かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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(映画を見るのにいそがしくてブログはもう)
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-4月シネマ総括-
2006年 04月 30日 |
上旬は休日出勤したりして、本数は少な目だったのだけど、後半はユーロスペースのレイトショーなどもあり、ハードに詰め込むこととなりましたー。はー、疲れたっ

で、今月の配点。



- 90点くらす -
君とボクの虹色の世界
(ベニーズ ビデオ /ハネケ映画祭)

- 85点くらす -
緑茶
かもめ食堂
美しき運命の傷痕
ファザー、サン
(孤独な声&マザー、サン&日陽はしづかに発酵し…/ソクーロフ)

- 80点くらす -
ナイト・ウォッチ
ククーシュカ ラップランドの妖精

- 75点くらす -
隠された記憶
リトル・イタリーの恋
ラスト・デイズ
変態村

- 70点くらす -
春が来れば
アンダーワールド:エボリューション
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

- 65点くらす -
大統領のカウントダウン
プロデューサーズ

- 60点くらす -
ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女


---
例えば2月なんかは、社会派の大い感動して考えさせられるというタイプの手応えのあるものが多かったのだけど、今月はストーリーやテーマがよいタイプより、感覚にうったえてくる雰囲気がポイントのものが多かったようですー。

『君とボクの虹色の世界』 はレヴューはまだ書いていないんだけど、とっても好みな作品でした。おしゃれ感漂いつつ、妙でユーモラスでその独創性にしびれ。『パンチドランク・ラブ』っぽいような、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』っぽいような、『ゴーストワールド』っぽいような、或いはジャームッシュ? とにかくそういう系の映画がお好みの人にはちょいとオススメー。

特集上映ものは基本的に配点外なのですが、ハネケの『ベニーズ ビデオ』にはうなりまくってしまったので90点をおくりますー。ゾッとしちゃう内容なので決して好きな映画とは呼ばないけれど、ハネケの才覚を感じずにはいられませんでした。ベニーズビデオ体験をしてしまった直後では、同じビデオものの『隠された秘密』のインパクトはやや薄かったかな。スリラーとしては充分におもしろかったんだけど。

ソクーロフの『ファザー、サン』 の世界もすばらしかったです。併せて、特集上映の3作もそれぞれに魅惑的でした。オススメはしませんがー。

『緑茶』は感覚的にとても気に入りました。ウォン・カーウァイ系ラブストーリーが好きな人以外にはススメませんがー。

『かもめ食堂』は、ご多分に漏れずー。

『美しき運命の傷痕』 は濃厚なおフランス映画の味わい深さがあり。

すべての作品において、点数の5点ほどは日によって上下する感じなんだけど、順番はたぶんこんなもの。

3月封切りの作品はやっとみんな観たかな。
4/8のものは、あと、『リバティーン』、『家の鍵』
そして、怒濤の4/29封切りのものなども随時こなしていきましょうー。

体力的にはかなりしんどかったのですが、ハネケ作品とソクーロフ作品を観られてよかったです。5月はイタリア映画祭だー。ニュージーランド映画祭などもありますね。文芸坐の魅惑のクラシックスとかー。ってな感じでさわやかな皐月にも建物の中にこもりがちー。
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by CaeRu_noix | 2006-04-30 23:00 | 映画月まとめ | Comments(16)
Commented by ふぇあるーざ at 2006-05-01 18:47 x
こんばんは!
明日は『ククーシュカ』、来週は『君とボクの虹色の世界』を観に行く予定です。
どちらもかえるさんの評価高いですねー。
楽しみです♪

ニュージーランド映画祭は3本分の席押さえちゃった。
体調整えなくちゃ!
映画祭というものには初めて行きます。
ドキドキしてます。
Commented by siro324 at 2006-05-01 20:58
かえるさん、いつもお世話になっております。
また、拙ブログでのコメント有難うございます。
かえるさんの映画ファンというか、映画通ぶりには、毎度うなりっ放しです。
1ヶ月でこれだけご覧になっていらっしゃるというのにも驚きです。
この中にビデオ鑑賞は含まれていませんものね。

そして、その都度玄人はだしの感想をお書きになって、ちょっと私には真似できません。

かえるさんのようなハイレベルな映画ブログにトラックバックなんて、ちょっとおこがましいのですが、私の『美しき運命の傷痕』の感想もトラックバックさせていただきますね。

Commented by CaeRu_noix at 2006-05-02 11:35
ふぇあるーざ さん♪
おおっ、私が先週観たばかりのシネアミューズな2本ですな。そして、わたし的にはどちらもよかったですよー。楽しんできてくださいー。ククーシュカは、直接的なストーリー展開はそーんなに面白いわけではないかもしれないんですが、言葉やコミュニケーションや生についてを楽しく思い考えさせてくれる映画ですー。君ボクは劇場がCQNに変わったんですよね。これはもういかにもインディペンデント系の風変わりなテイストなので、一般的なオススメ映画ではないんだけど、ふぇあるーざさんには楽しんでいただけると思いますー♪ディテールが楽しくって、感覚的にハマっちゃう感じ。観たら、感想をきかせてくださーい。

