かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ローズ・イン・タイドランド』
2006年 07月 30日 |
期待通りのギリアム・ワールド。
美しくもアヤしいアリス体験をありがとう。

不思議の国のアリス」が大好きな10歳の少女、ジェライザ=ローズの物語。



畏るべき子役、ジョデル・フェルランドちゃん。『サイレント・ヒル』の役だったら、別に他の子役でもよかったと思うけど、こーんなアブカワイイ少女になりきれる子は他にいまい。アメリカの映画会社とは何かとトラブルの多いギリアム監督、本作はアメリカの会社からの資金は一切なしなんだって。広大な美しい風景とあわせて、カナダ出身のこんな逸材を見つけられてよかったねっ。監督は、子どもは弱くて純粋なものというイメージを守ろうとするアメリカの一面に反発もしたかったらしい。ハリウッド映画では確かにいつも子どもは、守られるべき被害者であり、ヒーローの正義の活躍に利用されてしまうアイテムだもんね。

映画における子どもの役割を覆すよなギリアム・ワールドの住人ジェライザ=ローズちゃんの無邪気なたくましさったら感動もの。母さんが死んじゃったってぇのにアンタ、チョコレートを食べるチャンスだって前のめりになったのには笑えました。そりゃー、いかれママよりチョコが大事だよねー。ジェフ・ブリッジスはもちろんギリアム・ワールドにハマり過ぎ。いってらっしゃい、バケーション。10歳の娘に注射器のセッティングをやらせるなんて思いきりブラックだけど、射すのは父さん自分でやってたみたいだし、娘にもうっちゃえーってならないところが案外と良心的じゃないかとほほえんでしまった。(違う?)
d0029596_0121977.jpg

禁断の世界に進んでしまったらどうしようとディケンズとジェライザ=ローズのツーショットにはいちいちドキドキしたけれど、積極的なのはむしろローズちゃんの方だから、不快になることもなく。奇妙な幻想世界とローズちゃんのラブリーな挙動を堪能。4人の首だけバービー人形たちとの会話は素晴らしすぎ。私も昔はお人形さんごっこで1人何役もこなしたけど、あんなに演技派にはなれなかったよなー。屋根裏部屋で着飾ったりお化粧したりって、それもまたなつかしい光景。ピンクの羽ものストールなんてなかったけどさ。そんな感じで、空想大好きな少女の物語としては、あるある度も高い、ウキウキ楽しいメルヘン世界でした。黄金色の大草原をウサギと一緒に駆け回りたーい。

アリスmeetsサイコのふれこみ通りの不穏で不安にブラックなアリス・ワールドではあったけど、引いてしまうような場面はなかったよね?? ハーモニー・コリン映画なんかの方が居心地が悪いよね。シュヴァンクマイエルの『アリス』に通じる世界観でもあったけど、こちらのアリスはその世界に迷い込んでしまったわけではなくて、自分からその不思議の国を作りだしているんだもんね。現実の世界が悲惨であるからこそ、想像力はこんなにも自由に羽ばたくのだね。なんてことにしみじみしたりもせず、ああ、子どもの世界は楽しいなーって、ファンタジーな想像の世界がまんま映像化されるなんて嬉しいなーって夢心地。あまりにも幻想的な映像が続くものだから、眠気にもおそわれたのがナンでした。

