かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『グッドナイト&グッドラック』
2006年 05月 09日 |
熱いジャーナリズムにストレートに感動。
エド・マローとジョージ・クルーニーの思いにうたれるばかり。

“赤狩り”が横行するマッカーシズムの時代、権力と真っ向から対決した実在のニュースキャスター、エド・マローとそのクルーたちの6ヶ月間。



-1953年、アメリカ。米ソ冷戦下、ジョゼフ・R・マッカーシー上院議員が率いる委員会は、国内の共産主義者を根絶しようとしていた。彼らは、政府から軍部、そしてハリウッドまで、根拠の有無に関わらず、共産主義とみなした者を次々に告発。報復を恐れるマスコミが見て見ぬふりをする中、CBSの報道番組「See It Now」の人気キャスター、エド・マローとプロデューサーのフレッド・フレンドリーは、議員の虚偽と策謀の事実を番組内で報じることに踏み切る。-

前略 ジョージ・クルーニー様、貴兄のことを長い間誤解していました。ハリウッド・スターに興味のない私は、そのダンディなセレブのことをただのニヤけた目立ちたがり俳優だと思っていました。見た目とイメージで判断してました。ごめんなさい。思えば、湾岸戦争をおちょくった『スリー・キングス』に主演していた時にそのリベラルな心意気は感じ取っていたはずなのに・・・。その印象は薄れていき、ソダーバーグと組んじゃうめざといちゃっかり者に位置づけていました。『シリアナ』に取り組むそのお姿を拝見するまで、貴兄がそんなにカッコイイ男だってことに気づかずにいましたよ。ごめんなさい。今後はちゃーんと応援します。 草々

ジョージ・クルーニー:「俺はリベラルだ!」/暗いニュースリンク

父親がニュースキャスターであり、大学ではジャーナリズムを学んだクルーニー。
エド・マローはクルーニー親子のヒーローだったという。

それは記録映像を挿入するためだったらしいのだが、モノクロ映像の雰囲気がとてもいい。骨太な社会派映画なのに、夜のBARの喧騒と燻る煙草の煙、ムーディなJAZZボーカルが心地よく酔わせてくれる。そして、ダイアン・リーヴスの歌声が耳に残る酔い心地のまま、何度も緊張感あふれるスタジオへ画面は移る。赤狩りの時代背景は冒頭に文章で説明されて、物語そのものは直ぐさまどんどん核心に入っていくので、初っぱなから集中力を要し、緊迫感に包まれる。室内でのダイアローグが多くを占めて、彼らの一言一句に耳を傾ける。不穏な空気にハラハラしながら、あっという間に映画は終わった。

物語はとてもシンプルでストレート。最初からわかりきったあらすじなのである。だけど、大いに惹きつけられた。社会全体が不当な権力者に丸め込まれてしまうのはとても恐ろしいから。自身の立場の危険を覚悟で、正義とジャーナリズムを貫くために、闘った男の姿に心を掴まれずにはいられない。デヴィッド・ストラザーンの表情から目が離せない。その真剣な表情と落ち着きながらも力のこもった語りに圧倒される。

映画の観客の私たちは、当時のTV番組の視聴者と同じ目線で「See It Now」のエド・マローを見つめるだけでなく、その裏でおこっている出来事とその葛藤ぶりを知っている。だから、TV画面の毅然とした態度のマローを見るたびに、決死の覚悟の強い思いを感じて、たまらなく胸を打たれてしまうのだ。一番最初に聞いた「グッドナイト・アンド・グッドラック」からもう既に涙を誘ったりして。ラストの語りには熱いものがこみ上げてきた。最後の「グッドナイト・アンド・グッドラック」には感動ヒトシオ。

世界中のメディア関係者がエド・マローのような信念をもってほしいと思う。
そして、赤狩りのようなことがまかり通る社会であってはいけないなぁと。

グッドナイト&グッドラック  公式サイト
GOOD NIGHT, AND GOOD LUCK 2005 アメリカ
監督 ジョージ・クルーニー
脚本 ジョージ・クルーニー/グラント・ヘスロヴ
撮影 ロバート・エルスウィット  美術 ジム・ビゼル
音楽 アラン・シヴィリドフ
出演 デヴィッド・ストラザーン、ジョージ・クルーニー、ロバート・ダウニー・Jr.

(VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ)

感動的だからこそ政治的に適切ではない『グッドナイト&グッドラック』/MIYADAI.com

これを観たのは憲法記念日の六本木。
街宣車のうよが「ホリエタカフミハカブヌシニアヤマルマエニ、テンノウヘイカニアヤマレー!」と叫んでいた。その論理は意味がわからなかったんだけど、どうやら、選挙期間中のホリエモン発言にかかっているらしいですね? 犯罪者は犯罪者なんだけど、ホリーの自由な物言いはちょっぴりマロー風味だったかもねと思ったり。ホリーが尽力したインターネットは一方的な放送メディア情報よりも自由だし。それはともかく、国民の権利の制限するような憲法改正はやめてね。・・と映画と六本木と日にちを絡めてあれこれ思ったのでした。

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by CaeRu_noix | 2006-05-09 23:59 | CINEMAレヴュー | Trackback(31) | Comments(22)
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タイトル : グッドナイト&グッドラック
「グッドナイト&グッドラック」(2005) ジョージ・クルーニー監督の「コンフェッション」に続く第2作。半世紀前のアメリカの伝説的ニュースキャスターとその番組スタッフを描いた社会派作品。アカデミー賞主要6部門ノミネート、第62回ヴェネチア国際映画祭3部門受賞、他多数の映画賞受賞。 1953年、冷戦のまっただなか、アメリカでは共産主義者の排除活動、いわゆる「赤狩り」が猛威を振るっていた。少しでも疑わしい者がいれば標的にされる、その恐怖は一般市民、そしてマスコミすらにも広がっていた。そ...... more
Tracked from 再出発日記 at 2006-06-04 14:52
タイトル : マッカーシズムとは「グッドナイト&グッドラック」
監督:ジョージ・クルーニー出演:ジョージ・クルーニー、デヴィッド・ストラザーン、ロバート・ダウニー・jr、パトリシア・クラークソン、ジェフ・ダニエルズ50年代、一度吹き始めた「反共主義」「赤狩り」という名前の恐怖は、アメリカ社会を「萎縮社会」に変えよう...... more
Tracked from シャーロットの涙 at 2006-06-13 23:29
タイトル : グッドナイト&グッドラック
テレビの情報や宣伝というものがどれだけ虚構なものか私達は知ってるだろうか。 まずテレビというものは自分が受身に徹してしまう、ある意味洗脳の賜物。 例えば、健康番組で取り上げた商品が翌日に売り切れるといった、宣伝効果は抜群の箱。 目の前に流れてきたものをそのまま受け取ることの恐さ。 =自主性を奪う恐さ。 果たして本当にそうなんだろうかと、考える「努力」をあえてしなくてはならない強い意志がないと、テレビとは上手く付き合えないのかなと思うこの頃。 その点、報道番組というものは事実を事実として伝えてい...... more
Tracked from シネクリシェ at 2006-06-26 07:03
タイトル : グッドナイト&グッドラック
 モノクローム作品というだけでなく、全体の様式が実にレトロで、あたかもこの作品の舞台である50年代前半にいるような錯覚を受けます。ドキュメン... more
Tracked from 日っ歩~美味しいもの、映.. at 2006-06-28 07:26
タイトル : グッドナイト&グッドラック
自由と平等の国、アメリカ。そのアメリカの自由が、どうもこのところ怪しい...。9.11以来、テロへの恐れからくる疑心暗鬼に支配されてしまったような雰囲気さえ漂い、「自由の国」の意外な脆さが浮き彫りにされています。 本作は、時代を第二次大戦後の冷戦時代に遡ります。... more
Tracked from working title at 2006-07-01 21:42
タイトル : グッドナイト&グッドラック
