かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『君とボクの虹色の世界』 Me and You and Everyone We Know
2006年 05月 02日 |
これは思いきりお気に入り印。
独創的な演出にグッとくるおかしみのあふれる群像劇。

高齢者タクシーの運転手をしながら、アーティストを夢見るクリスティーンとその周囲の人たちの物語。



カラフルなインテリアやファッションがかわいくって、ポップな画面に釘付け。音楽のセンスもいい。でも、おっしゃれーに気取った映画ではない。マイペースで風変わりな人たちの日常の物語。どちらかといえばアンハッピーな出来事が続くし、女性の手がけた物語なのに下ネタがいっぱいだし。登場人物達が鬱憤を抱えていても、それを感傷的に見せたりはせずに、とことんユーモラスにおかしみが醸し出される。そして、すごーくバカなことや全く平凡なことが、みずみずしくスタイリッシュに切り取られていたりする。一つ一つは目新しくもない、なんてことはないものたちばかりなのに、マジカルにフレッシュな感銘。

不器用で無愛想な奴らが愛おしい。コミカルな登場人物たちの一挙一動がとにかくおもしろい。好みのオフビートな笑い。オバカなんだけどひたむきだったりして、笑っちゃうんだけど応援したくなる。こういう群像劇の場合、メインは大人達の人間模様になるものだけど、この物語は子どもの視点をすごーく大切にしているところがいい。6歳のロビーはサイコーに可愛い。いえ、それはありがちな子役的なものとは全然違って、むしろ不可解な存在なのだけど、無口で内に秘めた感じがラブリー。たびたびロビーの気持ちに入って、子どもが経験する新発見を体感。一瞬のときめき感の描写がいい。

高尚な芸術というんではなく、ゆるーいんだけど、やっぱりアーティスティック。映画が一つの作品である前に、シークエンスの一つ一つがパフォーマンスアートみたいにまとまりのある見どころになっている。ストーリーテリング重視の人には大しておもしろくないだろうけど、小ネタ・ディテールの充実を求める人には楽しい世界だと思う。クリスティーンの作品であるネタもおもしろかったし、子ども達がやっていた地面に寝転がり円くなってエサをもらう雛ごっこが激しく気に入った。金魚の袋ドライブも印象的だったし、エロチャットのシークエンスは素晴らしく絶妙。「forever」とタイピングした瞬間の空気がお見事。

かなりブラックな笑いもポップな色彩に中和されるかのようで、バカバカしさとほろ苦さがほどよく絡み合ったりして。よくある話のようでいて、妙に新鮮な感覚が押し寄せてくる。終始にやつきながら、ときめきやせつなさを織り交ぜながら、とても幸せな気分が続く。きらめきのミランダ世界を堪能。
毎日何かが起きている。毎日何も起きていないかもしれない。要は演出の仕方と感じ方の違いなのかな。なんて心地よいハッピー体験。


- - -
カンヌ国際映画祭でカメラドール。マルチなアーティスト、ミランダ・ジュライの初長編映画。マルチなアーティストということで、ポスト・ソフィア・コッポラとも言われているようだけど、作品自体からは、ウェス・アンダーソン的なコミカルさを感じたかな。あと、想起したのは、『パンチドランク・ラブ』。テリー・ツワイゴフ。
っていうか、積極的な『アメリ』?

ミランダ・ジュライはウェイン・ワンやポール・オースターとともに『赤い部屋の恋人』の脚本を共同執筆していたとは知らなかった。物語の中でのパソコンという道具使いはお手の物なのかもしれない。

そして、彼女のパートナーがマイク・ミルズだと知って納得。
いえ、マイク・ミルズのことはよく知らないんだけど、『Thumbsucker』は楽しみにしてるので。


君とボクの虹色の世界 公式サイト
ME AND YOU AND EVERYONE WE KNOW 2005 アメリカ
監督.脚本.出演 ミランダ・ジュライ
撮影 チューイ・チャベス 音楽 マイク・アンドリュース
出演 ジョン・ホークス、マイケル・トンプソン、ブランドン・ラトクリフ、

(渋谷 シネアミューズ)

