かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『シリアナ』
2006年 03月 09日 |
スリリングでヘヴィーな入魂の一作。
ドライでシリアスなタッチがいい。

シリアナとは、私利のアナ。陰謀にゼツボウ。虚飾に汚職にショック。これこそオイル・ショック。

石油をめぐるCIAとアラブの王族とアメリカ司法省とイスラム過激派テロリストの本当の関係。



『トラフィック』のスタッフ・チームが手がけたというのが売り文句のようだけど、それほどに完成度が高いとはいえないのは事実。『トラフィック』や『クラッシュ』のようには群像劇のプロットの巧みさを感じない。
とはいえ、私はおもしろかった。こういう入り組んだ群像劇は大好きだし、国際問題絡みのテーマにも興味アリ。そして、暴露映画であることにも多大な関心を寄せずにはいられない。スリル満点でゾッとして頭が痛くなり・・・。

かなり話がわかりにくいということだったので、あらすじを読んで、石油会社の合併の話やメインの4人の役どころを把握してから観に行ってみた。メインの4人に関しては、わりと状況がわかりやすく描かれていたので、予備知識を入れなくても理解できたような気もした。逆に、それ以外の脇役達の中には役どころが非常にわかりにくい人もいたので、顔と名前と役割を事前に予習しておけばよかったと思った。(といっても、それらを詳しく紹介しているサイトはないのかもしれない。事前にパンフレットを買って読め?)

それってどういうこと?この人は誰?という事態に遭遇したりもしたけれど、そこで置いてけぼりを食らうほどではなく(明確にわからなくてもアバウトに把握して)同時進行する主役格4人の物語のスリルを楽しめた。事実を基に作られたドラマであることが、そのハラドキ感を高めてくれる。『ロード・オブ・ウォー』や『ミュンヘン』を思い出して、相乗的に味わいが増した。

ジョジクルやマット・デイモンがメインキャストのハリウッド映画に、それに準ずる位置づけでパキスタンからの出稼ぎ労働者の青年の物語が展開することは、未だかつてなかったんじゃないかなぁ・・・なんてことに感動してみたり。青年ワシームとアラブ王国のナシール王子がよかったな。

思い起こせば昔は、ハリウッド映画に登場するFBIやCIAにはあこがれていたものだ。かなりクールでカッコいい職業だと思っていた。そんなことを申し訳なく思うほどに、ここに登場するCIA工作員のボブの追い込まれた状況は酷かった。多くのハリウッド映画でヒーロー的な役回りだったその組織の一員はこんなに恐ろしい目に遭っていたんだ。そんな現実の描写にとにかく見ごたえがあった。いつもの濃いめな色男ぶりをヒゲで覆い、体重を増やして挑んだジョジクル扮するボブの悲劇にハラハラ。

『ミュンヘン』を観た時に思ったように、組織に属する人間は駒でしかないことが恐ろしい。そんなことはわかってはいるのだけど、その非情さを目の当たりにして痛感する。その組織のために忠実に任務を遂行し、多くのものを犠牲にし時には命を懸けた人間を、組織の利害によって、いとも簡単に切り捨てる。共に同じ仕事をしていた者に対して冷酷にあっさりと・・・。彼らは当然のごとく、内側から組織を守るために、不利益なものを抹殺する。見ている私には、組織に貢献することは結局何のためなのかよくわからなくなる。

組織なんて・・・とさんざん失望しても、やっぱり個人生活だけでは機能しない社会。ナシール王子のような理念を持った跡取りがその実現のためには、協力者が必要になってくる。その理念に共鳴して、ブライアンが王子の片腕となったことは嬉しかった。理想の実現のために人と人が手を組むのはやっぱり当然のことなんだよな。そして、そのためにブライアンは家族に寂しい思いをさせてしまうというジレンマ。

