かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『エコール』 INNOCENCE
2006年 11月 08日 |
これが少女の世界。

外界から遮断された森の中で生活する6歳から12歳までの少女たち。



変態村ならぬ、変態森。あ、そっちの変態じゃなくて、メタモルフォーゼの方ね。(ちなみに撮影監督は『変態村』と同じ人) 幻想の世界へようこそ。嬉し恥ずかしときめきのおたまじゃくし時代。サナギはやがて蝶になるー。

森が好き。山林の国の私は森に憧れていた。なぜにそんなに森に惹かれるんだろう?と考えた結果、きっと前世は森に住む木こりの娘だったに違いないということにした。或いは、私にも昔、『エコール』の彼女たちのように森で過ごした6年間があったのかしら・・・なんて。そこにはある種のあこがれがあり、懐かしさを覚える空間なのだ。
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ロリコン男でなくても、白いコスチュームがたまりません。はためくプリーツのミニ。
うん、年齢ごとに色違いのリボンをつけさせたいものだよね。(キャンディ・キャンディなふたつまげがイイっ)私が子どもの頃に思い描いていたのは、選ばれた数人のお友達が色違いのワンピースを着る図だったんだけど(ただの妄想です)、彼女たちのように衣装は同じでリボンが色違いというのが意義深いかも。同年代ではなくて、年の異なる少女たちが1グループとなり、その成長過程を意識させられるというのがポイント。年少者は年長者になついて憧れるのよね。

ああ、バレエが習いたかったんだよな。ひう、ふう、みい、ようや、いー、ある、さん、すーじゃダメなの。あん、どぅ、とろわ、でなくちゃ。美しい肢体をつくらなくちゃ。優雅に舞わなくちゃ。踊りは人に見せるもの。バレエは身体の美しさをも最大限に見せつける。巧く美しく踊りたいと少女たちは自然にそれを身につける。

何がどうってことはないのだけど、そこに映像化されたものは、私自身もイメージしたことのあるようなものがいくつもあって、なんだかワクワク眺めてしまった。少女達は、なぜ?何のために?という疑問は抱きつつも、きっとその答えは明示されないのだろうなと予想がつくから、現実的な疑問は捨てて、その不思議な美しい世界に浸るのみ。そして、断片的に抽象的な解釈を試みてみる。というよりは、気まぐれに夢想するだけ。新体操のリボンも振り回したいなー。バレエもいいし、サーカスっていう手もあるよなー。

飼育するならきっと監禁なんてしてはダメ。癒しの森に隔離して、無垢なまま健やかに成長させなくちゃ。きっと、これは理想的な方法。

カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」のことも思い出した。ここ、エコールはヘールシャムとはまた異なる意味で、提供のために女性を育てる施設なのかも・・・って。広義的には、そういうことかもしれない。高品質な女をつくり出すための場所。

それは、ただ少女が成長していく過程を描いた観念的な世界とも思えるし、もう一歩シュールに男達の需要のために育てられている工程にも見える。後者であったとしても、そこに犠牲や罪はなく、ごく自然な姿。きっと、それは紙一重のものなのだ。

そのパンツは見せパンなのね?とドキドキしつつ、噴水のシーンの解放感にため息。卒業おめでとうー。

-cast-
イリス・・・ゾエ・オークレール
ビアンカ・・・ベランジェール・オーブルージュ
アリス・・・リア・ブライダロリ
エヴァ・・・マリオン・コティヤール
エディス・・・エレーヌ・ドゥ・フジュロール

