かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ブロークン・フラワーズ』
2006年 05月 19日 |
素晴らしくセンスがよいのだけど。
結果的に、ジャームッシュ作品の中ではお気に入り度は高くはないかな。
オープニングで絶讃して、後半気持ちはゆるやかに下降。

コンピュータ関係の仕事で成功した独身の中年男ドン・ジョンストンのもとに一通の手紙が届く。



ああ、なんてセンスがいいんだ。d0029596_031679.jpg
映像が映り始める前から聞こえるタイプライターの音がまずすばらしいじゃないか。ポストの佇まい。スタンプが押される音も心地いい。そして、オープニング・クレジットの、消印スタンプと同じタッチでデザインされたピンクの文字の風合いがすこぶるステキ。それから、ようやく映し出される主人公の住環境。カメラワークが実に気持ちいい。物語が始まる前からブラボー。

シンボリック・カラーのピンクの存在感がとにかくいいよね。淡すぎず、ビビッドすぎず、彩度明度色調ともに完璧なピンクたち。『ロスト・イン・トランスレーション』の冒頭のシャーロットちゃんのピンクのぱんつ以来の絶妙なピンク? ピンクはやっぱり女の子の色なんだもん。ウキウキ恋気分の色なんだもん。そんなピンクの華やかさとコントラストをなすかのようなフレッド・ペリーのジャージもすごくいい!

台詞の一つ一つよりも表情と醸し出す雰囲気でおかしみを誘うビル・マーレイはもちろんのこと、エチオピア出身の隣人ジェフリー・ライトのお節介キャラも最高。テンションが対照的な2人のやり取りが楽しくてたまらない。私もウィンストンに旅の手配をしてもらいたい。エチオピアン・ミュージック付きで。そして、言わずもがな、豪華女優たちの登場にわくわく。同じじゃつまらないので当然なのだけど、かつての恋人たちは個性を持ちつつそれぞれの道を歩んでいて。気まずさも含めて感慨深いのである。こんなロードムービーはなかなかないよね。ドンの走らせる車のワイパーの動きさえ何かを訴えているように絶妙なリズムだった。

ただ、過去の恋人を辿るっていうのは、「ハイ・フィデリティ」のストーリーにもあったんだよね。ニック・ホーンビィのこの小説が大好きで、過去の恋を見つめ直して、現在の恋愛に向き合うという物語にグッときていた自分としては、過去の恋人たちが笑いをもたらすだけの役回りだったのがちと物足りなかったような・・・。いや、そこで感動的な物語展開があったらむしろ台無しだから、女性たちとの再会は、ドンが自身の人生や今をふと凝視する機会を与えるだけのものということでいいのでしょう。そんなもんさ。でも、私は、『アメリカ,家族のいる風景』 みたいにアマアマでも心にジーンが一匙ほしいのかも。だって、『コーヒー&シガレッツ』 でさえ泣ける映画だったもの。

ディテールが愛おしくてたまらずに高揚感いっぱいだった前半に比べ、このトーンに慣れてしまい、意外性も少なかった後半はおもしろみがやや減少。ドンと共にせつなくほろ苦さをかみしめる味わいが終盤にあったらしいのだけど、呆然とする主人公を映すカメラがぐるぐる回り、こんなところまで 『アメリカ,家族のいる風景』 とそっくりじゃないかーと思っているうちに幕切れ。あらら・・・。息子との対面を望んだわけではないし、手紙の差出人の正体が明かされる必要もないけど。当初の目的とは違う『単騎、千里を走る』 的な別の着地点を求めてしまったかも。ジャームッシュ作品に予定調和の感動は求めないけれど、ホロリ感くらい期待してもいいでしょ。ダメ? 

そんなこんなで完成度の高さを感じつつ、腑に落ちないー
最後のは、ビルの本当の息子だなんてことを知るわけがないし。
ジャン・ユスターシュ作品を観ておけばよかった?

