かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ぼくを葬る』 Le Temps qui reste
2006年 05月 06日 |
オゾンの話術にハマる。深く感動、せつない余韻。
な・の・に!あのシーンでまた笑いが起きる起きる・・・。ったく~

パリで活躍するファッション・フォトグラファーの31歳のロマンは、余命3か月だと宣告される。



"死"というテーマは安易に使ってほしくはない。だから、軽い題材の映画を観る時よりも、シビアに身構えてしまうような気がする。人が死に瀕するということは、悲しいにきまっているのだから、ただ同情させて泣かせる物語では白けてしまうはず。さて、フランソワ・オゾンはどんなふうにそのテーマを描き出してくれるのかと期待と不安が入り交じる。
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女性描写は天下一品のオゾンが今回はなんとゲイの男性を主人公にしている。まるでオゾン自身の分身のような存在じゃないの。メルヴィル・プポーはいかにもゲイのファッション・フォトグラファーに見えるし。序盤はその主人公ロマンにはあまり好感がもてず、感情移入もできずに眺めていた。最初の撮影シーンの彼は、まさに気取った業界人っぽくて感じ悪いし、写真の撮り方なんかが微妙に気持ち悪かったりして・・・。淡々と物語は流れていき、このまま感動することもなく終わってしまうのかと危惧した前半。しかし、心配は無用なオゾン節。物語が進むごとに、ロマンに心寄り添い、その孤独感にどっぷりと浸かってしまいました。次第に彼のクローズアップを見るたびに、セクシーないい男じゃないと見惚れてしまったし。

死する主人公がゲイというとちょっと異色な存在なので、最初のうちは彼からやや距離をおいて眺めていたのだけど、そこは一人称の物語をしっかと心得ているオゾン。家族や恋人にも冷たい態度をとってしまうロマンだけど、それゆえに他者に甘えたり頼ったりしないスタンス。親にも恋人にもうち明けずに、1人でひっそりとその現実に向き合い苦しむ姿には心を動かされてしまう。世の中の多くの人の場合、本人とともに家族がそれを悲しんでくれるものだろうし、温かな最期を迎えるべく周囲の人たちが世話をやいてくれるものだろう。そんな最期をおくる選択を捨てて、孤独に死を受け止めることを決めたその心の内を思うとせつなくてせつなくて・・・。

親にも言えなかったけれど、"僕に似ている"おばあちゃんにだけはうち明けたというのもリアルでステキな流れ。ジャンヌ・モローの手が皺だらけなのにドキリとしつつ、死に近い所にいるはずの祖母より先に31歳の孫が先に逝ってしまう現実の辛さをかみしめる。おばあちゃんの哀しさだって並大抵のものじゃないだろう。彼女の台詞にも泣けた。ジャンヌ・モローの存在感を思い知りもした印象的な感慨深いシークエンス。

そして、他ならないオゾンらしい展開がおもしろい。ゲイが主人公の物語でテデスキはどのような役割を担うのかと思いきや・・・。『この素晴らしき世界』のことをふと思い出す。一度は断ったジャニィの依頼を受けようと思った気持ちの変化もよくわかる。自分が年を重ねるごとに、小さな子どもに瑞々しい生命の輝きを感じるようになるものだから。一つの生命が消えるかわりに、新たなる生命を生み出せたらステキじゃないかという思い。家族や恋人にさえ何もできなかった代わりに困っている夫婦の役にたてるならという思い。遺伝子を残したいというわけではなく、生きた証を刻みたいという思い。ゲイだから子どもをもつことはないと思って生きてきた彼が、偶然に最期にそんな機会を得るなんて、コトの突飛さをうち消すほどにイキな計らいだと思えた。

そんな私は輪をかけて、オゾンならではの本番シーンにググッと感動をした。立ち合い出産みたいに素晴らしくないかなぁ? 夫に寂しい思いをさせずに、夫婦の愛情も交えての営み。一石二鳥でもあり、ロマンの配慮も感じられる。未だかつて見たことない奇妙なカラミ模様ではあるけれど、その超越した発想にはせつなくやられた。そ、それなのに、場内では笑いがあちらこちらから・・・。ビジュアル的には確かにかなりミョーだとは思うけど、真剣に命に向き合っている彼らをなぜ笑うのかなぁ。わたし的には泣けるシーンなのに・・・。『天国の口、終わりの楽園』も思い出し。

結局、三人称の死って、そんなものなのかな。現実世界で自分の死や大切なあなたの死に直面したら、そのシーンで笑った女性たちだって哀しみに打ちひしがれるのでしょうけど。映画という虚構の世界のゲイのフランス人男性の死というのは、やっぱり他人事ということになるのだろうか。彼らの真剣さにうたれるよりもそのプレイを笑っちゃうのは仕方ないものなのか。ガッカリー。

死を意識するごとにこの世界の美しさを感じてしまうものなのだろう。その一瞬のきらめきを捕らえようと何度もカメラのシャッターをきるロマン。出来上がった写真を眺める時間はわずかしかないのに、そんなことは気にしないかのようにカメラを構え続ける。そんな姿がまたせつなく。彼と共に、この生の世界の素晴らしさをめいっぱい感じ取る。

そして、人はやっぱり海を見たいと思うものだろうか。やせ細った水着姿が痛々しい。静かな海よりも、子どものはしゃぎ声の響く賑やかな所に身をおいてみたいものなのかな。そんなふうに思いつつ眺めていたら、みんなが少しずつ少しずつ行楽を終えて去っていく。やだ、、、めちゃめちゃ悲しいじゃないか。涙が止まらないじゃない。最初から海辺でひとりだったらこんなに悲しくはならなかったはず・・・。完全にやられた。なんてなんて素晴らしいラストシーンなんだろう。夕陽が夕陽が・・・。波の音が・・・。深い余韻に包まれて。あー、また泣けるぅ。

死というありふれた題材をオリジナルな手法で物語るフランソワ・オゾン作品はやっぱり魅力的!

ぼくを葬る  公式サイト
LE TEMPS QUI RESTE / Time To Leave 2005 フランス
監督.脚本 フランソワ・オゾン
撮影 ジャンヌ・ラポワリ
出演 メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ

(日比谷シャンテ・シネ)