グッドナイト&グッドラック (2005) ジョージ・クルーニー監督  1950年代初頭、米国に吹き荒れた赤狩りの嵐。共産主義者、あるいはそのシンパと疑われた者は、根拠のあるなしに関わらず職を追われ、差別と偏見にさらされ、自殺者まで出した。あのチャーリー・チャップリンも容共と疑われハリウッドを追われた。  その先鋒に立ったのはマッカーシー上院議員。誰もが恐怖にとらわれ、正等な批判を行えずにいた時代、そのマッカーシーに真っ向から立ち向かったTVキャスターがいた。  エドワード・R・マロー。この作品は...... more
Tracked from Subterranean.. at 2007-02-07 02:03
タイトル : グッドナイト&グッドラック (Good Night, a..
監督 ジョージ・クルーニー 主演 デヴィッド・ストラザーン 2005年 アメリカ映画 93分 ドラマ 採点★★★★ 映画ばっか観ている私ですが、それで別に賢くなるわけでも殺人鬼になるわけでもありません。ただ一つだけ身をもって感じるのが、映像の持つ強大な影響力と、その反..... more
Tracked from cinema note+ at 2007-02-10 00:54
タイトル : グッドナイト&グッドラック
グッドナイト&グッドラック 通常版Good Night, and Good Luck2005年渋かった~。... more
Commented by futaba0611 at 2006-05-10 09:24
こんにちは。
ジョージ・クルーニーは女たらしのイメージが私にはありました。
この場をお借りして、私も誤解に謝罪させていただきたいです(苦笑)
深いかたでしたね。愛情も。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-10 23:47
futaba さん♪
やっぱりそういうイメージをもってしまいますよねぇ。なんだろう、見た目の印象なのかなぁ。ではでは、ご一緒に謝罪しましょー。
交友関係が広いのは、社交的なお調子者だからだろうなんて思っていたような気がするんですが、ちゃんと人望の厚い、信頼される人気者ってことなんですよね、きっと。懐の深い、カッコイイ男です。
Commented by 隣の評論家 at 2006-05-11 01:43 x
かえるさん、こんにちわ。
TB&コメントありがとうございます。
ジョージ兄貴には『女たらし』のイメージが付きまとっていますよね。「スリー・キングス」こちらもなかなか好きな作品でしたぁ。おちゃらけて見せているけれど、実は知性派というところがまたカッコいいですね。
>物語はとてもシンプルでストレート。
だからこそ、魅せられたのかもしれませんね。エド・マローは、真の勇気を見せてくれましたから。それにしても、カッコ良かったです。ほんまもんの大人の男の色気を魅せ付けてくれました。ウットリ...♪
Commented by Ken at 2006-05-11 22:26 x
かえるさん、こんばんは!
この作品、随分地味ではありますが、その分デヴィッド・ストラザーンを始めとした役者陣の好演振りが際立っていたように思います。
しかしジョージ・クルーニーってセンスが良いですよね。
ジャズとか煙草とか酒とか。こういう小道具の使い方にも関心してしましました。
この映画のカッコ良さに参ってしまった僕は、DVDが出たら買ってしまいそうです。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-11 23:27
隣の評論家 さん♪
なんで、そういうイメージが染みついているんでしょうー。実際、たらしてたんですっけ? 心意気と生き様がステキなら、たらしてもよし。
「スリー・キングス」は風変わりなタイプでしが、おもしろかったですよねぇ。この監督の「ハッカビーズ」の妙さも気に入りました。
思えば、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のようなヘンな映画に出ている時点で大いに味のある方でしたよね。一部の作品のセレブっぷりに惑わされていました。
デヴィッド・ストラザーン扮するエド・マローもシブくてステキでしたよねぇ。マローのことなんて全然知らなかったのに、すっかり魅せられてしまいましたよ。大人の男は見た目だけじゃなく、こういうふうに生き方もカッコよくないとー。それが本物♪