映像的には大満足だけど、ググッと感動したりはしなかったから、昔のギリアム作品の評価には及ばないかなー。でも、この世界観は大好き。

ローズ・イン・タイドランド 公式サイト
TIDELAND 2005 イギリス・カナダ
監督.脚本 テリー・ギリアム
脚本 トニー・グリゾーニ   原作 ミッチ・カリン
出演 ジョデル・フェルランド、ジェフ・ブリッジス、ジェニファー・テイリー、ジャネット・マクティア、ブレンダン・フレッチャー
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by CaeRu_noix | 2006-07-30 23:59 | CINEMAレヴュー | Trackback(31) | Comments(40)
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タイトル : ローズ・イン・タイドランド
京都みなみ会館にて、「ローズ・イン・タイドランド」を鑑賞「ブラザーズ・グリム」の監督テリー・ギリアムの新作です。「未来世紀ブラジル」で有名な監督約20年前に公開された映画・・・・。確か観た記憶はあります。何か不思議な映画でした今回のこの「ローズ・イン・タイドランド」も不思議な感覚の映画でした主人公のジェライザ・ローズを演じる可愛い少女は「サイレント・ヒル」のシャロン役を演じたジョデル・フェルランドちゃん、今年12歳です。二歳でデビューして、26作品の映画・TVに出演しているベテラン子役物語は「不思...... more
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タイトル : ローズ・イン・タイドランド
ミッチ・カリンの小説「タイドランド」をテリー・ギリアム監督が映画化した「アリス・イン・ワンダーランド」をベースにした、“裏・不思議の国のローズ”みたいなダーク・ファンタジー。 いや~待ってました!って感じで・・・ あのミョウチクリンな睡眠薬入りの・・兄弟..... more
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タイトル : ローズ・イン・タイドランド
映画『ローズ・イン・タイドランド』を観た。 テリー・ギリアム監督の最新作。『ブラザーズ・グリム』とは違いギリアム・テイスト溢れるファンとしては楽しみな作品。 10歳の少女ジェライザ=ローズ(ジョデル・フェルランド)の見る世界を、「不思議の国のアリス」に重ね合わせるようにして描いている。正直、前半は世界観に入りきれず少し退屈だったが、後半は見事な世界観に次第に呑まれていった。低予算ながら、ギリアム魂を感じる映画でファンとしては満足だった。 主演のジョデル・フェルランドは、『サイレント・ヒル』とは全く違い...... more
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タイトル : 「ローズ・イン・タイドランド」
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タイトル : 【映画】ローズ・イン・タイドランド
"Tideland" 2005年イギリス/カナダ監督)テリー・ギリアム出演)ジョデル・フェルランド ジェフ・ブリッジス ジェニファー・ティリー ジャネット・マクティア ブレンダン・フレッチャー満足度)★★★★☆ (満点は★5つです)恵比寿ガーデンシネマにて ジャンキーの父親ノア(ジェフ・ブリッジス)とだらしない母親(ジェニファー・ティリー)と共に暮らす10歳の夢見がちな少女ジェライザ=ローズ(ジョデル・フェルランド)。オーバードーズによる母親の死後、逃げるように祖母の住んでいた荒野の一軒家に引っ越...... more
Tracked from Brilliant Da.. at 2006-08-14 10:43
タイトル : 『ローズ・イン・タイドランド』
この娘。。あまりに不憫で途中でやり切れなくなった。。 一応R-15指定が付いてはいるものの、夏休み期間中公開はまずくないですか? 2005年 イギリス/カナダ 監督/脚本: テリー・ギリアム 原作: ミッチ・カリン 出演: ジョデル・フェルランド 、ジェフ・ブリッジス..... more
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タイトル : ローズ・イン・タイドランド
ローズ・イン・タイドランド 「Rose in Tideland」      テリー・ギリアム流不思議の国のアリス 時々ひとりで「短いヴァカンス」に旅立ってしまうパパと、 唯一の友達・4つのバービー人形の頭たちと暮らすジェライザ=ローズ。 朽ちかかった家の... more
Tracked from 映画とはずがたり at 2006-08-18 19:45
タイトル : ローズ・イン・タイドランド
アメリカでカルト的人気の若手作家、 ミッチ・カリンの小説『タイドランド』にホレ込んだ、 テリー・ギリアム監督が描く その奇想天外な映像世界は、 まさにギリアム版「不思議の国のアリス」!? STORY:世話の焼けるヤク中のママ(ジェニファー・ティリー)が、 あ...... more
Tracked from パピ子と一緒にケ・セ・ラ.. at 2006-08-19 00:11
タイトル : ローズ・イン・タイドランド
悲惨な現実を生きる少女ジェライザ=ローズが、少女ならではのイマジネーションを使って、奇妙で不可思議な冒険を繰り広げるファンタジー。アメリカの人気作家ミッチ・カリンの「タイドランド」を、『ブラザーズ・グリム』の鬼才テリー・ギリアムが、奇想天外なギリアム版...... more
Tracked from Muses at 2006-08-23 19:42
タイトル : ローズ・イン・タイドランド
「ローズ・イン・タイドランド」見続けていますv去年の「メゾン・ド・ヒミコ」と同... more
Tracked from 狐の穴にて at 2006-08-30 23:38
タイトル : 『ローズ・イン・タイドランド』
10歳の少女ジェライザ・ローズの目に映っている世界は、幻想的でとても美しかった。トリップ感があって、空想と現実の間をフワフワ浮いているよう。... more
Tracked from knockin' on .. at 2006-09-03 13:41
タイトル : ローズ・イン・タイドランド
Tideland 金色の草原に広がる、グロテスクなブラック・アリスワールド。 贋作な妄想職人、テリー・ギリアムの新作が早くも届きました。絵になる映像の連続なのに・・・う~ん、イマイチついていけなかったのはナゼ?... more
Tracked from 俺の明日はどっちだ at 2006-09-20 19:21
タイトル : 「ローズ・イン・タイドランド」  Tideland
10歳の少女の目眩くブラックテイストたっぷりのワンダーワールドヘと導いてくれるテリー・ギリアムによるファンタジー作。 時代に放置されたロック・ミュージシャンの父親(ジェフ・ブリッジス、まさに適役!)とジャンキーの母親(ジェニファー・テイリー、こちらも怪演)との間に生まれ育ったヒロイン、ジェライザ=ローズ。 彼女の目に映った世界が彼女を中心に虚実交えてイマジネーション豊かに描かれているのだけど、その世界観はナンダカンダ言ってもどうしたってギリアムワールド。 大人が勝手に思い込もうとするディズニー的な...... more
Tracked from どうなんかね、国際結婚。 at 2007-01-18 19:32
タイトル : ローズ・イン・タイドランド TIDELAND
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Tracked from ひらりん的映画ブログ at 2007-02-22 03:00
タイトル : 「ローズ・イン・タイドランド」
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Tracked from しょうちゃんの映画ブログ at 2007-02-27 20:06
タイトル : 映画「ローズ・イン・タイドランド」
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Tracked from 茸茶の想い ∞ ~祇園精.. at 2007-10-14 18:57
タイトル : 映画『ローズ・イン・タイドランド』
原題:Tideland オーバードーズ(薬物の過剰摂取)に死体遺棄にミイラに列車爆破と、よろしくない題材を、これでもかとばかりに並べている・・それでも可愛いファンタジー・・・ 10歳少女のジェライザ=ローズ(ジョデル・フェルランド)は、バービー人形の胴体は放置して頭... more
Tracked from ミーガと映画と… -Ha.. at 2007-10-17 15:57
タイトル : ≪ローズ・イン・タイドランド≫
ローズ・イン・タイドランド ¥3,441 Amazon.co.jp (WOWOW@2007/10/13) 原題 TIDELAND 製作年度 2005年 製作国 イギリス/カナダ 上映時間 117分 監督 テリー・ギリアム 出演 ジョデル・フェルランド 、ジェフ・ブリッジス 、ジェニファー・ティリー 、ジャ... more
Commented by Notorious♪ at 2006-07-31 00:57 x
こんばんは♪

