かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『天空の草原のナンサ』
2006年 01月 12日 |
モンゴルの雄大な自然とゆったりとした暮らしが素晴らしい。
ハートウォーミングで心の清浄作用は抜群。

6歳のナンサと妹と弟と両親の遊牧民家族の生活風景。
モンゴルで語り継がれる「黄色い犬の伝説」を下敷きにした物語。



前作 『らくだの涙』の舞台はラクダのいるゴビ砂漠地帯だったけど、このたびは緑鮮やかな大草原のど真ん中。広がる草原に羊の群れ。この風景がとても好き。
そんな自然の美しさと素朴な暮らしへの感銘は、去年観た『天上草原』(中国の内モンゴル自治区のもの)で体験済みだったけれど、普段文明生活にどっぷり浸かっているから、その根源的な美しさと清々しさには何度でも心洗われる。
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大自然にあこがれる私は2004年秋にモンゴルへ行ってみた。ウランバートル郊外のこんな大草原地帯。ゲルで寝起きして、果てしない草原を馬でパカパカトレッキング。最高に気持ちよかった自然体験。近くに視界を遮るものがないことはステキ。
自分の肉眼で360度の広大な風景を目の当たりにする喜びにはかなわないけれど、スクリーンいっぱいに広がる自然を満喫。物語はとてもシンプルなのだけど、それは心癒される豊かな時間。馬頭琴の音色も響き渡り。

ナンサと小さな妹と弟の仕草ややり取りがとてもかわいい。子役俳優の作られた演技とは違うカメラの存在が意識されないありのままの自然な笑顔の子ども達。前世の記憶が残っているのかな? 神秘的な伝説や輪廻転生の話も織り込まれ、ドキュメンタリーにほど近いナチュラル描写でありながら、おとぎ話の色を帯びているのも魅力。

ナンサのたくましさは一瞬ロッタちゃんを思い出させたけれど、ロッタちゃんはもっとわがまま意地っ張り。たった6歳でもナンサはお姉ちゃんだから、小さい弟の面倒をみたり、すっかり頼りにされている。1人で馬に乗って、放牧された羊たちを追う仕事までやっちゃうんだからすごい。物騒な事件も多く、少子化過保護傾向のニッポンではありえない子どもへの信頼の仕方にハッとさせられる。日本なら、危ないからやめなさいの一言が発せられる場面でもナンサ達は悠々としていて頼もしい。

チーズをつくる工程もおもしろい。育てた羊を食す時には隅々まで無駄にすることなく使い尽くすという。動物と食べ物への敬意と感謝に、普段食べ物を粗末にしてしまいがちな自分は恥ずかしい気持ちになる。自然と共存する暮らしは酷なことも多いに違いないけれど都会の私たちが失っている豊かさにあふれている。

ゲルの解体シーンを見ることができたのも嬉しい。家族と家畜たちだけで運べる程度の家財を持てば充分なんだろうな。最低限のものがあればこんなふうに暮らしていけるものであるはずなのに。欲にまみれてしまった私にはできないからこそ彼らのゆったりとした暮らしぶりを少し羨望し、温かな気持ちで満たされる。

伝統的な遊牧民生活をやめて便利な町暮らしにうつる人々もいるようだ。ナンサのお父さんは馬ではなくバイクに乗って町へ出かけて行っていたし、文明に全く背を向けることはできないだろう。だけど、草原生活だけはやめられないという人たちもいると聞いた。できる範囲でその思いを貫いてほしいなと思う。私たちの手には届かないかけがえのないものを。

正義の名犬ツォーホルが駆けていった場面は泣けた。

天空の草原のナンサ 公式サイト
THE CAVE OF THE YELLOW DOG  2005 ドイツ
監督.脚本 ビャンバスレン・ダバーン
出演  バットチュルーン一家

