かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『亀も空を飛ぶ』
2005年 10月 11日 |
同じ時代に同じ地球に同じ人間として生まれて来たのに、
どうして彼らばかりがこんなに辛い思いをしなくちゃならないの。
それが運命なんだから仕方ないと簡単に思うことはできない。
割り切れずにどうすることもできずにただやるせない思いが募る。



亀は甲羅を脱げない。

2003年3月、米軍によるイラク侵攻が開始され、国境の小さな村に運命の時が訪れる。
イラクのクルディスタン地方を舞台とした21世紀の叙事詩

クルド人の人口は、国家をもたない民族としては世界最大の2000万~3000万人。
トルコ、イラン、イラク、シリアにまたがる山岳地帯に居住。その一帯がクルディスタン。
トルコでも、イラクでも政府に弾圧をされ続けてきた。
フセイン政権が崩壊して、イラクのクルド人には状況改善の期待もおこるが、
果たして何かがよくなったのだろうか。
彼らの現実はほとんど何も変わっていないのかもしれない。

『酔っぱらった馬の時間』 でも少年少女のおかれた過酷な状況に打たれた。
家族を養うために危険な重労働を勤めるその姿に涙が止まらなかった。
そして、今作の主人公も子どもで、また痛々しい現実に打ちのめされる。
頭をハンマーで殴られたような衝撃とズキズキと響く痛み。

商業主義的な映画の子どもを主人公にしたお涙頂戴ドラマは好きじゃない。
けれど、伝えたい事実、訴えたいテーマがある作品は別。
"子供たちの惨状を目の当たりにし、戦争に異議を唱える映画を
作りたかった"という監督の真摯な思いをひしひしと感じた。
無邪気な子どもたちが主人公であるからこそ激しく胸を打つ。

事故で手や足を失ってしまったら、豊かな日本に住む私は
仕事や生活、趣味、スポーツをする際の不便さや不自由さを嘆き、
容姿を気にして、他人の目を気を病んで悩むだろうと思う。
ところが、クルドの子ども達にはそんなふうにウジウジはしない。
地雷の爆発で手足を失っても、誰をも恨まず現実を受け止める。
甘えているヒマはない、生活のためにやるべきことをやるだけ。
松葉杖をつきながら、あんなに早く走れるパショー。
両腕がないのに、地雷除去作業をし、赤ん坊を背負うヘンゴウ。
彼らのまっすぐさとバイタリティーに圧倒されるばかりだった。

地雷って、あんな材質なんだ・・・。
子ども達が地雷を掘り出す作業をするという日常にも驚く。
子ども達に危ない作業をさせてはいけないという常識はない。
それを当然のことと受け止めている姿が健気すぎる。
国連が買い取ってくれるというのは必要なシステムかもしれないが、
こんなことにも搾取が介在するのが腹立たしい。

私たちの目から見ると辛い日常ではあるけれど、語り口は
決して湿っぽくはなく、リーダーのサテライトの調子のよさ、
友達とのやりとりは、しばしば観客に笑いをもたらしていた。
どこにでもこういうフレキシブルで利発的な子はいるんだろうな。
サテライトがアグリンに恋心を抱いたことはとてもほほえましくて、
悲しい場面の多いこの物語の中、和めるエピソードだった。

アグリンとヘンゴウの兄妹のことはただ可哀想でならなかった。
親を失い、生活をするだけでもままならないというのに、
彼らは小さな胸に悲しみや苦悩を抱えているのだから。
サテライト達の明るさとは異なる2人の暗い表情がせつない。

ただ、この兄妹の存在が詩的に描写されていたのが救い。
アグリンは童話のお姫様のようで、悲劇がおとぎ話の色を帯び。
ヘンゴウが水中を泳ぐシーンも幻想的で哀しさが溶け出すかのよう。
マジック・リアリズム。大好きな映画的手法。

