かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』
2006年 01月 30日 |
極上の母の物語。
気楽に楽しめるヒューマン・ドラマであり、噛めばかむほどに深いテーマを持つ多様な味わい深さ。
コミュニケーションについて、親のあり方について、思いを馳せずにはいられない。

メキシコからロサンゼルスへ移住したシングルマザーのフロールがクラスキー家で家政婦として働き始める。



アダム・サンドラーが主人公なのかと思っていたけど、主役はパズ・ヴェガ扮する母なのだね。このパズ・ヴェガの見た目がやたらにペネロペに似ているのが気になった。パズ・ヴェガ出演の映画はなぜかほとんど全部観ているんだけど、今までペネロペに似ていると思ったことはなかったはず。ラテン女優としてかなりメジャーな存在になったペネロペを意識して、こういうヘア&メイクをやらされたんじゃないといいけど・・・。怖いほどの情熱女を演じていた『carmen』のイメージとは一転して、一生懸命さがかわいくてほほえましいフロールママ。

片やティア・レオーニ扮するデボラママは恵まれた環境ゆえが、滑稽なほどに自己中心的な困った妻/母。お気楽に眺めれば単純に笑えるバカ女であり、真剣に受け止めると夫や子どもたちが不憫でならなかったりもする。夫婦は足並みを揃えなくちゃと夫に主張するばかりの彼女自身は夫に歩み寄ろうという姿勢が皆無。他者には思いきり無神経なのに、被害者意識は大きく、自分がいかに傷ついたかを声高に叫ぶ。滑稽だけど、やれやれと笑い飛ばすばかりじゃなくて、反面教師としなくては・・・とも思わされる。デフォルメされてはいても、彼女の姿は案外と身近でもある。自分のことを棚にあげて、他者の非ばかりを責めてしまう人の姿はそこらじゅうにあるし、悲劇のヒロイン感情に浸って自分の落ち度を顧みないことって自分にも覚えがある。笑いながらもドキリ。

そんなママゴンに似なくてよかったと思わずにはいられない娘のバー二一もとてもいい。デリカシーのないママに傷つけられながらも健気に振る舞う素直な笑顔の可愛らしさったらない。
そして、良くも悪くも力強くて前向きな2人の母親とは対照的に、脱力しまくりで陽気に暮らすグランマのエヴェリンの存在感もステキ。何が起きてももはや慌てずに余生を楽しんでいる年長者の余裕に元気づけられる。そして、いざと言う時には血迷った娘にガツンと言うべきことを言う親の務めを投げ出さない姿に感動させられる。
三者三様の異なる姿勢の母たち娘たちが織り成すアンサンブル、様々な人間模様がおもしろい。

スパングリッシュとはアメリカのヒスパニック移民が独自に使い始めたスペイン語訛りの強い英語とスペイン語の混在した言語のこと。多くのアメリカ映画はフランス人もイタリア人もヒトラーもGeisyaも英語をしゃべるところが好きじゃないのだけど、本作は必然的にスペイン語しか話せないフロールと英語しか話せないクラスキー家の人々との通じない会話も大きなおもしろみの一つだった。"フロール"の名前のスペイン語発音をクラスキー家の人たちが順番にやってみる出会いのシーンから笑えて、両言語を話せる娘が口論の通訳をする場面も本人たちは真剣なのに可笑しさがこみあげる。そして、移住してからもずっと英語を覚えようとしなかったフロールが、クラスキー家との出来事を通し、直接話せないのではらちがあかないと、高い教材費を払って英語を学習する姿勢にも頭が下がる。部外者の私が、歩み寄るのはいつも英語を話す方ではないことに不服を感じたのは傲慢だったかもしれない。当事者の彼女の姿勢を見習うことの方が肝心なのかも。家政婦の仕事をこなすだけならば、英語がわからなくても何とかなるけれど、彼らと本気で対話するためには同じ言語を使う必要があると判断した聡明さがすばらしい。

アメリカ映画のドラマで描かれる母親はなぜかダメ母が多い。子どもを慮るのは二の次で自身の恋愛や夢の実現に走る母をよく見かける。逆に、その母心に大きく感動した 『オール・アバウト・マイマザー』、『ローサのぬくもり』という母の物語の屈指のお気に入りがスペインの映画であるというのは偶然なんだろうか。私の従来のイメージを受け継いで、この物語においても、スペイン語を話す母はとても子ども思いで、英語を話す母は子どもより何よりも自分が可愛い困った母さんなのであった。もちろん実際の母親に関しては国民性で括ることのできないものであるに決まっているけれど、そんな母親像が定番スタイルなのは興味深いかもしれない。日本映画で描かれるのもどちらかといえば後者よりのものが多いと思う。『誰も知らない』の困ったママちゃん。何度か見た『愛してよ』の予告では、西田尚美が「じゃあママのことは誰が愛してくれるのよ」と叫んでいたのが印象的。良き母親でありたいよりも、一人の女として人間として幸せになりたいという思いが身近なテーマになるのだなぁと。良き親になることが難しいという以前に、子どものことを最優先しようという思いは主流ではない?

