かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『カミュなんて知らない』
2006年 02月 04日 |
映画な映画はおもしろみにあふれている。現代の学生は共感できるの?

「異邦人」は一応読んだけど、カミュなんてほとんど知らないし、柳町監督のことも知らなかったし、前田愛と前田亜季の判別の仕方も知らないけど。やばっ

都心の大学キャンパス。“映像ワークショップ”を受講する学生たちは、高校生が犯した「不条理殺人」をテーマに、「タイクツな殺人者」と題された映画を製作することになった。



2000年5月、愛知県豊川市で実際に起きた老婆刺殺事件。「人殺しを経験してみたかった。人を殺したらどうなるか、実験してみたかったと言ってもいいです」と殺人犯の男子高生は証言したことから、カミュの「異邦人」の"太陽が眩しかったから"殺人を犯した主人公ムルソーに重ね合わされたのだ。

嬉し楽しメタ映画。
映画を観るよりか飲みに行こうぜぇな学生生活を送っていた私は、日常会話に当然のように映画ネタが出てくる学生達に少し嫉妬する。キャンパス・ライフの中で映画づくりまでできるなんて羨ましいったらありゃしない。

歩きながら、映画の冒頭の長回しについて熱く語る学生たち。アルトマンの『ザ・プレイヤー』は8分間のワンカットのように見えるけど、本当は2カットなんだって。へぇー、そうなんだ。
そして、この映画自体も長いオープニング・ショットで始まるのだ。その長さ"6分35秒"は日本では記録更新であるらしい。そんな試みにワクワク。

喫茶店では、フランスのカフェと日本のものはずいぶん違うと語り出す。ゴダールの『男性・女性』はこんな感じだったと身振り手振りで映画のショットの再現をする。そんな大学生活がほほえましい。好きな殺人シーンベスト3映画を挙げあっている会話だけでも充分に楽しめてしまうし。監督担当の松川くんの部屋のポスターは『アメリカの友人』。

おもしろみを感じつつも好感を持ちづらいのは、登場人物の彼らに共感できないからだろうか。キャラクターが魅力的でないからだろうか。青春映画は多くの場合、等身大キャラに対する共感度が重要なんだよね。本作においては誰にも心寄り添えず、第三者的な興味本位視線のまま冷静に見続けてしまった。それは狙いなのかな? 

あえてそうしたのかもしれないけど大学生たちが現代風味ではないのが引っかかった。直樹とか喜代子とかユカリとかいうネーミングからして昭和の物語かと思ったけどケイタイ電話を持っているし、そもそも2000年の事件を題材にしているわけだし。現代劇にしてはやけにレトロ風味な大学生に違和感を感じた。でも、逆にその古めかしさが火サスチックな重苦しい怪しさを感じさせるようで、独特の雰囲気が醸し出されているのだよね。共感はしづらくともそれが味わいを増す魅力なのかも。

松川がもてるのがよくわからない。喜代子のような流されやすい女の子っているいるーと思えるリアルさはあったけど、挙動の一部始終には謎の部分も多い。女子大生って、同性の友達ともっとつるむでしょう。山岳部の彼の方が断然いいと思うんだけど。池田くんキャラはおもしろいけど微妙。綾キャラのマイペースさは好きだけど。
立教大学のキャンパスには「あすなろ白書」の取手くんみたいな胸キュンキャラがいてほしかったかも・・・。それこそ、古めかしいかしらー?

『アデルの恋の物語』のアデルと陰で呼ばれるユカリもとりわけ現実味のないキャラクター。こういうヒロインの名前がユカリという名前なのも、吉川ひなのをキャスティングするというのも、どうにもレトロ感覚なんだけど、そんなエキセントリックなイっちゃてる女が似合ってしまうひなのちゃん。屋上の髪のなびく彼女の無音のショットは映画的でよかった。

魅力的なキャラだと感じられる学生キャラがいない中、一番おもしろみがあったのは『ベニスに死す』のアッシェンバッハと揶揄される中條教授。そもそもこの企画は、柳町監督自身が早稲田大学で客員教授として開いた映像ワークショップの体験がもとになっているという。年齢立場ともに監督自身にほど近い存在だけあって、主人公でもない教授の描写、エピソードが一番味わい深かったりした。顔までアッシェンバッハに似ているように見えてくる白塗りは最高。レイの素性が明らかになった時のガックリ感はよかった。

「その時、彼は異常だったのか?正常だったのか?」という問いがよくわからなかった。'異常'というのは、精神病と認定される状態のこと?

