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『百年恋歌』 最好的時光
2006年 10月 25日 |
美しい時間たちに耽溺。

1966年、1911年、2005年の三つの時代の男女の交流模様。



初めは、『めぐりあう時間たち』や『アモーレス・ペロス』のように、三つのドラマはやがて何らかの形で交わったりする構成なのかと思っていた。実際はそうではなく、それぞれは独立した物語であった。

それらの男女は全て、同じ俳優、スー・チー(舒淇)とチャン・チェン(張震)によって演じられる。それはまるで彼らが、出逢って愛し合うために何度も生まれ変わっているかのように・・・。それぞれには繋がりも何もないのだけれど、その三つの物語を通して、時代の流れ・社会の変化を見つめ、それとともに男女のやり取りも移り変わっていくことに思いを寄せてしまうのだ。同時に変わらない何かをも感じて・・・。

3つのドラマが交錯するプロットなんて必要なかった。初めにそんな予想をしていたことさえ忘れてしまった。だって、そこに映し出された世界があまりにも美しいから。息を潜めて、その時間の流れの中に身を委ねてしまう。説明的なものはなく台詞も最小限で、彼らの背景も何も多くのことはわからないのに、ただその美しさに圧倒され、2人の思いに引き寄せられて、一瞬一瞬の感情にのめり込まずにはいられなかった。二話目のサイレント映画の手法も趣があって見事。

「戀愛夢」
1966年、兵役を控えた若者が、高雄のビリヤード場で働くシュウメイ(秀美)と出逢う。

「自由夢」
1911年、辛亥革命の動乱の時代、遊郭に通う外交官と芸妓。

「青春夢」
2005年、台北の夜、歌手のジンは、LIVEの撮影に来たカメラマンのチェンに出逢う。

スー・チーとチャン・チェンの存在感はとてもいい。同一俳優によって、異なった時代の別の男女が続けざまに演じられることに何の違和感もなく、それぞれの男女の一挙一動とそこに流れる空気に釘付けになる。
その時代のファッションはそういうものだと理解していても、正直言って今、『恋恋風塵』や『風櫃の少年』のヒロインのような容貌・ヘアメイクの女優の姿がスクリーンに映し出されることにはたぶん抵抗がある。現代的な美貌をもつスー・チーだからこそ、青年の心を強く惹き付ける魅力に納得できて、絵になる2人に共感することができるのだと思う。彼からの手紙を読んで思いに浸ったスーチーのその幸福感あふれる表情が素晴らしかった。
チャン・チェンのオデコが気になりもしたけれど、まっすぐな青年役は彼によく似合う。そして、熱く仕事の話をする知的な外交官ぶりもカッコイイ。出ずっぱりで、男女の間に湧き起こる思いを繊細に表現した2人の主演俳優が、侯孝賢の世界を彩り輝かせていた。

撮影監督のリー・ピンビンの素晴らしさにもあらためて感銘を受けた。その静けさの中から浮き立ってくる情感にウットリ。恋する男と女の表情をとらえたショットも、その恋の生まれるビリヤード場や薄暗い部屋を映し出した映像もすべてがステキで息をのむ。とりわけ感嘆の連続だったのは光の美しさ。ビリヤード場に差し込む新鮮な日光。遊郭のすりガラスをぼんやりと照らすランプのやわらかな光。カメラマンの部屋の青白い蛍光灯の幻想的な色。それぞれの時代、情景ごとに異なった光の眩さが彼らの恋心と合わさり余韻を残すのだった。中国語の"時光"という言葉が愛おしくなる。

美しい映像、そして、音楽もそれぞれの味わいをもたらす。戀愛夢のオールディーズ・ナンバーは甘く懐かしい記憶としてのときめく恋心にマッチしていたし、自由夢のピアノ曲はサイレント映画形式だからこそロマンチックに響き渡る。一転して、青春夢のハードなロックは騒々しいのだけど、ビートが激しいほどに寂しさをもたらし都会の夜の出逢いの現代性を演出。1911年の芸妓は南管と呼ばれる楽曲を披露し、2005年のシンガーソングライターはライブハウスで熱唱する。何もかもが変わっていく。

