かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ロバと王女』
2005年 12月 12日 |
ワンダフル、メルヘンワールド。たのしや、うつくしやー。
デジタルニューマスターよ、鮮やかな色彩をありがとう。めるしー。

宝石を生むロバのおかげで繁栄する青の国で、「私よりも美しい人と再婚を」と王様に言い残して妃が亡くなった。美女探しの末、残ったのは娘の王女で、王は王女に求婚する。



「シンデレラ」「眠れる森の美女」のフランスの童話作家シャルル・ペローの「ロバの皮」が原作。

童話の世界の映像化はファンタジックで大好き。
『ブラザーズ・グリム』のような世界観もおもしろいけど
こんなにきらびやかで夢心地なのは格別に素晴らしい。
青の国、赤の国、空の色、月の色、太陽の色。
ドレスたちがとても美しい。色の洪水にうっとり。

愛嬌のある動物もたっくさん登場して楽しかった。
準主役だと思っていたロバはそうそうに召されたけど、
ブラザーズ・グリムでは舐められていたカエルっちは
吐き出されるというこれまたインパクトのある役回り。

ミュージカルは陽気でノーテンキなものの方が好きな私は、
『ウエストサイド物語』よりも 『ロシュフォールの恋人たち』
の方が好みだったりするので、このノリは楽しかったー。
こんなにユーモラスな映画だとは知らなかったー。
おかしいのに歌声は美しい。ルグランの名曲も魅力的。

とりわけ、リラの精のキャラはサイコーにおかしい。
退場の仕方が素晴しすぎー。
思い起こせば童話のヒロインたちはみんな
魔法使いなんかの言うことを素直に聞きすぎるよね。
ふざけたアドバイスの連続がおかしいー。
疑いもせずにそれに従う健気な王女。

王様も隣国の王子も外見だけを追求しているから
何よりも美しさが大事なのねぇと思ったけど、
それプラス、王女の素直さはまぎれもない魅力かも。
ロバの皮をかぶって逃げなさいと言われて
その通りにしちゃう王女様ってオモシロ可愛いー。
お菓子を作ってくれと言われればすぐに取りかかる。
そんなバカなーな展開が当然のように進んでいく。
微笑ましくって愉快で、ハッピー。

2人のでんぐりがえしもラブリーでした。
ロバの皮をまとってみたいー

ロバと王女 公式サイト
PEAU D'ANE  1970  フランス
監督.脚本 ジャック・ドゥミ
音楽 ミシェル・ルグラン
出演 カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・ペラン、ジャン・マレー