ギリアムの親父の世界観は堪らなく好きなんですがね~。
今回に限らず物語全体となると・・・でして。r(^^;)
ギリアムの親父に「この娘はただ者じゃねぇ!」と言わしめた
ジョデル・フェルランドはホントただ者じゃなかったですよね。
存在感なんて圧倒的だったし。将来が楽しみな女優さんです♪ (゚▽゚)v
Commented by 哀生龍 at 2006-07-31 07:36 x
微妙に見たいとは思っているのですが、つい後回しに(苦笑)
実は、ジェフ・ブリッジスが一番気になってます。

>あまりにも幻想的な映像が続くものだから、眠気にもおそわれたのがナンでした。
映像美は映画館で味わいたいけれど、ストーリー的にはレンタル待ちでもいいかのかなぁ~(苦笑)
Commented by CaeRu_noix at 2006-07-31 12:14
Notorious さん♪
物語全体は、・・・・・でしたかー。
果たして物語があったのかもどうかもよくわかんなかったですが。原作はどうなっているんでしょうー。
お上手な子役はたくさん観てきたけれど、ここまで長い時間、完璧に1人舞台を演じられる子もなかなかいないですよね。監督が演出はほとんど必要なかったとコメントしていましたよね。素晴らしい才能だー。子役で成功しすぎちゃうと大人になってからはイマヒトツ伸びないというパターンに陥らずに活躍してほしいですねー。
Commented by CaeRu_noix at 2006-07-31 12:14
哀生龍 さん♪
ジェフ・ブリッジスのいかれっぷりはバッチリはまっていましたよん。いかれ親父をやらせたら、ピカイチでっす。でも、彼がちゃんと自由に元気に演技している姿を見られる時間は結構少ないんですよねー。ローズちゃんの世界がほとんどですからー。スクリーンで必見の魅惑的な映像なんだけど、やっぱりギリアムファン以外には強くはすすめない系かなー。
Commented by kazupon at 2006-07-31 20:10 x
かえるさん、ギリアムって「ブラザースグリム」観た後だったので、
また商業っぽい映画なんだろうなと予測してたんですが、
今まででも一番、インデペンデントな(笑・ヘンな表現ですが)
映画かもしれないと思いました。
ヤクのセッティングを娘にやらせるとか、あのディケンズとの
ちょっとヤバそうな感じ、、あの感じデビッド・リンチだったらもっと
いやらしくなるんだろうなぁと想像したり。
この調子であまり超大作にならないギリアム作品を続けたほうが
傑作が出てくるような気もしております(笑)
でも「バンデットQ」が一番好きだったりするんですよ;;
Commented by Ken-U at 2006-07-31 22:21 x
かえるさん、おじゃまします。TBさせていただきました。
この作品、アメリカ資本を受けなかった、というより、受けられなかったんですね。確かに本作は、少女の扱いもそうですけども、それ以上に、反米的な要素の強い作品だったように思います。
それにしても、ジョデル・フェルランドの演技は見事でしたね。彼女の存在がなかったら、この作品はいったいどうなっていたんでしょう。
Commented by 隣の評論家 at 2006-07-31 22:47 x
かえるさーーーん、どもですーー。
おお!ご覧になりましたかぁ。そして、またもや鋭くて感服するのでありました。
>監督は、子どもは弱くて純粋なものというイメージを守ろうとするアメリカの一面に反発もしたかったらしい。
おおおおお。ここの部分に最も感心したのです。そうかそうか、ナルホドですよ。
私は、この作品。満点とは思いませんが、『ブラザーズ・グリム』では、かなりの消化不良でしたから。そういう意味では、ギリアム節を見せて頂けたと思いました。『ブラザーズ・グリム』は、ギリアム監督本人が一番やり足りなかったよーな気もしますですが。
ジャック・ブラックのツルツルのぽっこりお腹を拝めるのは、まだまだ先になりますが。明日は、『狩人と犬、最後の旅』の試写会予定です。お犬さん達と雪原の白を堪能してきます。月初はキツイー、でも頑張る♪
Commented by とらねこ at 2006-08-01 01:28 x
こんばんはぁ♪
かえるさんには気に入ってもらえるような、と思って、お待ちしておりましたぁ!TBさせていただきますね。