君とボクの虹色の世界


.
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by CaeRu_noix | 2006-05-02 23:42 | CINEMAレヴュー | Trackback(24) | Comments(20)
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タイトル : 君とボクの虹色の世界
クリスティーンはアーティストを目指す傍ら、高齢者専門のタクシー運転手をしている。 デパートの靴売り場で働くリチャードは離婚したばかり。ネットの出会い系サイトに熱中する二人の息子と一緒に暮らしている。 クリスティーンは、ある出来事をきっかけにリチャードに恋をする。リチャードも彼女に惹かれてはいるが、お互いはじめの一歩が踏み出せない。 ちょっと(かなり?)風変わりな登場人物たちが繰り広げる群像劇。 むう~・・・。 この雰囲気に私はノレなかった。あまりにもアーティスト色が強くて、私の感覚では理解できなか...... more
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タイトル : 君とボクの虹色の世界
原題:ME AND YOU AND EVERYONE WE KNOW監督・脚本・... more
Tracked from とんとん亭 at 2007-02-27 22:21
タイトル : 君とボクの虹色の世界
「君とボクの虹色の世界」 2006年 米 ★★★☆ 「足が痛いのを我慢しているなんて愚かな事。新しい靴を履いてごらん。 世の中が一転して心地良い世界に変わるかもしれないよ」 不器用な人達。 とくに、父と息子達はあきらかにコミニュケーション不足だ。...... more
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タイトル : 『君とボクの虹色の世界』’05・米
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タイトル : 『ME AND YOU AND EVERYONE WE ..
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タイトル : 君とボクの虹色の世界
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タイトル : 君とボクの虹色の世界
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Tracked from シネマな時間に考察を。 at 2011-02-21 17:07
タイトル : 『君とボクの虹色の世界』
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Commented by 現象 at 2006-05-03 01:46 x
マイク・ミルズってX-girlの何かの人でしたっけ。
R.E.Mにも同名の人がいるらしくて、
それが同一人物なのか、はたまたドッチなのか、
まあオサレ系の人って認識で事足りそうですがw
「パンチドランクラブ」「ゴーストワールド」「アメリ」は想起させますねー。
不思議ちゃんな彼女がほしい今日この頃。
しかし同時にそう思ってる自分がキモイ今日この頃でもあるわけで。
Commented by charlotte at 2006-05-03 07:42 x
かなりお気に入りになられたようですね~。
なんとも不思議な作品でしたわ…でもこれってかなりリアルな世界だとも思うんですよ。視点が違うというか演出の仕方と感じ方の違いってかえるさんのおっしゃるとおり~私は嫁入り道具集めている女の子が気に入ってしまった(*^_^*)
雛ごっごやりますか?笑
私はえさをあげるほうかなあ・・・爆
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-05 00:17
現象 さん♪
R.E.Mの人は別人みたいですね。よくわる名前?
こちらは、X-girlの人ですね。GAPやNIKEのCM、ソニック・ユース、チボ・マット、ビースティ・ボーイズ、エールらとのコラボレーションなどなどやっているらしい。詳しいことはよくわからんが、とにかくオサレ系アーティストってことです。w
結局は、アメリ系の映画だってことは3日後くらいに気づきましたー。
不思議ちゃんな彼女は、メガネ男子なオサレ系アーティストを気取れば、きっとすぐにできますとも♪
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-05 00:23
charlotte さん♪
これは観る前から、好み系のニオイを感じていたんですが、見事にツボにハマりましたー。感覚系が好きなんですよね。
不思議テイストでしたよね。型にはまっていないところが魅力でした。そうなんです。ミョーでありながらも、一つ一つは実にリアル。だから、軽めタチなわりに、せつなさにググイっと共感しちゃったり。
あのコレクターな女の子も何やら内に秘めた感じでよかったですよね。ふてぶてしい感じなんだけどやっぱり可愛い。あのお道具箱はうらやましかった。
わーい。ヒナごっこやりましょうー。私はやっぱりヒナ!優しくエサを食べさせていただきますわ♪
Commented by Chocolate at 2006-05-05 23:42 x
こんばんわっ。

