かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
latchodrom.exblog.jp
(映画を見るのにいそがしくてブログはもう)
Top
『命ある限り』JAB TAK HAI JAAN (ボリウッド4)
2013年 04月 24日 |
シネマート新宿の大きい方のスクリーンでやっているうちに観てね!

ハリウッドを凌ぐボリウッド!!
シャー・ルク・カーンは世界最強のスーパー・スター俳優だ。キングの名に偽りなし。




<TVディレクターの卵のアキラ(アヌシュカ・シャルマ)は爆弾処理のエキスパートのインド陸軍少佐サマル(シャー・ルク・カーン)に出会う。10年前にサマルはロンドンで実業家の娘ミラ(カトリーナ・カイフ)と出会い恋に落ちたのだが・・・・。>

ハリウッド映画界はジャンル分けされすぎていて、マッチョなアクション俳優はもはやクールに闘うばかりで、ギター片手に街角で歌ったりはなかなかしてくれないものだけど。ボリウッドのスターは万能。1本の映画の中でいくつもの表情と多面的な活躍ををすところ無く見せてくれるのだ。それらをサラリと見事にこなし、マッチョアクションもミュージカルもコメディもセクシーシーンもサマになっているシャー・ルク・カーンって本当にすっばらしい。

『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』のマサラ上映はとても楽しくて、その興奮醒めやらぬうちにまた、キング☆シャー・ルク・カーン主演の見ごたえ満点のこってり大河ロマンなインド映画を体験できるなんて嬉しいよね。4本全部気になるけれど、アクションよりもミュージカルシーン目当ての私はまずはとにかく『命ある限り』を。命とか愛とか、映画のタイトルに使われるたびにいつもうんざりしている私だけど、ボリウッドの壮大なスケールのもとではその言葉が決して大げさにならないから不思議。

その劇的なドラマに自然と引きずり込まれてしまうのだ。ベタベタで王道なメロドラマと言ってしまうのは簡単だけど、巧妙なプロットで展開されていて、ところどころ意外だったり、膝をうったりして、めくるめく大河ロマンを飽くことなく楽しむことができる。サマルのまっすぐな愛と、それが叶わず選んだストイックな生き様に素直に心うたれてしまう。絶世の美女とキング・シャー・ルクの存在感をA.R.ラフマーンの美しく豊かな音楽が盛り上げて。なんとも贅沢でゴージャスな時間を堪能。

私の場合、ハリウッド映画に豪華なスペクタクルを求めるのは、SFやファンタジーという非現実的な舞台設定のもの方で、現代の恋愛映画なんかは等身大のキャタクターを日常的に描く方がいいと思っている。なのにインド映画に対しては意外なことに、富豪の一人娘の美女と実らぬ恋をした過去を持つ爆弾処理の不死身の兵士という、いかにもな設定にワクワクしちゃうのだ。これが娯楽映画というやつだ。年に数えるほどしか映画を観ない人はむしろコレを観ればいいのにと思うし、映画好きは当然ボリウッドもおさえようよと思うしね。

ヤシュ・チョプラ監督は本作の完成直後に急死したそうで。監督の仕事ぶりが移るエンドロールの映像にはこみ上げるものがあって、命ある限りというタイトルが別の意味合いで心に響いてくる。


・・






-
[PR]
by CaeRu_noix | 2013-04-24 10:00 | CINEMAレヴュー | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://latchodrom.exblog.jp/tb/18618120
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 4月26、27日公開映画など。 PageTop 4月19、20日公開映画など。 >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Beige Shade by Sun&Moon