かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『トリノ、24時からの恋人たち』
2006年 09月 18日 |
映画への愛に満ちていてロマンチックでファンタスティック!

シネマ・ミュージアムで夜警をするマルティーノとバーガーショップで働くアマンダ、その恋人のアンジェロの物語。



これはたぶん観る人によっては、内容のない退屈なドラマと言われてしまうのかな。私はこういうの大好きなんだけど。始終幸せな気分に浸れる映画でした。映画へのオマージュにあふれる温かくて愛おしい作品。

映画というものを、完結する1本のフィルムの中で物語を楽しむだけだった頃には、こういう作品がステキだなんて思わなかったはず。いつの間にか、単体のフィルムではなく、シネマの魅力に取り憑かれてしまった。映画と映画のつながりや、映画と世界のつながり、映画と人生との重なりが、映画の感動を増幅させてくれる。映画の歴史があって、国やジャンルを超えて、映画への愛が受け継がれているということが、ただ嬉しくて、幸福感に浸れてしまうのだ。

舞台はトリノ。主人公のマルティーノは国立シネマ・ミュージアムの夜警をしている。モーレ・アントネッリアーナという高さ167.5mのそびえ立つ建物の中にある映画博物館。彼はそこで暮らし、真夜中にお気に入りのフィルム映像を楽しみ、高い塔の上から夜明けのトリノの街を見下ろす。なんてステキなんだろう。イタリア男といったら、まくしたてるようにベラベラとしゃべるイメージが強いのだけど、バスター・キートンの無声映画を愛するマルティーノは、いまだかつて見たことがないほどに口数が少ない。言葉を発しない挙動、生活ぶりが何だか可愛く見えて、風変わりさよりも愛嬌満点。シャイな彼を応援せずにはいられない。

バーガーショップで深夜まで働くアマンダは、ジーン・セバーグのようなショートヘアがまぶしくて、アンナ・カリーナのように大きな瞳をくるくると動かす、キュートで魅力的、まさにCINEMATICなヒロイン。車泥棒のアンジェロの存在感も映画的なんだな。往年の名優のような雰囲気を感じさせつつも、スタイリッシュに現代的な風貌で画になる3人がとてもいいんだなっ。

2人の男とひとりの女というのも、ヌーヴェルバーグ風に映画的な設定で楽しい。でも、『突然炎のごとく』のように痛ましい苦悩が長く生活の中に入り込んでしまうわけではなくて、もっと青春テイストで軽やかに若者達は恋をするのだ。どちらかと言えば、『はなればなれに』を思い出すスリーショット。迷いや葛藤も描かれているのだけど、それは重々しくはなくて、喜劇の人キートンが困難に立ち向かう時のようにコミカルに飄々として深刻さを植えつけない。重い悩みごとを共有するのではなくて、瞬間のせつなさとときめきが心地よく、浮かんでは流れ去っていく。自転車で走り行く姿のスピード感や、高い塔の上から街の絶景を見下ろす爽快感がすべてを象徴しているように。

工業都市トリノがこんなにステキな風景の街だとは知らなかった。美しい夜景、フィボナッチ数列がこんなにもロマンチックだなんてため息が出てしまう、闇に映える光のアート。クリスマス映画みたいな輝き。そんな幻想的な映像に、映画へのあふれる愛が広がって、歓喜をもたらしてくれるのだ。いくつもの小道具に、全てのシチュエーションが好き。ピアノにバルカン・ブラスっぽい音楽もよかったな。

"フィルムは終わってもシネマは続く"~そんな言葉に酔いしれてしまう。
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喜劇王の1人バスター・キートンの姿は、チャップリンの『ライムライト』で共演していたものくらいしか観たことがなかったので、『キートンの短編集1』をレンタルしてみた。テキトーに借りたのに、主に引用されていた『キートンのスケアクロウ』(案山子)と『キートンのマイホーム』が収録されていたので嬉しかった。といいつつ、本作鑑賞前には観られなかったのだけど。スケアクロウやマイホームのコミカルで印象的な場面がふんだんに織り込まれていたのね。
そんなふうに映画の中の印象的な場面が、現実生活の風景にオーバーラップしてしまうことってあるよね。

-cast-
マルティーノ・・・ ジョルジョ・パソッティ
アマンダ・・・フランチェスカ・イナウディ
アンジェロ・・・ファビオ・トロイアーノ
バルバラ・・・フランチェスカ・ピコッツァ

トリノ、24時からの恋人たち  公式サイト
DOPO MEZZANOTTE  2004   イタリア
監督.脚本 デヴィデ・フェラーリオ
撮影 ダンテ・チェッキン 美術監督 フランチェスカ・ボッカ
 (渋谷 ル・シネマ)