-キャスト-
ビル・マーレイ as ドン・ジョンソン
ジェフリー・ライト as ウィンストン
ジュリー・デルピー as シェリー
シャロン・ストーン as ローラ・ダニエルズ・ミラー
アレクシス・ジーナ as 娘ロリータ・ミラー
フランセス・コンロイ as ドーラ・アンダーソン
クリストファー・マクドナルド as夫ロン・アンダーソン
ジェシカ・ラング as カルメン・マルコフスキー
クロエ・セヴィニー as カルメンの助手
ティルダ・スウィントン as ペニー
マーク・ウェバー as 少年

ブロークン・フラワーズ 公式サイト
BROKEN FLOWERS 2005 アメリカ
監督.脚本 ジム・ジャームッシュ
撮影 フレデリック・エルムズ
.
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by CaeRu_noix | 2006-05-19 00:14 | CINEMAレヴュー | Trackback(18) | Comments(16)
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カンヌ国際映画祭2005 審査員特別グランプリ受賞 ビル・マーレイ、シャロン・ストーン、フランセス・コンロイ、 ジェシカ・ラング、ティルダ・スウィントン主演 ドン・ジョンソンはIT産業で成功し裕福な暮らしをしています 充分な貯えがあり 今はこれといってすることがありません 彼はドン・ファンと呼ばれるほど 数多くの女性遍歴を持っています そんな彼も歳のせいか衰え 無気力な生活を送り惰性で生きています 一緒に暮らしていたシェリーも出て行きます そこに一通のピンクの封筒に赤い文字で書かれた 差出...... more
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タイトル : *ブロークン・フラワーズ*
{{{    ***STORY***          2005年    アメリカ ドン・ジョンストンは独身をつらぬく中年男性。IT成金で金持ち、しかしすでに盛りは過ぎた女たらし一緒に暮らしていた恋人シェリーに去られたばかりだ。 そんな彼のもとに1通のピンクの封筒に入った手紙が届く。中の便箋もピンク色で赤いインクのタイプライターで”彼の息子がいてすでに19歳、そんな息子が急に旅に出た。多分父親を探す旅だろう”という内容の事が書かれていた。それを見た隣人のウィンストンは「父親とはめでたい!」と...... more
Tracked from シャーロットの涙 at 2006-05-20 00:20
タイトル : ブロークン・フラワーズ
2005年カンヌ映画祭グランプリ作品{/kirakira/} ジム・ジャームッシュ監督 主人公は人気刑事ドラマ「マイアミ・バイス」の「ドン・ジョンソン」と一字違いの「ドン・ジョンストン」・・・名前をいちいち人に説明しなくてはならないところがまた可笑しい。本人にしてみれば結構なストレスにもなるはずなんだけど。{/face_ase2/} それにオシャレですね。フレッドペリーのジャージ姿も決まってる{/good/} それも色違いで何着もなんて。笑 スーツ姿もなかなか決まってるし。 年をとってもファッショ...... more
Tracked from 映画通の部屋 at 2006-05-21 17:42
タイトル : ブロークン・フラワーズ
「ブロークン・フラワーズ」 BROKEN FLOWERS/製作:2005年、アメ... more
Tracked from A Moviegoer .. at 2006-05-21 21:03
タイトル : ブロークン・フラワーズ "Broken Flowers"
【Tジョイ久留米】 初老にさしかかる年齢なのに、未だ「不惑」からは程遠い未成熟な男の悲喜こもごもを描いた映画として面白く観ました。 ビル・マーレイ演じる主人公は「俺は自由人。家族なんて煩わしいだけ」という信条の持ち主の独身男性。そんな彼も「あなたの息子が19歳になります」という差出人不明の手紙を受け取ると、大いに心を揺さぶられてしまいます。彼の人生哲学に反するので認めませんが、正直「家族が欲しい。息子がいるのならぜひ会ってみたい」という思いは否定できないのでしょう。 そんな彼が「無意味だ」、...... more
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タイトル : 妙なリアリティー「ブロークン・フラワーズ」
手作りCDと地図のセット・・・といえば、昨年の 「本編より予告編の方が感動したで賞」ナンバー1の            「エリザベスタウン」 ジャームッシュは、「エリザベスタウン」を観てからこの映画を 撮ったのだろうか?それとも偶然???{/face_ase2/} 「エリザベスタウン」とは似て全く非なるこの作品。 「エリザベスタウン」では、ツッコミを入れまくって、ツッコミ利き手が痛くなった けど(ゴメン、ウソです{/namida/}) この映画は、妙に現実味があって痛く共感してしまいました。 ...... more
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タイトル : 『ブロークン・フラワーズ』 あれが息子か!