子ども達のパワフルな「生」のエネルギーにも感動しつつも、
罪のない人たちの生が脅かされている過酷な状況を見つめ、
戦争、紛争の愚かさを大いに実感できる素晴しい映画。

亀も空を飛ぶ  公式サイト
TURTLES CAN FLY/Lakposhtha ham parvaz mikonand 2004 イラク、イラン
監督.脚本 バフマン・ゴバディ 
出演 ソラン・エブラヒム、ヒラシュ・ファシル・ラーマン、アワズ・ラティフ

(岩波ホール)
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by CaeRu_noix | 2005-10-11 23:13 | CINEMAレヴュー | Trackback(30) | Comments(44)
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Turtles can fly 2004年 イラン=イラク 97分 監督 バフマン・ゴバディ 出演 ソラン・エブラヒム ヒラシュ・ファシル・ラーマン アワズ・ラティフ アブドルラーマン・キャリム サダムホセイン・ファイサル アジル・ジバリ イラク北部のクルド人の子供たちが主人公です。 国名とか民族とか事件とか、分からない方はそれぞれのリンク先へ飛んで読んでいただいたほうがいいと思うので説明は割愛します。 クルド人はトルコやイラン、イラクに分散して暮らす人々ですが、イラン・イ...... more
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監督 バフマン・ゴバディ 出演 ソラン・エブラヒム ヒラシュ・ファシル・ラーマン アワズ・ラティフ 2003年、イラクはクルディスタン地方の小さな村。 度重なる戦争で荒廃した村で、孤児の少年サテライトは逞しく生きている。 いかに自分を重要で必要な人間に思わせるか..... more
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タイトル : 亀も空を飛ぶ
 2003年のイラク北部クルディスタン地方の小さな村は、風光明媚な景色と山に囲まれつつも、湾岸戦争、イラン・イラク戦争以後の不安定な状況に置かれていた。  人々は、ニュースを求めている。今いる自分達の状況はどのようなものなのか。そして今、....... more
Tracked from 狐の穴にて at 2007-01-31 19:35
タイトル : 『亀も空を飛ぶ』『わが故郷の歌』
新文芸座の特集“アジア映画の輝きVol. 2 ー映画を通してアジアを見る”の2本立て。 評判はずっと耳にしていて気になっていたのに、何となーく縁がなくて観る機会を逃していた監督。それが、バフマン・ゴバ... more
Tracked from ポコアポコヤ 映画倉庫 at 2007-08-04 11:30
タイトル : 「亀も空を飛ぶ」感想
評判は聞いていたものの、想像したより、悲惨な内容でした。。。 子供が過酷な状況で生きている映画は、一番辛い。 ... more
Tracked from 銀の森のゴブリン at 2007-09-14 00:02
タイトル : 亀も空を飛ぶ
2004年 イラン・イラク 2005年9月公開 評価:★★★★★ 監督、脚本、製... more
Commented by face at 2005-10-13 03:05 x
こんばんはです。
「亀も空を飛ぶ」は、ホント、胸しめつけすぎで、言葉になりません。子どもたちが、無邪気な笑顔の裏で、有形無形の「甲羅」を背負ってる点が、とても哀しいです。

昨年のフィルメックス、今年の岩波ホールと2回見たんですが、ゴバティ監督の映像表現の「広がり」にも、驚きました。スケールの大きさだけじゃなく、現実と幻想の溶け合い方が、すごくイイですよね。
Commented by siro324 at 2005-10-13 11:06
かえるさん、こちらでははじめまして。
シロのママです。やっとお邪魔致しました。
もう、精力的に映画をご覧になっていらっしゃるのに、びっくり。
そして、その感想を、本当に丁寧に見事な文章で表現していらっしゃるのに感服いたしております。
また、ギュスターヴ・モローは、私の故郷にある大原美術館に“雅歌”が展示されていて、子供の頃から馴染みのある画家ですので、下の記事も興味深く拝見いたしました。