映画・ドラマのロケ地をめぐる /JTB
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by CaeRu_noix | 2006-09-18 10:15 | CINEMAレヴュー | Trackback(20) | Comments(30)
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タイトル : 「トリノ、24時からの恋人たち」
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悪く言えばチンピラさんと付き合ってる娘さん。映画博物館にお勤めの内向的な旧い映画マニア。そしてちんぴらさんなのに最後は憎めない奴。 旧き無声映画の愛すべき場面と、現在がシンクロし、地味でいて、あくまで現代のトカイビトを描いている。そして語り口が知的。都市トリノが美しく撮られてる。 去年秋から公開を地方なんで新作として公開の館があり観に行った。パンフ売っていなくて残念。 ハンバーガーショップ店員恋愛モノにはまった変わった感想を懐いた場合は、香港映画「ラブソング」もね。←こじつけで本作品とは関係...... more
Commented by charlotte at 2006-09-18 16:22 x
はろー。
無声映画って言葉がなくてもなんであんなに面白いんだろうって考えてたところです。それに加えて言葉数少ないマルティーノになんでか魅せられてしまう・・・。ロマンティックでしたね~。
かえるさんならたくさん隠れたオマージュが探せるはずと思ってましたが、さすがですー。
ムービーとしての単体作品ではなく、シネマ全体を愛しむかえるさんの気持ちも記事によく出てますね。そんなかえるさんが羨ましくもあり、私も映画通にはなれないなりにシネマをいつも追っかけていきたいなと思いましたです。映画っていいものですねー。さよなら、さよなら、さよなら・・・ん?
Commented by ちーこ at 2006-09-18 17:40 x
こんにちわ。
トリノの景色が素敵でとっても面白い映画でしたよね。
思いつかなかったけど、男2と女1で進行していくのは確かに『はなればなれに』っぽいですね!!
Commented by マダムS at 2006-09-18 18:19 x
トラコメありがとうございました~
いや~良かったですよね~これ♪ ずっと口元がほころんで観てました。
映画が好きな人って基本的にロマンチストだと思うので、こんな場所があったら絶対行きたいし、あの無口な彼が目をキラキラさせて無声映画を観てるシーンなどは多分隣に私の魂も座っていたと思います(笑)
さすがかえるさん、ほとんどの引用とかご存知だったようですが、
ちょっとパンフに書いてあった事を補足の意味で私の方に書きましたので見てね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-09-18 22:55
charlotte さん♪
映画は音声があって当たり前の現在だからこそ、無声映画の素晴らしさにしみじみ感動してしまったりしますよねー。ルビッチは本当におもしろかったですよねー。無声映画は音声が出ないだけで、台詞はそれなりにあるものだけど、マルティーノったら本当に無口でしたよね。でも、言葉がないから、表情やしぐさに注視してしまうんですよね。カワイイ奴でした。
オマージュは確信をもってわかったのはそんなにないんですけど、見当違いであれ、そのニュアンスが楽しかったですー。
観れば観るほどにハマっていくシネマなのです。似たようなものを観たことがあるからつまらないんじゃなくて、似たようなものを観ているからより楽しめる、もっと追っかけなくちゃと思ってしまうんですよー。「最近おもしろい映画ないよねー」とか言っている人を蹴りたくなります。(笑) いや、暴力ふるっている場合じゃなく、お互いのシネマ・ライフを楽しみましょうー♪ 淀長さんの映画への熱い愛情もステキでした。日本でこういう映画が作られたらナレーションは淀長さんの声でー。さよなら、さよなら、さよなら。
Commented by CaeRu_noix at 2006-09-18 22:59
ちーこ さん♪
イタリアの街はどこもステキなんですけど、工業都市トリノがこんなにステキだとは知らなかったんですよ。コミカルでロマンチックで楽しめましたよねー。あんまり、『突然炎のごとく』風味ではなかったですよね。アマンダのアップの伏し目ショットなんかはアンナ・カリーナを映しだしたそれに似ていた気がするのですー。ミュージアムやカフェも「はなればなれに」チックかなぁと。
Commented by CaeRu_noix at 2006-09-18 23:07
マダムS さん♪
私も口元ゆるみっぱなしのニマニマ鑑賞でしたー。
映画好きな人はロマンチストですよね、やっぱり♪ そうそう、マルティーノの無垢な瞳のキラキラが可愛かったです。同じ気持ちであの古い映像を眺めておりましたー。
いや、引用は存じていたわけではなく、『楽日』を観た時に予備知識を入れておくべきだったと後悔したので、本作鑑賞前に作品の説明文をチラリと読んで、何の引用がされているかをチェックしたんですよ。で、今まで観たことのなかった『キートン』作品を観たりしましたー。リュミエール兄弟の汽車の到着はちょっと前に他の映画でたまたま見ましたー。パンフ情報追加していただいたのですね。まぁ、嬉しいです。ありがとうございましたー。たまには自分で買えよ>わたし
Commented by st at 2006-09-19 00:16 x
トリノの映画博物館いってみたい~~~~~~~!
ストーリー的にはいまさんでしたが・・