昔の男がある日突然花束を抱えて現れたら、いったいどんな 反応をするだろう。どうしても終始女性の視点で見ている自分が いました。 『アメリカ、家族のいる風景』(レビューはこちら)も 自分の人生に違うラインを見出した男の話だったが、これも 「もしかしたら自分に息..... more
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タイトル : 「ブロークン・フラワーズ」
今回は「ブロークン・フラワーズ」の感想ではなく、「ブロークン・フラワーズ」が上映していた劇場に、私がいたという記録です。 多くの人の高評価に期待に胸を膨らませて観に行ってきました。 本当はこの作品の後に食事して、「陽気なギャングが地球を回す」を観賞する予定だった。それが早めに行ったことで、先に「陽気なギャングが地球を回す」を観れちゃったんですよ。私としては、食事したら眠くなるので、後でテンポが良い作品を観たかったんだけど、予告編からしてほとんど同じなので、目を瞑ったら意識なくなりました・・...... more
Tracked from セルロイドの英雄 at 2006-05-22 23:33
タイトル : 【映画】ブロークン・フラワーズ
"Broken Flowers"2005年アメリカ監督)ジム・ジャームッシュ出演)ビル・マーレイ ジェフリー・ライト シャロン・ストーン フランセス・コンロイ ジェシカ・ラング ティルダ・スウィントン マーク・ウェバー満足度)★★★☆ (満点は★5つです)シネプレックス幕張にて 初老に差し掛かった元プレイボーイのドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)は、IT関連のビジネスで成功し、今はよく言えば悠々自適、悪く言えば怠惰な毎日を送っている。そんなある日、彼の元に匿名でピンクの便箋に書かれた手紙が届く。「あ...... more
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タイトル : 映画「ブロークン・フラワーズ」
原題:Broken Flowers この映画、またまたビル・マーレイが、"ロスト・イン・トランスレーション"してるよね。あのポーカーフェイスのまんまで、哀愁に満ちた時が過ぎる・・。 差出人不明のピンクの手紙に綴られた、まだ知らぬ19歳の息子の存在、そこから過去... more
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タイトル : 途方に暮れるアウトサイダー〜『ブロークン・フラワーズ』
インディペンデント映画の父と呼ばれたジョン・カサヴェテスが『アメリカの影』(1960年)から『グロリア』(1980年)に至って商業的成功をおさめるまで20年。そして、インディペンデン... more
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タイトル : 「デッドマン」 ビデオでにて鑑賞☆
ジョニー・デップ主演・監督ジム・ジャームッシュ・1995年モノクロ作品・121分版画仲間の方が好きな映画だという事で気になっていました。ようやくビデオをレンタルして、鑑賞しました。ジョニー・デップ演じる若い会計士ブレイクが、仕事先が決まり列車に乗り目的地へと旅するところから始まります。この列車の中で石炭をくべる若い男から、「列車の終点には死が待っている」なんて言われるんですが・・・。まさにその後のブレイクの運命は彼の予言したように、変わっていくのです。行きずりの女性と関わりを持ったことから、人を殺す羽...... more
Tracked from 銅版画制作の日々 at 2006-07-07 16:51
タイトル : ブロークン・フラワーズ
突然記事が消えてしまいました私が間違って、消してしまったようです。再度投稿する事にしました。ビル・マーレイ主演、監督はジム・ジャームッシュ、お話は中年、独身、盛りを過ぎた女ったらしのドンの元に届けられた、差出人不明のピンク色の。このには彼の知らない19歳の息子の存在を告げていました。隣人の薦めもあって、手紙の手がかりを求めてアメリカ中を旅する事になったドン。迎え撃つ20年前の恋人たち・・・。手がかりはピンク?ピンクのバスローブやタイプライター・リボン等・・・・と出会う恋人には何かしらピンクのアイテムこ...... more
Tracked from 雑記のーと Ver.2 at 2006-12-14 01:06
タイトル : ブロークン・フラワーズ
