かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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ドニ・ラヴァン出演の舞台 「眠りのすべて」 EN SOMME !
2012年 01月 30日 |
レオス・カラックスの『ボーイ・ミーツ・ガール 』『汚れた血』『ポンヌフの恋人』のアレックス、ドニ・ラヴァンが舞台に!



両国のシアターХ(カイ)で、「眠りのすべて」を観てきました。

睡眠障害の経験に着想を得た眠りをテーマにした作品。様々な睡眠障害をダンスとして演劇として表現。

構想/振付: マリオン・レヴィ
テクスト : ファブリス・メルキオ

出演:ドニ・ラヴァン、アリン・ブラズ・ダ・シルヴァ、ユンエ・キム、ダヴィッド・ルラ、マリオン・レヴィ



ドニ・ラヴァンのパフォーマンスを生で見たいというのが観劇の動機に他ならないのだけれど、このステージそのものも興味深く好感触のものだった。2009年の初演から続けられているこの舞台、なんとドニ・ラヴァンの出演は日本公演のためのものなのだそう。ドニ・ラヴァンのおかげで、日本公演も実現できたのかなと思えるし、その出演抜きでは見ることがなかったであろう舞台に私も出会うことができたわけで。

物語ではなくて、「眠り」というテーマが自由な発想でダンスパフォーマンスによって表現されるというのは好みなスタイルでした。どちらかといえば静的なものであるはずの睡眠を、あえて動きによって表すというのはおもしろいなぁと。人間が一人の人物を演じるのではなくて、状態やちょっとした動作が自在にダンスになって、イメージの紡がれるままに繰り広げられるという。そうそう、眠りとはこういう感じだよねって。

頭をバサって振るところだとか、ローザスみたいだなと思ったのだけど、それも納得、マリオン・レヴィはかつてローザスのメンバーだったのだそう。ローザスのダンスは大好きなので、その影響と捉えることが可能なローザス風の振りも目にすることができて高揚感も増した。3人の女性が男性が倒れそうになるたびに揃って枕をあてる動き、そのリズムがよかったな。

ドニ・ラヴァンのダンスは前半は出し惜しまれていたものの?ついに踊り出してくれてそれはもうワクワク。フワリと軽やかな跳躍にはもう嬉しくなりました。総勢5名という少数キャストだけど、皆で一斉に動き、踊ってくれるところはやはり見ごたえがあったな。他の出演者もそれぞれに魅力的で、表情豊かに時にセクシーに時にコミカルに演技/ダンスを見せてくれました。1時間という短い上演を大いに満喫。


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危なっかしい青年アレックスも今やいいオッサン。相変わらず個性的でありながら、素朴に愛想のいい柔らかなジェントルマン。終演後のトーク時には壇上で、他の人が話している間に、タバコを巻き始めるというマイペースな姿も垣間見せてくれたのに。その後に場を設けてもらえたサイン会時には、実に丁寧に優しい対応をしてくれていて驚いてしまった。サイン会というと、数をこなさなくちゃならないものだから、えてしてぞんざいになりがちなのに、ドニは一人一人に対して本当に丁寧にフレンドリーに接してくれていた。宛名と自分のサインの間に「Bon nenuit」なんて一言も書き添えて、写真に一緒に写るときは常に肩を組んで。そんなイメージの人じゃなかったから、自分の先入観を反省しつつも大感激。

日本に来てくれてありがとう。
カラックスの映画で再会できる日を楽しみしているよー。


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