果たしてそれは、映画の中のシークエンスか現実の出来事なのかと混乱するエンディングもはずせないし、ノンフィクションの「退屈な殺人者」と小説「異邦人」の朗読を重ねるシーンはとても気に入った。映画な映画でありながら、舞台演劇的な場面が多かったのがおもしろい。映画とは?
映画の魅力を再発見し、映画への興味を喚起する映画。

畳は拭いても使い物にならないような気もした・・。

カミュなんて知らない 2005 公式サイト
監督 柳町光男
出演 柏原収史 前田愛 吉川ひなの 中泉英雄

(渋谷 ユーロスペース) 16本目
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by CaeRu_noix | 2006-02-04 23:05 | CINEMAレヴュー | Trackback(20) | Comments(11)
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Tracked from ラムの大通り at 2006-02-05 23:59
タイトル : 『カミュなんて知らない』
-----『カミュなんて知らない』……。ぼくも知らないニャあ。 「ふうん、そういうもんかなあ。 ぼくらの頃には、カミュとサルトルは必読書だったんだけどね(遠い目)」 -----だからそれ、何なの?人の名前? 「そう。実存主義の作家の一人。 もっとも有名なのが『きょう、ママンが死んだ。』で始まる小説『異邦人』。 あのルキノ・ビスコンティも映画化しているよ」 -----それとこの映画とどう関係があるわけ? 「いまの学生にとって、実存主義なんて遠い昔のお話。 自分たちにはまったくと言っていいほど関係ない。 ...... more
Tracked from フィルムナビ〔film-.. at 2006-02-06 01:56
タイトル : ジャンル別の映画情報!
かえるぴょこぴょこCINEMATICODYSSEY様、カミュなんて知らないのトラックバックありがとうございました。フィルムナビでは、さまざまな映画のクチコミ情報を集めています。映画の感想などをブログに書かれた時には、ぜひまたトラックバックして下さい。お待ちしております!... more
Tracked from ソウウツおかげでFLAS.. at 2006-02-07 14:01
タイトル : カミュなんて知らない@ユーロスペース
昔は名監督として名を馳せた人物が教鞭を振るう大学。丸井、東武、東京芸術劇場が近場の風情あるキャンパス。セリフでもわざわざ池袋と言わせて、もう架空ではなく立教大学と言い切っていいだろう。 立教大学の映画ゼミで作品を作ることになった。高校生が全くの他人である... more
Tracked from 気ままに映画日記☆ at 2006-02-07 19:37
タイトル : カミュなんて知らない:人はなかなか死なないな ユーロスペース
大学の授業で撮影する映画の監督に選ばれた松川(柏原収史)。映画のテーマは、高校生が面識のない老婆を殺した事件。 クランクインを5日後に控え多忙を極めるある日、助監督の久田(前田愛)は主役が家庭の事情により田舎に帰ると言う電話を受ける。 あせった久田は主役..... more
Tracked from Cinema-Absol.. at 2006-02-07 21:54
タイトル : カミュなんて知らない
カミュなんて知らない  2006/日本  ★★★★★ 監督 柳町光男 出演 柏原収史 / 吉川ひなの / 前田愛 / 中泉英雄 / 黒木メイサ ■あらすじ■  ある大学で、学生たちは「不条理殺人」をテーマに映画を撮ろうとしていた。  壊乱からの後ずさり、または壊乱への輪舞。  若さ故に奔放で混沌とした生気を抱える大学生たち。彼らは勿論、一つの目標―映画―に向かって一丸となり進んでいるように見える。しかし同時に彼らは、壊乱に向かって"身を投げている"ようにも映るの...... more
Tracked from アロハ坊主の日がな一日 at 2006-02-07 23:38
タイトル : [ カミュなんて知らない ]今どきの若者たちって・・
[ カミュなんて知らない ]@渋谷ユーロスペースで鑑賞。 僕も知らないと思ったら、それは「異邦人」の著者アルベー ル・カミュのことだった。 ... more
Tracked from 徒然なるままに・・・ at 2006-02-19 22:26
タイトル : 【映画】 カミュなんて知らない ★☆
ストーリー: とある大学の映像ワークショップ。 元映画監督でもある中條教授の指導の下、 映画『タイクツな殺人者』のクランクインが目前に迫っていた。 慌ただしく準備に追われる学生たち。 主演俳優の突然の降板を受けて代役探しに奔走する助監督の久田は、 演劇サークル所属の池田をなんとか獲得する。 一方、監督の松川は、盲目的な愛に走る恋人ユカリに手を焼いていた。 (goo映画より引用) 出演: 柏原収史、吉川ひなの、前田愛、中泉秀雄、 黒木メイサ、田口トモロヲ、玉山鉄二、本田博太郎 監督: 柳町光男 ...... more
