かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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「トミー」 ブロードウェイミュージカル
2006年 03月 10日 |
ロックオペラの異色さがおもしろかった。

イギリスを代表するロックバンド THE WHO(ザ・フー)が1969年に発表したアルバム「TOMMY」。耳も目も不自由な少年トミーの半生を描いたストーリー性を持った楽曲で構成された史上初のロック・オペラ。
1993年 ト二―賞 5部門受賞




父親の起こした殺人事件によって、幼い頃に視覚・聴覚・言語を失ったトミーが、ピンボールの天才としてヒーローになるという半生の物語。
75年に映画化もされている。(監督ケン・ラッセル)
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THE WHOのことはほとんど知らないのだけど、なかなか楽しめた。
逆に、THE WHOやそのアルバム「TOMMY」のファンである人にとってはこのミュージカルはどうなんだろう?ロックに思い入れのある人にとって、ミュージカルの歌い方はしっくりくるものなんだろうか? エレキギターの演奏に、女性の高音コーラスが重なることに違和感はないのかな?ということを思いつつも、原曲を知らない私にはOK。

多くのミュージカルは、歌ったり踊ったりの場面ばかりではなく、ストーリーを進めるにあたって、普通の舞台演劇的なダイアローグ、モノローグのシーンがあるものだけど、これは楽曲がもとなので、ずっと賑やかにロック音楽が演奏され続け、登場人物の歌が台詞の役目を果たしていた。ミュージカル映画でいうと、『エビータ』系。鳴りっぱなし、歌いっぱなし。「ピンク・フロイド/ザ・ウォール」もこういう感じなんだろうか。舞台演劇的な仰々しい台詞回しやお芝居が好きではない私には、ほとんど全てが歌なのは好都合。異色テイストながらも、遮られることなく音楽、リズムにノリ続けられるのがイイ。

やっぱり私は群舞が大好きで、ピンボールのシーンだとか大勢のキャストがステージに登場して、時にはそれぞれ自由に、時には統一性を持って、踊り歌うところには最も釘付けになった。物語がトミーの少年時代の間は、バンドの前で歌っていたヴォーカルが、トミーの成長後は主人公としてステージの中央で演じ、その時には10歳の少年役の方が歌ったりするという、演出がとても気に入った。物語の中では言葉を話せないトミーが、大いに歌いその思いを歌詞に込めるという構造がおもしろいと思う。

アンコールは最高にエキサイティングだった。ステージの下に降りてまで、盛上げてくれたら総立ちにもなるさ。

(東京厚生年金会館)
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by CaeRu_noix | 2006-03-10 23:14 | Art.Stage.Book | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from wnudzgp at 2006-09-09 02:00
タイトル : wnudzgp
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Commented by TECNOega at 2006-08-02 23:50
おおおおおお!トミー行かれたんですか!!
映画のケン・ラッセル監督のファンなんで、あのサイケな世界がマトモになってたらどうしようかと恐れ、結局行かなかったんですよ。ミュージカル版だとハッピーエンドだという噂を耳にしたので。
でも演出が変わってもやはり音楽イイですよね。See me〜♪
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-03 12:55
TECNOega さん♪
そうなんですよー。ミュージカル好きなものでー。THE WHOのことは知らないのに観に行ってしまいました。おお、ケン・ラッセル監督ファンなのですか。さすがです。思い出したように、映画の方も観てみたくなりました。思いきりサイケなんですねー。確かに映像表現に比べたら、舞台ミュージカルってやつは健全な感じがしますよね。でも、映画ほどに強烈ではないでしょうけど、斬新なおもしろさはありましたよ。音楽もよかったですー
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