Commented by orange at 2006-05-12 12:36 x
かえるさん☆こんばんわ~!
コメント&TBありがとうございました。
この作品は本当に格好良かったですね。見た目の格好良さではなくて、真実を追求していく男達の心意気や勇気といったものを真正面から捉えた姿勢が美しかったです。
ジョージ・クルーニーは実に良い仕事をしたな~と感嘆してしまいましたね♪
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-12 15:12
Ken さん♪
デヴィッド・ストラザーンをはじめとして俳優陣の演技がすばらしかったですよねぇ。(マッカーシー議員も熱演!)場面は室内ばかりだし、ほとんどが話をするシーンだし、イマドキの映画のつくりとしては確かにずいぶん地味でしたよね。でもホント、俳優の存在感と演出で小粋な作品に仕上がっていたと思います。小道具もかっこよく効いていましたよねー。大人ならではの世界でした。ジョージ・クルーニーの伊達男ぶりは伊達じゃないー。俳優が映画監督業に手を出すと、それなりなこともよくありますが、クルーニーの仕事ぶりは見事でした。私はサントラがほしいですー。
Commented by カオリ at 2006-05-13 12:13 x
クルーニーに拍手!そしてエド・マローを演じたストラザーン、カッコよすぎです。この映画では、彼の存在が自由の象徴なんですね。スタッフも皆エドを信じてる。言葉を武器にってこういうことなんだと思えました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-14 01:41
orange さん♪
カッコよかったですよねー。大人の映画でした。
過剰に感動を盛り立てることもなく、ただ粋なジャズを聴かせてくれて。
表面的なかっこよさを追うばかりじゃなく、真のジャーナリズム、正義と勇気を追求してくれるから、生き様のかっこよさを見せてくれるから、ガツンと響くんですよねぇ。すばらしき実話を、こんなクールなフィルムに仕上げてくれたなんてすばらしいです。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-14 22:40
カオリ さん♪
俳優・監督ともにいい仕事をしてくれましたよねぇ。
自由のアメリカでこんなふうに自由が締め付けられていた時代があったことを改めてかみしめつつ、クルーニーは911後のアメリカにも問題提起をしているんだろうなぁと思われてまた感慨深いです。エド・マローも孤立無援だったら、あのように行動できたとは限らないですよね。彼を支えるスタッフの姿勢にうたれました。これが正しい言葉の力、正しい報道のあり方なんですよねー。
Commented by Suzuka at 2006-05-16 01:47 x
かえるさん、こんばんは。
わたしも、ジョージ・クルーニーへのごめんなさい仲間にまぜてくださいませ。
中味の方も、かっこよかったんですね。
はずかしながら・・・"TEAM AMERICA: WORLD POLICE"をみてしまったのですが、そこでさんざんこき下ろされていたわけが、やっとわかりました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-18 00:52
Suzuka さん♪
ごめんなさい仲間が増えて嬉しいですー。さぁ、ご一緒に~
てっきり軟派なニヤけた野郎かと思ってましたよねぇ・・。
「チーム・アメリカ」は私も観ましたよ。あれはあれでおもしろかったんですけどね。そうそう、ショーン・ペンがネタにされるのはわかるけど、マット・デイモンなんかはどうして?と思いました。クルーニー・ファミリーはやっぱりリベラルということなんですね。私も納得。
Commented by kazupon at 2006-05-18 19:15 x
かえるさん、上のリンク先を見て更に思いましたけど、
昔の伝説的なキャスターを映画にすることで、ほんとに今現在の
問題を考えさせてくれてるきがしました。
イラク戦争の時も、国によって報道は違うようでしたし、特にアメリカ
はかなり愛国寄りの洗脳型の報道だって聞いた事があって、
正義の元だから「罪もない人も殺しに行ってる」事に
疑念を抱かないアメリカ人もかなり多かったと;;