Commented by futaba0611 at 2005-10-13 12:27
こんにちは。
まだ「ルパン」を観れてませんが、こちらを先に観にいきます。
そして、コメント入れさせてもらいますね。
大切な映画なんですね。
Commented by GOGH at 2005-10-13 22:15 x
初めまして。GOGHと申します。
この度はトラックバックしていただきましてありがとうございます。
お礼がてらお邪魔しました。これからもよろしくお願いします。
まずはお礼まで。
Commented by CaeRu_noix at 2005-10-14 00:09
face さん♪
そうなんですよね。無邪気な笑顔が余計にせつないです。
二度もご覧になったとは!いえいえ、観る価値はありますよね。
ちょっと辛いけど、2度目は少し冷静に解釈できるのかもしれませんね。

「現実と幻想の溶け合い方」はホントにステキでしたよね。
この過酷な状況を出来事をリアリズムだけで描くことなく、
ファンタジー色を加えたことで重層的な味わいがもたらされました。
赤い金魚も印象的だったし。
前2作よりもそんな今作が気に入りましたー。
『カンダハール』、『午後の五時』 の手法がちょっとかぶり。

今年のフィルメックスには、マフマルバフ作品も上映されるんですよね。
観たーい。
Commented by CaeRu_noix at 2005-10-14 00:11
シロのママさん♪
いらっしゃませ~。来訪ありがとうございます。
そうなんです。精力的に映画を見過ぎかもしれませんー。
とりあえず、映画生活は飽くことがなく、嬉し忙し。

子ども時代から、モローの絵に馴染みがあったとはスバラシイ。
すごく魅力的な作風ですよね。
でも、私が認識したのは大人になってからですかね。
たぶん子どもの頃だったら、気味の悪い絵と感じたかもしれません。