『死ぬまでにしたい10のこと』
『ソン・フレール 兄との約束』
『みなさん、さようなら』
『海を飛ぶ夢』
.
僕を葬る 僕をおくる
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by CaeRu_noix | 2006-05-06 01:40 | CINEMAレヴュー | Trackback(57) | Comments(52)
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Tracked from It's a wonde.. at 2006-05-06 09:43
タイトル : 「ぼくを葬る」
 2005年/フランス  監督/フランソワ・オゾン  出演/メルヴィル・プポー      ジャンヌ・モロー  リアルだな、と思った。  余命3ヶ月と診断された場合、人はどういう行動に出るだろうか。残された日々を悔いのないように過ごそうと思うだろうか。建前はそうかもしれない。でも大方の人はこう思うのではないだろうか。「どうしていいかわからない」と。  フランソワ・オゾン監督が”死”をテーマに製作した3部作の2作目(1作目は「まぼろし」)。今までのオゾン監督作品とは違い、そこに意外性は...... more
Tracked from cultyシネマ行状記 at 2006-05-06 12:59
タイトル : ぼくを葬る
フランソワ・オゾン監督の最新作を観た。オゾン監督は1994年から自らの監督/脚本の作品を毎年1本のペースで撮っている。96年と98年のみ2本あるが、それこそ規則正しく毎年である。寅さんみたいだ。もちろん作風は寅さんとは全く違うが。しかしこういう作家性のある職人監..... more
Tracked from : Keep a dia.. at 2006-05-06 13:25
タイトル : 『ぼくを葬る』
『ぼくを葬る』 ★★★★ 『LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE』 コピー 「余命3ヶ月――。あなたには何が残せますか?」 原題は残された時間という意味なんだけど、この邦題はこの映画の雰囲気がすごく出てていい。こういう気の利いたタイトルは日本ならではですが、変なのが多いのも事実(笑)ただ、『残された時間』と『ぼくを葬る』とでは、作品に対するイメージがもしかしたらずいぶんと違ったかも?とふと感じた。おそらく、今書きながら気付いたことだけど、私は映画を観る時にけっ...... more
Tracked from amapola at 2006-05-06 13:37
タイトル : ぼくを葬る
血の繋がった家族には自分の病気を告げず、一方では自分の生きた痕跡を残そうという選択は、独りよがりで痛々しく、実にリアルで残酷。 ... more
Tracked from シャーロットの涙 at 2006-05-06 14:56
タイトル : 僕を葬る
「まぼろし」で‘最愛の人の死’を描いたF.オゾンが‘自身の死’に挑む。‘死についての3部作’第2章…「僕を葬る・・・TIME TO LEAVE」 美しい容姿、最先端をいくカメラマン。充実した毎日を送るがある日突然仕事中に倒れ、自分が余命いくばくもない病魔に侵されていることを知る・・・ どこか受け入れられずに絶望感を感じ、哀しみを上手く収められずに苦しむロマン(メルヴィル・プポー) そういう鬱憤を爆発させるわけでもなく、激しく当り散らすとかではなく内省的に物思いにふけり、一切周りにはこのことを話さず...... more
Tracked from あ~るの日記@ココログ at 2006-05-06 17:24
タイトル : ぼくを葬る
映画『ぼくを葬る(おくる)』を観た。(シャンテ シネ1・2・3を制覇!) フランソワ・オゾン監督の最新作。 31歳のフォトグラファーのロマン(メルヴィル・プポー)は、余命3か月と宣告される。よくある葛藤を表に出すことなく、穏やかにその時を迎える。勿論、彼の中では様々な葛藤があったに違いないが、本編では決してそれを表に出さない。唯一ロマンから真実を聞かされる祖母ローラ(ジャンヌ・モロー)も、そんな彼を静かに見守り「自分も一緒に死にたい」と語る。しかし、最期に自分の分身を残し未来へ託す。退廃的に思われるス...... more
Tracked from 日っ歩~美味しいもの、映.. at 2006-05-06 17:51
タイトル : ぼくを葬る
パリでファッションフォトグラファーとして成功を収めようとしていたロマンは、ある日、医師から余命が3カ月であることを告げられます。同棲中の男性の恋人にその事実を告げずに、別れを切り出し、家族にも何も言えずにいたロマンですが、祖母には真実を話します。「(祖母は)僕... more
Tracked from 映画通の部屋 at 2006-05-06 21:27
タイトル : ぼくを葬る<おくる>
「ぼくを葬るおくる」 Le temps qui reste / TIME TO ... more
Tracked from Addicted to .. at 2006-05-06 23:14
タイトル : ぼくを葬る
■ シャンテシネにて鑑賞 ぼくを葬(おく)る/LE TEMPS QUI RESTE 2005年/フランス/81分 監督: フランソワ・オゾン 出演: メルヴィル・プポー/ジャンヌ・モロー/ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 公式サイト 31歳の新進フォトグラファー、ロマンは仕事中に突然....... more
Tracked from ヨーロッパ映画を観よう! at 2006-05-07 00:03
タイトル : 「ぼくを葬る」
「Le Temps qui reste」2005 フランス 監督、脚本はフランソワ・オゾン(スイミング・プール/2005、ふたりの5つの分れ路/2004)。主演のロマンには「愛人・ラマン/1992、ル・ディヴォース・パリに恋して/2005」のメルヴィル・プヴォー。ロマンの祖母ローラにジャンヌ・モロー。ロマンと出会うウエイトレス、ジャニィは「ふたりの5つの分れ路/2004」のヴァレリア・ブルーニ・テデスキが演じている。 パリに住む売れっ子写真家ロマン(プヴォー)は31才。ある日仕事中に倒れた彼は、医...... more
Tracked from 犬も歩けばBohにあたる! at 2006-05-07 00:32
タイトル : 死を迎える準備できますか?【ぼくを葬る】
大好きなフランソワ・オゾン監督。その最新作「ぼくを葬る」を見た。 「葬(ほうむ... more
Tracked from 我想一個人映画美的女人b.. at 2006-05-07 10:58
タイトル : ぼくを葬る/Le temps qui reste/ TI..
フランソワ・オゾン作品、実はこれが初めて。 ワタシと正反対、アメリカ映画よりもヨーロッパ系映画好きの父に オゾン監督の「まぼろし」を勧められてたのに観ていないまま、、、、 昨日、たまたま銀座で試写の前に時間がぴったりだったのでふらっと観る事にした☆ ーーーーーーぼくを葬る(ほうむる、)と書いて(おくる、)と読む。 年に1作、コンスタントに監督/脚本作品を送り出しているオゾン監督 「まぼろし」では"最愛の人の死"、今回は"自分の死" 余命わずかと突然宣告された、 その彼の心情が、痛い程伝わってくる...... more
Tracked from とにかく、映画好きなもので。 at 2006-05-07 12:51
タイトル : ぼくを葬る
 パリでファッション・フォトグラファーとして活躍していたロマン(メルヴィル・プポー)は、医者から余命3ヶ月という宣告を受けてしまう。彼はガンの為、もう残り少ない余生に立ち向かう為に・・・  恋人に別れを告げ、家族にも秘密を抱え、混沌とし....... more
Tracked from Cartouche at 2006-05-07 13:00
タイトル : *ぼくを葬る*
{{{   ***STORY***                   2005年  フランス  パリで活躍する気鋭の人気ファッション・フォトグラファー、ロマンは、ある日撮影中に突然倒れてしまう。診断の結果は末期のガン。医師の勧める化学療法を拒んだ彼の余命は3ヶ月と告げられる。様々な感情がロマンの心に押し寄せる。愛しているものの、なかなかうまく折り合うことができずにいた家族には、このことを秘密にすると決めたロマン。一方、恋人の青年サシャには、冷たく別れを告げてしまう。そんな中、唯一心を許す祖母...... more
Tracked from シネマでキッチュ at 2006-05-07 14:44
タイトル : 僕を葬る~静かな感動の余韻・・
「余命3ヶ月・・・あなたは何をのこせますか?」 というコピーにびびって観にいくのをためらってるとしたらもったいないわあ~~。とってもいい映画でした。 ずっと公開を待ってた映画です。待ちきれずに見る前からこんなふうに書いて期待してました。期待どおりでした。 主人公ロマンは31歳のファッションフォトグラファー、仕事ものってきている。 サシャという若い男の子と暮らしている。 そんな彼がある日、突然宣告... more
Tracked from cinema no co.. at 2006-05-07 18:25
タイトル : ぼくを葬る(おくる)・・・美しくも寂しい最期
ぼくを葬る(おくる) フランソワ・オゾン監督が放つ「まぼろし」に続く、死についての3部作の2作目。 オゾン監督の映画に海は付き物。 今回も海が母なる大地だと思い出させてくれるシーンから 優しく、恐ろしく、悲しい物語りが始まる・・・・。 自分が余命3ヶ月といわれたら、あなたはどうしますか? 家族にそのことを素直に告げる? やはり家族の悲しむ顔を見たくなくて黙っている? いや・・。 でも誰かには告げておきたい 誰かには、自分の苦しみをわかってもらいたい 分かち合うことはで...... more
Tracked from フツーに生きてるGAYの日常 at 2006-05-07 18:36
タイトル : フランソワ・オゾン「ぼくを葬る」●MOVIEレビュー
 死は嘘を許さない  死を目前にしたとき。人は「嘘」を清算したくなるのかもしれない。彼にとって「生まれ育った家族」は精神的な安らぎをもたらすものではなかった。だから彼は... more
Tracked from 漢方薬剤師の日々&映画 at 2006-05-08 13:44
タイトル : ぼくを葬る(おくる)(映画)
相変わらずフランソワ・オゾン監督は、映像が濃密。そしてセリフや行動に『謎』が多い。 この写真も謎めいていて、死にゆく青年とこの赤ん坊はいったいどんな関係なんだろうと想像を巡らしてします。 そして、ロマン青年の家庭環境や友人関係を想像するには、ちょっと困難なセリフの少なさ。いっさい言い訳なしって感じ。 余命3ヶ月といわれた青年は、のた打ち回るのか、それとも静かな境地に達するのか、はたまたあっと驚く奇跡的な展開があるのか・・・ ある種の期待が膨らみすぎたせいか、以外に静かな展開に、映画が終わったときに...... more
Tracked from Puff's Cinem.. at 2006-05-08 18:50
タイトル : 「ぼくを葬 る」
公式サイト シャンテ・シネ4F(224席)、公開3日目初回です。 40分前に着いて2番目です。 全体的には、6-7割の入場者数でした。 全体的に高齢者の方多し、死に関するテーマだからでせう... more
Tracked from : Keep a dia.. at 2006-05-09 10:44
タイトル : 『ぼくを葬る』
『ぼくを葬る』 ★★★★ 『LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE』 コピー 「余命3ヶ月――。あなたには何が残せますか?」 原題は残された時間という意味なんだけど、この邦題はこの映画の雰囲気がすごく出てていい。こういう気の利いたタイトルは日本ならではですが、変なのが多いのも事実(笑)ただ、『残された時間』と『ぼくを葬る』とでは、作品に対するイメージがもしかしたらずいぶんと違ったかも?とふと感じた。おそらく、今書きながら気付いたことだけど、私は映画を観る時にけっ...... more
Tracked from zooomの つれづれ日記 at 2006-05-11 22:57
タイトル : 『ぼくを葬る』
『ぼくを葬る』 Le Temps qui reste 監督:フランソワ・オゾン 出演:メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、 ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 公式サイト:http://www.bokuoku.jp ****あらすじ**** ロマン(メルヴィル・プポー)。31歳。ファッション雑誌の写..... more
Tracked from Welcome aboard at 2006-05-12 00:42
タイトル : ぼくを葬る
フランソワ・オゾン監督の『まぼろし』に続く“死”をテーマにした3部作の二作目。 今回は、主人公自身の死をテーマに描かれた作品。 このチラシは随分前から目にしていましたが・・・&amp;#9758; まるで女性の肌かと見間違うかのごとく、ベビーを傍らに横たわる主演のメル..... more
Tracked from 存在の耐えられない軽さ at 2006-05-14 16:28
タイトル : 『ぼくを葬る』の静かな最期の時間
(4月の記事です) 水曜日は映画の日なので、今日も映画館へ。 ところが、今日行った日比谷シャンテシネは、毎月1日だけしか1000円にならないらしく、普通に学生料金で入場。 映画館の系列によって、違うってことなんですね。ふ~ん。 観たのは、フランソワ・オゾン監督作『ぼくを葬る』。 「葬る」で「おくる」と読みます。いいタイトルですね。 フランソワ・オゾンの映画は、観たい観たいと思っていたものの、まだ1本も観たことがなくて、今回が初オゾン。 さて、どんな映画かというと。 タイトルからも想像がつく通り...... more
Tracked from I am invinci.. at 2006-05-14 17:09
タイトル : ぼくを葬る
LE TEMPS QUI RESTE TIME TO LEAVE ゲイの写真家のロマン(メルヴィル・プポー)は、31歳の若さで余命3ヶ月の宣告を受けた。 ガンが複数の臓器に転移し化学療法しか手はなかったのだが、化学療法で苦しみながら亡くなった人の事を思い、彼は治療を拒絶した。 久しぶりに..... more
Tracked from soramove at 2006-05-18 08:01
タイトル : 「ぼくを葬る」オゾン監督の美意識が隅々に行き渡る
「ぼくを葬る」★★★☆ メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー 主演 フランソワ・オゾン監督 余命があと3ヶ月と知らされたら 一体自分は何をしようとするだろう。 あまりに性急過ぎて、 そしてあまりに突然で 具体的な「もし」ということさえ考えられない。 ...... more
Tracked from 狐の穴にて at 2006-05-18 09:14
タイトル : 『ぼくを葬(おく)る』
フランソワ・オゾン監督が描く、“自分自身の死”。余命わずかと宣告されたロマンが死を受け入れていく姿を静かに繊細に映し出していく。... more
Tracked from A Moviegoer .. at 2006-05-21 20:36
タイトル : ぼくを葬る "Time To Leave"
【シャンテ シネ】 イタリア映画祭の合間をぬって、映画祭の会場から程近いシャンテ シネで上映中の『ぼくを葬る』を観てきました。ちなみにこの作品、福岡では来月公開予定。もう韓流シネマフェス、さっさと終わらせろ!他にも観たい映画が何本も後につかえてるのに。 「シャンテ シネ」のアートシアターらしからぬ?豪華さには驚き。客席はスタジアム型というか傾斜をかなりとってあり、スクリーンもデカい。まちがいなく福岡での上映館「シネテリエ天神」の倍はあると思う。福岡でいえば(ユナイテッドシネマ)キャナルシティ1...... more
Tracked from knockin' on .. at 2006-05-26 15:24
タイトル : ぼくを葬る
Le Temps Qui Reste Directed by Francois Ozon 死をテーマにした映画というのは、どうしても観るのが辛いものがある。いつか人が死ぬということを誰もが知りながら、普段それを自身にとって身近に考えることはない、目を向けたくない事実。いつかは誰にでも公平に...... more