問題はこの映画の頃よりも深刻なのかも・・とか思います。
日本だってそうなのかもしれません。
テレビって怖いメディアですけど、ネットのお陰でそういうのが
やや崩壊しつつあるように思います^^
映画の情報もヘンなテレビのプッシュ番組より、かえるさんや皆さんのレビューブログの方がよっぽど自分には有益ですよ^^
ところで↑チーム・アメリカでクルーニー兄貴がこきおろされてましたけど、実は「サウス・パーク」を世に広めた大恩人なんですよね。
あの映画もクルーニー本人は喜んでたハズ^^
Commented by minori at 2006-05-18 21:03 x
こんばんわー。
むふふ、ジョージのよさ全開でしたねー。これ。
コンフェッションの時も割りと深いなーと思いましたが。
今回は静かな恐怖が胸を突いた感じです。
ジョージ兄貴、いいっすよ。私は製作だけど『ウェルカム・トゥ・
コリンウッド』なんかを作れる彼が大好きです♪
こんなおじ様が欲しいわー。
と、無駄な感想ですが(笑)TBさせていただきます。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-19 11:47
kazupon さん♪
そうなんですよね。決してこのテーマは過去形のものではなく、今だからこそ映画になった意義をしっかと感じました。ノーム・チョムスキーなどが問題視するメディア・コントロールは本当に恐ろしいです。911直後のアメリカは愛国ムードが高揚していましたよね。ようやく最近は米国民も冷静になってくれている感じですが。そんな今だから、ようやくクルーニーも拍手喝さいを浴びているようですが、911直後は周囲の反応も厳しかったらしいですね。またその一映画陣の評価自体もメディアにコントロールされている部分もあったりして。
今もそういう問題は深刻ですよね。煽られ踊る国民。アメリカも日本も。みのもんたの一言で商品が売れるなんて。私は基本的にTVは観ないし、メディア情報も鵜呑みにしないようにしているつもりですが。でも、やっぱり世の中ではTVは偉大なのですよね。そんな中で、問題点も多いですが、マスメディアによらない情報や意見を知ることができるインターネットの存在はありがたいです。映画情報はもちろん宣伝とかかわりのないみなさんのブログ記事が大いに参考になります。
へぇ、クルーニーが「サウス・パーク」を広めたんですか。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-19 11:47
minori ちゃん♪
『コンフェッション』はちょっと印象が薄いんですよねぇ。
でも、本当は深いテーマだったのかしら。
見直してみる価値はありそうですね。
『ウェルカム・トゥ・コリンウッド』はすごい好き。
ソダーバーグ組のプロデュースする作品は大体いいよね。
オーシャンズのお気軽感のイメージがよろしくなかったのか・・・。
夢の映画バトンの時から思っていたんだけど、45歳のジョージ兄ぃを叔父にしちゃうのはひどくないっすか?(笑) 若い叔父さまではなくて、歳の離れた兄貴にしておくれー。まぁ、オジサマ顔なんだけど。
Commented by 朱雀門 at 2006-05-24 22:24 x
こんばんは
確かに冒頭は集中力を要しましたね。そのせいか『シリアナ』に引き続き、初鑑賞では熟睡してしまいました(笑)。
私もほとんどテレビを見ない生活を送っているので、今誰がマスメディアにおいて発言力・影響力をもっているのかは人伝で知るくらいです。ただ、そういう人達が「マトモな発言者」なのか「単なるアジテーター」なのかを判断する力を私たちがそれぞれ持つべきであろうと思います。ご指摘のように、ネットを通じて意見を交換したり価値判断ができる現在の環境は幸せだなと感じます。マローの活躍した50年代アメリカよりも少しでもマシな社会を作る一員であれたらいいですね。
駄文長々とすみません。G・クルーニー、渋い役どころでしたね。主役のストラザーンとのアイコンタクトや阿吽の呼吸が随所から感じられました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-26 01:34
朱雀門 さん♪
お、2度目鑑賞されたのですか、素晴らしい。
モノクロで音楽が心地よい映画って、睡魔のパワーが絶大ですよねぇ。