「ブロークン・フラワーズ」を見た。 昔は、多くの女性と恋愛を楽しんだ元プレイボーイのドン・ジョンストンは、中年となった現在も勝手気ままな独身生活を送る。 そこへ、差出人不明の謎のピンクの手紙が届く。便せんに... more
Tracked from シネマ・ワンダーランド at 2007-03-18 14:07
タイトル : 「ブロークン・フラワーズ」
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」や「コーヒー&シガレッツ」などで知られる米国の才人、ジム・ジャームッシュ監督が2005年に撮ったヒューマン・ドラマ「ブロークン・フラワーズ」。中年男性がかつて愛した女性のもとを訪れるというロードムービーだ。... more
Tracked from 映画、言いたい放題! at 2007-10-18 16:58
タイトル : ブロークン・フラワーズ
ジム・ジャームッシュの作品て 実はあまり観ていない気が。 予告編が面白そうだったのでDVDで観てみることに。 カンヌ国際映画祭でグランプリを取っているというのが ちょっと気がかり。 カンヌと相性悪いのよね。。。( ^ _ ^; 恋人に愛想を尽かされ去られてしまったドン... more
Commented by kazupon at 2006-05-19 21:16 x
おっかえるさん、結構ダメだしされてますね(笑)
自分は前半は旅に行くときのなんだかルンルン気分♪、後半は
自分の現実を叩きつけられた感じ・・をビル・マーレイが
やってるのがなんだか愛おしくなってくるというか・・気に入りました。
そうそう、このプロットどっかであったなぁと思ってたんですが
「ハイ・フィデリティ」がそうでしたね!
旅を通して、今まで例えば結婚とか、そういう事をあまり真剣に
考えられなかったドンが、この先ちょっと変わるような気がしました
誰の手紙かはどうでも多分いいと思うんですけど、
僕はウィンストンと冒頭に出て行ったジュリー・デルピーの共犯説
を支持してるんですけど(笑)
Commented by charlotte at 2006-05-20 00:24 x
こんばんはっ!
私にはゆる~い作品でした。笑
やっぱりアメリカ、家族のいる風景とそっくりでしたよね。
ちょっと、比べるのはやぼですが、でも私はあちらの方が良かったなあと思っちゃったのでした。まあクスッと笑ったりも出来たのですけどね。
ビルマーレイは父に似てるからどうも嫌だった…爆
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-20 11:34
kazupon さん♪
いやいや、全然ダメじゃないんですけどねぇ。期待したほどのものは得られなかった感じですー。
前半のウキウキ旅気分は味わいました。でも、終盤で味わうトホホ感やせつなさはグッとくる度が低かったかも。ビル・マーレイはすごくいいんですけど、『ロスト・イン・トランスレーション』のボブも、『ライフ・アクアティック』のスティーブも、私にはみんな同キャラに感じられて、そのおとぼけ感もポッカリ感も体感済みな手ごたえでした。好み系ではあるんだけど、ど真ん中に来なかったんですよね。(<『ニュー・ワールド』の時と同じこと言ってます・・。) やっぱり男性の方が共感度が高いのかもしれませんね。技術的というか美術的には当然高評価しているんですが、これは私の物語ではない!っつぅー感じでしたー。
わたし的にはドンはこれからもさほど変わらないと思いますー。でも、自分の人生をもう少しきちんと見つめる機会が与えられたとは思うので、ほんの少しだけ生き方に気合いが入るのかもしれませんね。
私もウィンストンが仕組んだ説を支持しますー。シェリー主謀だとすると目論見が見事過ぎてしまうのだけど・・・。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-20 11:35
charlotte さん♪
そうなんです。そのユルさがいいんですけど、心持ち物足りないような気もしちゃうんです。
気ままな中年男に息子がいることが発覚したロードムービーであることと、かつての恋人にジェシカ・ラングというのが噂に聞いていた『アメリカ、家族のいる風景』との共通ポイントでしたが、カメラのぐるぐるまで同じだったのがビックリでした。ジャームッシュのオフビート感も大好きなんですけど、私は何らかの心の奥底に響く感銘を映画に求めちゃうのです。『アメリカ、』は垢抜けない部分もあるけど、ハートウォーミングでしたよね。
あら、お父様はビル・マーレイ似なんですか♪ ステキじゃないですかー。
Commented by 隣の評論家 at 2006-05-21 17:47 x
かえるさん、こんにちわ。
私もウィンストンに旅をプロデュースして欲しいぃぃぃ!