ニュージーランド映画祭、行かれるのね。何をご覧になるのかしら? あらら、私は暢気にかまえていました・・・。指定席なんですか? そうかぁ、私もチケット購入してみますー。そこの会場はたぶん初めてかな。映画祭といってもピンキリなのですが、どんな感じなんだろう? ニュージーランド映画ってほとんど観たことがないので私も楽しみですー。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-02 11:35
シロのママさん♪
こちらこそ、お世話になっておりますです。
いやいや、とんでもないです。身に余るお言葉、ありがとうございます。。
これだけ観ているのは自分でもすごいと思いますー。(笑) ブログを始めてから、さらに本数が増えたかもしれません。熱心な映画ファンなんだけど、生活者としてまっとうじゃない感じです・・・。観たいものは絶対観たいというただの欲張りジャンキーなんですよね・・・。
観るのに手一杯なのに、その感銘を言葉で残したいという思いも強まり、時間的にはアップアップなんですが、そんなお言葉をいただけると嬉しいですー。
私の方こそ、シロのママさんの知識と洞察の鋭さにはもいつもうならせてもらっていますー。ヨーロッパのクラシックの名作についてのお話などは大変ためになっています。観ていないものも多いのでお話にはなかなか加われないのですが、こっそり勉強させてもらってますよー。
Commented by いわい at 2006-05-02 12:16 x
ユーロスペースのレイトショーは通いたかったけれど、ハネケの『セブンスコンチネント』だけ観ました。わたしも、うなりまくっちゃいましたー。
意外にも立ち見が出るほどの盛況で、ハネケへの関心の高さを実感しました。
GW公開の映画も目白押しで、見ることに追われてます。。
『緑茶』は、忘れないように前売りを買いました。
『君とボクの虹色の世界』も忘れないようにしなければ。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-03 00:00
いわい さん♪
ハネケ映画祭は大盛況でしたよねぇ。ビックリしました。
『セブンスコンチネント』はですねぇ、わたし的にはそんなにうなるところはなかったんですよ。興味深くはあったんですが、あんなふうにぐちゃぐちゃにしてしまうのはわからない・・・。オーストラリアに行きたい気持ちには共感するんですが・・・。『セブン~』よりは『71フラグメンツ』の方がおもしろかったし、しっくりきました。でもって、『ベニーズビデオ』は絶讃印なのですー。
やはりGWは大忙しですね。いわいさんは舞台などもあれこれご覧になっているんですよね。充実していて素晴らしいです♪
あ、『緑茶』は観たらぜひぜひ感想をきかせてくださいねぇ。これって、あんまり観に行く人いないようで寂しいです。ヴィッキー・チャオのファンしか観ないんだろうか・・・。
『君と~』は5/12で終わってしまうんですよね。新しい才能をおみのがしなくー。
Commented by いわい at 2006-05-03 01:29 x
そうでしたかー。
わたしは、『セブン〜』は、ずっと緊張感を途切れさせず、観客に見届けることを強いる力量にうなったのでした。あんなふうにぐちゃぐちゃにするのも、ワタクシ的には納得できたし。
あぁ、でもでも『71フラグメンツ』も『ベニーズビデオ』も、観たくなってしまいましたー。
Commented by kusukusu at 2006-05-03 17:24 x
こんにちは。
ベロッキオの『夜よ、こんにちは』傑作でしたよ。
それにしても、かえるさんは見てますねー。『君とボクの虹色の世界』は見るかどうか迷っていたのですがちょっと見てみたいと思いました。(でも見に行けるかどうか?)

ところで、「文芸坐の魅惑のクラシックス」、ジェラール・フィリップ特集ですが、見てない作品も随分あるのですが、『モンパルナスの灯』はかなりお勧めできます。モジリアーニの伝記映画でモジリアーニをジェラール・フィリップが演じています。当初、マックス・オフュルスが監督するはずでしたが、急死したため、ジャック・ベッケルが監督することになったという作品です。もちろんオフュルスも好きな監督ですので(今回のこの特集では『輪舞』がオフュルス監督作品です)オフュルス監督でも見てみたかったとは思うけれども、ジャック・ベッケルは他にも貧しい若い夫婦を描いた『エドワールとキャロリーヌ』など、貧しい若者の恋愛の演出は抜群の監督ですからベッケル監督にもあった題材だったのではないかと思います。
Commented by ふぇあるーざ at 2006-05-04 08:45 x
『ククーシュカ』良かったです~。
最後までまともな会話が持てなくとも、人間ってこんなにも近付けるんですね。
来週は臨時休業間近の『かもめ食堂』にも飛込むつもりなので、ちょっと忙しいかも。