(渋谷Bunkamura ル・シネマ)
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by CaeRu_noix | 2005-12-12 23:15 | CINEMAレヴュー | Trackback(10) | Comments(14)
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Commented by 18eme at 2005-12-15 04:43
こんばんわ。
こちらに偶然きてちょっとびっくりしました。今日この映画のDVDを買ったばかりです。すごい偶然(一人で驚いている私)!
今週末に見る予定ですが、おもしろそうな作品ですね。
Commented by いわい at 2005-12-15 15:04 x
こんにちは。
リラの精、素晴らしかったですよね。爆笑しそうになりました。
なんだか歪んでいて可笑しい世界を堪能いたしました。
童話の世界って、美しくなければいけないんですよね。
カトリーヌ・ドヌーブには説得力あり過ぎでしたわ。
Commented by rubicone at 2005-12-15 23:08 x
こんばんは!TBありがとうございました。
とにかく、カトリーヌ・ドヌーブの美しさといったら・・・あぁ!きれいだわ~!
Commented by CaeRu_noix at 2005-12-16 09:39
18eme さん♪
おぉ、そうですかぁー。その偶然は運命と呼べるかも?
DVDがもう発売されている?と一瞬不思議だったんですが
フランス本国では発売されていてもおかしくないですもんね。
日本ではこんな名作が今まで、VIDEO化もリバイバル上映も
されていなかったらしいです。
週末のDVD鑑賞楽しんでくださいませー。
これは何度観ても楽しめそうですよね。
私は今日、『シェルブールの雨傘』を借りてきましたー。
Commented by CaeRu_noix at 2005-12-16 10:05
いわい さん♪
リラの精はもうステキ過ぎました。
妖精というのは確かにいたずら心のある存在なんでしょうけど
真面目に相談している王女にしれーっと指示をするんだもん。
このキャラクターの研究をしたくなるほどでした。
70年製作の映画にこういうユーモアがあるとは思いもよらず。
ドヌーブの素直さと美しさはお姫様そのものでしたし。
夢いっぱいの童話の世界の見事な映画化でしたー
Commented by CaeRu_noix at 2005-12-16 10:10
rubicone さん♪
ありがとうございます。
私がドヌーブをちゃんと認識してリアルタイムで観た頃には
既に風格のある女優になっちゃっていましたので、
この当時の細くか弱そうな美貌にはビックリうっとりですぅ。
Commented by margot2005 at 2005-12-16 22:01
ご覧になったのですね。ドヌーヴさん奇麗でしたわね。これ系のおとぎ話大好きなので観に行きました。「ロシュフォールの恋人」も大好きな映画です。この映画観た後、ロシュフォールとシェルヴールが観たくなりました。
Commented by 伽羅 at 2005-12-17 00:14 x
こんばんは~!これ、私の住んでる地域には年明け公開なんです。
予告観ましたが、もう私好みのトレヴィア~ン♪な作品ですね~。
観たら絶対TB&コメントさせていただきます!!
ではまた~!!
Commented by CaeRu_noix at 2005-12-17 09:33
margot さん♪
これ系のおとぎ話は私も大好きですー。
ロシュフォールも楽しくていいですよねぇ。豪華ドヌーブ姉妹共演。
一昔前のミュージカルというとMGM、アメリカのものが主流だったので、フランス製でこんなにお茶目な作品があると知ったときは嬉しい驚きでした。
来週はVIDEOでシェルブール鑑賞。お正月には『ローラ』♪
Commented by CaeRu_noix at 2005-12-17 09:33
伽羅 さん♪
予告を初めて観た時は私もなんて好みな映像なのかしらと
トレヴィア~ンな気分でいっぱいになりました。
本編もゼヒゼヒ楽しんでくださいねー。
TB&コメントお待ちしていまーす。
Commented by sabunori at 2006-01-15 21:19
こんにちは!
TBさせていただきました。
こういう作品好きです~。
おかしくってかわいらしいキャラクターが勢ぞろいでしたね。
あのケーキ、私にも作れそうなシロモノでした。(笑)
ヒラヒラした袖がケーキ生地に入りそうでドキドキ。
Commented by CaeRu_noix at 2006-01-16 00:36
sabunori さん♪
気に入っていただけて何よりですー。私も大好きですー。
メルヘン全開なのに、こんなにおかしいので参りました。
ケーキ作りのシーンは楽しかったですよねぇ。
厨房に入る機会もなかったはずの王女がまさかケーキづくりをあんなにサラッとこなせることも衝撃でした。
Commented by 伽羅 at 2006-01-20 23:22 x
こんばんは!ついに観ました!
もう、色彩の鮮やかなこと!!この上なく美しいこと!!
ここが劇場であることを忘れてしまい、
しばしおとぎ話の世界に浸っておりました。
愛らしい「愛のケーキ」の歌が、今も頭の中で流れています♪
Commented by CaeRu_noix at 2006-01-22 12:28
伽羅 さん♪
ついにですね!楽しんでいただき何より。
素晴らしき御伽世界でしたよねぇ。
『ニュー・シネマパラダイス』のデジタルリマスター版では、
室内のシーンなど暗い箇所が多かったりして、必ずしも
映像デジタル化がいいわけじゃないことを知りましたが
『ロバと王女』の色彩の鮮やかさは言うことなしです。
愛のケーキの歌もとってもラブリーでしたよねぇー♪
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