*ソロモン王と乙女との愛をうたった旧約聖書の「雅歌」
http://www.ohara.or.jp/pages/tenji_pages/tenji_moreau.html
大原美術館は倉敷なんですねぇ。
Commented by CaeRu_noix at 2005-10-14 00:12
futabaさん♪
ぜひぜひご覧になってください。
重くて悲しい映画ではあるけれど、この現実をぜひ直視していただきたいです。
本来、子どもというのは、チャリチョコに出てきたコ達みたいに
元気に自由に好き放題やっていていいはずなのに・・・。
感想を楽しみにしていますねー。
岩波ホールはレディースデーやってないのがなんですが。
Commented by CaeRu_noix at 2005-10-14 00:28
GOGH さん♪
わざわざありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いしますー。
アラブ中東映画、 山岳映画 というカテゴリーが気になりました。
Commented by GOGH at 2005-10-14 00:49 x
実は今春↓上映会をやりました。リーダーは今レバノンへ行ってます。
リアル/アラブ映画祭
http://www.geocities.jp/kebabmovie/index.htm
Commented by CaeRu_noix at 2005-10-14 01:29
GOGH さん♪
おお、そうだったんですか。すばらしいですね!
普段観る機会のないアラブ映画祭を催してくださった方でしたかー。
興味はあったのだけど、日程的に行けなかったんですよね。
レバノンの映画というのは観たことないです。
エリア・スレイマンの『D.I.』やギタイ作品くらいかな・・・。
ぜひともまたそんな映画祭を実施してくださいねぇ。
今度はちゃんと観に行きたいです。
リーダーはレバノンにですか。私はヨルダンに行きたいです。
中東な映画情報もいろいろ参考にさせていただきますねー。
Commented by jester at 2005-10-14 17:12 x
かえるさん、こんにちわ。
私もこの映画、みにいったのデス。感想をJUNeK-CINEMAじゃなくて、もう一つのサイトに書いているので、TBさせていただきました。
いい映画でしたよね。
Commented by CaeRu_noix at 2005-10-16 12:43
jester さん♪
ちゃっかり既にそっちにトラバしていた私でしたが、
あ、そちらも同じjesterさんのブログだったんですね。
気づきませんですみませんー。
ホントにいい映画ですよね。多くの人に観てほしいです。
Commented by zeroorleast at 2005-10-16 20:25
りー と申します。TB、ありがとうございました。
人間は弱くて強い。
弱さを訴える作品かもしれませんが、出来上がったものは
逆に強さを強調したようにも感じました。
映画は大好きです。また是非TBしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします~♪
Commented by CaeRu_noix at 2005-10-16 23:36
りーさん♪
人間の強さをひしひしと感じましたよねー。
どんな過酷な状況においても強く生きる力をもっているのが人間なんでしょうね。
だけど同時に、まだ子どもである彼らに強く生きることが課せられた
という状況を思うととてもせつないですよね。
強く見えても、本来は弱者である彼らなんですよねー。
いい映画をじゃんじゃん観て、TBし合いましょうねー。
Commented by pezhetairoi at 2005-11-02 23:43
ようやく「亀も空を飛ぶ」を見に行くことができました。過酷な状況でもバイタリティあふれる子供たちの姿が印象的でした。村の便利屋サテライト少年が終盤に来てちょっと物の見方が変わったのかなと思わされるところで話が終わってますが、あの後の彼らがどうなったのかが気になります。
Commented by CaeRu_noix at 2005-11-03 00:31
pezhetairoi さん♪
逃さずご覧いただいてよかったです。
豊かな日本のカンカクでは想像を絶する過酷さでしたよね。
それなのに、子ども達は本当に元気でエネルギッシュでまぶしかったですよね。
お調子者のサテライトが人を助けるためにケガをしちゃったのはせつなかったですが、その経験も彼はしっかりプラスのものにしてくれるに違いない。
でも、彼らの暮らしは大きくは変わっていないのでしょうねぇ。
子どもが子どもらしく暮らせる日々が訪れてほしいです。
Commented by やぶ at 2005-11-08 15:05 x
TB&コメントありがとうございました。
大勢の人に観てもらいたい映画なのに、名古屋では二週のみ(しかもそのうち一週はモーニングショー)です。
何だかなぁ。

わたしが書ききれなかった事を、かるさんが書いてくれていたので、自分の気持ちの整理がついてすっきりしました(笑)。
すばらしい映画評ですね。。。
Commented by CaeRu_noix at 2005-11-09 00:20
やぶ さん♪
2週間の上映ですか。ミニシアター系の上映は大概そんなものなのかもしれませんがちょっと寂しいですね。
本当に、多くの人に観てもらいのに・・・。