キートンに捧ぐといったところがすばらしいw(そっちかい・・)
バスキーの一週間とかありましたね
キートンの短編はいろいろみましたけどやっぱりいい
長編も大好きですので機会があったらみてくだせ~~~

PS
ドラメティック立ち見だったのでひきかえしました・・
あそこの映画館好きなのに プンプン
Commented by CaeRu_noix at 2006-09-19 12:26
st さん♪
トリノの映画博物館行ってみたいですよねー。ベルリンの映画博物館なら行きましたがドイツ語わからなくてもなかなか楽しかったです。トリノのは展示内容ばかりでなく、建物もステキでよさげですよねー。
ストーリーなんて野暮なことをいってはいけません。w
そう、オマージュを捧げようという気持ちがイイんです。キートン、お好きですかー。モノクロ無声映画はうちで観ると眠くなっちゃうのでなかなか観られないんですが、機会あらば観たいですー。ルビッチもみっと観たいー。
ドラメティックじゃなくて、ドラマメックスは立ち見になってましたねー。残念でしたー。スペインラテン映画祭はなかなか盛況のようですー。
Commented by M&M at 2006-09-22 21:50 x
TB有難うございました。
この映画の雰囲気がとても気に入りました。 そしてトリノのこの映画ミュージアム、機会があったらぜひ行きたいと思うようになりました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-09-23 12:19
M&M さん♪
コメントありがとうございます。私もとても気に入りました。
行ってみたいですよね、このシネマ・ミュージアム。イタリアの北の方にはほとんど行ったことがなかったんですが、やっぱり洗練されているんですね。

Commented by Ken at 2006-09-24 01:16 x
かえるさん、どもども。
かえるさんの映画愛がとてもよく分かる、素晴らしい記事ですね!
>映画と映画のつながりや、映画と世界のつながり、映画と人生との重なりが、映画の感動を増幅させてくれる。
この一文なんかガッツリ共感しました。