全ては利権のために回っているというのはもうわかった。でも、そうやって、何が得られるのかがよくわからない。誰もが大金を手にして豊かな生活ができるにこしたことはないと思っているはずとはいえ、こんなに多くの人の生活やこの地球や時には人命を蔑ろにしてまでほしいものって一体何?お金が目的なのか、権力を手にして牛耳ることそのものが歓びなのか。罪悪感や疑問は微塵も感じないの?ただ所属する組織の利益のために、そのシステムに従っているだけ?そして、富者が手にするのは、別荘や自分の名前のついた狩猟場ですか・・・。

どうせなら、もっと核心がわかりやすいつくりにした方が有効だったように思うけれど。それでも、果敢にこんな映画を作ってくれたことは評価したい。

911直後には、イスラムの国の人たちを目の敵にしていたアメリカで、今は、テロリストになったのは、こういう社会と環境の犠牲者に過ぎない真面目な青年だったかもしれないんだよという物語を含んだ映画がつくられていることが嬉しくもあったし。

怖ーい現実についてあれこれ考えさせられつつ、映画の質感としてはかなり好みで見ごたえがあり。


-キャスト-
CIA工作員ボブ・バーンズ:ジョージ・クルーニー
エネルギーアナリスト ブライアン・ウッドマン:マット・デイモン
妻ジュリー・ウッドマン:アマンダ・ピート
弁護士ベネット・ホリデイ:ジェフリー・ライト
法律事務所代表ディーン・ホワイティング:クリストファー・プラマー
キリーン社経営者ジミー・ポープ:クリス・クーパー
ダニー・ドールトン:ティム・ブレイク・ネルソン
スタン・ゴフ:ウィリアム・ハート
出稼ぎパキスタン青年ワシーム:マズハール・ムニール
アラブ某国ナシール王子:アレクサンダー・シディグ

SYRIANA 2005 アメリカ/ワーナー  公式サイト
監督.脚本 スティーブン・ギャガン
原作 ロバート・ベア 「CIAは何をしていた?」
  「See No Evil: The True Story of a Ground Soldier in the CIA's War on Terrorism」