親だって人間だもの。甘い誘惑には打ち勝てないよね。ところが・・
2人っきりのムーディな夜においしい食事で満たされた後に、「I love you.」と言える相手に抱きしめられたらおちるでしょう。・・・と思ってしまう意志薄弱な私は、フロールの揺るぎない自制心には脱帽。新鮮な感銘だった。彼の妻が浮気していたことが観客へエクスキューズとして使われることもなく。潔い態度に参りました。

子どものためにと思ってやっていることが親のエゴであったりすることもある。子どもの意思を尊重することがゆくゆくは子ども自身のためにならないこともある。教育や子育ての仕方に正解はないのだろうし、親としてのあり方は人それぞれなのだろう。正解はないものだとわかってはいるし、私立校を辞めることで失われる娘の将来の可能性をちらりと気にしてしまう自分もいる。それでも、母フロールの強い意志、まっすぐな母心には深い感動を覚えた。

オープニングと同じく2人が道を歩く姿が映し出されるエンディング。状況はまるで違うけれど、娘のために力強く前に進む母の姿は変わっていないということに気づく。娘のためにこの国へやって来たという初心を貫く姿勢に感涙。それは彼女たちの姿に娘の声でのナレーションが重なるから。他人から見て頑固すぎる母であったとしても娘が母を愛する気持ちがうかがえるから、この上なく胸に染みる。