TBありがとうございました。(~_~)
かえるさんは見事にこの作品がツボにはまったんですねー。
私も色使いや愛すべきヘンテコリンキャラたちにやられました。(笑)
アート系だけどアート過ぎずそこがよかったですねー。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-06 09:54
Chocolate さん♪
ツボでしたっ!こういうタイプって、珍しくはないんだけど、女性の手がけたもの観るのは初めてに等しい気がするんですよね。ピンクやオレンジの色彩に心踊りましたよねっ。ガーリームービー的なのに、おしゃれ系狙い一辺倒ではなくて、とってもヘンテコリンなところが魅力。そうなんです、そこがよかった。
Commented by Ken at 2006-05-06 14:29 x
かえるさん、毎度!
あ、そうですね、これは『アメリ』的な可笑しさですね、すごく納得が行きました。
まあヘンテコリンな人たちが沢山でてきたわけですが、やはりあの次男坊は可愛らしかったです。彼の考えたエロ・プレーの奇抜さも何とも子供らしくて微笑んでしまいました。考えてみたら相当キタナイんですけどね(笑)。
アメリカのアート系監督ってたまにピンと来ないことがあるんだけど、この作品は温かみがあってジワジワと良く思えてきました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-07 00:42
Ken さん♪
『アメリ』系説、賛同いただき嬉しいですー。そういうラインの映画は大概好きな私ですー。ヘンテコな人々は基本。ブラックなネタもよし。
次男坊くんロビーは本当に可愛かったですよね。メジャー系作品のいかにも健気で可愛い子役系ではなくて、何考えてるのかさっぱりわからない感じがミョーにラブリーでした。白人ではなくアフリカ系なのも珍しくてポイントが高かったかも。
出したり入れたりは相当に汚く不潔であります。つーか、一回出したものを入れるのは難しいですよね。絶対に無理なことを「永遠に」なんて言われちゃうとむしろ超越してロマンチックな響きをもってくるような・・。(こないか)
そうなんです。独りよがりに前衛的ではなくて、温かみが感じられるのが魅力の作品でした。そう思っていただけて嬉しいですー。
Commented by purple in sato at 2006-05-09 00:42 x
かえるさん、こんばんはぁ。
TB&コメントありがとうございました&お返事遅くなって
スミマセンです。
この作品はかなりグググイッと持って行かれちゃいました。
あの独特の感性って言うのか?感覚っていうのか?なんとも
自分には形容し難い心地好さが充満してた作品でした。
地元でも来月公開されるようなので、再度行っちゃうかも…
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-10 00:29
purple in sato さん♪
いえいえ。復帰されたようでよかったです。
ご無理はなさらないようにしてください。お大事にー。
グググイッともって行かれましたかー。それは嬉しいです。
そうなんですよ。感覚に訴えてくるタイプの作品でしたよね。
ミランダの感性の輝きがそこらじゅうから感じられました。
そのときめきは言葉で表現するのは難しいカンカクですよね。
映画は目で見て、音楽を耳で聴くだけなのに、五感に訴えてくるような・・。
ニオイや肌触りや温度があるような・・・。ステキな映画でした。
2度目もぜひぜひ楽しんでくださーい。
Commented by ふぇあるーざ at 2006-05-13 10:54 x
観ました!
ときどきスクリーンを観ている自分の顔を想像してしまうことがあるんですけど、今回は終始妙な笑みが浮かんでいただろうな、と思います。
リアルなんだけどどこか幻想的で。かといってこれを‘アート’に押し上げてしまいましょう、みたいな気合いのようなものはゼロでした。あ、だからリアルなのか?
コピペ少年が音に耳をすますところで、なぜか『かもめ食堂』の女優さんたちを思い出しちゃった。

