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フランス映画祭2006  その1 ~『サンティアゴ...メッカ』など
2006年 03月 17日 |
フランス映画祭2006 に行ってきました。



横浜で6月に開催されていたこの映画祭が今回からは3月に。
会場も、お台場・六本木・高槻の3ヶ所のシネコンにかわりました。
うーん。お台場は遠いっす。ゆりかもめってとても久しぶり。
お台場のシネマメディアージュも初体験。
劇場数が多くて、広くて、素晴らしい設備のシネコンですね。
でも、このシネコンの無機質さはフランス映画には合わなーい。
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公式サイト
せっかく遥々行くのだからと、本日は欲張って4本鑑賞。

『サンティアゴ...メッカ』(Saint-Jacques... La Mecque) はすごくよかった。
とびっきり気に入りました。至福の感動を味わえました。
コリーヌ・セロー監督の『女はみんな生きている』(CHAOS)も大好きで、2003年のmyベスト10に入れてたのだけど、本作も余裕でmyベスト入りしそう。
美しい風景の中を行く旅するシネマというだけでつかみはOK。このテンポのよさが大好きなのです。群像劇であり、人生の落伍者にも優しい人情コメディ。ユーモラスなおかしみが持続したまま、感動をもたらせてくれる。夢映像のファンタジーな遊びっぷりもとても好み。全面的に大好きです。巡礼の旅かー。

クロード・ルルーシュ監督の『愛する勇気』( Le Courage d'aimer)もとても気に入りました。
映画としては独特な演出のルルーシュ作品のテイストが私は大好き。
まず美しい音楽がそこに流れて、徐々に人々のドラマが見えてくる。ロマンチックなアプローチにうっとりしながら、愛の喪失のせつなさに心を掴まれて・・・。

『アレックス』の徹底したリアリズムにもハマりました。

『ハウス・ウォーミング! ~Travaux』は素材的には好みなんだけど・・・。

団長キャロル・ブーケは、スラリと背が高くてカッコよかったです。
本当は、映画の後に Q&Aとサイン会が予定されていたはずなのに、大使館のパーティに行くから中止だって。上映前の舞台挨拶にかわりました。そりゃーパーティの方が楽しそうだわな・・・。
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そして、クロード・ルルーシュ監督にお目にかかれて嬉しかった。
知的な雰囲気にあふれるジェントルマン。68歳には見えません。
サイン&握手をしてもらえて満足。
これからもまだまだがんばってほしいです。

スクリーン2の話題作『隠された記憶』は売り切れていたけれど、平日ということもあって、600席あるスクリーン1は毎回空席がいっぱいでした。(『隠された記憶』をスクリーン1にしなかったのはどうしてなんだろう?) せっかくゲストで来てくれた方々は寂しく思ってしまうかもしれませんね。そうして、大物ゲストが来なくなり、お客が来なくなる悪循環? 
イマヒトツ盛り上がっている雰囲気は感じられないながらも私はやっぱりフランス映画が大好きでーす。

アルノー・デプレシャンの『キングス&クイーン』は6月にイメージフォーラムで公開!
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by CaeRu_noix | 2006-03-17 23:18 | CINEMAレヴュー | Trackback(2) | Comments(8)
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Tracked from Brilliant Da.. at 2006-03-18 23:21
タイトル : ”フランス映画祭2006” で『誘拐者』
毎年6月に地元横浜で・・というのがここ数年の楽しみだったのに、今年から何故か会場がお台場、六本木、高槻(大阪)へと移り、開催時期も3月と変更になった蓮 ふてくされていたら、東京在住の友人が「まあそう言わず」とチケットを手配してくれたので今回は3本..... more
Tracked from ヨーロッパ映画を観よう! at 2006-03-20 23:51
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Commented by ふぃおな at 2006-03-18 18:08 x
さっそく4本もご覧になったんですね。かえるさんの体力(若さ)には負けます(って、最初から勝負するつもりもありませんが)。
キャロル・ブーケ、団長なのにこの映画祭の目玉であるサイン会Q&Aを
キャンセルとは~!
地方から行くチャンスはなかなかありませんが 今までの規模をずっと
保ち続けてほしいです。