公式サイト
SPANGLISH 2005 アメリカ 
監督 脚本 ジェームズ・L・ブルックス
出演  パズ・ヴェガ、アダム・サンドラー、ティア・レオーニ
11本目
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by CaeRu_noix | 2006-01-30 23:31 | CINEMAレヴュー | Trackback(24) | Comments(12)
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タイトル : スパングリッシュ
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タイトル : スパングリッシュ−(映画:今年82本目)−
監督:ジェームズ・L・ブルックス 出演:アダム・サンドラー、ティア・レオニー、パズ・ヴェガ、クロリス・リーチマン、シェルビー・ブルース、サラ・スティール、イアン・ハイランド 評価:84点 公式サイト (ネタバレあります) 劇場公開時に....... more
Tracked from Subterranean.. at 2006-07-10 09:50
タイトル : スパングリッシュ (Spanglish)
監督 ジェームズ・L・ブルックス 主演 アダム・サンドラー 2004年 アメリカ映画 131分 ドラマ 採点★★★★ 親と子、夫と妻、友人同士。人と人の距離は非常に近いものであり、遠いものでもある。自分が相手に対し思っている距離が、相手と同様とも限らない。 メキシコを離..... more
Tracked from 俺の明日はどっちだ at 2006-07-14 00:28
タイトル : 「スパングリッシュ」 Spanglish
ヒスパニックと総称されるアメリカで暮らす4千万人近くのラテン系移民によって話されるスペイン語訛りの強い英語とスペイン語の混在した言語、それを「スパングリッシュ」と呼ぶんだそうだ。 そしてそんなタイトルから観る前は異なった言葉や文化の壁がもたらすギャップを描いたコメディ映画であることを漠然と想像していたところ、どうしてどうして監督がさすが『愛と追憶の日々』『恋愛小説家』などできっちり親子の絆を描いていたジェームズ・L・ブルックスだということもあって、心しみじみするハートフルな作品に仕上がっていた。 ...... more
Tracked from ひるめし。 at 2006-09-24 12:48
タイトル : スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと(DVD)
通じない言葉、通じない心――― 製作年:2004年 製作国:アメリカ 監 督:ジェームズ・L・ブルックス 出演者:アダム・サンドラー/ティア・レオーニ/パス・ベガ 時 間:131分 [感想] ティア・レオーニは「ディック&ジェーン 復讐は最高!」に続いてこちらでもコメディアンヌ炸裂。 空回りのお金持ちの奥さん役がハマってた。 笑えて感動できる作品だった。 なんかこういう感じの映画久々に観た気がするな~。 ミニシアター系はこういう良い作品が埋もれてるのよね~。 スパニッシュ系の母娘が美人だっ...... more
Tracked from パピ子と一緒にケ・セ・ラ.. at 2006-09-25 00:59
タイトル : スパングリッシュ(太陽の国から来たママの事)
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Tracked from 映画と本と音楽にあふれた.. at 2006-11-18 18:48
タイトル : スパングリッシュ (DVD)
スパングリッシュ 原題: Spanglish (2004) 2006年1月14日 日本初公開 公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/spanglish/ INDEC定期上映会2006年10月28日(土)プログラム ゴウ先生総合評価: A-   画質(ビスタ): A-   音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-   英語学習用教材度: A... more
Tracked from 香港旅行と映画鑑賞とラー.. at 2006-11-29 12:21
タイトル : 『スパングリッシュ〜太陽の国から来たママのこと』(ジェー..
日本版公式サイト→http://www.sonypictures.jp/movies/spanglish/ 以前から、amazonなどでR1のDVD(アメリカ映画)を購入すると、相当に高い割合でスペイン語吹替が収録されていることを不思議に思っていました。字幕に至っては100%近くスペイン語が付いて... more
Tracked from 雪華と、うふふ at 2006-12-18 22:27
タイトル : DVD「スパングリッシュ」見たよ。
はい、こんばんは。 「スパングリッシュ」っていう映画、 今年の初めにわずかの期間(3週間?) だけ公開されていたハリウッド映画だ そうです。 これがね、予想外に、良かったです。 立派な佳作。 なんで、こんな扱いなんでしょうね。 ・・・ ... more
Tracked from ダイターンクラッシュ!! at 2010-07-12 18:54
タイトル : スパングリッシュ
2010年7月10日(土) 録画再生(BS h 5月19日15:00放送) スパングリッシュ [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメントメディア: DVD 上映時のタイトルは「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」のようだ。パトスの刑だった。 メキシコから「エコノミー・クラス」で入国した母娘と四つ星レストランのシェフの金満家族との交流。母が、シェフの家の家政婦として働く。 シェフの役は、アダム・サンドラー! いつものアホ面の間抜け演技をせず、意外に魅力的な男...... more
Commented by 哀生龍 at 2006-01-31 23:16 x
アダムたん目当てに見に行ったのに、バーニーに目が釘付け!
なんて可愛く魅力的な女の子なのだろう♪
>デフォルメされてはいても
デボラが一番強烈ですが、どのキャラもやや誇張が見えましたね。でも、誰もが愛し愛されたいと言う部分は一緒。 母として女として娘として父として夫として男として・・・
そして、分かり合いたい!!!
ちょっとした努力で、良く変われる・報われると言う部分が描かれていて、ハッピーな気分になれました。
Commented by sabunori at 2006-02-01 00:10
かえるさん、こんばんは!
TBありがとうございました。
この作品、結構地味に公開されていますがホントいい映画でしたね。
出てくるヒト出てくるヒトみんな愛すべきキャラクターで、また誰も彼もうまい!
それにしてもあの場面で踏みとどまるフロールとジョン。大人じゃありませんか!
Commented by CaeRu_noix at 2006-02-02 01:05
哀生龍 さん♪
珍しく、男優以外、それも少女に注目ですねっ(笑)
本当にバーニーちゃんは素直でかわいかったですよねー。
SHYな笑顔がとてもキュートでした。
コメディの要素のある映画は誇張キャラが多いですよね。
でも、言動や行動は破天荒でもなく、意外とリアルでした。
そうなんですよねぇ。誰もが愛されたい分かり合いたいと思っているはずなのに、なかなかどうしてうまくいかないものなのでハラハラ。
お気軽風味のお話のわりには妙に学ぶことが多かったですー。
感動いっぱい、HAPPYな気分で満たされましたー。
Commented by CaeRu_noix at 2006-02-02 01:09
sabunori さん♪
思いっきり地味ーな公開でしたよね。ガラガラでした。
俳優陣はみんなうまかったし、愛おしいキャラばかりでしたよね。
メインストーリーもサイドストーリーも小ネタもグッド。
笑えて、心温まる、すばらしい映画だったと思いますー。
はい。ラテン女は開放的という図式が崩れる大人ぶりにはうたれました。
Commented by kino at 2006-02-03 01:19 x
TBとコメントありがとうございました!
アダム・サンドラー大好きなので見に行きましたが、とてもいい映画でした。
子供を育てるのは大変だ・・・・。
クラウスキー一家とフロール親子に幸あれ!
Commented by CaeRu_noix at 2006-02-04 10:17
kino さん♪
いい映画でしたねー。
アダム・サンドラーの王道コメディは全然観ていないんですが、数少ない鑑賞作の『パンチドランク・ラブ』、『50回目のファーストキス』も大好きなので、私の中ではしっかりと上質な作品に出演する俳優になっています。
フロール親子は絶対大丈夫のはずなんですが、ジョンパパはフロールへの思慕を募らせて、妻に恋愛感情をもてなくなるんじゃないかという危惧があったりします・・・。
Commented by elly at 2006-02-04 15:00 x
この映画、とある航空会社の機内で見ました。
CaeRuさんの、母の描き方が国によって違う、スペイン映画では良き母で~というところ、なるほど~と思いました。そうですよね、言われてみれば、スペイン映画ではしっかりものの母が描かれているパターンが多く、アメリカものでは、母であるよりも女として生きるパターンが圧倒的に多い。
イタリア映画がどうだったか忘れてしまったけれど、ラテン系の国は、いくつになってもママが一番!というマザコン(男性の)が多いということにも関連しているのかしら?とふと思いました。
それから、パス・ヴェガ、私も好きで彼女が出ている映画は大概観ているつもりですが、CaeRuさんがおっしゃるようにこの映画の彼女はいじょ~にペネロペに似ていましたよね。スパングリッシュでは役柄、カルメンのような妖艶系の美女にするわけにはいかなかったにしろ、ペネロペ系の顔がハリウッドではもはや癒し系なのかしら?と疑問に思いました。
Commented by 栗本 東樹 at 2006-02-04 22:01 x
こんばんは。
どうしてこういうイイ映画に限って扱いが低いんでしょうかね?(怒)