今も昔もうまく思いが伝えられないことは変わらない。だけど、今はいとも簡単に携帯電話やインターネットで連絡がとれて、出会ってすぐにベッドイン。政変もなく、兵役もなく、手紙でやっとの思いを伝えるという純粋さも失われてしまったのか。現代の便利さを享受しながらも少しだけ寂しく思う。だからといって、現代人の恋愛模様が純粋ではないのかというとそうではなくて、今は今で乾いた心を持て余しつつ迷走しているんだよね。いつだってせつない。

それはホウ・シャオシェン自身の過ぎ去った好い時代であり、人々に共通の歴史的な美しき時代でもあり。今という時もまたいつの日か誰かが懐かしく思い出す。3つの物語を何度も比べていたのに、結局、どれが優れているとかどれが好きだとかじゃなく、それぞれが呼応してどれもがステキなんだって思えた。

百年恋歌 最好的時光 THREE TIMES
2005  台湾  公式サイト
監督 ホウ・シャオシェン
撮影 リー・ピンビン 美術 ホワン・ウェンイン
出演 スー・チー、チャン・チェン、メイ・ファン、ディ・メイ
(シネスイッチ銀座)

『百年恋歌』 「思い」が深まる瞬間/Days of Books, Films & Jazz
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by CaeRu_noix | 2006-10-25 23:58 | CINEMAレヴュー | Trackback(23) | Comments(36)
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Commented by まてぃ1012 at 2006-10-26 15:06 x
トラックバックありがとうございました!
やっぱりスーチーとチャンチェンの存在感、そして光と音楽が秀逸ですよね。時光ってどんな意味なんでしょう。。。
Commented by st at 2006-10-26 22:06 x
こんばんわ
今週の火曜日に見てきました

そしたら
監督と西島さんの舞台挨拶がありました
西さんは監督の映画祭に通ったそうです
そしてマスコミのどうしようもない質問でなくて割とまともでした
まじめそうでした^^
ただマスコミと配給会社の人間がうざったかったです・・(ヤレヤレ)

はっきりいってこの監督の映画は嫌いです!
三部作もわるくないけど 二度と見たくない感じで
ミレニアムマンボにはきれました

ただこの作品は好きかも知れない
一部 歌が多すぎ・・ 監督らしくねえよう
二部 あのサイレント映画風すばらしい
三部 うん・・・ まあ・・ ミレニアムマンボよりいいんじゃない