本作は自分の中ではお気に入りというわけではなかったのですが、かえるさんの記事を読んでたら、古い映画をニコニコしながら見つめるマルティーノの様子を思い出して、もう一回観たくなってきたです。
Commented by CaeRu_noix at 2006-09-25 01:05
Ken さん♪
お帰りなさい!
きゃー、ありがとうございますー。がっつり共感いただき嬉しいです。永らくこよなく映画を愛してきた人にはわかってもらえる感覚だと思いますー。しょせん虚構の世界と割り切ることのできないつながりがあるんですよねー。
これはラブストーリーが主軸のかわいい感じの映画だから、どっちかというと女性向けかなぁとは思います。ニコニコ・マルティーノもかわいかったですよねー。物語うんぬんじゃなく、何度でも雰囲気を楽しみたい対応ですー。
Commented by rubicone at 2006-09-27 23:58 x
かえるさん、こんばんは~!
作品全体に漂う雰囲気にすっかり参ってしまいました。なんともいえない優しさに包まれちゃったな~、って感じでした。
カエルさんの記事で、色々な発見があり二度この作品を楽しんでます。ふいっと場面が思い浮かびます!!
Commented by CaeRu_noix at 2006-09-28 01:00
rubicone さん♪
雰囲気がもうとにかくステキでしたよねー。はいはい、優しさに包まれました。窃盗にケンカに警察沙汰場面なんかも結構あったのに、優しさに全てが包み込まれるという感じでした。
発見していだだき嬉しいですー。パンフにはより詳しく正確に引用元が書かれていたみたいですが、あの映画っぽい等のニュアンスでとらえて満足しましたー。
Commented by 丹下段平 at 2006-10-06 02:05 x
ご訪問ありがとうございました。映画博物館の夜警なんて、宝の山を独り占めしたような境遇で羨ましいですね。ヌーベルバーグへのオマージュが多かったせいか、イタリア映画なのに理屈っぽくないフランス映画を観たような錯覚を感じました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-10-07 12:51
丹下段平 さん♪
こちらこそありがとうございますー。
羨ましいですよねー。夜警の仕事というとどちらかといえば寂しくて怖いイメージでしたが、あんなにステキな職場なら私もやりたいです。塔の上で朝日を浴びてコーヒーを飲みたいです。そして、夜はもちろん映画三昧ー。確かにフランス映画みたいな感じでした。
Commented by mayumi-68 at 2006-10-31 01:46
こんばんは。TBさせていただきました。
「はなればなれに」ですか!なるほど!確かに「突然炎のごとく」よりもこっちのほうが近いですね。
マルティーノを演じたジョルジョ・パソッティは「クロイツェル・ソナタ」にも出てましたけど、こちらではガラっと役柄が変わってエリート青年を演じてましたよ。結構これから注目したい俳優さんです。
Commented by CaeRu_noix at 2006-10-31 12:41
mayumi さん♪
ジョルジョ・パソッティ、活躍しているようで嬉しいです。そうそう、mayumiさんのところの『クロイツェル・ソナタ』の記事をちらりと拝見したんですが、『トリノ~』のという文を発見してビックリしました。私はその1枚の画像で見ただけですが、風貌だけでも彼だとは気づかない別人ぶりでした。どんなエリート青年ぶりを見せてくれたのかと気になります。一般公開してくれー。私も注目しまーす。
Commented by 伽羅 at 2006-11-03 02:05 x
かえるさん、こんばんは~!!
いやー、イタリアいいなぁ!トリノいいなぁ!
特に国立の映画博物館は、ぜひ行ってみたいです!
あの中央のエレベーター、乗ってみたい~!
それにしてもマルティーノが羨ましかったです。
閉館後の夜中、自分だけのための上映会なんて!
しかも博物館全体が自分の部屋!みたいな感じでしたもんね~。
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-03 23:15
伽羅 さん♪
イタリアは大好きだけど、トリノがこんなにもステキな都市だとは初めて知りました。行きたいですよね、あの映画博物館。
エレベーターも乗りたい。そして、てっぺんで朝日を見たいなー。
マルティーノの仕事はうらやましすぎですよね。バーガーショップで働く彼女とは大違い。あそこにあるフィルムを毎晩順番に見ることができたらどんなにステキでしょうー。
Commented by ミチ at 2006-12-17 20:21 x
かえるさん、ご無沙汰しておりました。
TBありがとうございます。
イタリアといえば史跡と美術が魅力って思っていたのですが、イタリア映画発祥の地も侮れない素晴らしさでしたね~。
屋根にフィボナッチ数列が出るのもなんだか面白いですし、それを書き込んだら宝くじに当たったというエピソードも面白かったです。
いかにもイタリア男というアンジェロよりも、シャイでずっこけてるマルティーノがキュートで好みでした(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2006-12-19 09:21
ミチさん♪
イタリアといえば史跡と美術ですよね。教会も遺跡も美術館もすばらしいものがたくさんあるし、食事も買い物も楽しめる。ローマやミラノやベネチアやフィレンツェや魅力的な都市だらけ。だから、映画発祥、トリノというのは新発見でしたよね。数学嫌いの私もフィボナッチ数列にうっとりしてしまいました。マルティーノはキュートでしたよねー。すべてがロマンチックでした。
Commented by y at 2007-03-24 07:00 x
かえるさん

トリノの映画博物館、モーレ・アントネッリアーナは、街の中心、トリノ大学の近くにあり、数年前、一週間くらい、毎日、その前を通っていたことがあります。でも、はるか頭上にフィナボッチ数列が光っていたことに全く気づきませんでした。鈍いというか、灯台下暗しです!

博物館の中は、古い撮影機材、ポスター、衣装などが一杯で、とても不思議な空間でした。ただし、日本映画関係で展示されていたのは「羅生門」のポスターくらい。黒澤明は、Achira Curosawaと綴られてました。黒澤さんが初めて外国に紹介されたときは、そんな風に綴られたのですね。

映画にも登場するエレベーターに乗って途中まで昇り、トリノの市内を一望すると、整然とした街路と、オレンジ色の屋根が印象的でした。トリノはチョコレートでも有名です。珈琲と生クリームとチョコレートで作ったビチェリンという飲み物もトリノの名物で、市内の珈琲店で何度か御馳走になりました。