敏腕ですよね。セリフで「仕事を3つ持ってる」と言っていた気がするのですが。そんな忙しい身でありながら、ドンの旅をバッチリ準備してくれて。忙しい人程、有能なのかな~なんて思ったり。
ラストに関しては、どこかで「で、手紙の送り主は一体誰だったの」という想いが消せませんでした。そこは重要じゃないとは思いますけどね。
Commented by RIN at 2006-05-22 01:12 x
こんばんは!
私、ピンクって苦手で、ピンクのモノとか服とか全然持ってないんですよ。
でも、この映画見ると、ホント、ピンクがオシャレに使われてるので、
ちょっとピンクのもの買ってみよっかな・・・とか思ったりしました。
>手紙の送り主は一体誰だったの
リストアップから漏れてる可能性もありますしね!
>シェリー主謀だとすると目論見が見事過ぎてしまうのだけど・・・。
シェリー主謀だったとしても、あんまりドンの態度が変わることも
ないような気がします。
「未来なんかどうにでもなる」人ですしね!
もし、シェリー主謀だとしたら、そこまで手の込んだことをしたくなる
若い女性の心理もうまく掴んでますよねえ・・・。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-22 01:48
隣の評論家 さん♪
ウィンストンのような隣人がほしいですよねぇ。(実際いたら、うざいかもしれないが・・)3つの仕事のことも気になりますよね。もっとドンとウィンストンのからみを見ていたかったような気もしますー。何ならウィンストンの物語も見てみたいー。シリアナの弁護士の人だなんて全然気づきませんでしたよ。ティルダにも気づかなかったし・・・。
手紙の送り主のことはいっそのこと忘れさせてくれたらよかったのに、最後の2通目でまた引き戻されてしまいましたよねぇ。意地悪なジャームッシュ。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-22 11:22
RIN さん♪
ピンクづかいがセンスよかったですよねぇ。男性監督でこんなにキュートにピンクを使ってくれるのって珍しい気がします。青系が印象的な映画は多いですけど。そうそう、私もピンク系の服や小物なんてめっきり買わなくなりましたわ。若かりし頃の、ピンクの金ボタンスーツなどは捨てられずにいますが、もう着れないなー。でも、ジュリー・デルピーのように着こなせるかもしれないと勘違いしてしまいそうですー。RINさんもこの機会にピンクにチャレンジしてみてください。ピンク・レディーを結成しましょうー。(ちがっ)

そうなんですよ。シェリー主謀説はビミョウです。彼女の思惑通りにコトが運ぶとは限らないわけで、モトカノと再燃する可能性だって無きにしも非ず。だから、彼女の目論見どおりというのはできすぎてる気もしちゃうんです。でも、ドンのようなタイプにはそんなことをやってみたくなるっつーのも確かにわかるような。女性の心理もつかんでますー。
Commented by minori at 2006-05-22 20:07 x
どもー。かえるさん。
オープニングの入り具合はかなり私ツボでした♪カラーな
しかもピンクな映像にはびっくりしましたけどね。
すっきりしない点はまぁ仕方ないにしてもそうきたか、と
ラストちょっと呆けてしまいました(笑)
Commented by borderline-kanu at 2006-05-22 22:07
こんばんは。私も「ハイ・フィデリティ」が好きで中古だけどDVD買っちゃいました。前向きな分いいですよね! 「ブロークン・フラワーズ」はほとんど見てないので、コメント控えさせてもらいます(^^; カヌ
Commented by Ken at 2006-05-22 23:59 x
かえるさん、こんばんは!