ケンカの最中でも自分に非があると思ったら素直に謝る。
フロールを見てて、俺にはできねぇーって思いました。
女性が観てもよし、男が観てもよし、
名匠ブルックス、面目躍如の秀作でした。
『ローサのぬくもり』 も泣けましたよねー。
ラテンの人々の情の深さみたいな部分に、
監督は何かを託したかったのかもしれませんね。

フロールの娘も可愛かった♪
Commented by CaeRu_noix at 2006-02-06 00:31
elly さん♪
ご覧になっていましたかー。
スペイン映画に関してはそれほど多くの母映画を観たわけではないのですが、2作の大好きな母映画が印象的なんですよね。ママが一番のラテンのココロが象徴されているのでしょうかね。
アメリカ映画は、ダメ母登場比率はかなり高い気がします。映画制作者の母親はそういう傾向にあったんでしょうか。ドラマとしておもしろいから、そういう設定にしているだけなんでしょうか。そして、去年は伝記的な、実在の人物の物語の映画を多く観たのですが、これがまた揃いもそろってみんなマザコンだったり、母親の存在感がやたらに大きかったりしていました。マザコンは有名人の条件の一つなのかと思ってしまうほどに・・。
イギリス映画はダメパパが登場比率が高めな気がします。
そんな感じで明らかにパターンというものはありますよね。

パス・ヴェガ お好きなんですか。魅力的な女性ですよね。演技のうまさも改めてしみじみと感じました。充分にハリウッドでもルックス、演技ともに個性的に実力を発揮できると思うのですが、今作のペネロペ風の容貌にはビックリでした。作為的なものなんでしょうかね? ペネロペに負けないくらい知名度をあげてほしいです。
Commented by CaeRu_noix at 2006-02-06 00:33
栗本 東樹 さん♪
まったくです。配給会社は何を考えているんだか・・・。
日本じゃサンドラーはさほど人気がないし、パス・ヴェガはほとんど無名だから、大々的に公開できないというのはわかるけれど、それにしてもあんまりな扱いでしたよね。ちゃんと宣伝していれば、多くの人の満足を得られる作品であったはずなのに。もったいないー。

私も口論の途中で謝ることはできないですー。言いたいことはきちんと伝えるけれど、聞く耳も持つ姿勢は素晴らしいですよね。あんなに見た目もキュートで内面的にもいい女だからまいりました。老若男女楽しめる映画だと思います。もったいない。
『愛と追憶の日々』にはそんなにうたれなかったんですが、今回の母娘にはやられましたー。
『ローサのぬくもり』 共鳴も嬉しいです。
フロールも娘ちゃんもママ似のいい女になりそうですよねぇ。
『そして、ひと粒の~』のマリアばりのしっかり美人ちゃんでしたねー。
Commented by sheknows at 2006-04-29 06:31
何〜も考えずにふら〜っと観たのですが、良いフィルムでした〜。
色々考えるというか、身に置き換えてしまうというか…。
パズ・ヴェガは小生もペネロペ・クルスに似てる、と思いましたが、他のフィルムでは違うんですね〜。ふ〜む。
Commented by CaeRu_noix at 2006-04-29 23:25
sheknows さん♪
よかったですよねぇ。予想外に素晴らしい映画でした。
そうなんですよ。実にテーマが多重ですよねぇ。
それぞれの立場にたって共感したり、親子、夫婦、コミュニケーションについてなどなど多様に考えさせられてしまうのでした。そして、とても心温まり。
いつもはこんなにペネロペ似じゃないんですよ。いい女優さんですー。
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