>哀生龍さん
哀生龍さんはどんな記事を書くのかしら?見て欲しいナ。
Commented by 哀生龍 at 2006-08-01 07:18 x
とらねこさんへ
>哀生龍さんはどんな記事を書くのかしら?
ギリアム監督の作品はそれほど見てませんが、モンティ・パイソンはスキだし、彼のファンタジーチックな世界は好みに合うので、多分この作品も・・・
でも、“主役が少女”と言うのが一番のネックになっていて、映画館に見に行くかどうか(^^ゞ
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-01 12:18
kazupon さん♪
今までで一番っていうくらい低予算だったらしいですねー。ブラザーズ・グリムの編集段階の途中で撮ったというから、グリムの方でやり足りなかったことをローズの世界で実現したのかもしれませんね。ギリアムらしさにあふれた作品で嬉しかったですー。
悪趣味だとか引いてしまうとかいうコメントも見聞きしていて覚悟をしていたせいか、ふたを開けたらどうってことなかったですー。w そうそう、リンチだったらとか、トリアーだったらもっとイヤらしくしたかなとか考えちゃいました。ギリアムは悪ノリはするけど、そんなにえげつなくはないんですよね。
ドンキホーテのような企画は大作でしかできないでしょうけど、ハリウッドメジャー会社の幹部とやりあわなくてもすむ状況で、こういうギリアムらしい作品もつくってほしいですね。
私も「バンデットQ」、「バロン」の世界も大好きですー。
一番は「フィッシャー・キング」かな。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-01 12:54
Ken-U さん♪
最初は普通にアメリカで資金調達するつもりだったということなんですかー。『ブラザーズ・グリム』が製作されたということはギリアム自体がハリウッドに拒まれているわけではないんですよね。なるほど、少女にまつわる描写の不謹慎さやっぱり子どもに注射器を用意させたりというような描写のある映画だったからダメというだけでなく、他にも反米的な要素が感じられるのですね。それも興味深いですー。
ジョデル・フェルランドはすばらしいの一言です。彼女がいなかったら成り立たなかったでしょうし、ただの不謹慎な自己満足映画ということになったかもしれませんねぇ。キャスティング力も監督の才覚の一つだと思いますがー。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-01 12:57
隣の評論家 さん♪
いや、それは、劇場ロビーに貼ってあった雑誌記事の中で読んだギリアムのコメントなのですよ。私が映画を観て、鋭く解釈したわけではありませんのでー。(笑) 私はひたすら、ワクワクニヤニヤその世界を浮遊するばかりでした。鑑賞中は、そこに隠されたテーマを見出したり、思い考えさせられたりすることなんてなかった。あとでその記事を読んで、なるほどねーと思ったのでした。そのへんは声高なメッセージになっていないのがむしろよかったし。なのに、さりげなくそういう反抗心を抱いているひねくれギリアムおやじがやっぱり好きですー。
『ブラザーズ・グリム』は消化不良でしたよね。蛙をなめるシーンなんかは笑えてよかったですが。今回はギリアム節が大いに発揮できてよかったですー。『ロスト・イン・ラマンチャ』でギリアムのやんちゃな情熱を見て以来、その後の動向が気がかりでしたから。ちょっと眠い映画だったけど許します。
『狩人と犬、最後の旅』なんて涼しげでいいですねー。私も観に行く予定ですー。ナチョ・リブレはそういえば秋上映なんですよね。それまで何度となく予告でジャック・ブラックのお腹へを楽しんでください!
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-01 16:34
とらねこ さん♪
ええ、もちろん。ブラックなダーク・ファンタジーは大好きですから。
草原もウサギもリスも首だけバービーもことぶきハッピもツボですとも。