Tracked from アロハ坊主の日がな一日 at 2006-05-27 09:48
タイトル : [ ぼくを葬(おく)る ]死を受け入れること
[ ぼくを葬(おく)る ]@日比谷で鑑賞。 [ まぼろし ]で“最愛の人の死”を描いたフランソワ・ オゾンが本作[ ぼくを葬(おく)る ]で“自身の死”に 挑んだ。“死についての3部作”の第2章が、いま始まる。 パリ在住のフォトグラファーのロマンは31歳。ファッショ ン業界でその才能を認められ、次々と仕事が舞い込む毎日 を過ごす。そんな彼がある日突然、不治の病で余命3ヶ月 と告げられる。怒り、悲しみ、絶望・・・・様々な感情の 嵐が沸き起こる。 ... more
Tracked from キュブ零のシネマニア at 2006-05-28 00:48
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Tracked from Osaka-cinema.. at 2006-05-30 03:35
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タイトル : ぼくを葬(おく)る
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 見ようか見まいか迷ったあげく、見るのはやめにしようと決めていたぼくを葬る(おくる)ですが、やっぱり見に行くことにしました。... more
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タイトル : 『ぼくを葬る』
人間の死について、本人とその周りの家族の思いについて考えてしまってなかなか感想が書けなかった・・ 主人公の青年が祖母以外の家族や友人に一切打ち明ける事なく、静かに一人で死んでいく事を選んだその理由はなんだろう・・やせ細っていく若い体が痛ましく、涙が止まらな..... more
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タイトル : ぼくを葬(おく)る
『まぼろし』で「最愛の人の死」を描いた、 名匠フランソワ・オゾン監督が、 今作では「自らの死」をテーマに選び、真正面から描く。 STORY:パリでファッション・フォトグラファーとして、 忙しい日々を送っていたロマンは、 ある日、医者からガンの転移により余命3...... more
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タイトル : ぼくを葬る
フランソワ・オゾンの『死についての3部作』の第2章。『まぼろし』で、愛する人の死を描き、今回は自身の死がテーマ。 31歳、これから、本当に人生これからというとき。死は必ず誰にでも訪れるものだが、最も死とかけ離れていると思い込んでいるときに、突然やってきた死の宣告。逃れられない。遅かれ早かれ、誰にでも平等に訪れるはずだった死が、突然目の前に突きつけられる。 どうやって自分の運命を受け入れればいいのか。人は一人で死ぬのだが、一人で生きてきたわけではない。どうやって自分の命の限りを伝えようか・・・。両親...... more
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 31歳の若さで余命わずかと診断されるなんて・・・これはキラがノートに書き込んだために違いない。... more
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基本情報 「僕を葬る(Time To Leave)」(2006、フランス) 監督:フランソワ・オゾン(スイミング・プール、8人の女たち、まぼろし) 脚本:フランソワ・オゾン 製作:オリヴィエ・デルボスク、マルク・ミソニエ 出演:メリヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、ヴァレリア..... more
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Tracked from とんとん亭 at 2006-10-15 07:47
タイトル : ぼくを葬る
「ぼくを葬る(おくる)」 2006年 仏 ★★★ パリで、ファッション・フォトグラファーとして活躍していたロマン (メルヴィル・プポー)は31歳で、医師から余命3ヶ月の病だと 知らされる。突然、あと3ヶ月で死にますよ~~。 そう言われたら・・・ショ...... more
Tracked from TSUKIMI*TOUDAI at 2006-10-16 04:28
タイトル : ぼくを葬る
ぼくを葬る日活パリに在住するロマンは31歳の売れっ子フォトグラファー。その彼が突然余命三ヶ月のガンであることを医師に宣告される。延命治療を拒んだロマンは家族にも話さず、恋人にも一方的に別れを告げて、...... more
Tracked from no movie no .. at 2006-10-25 21:38
タイトル : ぼくを葬る(05・仏)
ああ、男と女の違いだ。 フランソワ・オゾン監督「死についての3部作」の2作目。1作目「まぼろし 」を観て、いざ!映画鑑賞に臨もうと思ったのに、タイミング合わず観れなくて・・・DVD化を待ちました。 売れっ子のカメラマン、ロマン(メルヴィル・プポー)はガンで余... more
Tracked from Sweet* Days .. at 2007-01-16 09:53
タイトル : 『ぼくを葬る』
ぼくを葬る 監督:フランソワ・オゾン CAST:メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー 他 STORY:カメラマンのロマン(メルヴィル・プポー)は体調を崩し、医者から末期癌で余命僅かと宣告される・・・・ この作品、『スイミング・プール』のフランソワ・オゾン監督作品。 あの悩ましい作品の監督が撮ったって事でそれなりに心して見たのですが 全く大丈夫だったぁ~(*^^)b そしてこれがなかなか、心に響くお話でした。 もし30歳の若さで余命3ヶ月と宣告されたら・・・・ ...... more
Tracked from ひるめし。 at 2007-02-11 17:37
タイトル : ぼくを葬る(DVD)
余命3ヶ月。あなたならどう生きますか?... more
Tracked from 千の天使がバスケットボー.. at 2007-02-12 11:16
タイトル : 『ぼくを葬る』
フランソワ・オゾン監督の映画には、無駄がない。余分な装飾も製作者側の”プロフェッシャナル”な情動操作も省略され、シンプルなつくりである。それでいて、行間から奥の深い感情がしのばれ、そして監督の静かな視線が観客を見つめている。その視線を受け止めるには、哲学好きで個人主義のフランス人相応の感性も求められる。 自分が老いて一人暮らしをしている家に、ある日成人している孫が久しぶりにやってくる。彼は誰にも言えなかった秘密、自分は癌におかされていてもうすぐ死ぬということを伝えるためにやってきたのだった。 「どうし...... more
Tracked from シネ・ガラリーナ at 2007-05-15 00:17
タイトル : ぼくを葬る
2005年/フランス 監督/フランソワ・オゾン 「毒が一転、ピュアにすり替わる離れ業がいかにもオゾン」 パリでファッション・フォトグラファーとして忙しい日々を送っていたロマンは、ある日余命3ヶ月という衝撃の事実を告げられる。同棲中の恋人に別れを告げ、家族にも秘密にしたまま、自分の死と向かい合うことを決めたロマンだが、祖母のローラにだけは真実を話す… あと3ヶ月の命と言われたら、どうします?たぶんね、やりたいことなんでもやっちゃうと思うんだ。とびきり贅沢なホテルに泊まって、最高級のフレ...... more
Tracked from To pass leis.. at 2007-09-04 22:58
タイトル : ぼくを葬る(おくる)
ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE/TIME TO LEAVE (2005年 / フランス ) 監督: フランソワ・オゾン 出演: メルヴィル・プポー ジャンヌ・モロー ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ ダニエル・デュパル マリー・リビエール この映画の主人公は治療を選ばず、死を選ぶ。 しかし、受け容れるには重すぎて葛藤し、荒む心を抱えるが最愛の祖母にその死を告げ、 死を、そして生を受け容れてゆく――。 近頃、自分の「死」に...... more
Tracked from 映画、札幌のグルメはジフ.. at 2008-02-25 13:12
タイトル : ぼくを葬る(おくる):映画
今回紹介する映画は、『ぼくを葬る』です。 ぼくを葬る(おくる):ストーリー パリでファッション・フォトグラファーとして忙しい日々を送っていたロマンは、ある日、医者から余命3ヶ月という衝撃の事実を告げられる。同棲中の恋人に別れを告げ、家族にも秘密にしたまま、自分の死と向かい合うことを決めたロマンだが、唯一の理解者である祖母ローラにだけは真実を話した。刻々と迫る命の期限。残された時間で何ができるのか?ロマンはふと、カフェで出会った女性、ジャニィの頼みごとを思い出した…。... more
Tracked from Mi cinema log at 2008-04-24 23:38
タイトル : LE TEMPS QUI RESTE  ぼくを葬る ’..
若くして余命数ヶ月という題材は映画にしやすいのか ついこの前も 余命3ヶ月という映画を見たばかりだけど・・・ こちらはフランス男版 余命3ヶ月という映画 ストーリー:goo映画 このポスター見覚えあるし タイトルも聞き覚えある・・・ 何気なく見始めたこのおフランス映画  チラっと情報を見ると 監督はフランソワ・オゾンじゃないの~! これは見ておかないと・・・ 死ぬまでにしたい10のことのサラもかなり絵空事だったけど こっちは美貌のカメラマン そしてゲイと やっぱり絵空...... more
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2008-06-04 19:49
タイトル : ぼくを葬る
 『余命3ヶ月――。 あなたには何が残せますか?』  コチラの「ぼくを葬る」は、葬ると書いて「おくる」、余命宣告を受けたゲイの青年の人生の終焉の迎え方を描いたR-15指定のヒューマン・ドラマです。R-15指定ではあるけど、ビックリする程ハードな描写もあるので、....... more
Tracked from cinema!cinem.. at 2008-06-06 00:17
タイトル : 『ぼくを葬る』
なんか死を見つめる映画を皆さん、よく撮るよねー。 アルモドバルの『死ぬまでにしたい10のこと』しかり、アメナーバルの『海を飛ぶ夢』しかり。 今回の主人公も余命3ヶ月とも言われたカメラマンのゲイの青年。 余命わずかという現実をどう受け入れていくのかを丁寧に追った... more
Commented by mayumi-68 at 2006-05-06 09:46
こんにちは。TBさせていただきました。
ラストシーン、哀しかったですよね。でも、ロマンの充足感あふれた表情は、彼が自らの死を受け入れたように見えました。メルヴィルの演技、素晴らしかったです。
Commented by charlotte at 2006-05-06 15:00 x
あのシーンで笑いですか??
ちょっと日本人的には理解しにくいのでしょうかね。私が見たときはそのシーンは息が詰まりそうなくらい静まり返ってましたよ。
笑いと言えば、少年が教会で聖水?の中に悪戯しちゃった時にちょっとありました。
ラストはぼろぼろに泣いてうかつに人前に立てないくらいでしたわよっ(T_T)
Commented by 隣の評論家 at 2006-05-06 21:30 x
かえるさん、こんにちわ。TB&コメントありがとうございます。
あのシーンで笑いですか?アタクシが観た時も静まり返っておりました。あのシーン、インパクトがあるというのもわかりますが、かえるさんの仰るようにロマンの配慮が感じられる美しい部分があったと思いました。
ラストの美しさは絶品でしたね。【死】というテーマが、見事に【生きる】喜びを見い出して、希望の光が見えた気がしましたわ。
Commented by りお at 2006-05-06 23:07 x
こんばんは。
あのシーンで笑いが出たのですか…
わたしが観た時も静まりかえっていました。客層によりそんなに差がでるんですね。
あそこは全然笑うシーンじゃないですよねえ。ちょっとびっくり。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-07 00:26
mayumi さん♪
ラストシーン哀しかったですー。でも、いわゆる悲しみとは違う不思議な感情に包まれました。寂しい気持ちなんだけど、マイナスの感情ではないもの。そうなんですよ。彼が静かに死を受け容れて、満ち足りた表情をしていたからかな。メルヴィルの演技もすばらしかったですよねー。「夏物語」の彼がこんなにデリケートな表情を見せてくれるとはー。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-07 00:33
charlotte さん♪
そーなんですよ。ブロークバックマウンテンのキスシーンでの笑いに続いて今度はコレ。静まりかえるのが普通ですよね。引いてしまう人はいるかもしれないけど、笑うのは違うでしょって思う。ゴールデンウイークにこういう真面目な作品を観に行くものじゃないかもしれないです。映画への向き合い方が違うんだろうなぁ。おすぎが宣伝してたから、コレ観てみる?程度のノリで見に来た人たちなのでしょう。受け止め方は自由だけど、声をあげるなー!!
教会での少年のイタズラは可愛かったですね。あそこは笑ってOKだと思いますー。でも、そこもロマンの気持ちに入っていたらむしろせつないんですけどねぇ。ふー。
そうなんですよ。涙にくれたラストでしたわ。ああ、また海辺が蘇るー
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-07 00:51
隣の評論家 さん♪
ああ、やはり、GWまっただ中の昼間の回というのがネックだったのかも。オゾンの作品だということに留意して見に来ている人は、笑うなんてことありえないはずなんですが。そう来たか!とニヤリとすることはあっても、男同士がキスするたびに笑ったりなんてしないものよね。こんなんもありという人間の奥深さに感動してほしいところです。まぁ、みんなにそれを望むのは無理ですね。わかってくれる人がいればそれでいいですー。
まったくもって、ラストの美しさは絶品でした!海辺でエンディングを迎える映画なんてごまんと観ていますが、こんなに心に染み渡る美しいシーンはそうそうにありませんよね。死を見つめて、生の輝きを知るというのも、流れとしては定番でありながら、ありふれていないアプローチに大いに感銘を受けました。きらきらっ
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-07 00:56
りお さん♪
ビックリですよね。笑うなんて・・。世紀の名場面なのにー。
客層ですよね。普段そんなにフランス映画を観ない行楽気分な人が多かったのかもしれません。プロデューサーズのゲイネタを笑うようなノリで、うけていたみたいですー。こういう映画はすいている日に行くのがよかったかもしれませんー。一瞬気が散りましたが、映画がすばらしかったのでヨシとしますー。
Commented by orange at 2006-05-07 12:58 x
かえるさん☆こんにちわ~♪
こちらにもTBありがとうございました。
死という事実に対しての向き合い方は、様々あると思いますが・・・
何かを残したい。という気持ちは人間にとってやはりあるのですね。
僕は、あのカラミのシーンは不思議と美しく感じました。滑稽では無いですよね、いやらしさも感じないし。笑うのはチョットおかしいかなと思います。
ラストは悲しみを誘いますが、あの浜辺で少しずつ死に向かっているロマンを観ている内に、何故だかは分からないのですが、幸せな気分に浸ってしまいました。姉と子を写真に焼き付けたシーンや、祖母との会話のシーンを思い出しながら・・・
海に帰っていくロマンの姿は何故だか美しかったですね♪
Commented by betty at 2006-05-07 14:59 x
かえるさん
はじめまして。
TBありがとうございました。
間違ってTBをふたつ続けてしてしまったようです。ごめんなさい。