てな感じです
お奨めまではいかないけれど
二部の間はすばらしい

ではでは
Commented by CaeRu_noix at 2006-10-27 00:12
まてぃ1012 さん♪
俳優も映像も音楽もとても素晴らしかったですねー。
「時光」は「時」を表す言葉みたいですけど、日本語の漢字表現とは違って、「光」という時が組み合わされるところがステキですよね。日本は、「時間」というスペースなとらえ方なのに対し。光陰矢の如しの光なんでしょうね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-10-27 00:24
st さん♪
舞台挨拶つきのに行かれたんですねー。うらやましいー。
にしじーはシネマヴェーラのホウ映画祭にも行かれたらしいですね。myブログへの検索ワードにも「西島秀俊 シネマヴェーラ 目撃」なんて言葉が何件もありました。私もホウ映画祭には行ったので、キョロキョロしてみましたがその日はいなかったみたいー。
ええ?監督作品嫌いですかー。でも観に行くんですねー。(笑)
そして本作は評価していただけたようでよかったですー。
第2話のサイレント映画仕立てにはしびれましたよねー。
『ミレニアム・マンボ』も私は結構好きなんですよね。せつなさがいいんです。最近の侯孝賢作品って女子好みかもーっていう気もします。今回は思いきりラブストーリーですしね。
ぴあの満足度ランキングは下から2番目でした。やはり一般的にはオススメ映画じゃないでしょうね。でも、アート系が好きな人にははげしくオススメしたいですー。であであ。
Commented by マダムS at 2006-10-27 09:50 x
いや~有難うございました!
こちらの記事を観てすぐさま「エイヤっ」とばかりに銀座へ行って参りました!
せっかくのホウ映画祭をボウにふったので、今度ばかりは見逃すわけには行かないですから・・監督にもお会い出来て良かったですぅ~♪
3つの時代、3つの話とも甲乙付けがたく良かったですねぇ!
そうそう、自分の記事に書き忘れましたが、やっぱりリー・ピンビンの撮影も良かったですよねぇ、監督のめざすものの理解力が天才的な人ですねこの人。
Commented by CaeRu_noix at 2006-10-28 09:30
マダムS さん♪
舞台挨拶付でご覧になったのですねー。同じくうらやまっ
ホウ監督作品に興味をもった今年、監督ご本人にまで会えるしまうなんて、ラッキー&ハッピーではあーりませんかー♪
にしじーとの質疑応答内容を事細かにおうかがいしたいです。w 
三つの時代それぞれに味わいがありましたよね。それぞれがそれぞれによかったというよりも、その三つが合わさって訴えかけてくるものがよかったという感じですー。
リー・ピンビンのカメラは素晴らしいですよねー。『夏至』も『春の惑い』も皆ステキなんですが、やっぱりホウ監督作がベストに思えます。ちなみに邦画の『春の雪』ではそれほどよさを感じなかったので、やっぱり監督の意向との相性もあるんでしょうね。
Commented by at 2006-10-29 11:19 x
リー・ピンビンのカメラには、本当にうっとりします。アジア的な官能とでもいうんでしょうか。「恋恋風塵」や「フラワーズ・オブ・シャンハイ」「憂鬱な楽園」のエッセンスをさらに磨きぬいたみたいな映像ですね。