レヴューに共感していただけて嬉しいです。
評っていうより、感想文なんですけど、その感慨を何とか言葉にしてみました。
書いているうちに新たにわく思いもあったりしますよね。
Commented by Cartouche at 2005-11-12 11:18 x
こちらのブログ内では見た人がいないので、嬉しくなりました。多分今年一番の作品といっていいかもしれません。甲羅に例えたあたりがすごいし、子供たちがあんな状況なのに目がキラキラしているのも印象的でした。
Commented by CaeRu_noix at 2005-11-13 01:00
Cartouche さん♪
観るべき映画を観てくれている人があまりいないのは寂しいですね。
ブログでにわかに普及活動をがんばりましょうー。
社会の過酷な現実を訴えつつも、人間を温かに映しだしていて、詩的で。
とってもすばらしい映画ですよめ。
Commented by ミチ at 2005-11-23 09:53 x
こんにちは♪
考えさせられることの多い映画でした。
子供たちのバイタリティに圧倒されながらも、もっと普通の生活をさせてあげたいと思いました。
大人たちは自分が生きるのに精一杯で、誰も(商売として以外)子供たちに気も止めないのが悲しかったです。
Commented by CaeRu_noix at 2005-11-24 10:14
ミチ さん♪
そうなんですよね。とても考えさせられました。
いえ、実際のところ、思考は大して進まなかった気もします。
ただただスクリーンに広がる現実に愕然とさせられて悲しいばかりでした。
私たちの感覚では、悲惨で可哀想な子どもたちの日常が、
彼らと現地の大人たちにとってごく当たり前のことであるなんて・・・。
わが国の子どもたちと同じようにとはいかないまでも、
地雷を掘ってお金を得ることが当たり前ではなくなってほしい、
大人が子どもを案じて護りことが当たり前になってほしい・・・。
Commented by あかん隊 at 2005-11-27 17:51 x
かえるさん、こんにちは。こういう映画を観ると、深く心の底に残って、何度も繰り返し思い出します。「無力さ」を考えさせられたことも哀しかった。
Commented by CaeRu_noix at 2005-11-28 14:05
あかん隊さん♪
私もアグリンやヘンゴウやサテライトの姿を時々思い出してしまいます。
うーん。無力ですよね・・・。
それでいて、何もできないながら、平和のもとにいる私たちの心が
激しく痛んだこと自体に意味はあったのだろうと思ったりします。
Commented by mimia at 2005-11-30 12:56 x
アグリンの哀しい瞳が今だに尾を引いて…忘れられません。
爆撃・惨殺のドキュメントを越えて戦争の愚かさを教えてくれる
素晴らしい作品でした。
Commented by CaeRu_noix at 2005-12-01 00:21
mimia さん♪
映画祭でご覧になったのですねー。素晴しい作品ですよね。
撃ち合いや爆撃などの直接の武力闘争が及んでいなくても、
このような痛ましい被害があるんだとドキリとしました。
他の子ども達については、可哀想ながらも元気な姿がほほえましかったりしたのですが、いつも哀しい表情をしていたアグリンの姿にはやるせなさばかりが募るばかりでしたね。
Commented by 朱雀門 at 2005-12-10 22:21 x
こんばんは
見終わった後、自分の中でどう受け止めたらいいのか、困ってしまう映画でした。「今日イラクで兵士を含む10人が死亡しました」のようなニュースの世界とは違うし、政治的な視点でもありません。だから非常に戸惑うのです。生きるとは、どういうことかを考えさせる作品でした。サテライトの発言に困惑する教師の姿が印象的でした。
Commented by CaeRu_noix at 2005-12-12 00:35
朱雀門 さん♪
生きるということを考えさせられましたよね。ぬるま湯暮らしの私には、生きることそのものがこんなにも過酷であることに動揺し、気持ちに折り合いをつけられないというのはありました。イラクで10人死亡しましたというニュースを当たり前のように無感動で聞いてしまっている日常なので、そこで生活をする人たちの具体的な惨状を見てリアルに実感するだけでも意味はあるんじゃないかなぁという気はしました。じゃあ、私たちは何をどうすればいいんだろうというのはよくわからないんだけど・・・。こんな映画を観て私たちが困ってしまうこと自体がとりあえず大切な一歩であるように思えるのです。
サテライトの柔軟さとポジティブさはある意味勇気づけられました。
Commented by hana at 2005-12-12 17:20 x
TB頂いて、こちらを読むことできて良かったです。
「アグリンは童話のお姫様のようで、悲劇がおとぎ話の色を帯び。・・・」
こういった手法をマジック・リアリズムというのですか。
監督のねらい通りに完成さすことのできた作品という気がしました。
自分の仕事を通してきちんと伝えられるというのはすごいことです。伝えられた私たちもまた、ほんの少しでも伝えていきたいものです。
Commented by CaeRu_noix at 2005-12-13 00:17
hana さん♪
ありがとうございます。
"日常にあるものが日常にないものと融合した作品に対して使われる芸術表現技法"ということらしいです。私もよくは知らないんですけどね・・・(モトは文章表現のことなのかな?)
映画ならではのリアルと幻想を融合させた表現って魅力的ですよね。
監督の意図通りのものが観た人に伝わったなら素晴しいことですよね。危険な思いをして撮影に挑んだのだから成果があるのは何より。
そうですね。この映画を観た私たちもさらに伝える役にまわれたらよりステキですね。
Commented by purple in sato at 2006-01-29 23:27 x
かえるさん
再びTBありがとうございました。
なんか、すごく時期はずれになってましてスミマセン。
戦争の傷跡がこれほどまでに悲しくも切ないとは…
子供たちの明るい姿だけが救われるような…余計に痛いような…
アグリンとヘンゴウ兄妹は…ふぅ、言葉がありません