ドツボに入った映画でした。以前からオゾンが大好きでしたが、今回も大きく進化してましたよね
まだまだ余韻をひきずってます。
これからもよろしくお願いします。
Commented by margot2005 at 2006-05-07 16:43
こんにちは!
この作品はオゾン映画の中でもお気に入りの一作となりました。プロのカメラマンがデジカメで家族の写真を撮る様は哀れでした。哀しいのだけど、なぜか泣けない...でもジーンとくる素晴らしい作品でした。
特にジャンヌ・モロー演じる祖母と孫ロマンのシーンが素敵でしたね。
マルグリット・デュラスとヤンを思い出したりしてしまいましたが...。
Commented by cocoro811 at 2006-05-07 18:33
TBありがとうございます!劇場では笑いが起きたそうですが、信じられないです。私は、携帯を捨てたあたりからドキドキしていて、あまりにも美しすぎるラストでは涙で何も見えませんでした。これからも、よろしくお願いしますね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-08 12:39
orange さん♪
こちらにもコメントありがとうございます。
人が死に直面して、何かをのこしたいという気持ちをやっぱり持つものなのでしょうね。あ、でも、この物語のロマンの場合は、そういう積極的な思いがあったわけでもなかったと私は感じたんですよね。「あなたは何を残しますか?」だなんて宣伝コピーが「残す」物語と解釈しているのがちょっと気に入らないですー。もうちょっと受動的な気持ちで、生の証をひっそりと刻むこともステキじゃないかと思ってみたというか。生殖活動には無関係だと思っていた自らが生命の誕生に一役買うなんてステキじゃないかって思ったというか。
そうですよね。あのシーンは美しかったですよね。最初は戸惑う夫を見て、ちょっとコミカルにも感じましたが、すぐさま超越した美しい世界に導かれました。
そして、ラストシーンはいまだかつてないくらい心に染みる素晴らしい陶酔感がありました。せつなくて哀しくてヒリヒリとするんだけど、同時に生命の神秘を思ったりなんかして、じんわりと至福感も広がっていくんですよね。言葉で言い表せない不思議な感慨がありました。美しすぎましたね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-08 12:42
betty さん♪
余韻が残りますよねぇ。深く深く。GW中にはたくさんの映画を詰め込みましたが、結局今なお私の心をとらえているのはロマンの姿かもしれません。オゾン映画のキャラクターにそんなに心打たれるとはビックリです。私ももちろん前からオゾンは大好きだったのですが、ブラック過ぎたりシニカルだったりするから、おもしろいとは思っても、作品が愛おしいと思えることは今まではそんなになかったんですよね。でも、優しいもあふれた真摯な今作には格別にハマっちゃった感じですー。
こちらこそこれからもよろしくお願いします。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-08 12:45
margot さん♪
それは嬉しいですー。私にとってもお気に入りの一作です。私はかなり泣けました。オゾン映画で涙が流れたのはひょっとしたら初めてかもしれません。(「まぼろし」は心に染みたけど、泣いた記憶がないので・・)そんなわけで別格かも。ジーンとくる映画はたくさんあれど、このジーンの沁み渡り方はちょっと並大抵のものじゃなかったです。私たちの心も海に包まれて溶け出していってしまったかのような・・・。素晴らしかったですよね。
ジャンヌ・モローはやっぱり魅せてくれますよね。なるほど、マルグリット・デュラスとヤンのような2人にも見えますね。印象的なステキなシーンでした。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-08 12:48
cocoro さん♪
信じられないですよねぇ。笑ったのは、一人ではなくて、3、4箇所から聞こえてきました。それも事を始める戸惑いの瞬間に笑うだけじゃなくて、彼と彼とがキスするたびに何度も笑うですよ・・・。まったく・・・。
そうそう、ケイタイを捨てるところもハッとしましたよね。初めは、海に入ったら戻ってこないのじゃないかと思ったんですが、タオルを買っていたので、そういうわけでもないんだなぁと一安心。ところが、最後にやられましたよね。涙も海にかえっていくように流れました。
こちらこそ、これからもよろしくお願いしますー。
Commented by Puff at 2006-05-08 19:11 x
ドモドモー♪
TB、コメントをありがとうございました。