TBがうまくできないようなので、コメントのみさせていただきます。
Commented by CaeRu_noix at 2006-10-30 12:00
雄 さん♪
リー・ピンビンは職人気質なオジサンらしいんですが、そんなオジサン(失礼)監督&カメラマンコンビがつくりだしたとは思えないような美の世界ですよねー。確かに、「アジア的な官能」ですよね。西洋の物語にはない質感。舞台や小道具は相変わらずなんですが、センスは磨きぬかれていると感じました。
TBできませんでしたか。では、記事リンクさせていただきますね。
Commented by たかこ at 2006-10-30 16:50 x
見てきました~
そもそも20世紀初頭と60年代が好きなので、
ファッションはもちろん、空気感や音楽もマッチ(古い?)して素敵でしたね!
2005年のも刹那的、退廃的な若者らしく、大音量の音楽も個人的に懐かしく、
あまり買わないDVDも出たらほしいとスグ思っちゃいました。
お話とかよりも、空気、映像、音楽で大満足です♪
Commented by CaeRu_noix at 2006-10-30 23:10
たかこ さん♪
ご覧になりましたかー。たかこさんの日本映画以外のアジア映画についてのコメントは初めてきく気がしますー。
ふたつの時代ともお好きなのねー。甲乙つけがたいそれぞれのよさがありましたよね。音楽もマッチマッチしてました。前の2つの静かな空気感と比べ、現代の心ざわつく感じもまたよかったです。時代・ハコは別なんですが、大音量は懐かしいっす。私もDVDがほしいーって思いました。そうそう映像や雰囲気で満足しちゃって、どうもストーリーを把握してないらしい、私。
Commented by contessa at 2006-10-31 06:50 x
TBとコメント有難うございました。
私もあのサイレントはウッとなりました。あれ、字幕が出る前に同じ内容を俳優さんたちが話しますよね。その時口元を見ているとまったくの現代北京語・福建語で、慣れた人ならたぶん何を言っているかわかるくらいなんですよ。でも当時の辮髪知識階級が台湾で話していた、宮廷言葉も交えた典雅な言葉は、私なんかじゃ全然わからない(笑)筈のもの。たぶん一般の台湾人にも理解できないか、もう話せる人が少ないか。非情城市でトニー・レオンが「話せない」という理由で話せない役(笑)にしてしまったように、このサイレントにも、歴史の分断というかすかな影を感じました・・・
Commented by たかこ at 2006-10-31 09:58 x
>日本以外のアジア映画のコメント
あ~確かに最近見てないや。興味あるけど見送ってばかり…。
ツァイミンリャンやキムギドク結局1本も見ずじまい。(情けない)
60年代のアジアといえば「欲望の翼」、20世紀初頭アジアといえば「花の影」が好きですよ~
Commented by CaeRu_noix at 2006-10-31 17:20
contessa さん♪
そうなんですかー。その当時の彼らの話し言葉は、もはや現代人には話すことはおろか理解することもできないようなものとなってしまったんですね。ほんの100年前に過ぎないというのに・・・。歴史がそうさせてしまったんですね。今は話せる人がいないからこそサイレント形式というステキな手法が自然に発案されたんでしょうか。そして、失われてしまったからこその儚い美しさに酔いしれてしまいますー。
『フラワーズ・オブ・シャンハイ』は、現代の言葉だったのかな。
台湾の映画は『カップルズ』あたりが最初だった私には、とても興味深い歴史の一幕でした。辮髪時代モノをもっと観たいですー。
Commented by CaeRu_noix at 2006-10-31 17:22
たかこ さん♪
キム・ギドクというのはたかこさんのイメージじゃないなぁ。何となく。アジア映画なら現代ものより時代モノが合いそうな気がします。でもでも、ジャ・ジャンクーやツェイ・ミンリャン的な世界もおもしろいですよん。それほどに惹かれる華のある女優は出ていないかもしれないけど。
『欲望の翼』は私も大好きですー。やっぱりカーウァイはよいよね。『花の影』のデカダーンな雰囲気も好きでした。レスリーのジゴロがステキだったし。
Commented by sabaha at 2006-10-31 23:51
こんばんは。
実は、先日観た「悲情城市」に続いて、これが2作目のホウ監督体験なので、語れるほどは知らないんです。シネマヴェーラ行きそこねました。一本の時間が長いせいか、時間が全然合わなくて(涙)
かえるさんほどは、のめりこめなかったのですが、3つのエピソードのバランスはとてもいいと思いました。スー・チーも素晴らしかったと思いました。…と、なんとなく客観的に観てしまった私でした。
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-01 18:18
わかばさん♪