Tracked from 海から始まる!? at 2006-02-23 11:17
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2月21日(火)シネマスコーレにて 都心にある大学キャンパス。“映像ワークショップ”を受講する学生たちは、高校生が犯した<不条理殺人>をテーマに、『タイクツな殺人者』と題された映画を製作することになった。クランクイン5日前、主演俳優が突然降板し、助監督の久....... more
Tracked from カノンな日々 at 2006-03-16 17:09
タイトル : カミュなんて知らない/柏原収史、吉川ひなの、前田愛
カミュって何だ?私もそんなレベルなんだけど、とりあえずお酒ではなさそうだ。あと思い浮かぶのタレントのセイン・カミュかなぁ、なんて冗談のつもりだったけど、そーえいばセインの身内にスゴイ著名な作家がいたっけか?なんて思ってたらなんとそれがビンゴ!セインのお母....... more
Tracked from 東京には空がないと言う at 2006-04-10 15:01
タイトル : カミュなんて知らない
『カミュなんて知らない』です。 柳町光男監督ですね。代表作は『さらば愛しき大地』とかです。 出演は柏原収史(弟のほうです。きょうのできごととか出てます)、吉川ひなの(IZAMの元奥さんです。TOKYOEYESです)、前田愛(御姉ちゃんです。はぐれ刑事シリーズに出てきます)。 久しぶりに劇場で見ました。 まず、文句。 仙台のフォーラム(ミニシアター系映画館です。仙台にはミニシアターがここにしかない)さんよぉ、 こういう邦画をあんまり流さないで、韓流やメジャー系(ここではナルニア国とか、そういうのを言い...... more
Tracked from 俺の明日はどっちだ at 2006-04-15 10:27
タイトル : 「カミュなんて知らない」 
都心にある大学キャンパス。“映像ワークショップ”を受講する学生たちは、高校生が犯した<不条理殺人>をテーマに、「タイクツな殺人者」と題された映画を製作することになった。クランクイン5日前、主演俳優が突然降板し、助監督の久田は代役探しに奔走する。一方、監督の松川は妄信的な恋人ユカリの存在に悩まされていた。やがて、主役の代役に演劇サークルの池田が抜擢され、こうして撮影リハーサルが始まるが、<殺人>をめぐるテーマの解釈について、松川は久田や池田たちと対立を深めてゆく。果たして、狂騒と白熱の映画製作の渦中に投...... more
Tracked from ネタバレ映画館 at 2006-04-17 07:26
タイトル : カミュなんて知らない
 「カミュ」ってブランデーのことかと思っていたら、「異邦人」のカミュだったのですね・・・で、あのブランデーはシャレなのか?... more
Tracked from no movie no .. at 2006-04-18 16:04
タイトル : カミュなんて知らない(06・日)
「タブロイド」レビューで書いたとおり、「カミュなんて知らない」を見てきた。 ? カミュは「異邦人」で「太陽が眩しかったから」人を殺したムルソー青年を描いた。 そして、数年前の日本で「人を殺してみたかった」と凶行に及んだ男子高校生がいた。 ? さて今回のこの映画... more
Tracked from the borderland at 2006-05-03 00:50
タイトル : 「カミュなんて知らない」
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Tracked from 映画評論家人生 at 2006-05-03 01:43
タイトル : カミュなんて知らない
OS名画座 本人が読むことはないから書くが、実を言うと、私は柳町光男監督は亡くなったものだと思って... more
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タイトル : シネマ日記 カミュなんて知らない
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「カミュなんて知らない」★★★★ (盛岡フォーラム3)200... more
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タイトル : 映画『カミュなんて知らない』
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Tracked from ひるめし。 at 2007-03-20 10:03
タイトル : カミュなんて知らない(DVD)
人間って簡単に死なないんだ。... more
Commented by kusukusu at 2006-02-05 19:35 x
今晩は。あー、これも見ないと。ほんと、見たい(見るべき)映画が多くて困ったものです・・。
見てなくてコメントするのもなんですが。