何と!笑っている人が居たのですかー!!ビックリです!!
GW中だと、普段ミニシアター作品を観ない人もフラリ・・・と来るからでしょうか?
ワタシが行った時は、水を打ったようにシーンと静まり返っていました。
普段よりかなり年齢層が高く、初老の方が多かったです、、列に並んでいる時に前の老婦人とお話したのですけど、その方は一昨年にご主人をガンで亡くされたそうで、しんみりした後この映画を観たので、ますます感慨深いものがありましたデス。
でで、最初の方のロマンは、ワタシもあまり良い印象はありませんでした。何だか如何にも売れっ子カメラマンてな感じでふと傲慢さも見えたりして、、でも、それから、少しずつ彼の心の動きが見て取れて感じ取れて、もう、ほんとに言葉にならない位にじーーんと来ちゃいましたです。
>"死"というテーマは安易に使ってほしくはない。
同感ですねー・・・、この作品は、感動させよう!とか涙を誘おう!とか観客に押し付けずに、淡々とさえ見えるその中に、消え行く命の炎を浮かび上がらせて、静かに感動した映画でありました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-09 11:10
Puff さん♪
オゾン作品で初老の方が多いというのは意外ですね。雑誌の情報などで観に来るのでしょうか。並んでいる時にたまたま近くにいた人とお話をするなんてステキです。さすが、Puffさん。映画の感慨も増すエピソードとなりましたね。その老婦人はこの映画をどのように受け止めたのでしょうね。一人称の死と二人称の死はまた違うものですけど。
最初の方のロマンはちとやな奴でしたよね。こんなヤツじゃ、共感しにくいよなー、ってことは映画にハマれないってこと?と危惧したりもしました。しかし、そこは、さすがのオゾンでした。物語が進むにつれて、彼の心情に共鳴してしまいました。もともとが人徳者であるという設定よりも、そうでない人間が、大切なものたちに気づくという流れにグッときてしまいます。心のささやかな変化が繊細に物語られていて、すばらしかったですー。
泣かせようという意図がみえみえのお涙頂戴仕立ては嫌いだし、そのために病気や死や子どもや動物を都合よく使う安直なドラマも嫌いなので、こういうテーマのものはつい身構えてしまうのですが。そんな姿勢も徐々に溶解し、オゾンならではのさじ加減にバッチリハマってしまったのでした。
Commented by zooom at 2006-05-11 23:14 x
かえるさん、お久しぶりです。TBありがとうございました。
人間なら避けることのできない一人称の死のついて、今まで
あまり深く考えたことがありませんでした。
この作品は、自分ならどうするだろうと真面目に考える機会を
与えてくれました。ロマンのように、前向きな人生の終わり方が
できればいいなぁと思います。
私が見に行った時は、あのシーンは観客の目が点になったのが
分かりました。空気が止まったというか・・・。私も驚きのあまり
顎が前に出ましたが、思いやりと愛情のある方法ですよね。
Commented by ラクサナ at 2006-05-12 00:40 x
そうでしたか!?あのシーンで笑い声が・・・?
コチラは、この作品に関してはそういった笑い声は一つも起こりませんでしたし、私も非常に真剣に見入ってしまいましたよ!
(まぁ突っ込めば一回でいいんかい?みたいなことは、こそっと正直思っちまいましたが・・・^^;)オゾン監督ならではの素晴らしいアイディアというか、あの3人のシーンは素晴らしく感動的でした。だからこそテデスキさんをキャスティングしたんだなとも納得!^^
死をテーマにしたというより、残された時間を生きることをテーマにした作品ですよね。私にとっても鑑賞後、意外にも爽やかな余韻に浸ることができた本当に素晴らしい作品でした。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-12 18:16
zooom さん♪
ご無沙汰しています。コメントありがとうございます。
zooom さんは今年のフランス映画祭でもたくさんご覧になられたようですねー。
そうですね。一人称の死について考える機会を与えてくれる意義のある映画でしたね。死というものについて、漠然と思いを巡らせることはたびたびあるけれど、自分がその立場にたった時のことを事細かに描く機会はなかなかないものですよね。捉え方は人それぞれなのでしょうけど、私もこんなふうに自然に受け入れることができたらいいなぁと思います。5%未満の可能性にかけて、化学療法で闘いたいとはあまり思わないもので・・・。心の準備ができるだけでも幸せなのかもしれません。
あのシーンはやっぱりビックリしてしまうものなのかもしれませんねぇ。オゾンならではですよね。モラルや常識を超越したものにはつい感動をしてしまうのですが、目が点になるのはもっともだと思いますー。でも、愛と思いやりに満ちた(+彼自身にも合理的な)アイディアだと思います。はい。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-13 12:09
ラクサナ さん♪
みなさんのコメントによると、笑いが起こったのは一握りの回だけらしいですけどね。(体験者は私とさちさんくらい?)不運にもそんな客層の時に観てしまいましたー。自分は感動したからいいんですけどね。
まぁ、ツッコめば、ちょっと出来過ぎなんですけどね。的中率よすぎ!(映画には一度の関係でできちゃう物語は多いけど・・)気が変わって会いに行って、「今すぐ」っていうのもどうなんだ?って思いました。 Hi卵日頃に合わせて実行日を決める方が真っ当ではないかしらんーって。でも、そんなことは大目にみてしまえるほどに独特の展開がナイスでした。そうそう、テデスキさん!彼女が最初登場した時はさほど重要な役には見えなくて、なんであえて出したのだろうと思ったら、こんな役どころだったわけで。私も納得しましたー。
そうですね。死と向き合うことによって、生と向き合う、"生"の物語でしたね。せつない余韻は爽やかですらあったかも。
Commented by 哀生龍 at 2006-05-14 17:17 x
悩んだ挙句、映画館で見てしまいました!
不謹慎な笑い声もなく、無粋なボカシもなく(笑)、気持ちよく見ることが出来ました。