映画とは違うけれど、やっぱり恐ろしいCIA工作員の真実。
元CIA工作員ロバート・ベアが語る映画『シリアナ』の真実/Globe Walkers Club

まどぎわ通信  の記事もとても役に立った。
映画のアラブ王国のモデルはカタールだったのですね。
石油が枯渇する前に利権を拡大したいらしい・・・。
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by CaeRu_noix | 2006-03-09 23:11 | CINEMAレヴュー | Trackback(23) | Comments(14)
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★★★ 全く奇妙なタイトルである。漢字で書いたらとても下品な言葉になりそうだ。念のためネットで調べたら、「シリア」と「イラク」と「イラン」の三国を包括した造語なのだという。 この難解なタイトルからも、この作品がアラブと米国と石油とテロを中心に描かれた、暗く... more
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タイトル : SYRIANAを観て・・・。
ぜんぶつながっている…。 観ていて、辛くもあり、怒りもあり、そしてため息…が自然と出てしまうシリアスな脚本。 結果、廻り回って元に戻るというより、切れ目がないのだなぁというか、やはり世の中は、利権とお金にまみれていて、やはりそれだけしかないのか?という失望感だろうか?まさにこの映画は、ノン・フィクションでリアルな世界。 ビジネスはキレイ事だけではないことは、わかっている。 CIA工作員も、エネルギーアナリストも、某国の王子も、弁護士、石油会社も、労働者も、所詮盤上のコマで、より大きなチカラや陰謀...... more
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タイトル : シリアナ【SYRIANA】
石油。地球上でもっとも力があるもの。人類が恩恵を被りながらも、破滅へと向かわせるもの。この映画を見て、普段何気なく使用している石油のパワーを改めて感じました。 話が難しく、舞台は世界中あちこちへ飛び、場面はコロコロ変わりついていくのが大変。これ誰だっけ?今誰の話してるの?ってずーっと集中しながら見てて疲れてしまった。ただ、一見難しく見えるけど、根底にあるものは単純で全て「石油」というモノに操られる人々の話。石油会社の人々はもちろんCIAに見限られるエージェントも、中東某国の王子も、純粋に...... more
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ジョージ・クルーニーのアカデミー賞助演男優賞効果なのか、平日にもかかわらず結構観客はいました。これまた老若男女様々。「シリアナ」は、主演と言うのがいない映画で、クルーニー自体そんなにたくさん出てくると言うわけではないし、役者は皆「助演」に当たるかもしれない。... more
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タイトル : シリアナ
“石油ビジネスだぞ!誰だって汚れた世界だと知っている。” 元CAI工作員ロバート・ベア著“CIAは何をしていた?”の映画化作品“シリアナ”を観てきました。 中東のとある石油産出国。王位継承権を持つナシール王子は、米国に石油利権を独占されている現状から脱却するため、中国に接近する。 ナシールの行動を憂慮したCIAは、彼にテロの資金源と汚名を着せ暗殺すべく秘密工作を開始。 同じ頃、ナシールの国に出稼ぎに来て米国コネックス社の油田で働いていたパキスタン人青年ワシームは、突然の解雇に遭い、その...... more
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タイトル : シリアナ
日本語オフィシャルページ  非常にスリリングな映画である。  緊迫感が全編にみなぎっている。    ただ、注意すべきことは、この映画は娯楽色の強いサスペンス映画ではない ということだ。    社会派映画である。    国際石油資本。CIA。テロ。陰謀。  ...... more
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タイトル : シリアナ
いつも行ってるマイ映画館の6本観ると1本無料(平日限定)のやつが、1枚あって、いつ使おうかと手ぐすねを引いて待っていたんですが、温めているうちに期限が迫っちゃって、何か観なければいけない。で、上映作品を見てみると、観たいものは既に観ちゃってたり、後で友達と観る予定のものがあったりして、なんか選択肢が非常に少ない。 そんな中、観ようと思ったのがこの、「シリアナ」。予告編で観て、中東の真実、って感じで、これやこれみたいな「実はこうだった系」の映画かなと。中東の事は殆ど知らないので、どんなんだろうと... more
Tracked from 映画とCINEMAとムービー at 2006-03-26 23:56
タイトル : シリアナ