私も語れるほどではないんですが、何作か観てきて、やっぱりいつも登場するこだわりのモノなんかがわかってきてより興味深くなりましたー。ビリヤード場というのもおなじみですし。作家性の強い監督作品は追っかけるほどに楽しさが増しますよねー。
客観的に観たというのはわからなくはないです。私も、主人公に感情移入してどっぷり浸る恋愛映画のようにのめりこんだっていうんではないんですよ。客観視しながらその美しさにため息をつきつつ、ところどころ彼らの恋心に共感するというカンジだったかなぁ。
Commented by charlotte at 2006-11-02 18:51 x
こばは。
やっと記事に出来ました。
こういう作品好き好きーって人もあまりいないのかなあと思いつつ、かえるさんが好意的なんで嬉しいです~。
もう光の使い方にはしびれましたです。こういうトーンは好き好き。撮影監督さん、これからも注目します。
それと間のおき方というか作り方が好みです。
台詞のないところなんかがすごく好き好き。音楽も。
湿度を感じる作品ていうのも私にはなかなかないです。←映画の見る選択間違ってるのかしらねえ。爆
時間にいつも置いてきぼりでやっとこ追いついていってる私は、こういう作品がやっぱり好きだなあ。
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-03 22:47
charlotte さん♪
万人ウケはしないタイプですよね。でも、好きな人はすごく好きでしょうー。ホウ監督作品ですから好意的なのはもちろんですが、予想以上に気に入りました。10月鑑賞一般新作のベストですとも。下半期でも5本の指に入るくらいだな。私こそ、charlotte さんがこういうアジアな映画も気に入ってくれて嬉しいですー。charlotte さんというとどうしてもオペラ座の怪人的なゴージャスな映画が好きなイメージがあるもので。(笑)
台詞が少なく説明的でなくその場の空気で見せる映画っていいですよねー。光の加減や温度や湿度の伝わり方もすごく大事。世の映画の主流作品はそのへんをじっくりとらえたものってなかなか少ないですけどー。
そうなんです。あくせくした時間送っている私たちはこういう時間の流れ方にとても感銘を受けてしまうのです。
Commented by 丞相 at 2006-11-04 07:25 x
こんにちは、TB&コメントありがとうございました。
侯孝賢作品の良さは、撮影監督リー・ピンビンに負うところが相当大きいでしょうね。監督の意図を超えたものまで映像化しているのかもしれません。光の差し具合といい、色調といい、普通の部屋でも絵画のような趣がありました。
まだまだ監督はやる気がみなぎっているので、これからの作品も目が話せませんね。
次回作は、オルセー美術館の企画による作品になるそうです。
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-05 11:58
丞相 さん♪
撮影監督リー・ピンビンは本当に素晴らしいですよね。監督の指示うんぬん以上に彼のもつセンスや技術力によるところが大きいのでしょうかね。そうなんです、まるで絵画を見ているよう。だから、動きがあまりない場面でもググッと見入ってしまうんです。光がとにかく美しいですよね。ゆったりした室内のシーンの方がむしろよさを実感することが多いかも。
次作はパリで撮ったというからどういう映画なのかと思っていたんですが、オルセー美術館関係なんですかー。芸術炸裂ですねー。それは思いきり楽しみです。情報ありがとうございました。
Commented by いわい at 2006-11-20 20:34 x
こんにちは。コメントひさしぶりです〜。
これ、昨年のフィルメックスで観ました。
国際フォーラムでの上映でした。映像の美しさにうっとりしたけれど、映画館で観る方がより堪能できただろうなー、と思います。観ればよかったかしら。
レポートのような記事ですが、トラックバックしますね。
侯孝賢監督の語る赤裸々な舞台裏には、笑えました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-21 10:40
いわい さん♪
ちょうど1年前なんですよねー。一般公開遅いなー。
たぶんこれは映画館の方が浸れたと思います。国際フォーラムの広い会場だとちょっと陶酔度が浅くなったかもしれません。私はかなりすいているシネスイッチ銀座で、前の方の席で観たので、思いきり酔いしれることができました。また観たいですー。
映画祭の記事は作品レヴューというより観ましたレポートっぽくなりますよね。
3話目で時間とお金を使いすぎてしまい、1,2話目は手早く撮ったらしいですね。侯孝賢監督の赤裸々なお話というのは興味深いですー。
Commented by Hitomi at 2007-01-19 22:32 x
かえるさん、こんばんは。
3つの異なった時代を同じ俳優が演じているのに全然違和感を感じず、むしろ輪廻転生みたいなことを感じてしまいました。