>遺伝子を残したいというわけではなく、生きた証を刻みたいという思い
そうか、「遺伝子~」「生きた~」を使い分ければ上手く説明できたのですね。
哀生龍は「生きた証」と「自分の遺伝子を残す」を同意義と捉えて使ってしまったので、自分の言いたい事を上手く文章できずに四苦八苦してしまいました(苦笑)

>その孤独感
孤独ではあるけれど、必要以上の寂しさを全面に押し出さない絶妙な匙加減に、やっぱりオゾン監督って“感覚的”な表現が凄いなぁ~と感じました!
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-15 11:33
哀生龍 さん♪
ふっふっふ。勧誘成功♪
ロマンの行為の解釈は人それぞれだと思うですが、私は、彼が子孫をのこしたいと思ったようには感じなかったんですよね。それは本来本能的なものなのかもしれないけど、自分の遺伝子だとかにはこだわっていない感じ。ただ、生命の輝きを実感し、それを創りだすことに協力するのもステキだと思ったのじゃないかなぁと。"あなたは何をのこせますか"というコピーが、ロマンが「遺す」ことに積極的に取り組んだようなイメージをもたせるのですが、のこすのこさないじゃなくて、この素晴らしき世界と生命に対する感謝の行為というか。消滅する自らの命にかわる置き土産というか。哀生龍さんのおっしゃる創作活動の一つというのも納得ですー。
ホント、オゾンの表現力は繊細ですばらしいですよねー。多くの死にまつわる物語は家族の悲しみにスポットがあてられがちなのに、あえてそれを最小限にし、独りで死に向き合うというスタイルにハゲしく惚れました。これもまた、しあわせな孤独。
Commented by いわい at 2006-05-18 09:14 x
笑いが起こったのって、あのシーンだったのですか。う〜ん。
わたしも、GW真っただ中に観に行きましたけれど、静かだったような気がします。あーでも、わたしは、厳粛な思いにかられて感動していたので、聞こえなかったのかも。
わたしには、写真家ロマンの傲慢さも格好良かったです。色っぽいなーと思ってました。うふ。
それにしても、ジャンヌ・モロー!確かに皺だらけの手にはドキリとしましたが、美しく老いていらっしゃいました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-18 15:24
いわい さん♪
感動あふれる名シーンでしたよねぇー。あの場面だけを切り取ったら確かに奇妙な滑稽さはありますけど、その背後関係を思えば、泣けこそすれちいとも笑えませんとも。映画が終わってからも、余韻に浸ることもなく、すぐさまザワザワしゃべり出す人が多かったです。ひょっとして、本当は「ブロークン・フラワーズ」を観るつもりだったんだけど、完売で仕方なく、こちらに流れてきたという人たちも結構いたのかも。クスクス笑うモードで劇場に来てしまった人たちなのかもしれませんー。
ふふっ。プポーはいわいさん好みですかー? わたし的には苦手系のルックスのはずだったんですが、まんまと惚れ惚れしてしまいましたー。『夏物語』では飄々としたイメージだったのに。キャスティングと演技・演出ともにお見事でした。
ジャンヌ・モローはすばらしい存在感でしたよね。美しい人は老いてもなお輝くのですね。しわがれ声がまたステキ。
Commented by sally at 2006-05-27 03:03 x
かえるさん、こんばんわ♪
あのシーンで笑いだったんですかー。私は呆気にとられたところはありましたけど(あと1回で見事?できるなんて・・・とは確かに思いましたけど)、話の展開からいって笑うところではないですよね??周囲から一歩引いて生きてきたロマンが、最後に起こした能動的な行動だと思うので・・・。
ちなみに、『夏物語』がかなり好きな映画なので、天然系の主人公を演じていたプポーの印象が強いのです。最後の海の場面で何となく『夏物語』を思い出してしまいました・・・。あの時も周囲の喧騒から浮きまくってたような・・・。
Commented by キュブ零 at 2006-05-28 01:00 x
かえるさん、こんにちは。ロマンと愛人の抱擁シーンに笑いがおきましたか。笑ったのは女性の方たちでしょうか。自分は、見ていて、やはり拒絶感が先にきてしまって、背中がゾクゾクしてしまっていました。女の人のほうが、冷静に見られたのかも。
ロマンの死んでいく姿、幻想的で美しかったと思います。『ヴェニスに死す』のラストみたいに、誰か、おかしいって一人くらい気づきそうなものですけど。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-29 00:33
sally さん♪
的中率のよさにはツッコみたくなりましたよね。(笑)
でも、あの場面自体は笑うどころではないステキな営みだったと思います。そうなんですよ。死を迎えるロマンが起こした能動的な行動なんですよね。生を作りだすという実に素晴らしい行為です。
ロメールの四季の物語は私も大好きですー。オゾンの前作の『ふたりの5つの別れ路』にはロメールへのオマージュも含まれていたらしいんですが、ラストシーンが『夏物語』的に美しい海だったんですよね。で、今回は主演がプポーだけあって、より夏物語が意識されていた可能性もあるんですよね。海辺の行楽客と別世界を感じさせる演出っていうのはなんかステキですね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-29 10:55
キュブ零 さん♪
そうです。笑ったのは女性たちでした。観客全体も女性の割合が高かったようですし。(年配のご夫婦の姿なども見かけたのですが、どんな感想をもったのか興味あります。) そうですか。やっぱりゲイの描写に対しては、女性はわりと平気(どころか熱狂的に好きな人も多いですし)なのに比べ、男性はやっぱり生理的嫌悪感を感じてしまうようですね。ブロークバック・マウンテンの控えめな性描写でもダメだったという人も結構いたようなので、より直接的なこちらにゾクゾクきてしまうというのは当然かもしれませんね。同性愛者に限らず、濃厚なベッドシーンをスクリーンで眺めるのってある種の居心地の悪さがありますし。
ラストで周りの人が気づかないのは私にはそんなに不自然でもなかったです。海水浴のビーチではあまり不審には思わない気がします。『ヴェニスに死す』のラストはかなり芝居がかった倒れ方をしていた記憶があるのですが、こちらは何とも安らかな表情をしていたので。
Commented by borderline-kanu at 2006-05-30 22:02
こんばんは。私が見たときは、あのシーンに笑いは無かったですよ。個人的には、引きまくりました(^^; 寂しくないようにというより、ロマンの欲望も少しあるような感じがして、嫌だったなぁ。
ラストシーンは哀しくなりましたよ。 カヌ
Commented by 朱雀門 at 2006-06-01 00:56 x
こんばんは
ラストの海岸シーンは良い雰囲気でしたね。子供たちのざわめきと主人公の孤独が上手く対比されていたと思います。私も、ロマンのような死を暗に切望しているのかも知れないなあ・・・とあのシーンを思い出しながら考えました。