Syriana シリアナ 先週の水曜にシリアナを観ました。面白い。と同時に非常に怖さを感じた映画でした。 意外に若いカップルが多くて驚いたんですが、始まって30分?もするとそこかしこからイビキや寝息が…。 無理もないかとも思う。と言うのもエンターテイメント性は0、でもストーリーは濃厚。 興味がなければ全くつまらない内容だろう。 オマケに見る側に非常に不親切な展開。場面があちこち飛ぶので目や頭が追いつかない。 スナッチや21gで使ったようなそれぞれのグループが断片的に交錯し並行して話が進んでゆくと言う...... more
Tracked from 徒然なるままに・・・ at 2006-04-08 09:25
タイトル : 【映画】 シリアナ ★★☆
ストーリー: CIA諜報員ボブは、息子の進学を機に、 キャリアに終止符を打とうと決心する…。 一方、一流法律事務所の弁護士ベネットは、 アメリカの巨大石油会社の合併調査を依頼される。 又、ジュネーブ在住の石油アナリスト・ブライアンは、 ある事件をきっかけに石油王の王子ナシールの相談役となる。 そしてパキスタン人のワシームは、母国を離れ中東の油田で働いているが、 過酷な労働と人間以下の生活に希望を失いかける…。 (goo映画より引用) 出演: ジョージ・クルー二ー、マット・デイモン、 ジェフリー・ラ...... more
Tracked from まつさんの映画伝道師 at 2006-04-12 20:52
タイトル : シリアナ
第384回 ★★★★(劇場) (核心に触れる文面あるので、ご注意あそばせ)  アメリカへ行くとガソリンの安さを実感するだろう。  ガソリンスタンドの表示には日本円に直すと100円前後の値段が掲げられているのだが、これが「リットル」ではなく「ガロン....... more
Tracked from 金言豆のブログ ・・・映.. at 2006-05-20 02:01
タイトル : シリアナ
★本日の金言豆★ シリアナ:ワシントンのシンクタンクで、イラン、イラク、シリアの3国が、1つの民族国家になることを想定した中東再建プロジェクトをさす専門用語。 2006年3月4日... more
Tracked from いつか深夜特急に乗って at 2006-06-03 06:04
タイトル : シリアナ
「シリアナ」★★★★ (盛岡フォーラム)年アメリカ 監督:ス... more
Tracked from タクシードライバー耕作の.. at 2006-07-15 18:51
タイトル : シリアナ
製作年度 2005年 製作国 アメリカ 上映時間 128分 監督 スティーヴン・ギャガン 原作 ロバート・ベア 脚本 スティーヴン・ギャガン 音楽 アレクサンドル・デプラ 出演 ジョージ・クルーニー 、マット・デイモン 、アマンダ・ピート 、ミシェル・モナハン ...... more
Tracked from 映画、言いたい放題! at 2006-10-24 11:02
タイトル : シリアナ
ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ウィリアム・ハート等々、豪華キャスト。 たまには社会派映画でも観ないとね♪(^^) とか思い、DVDで鑑賞也。 引退を考えている、中東で数々の工作活動に従事してきたCIA職員ボブ・バーンズ、 ワシントンの大手事務所の弁護士、... more
Commented by April at 2006-03-11 10:11 x
かえるさん。こんにちわ~。
これ難しいけど「ハラドキ感」はあるし、見終わった後の充実感はありますよね。
久しぶりに勉強した後みたいな疲労はありますが。
ソダーバーグ・グループならではのドライな質感もいいですね。
Commented by kana3160 at 2006-03-11 10:27
今度はコレ!観に行こうっと。
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-11 18:40
April さん♪
ハラドキ感ありましたよね。ね、ね、ね。
私はそれぞれの男達に心寄り添いハラハラさせていただきましたよ。
この映画で涙したのって私だけ?
よくわからなかった部分もあったけど、ハラドキと興味はちゃんと持続。
確かにスッキリ爽快な後味ではなく、疲労感が残ったような感じではあったけどー。
ドライさが私は気に入りました。変に音楽で盛り上げたりしないところなど。
ソダーバーグ組はいいですよね。ソダーバーグもそろそろオーシャンズばかりじゃなくて、社会派作品撮ってよと思っていた頃にこの映画がやって来ました。今度は自らメガホンをとってほしいー
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-11 18:41
kana さん♪
いや、かなり不評ですよ。そんなにオススメはしませーん。
観に行く際はみっちり予習をしてくださいませ。
Commented by 隣の評論家 at 2006-03-11 22:15 x
かえるさん、こんにちわ。TB&コメントありがとうございました。
不評ですよね。時々、ケッチョンケッチョン言ってて、悲しくなる事もあるくらいに。それでも、私は再度見たら理解が深まるかどうか、試してみたいと思います。
Commented by moriyuh at 2006-03-12 01:26 x
Caeru様
はじめまして、TBありがとうございます。こちらもTBさせていただきました。