>映画を観るよりか飲みに行こうぜぇな学生生活を送っていた私は、日常会話に当然のように映画ネタが出てくる学生達に少し嫉妬する。キャンパス・ライフの中で映画づくりまでできるなんて羨ましいったらありゃしない。

こういうのを羨ましがれるのって珍しいな(笑)。
映画を見たりつくったりすることで明け暮れた学生時代なんて個人的には暗い青春だったなあーとうんざりする記憶しかなくて(笑)。(というか、いまだにやっていることがほとんど変わっていないというのは自分でもあきれるが。)
大体、みんな、自主映画とかを撮っていると主演の女の子を好きになったりとか、するんだよね(笑)。もともと映画のサークルの人間とかは暗くてもてない男ですから、女の子に出てもらって、ついでに付き合いたいという下心がみえみえなんですが、たいてい、映画が終わると彼女はバイバイと去っていくもので(笑)。
柳町監督ですから、そんな甘い青春ものではないんだろうけど・・。

Commented by kusukusu at 2006-02-05 19:35 x
>ゴダールの『男性・女性』はこんな感じだったと身振り手振りで映画のショットの再現をする。

ゴダールとか、出てくるんだ。柳町監督の『愛について、東京』を見たとき、ゴダールの『軽蔑』みたいだと思いました。やっぱりゴダール好きなのかなあ。

>一番おもしろみがあったのは『ベニスに死す』のアッシェンバッハと揶揄される中條教授。

『ベニスに死す』も出てくるの?
それはどうも柳町監督は同性愛者らしいので、それででしょうか。
Commented by CaeRu_noix at 2006-02-06 11:49
kusukusu さん♪
それONLYの学生生活というのはもちろん嫌ですよ。
私は、てにすをしたり、すきーやどらいぶに行ったり、おどりに行ったりもしますとも。でも、飲みに行ってばかりの不健康生活より、もっと映画を観たりすればよかったなぁと思ったのは事実。学業に励めたら望ましいのでしょうが、それは私には無理なので、せめて早くから映画に目覚められたらよかったかもなぁと。
大学の授業で映画を観たという話を聞くと、本当にちょっと嫉妬心を覚えます。私はたぶんそういうのってなかったから。そんなわけでこのワークショップに羨ましさを感じました。
でも、もう一度大学生に戻っても私は自主映画制作に参加はしないかもしれません。暗い青春は嫌ですから(笑) あくまでも今だから感じる無いものねだりの羨ましさですね。
暗い青春だったとしても、好きなことを続けられるって素晴らしいじゃないですか。多くの人は夢をあきらめてしまうものですよね。がんばってください。

柳町監督のことは全然知らないんですが、本作の男女関係はドライな印象かな。
『ベニスに死す』的な場面は同性愛ではなかったですが。
溝口だとか映画/映画監督な会話は満載でしたよー。
Commented by 現象 at 2006-02-07 14:07 x
考えてみたら取手くんって、
今ハヤリのオサレ眼鏡男子のさきがけですかねぇ。
松川がもれるのは僕もよく分かりませんでした。
そういうのも含めて何かこいつら充足してやがるなぁとか、
自分の学生時代は悶々としていたこともあってか、
シンパシー的なものは全くなく、感情移入はしませんでした。
先日のあの作品とは逆に、
こちらは映画として秀逸秀作、
「こりゃすげぇ、出来のすこぶる良い映画だぞ」としかし、
これが好きかと問われればNOでした。
コメントTBありがとうございました!
Commented by CaeRu_noix at 2006-02-09 11:35
現象 さん♪
なるほど。取手くんは眼鏡男子の先駆けですねっ。
掛井くんより断然ステキでした。なるみぃー
「メガネ男子」って、本も発売されているんですね。
その中に取手くんは入っていないですよね・・・。
私の中の眼鏡男子の元祖はキャンディキャンディのアーチかな・・・。
のびちゃんはオサレ系ではないので除外。
ラーメン大好き小池さんももちろん除外。

松川くんがもてることも不条理の一つだったんでしょうかね。
まぁ、周りの他の男子はもっとステキじゃなかったので、
相対的にカッコイイ松川くんに女子が惹かれたのでしょか??
感情移入させないことが狙いだったのかもしれないけど
青春映画は共感するものがないと好きになれないんですよね。
共感できない彼らの不条理行動の全てがおもしろみだったともいえるのですが。
Commented by みう at 2006-02-11 21:03 x
始めまして、池田役の中泉さん検索してたらたどりつきました。