僕もこの作品、大好きなジャームッシュの作品群の中では引っかかりが少ない作品でした。何でだろう?
まあいつも通りのタッチではあったのですが、登場人物の設定にいまいちアジが足りなかったのでは?と最近は思っています。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-23 10:43
minori ちゃん♪
オープニングはすばらしくよかったよねぇー。
モノクロの名手のピンク使いもアートに見事でした。
まったくねぇ。私は「そう来たか!」っていうふうにさえ感じられなかったのですよね。「そう来たか!」って思うのは予想を外されながらも、そこにやられたゼというある種の感銘を覚えた時なのよね。これに関しては、え?そこで終わっちゃうの?とあんぐりでした・・・。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-23 12:27
カヌ さん♪
「ハイ・フィデリティ」、いいですよねぇ。私は映画以上に原作小説がお気に入りなんですけどね。DVDはもっていないんだけど、サントラCDは持っていますー。ジャック・ブラック♪ ブロフラはいつかDVDでリトライしてくださーい。印象は大して変わらないかも。
Commented by CaeRu_noix at 2006-05-23 12:28
Ken さん♪
そうなんですよねー。おもしろいっちゃーおもしろいんですけど、ジャームッシュ以外の人でも考えつきそうなストーリーですよねぇ。豪華な女優たちも素晴らしかったし、それぞれの個性もおもしろかったんですけど、ありがちなような気もしましたよね。ありがち風ながらもわたし的には、『君とボクの虹色~』のキャラの方がヒットでした。ビル・マーレイのおとぼけっぷりもちょい食傷気味・・・。私も、登場人物の設定にいまいちアジが足りないに一票。
Commented by bananafish at 2006-06-11 10:34 x
かえるさん、お久しぶりです。
相変わらずたくさんの映画を観てらっしゃるんですね。すばらしい。こちらは久々にアップです。やっと観ましたのでTBさせてくださいね。
ジャームッシュ映画としては20年前の印象が強すぎて、私もどうもなんだかなあ、という感想ではありました。ヴェンダースの「アメリカ〜」とテーマが酷似しているのは偶然でしょうか。ついつい、そっちの方に関心が向いたりして。そうそう、ラストの男がビル・マーレイの実息子だなんて、わかりようがないですよね。後で知って、なんだーそれ、でした。しかし、なんのかんの言って、妙に後をひく作品ではありました。善きにつけ悪しきにつけ。
Commented by CaeRu_noix at 2006-06-12 10:05
bananafish さん♪
お久しぶりです。飽きもせずに映画ばっかり観まくっている私ですー。
そうなんですよねぇ。私は初期の頃からジャームッシュをリアルタイムに観てきたわけではないのですが、この最新作には以前の作品のような愛おしさを感じなかったんですよねー。で、噂には聞いていたのですが、ヴェンダースの『アメリカ~』に似すぎていてビックリでした。bananafishさんの記事の比較考察も興味深かったです。偶然なんだとは思いますけど、これが両方去年のカンヌ映画祭のコンペで上映されたのだから、互いに気まずかったでしょうね?そして、審査員たちはこちらにグランプリを与えたわけなんですよね。かつての助手に同じテーマで負けちゃったヴェンダース・・・。ヴェンダースびいきの私には、結果的に本作の個人的お気に入り度はそんなに高くなかったんですが、エクセレントな映画であるとは思っておりますー。
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