なんだかんだいって、TVの威力はすごいですよね。選挙結果も左右しちゃうし。同じ内容のニュースを伝えるにも、制作サイドの意図でいかようにも方向性を変えられる感じ。受け止める私たちが判断し、自ら考えなくてはーと思いますが、ついつい多大な影響を受けてしまう層も多いのでしょうね。だから、送り手も誠実に放送に取り組んでほしいところです。そして、私たちは権威的なマスメディアによらないインターネットの情報力をうまくつかいたいものですよね。マローの時代とはまた違う問題点も現在たくさんあるとは思いますが、その時代の反省は今日に活かされてほしいー。
マローとクルーニーのプロデューサーの友情的な信頼関係も感銘ポイントでした。アイコンタクトはよかったですよね。
Commented by charlotte at 2006-06-13 23:39 x
こんばんはー
ジョジクル兄貴、私もやっと良さがわかりました。爆
イメージの思い込みは罪ですかね。(^^ゞ
これからは監督業も頑張って欲しいです。
シンプルであまりにもストレート、娯楽要素をことごとくカットした作品、はしごした2作品の後の映画なので、目が閉じないように自分との戦いでもありました。(^^ゞ
テレビは最近は薄型ですねえ。やたらと画面は綺麗だし音もかなりいいし。ちっとも魅力を感じないんですが、先日壊れて買い換えましたよ。DVD見れないのも寂しいので。汗
メディアも良い方向に進化してくれることを願います~
Commented by CaeRu_noix at 2006-06-14 23:17
charlotte さん♪
こういうスタンスのもとで監督業もがんばってほしいですねー。ショーン・ペンなんかは本当は俳優よりも監督をやる方が好きらしいです。でも好きな映画を撮りたいために嫌な俳優業も仕方なくやっているとか・・・。クルーニー兄貴の場合はそういう感じではなく、どちらの仕事も楽しんでやってくれそうですね。
モノクロ映画は睡魔に襲われがちですよねぇ。こういう台詞攻めの映画は、まぶたが落ちては味わいも台無しになるところ。
何でいきなり電化製品のTVの話?と思いましたが、まぁ関係なくはないか。(笑)
新しい薄型TVいいですねぇー。私はあたらしもん好きでもないし、っていうかビンボーなので、うちのTVは重くて奥行きがありますです。アナログ放送が終了したら、TVとは無縁の生活になったりして・・・。TV画面は大きくないけど、プロジェクターがあるので、DVDは100インチくらいの大画面で見られますのよ。おほほ♪
放送通信技術の進歩のめざましさに合わせて、メディアのモラル向上もお願いしたいですねー。
Commented by sabaha at 2006-07-01 21:51
こんばんわ。「わかば」なんですが(笑)、エキサイトに引っ越してみました。そうしたら、名前が勝手に入れられてしまうのですね(汗)適当に入れたログインIDが名前になってしまうのですね、知りませんでした。とりあえず、今後もよろしくお願いします。TB&コメントありがとうございました。
↑意味通じてますでしょうか。
ついでにご旅行お帰りなさいませ&バトンの件はご了承いただきありがとうございました。
まだエキサイトに慣れていないので、どうなるかわかりませんが、今後ともよろしくお願いいたします。
全然映画の話でなくてすみません。が、まあこの作品は、そうですねってことで(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2006-07-02 21:46
sabahaな わかばさん♪
おお、お引っ越しおめでとうございます。突然決められたのでしょうか。
そうなんです。エキブロの登録したIDがそのまま名前のように使われてしまうんですよね。アルファベット数字しか使えないのに・・・。それがちょっと不親切ですよね。意味通じてます。w エキブロは機能的にはそんなにいいとは思えないんだけど、画像使用量が1ギガになったりなど、お得な要素もあると思いますー。軽いし。こちらこそ、今後ともよろしくお願いしますー。
この作品は物足りないという声もきかれましたが、私はとてもよかったと思いますー。ベスト20に入るほどではなかったけれど。
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