(日比谷シャンテ・シネ) 4本目
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by CaeRu_noix | 2006-01-12 23:13 | CINEMAレヴュー | Trackback(32) | Comments(24)
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タイトル : 天空の草原のナンサ
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タイトル : 天空の草原のナンサ~スローライフ
CMでは、ゴジラ松井は家ではスロー人だそうだ。 外に出れば、メジャーリーガー&有名人として 厳しい現実が待っているわけで、 家の中ぐらいのんびりしたいもの。 近頃忙しくて、疲れてるんだという方に、ぴったりな映画が あります。癒されて下さい。 映画「天空の草原のナンサ」 物語は物凄くシンプルです。 モンゴルの遊牧民のある家族の話。 長女ナンサが迷子となった犬を家に連れて帰ってきた。 父は狼に育てられたかもしれないから、捨ててきなさいという。 (この地に住む遊牧民にとって...... more
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タイトル : 『天空の草原のナンサ』
モンゴルの草原に吹く風を感じることができる作品。パルムドッグ賞を受賞した名優犬ツォーホルも大活躍。 ドキュメンタリィ映画『らくだの涙』のビャンバスレン・ダバー監督の作品。この映画は脚本ありだけど、やっ... more
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タイトル : 「天空の草原のナンサ」
2006年は「日本におけるモンゴル年」なのだそうだ。1998年に初めて「日本におけるフランス年」という言葉を聞いた時「何それ??」と、その奇妙なネーミングに違和感を持ったが、その後も「イタリア年」やら「ドイツ年」やら「日本における」シリーズは続いている。モンゴル年は盲点だったが。 この映画は子供と動物が主役である。子供と動物が主役の映画なんておよそ私の趣味ではないのだが「モンゴル」ならば見ないわけにはいくまい。「なぜ?」と聞かれると困るが。朝青龍のファンでもないが。 まあとにかく、見てきて...... more
Tracked from 映画の国のチヒルカ at 2006-02-06 02:57
タイトル : 天空の草原のナンサ
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Tracked from 泥海ニ爆ゼル at 2006-02-25 00:05
タイトル : 天空の草原のナンサ
「天空の草原のナンサ」 モンゴルの草原で生活するバットチュルーン一家の生活を映した作品。ある日、ナンサは背にブチのある犬を洞窟で見つける。オオカミを警戒する父親に反対されながらも、ナンサは内緒でその犬を飼うことにした… なんと子供たちの愛くるしいことか。小学生になったばっかりのナンサはあどけない表情がとてもかわいらしい。妹や弟も小さく、無邪気で本当にかわいい。子供らしさが思わず笑みを誘う。つぶらな瞳、赤い頬、たどたどしい手つき、天真爛漫な笑顔。温かさを感じる可愛さである。「ハチミツ...... more
Tracked from ネタバレ映画館 at 2006-02-28 17:41
タイトル : 天空の草原のナンサ
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Tracked from ミチの雑記帳 at 2006-02-28 21:31
タイトル : 映画「天空の草原のナンサ」
映画館にて「天空の草原のナンサ」★★★★★ モンゴルの草原を舞台に遊牧民の少女と子犬の心の交流を描いた作品。 こういう珍しい国を舞台にした作品を見ると、「映画」としてよりもまず、その国の風景・言葉・文化・習慣・生活ぶりなどに全神経が集中してしまう。劇映画といっても現地の本物の家族をカメラで追っているので、限りなくドキュメンタリーに近いものを感じる。 どこまでも広い空、ずっと続く草原、そこを渡る風さえ感じるような風景にまず魅せられる。そしてホッペが真っ赤な素朴な3人の子供達(全員女の子かと思いきや一...... more
Tracked from mimiaエーガ日記 at 2006-03-03 19:12
タイトル : 『天空の草原のナンサ』
★★★★★ 原題:『The Cave of the Yellow Dog』黄色... more
Tracked from skywave blog at 2006-03-12 18:42
タイトル : シネマ日記 天空の草原のナンサ
主人公の少女ナンサは、普段は学校に通うため家族とは離れていますが、学校の休みで家族の下に戻ってくるところから、ストーリーは始まります。 遊牧民の自然と共生し、自然を畏... more
Tracked from 吾輩はナマケモノである。 at 2006-03-16 09:56
タイトル : 天空の草原のナンサ
ナンサも家族も良かった。 だけど、一番泣かせたのは、カンヌ映画祭で『パルムドッグ賞』を受賞したワンコ“ツォーホル”。 終盤の別れの場面、ナンサの離れがたい想いや、クゥーン、クゥーンと鳴く声に涙、涙でした。 『捨ててきなさい』と言われ、一生懸命に犬を隠すナンサの気持ち・・・・痛いほどわかるんです。 犬好きには、たまらない映画でした。 青い空、緑の草原、ナンサ一家以外に人の居ない大自然。 真っ赤なホッペに、まん丸な顔、素朴で優しくて、力強く、なんだか懐かしい、そんな気分にさせる映画です。 スクリー...... more
Tracked from 映画と出会う・世界が変わる at 2006-04-30 09:53
タイトル : 「天空の草原のナンサ」■ロハスな映画
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Tracked from 蝦式電影生活 at 2006-06-03 00:45
タイトル : 必見!「天空の草原のナンサ」。
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Tracked from いつか深夜特急に乗って at 2006-07-10 06:09
タイトル : 天空の草原のナンサ
「天空の草原のナンサ」★★★★ (盛岡フォーラム2)2005... more
Tracked from サーカスな日々 at 2006-09-02 13:34
タイトル : NO.168「天空の草原のナンサ」(ドイツ/ビャンバスレ..
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Tracked from 39笘・MASH at 2006-09-27 10:52
タイトル : 天空の草原のナンサ
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Commented by 村山らむね at 2006-01-13 17:16 x
TBありがとうございました。
本当に素敵な映画でしたね。感動しました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-01-14 11:20
村山らむね さん♪
素朴だからこそとてもステキでしたよねー。
コメントありがとうございます。
Commented by elly at 2006-01-15 19:38 x
この映画、映画館で予告を見て、観たいなと思っていました。この映画の子どもたちはイラン映画の子どもたちのように皆素人なのですか?
羊を食すシーンのお話、とても感銘を受けました。
本来、狩猟民族は、動物と対等な関係であって、自らが生きていくために他の生き物の生命を奪うのであれば、その骨にまで敬意を払い、祀っていたのだと思います。動物より人間が優位であるのを当然だと思っている生活の中で、こういう映画は人間を野蛮さから救い出してくれるような気がします。
ところで、ここのとこ公開されている映画で観たい作品が多く、全部行くわけにもいかず、困ってます!
Commented by CaeRu_noix at 2006-01-16 00:32
elly さん♪
実際の遊牧民一家に出演してもらったということです。
モンゴルには子役俳優なんているのかどうかはわかりませんが
この監督の撮る映画の出演者は俳優ではない普通の人みたいですよ。
こんなにかわいい3きょうだいの一家をよく探したなーと思います。