では、またおじゃまさせてもらいますね♪
Commented by CaeRu_noix at 2006-01-30 11:28
purple in sato さん♪
時期はずれなんてことはありませーん。
忘れてはいけない映画ですもの。
首都圏ではすっかり皆が口々に言う"多くの人に観てほしい映画"は『ホテルルワンダ』であり、『イノセント・ボイス』になってしまっているんですよね。この2作は意外とポピュラーに関心が寄せられているのに比べ、亀は評論家な人たちのベストにはしっかり入っているものの一般の映画ファンで観た人は限られている印象。私が観に行った劇場柄、観客の年齢層が高かったことも少し残念でした。ルワンダに心を動かされて世界に関心のある人たちには本作も観てほしいですー。
平和な日本人の感覚ではもっと辛そうな顔をして当然と思える状況で、子ども達が明るく元気なことが私たちには逆に悲痛でしたよね。それでもやっぱり同時にそのバイタリティには感動してしまいました。
またよろしくですー。
Commented by beat+half at 2007-01-09 20:29 x
たびたびおじゃましています。やっと2006年ベストのコメントを書きました。この作品、2005年のキネマ旬報のベスト1だったんですね。ずっと忘れずにいたい作品です。「イノセント・ボイス」も観ましたが、こちらはハリウッド的な臭いが鼻につきました。現実を提示することの難しさを感じます。優れた映画には現実を超えた希望を示す力があると思います。
Commented by シャーロット at 2007-01-09 21:33 x
こばは。
記事を見つけていただきまして感謝ですー。
どうも正月は腰が重くて。映画を見に行く気力をちょっと失ってました。ヘンダーソン夫人…の前売りがあったなあと思いつつ、新作もどうもいまひとつ魅かれずにいたのでした。結局3本はしご。笑
この作品、見る気になるまでにこんなに時間がたってしまいましたよ。
多分、今の時期に見て正解かもです。感じ方がこの頃とちょっと違うと思ってます。
子供達がとても可愛らしくて、でも強くて生命力にあふれてて。
たくましい姿に圧倒されてしまいました。でもおっしゃるとおり、詩的な表現のおかげでただの悲劇ではなく受け取れたのがよかった。
ただ泣いて重くて苦しいだけなら、たぶん忘れようと思うだけだったかもしれないです。忘れられないですけどね。すぐ逃避しちゃうのです。汗
子供は宝ものだ!かあちゃんは大変だけどへたれてなんかいられませぬ。。。新文芸座の会員になっちまおうかと思ってますー。
映画はじめに選んでよかったです
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-09 23:46
beat+half さん♪
お疲れさまでしたー。
2006年ベスト作品の記事をちゃんとまとめられたのですね。(それに感心する私はブログをはじめる前に観たものは、ベスト1作品でもレヴューを書いていないままでした・・。)あ、2005年のキネ旬ベストは、1位 ミリオンダラー・ベイビー 2位 エレニの旅 3位 亀も空を飛ぶ ですね。キネ旬も悉くイーストウッドの評価が高いので。でも、亀~が3位というのも大健闘ですよね。本当にこれは忘れたくないし、忘れられない映画です。
「イノセント・ボイス」も私は好きなんですが、ハリウッド的といったらそうかもしれません。でも、脚本を書いたのが当事者だけあって、真摯な姿勢で描かれていた印象です。
>優れた映画には現実を超えた希望を示す力がある
その通りだと思います。だから、映画はやめられないー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-09 23:47
シャーロット さん♪
ヘンダ夫人と合わせて3本はしごだったとはー。
むむ、どのように感じ方が変わったのでしょうか。いずれにせよ、観たいと思った時に、よりよい受け止め方ができたなら何よりですよね。
そうそう、みんなホントに生命力にあふれているんですよね。ニッポン感覚で見ると、このうえなく可哀想なんですが、そこで生きる彼らにとってはそれが日常であり。そのエネルギッシュなたくましさには圧倒されますよねー。『ダーウィンの悪夢』にも、松葉杖でずいぶん速く走る子どもが映って、本作のことを思い出しました。どっちがどっちともいえないんだけど・・。
この上ない悲劇だけどユーモラスに詩的に語られているので好きな映画でもあるんですよね。(2006年の戦場ものの一部の作品はそれがなかったので好きとは言い難く・・)辛い体験をした子ども達にはそれを忘れさせてあげたいけど、平和の国から映画を観ただけの私たちは忘れようと思っちゃイカンですです。子どもは宝物ですよね。大人が守ってあげなくちゃ。かあちゃんがんばれー。ご覧いただいてよかったです。
新文芸座は特集上映のラインナップがいいですもんね。男子トイレの方が混む映画館。新文芸座、シネマヴェーラ
Commented by beat+half at 2007-01-10 07:45 x
こんにちは。いつも丁寧なコメントをお返しくださり恐縮です。
キネ旬の件、ウカツでした。たぶん3位でも驚いて誤って記憶したのかと。今年のベスト10も今朝発表になりましたが、外国映画、第3位に注目です。
「イノセント・ボイス」の件、言葉足らずでした。主人公が生き残ったからこそ証言者となれたわけですから、彼だけが撃たれなかったのは当然ですね。証言という点に感動もありました。ただ、次々に撃ち殺された友人たちの方に同情してしまったわけでして。
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-10 17:51
beat+half さん♪
お返しにかこつけて、自分が書きたいことを書いているだけなので、恐縮などはなさらないでくださーい。
グエムルに注目ですか? 2004年には、殺人の記憶、オアシス、オールド・ボーイ、春夏秋冬そして春と4作も韓国映画がランクインしているんですよね。私はそれらの4作は絶讃しますが、06年のグエムルや05年の大統領の理髪師に関してはそれほどでもなかったです。