ミランダ・ジュライ監督には風通しの良いトッド・ソロンズを感じました。2本しか観てないけど。

Commented by CaeRu_noix at 2006-05-14 22:22
ふぇあるーざ さん♪
ご覧いただき嬉しいですー。
そうなの!私も妙な笑みを浮かべていた気がします。終始ニマニマしっぱなしでスクリーンを眺めていたってカンジ。声に出して笑えてしまうシーン以外でも終始微笑みがもたらされちゃうのですよね。ウキウキ浮遊感が心地よかった。
デフォルメされているんだけど、そのものはリアルなのよね。だから、表面的に笑って終わりじゃなくて、キューンとなってしまったりするのです。ゆるーい感じが好感度高かったですよね。それなのに、オサレ系。
コピペ少年ロビーが生み出す間は最高。『かもめ食堂』の女優さんたちに通じるものがありましたかー。w 新しい世界を発見した感銘のほとばしる感覚が似ているような気もするかな。
トッド・ソロンズ作品にも似ていますよねー。でも、ソロンズはもっと根が意地悪いっす。ミランダは確かに風通しの良いですよねー。
Commented by 丞相 at 2006-05-16 00:18 x
こんばんは、TBありがとうございました。
『アメリ』にくらべれば、主人公は恋愛に対してアグレッシブでしたね。
逆に男が情けないというか・・・。
女性監督ならではの演出もさることながら、
下ネタを憶面もなく繰り出してくるところが面白かったですね。
これからの作品にも、ぜひ期待したいと思います。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-18 00:51
丞相 さん♪
かなりアグレッシブでしたね。内気なアメリちゃんも三十路を迎える頃には、時間を無駄にしちゃーいられないと積極的な女になっているかもしれません。彼の態度にはハラハラさせられましたけど、彼も彼で経験立場的に臆病になっていたのでしょうね。
下ネタを躊躇しない女性監督作品って意外と少ないですよね。とりわけう○こネタはやらないですよね。その思い切りがまた好感度大です。
私も今後の作品にも期待したいですー。
丞相さんって、トンミ・ヒルトネン似なんですか??
Commented by minori at 2007-07-13 18:05 x
かえるさん、こんばんわー。
ようやくこれ見ましたよー。ゆるいけど何だか微笑ましい。
私は金魚がツボでした。あれほど金魚に感情移入したのは
生まれてはじめてかもしれない。
↑のコメントみて納得。確かにアメリも30越えたらかわいいじゃ
すまされず、怪しい限り。行動に移すのみ、なるほど一理ある。
彼のあの目は一歩間違えれば怪しすぎ。子ども殺しも
ありえそう(笑)なんて、ともかく気に入りましたよー。
TBしますねー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-14 17:31
minori さん♪
ご覧になりましたかー。
ええ、全体的にはゆるめなんですけど、たるーいっていう感じでもなく、せつなかったりほほえましかったりばかばかしかったり、ラブリーな映画でした。ああ、金魚は何となく憶えています。ハラハラシーンでしたっけ?女性監督らしく小物・コネタがかわゆかったよね。下ネタも多かったけど。
ええ、歳くったアメリちゃんはちょっとイタいんですけど、少し方向転換すれば大丈夫。妄想族的には、クリスティーンには大いに感情移入できるんだけど、人によってはやっぱりこういう女は嫌いらしいですがー。彼役の人もよれ加減がよかったですー。私のツボはヒナごっこ。
Commented by きらり+ at 2011-02-21 16:39 x
BSのサンダンス特集で、
ウルグアイの『ウィスキー』に続きビデオ録画で鑑賞しましたー。

この邦題と制作国アメリカという情報だけなら絶対スルーしたであろうこの作品の、思いがけずpopでラブリーでアーティスティック、独特の世界観とデジタルセンスのある素敵な出会いに大満足しました♪

やはりかえるさんもお気に入りでしたねー。
ヒナごっこにツボるの、わかりますw
Commented by CaeRu_noix at 2011-02-22 12:14
きらり+さん♪
あー、これBSでやったんですよねー。(うちは観られないんだけど・・)
ミランダ・ジュライは我々にとってマストです。
久々の新作映画もサンダンス、ベルリン映画祭に出品されたのよね。そちらを見るのも楽しみ。
昨年は映画よりも、著作短編集「いちばんここに似合う人」が話題になっていて、私も読んだのだけどよかったよー。
ミランダは繊細なるアーティストという感じで、いわゆるアメリカンテイストのものとは全然違いますよね。
アメリカ的なものにそんなにハマれない私もソフィアとミランダの世界は好き。
というわけで、本作と出会っていただけて、気にいっていただけて嬉しい限り。
これはこの年のマイベストの上位に入れてたはず。
ヒナごっこ、いいよねぇw
新作の日本公開を待ちましょうー
Commented by きらり+ at 2011-02-27 10:53 x
わー、ミランダの新作!
映画祭で出品されてたんですね。
それはめちゃくちゃ楽しみです。

短編集なんかもあるんだ。
ちょいとbookoffでさがしてみようっと。
Commented by CaeRu_noix at 2011-02-28 01:25
きらり+ さん♪
そうそう、久しぶりの新作長編映画!
ベルリンのコンペでは特に賞にからまなかったけど、評判はどうだったのかなぁ。
どうであれ、日本で観られる日がくるとよいのだけど。

「いちばんここに似合う人」はかなり好評で私も気に入ってます。
クレスト・ブックスだから軽いのも好き。
ご近所さんだったら貸してあげられるんだけど。
ブックオフにはないかもしれないけど、図書館にリクエストしてみてみてー。
<< 『隠された記憶』 PageTop -4月シネマ総括- >>
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