中央の広場には代的な商業・文化複合施設が賑わっていたベルリン。

[出品作家]
ネヴィン・アラダグ、ヨン・ボック、フィル・コリンズ、オマー・ファスト、フジ・リユナイテッド(サイモン・フジワラ&カン・フジワラ)、イザ・ゲンツケン、カタリーナ・グロッセ、アリシア・クワデ、シモン・デュブレー・メラー、キアスティーネ・レープストーフ、アンリ・サラ、マティアス・ヴェルムカ & ミーシャ・ラインカウフ、ミン・ウォン、ヘギュ・ヤン、サーダン・アフィフ、ジェイ・チュン & キュウ・タケキ・マエダ、クリスチャン・ヤンコフスキー


フィル・コリンズ(Phil Collins)▼「スタイルの意味」2011

マレーシアのスキンヘッド・グループを題材に彼らの生活を建築や美しい音楽(Gruff Rhysの「Y Badan Bach」)とともに描き出す映像作品。
作品紹介(フィル・コリンズ)MOT STAFFブログ

Phil Collins - The Meaning of Style
スキンヘッドと仏像というのはオツ。幻想的でよかった。(アポチャッポン風味。マレーシアだからかツァイ・ミンリャンのことも想い出した。)


ミン・ウォン(Ming Wong)▼「明日、発ちます」 2010

一人で複数の役を演じての『テオレマ』(パゾリーニ 1968)の再演。

原美術館でじっくりミン・ウォンの楽しみ方は習得?したので、この可笑しみにすんなり入り込む。5つのスクリーンを同時に視界におさめることは無理にしても、やはり複数の画面を同時に観るとおもしろい。


マティアス・ヴェルムカ&ミーシャ・ラインカウフ(Matthias Wermke and Mischa Leinkauf) (パフォーマンスを行うヴェルムカと、それを記録映像として撮影するラインカウフによる旧東ベルリン生まれ二人組のアーティスト・グループ。) ▼「ネオンオレンジ色の牛」2005

ベルリンの地下鉄の線路内や橋の下などの様々な場所でブランコをゲリラ的に設置、こぐ様子を記録した映像作品

 街のそこかしこに現れるブランコのステキなこと!その場では大仕事なんだろうけど、ゆったり漕がれるブランコが街の風景にすっかり溶け込んでいて詩情あふれ。



◎建築、アートがつくりだす新しい環境―これからの“感じ”/東京都現代美術館

AMID.cero 9 ▼バルーン型のパヴィリオン「ゴールデン・ドーム」

マシュー・リッチー ▼連続する幾何学的なアルミニウムの構造体によって構成される作品「ドーン・ライン」
  展示空間に合わせ再構築されたこの作品は、構造体のアーチをくぐり抜けた先に、水の中で歪んで映る構造体が原始生物のように移動する映像作品「マーシナル」
 


荒神明香 ▼「コンタクトレンズ」大小619個のレンズによって構成される。 

ヴィム・ヴェンダース ▼「もし建築が話せたら…」2010年にSANAA が手掛けた《ロレックス・ラーニングセンター》を舞台に、人と建築の対話を描く3D映像インスタレーション 

美術館でも3Dメガネをかけるのだ。ヴェンダースは踊るピナ・バウシュばかりでなく、こういう3Dも試みていたのだね。


建築と美術、映像、垣根のない現代美術の表現を駆け足ながらも楽しめました。








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