「隠された記憶」はハネケがカンヌで監督賞をとったものでしたっけ。
今年はアカデミー賞にノミネートされていた「戦場のアリア」も
ラインナップされていますね。ダイアン・クリューガーはフランス映画にも
沢山出ているのですねえ。

などととりとめもなく。ではでは~。
Commented by マダムS at 2006-03-18 23:43 x
行って来ましたよ~
今日(土曜)なのに、シネマメディアージュはガラガラでした。
なんだか寂しいですねぇ~
4本ももう観たのですね^^ ルルーシュ監督と握手なさったの?わぁいいなぁ~♪
明日はベアールのとクロージング行って来ま~す
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-19 01:18
ふぃおな さん♪
はーい。行って来ました。
日曜などよりも観たい作品が多かった金曜に欲張ってしまいましたー。
いや、結構へとへとになりましたよ。お台場遠いし・・。
満足度の高い映画に出逢えた時は疲れも忘れてしまうのですが、帰り道はつらかったっす。金曜の夜、新橋から乗る電車は酒臭いサラリーマンズで満員なんですもの。それが一番しんどかったですー。
団長ったらヒドイですよねー。サイン会がキャンセルになったのは、自分の一存ではなくて、団長だからこそ、大使館の方に顔を出さなければならいと弁明をしていましたが・・・。そんなにフランス大使館が強引で、そんなに主催者側の立場は弱いんだろうかと腑に落ちないモノがありましたわ。
ゲストの華やかさは薄れてきているようですが、映画祭はぜひとも大々的に続けてほしいですよねー。
「隠された記憶」はカンヌの監督賞やヨーロッパ映画賞などをとってますよね。これは一般公開されたら観たいですー。
ダイアン・クルーガー主演作は2作もあるんですよね。フランス映画なのに。今回、出演者がかぶっている映画が多いです。フランス映画界で活躍する俳優って限られているのかな。
今度体力勝負をしましょう。(ナニで?)
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-19 01:36
マダムS さん♪
おお、行かれましたかー。ううむ、土曜なのにガラガラでしたか。
夜の『パレ・ロワイヤル』は比較的埋まっておりました。
ルルーシュ監督と握手できたので、キャロル団長のキャンセルはゆるしてあげます。
明日は人気の『恋は足手まとい』ですねー。
私はその後の回のやつに行くのでどこかですれ違うかもしれませんねー。もし、終了後のサイン会でロビーにいらっしゃったら、雄叫び等で是非合図をしてくださーい。(ダンスも可)
Commented by borderline-kanu at 2006-03-20 00:25
こんばんは。
私の友人は、かなり昔から毎年フランス映画祭通っていたのですが、
今年は大阪でもやるので、そっちに参戦したそうです。そうしたら、ガラガラの上、ゲストが3人もキャンセルなってしまったらしいですよ。 カヌ
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-20 11:53
カヌさん♪
やっぱりガラガラでしたかー。寂しいですよねぇ。
カヌさんのお友達というのは、「Soup of the Day」の方かしら?
たまたま検索して読んだ記事の内容がカヌさんのコメントと一致していました。
フランス映画際はゲストのキャンセルは例年多いらしいです。
でも、ゲストを売りにもしている映画祭でそれはちょっと酷いですよね。
それでいて、その方も書かれていたように、あまりにもガラガラだと遥々フランスから来てくれた映画関係者の方に申し訳ないなーと思ってしまったりして。
お台場も高槻もイマイチな感じですね・・・。
Commented by borderline-kanu at 2006-03-21 23:38
そのとおり、「Soup of the Day」の彼ですよ。
少しでも多くの人に観てもらおうとしたんでしょうが、今回は裏目に出てしまったのかもしれませんね。 カヌ
Commented by CaeRu_noix at 2006-03-23 00:53
カヌさん♪
そうですかー。やはりsoupの方がお友達!
以前も何かの検索かリンクで記事を拝見したことがあるのですよ。
関西にもこうやって熱心にフランス映画祭に通われた方がいるのはそれでもちょっと嬉しいです。
作品数を増やして、会場を分けたり、いろいろな新しい試みがあったようなんですが、今回は残念ながら今ひとつ成功した感じではなかったですね。
残念ですー。
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