哀生龍さんはジェフ・ブリッジズへの言及がメインになると思われますー
見て欲しいナ♪
Commented by pezhetairoi at 2006-08-01 20:31
あの女の子の魅力でもっている部分もかなりあるかなと思いつつ見ていました。あそこまで一人芝居のうまい子というのもそうそういないだろうなと思います。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-02 21:44
哀生龍 さん♪
少女が主役じゃー食指が動かないですよねぇ。
でも、これの主役がダコタン系のいいこちゃん少女っつーなら絶対すすめないんですが、このローズちゃんはお茶目でラブリー・キャラなのでそんなにダメでもないんじゃないかと。不幸な境遇でも明るく想像力豊かに生きていくところは、プルートのキトゥンに通じるものがあるかもー
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-02 21:45
pezhetairoi さん♪
ほとんど1人芝居状態でしたよね。まるで北島マヤを見ているようでした。(?)うまい子役はたくさんいますけど、ここまでユニークなキャラを完璧にこなせる子はいないですよねー。
Commented by charlotte at 2006-08-02 21:51 x
こんばんはー。なぜかヘロヘロです…笑
ジョデル・フェルランドちゃん、あるある~ってな事ばかりで、とても普通??でした。爆
そうそう、もっとやばい世界へ行っちゃうのかしら、ってちょっと心配でしたがかわいいちゅーだけで終わってくれて、ない胸をなでおろしました。
シャークハンターになりきって泳ぎたくなる夢を見そうです。?!
まあ、でも本当にこういう子供がいたら精神的にやばくないか、ちょっとマジで心配しちゃいますけど~
Commented by TECNOega at 2006-08-02 23:34
こんにちは、星屑天画オーナーのてくのと申します。TBとコメントありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

かえるさんはミニシアター系を網羅されていらっしゃるようで、ミニシアター好きの私はお勉強になります。また時々遊びにきますね☆

ー子どもは弱くて純粋なものというイメージを守ろうとするアメリカの一面に反発もしたかったらしい。
私はそういった大人の望む押しつけがましい子供像にうんざりしていたので(金八とか。ちと古いか)、この映画は端から見ればタブー視されるような表現も肯定的にズバッとやってくれて楽しめました。テリー・ギリアム最高っ!!次回作もみちゃいます。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-03 12:41
charlotte さん♪
おでかけでしたか?お疲れ様ですー。
そうそう、かなりフツーな女の子でしたよね。基本形はアメリちゃんなのでかなり親近感がありましたわ。ヘロイン漬けにはなっていなかったし、淫行の被害にあうこともなくって安心しましたー。ない胸は撫で下ろすにはちょうどいいですねぇー。つるるん。(笑) ピアノ・レッスンとはまた違う幻想的な水中シーンもよかったですよねー。本当にこういう人がいたらヤバイと思うのは、映画のキャラにはたくさんいるから気にしないー。アリスといえば、『秘密のかけら』のアリスショーの方が危ない雰囲気でしたよね。あれは淫靡でエロかった・・。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-03 12:41
TECNOega さん♪
訪問ありがとうございますー。こちらこそ、是非よろしくお願いしまーす。
ミニシアター作品、お好きなんですねー。やはりアーティストな人たちは当然そういう作品を好まれるのでしょうね。私は映画ばかりはいっぱい観ているので、是非またいらしてください。私もまた素敵なイラストを眺めにうかがいまするー。
そうそう、私もパターン化した純真でかわいい子ども像が嫌いなんですよ。サザエさんちのタラちゃんのいい子ぶりが納得いかなくて。(笑) 子どもをつかって泣かせようというドラマも嫌い。なので、そんなギリアムの思いにはとても共感。不謹慎で不快どころか、偽善に切り込むカンジが気持ちいいでっす。私ももちろん応援しますー。
チャリチョコの子どもキャラも痛快でした。
Commented by sheknows at 2006-08-05 12:38
結構好きなんですけど、こんな感じに「落ち着いて」いってしまうのか、とテリー・ギリアムの新作を観るのがどんどん怖く成って来ます。
>子どもは弱くて純粋なものというイメージを守ろうとするアメリカの一面に反発もしたかったらしい
あ、そうなんですね。納得です。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-06 11:37
sheknows さん♪
「落ち着いていっている」とは私は感じなかったんですけど・・・。ブラザーズグリムは独特の個性や悪ノリ度が薄くかったから、落ち着いたということなのかもしれないし、本作は低予算で物語的に平坦だったところが、落ち着きととれるのかもしれないけど、同じファンタジーとはいえ、2作の性質は全然違いますよね。私は一方向に落ち着いていっているとは思いませんでした。とはいえ、鑑賞中に眠くなってしまったのも事実。でも、好きか嫌いでいったらすごく好きなんです。私はまだまだギリアムに期待しますよー。ギリアムのやんちゃな反骨精神も好きなんですー。
Commented by sheknows at 2006-08-06 16:57
ああ、すみません、言葉が足りなかったようで。
どうしても常人ではない爆発的なイマジネーションの飛翔を期待してしまうので、どれを観ても余程の事が無い限り満足出来ない、という嫌なファンなのですが、テリー・ギリアム好きなんですよ。とっても。