酷評多いですよね 笑
私はけっこうこの手のものが、嫌いではないので、原作を読んでフムフムと考えてしまいます。

SYRIANAを観てから、「JFK」や「今 そこにある危機」などが、改めて観たくなり、この週末観ている状況であります。


Commented by CaeRu_noix at 2006-03-13 00:21
隣の評論家 さん♪
ケチョンケチョンはさすがに悲しいですよねー。その心意気を買ってほしいものです。トラフィックなんかに比べたらもちろん弱いですが、充分におもしろかったんだけどなー。おー、リトライがんばってくださいねー。せひ、人物相関図をつくってください。
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-13 00:22
moriyuh さん♪
私もこの手のものは好きなんです。陰謀なんてものが本当にあるなんて考えたこともなかった頃に観た 『JFK』は衝撃的だったような。フィクションだけど、『ペリカン文書』なんかもかなりおもしろく観た記憶があり・・・。そして、そういうのって現実なんだってことを知り始めてますますおもしろくなりました。同時にゾッとするんですけどね。こういう題材ならば、スパイ・アクション映画系よりも社会派視点のリアルなスリラーがより好みに合うようです。
原作も読まれたのですねー。私も図書館で「CIAは何をしていた?」を予約してみました。映画ではいろいろ脚色されているようなので、真実の告白本をぜひ読んでまた考えたいと思いますー。
『JFK』だとか戦争ものだとかはずいぶん年月を経てようやく映画になるという感じでしたが、石油のことは現在進行形なので、映画化したことはやっぱり拍手したいですー。
Commented by Yin Yan at 2006-03-14 17:48 x
こんにちは、こんにちは、コメントありがとうございます。
なかなか面白かったですね。
真実を追究すると言うより、久々に辛口のハードボイルドな作品を単純に楽しみました。
映画に完全なる真実を求めてもしょうがないですよね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-15 23:55
Yin Yan さん♪
難点はいろいろあると思いますが、とりあえずおもしろかったですよねー。
現実の出来事をベースにしているということがより興味と面白みをパワーアップさせている部分もあるのですが、それはさておき作り物の映画として楽しめました。私もこの乾いたハードボイルドタッチが気に入ったのです。
映画というものには真実の断片が見え隠れすれば充分なのかもしれません。後は自分で感じたり考えたりすればよいのかも。
Commented by 朱雀門 at 2006-03-20 22:39 x
こんばんは
>事前にパンフレットを買って読め
まさしく、その通りであります。見た後で非常に後悔いたしました。特に前半は、主要なキャラクターと複数のストーリーをつかむのに骨が折れる作品でした。存分に楽しめるかえる様が羨ましいです。

個人的に印象に残ったのはワシーム青年でした。彼の存在があるのとないのとでは作品のテイストが変わってくるように思うのですね。まあ、あんな生き方しか選べないというのは非常に胸が痛くなりました。戦時中の日本の若者もそうだったのかも知れないけれど・・・
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-21 11:07
朱雀門 さん♪
はい、楽しめましたよー。
人物関係やその背景がきっちり理解できなくても、その物語がとても興味深かったのでとどまることなく都合よくのめり込んでいました。ひょっとして肝心なところがわかっていないかもしれないんですけど、おもしろかったからいいんです。『シリアナ』も『うつせみ』も乗れてしまうお得なヤツです。
そうそう。ワシームはよかったですよね。とても心寄り添ってしまいました。私はイラン映画なんかも大好きなので、こういう素朴な青年にスポットがあてられるということだけで嬉しかったです。テロリストにならざるを得ない若者を生み出してしまうこの世界のシステムを描いているだけでもこの映画の価値は充分にあったと思いますー。
日本もその当時はお国のために自分の命を投げ出すことが当然だったのですよね。人命は何より大切だと言われている今からほんの数十年前に・・・。
Commented by まつさん at 2006-04-12 20:44 x
いつもながらお返事大変遅くなって申し訳ありません。年度末&頭にてご理解頂ければ幸いです。
アメリカ(特にハリウッド)映画は中身が軽いと思われがちですが、このように日本では到底「メジャー映画」として作られそうにもない作品が堂々と公開されることは、限りなく残されたアメリカの「良心」であるようにも思い、羨ましくもあります。しかし助演男優賞獲得したジョージ・クルーニーって脇役なのかな?
Commented by CaeRu_noix at 2006-04-13 16:31
Mr.まつさん
お忙しい中、ありがとうございます。問題なしです。
私もそんなアメリカの「良心」がちょっと羨ましいです。日本にはジョージ・クルーニーのようなタイプの映画人はいないですよね。日本の拡大上映映画はみんなTV局が先導しての企画だったりするので当たり障りのあるものは無いに等しいですよね・・・。
ジョジクルは強いていえば主演格でした。
監督作の『グッドナイト&グッドラック』も楽しみですー
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