ただ、それ以外の場面では、今ひとつ心に迫るものが感じられませんでした。一人称の物語、という設定はそれで構わないのですが、周囲の人々との関係があまりにあっさりと描かれていたので、(ストーリーとして)物足りなさを感じ、主人公のナイーブさが印象に残ってしまいました。個人的には、内面の葛藤よりも、対人関係で生まれる葛藤のほうに魅力を感じるせいかも知れませんが・・・

ジャンヌ・モローのおばあちゃん、光る脇役だったと思います。「寝る時はいつも裸なのよ」のセリフにはどきっとしてしまいました(笑)。
Commented by CaeRu_noix at 2006-06-01 11:42
カヌ さん♪
やっぱり男性は引いてしまう方も多いんでしょうかねぇ・・・。
オゾンファンなわたし的には絶妙なシーンだったんですがー。
ロマンの欲求も大いにあったでしょうね。女より男の方がノレるんでしょうね。でも、あのだんながロマンの好みのタイプというんでもないだろうから、夫婦への配慮もあったと私は信じていますー。せつないラストでしたよね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-06-02 01:06
朱雀門 さん♪
ラストシーンはよい雰囲気どころか稀な感銘がありましたよん。美しすぎー。そうなんですよ。周りの行楽客、とりわけ子どもたちの無邪気なはしゃぎ声がまた、ロマンの孤独を照らし出してしまってせつないんですよね。現実的にはなかなか映画のように美しく死ぬことはできないでしょうけれど、病院で化学療法の末にボロボロになって死ぬのはやだなぁと思ったりはします・・。
死という重大なテーマの物語でありながら、ヨーロッパの映画らしく淡々とした運びでしたよね。私はそのお涙頂戴に走らないサラッと感に好感をもってしまうのですが、物足りないと感じる方もいるでしょうね。目に見える感情表現がないからこそ、その秘めた心の内を想像してせつなさにハマるという感じなんですが。共感はしにくいかな??
ジャンヌ・モローの出番は決して多くはなかったのに抜群の印象を与えてくれましたよね。フランス女優はその歳で裸で寝てもサマになりそうー
Commented by リーチェン at 2006-06-07 21:00 x
かえるさん、こんばんは~
TBから一日遅れのコメント、すみません・・・

海のシーンに始まり、海のシーンに終わる。
オゾン監督の海に対する思いというか解釈にとても興味を持ちました。
食欲もなくなってしまった今、愛する行為をすることが生きていると実感できるときだったのでしょうか・・・

私もジャンヌ・モローにやられました~~~
あんなおばあちゃんになりたい~
Commented by CaeRu_noix at 2006-06-08 10:39
リーチェン さん♪
のーぷろぶれむですー。
オゾンの海へのこだわりは興味深いですよねぇ。
あ、最近雑誌記事か何かで読んだのですが、海というか"海岸"に惹かれているらしいです。海と陸の境界線である海岸。『まぼろし』も確かに、その砂浜が重要でしたものね。海と陸の境界に、生と死の境界を重ねるという感じでしょうか。
肉体が病魔に侵されていく中で、肉体をもって行う性行為/愛の営みに貪欲になるというのは自然なのかもしれません。
ジャンヌ・モローは本当にステキでしたよね。私はカワイイおばあちゃんを目指そうと思っていたのですが、こんなゴージャスなカッコいいおばあちゃんにもなれるものならなりたいー。
Commented by まんまる at 2006-06-09 21:13 x
はじめまして。
映画関連のブログをうろうろしていてたどり着きました。
「ぼくを葬る」私が観たときもけっこう初老ぐらいのご婦人や
ご夫婦連れがいらっしゃいました。
なので、「例のシーン」は、そういう方たちにどのように
受け入れられるのかられないのか気になってしまって
ちょっと映画に集中できなくなっちゃいました。(余計なお世話なんですが)
主人公が同性愛者であるという前情報がなく、観に来た人で、
そういう描写があるとは思わず、嫌だった・・・という方も
あったようです。
私は個人的には、それがその映画に必要であると監督が考えて
作っているのだから、それはそれとして受け入れようと
思うほうなのですが。
広報の方法などにもよるのかもしれないな~っと思いました。
Commented by マダムS at 2006-06-10 09:10 x
観たのはもう随分前なのに、なかなか感想書けなくて、今頃書きました。
簡単ですが・・
例の3人絡みのシーンは「こういう方法」で良かったと思えましたよ。
「素晴らしき世界」とはまあ理由は違えど、夫の気持ちを考えるとね。
プポーはいいです 素敵です♪
Commented by CaeRu_noix at 2006-06-10 11:41
まんまる さん♪
はじめまして。ウェルカムです。
そうですか。私は年配の方々は何の情報によってこの映画を観ようと思ったのかが気になりました。シャンテの外壁に貼ってあった雑誌記事の中にその世代向けのものがあったので、こういうを読んで興味をもつのかなぁとか考えたりしました。フランソワ・オゾンという人のことを知っていて観に来ているのならいいのですが、そうじゃない場合はその反応がちょっと気になりますよねぇ。男性は女性以上にゲイが主人公の映画には拒絶反応があるようですし。私のようにオゾンならではの奇妙な展開に感動するのは少数派かしら・・・。
トラックバックをしていただいている「フツーに生きてるGAYの日常」の記事に書かれていたのですが、『ブロークバック~』はゲイの物語をウリにして話題を集めていたのに対し、こちらはゲイの主人公であることが宣伝されていなかったらしいですね。キャッチコピーにしても、ポスターの写真にしても、映画の宣伝の仕方には疑問を感じるものが多いですよね。内容と違っていようが関係なく、配給会社や劇場にとってはお客を多く集めることが大事らしいですから、観客の私たちが賢く情報収集をするしかないのでしょうかね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-06-11 11:26
マダムS さん♪
そうだったのですかー。フランス映画はわりと精力的に観ているマダムなのに、本作のレヴューが見受けられないので、オゾン作品には見切りをつけたのかと思っていましたよ。w 
私は本作にはエラく感動を受けてしまったので、他の作品よりもレヴューを書く意欲が満々だったんですが、そんな私はひょっとしてリアルな死をわかっていないのかもしれません。こういうテーマの作品では、なかなか感想が書けないという方がむしろ本当なのかもしれませんね。
万人には受け容れがたくとも、あのThree・Pはオゾンならでの名シーンだったと思います。そして、もちろん、プポーの素敵さにはもれなくやられましたよー。
Commented by 伽羅 at 2006-06-16 02:35 x
かえるさん、こんばんは!
このテの作品って、やれ家族愛だのといったお涙ちょうだい系が多いんですが、
さすがオゾン監督!視点が全然違います!!
生に固執してガツガツ生きるのも人生ですが、
こうして潔く死を受け入れるのも、また人生なんだよね、と思いました。
死って個人的な事柄だし、
結局最後は、一人で逝かなくてはならない、孤独なものなんですよね。
生と死というのは自然の摂理だし、人間もその中で生きている。
いたって当たり前、シンプルなことと思いつつも、
ラストの主人公の一筋の涙に、胸が締め付けられる想いがしました。
でも、これが人生ってヤツなんですよね、