INNOCENCE 2004  ベルギー/フランス 公式サイト
監督.脚本 ルシール・アザリロヴィック
撮影 ブノワ・デビエ   プロダクションデザイン アルノー・デ・モレロン
原作 フランク・ヴェデキント
(渋谷 シネマライズ)
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by CaeRu_noix | 2006-11-08 00:13 | CINEMAレヴュー | Trackback(25) | Comments(20)
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タイトル : エコール
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タイトル : エコール
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タイトル : エコール
棺に裸で横たわる少女イリス、6歳。彼女を待っていたのは7歳から12歳までの6人の少女たち。年長のビアンカが皆と揃いの白いシャツとスカート、赤いリボンで身支度を整えてくれる。「お家に帰りたい」とつぶやくイリスに、これからは7人で暮らすのだと諭すビアンカ。少女た...... more
Tracked from シネクリシェ at 2006-12-28 03:01
タイトル : エコール
 深い森の中に佇んでいる全寮制の小学校で、どこからともなく送込まれてきた少女たちが、水泳をしたりバレーの練習をして6歳から12歳までを過しま... more
Tracked from ミチの雑記帳 at 2007-01-31 14:39
タイトル : 映画「エコール」
映画館にて「エコール」 19世紀ドイツの短編小説を、ルシール・アザリロヴィック監督が映像化。 深い森の中、高い塀で外界と遮断された秘密の学校“エコール” そこは完璧な少女たちの世界。6歳から12歳までの少女たちが年齢を区別するリボンと白い制服を身につけ、ダンスと自然の生態を学んでいた。 ゴボゴボと水の音が絶え間なく聞こえ、タイトルロールが流れる。黒をバックにただただキャストやスタッフが流れていくタイトルロールはこれから始まるストーリーへの期待となぜか不安を煽る。 森の奥、閉ざされた少女だけの世...... more
Tracked from Sweet* Days** at 2007-07-21 14:06
タイトル : 『エコール』
エコールゾエ・オークレール、ベランジェール・オーブルージュ 他 (2007/04/04)ジェネオン エンタテインメント この商品の詳細を見る監督:ルシール・アザリロヴィック CAST:ゾエ・オークレール 他 STORY:あ... more
Tracked from ひらりん的映画ブログ at 2007-08-31 03:13
タイトル : 「エコール」
少女の足・・足・・足・・・と、足フェチにはたまらない。 「ゴッド・ディーバ」に続く、おフランス映画でした。 原題は「INNOCENCE」で日本のアニメ「イノセンス」とカブるので、邦題付けたとか。... more
Tracked from 小さな心の旅 at 2007-09-05 16:10
タイトル : DVD“エコール”
エコール ¥3,032 Amazon.co.jp         外の世界から隔離されたような森の中の学校。    少女たちは、どこからか棺の中に入れられてやってくる。    そして、6歳から12歳の少女達がグループを作って    バレエや生物学を習ったり、共に暮らし…... more
Tracked from Aspiring Bo.. at 2007-10-09 00:13
タイトル : DVD「エコール」を観ました。