映画としてとても面白いつくりですよね、最後とかずるいなってくらい。
あのシーンだけでいい映画だった気さえしちゃいましたよ。

私も教授のベニスに死すとのリンクが好きでした、
もともとあの映画好きだったので面白かったのもあるけど
スープを音たてて飲むのに現実を見る感じの表情とか好きでした。
松川がモテるのは私はなんとなくわかります。
女って悪い男に惹かれるんですよ。。。こうゆう人好きになっちゃいけないな、と思った瞬間に好きなんじゃないかと。
山岳部の彼はいい人過ぎて安心しちゃうんでしょう。

と変な書き込みすいませんでした。
Commented by CaeRu_noix at 2006-02-12 11:51
みう さん♪
いらっしゃいませ。中泉さんファンの方でしょか?
大学生役の彼が実は76年生まれということにビックリ。池田の個性も映画の中で重要でしたよね。今後の活躍が楽しみです。

教授とレイの食事シーンはおもしろかったですよね。理想は幻想に過ぎないと気づく瞬間。あのエピソードはよかったです。仲介した彼がきゅう覚障害をもっていることは何か関係あったんでしょうか。不釣り合いなカップルと思いきや、食事のマナーが同レベルの2人でしたね。

松川の魅力、わかりますか。女子がちょっとワルめの男に惹かれるというのはわかるんですよ。真面目くんよりワイルドさややんちゃさをもつ男の方が魅力的ですよね。でも、松川くんはふてぶてしいだけの印象しかなかったんです。ルックスも柏原兄ほどよくも見えなかったし。
山岳部の彼は、チャラチャラ不良系ではないけど頼もしげなタイプだったから、私のイメージする安心してしまう彼とはちょっと違ったんですよね。優しく誠実な彼に安心して冒険したくなる女の心理自体もわかるんだけど、あの彼氏だったら、あえて映画製作スタッフの男達に目移りはしないなーと私には思えてしまったんです。キャスティングの好みの問題なのかな。
Commented by カオリ at 2006-04-18 15:56 x
何故松川がもてるのか?という話題のようですね。「監督」だからじゃないですかね。なんか、権力持ってそうな立場だし有能って感じだし。逆に、松川の恋人が何故ユカリなのか?が私には不可解でした。

さて、映画のラストシーンはホント、エンドロールまですごかったですね。
おっしゃるとおり、拭いても無駄だと・・・思います。
Commented by CaeRu_noix at 2006-04-19 00:36
カオリさん♪
大人の世界、仕事の世界で監督がもてるのはわかるんですが、学生さんのあの仲間の中ではそんなに力を持っているふうには見えなかったんですよね。有能だったんですかねぇぇ??
松川くんは来る者は拒まず男という感じだったので、とりあえずお人形さんのように可愛いユカリを拒むこともなかったんじゃないでしょうか。つき合い続けて徐々に、彼女が困った女だとわかってきたという感じ??
まぁ、全体的にキャラクター設定や関係性が不自然な印象でしたよね?映画としては面白かったんですが、人間ドラマとしてはヘンでした。
ちゃんと畳の替え費用を出してほしいところですー。
Commented by 冨田弘嗣 at 2006-05-05 02:37 x
 コメント、ありがとうござます。感謝です。
柳町光男監督の映画は面白いですよ。ちょっと狂気に満ちていますが。みんなは「カミュなんて知らない」のエンディングで、すごかったと書いていますが、私としては、あのシーンが出たとき、「やっと柳町監督らしくなった」と思いました。全盛の頃の作品群、ぜひ、観て下さい。物議を醸して、DVDになれないものもありますが・・・。手に汗、握りますよ。
 これからも宜しくお願いします。   冨田弘嗣
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-05 03:03
冨田弘嗣さん♪
私は柳町監督のことは全然知らなかったんですよね。だから、作風なども掴みきれなくて・・・。イマドキの邦画では珍しい独特の空気感でした。エンディングこそが監督らしいシーンだったのですねぇ。問題作系にチャレンジする人だったのでしょうか。はい、全盛期の頃の作品をぜひ観てみたいと思いますー。ありがとうございました。こちらこそよろしくお願いします。
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