私は1966年がお気に入り、とくにラストの手をそっとつなぐところがすきです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-20 11:09
Hitomi さん♪
そうなんですよ。輪廻転生を思わせましたよね。
違和感を感じるどころかとても深遠でロマンティックでした。それでいて無常観も感じさせ。仏教思想の世界ってロマンチックなのですね。
どの時代もよかったですが、胸キュン度が高かったのはやっぱり66年かな。手をつなぐところはステキでした。
Commented by ミチ at 2007-04-20 10:02 x
こんにちは♪
何度生まれ変わっても二人はめぐり合う運命だなんて、なんてロマンティック~ってワタクシの少女マンガ好きを刺激しました(笑)
特に第2部が好みだったのですが、かえるさんがおっしゃっているように、どれが好きとかじゃなくて三話が呼応しているからいいんですよね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-20 13:17
ミチ さん♪
ロマンティック~ですよねぇぇ。そうそう私も、恋愛映画のツボは、突き詰めてみると少女漫画な世界のものだったりします♪
どれもよかったですが、私も二話のサイレントには大いにやられてしまいました。話し言葉の問題による苦肉の策だなんて思えないステキさでしたね。でも、そうなんです。それぞれのよさが重なりあって響いてくるところがまたステキなんですよー。
Commented by kazupon at 2007-05-15 08:43 x
かえるさん、三つの時代の男女の情景を切り取って見せてるだけなのに、こう一つのテーマみたいなものが見えてくる映画だったように
思います。66年→11年→現代という順番ってのも、こだわりを
すごく感じましたし。
恋愛は不自由さがあるくらいの方が、輝く瞬間が多いのかもしれないと
すごく思いました。 
ラストの現代篇、バイクで疾走するふたりはどこへ行くんでしょうかね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-05-15 18:09
kazupon さん♪
そうなんですよ。最初は、トラフィック系の構成の映画なのかと思い、蓋を開けてみたら、なんだオムニバスの独立したものかーって思い直したのですが、映画が進むにつれて、三つの物語の相互作用を強く感じていったのでした。三つが合わさって、一つのテーマが見えてきますよねー。
そうそう、この順番がすごくよかったです。効果的でした。痛みを伴う現代で幕を閉じるのはちょっとせつなくもあったのですが、その方が同時代的な説得力がありますよね。
社会的な障害のある恋愛なんて身をもっては知らない私は、66年、11年の恋心のせつなさ、純粋さにハッとさせられ、心揺さぶられました。現代人は恋の貴重なステキさを蔑ろにしちゃっているところがありますよね。不自由さを感じる必要があるのかも・・・。
どこにたどり着くのかなんて考えもせずにバイクを走らせていた感じでした。行き止まりまで・・・
Commented by sabunori at 2007-05-16 21:02
かえるさん、ねいほう。
怒る気も失せるほど待ちくたびれました。
考えたらもうDVD発売してるんですよね・・・
というワケでやっと鑑賞いたしました。
いまや台湾を代表する若手2人の共演、堪能しました。
2人が3つのエピソードを演じることで私の中でも「運命の人」という
キーワードが浮かびました。
過去も、これから先もずっとあの2人は出会いと別れを繰り返すのかも
しれませんね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-05-17 12:49
sabunori さん♪
ねいほう?
DVD、4月に発売されたんですね。確かに公開遅すぎー。
1本のフィルムを休み休み全国でまわしているんでしょうか??
でも、とにかく、劇場鑑賞していただけてよかったですー。
若手で第一線の主演コンビですよね。豪華な顔合わせ。
さすがの魅力でしたよね。お似合いの2人は運命の2人って感じでした。
一つの魂をもった男女が何度も生まれ変わり、めぐり合って恋に落ちるのだなぁっていう壮大な物語を感じさせてくれましたよねー。ろまんちっくー。
今後のチャン・チェン作品も楽しみですー
Commented by 真紅 at 2007-07-18 10:22 x
かえるさま、こんにちは。私もこれ劇場鑑賞したかったです(涙)
公開された頃にはレンタルにDVDが並んでいて、目がテンに(笑)
素晴らしい映画だと思いました。漢字がわかる国に生まれてよかったと思います。
映像も美しく、リー・ピンビンさんって『花様年華』にも参加されているのですよね、もう、あれはクラクラでした。
スー・チーさんがこんなに演技できるとは・・。チャン・チェンくんはどのパートも特に演技に変化はなかったですが、存在感ありますね!
そうそう、額のMがちょっと。。でもいいんです!
ではでは、古い記事にコメント&TB失礼いたしました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-19 11:15
真紅 さん♪
そうですねー。こういう情感あふれる美しい芸術作品は劇場でどっぷり堪能するのがベターですね。そうそう、関西で公開の頃にはDVDが出ていましたよね。フィルムの数がたった1本とかだったんでしょうか?なぜか、やたらに全国展開のスピードが遅かった・・・。映画祭で上映されてから一般公開されるまでも長くかかったし。アート映画の置かれた状況は大変なのだなーと懸念しつつ、無事に届けられてよかったです。埋もれないでほしいー。
『花様年華』の時はクリストファー・ドイルの名前の方に注目していたのだけど、ドイルにしては落ち着いたトーンだなと思ってました。後になって、それはリー・ピンビンの持ち味だったのかなーと思ったりしました。とにかく素晴らしいカメラですよね。
私はスー・チーのことは(クローサーなどは観ていなくて)ずっと知らなかったので、私にとっては『ミレニアム・マンボ』のスー・チーでしたが、ホントに素晴らしい表現のできる女優さんになっていましたよね。チャン・チェンの佇まいもよかった。額は気になるのだけど、それもまたよしですねー。
Commented by 狗山椀太郎 at 2007-12-23 13:30 x
こんにちは。やっと見て参りました。かえるさんが記事を書かれてから、もう1年以上経っていますね。ちょうど周回遅れですわ(笑)。