ニュージーランド映画祭
“席を抑える”は大袈裟でしたね。(笑)指定席じゃないと思います。整理券での入場で、わたしは前売りを買っただけ。暢気に構えてて問題ないのかも。
『ナンバー2』『見知らぬ他人』『父の私室で』の3本を観る予定です。なんとなく第一回というものに参加してみたくて(笑)

かえるさんはイタリア映画祭2006に行かれてるのかしら。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-05 00:08
いわい さん♪
『セブン~』は、私は緊張感途切れました。(笑)
鬱積しちゃうココロはよーくわかるんだけど、私だったら、人に迷惑かけないようにひっそり去りたいなぁと思うので、そういうもんかなぁと半信半疑で眺めていました。ところどころ、興味深い描写はあったんですけどね。ぐちゃぐちゃにするよりは燃やすかなぁ・・・。ココロがヤマイっていたといっても、子どもをああいうふうに道連れにするのは理解できないなぁとか。そういうのも含めて、ブルジョアジーの欺瞞てことなのかもしれませんが。
なので、個人的には、『71フラグメンツ』の方がおもしろかったんですよね。でもって、『ベニーズビデオ』には思いきりハマり。
5/6、5/7のモーニングショーへどうぞ!
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-05 00:25
ふぇあるーざ さん♪
ククーシュカ、ご満足いただけてよかったですー。
そうそう、こんなに近づけるものだということにとても感動しました。共通言語なしで、何かを正しく理解してもらうことは難しいけれど、助け合って共に生活することはできるんですよね。ほほえましい人間賛歌でした。
来週はハードなのですねぇ。(私は先週、今週と大ハードでしたっ)『かもめ食堂』もすばらしくよかったので、是非是非楽しんでくださいー。お弁当作りを始めたふぇあるーざさんにはタイムリーな感銘?
ニュージーランド映画祭は席を抑える必要はなくて一安心。(笑) 第一回は魅力的ですよね。私も前売り券を買おう。『ナンバー2』は観るかな。
イタリア映画祭は明日行きますー
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-05 00:25
kusukusu さん♪
あ、私も 『夜よ、こんにちは』 観ましたよ。
はい、とてもよかったです。女子的には主人公、キアラに思いきり感情移入してしまいました。ラストも素晴らしかったです。せつなかった。

『君とボクの虹色の世界』は、一見の価値はあると思うので、お時間ありましたらどうぞー。

ジェラール・フィリップ作品は、実を言うと一つも観ていないんです。『危険な関係』や『花咲ける騎士道』のリメイク版を観た時に、貴公子ジェラール様ヴァージョンを是非観たいなぁと思ったりしていたのですが・・・。そうそう、そして、去年観たアンディ・ガルシア主演の『モディリアーニ-』がイマイチ物足りなかったので、『モンパルナスの灯』はとっても観たかったんですよねぇ。どうせならスクリーンで観たいです。モンパルナスな最終上映マークが付いているので、なお見逃せませんね。(ベッケルの『穴』も観なくちゃいけないんだった。)オススメありがとうございまーす。
Commented by kusukusu at 2006-05-05 00:46 x
最終上映なんですか。実は僕はおすすめしておきながら『モンパルナスの灯』はビデオで見ただけで映画館でちゃんと見てないので僕もいければ見に行きたいですね。『肉体の悪魔』との2本たてだし。
ジャック・ベッケルってもしかしたら傑作しかない監督なのではないでしょうか? 駄作に出会ったこと、ないですよ。『穴』も『エドワールとキャロリーヌ』も『肉体の冠』も『七月のランデヴー』もみな、傑作です。

ところで、『夜よ、こんにちは』を 見に行って西島秀俊氏に出会ったんですか?
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-05 01:06
kusukusu さん♪
それは、ジャック・ベッケルも観なくちゃです。息子ジャン・ベッケルのクリクリとピエロは大好きなので、穴を観なくちゃと思っていたんですが。(そんなんばっか)
『肉体の悪魔』も最終上映らしいです。

いえいえ、『夜よ、こんにちは』を観たのは今日じゃないんです。
今日はモーニングショーのハネケの『カフカの城』を観に行ったのですが、上映終了後のロビーにそのような風貌の男性がいたのです。座っている時に、至近距離から観察して、かなり似ていると思ったんですけど、決め手はありませんでした・・。聞いてみるべきだったかしら・・・。
いえ、
Commented by kusukusu at 2006-05-05 02:08 x
あれ、文章が「いえ、」で終わっている・・。かえるさんにしては珍しく俳優主義的によっぽど心が動揺されているようですね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-05 02:59
kusukusu さん♪
いえ、の後の文はマウスで反転させると読めるようになってます。
消し忘れですが・・・。

やー、今は動揺はしてませんけど、その場ではかなり動揺して、映画が終わったのに意味もなくロビーに長居して、おかげでその後の予定が狂ってしまいましたよ。無駄な動揺・・・
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