Commented by CaeRu_noix at 2006-06-16 16:08
伽羅 さん♪
死をテーマにした映画は沢山あれど、このオゾンならではの着眼点がおもしろかったです。ガンという病気で身体的な苦痛にもがく姿を描写して、同情心をかき立てることもせずに、静かに時間が流れていくんですよね。生きることをがんばること自体は大切だとも思いますが、治癒の確率がわずかな化学療法で苦しみながら病院暮らしをすることより、余命3ヶ月をゆっくりと生きることを選んだことには共感できました。
死はまずは本人のものであると私は思うのですが、日本ではガンはまず家族に知らされるんですよね?告知問題が主流で、余命3ヶ月でも本人には知らされなかったりするんですよね。私は自分の死のことは自分が最初に知りたいと思うけど。胃がんなのに胃潰瘍だよって言われてそのまま病院で死んじゃうのはイヤだな。
死も生も個人的なものでもあると私も思います。もちろん人間は物理的にも精神的にも1人では生きていけないものだし。二人称の死に苦しむ人たちがいるのも事実だし。でも、死を共有することはできない以上、ロマンのような選択をすることもよくわかります。日本人には身近ではないだろうけどこんな生と死もあるんですよね。
Commented by sakurai at 2006-07-11 08:13 x
TBありがとうございました。
いい映画でしたね。オゾンの映画の中で一番好きな映画になってしまいました。

曖昧なものではなく、確実に迫ってくる死にどう対峙するか。気迫を感じました。主人公が素敵でした。
ラストはイエスの死を彷彿させました。自分が決定した死・・・みたいな。とにかくこれはオゾンの中で№1です。
Commented by CaeRu_noix at 2006-07-12 14:59
sakurai さん♪
同じくです。私もオゾン映画のmyベストとなりました。
もちろんオゾン作品は意地悪で毒のあるところが魅力だったりするのだけど、やっぱりそういう映画はうならされて面白いとは思うのだけど、手放しで大好きと感じられなかったりしたんですよね。でも、本作で受けた感慨から、ストーンと好きだと思えてしまいました。
死は誰しもに訪れるものだけど、はっきりと余命を知ってしまう状況はとても酷ですよね。死を受け入れる過程がとても繊細でした。自分が決定した死に向かう姿もとても美しかったですね。
Commented by ミチ at 2006-08-01 22:04 x
こんにちは♪
先にTB頂いちゃってすみません~。
いけ好かないタイプだったロマンがだんだんイイオトコに見えてきました!
あのシーンでは笑いが起きたのですか?
信じられないわ~(怒)
あれは夫も受精に参加している気分にさせる、考えた末のやり方だと思いましたよ~。
オゾン作品をすべて見ているわけではないですが、「まぼろし」よりもグッときました。
海へ行くシーンも大好きです。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-02 21:45
ミチ さん♪
同じですー。私も最初はコイツいけすかないーって思いました。顔も濃すぎて好みじゃないはずなのに、だんだんとその美貌にウットリしちゃってました。今日、「ゆれる」を見たのですが、オダジョーの役が売れっ子カメラマンということで、冒頭はこのロマンのキャラとかぶるものがありましたわ。彼らの身に起こる出来事は全然違うんですけどね。
そうなんですよ。あのシーンは、笑うどころか大いに感動してしまう、愛のある場面でしたよね。だんなさんも子づくりに参加できるなんて本当にイキな計らい。
「まぼろし」はうならされたという感じなので、心に響いたというと私もこちらですー。同じ海辺のラストでも受ける感銘はまるで違いましたよね。
Commented by mimia at 2006-08-07 00:50 x
オゾンのこと最後にまた何かあるのではないかと勘ぐっていましたが
なんとストレートな作品!受け取り手も素直になれますよね。
『ベニスに死す』のマーラー、そして本作でペルト
素晴らしいストーリー・映像に美しい音楽ありき。
この3つが揃うと映画は芸術になります。堪能しました。

Commented by CaeRu_noix at 2006-08-07 12:53
mimia さん♪
そうなんですよ。オゾンのことだから、また意地の悪い仕打ちをしてくれるんじゃないかと思ったりしました。だけど、そんなふうに構えることも忘れるほどに、死を受け入れつつある過程のロマンの心情にはめいっぱいハマってしまいました。元気な頃のロマンが素直キャラじゃない分、心を溶かしていくところに素直に感じ入ってしまえたんですよね。
美しい映像に美しい音楽が融合して物語が独特の個性をもつというところが映画のかけがえのない魅力ですよねー。芸術でした。ペルトですね、ベルト。
Commented by canna at 2006-10-16 18:53 x
かえるさん、はじめまして。TBさせて頂きました。
81分という短さも丁度よくってドツボに入った映画でした。かえるさんがおっしゃっていたラストの喧騒から静寂への切り替え・・・本当に見事でしたね。オソン監督の作品はこれが初めてだったのですが、三部作ということで他の二作品も見ていたいなぁと思いました♪
これからもよろしくお願いします。
Commented by CaeRu_noix at 2006-10-17 12:33
canna さん♪
はじめましてー。コメントありがとうございます。
ドツボでしたかー。それは嬉しいですー。私もとっても感銘をうけました。
そうなんですよ、喧騒から静寂。海辺がラストシーンの映画は数あれど、ヒトケのない静かな海というのが定番ですもんね。賑やかな砂浜から徐々に人が引いていくところを映し出したことが絶妙でした。
オゾンはとても才能ある監督です。ぜひぜひあれこれご覧になってください。意地悪で悪趣味なものも多いので、本作ほどに気に入っていただけるかはわかりませんが。
三部作の3作目も楽しみですね。
Commented by acine at 2008-04-24 23:36
かえるさん TBありがとうございました。
いやー、確かにあの3人プレイ・・・私はとにかくビックリしました。
まさか旦那まで参加するなんてー(笑)!
さすが、オゾン、意外性十分だなととにかくそっちに感心しましたね。
私も、何気なく見始めたけど、どんどん引き込まれました。
メルヴィル・プポーがもうとにかく美しくて、見とれましたね~。
女優より綺麗に撮ってあげてるな~とオゾンの入れ込み具合も十分でした。
Commented by CaeRu_noix at 2008-04-27 11:17
acine さん♪
こちらにもありがとうございます。
ビックリしましたかー。でもホント、オゾンらしい展開でしたよねー。
とびっきり妙なシーンといえばそうなんだけど、私はその一石二鳥的に機転の利いた思いやりにすんごく感動しちゃったのでした。
主人公がオゾンの分身という感じの存在なので、感動も二重のものだったカンジ。
最初の方はずいぶんと淡々としていたから、何となく眺めていたんだけど、ふと気付いたら心は釘づけでした。
これって、ちょうど二年前GWの時に観たのですけど、その時の感動を今も覚えています。それほどに心に染みた一作でした。
ホント、美しいい男性主人公ってのがオゾンの気合いがまた違ってよかったですよね。
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