大地、自然と動物に対する敬意にはとても感動させられました。なるほど、そうですね。私たちが暮らす近代社会では、動物より人間が優位であるのを当然だと思っていますよね。人間の都合で増やしたり殺したり・・・。地球は人間たちだけのものだというような振舞いに時に疑問を感じているから、こういうテーマの物語にはとてもうたれてしまいます。せめて食べ物を粗末にしないようにせねば・・・。

観たい映画がたくさんあって嬉しい悲鳴ですよねー。
好みの作品を嗅ぎわけて、コレと感じたものは逃さないようにがんばってくださいー。
私は観たいものは全部観ますが。(笑)
Commented by ゆえひさ at 2006-01-16 22:33 x
 こんばんは。
 チベットとかは好きでテーマにしている映画は観るようにしているんですが,モンゴルもいぃなぁ!と,この映画で知りました。
 ナンサのあの小さな身体で馬を駆るところなんて「おぉお!」と単純に驚きましたね。家のお手伝いがすんなり身についているのって,日本じゃもぅ殆ど見かけないかも…

 あ,それから間違ってTBを1つつけてしまいました…(汗)申し訳ないです。お手数ですが,削除して頂けると助かります。
Commented by CaeRu_noix at 2006-01-17 13:00
ゆえひさ さん♪
チベットにも惹かれます!『ココシリ』 も楽しみです。
モンゴルの大草原ものどかでとてもステキですよねぇ。
ナンサは1人でどうやってあの高さの馬に乗るのだろうかととても不思議でした。尊敬しちゃいますよね。無邪気な子どもな一面は日本の子どもと変わらないのに、あんなに労働に貢献しているのも素晴らしいです。
日本の子どもはお勉強も忙しいし、おもちゃもいっぱいありますからねぇ。
Commented by Ken-U at 2006-01-20 12:04 x
かえるさん、おじゃまします。
モンゴルに行かれたことがあるんですね。この作品を観ていて、遊牧民の家庭にホーム・ステイしたくなってしまいました。
犬のツォーホルはとても勇敢でしたが、同時にトラブル・メイカーでもありましたね。ハッピーエンドで幕を閉じたようにみえるあの物語の先に、また何か起きてしまうのではという不安がよぎってしまいます。とてもかわいい犬なんですが。
Commented by CaeRu_noix at 2006-01-21 01:46
Ken-U さん♪
モンゴルはスバラシイですよ。ぜひドウゾ。
昔は近い割に旅費がかなり高かったように記憶しているんですが、気がつけば直行便も登場し、ここ数年はわりと安くなりました。
私はスタンダードな乗馬のコースだったんですが、同じ旅行会社のツアーの中には、遊牧民のゲルにホ-ムスティするプランのものやゲルの引っ越しを手伝うものもありました。ホームスティは、あの一部屋のゲルの中でずっと遊牧民家族と顔を合わせているのは気を遣いそうだなぁと思ったりもしましたが、どんな感じでしょう? 旅行に行って引っ越しを手伝うっていうのもどうよ、とその時は思いましたが映画を観たら、ゲルの解体と組み立てをやってみたい気分になりましたー。
ツォーホルは確かにトラブル・メイカーだったかもしれませんね。でも、そうやって子ども達がたくましく育っていく姿もほほえましく思えました。
Commented by Mar at 2006-01-21 11:19 x
モンゴルに行かれたことがあるんですね。遊牧民の生活を一生しろと言われたら引いてしまうが、自然の恩恵に感謝しながら生活する体験ができただけでも素晴らしいですね。
行ってみたくなりました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-01-22 12:41
Mar さん♪
モンゴルの大平原をトレッキングするのはずっと前からあこがれていたのですが、乗馬をはじめたこともあって、一昨年ようやく実現することができました。見わたす限りの大草原には心洗われますよー。機会ありましたら、ぜひぜひオススメです。一生そこで暮らせといわれると確かに無理ですけどね。こんなパソコンどっぷり生活をしているからこそ、大自然体験が感慨深かったですー。