このフィルムは低予算なりに「やりたい事やった」、という感じがしましたね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-06 22:52
sheknows さん♪
こちらこそ、すみません。気持ちはわかっておりますよ。好きだからこそ、期待してしまうというやつですよね。(でも、好きだったら、次回作もただ楽しみに待てばいいじゃない、観るのが怖いなんてことは言わずにさーーって思ってしまったんです。ごめんなさいね。) まぁ、確かに、その悪ノリぶりもファンタジーの飛び方も、意表をつくほどではなかったですよね。想定範囲内に感じられてしまったかもしれません。なので、大絶讃はできないんだけど、それでもやっぱり私には好みのワクワク楽しい映像世界だったんですよ。名作や傑作にはならないけれど、本人もまぁ満足なんじゃないでしょかー。
Commented by ラクサナ at 2006-08-07 01:30 x
私もコレ好きですね~!
観ている端は、ワクワク楽しく鑑賞できたんですが、帰って感想をしたためているうちに、シミジミしちゃった奴です。(^^;
やっぱりこのローズの想像の世界観に、どうしようもなく女の子だという、おしゃまさんやらゾクッとする色気やらモロモロのものを感じて、入り込むのが容易かったことったら!(笑)
主演のローズちゃんには舌を巻きましたが・・・
ジェフ・ブリッジス、良かったですよね。
元ロックスターってば、本人もノリノリの役どころではなかったでしょうか!?(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-08 00:40
ラクサナ さん♪
やーっぱり、お好きでしたかー。わくわく楽しかったですよね。
確かに、物語ということにとどまらずに思考してしまうと、しみじみしたり、どよーんとしたりしてしまうかも・・・。鬼母に殺害されちゃったあの少女もいろんな空想をしてたのかなぁなんて考えると悲しくなってしまいます。うー。
そうなんですよ。ローズちゃんの世界にはいとも簡単にハマってしまいました。眺めていてもラブリーだし、その無邪気な遊び方にはすっかり同化してしまいましたー。。
ギリアム作品のジェフ・ブリッジスはやっぱりいいですよね。ノリノリでした。ブリッジスとギリアムのイメージがかぶってしまう私です。
Commented by Puff at 2006-08-14 09:41 x
ドモドモー、先日はTBありがとうございました♪