「イノセント・ボイス」の件、ハリウッド的というのはアクションもの同様に主人公が死なないというところだったんですね?アクションものにはそういうのにゲンナリしますが、戦争ものにはあまりそういうことは思わないかも。生き延びてアメリカに渡った脚本家が一抹の罪悪感を抱えているというようなコメントが印象的でした。
Commented by いわい at 2007-01-31 19:43 x
こんばんは♪
やっと観ることができた映画です。どうして観なかったのか不思議です。
ゴバディ監督は、必見リストに入れました。
辛い現実と詩的な表現の混じり具合の鮮やかさに震えました。
これぞ映画の力なのだと興奮して、しばらく言葉も出ず。
マジックリアリズムの感動を伝えるのは難しいですよね。
『酔っぱらった馬の時間』も観なければー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-02 10:50
いわい さん♪
ご覧いただけてよかったです。
なぜ観に行かなかったのかといったら、岩波ホール上映だったからでしょか?
ゴバディ監督は必見です。フィルメックスのトークイベントでお話をうかがいましたが、逆境にも負けずに奮闘されているようです。『わが故郷の歌』系もよいのですが、やっぱり一番ガツンときた好きな作品といったら本作です。悲惨な出来事が詩的に描かれるというのはクラッとしますよね。観終わった時は呆然としちゃうほどなんですが、当時の岩波のお客さんはわりとあっけらかんとしてました。(戦争体験者世代だから?)
『酔っぱらった馬の時間』はこれまた可哀想度が強かったんですが、心してご覧くださいー
Commented by latifa at 2007-08-04 11:37 x
こんにちは、凄く見たかったのに、なかなか見る機会が無くて、やっと今さらですが、見ることができました。
『酔っぱらった馬の時間』 は、未見なのですが、こちらも見てみたいです。
>商業主義的な映画の子どもを主人公にしたお涙頂戴ドラマは好きじゃない。
けれど、伝えたい事実、訴えたいテーマがある作品は別。
"子供たちの惨状を目の当たりにし、戦争に異議を唱える映画を
作りたかった"という監督の真摯な思いをひしひしと感じた。
 全くもって、同じです!