フランス映画づいています。 いつの時代なのか、どこにあるのか、誰も知らない。そんなおとぎ話。 6歳から12歳の少女が外壁に覆われた森の中で、生物とダンスだけをおそわって 生活する、謎の学校。 年齢は、髪につけるリボンで色分けされている。 毎年、年長者が卒業しては新しい子が入ってくる。 どこからきたのか、どこへいくのか、誰にもわからない。 少女達は無垢の象徴のような白い制服に身を包み、森の中のお屋敷で暮らしている。 この映画は、幼女〜少女の無垢な純粋さを描いた映像美ですね。 内容は、ともかく、子供達...... more
Tracked from 茸茶の想い ∞ ~祇園精.. at 2008-02-03 19:34
タイトル : 映画『エコール』
原題:Innocence 極めて興味深い・・まるで卵の中の秘められた産声のように・・エコールとはフランス語で学校のこと、その深い森に知られざる耽美で危うく可憐な世界が・・・ 映画の始まりは、もしかして故障かと思わせるかのような長い間を置き、続いて始まっていないのにもう... more
Tracked from 【徒然なるままに・・・】 at 2008-02-05 23:56
タイトル : 『エコール』(2004)
外界と閉ざされた深い森の奥、湖のほとりに、6歳から12歳までの少女たちのみが生活する学校があった。折りしも一人の少女が、棺の中で眠らされ運び込まれてきた。ここで彼女たちは毎日、自然の中の生態や踊りを習っている。そして外へ出ることは厳禁。 だが外の世界へ憧れて脱走を試みる者、特待生として外へ出て行くことを夢みる者、そして卒業の時期を控え外へ出ることに恐れを抱く者――様々な想いを抱く少女たちは、一体どこへ行こうとしているのか・・・。 何とも不思議な映画でした。 少女たちはどこから、誰によって集め...... more
Tracked from KYOKO〓 at 2008-07-21 12:17
タイトル : 7/20 エコール(’04)
日本では一昨年公開のフランス・ベルギー合作のルシール・アザリロヴィック監督作品。原作は19世紀ドイツの短編、深い森の中の、外界から閉鎖された女学校、エコールで暮す幼い少女達の姿を描いたミステリアスドラマ。マリオン・コティヤールが出演、ファンタジックなDVDパッケージでも気になっていた作品。 小さな棺での眠りから覚めて、学校に迎え入れられたヒロインの少女、その夢の続きのような物語。原題「INNOCENCE」(無垢)の象徴のような、少女達の白い制服やタイツ姿と、森の濃い緑とのコントラストが印象的。春に見...... more
Tracked from 写真と映画のブログ at 2009-04-03 15:18
タイトル : 映画評:エコール
真っ暗な闇の奥底。 どこかで水の音が聞こえた。ぶくぶくと泡を作るときの音だ。 しばらく水の流れに、体を漂わせているような感触があった。 やがて水の音が聞こえなくなった。 次に聞こえてきたのは、静かぎ..... more
Tracked from 映画と写真のブログ at 2009-04-03 15:20
タイトル : 映画評:エコール
真っ暗な闇の奥底。 どこかで水の音が聞こえた。ぶくぶくと泡を作るときの音だ。 しばらく水の流れに、体を漂わせているような感触があった。 やがて水の音が聞こえなくなった。 次に聞こえてきたのは、静かな音楽だった。 周囲を、誰かが取り囲む。でも少女の体は箱の中に封じられて、外の世界が見えなかった。 間もなくして、誰かが箱の鍵を開けた。扉が開かれ、光が射し込んできた。 少女は目を見開いて、辺りを見回した。 そこは知らない場所で、知らない女の子たちが、少女を囲んで見下ろしていた。 「こんに...... more
Commented by 風情♪ at 2006-11-08 10:32 x
こんばんは♪