Commented by April at 2006-01-22 22:43 x
かえるさん、こんばんわ。
モンゴル行かれたんですね。うらやまし~い。
「天上草原」もこの映画も風景が素晴らしく、ホント癒されました。
チーズ、美味しそうでしたね~。
Commented by CaeRu_noix at 2006-01-24 12:33
April さん♪
癒されましたよねぇ。
汚れきったココロがちょっとだけ洗われましたー。

現地のチーズはですねぇ。意外とおいしくなかったです。
私がいただいた1,2種類に限ってのことなんですが、
素朴な作り方をするためか、生臭さのようなものを感じ、
フレンチレストランでいただくヤギのチーズとは一味違いました。
でも、遊牧民のおばあちゃん特製ヨーグルトは日本の
市販のものと変わらないおいしさがありました。
羊肉料理もかなり口に合いましたよ。
Commented by sabunori at 2006-01-29 00:30
かえるさん、こんばんは。
TBさせていただきました。
なんてことはない坦々としたストーリーなのにとっても魅かれてしまいました。
子供たちの髪につけられた花の髪飾りや服などとってもかわいかったです。
お母さんは服も縫うわ、お父さん代わりもするわ、優しいわ、素晴らしい!
でもプラスチックのひしゃくを鍋にかけちゃダメですよね~。(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2006-01-29 23:16
sabunori さん♪
なんてことはない日常の物語なんですがよかったですよねー。
子どもたちみんなかわいかったですよねぇ。民族衣装もステキ。
お母さんは働き者でしたよねぇ。TV見てゴロゴロなんてしませんもん!
働き者の母のもと、当然のように子どもたちもお手伝いをするすばらしい構図。
プラスチック素材のものは今まで使ったことがなかったんでしょうねぇ。
プラスチックとは無縁の生活を続けてほしい気がしますー。
Commented by いわい at 2006-02-04 01:00 x
モンゴルは、また行きたい国のひとつです。
草原の甘い香りを思い出させてくれる映画でした。
お母さんは、とても働き者でステキでした。馬にも乗っちゃうし。
ちょっと照れくさそうに歌う姿もキュートでした。
Commented by CaeRu_noix at 2006-02-05 23:37
いわい さん♪
私もまた行きたいですー。前回はウランバートルからほど近いところにある草原だったんだけど、他の地域ににも行ってみたいですー。自然のいろいろな姿を見てみたいー。ひたすらトレッキングの旅というのにもちょっとあこがれ。
マサイが不自然な自然だったのに対し、こちらは変な演出がなくてよかったですよねー。子どもたちは無邪気な笑顔いっぱいなのに比べて、お母さんはカメラを向けられるのが照れくさかったのでしょうか。その素っ気なさもいい感じでしたー。
Commented by antoinedoinel at 2006-02-06 02:07
こんばんは。TBありがとうございました。
かえるさんは、モンゴルにもいらっしゃったんですね。
私も行きたくて調べたことがありますが、日本から3時間半ぐらいでしたっけ?当時は(今も?)週1便だけで、休みが取れなくて断念したのですが。
この映画では、動物と人間の関わり方がとても健全でよかったです。最近の日本のペットブームは、ちょっとねー、と思っているので。
Commented by CaeRu_noix at 2006-02-07 11:50
antoinedoinel さん♪
モンゴルへの飛行時間は4時間半くらいだったでしょうか。
近いですよねぇ。今は週1便ではないことは確かです。
ウランバートル周辺だけなら、4、5日で行けてしまいます。