この映画、好き嫌いがあると思うのですが、かえるさん的には満足されたようですねー、良かった♪
いやー、ワタクシもですね、ギリアム監督の本来やりたかった(・・・と思う。笑)映像表現が炸裂していて、ホント、こちらまで嬉しくなっちゃいました。ウフフ
ワタクシの場合、やや引いちゃった部分もあったのですが、ギリアム監督の世界観がたっぷり観れたので、細かいところはさて置いて、全体的にはなかなか良かったです。
それにしても、低予算であんな映画を作るなんて凄いですよねー
畏るべき子役(・・・この言い方が気に入った!)ジョデル・フェルランドの存在も、この映画をぐんと引き立てていますよね。
「ドア・イン・ザ・フロア」の記憶が新しいジェフ・ブリッジス、全く違う役どころであっぱれでしたね。笑
いやはや、いろんな意味で観る価値のある映画でした。
・・・あ、ワタクシも、実は、同じようなシーンが続くので、やや眠気を誘いましたですよ。フ・・・
Commented by マダムS at 2006-08-14 10:48 x
遅ればせながら観てきました。「ゆれる」と2本立てで最後まで持つかなと思ったんですけど、どうしてどうしてこのキョーレツなインパクトで最後まで一睡も出来ませんでしたよ(爆)
あー、アメリカ資本が入ってないのはそういう監督のこだわりがあったんですね?かえって自由に出来たってことでしょうかね~ すっごく正直に子供を捉えてましたもんね~お見事!
Commented by Ken at 2006-08-14 12:21 x
かえるさん、こんにちは!
レスが遅れてしまい申し訳ないです。
この作品、ストーリーはダレダレな感じだったし、何とも締まりの無い作品、という気もするのですが、その欠点さえ愛おしい、と思える魅力がありました。
それは多分、悪趣味ギリギリのお話の中にギリアムのアウトサイダー達への深い愛情が感じられるからなのだと思います。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-15 10:58
Puff さん♪
ほぼ満足ですぅ。もうヒトコエ、何かがほしかったような気もしますが、好き嫌いでいったらとても好きですー。
そうなんですよ。悪ノリしたネタが垣間見えるたびに、ニヤニヤしてしまいました。Puffさんが引いちゃったのはどういうところでしょうー。私は、例えば、ローズちゃんとディケンズのからみなどにはかなりヒヤヒヤしましたが、結果的にローズちゃんの方が積極的だったのでOKでした。これが、ディケンズの方に下心が生まれていたら気持ち悪かったかなと思うんだけど・・・。結果、嫌悪感に行きつくことなく、ギリアムならではのブラックさが楽しめたというカンジでしたー。ギリアム監督の世界観を満喫っていうことにつきますよね。低予算でこんなファンタジック・ワールドをビジュアル化できるなんて感無量。
ジェフ・ブリッジスはやっぱりエキセントリックな役が似合いますよねー。「ドア・イン~」のシリアスタッチの女たらしアーティストもハマっていたし、元ロッカーなヤク中いかれオヤジなんて似合いすぎ。そんなことのあれこれがニヤニヤ楽しめる映画でしたよね。眠くならないストーリー展開にだったらなおよかった。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-15 10:58
マダムS さん♪
おお、そんなに覚醒してご覧いただけたのですね。ギリアム・ワールドって、マダムが好んでご覧になる映画のイメージとはほど遠い気がしたりしますがー。w
こだわりがあってアメリカ資本が入らなかったというよりは、この企画がアメリカの会社じゃー拒絶されたのじゃないでしょうかね。でも、その結果、余計な制約もなく、概ね自由に表現できたんじゃないでしょうかね。「怖るべき子供たち」って、アメリカではあんまり描かれないんですよね。悪趣味で悪ノリし過ぎではあるんだけど、子どもの本質はリアルにとらえていると思いますです。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-15 10:59
Ken さん
のーぷろぶれむ。
おお、「欠点さえ愛おしい」だなんて、ギリアム監督にその言葉を聞かせたいですー。(本人は欠点があるとは思っていないかもしれないが・・) でも、そうなんですよ。秀作とは言いがたいし、ギリアムファン以外にはススめようとも思わない。一般的にはつまらない映画なのかもなーと思いつつ、個人的には大いに魅力的な作品でした。
なるほど。「アウトサイダー達への愛情」が感じられるからなのかもしれませんね。例えば、チームアメリカワールドポリス(ふさわしい比較ではないが・・)の悪ノリには不快感を感じてしまったのは、対象への嘲笑が見えるからだったのだろうな。ギリアムは、はみ出した変わり者たちにも愛を注いでいますよねー。
Commented by Puff at 2006-08-17 19:02 x
ワタクシも、ローズとディケンズのからみには、「お!ま、まさか、アンタたち・・・」などと思ったものの、あそこ止まりだったのでホッとしました。エヘヘ
そうそう、彼に変な下心が無く、純粋な気持ちだったので、嫌悪感は感じなかったのですよね。