PS アズールとアスマールもご覧になられたんですね。私もすご~~く見たいんです。何時見れることやら・・。
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-04 12:56
latifa さん♪
ご覧になれてよかったですー。
『酔っぱらった馬の時間』も是非どうぞー。
平和な国で暮らす私たちは、呆然とするしかない惨状でしたね。
映画の中の物語はとても悲痛なだけど、それを世界に伝えようとする監督の意思が感じられるから、観て気持ちが落ち込むばかりじゃなくて、前向きな思いで感動もするんですよね。
でも、世界はどうなっているんでしょう。
バグダッドのニュースは伝えられるけれど、クルド難民の子ども達はどうしているのやら・・。

アズールとアスマールの素晴らしかったですよー。根底のメッセージには通じるものがあるかも。
Commented by ゴブリン at 2007-09-22 20:42 x
今晩は。いつもTBを送るばかりで恐縮しています。久しぶりにコメントいたします。
悲しいことに戦争にかかわる映画はなくなりません。戦争そのものがなくならないからです。200年前の戦争を歴史でどんなに詳しく習っても、その中でもがき苦しんでいた人たちの痛みは伝わってきません。
しかし映画や小説などで具体的に描かれるとその痛みが伝わってきますね。しかもそれが今現在続いていることであれば、なおさら衝撃は大きい。戦争を日常として生きるとはどういうことか、戦争が人間にどれほど大きな重荷を負わせるのか。今まで何度も描かれてきましたが、この映画の衝撃は並大抵ではありません。もっともっと多くの人がこの映画を観てほしいと思いました。
それにしても、いつ来てもご覧になった映画のすごいこと。それも最新作ばかり。うらやましすぎます。見なければよかったかな(苦笑)。
Commented by CaeRu_noix at 2007-09-24 00:26
ゴブリン さん♪
コメントありがとうございます。
TBばかりでもかまいませんよー。ホントは同時期に同じ作品を共有できるといいんですけどね。それだと語り合いにも熱が入ったりします。でも、自分が鑑賞したのがずいぶん前だったりするとなかなか的確に具体的なコメントができないので、サラリとTBしてもらうというだけで充分です。興味のある作品ならば、レヴューを読みにいきますしね。(そうじゃないこともありますけれど。)
でも、本作は一昨年観たきりの映画なんですが、印象は鮮烈です。そうなんですよ、学校の授業で学んだ教科書に書いてあった戦争のことは、ほとんど心に残っていないんですけれど、映画で体感したことは強く心に刻まれますよね。私たちは実感を伴わないままに、机上で簡単に戦争というものを受け止めすぎているのかもしれません。過ぎ去ったものだから、遠い国のものだから、と思ってしまってはいけないですよね。
本作はレンタル作品になっていないのが残念ですが、公共の上映会で上映されていたりしましたよ。本当に多くの人に観ていただきたいですね。
映画は映画館でと、新作もじゃんじゃん鑑賞していまして、すみませんー。
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