かえるさんも、機会があれば、トリノにいらしてくださいね。もし同時期にイタリアにいて、時間があれば、伊語の通訳くらいだったらしてさしあげることができます、お役に立つなら。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-26 00:59
y さん♪
トリノに滞在されていたこともあるのですか。世界中を訪れているんですね。トリノといえば、キェシロフスキの遺稿 トム・ティクヴァが撮った『ヘヴン』で、街の俯瞰ショットが素晴らしかったので心に残っていたのですが、本作を観て、こんなにも素晴らしい映画博物館があり、工業都市とはいえ、決して無機質な街ではないんだということを知りました。博物館のあのエレベータで昇って、街を一望したなんてうらやましいです。
私はイタリアの北の方には、ベネチアくらいしか行ったことがないのですが、トリノにも、そしてこの映画博物館にもいつか行ってみたいなーと思いました。その時にはビチェリンを試してみたいです。イタリアの珈琲はおいしいですよね。
ガイドブックに載っているような場所を観光するだけなら現地の言葉を話せなくてもどうにかなるけれど、例えばおいしいお店探しなどは、言葉が話せたり、地元の知人がいたりしないとなかなかうまくいかないんですよね。だから、通訳をしていただくなんてことがあったら、大いに助かるに違いありません。ありがとうございます。
トリノ映画博物館といえば、そこで復元された『カビリア』をGWの映画祭で観る予定です。
Commented by めかぶ at 2007-05-11 19:33 x
かえるさん、なんてタイムリーなんだろうっ!
EUフィルムデーズ2007のお知らせのおかげで、タイムリーにスクリーンで観られてしまったよ、ありがとうございますっ♪

トリノの映画博物館も、フィボナッチ級数も、バスター・キートンも、マルティーノも(?)、映画好きの私としてはみんなみんな愛しい作品であった。
ル・シネマの宣伝ポスターを見たときはこんなに可愛らしい作品だとは思わなかったんですよー。「ドリーマーズ」みたいに泥臭いのかと思ってチェック外しちゃったんです。くーっ、ぜんぜん違うじゃんっ!
なので今回のお知らせは本当にありがたかったのですー。さんきゅ。かえるちゃん、好きよん♪

はーっ、トリノの映画博物館。行ってみたい~!
Commented by CaeRu_noix at 2007-05-12 00:17
めかぶさん♪
とれびあーん!おおお、それはよかったですぅ。
私もこのうえなく嬉しいわ。タイミングよくお役に立てて嬉しいし、めかぶさんがこれをスクリーンで観てくれて嬉しいし、気に入ってくれて嬉しいぃぃー。
そうなの、そうなの、すんごいカワイイ映画ですよね。ルシネマダムズには物語的に物足りないシロモノだったかもしれません。そもそもかなりすいていたし・・・。2人の男と1人の女っていうと確かにもうちょっとドロドロした関係のものがイメージされるかもしれないっすね。『突然、炎のごとく』系。でも、これは映画好きなろまんちっく少女(気持ち的に)のための映画ですともー。
フィボナッチ級数のことも学んだばかりだったし、とってもタイミングよかったですね。素晴らしい! きゃー、私もめかぶさんがスキスキ。
フクオカ、楽しんできてくださいー。トリノも行きたいー。
Commented by とんちゃん at 2007-05-28 00:33 x
( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
かえるさん、ご指摘有難うございましたぁ~~★
私って、ホントバカね。
映画を全然知らないのに、通ぶって(るつもりは自分にはないつもりですが・・・^^;)ホント、恥ずかしいわ。
Commented by CaeRu_noix at 2007-05-28 12:44
とんちゃん♪
どんまい。(* ^-^)ノ
マルティーノがトーキー映画の主人公みたいっていうんでも、ある意味間違ってはいないしー?
映画な映画でお勉強しませうー。
Commented by minori at 2008-03-27 22:16 x
かえるさーん。こんばんわー。旅行でスキップしてしまったトリノですがこれを見て行きたくなっちゃいましたー。夜空にはえる数字達を見に行きたいものです。映画もとってもステキでした。私はチャップリンばっかり見て、キートンは昔見ただけであまり記憶すら薄かったりして…コレ見てみたくなったのでした。あの博物館で夜な夜な見れるのがベストですけどねー(笑)屋上でタイチーがしたくなりました。
Commented by CaeRu_noix at 2008-03-28 22:40
minori さん♪
スキップしちゃいましたかー。
うん、イタリアは魅力的な街があまりにも多すぎるから、普通はあえてトリノに行こうなんて思わないよね。私もこんなにステキな街だとは初めて知りましたもの。イタリアは以前はカジュアルに南をせめてたので、いつかは大人らしく落ち着いて北の方をまわりたいものだー。焼き栗食べたいー。
キートンは私も全然観てなくて、本作のためにした予習が初鑑賞だったほど。ジャック・タチ派な私ですー。映画な映画って、ホントさいこーにステキ。
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