そうですね、動物と人間の関わり方はよかったですね。
家畜を大切にし、狼のことを考慮し犬を飼うことは許さず。
これぞ共生という感じでした。
日本のペットちゃんたちは人間以上におしゃれだったりいい暮らしをしていてビックリすることもありますね。私は愛玩動物を愛でるよりも、野生の動物や家畜を眺める方が好きだったりします。
Commented by ミチ at 2006-02-28 21:34 x
こんにちは♪
モンゴルへ行って来られたんですか、うらやましいな~!
なんだかとっても私のツボをついてくる映画でした。
プラスティックの柄杓の色、おもちゃの犬の色、自然の中では毒々しく見えてギョッとしました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-02 00:01
ミチさん♪
モンゴルよいですよー。素朴でいい映画でしたよねぇ。
ごちゃごちゃ技巧をこらした映画も多いので、こういう作品には素直に感動してしまいます。大自然はすばらしいー
自然の中ではあれらは毒々しい色でしたよねぇ。自分の身の回りではああいう人工的な色が当たり前になっているけれど・・・。草原の緑の美しさったらー
Commented by mimia at 2006-03-02 16:45 x
かえるさ~ん
あのチーズはどんな味がするんでしょうか、気になりました。

そういえばかえるさん乗馬されてるんでしたよね~
いいなぁ・・・←よだれ (拭いてといてください)
いつか行きたいなーと思ってるけどツアーでは行きたくないし、言葉ってモンゴル語or中国語できないと駄目?
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-03 16:03
mimia さん♪
チーズはおそらく日本人にはマズイですー。
乗馬の外乗ができるところは外国に多数あると思うんですが、たぶんモンゴルが一番気持ちいいですよ。
モンゴルの大自然体験をするにはツアーが手っ取り早いと思います。モンゴルに知人がいて、送迎をしてくれるというんでもない限りは・・・。団体行動のパックツアーは避けるとしても、旅行会社に手配を頼むのが最良じゃないかと思いますー。都市で電車を乗り継ぎ観光したりHOTELに泊まったりは言葉が話せなくても何とかなるけれど、田舎では大変そうな気がしますー。確実な交通手段があれば何とかなるのかな?道に迷ってもおばあちゃんがゲルで休ませてくれるかもしれませんしね。
Commented by kimion20002000 at 2006-09-05 07:09 x
TBありがとう。
やはり、両親の子供たちの育て方に、感心しましたね。まず、怒鳴らない。やらせてみる。そして、例え話で考えさせる。無意識に、危ないなあと思ってしまうこちらのほうが、ひ弱な感性になってしまっているんだな、と思わせられました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-09-05 13:02
kimion さん♪
子どもを危険から守ることでいっぱいになっている日本人からすると、彼らの子どもとの向き合い方にはハッとさせられるものがありましたよね。問答無用で禁止を押し付けるのではなく、やらせてみたり、自ら考えさせるというのは本当にすばらしいと思いました。私達の感覚は確かに軟弱になっているかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
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