3話とも舞台は違うものの、それぞれ男女の想いのすれ違いを共通項にして、うまく表現されていたと思います。こういう刹那、もとい、切なさを感じさせる恋愛映画って良いですよね。
第1話と第2話には、自分の知らない時代だけになんとなく「古き良き時代」として(都合良く?)受け取れる心地よさがありました。ビリヤード場で流れる「煙が目に染みる」とか、ちょっと演歌風のチャイニーズ・ナンバーに心が和んだり。
私も、スー・チーという人はよく知りませんでした。あの『ミレニアム・マンボ』は作品自体が今ひとつの印象でしたが、本作はすごく良かったです。とくに美人ではないけれど、とくに第1話では可愛い雰囲気のある女優さんだなと感じました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-23 23:39
狗山椀太郎 さん♪
1年も前でしたかー。私は本作を観たシネスイッチ銀座でこないだ「呉清源」を観たところでした。チャン・チェンものはココなんだろうか・・・。
3話構成だから、一つ一つの物語の時間は短いのに、恋の甘酸っぱさやらせつない感情は大いに伝わってきましたよねー。「花連の夏」は少しクドさを感じたので、私にはこのくらいの描写が一番いいのかもしれません。せつなさこそが恋愛映画の肝だと思いますー。
音楽もステキでしたよねー。これが、ホウ・シャオシェンの青春だったのだなーとほほえましく、自分にとっては同時代じゃないのに、なつかしい気持ちにさせられたりもして。
『ミレニアム・マンボ』はあまり評判がよくないんですが、私は結構好きなんですってばー。で、スー・チーは充分に美人だと思いますよん。美人という表現って、ひょっとしたら、キリリと目鼻立ちが整った顔にしか使わないんでしょか?だとするといわゆる美人顔じゃなくて、可愛い系ってことになりますが、魅力的ですよね。「傷だらけの男たち」でも可愛い女だったなぁと。
Commented by かりおか at 2008-02-07 21:36 x
かえるさん、この映画も昨年観た中で、かなりお気に入り映画になって、DVD欲しいなーと思いました。チャン・チェンは「カップルズ」から気になっていて、最近やっと「クーリンチェ少年殺人事件」を観れて感激しました。ウォン・カーウァイ作品でも最近はレスリーに代わる俳優だし、キム・ギドク映画まで!観るたびによくなってます。呉清源も映画館に行きました!スー・チーも「色情男女」から大好きなんですよ。「ミレニアム・マンボ」観たいです!ただホオ・シャオシェンは時々爆睡します^^;
この映画は何度も生まれ変わって恋愛するみたいで良かったですね。TBさせてくださいね♪
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-08 23:34
かりおかさん♪
おお、好みの映画、ビシバシかぶりますね。嬉しいです。
これはそうそう、DVD所有して何度でも観たいかもーって思わせる美しい世界でした。そう、私もチャン・チェンとの出逢いは「カップルズ」でした。でもその当時は、俳優さんにほとんど興味がなくって、名前も顔もちゃんと憶えていなかったんですよ。21世紀になってから、やっとインプットして、アジアの俳優の中ではかなりのお気に入りの存在となりましたー。名匠監督のセンスあるアートな作品への出演が多いところがまたカッコイイですよね。チャン・チェン&スーチーというカップリング、素晴らしいです。
ホウ・シャオシェン作品の眠さ紙一重のゆったりとした味わいは最高ですよねー。
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