>Puffさんが引いちゃったのはどういうところでしょうー
ワタクシの場合ですね、、線路に置石をして、その結果、車が横転したり電車が転覆したり・・・
ディケンズのあまりに童心でピュアな心が、堪らなく哀しく痛々しかったのです。
ギリアム監督は、障害者に対して、変にオブラートに包まず、彼のありのままの姿を生き生きと描いていますよね。
障害者の姿を赤裸々に描いていることが、嬉しくもあり、驚嘆する部分でもあったり。
こちらがそういう気持ちになるということは、それだけきちんと演出しているということなのでしょう。
ギリアム監督は、ホント、凄いです。
うーーん、引いてしまったとはちょっと言い方が違うかも知れませんね。
(・・・上手く言えないですが、意味、伝わりましたかね?汗)
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-18 12:23
Puff さん♪
回答ありがとうございますー。
なるほど、そういうことでしたか。
無邪気なディケンスの他愛もないお遊びによって、大事故が起きて多くの人が被害にあってしまうというのは冷静に見たらずいぶんと恐ろしいことですよね・・。いたたまれない気持ちになるというのは当然。ある意味、悪意ある犯罪よりも残酷ですよねー。そんなことにも容赦ないギリアム。
不謹慎かもしれませんが、私は障害のある人が映画の中でファンタジックに描かれる場面って結構好きなんです。腫れ物に触るような取り扱いをするよりは、彼らの無垢さにスポットをあてて、無邪気なふるまいを夢いっぱいに描いてくれる方が好きかなー。関係者の方は不快に思うかもしれないし、無関係者の方は気まずさを感じるものかもしれないけど。ソロンズやトリアーほどに挑発的でもなくて、ほどよくブラックでファンタジックで真面目だと思えました。
Puffさんのその思いをちゃんと理解できていないかもしれないけど、ポイントはなんとなくわかりましたー。さんきゅーです。
Commented by いわい at 2006-08-30 23:37 x
ローズちゃんのファンタジックワールドにどっぷりと浸りました。
ハクセイ作ってしまったりとか、結構グロいところをファンタジックに描いていて素晴らしーと思いました。
一番ドキドキしたのは、ローズとディケンズの絡みでしたけど、かえるさんのおっしゃるように、ローズのほうが積極的だったせいか嫌悪感はありませんでした。
引いてしまう場面もなく、ニヤリとしてしまいながら、ギリアム・ワールドを堪能しました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-08-31 13:03
いわい さん♪
ギリアム・ワールドを堪能できて何よりです。とてもファンタジックでしたよねー。不謹慎で悪趣味な描写があるらしいと小耳に挟んでいて覚悟いたせいか、引いてしまうようなところはなく、わくわく楽しいばかりでした。いわいさんも同じだったんですね。グロいところも滑稽な感じだったり、アートでもあり。自分がブラックな悪趣味映画を見すぎているのか何なのか、ギリアムはただのやんちゃおやじに思え、底意地の悪さは感じないですよね。ファンタジーはダークな方が楽しいでっす。
Commented by sally at 2006-09-03 14:04 x
かえるさん、こんにちは♪
これ、残念ながら今までのギリアム作品に比べるとノレなかったんですけど、それでもあの独特の世界観や映像はさすがでしたねー。
アリス自体はディズニーの映画の印象強いですけど根本的にダークな部分のある物語だと思うので、こういうギリアム的解釈もすんなりはまるかな~と思いました。

去年『ブラザーズ・グリム』(未見)が公開されたばかりだったので、急にこんなスパンが短くなるとは何事か・・・と思ってたら前作の合間にささっと作られた作品だったんですね。
ちなみに私は『未来世紀ブラジル』がいちばん好きですー^^
Commented by CaeRu_noix at 2006-09-04 12:38
sally さん♪
それほどにノレませんでしたかー。ローズちゃんの一人称映画的だったので、主人公の世界に浸れないと楽しみにくいのかもしれませんね。でも、イノセントな少女の世界がギリアムカラーで味付けられるというのは魅惑的でしたよね。
アリスの世界って、シュールですよね。私はディズニーのイメージよりも、シュバンクマイエル作品が印象深いので、ダークなものに感じてしまうんです。ギリアムの解釈はハマっていましたよね。
そうそう、ドンキホーテ映画が暗礁に乗り上げてから、ギリアム監督作は待ち遠しかったのですが、いきなり立て続けに公開されて嬉しい驚きがありました。キャストの人数や場面数が少ない低予算もんだとこんなにサクッと作れちゃうものなんですね。
『未来世紀ブラジル』も大好きですー。
Commented by myums at 2007-01-18 19:46
わぁ。すごいいっぱいコメントついてますね~。今更書き込むのもなんですが・・・。私もこの作品、すっごく好きでした。ローズのイマジネーションに、自分の子供時代を思い出したりして。人形解体してたなぁ~。チラシにもある木がとても印象的でしたね。黄金の草原(?)はナウシカを思い出してました~。ギリアムはまだ過去の人じゃなかったことを証明してくれた映画です!
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-19 11:01
myums さん♪
今さらでも何でも、共鳴するものがあったならコメントしていただけると嬉しいですよー。
myumsさんも気に入られましたか。そうそう、私も自分の子どもの頃の世界に大いに重なりました。お人形ちゃんの服脱がせたり・・・。雛人形の首差し替えなど罰当たりなこともしていたしー。草原も木も印象的でした。ハリウッドでは苦労しているみたいですが、ギリアムワールドは健在で嬉しくなりますよね。
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