正直、あまりよく意味が解らんかったのですが
何とも言い難い妖しげで脆い感じの雰囲気に惹
き込まれる不思議なオモシロさのある作品でした。
意味不明なコメントでゴメンなさいね。
でも、兎に角こんな感じだったんです・・・r(^^;)
Commented by Puff at 2006-11-08 18:59 x
はろぉーーーん♪

うん、素敵な映画でしたねー・・・
不思議な世界にどっぷり浸れましたよねん。
こういった不可思議な映画はともすれば退屈になりがちなのだけど、全然そんなことは無くって、2時間しっかり見入ってしまったのでした。
>もう一歩シュールに男達の需要のために育てられている工程
あ、これは、確かにそうですね。
最上級生が舞台でバレエを披露するシーン。
あれなんかも、初潮を迎え少女から少しずつ大人になって行き、今までとは違う男の視線と言うか、女性としての魅力を人は見るようになる、という意味もあるのかなー、なんて思いました。

それにしても、映画全体から溢れるあの香り。
古びた建物や森の中のブランコなどなど。
たくさんあって書き切れませんが、全てにおいてセンスの良さを感じましたね。
特に、あの白い制服やペティコートなどなど。
いやー、自分もああいう制服を着てみたいですわ。ふぅー・・・
Commented by charlotte at 2006-11-08 21:46 x
こんばんはー。
前世はやっぱりきこりの娘なのねん~。
きっとかわゆいリボンなんかつけて、新体操リボンも振っていたかえるさんが目に浮かびます。笑
いいわ~。少女の世界っていいなと思ったのでした。いじめもありましたが。まるでイライザの子…名前忘れましたが彼女も顔はかわいかったなあ。私が一押しなのはビアンカちゃんと校長センセに選ばれたバレエ超上手い少女。(名前が?)
・・・と男目線で眺めてしまったような気分にもさせられて、なんとなく覗いてはいけないところを覗いてしまったような・・・。
ホラーだったのか!と始めのうちはびびってましたが、美的なものと狂気は紙一重なのでしたね・・・
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-08 23:20
風情さん♪
雰囲気に引き込まれたならOKでしょうー。
各自好きなように 解釈をすればよいらしいので。
逆に、男性が隅から隅まで興味津々で楽しめたという方がちょっと怖いかも。これは真性ロリコン男が本気で喜びそうな映像もあるので、ちょっぴりゾッとしました。でも、見られることが真髄なのよねー。
Commented by azamy at 2006-11-09 00:01 x
こんばんは〜♪
とても不思議な作品でしたけどおもしろく観ることができました。
頭で考えるより感じることなのかな?なんて今さらながらに
思っています。
清楚で可憐な少女でありながらときどき見せるエロティックな
仕草にドキドキでした(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-09 12:40
Puff さん♪
フシギにステキでしたよねー。
『薬指の標本』とはまた違ったあやしく不思議な芳しき世界。イリスつながりー。蝶の標本も出てきたし。
私が思い描いていたものたちが映像化されているわってなカンジでいちいち目が離せませんでしたっ。森の中のブランコっていうのはいいですわ。カタツムリやテントウムシの登場も嬉しく。蛙の水死体ショットは悲しかったが。自然の中の少女たちっていうのは非常に好みなんです。白い制服がまたステキでしたねー。学校の制服といったら、濃い色が定番なので、みんなが揃ってあの白を着ている姿は目映いものがありました。はい、着るのは自由ですから、Puffさんもぜひどうぞー。w
この監督のことは知らなかったんですけど、ギャスパー・ノエのパートナーということで、ついシュールでブラックな結末を思い描いたりもしました。ステージでビアンカはとまどい拒絶しながらも、男の視線を受け止めていったんですよね。噴水のところでは、男の視線をもはや本能的に自然に受け入れていたカンジでした。女性性の目覚めが表されていたような場面たち。そして、噴水で解放っていうのも好きです。弾ける感にきゅーん。
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-09 12:45
charlotte さん♪
森に住んでいました、私はきっとー。木こりの娘はたぶん新体操はやりませんけどね。でも、森で踊るってステキです。フラフープというのは意外だったけど、新体操のリボンは振り回したかったー。ビロード素材のリボンにはげしくあこがれていたことが思い出されたり。
残念ながら、現実の少女の世界は、外からあれこれ影響され汚染されてしまうんですよね。TV番組や年長のきょうだいからの情報や境遇の格差がない世界では、イジメは発生しにくいかもって思えたりもします。小学校の頃はイライザなみに意地悪なコっていましたよねー。私は名前忘れませんが。(笑) 
覗いてはいけないものを覗いていてしまったような感覚はありましたよね。この映画がホンモノのロリコン男たちによろこびを与えることにゾゾッとしたほどに。
ホラー映画のような感触もありましたよね。原作の「ミネハハ」が『サスペリア』の原作でもあったという事実に納得。
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-09 12:45
azamy さん♪
感じる映画でしたねー。考えるというか、私はいろいろなことが想起されて、その想像の中でも二次的に楽しんでしまったのですが。とにかく理屈は無用というカンジでした。
日本人から見たら身近ではない西欧人の少女たちのお人形さんっぽさがより雰囲気を高めていた気がします。清楚なのにエロティックでしたよねー。
Commented by 隣の評論家 at 2006-11-09 21:42 x
こちらにもー。
かえるさんの前世は、木こりの娘 でござるか~ 私は考えてみた事ないけど、人間ではなく猫だったりするのかなんて。(単なる猫好きなだけです)
私はバレエに憧れる少女時代ではなかったけれど(笑)、それでも不思議な雰囲気に酔いしれ気味で観ることができました。7色のリボン、カワイイし何となく懐かしい雰囲気があったようで。
キャンディ・キャンディ 今でも全巻捨てずに取っておいてあります。黄ばんでいるし、親が私の名前を書いているので少し恥かしいんですけどねー。
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-10 12:30
隣の評論家 さん♪
前世の妄想パターンはいろいろあるんですが、代表的なのが木こりの娘なんですー。森への憧れー。動物だったら、羊かなぁ。鳥になりたいとか、魚になりたいとかはしょっちゅう思っているんですがー。
不思議ワールドに酔いしれてしまいましたよねー。自分はフランス人でもないくせに懐かしさを感じました。自身の実体験ばかりじゃなく、物語世界が合わさっての記憶なんでしょうけど。
「キャンディ・キャンディ」、ちゃんととってあるのですね。ステキ!名前が書いてあるなんていいじゃないですかー。4巻は厚いんですよね。キレンジャー派のとなひょーさんは、テリーとアンソニーのどっちがお好きなのかしらー?
Commented by sally at 2006-11-11 00:38 x
こんばんはー。
変態森、いいですねー。そう、メタモルフォーゼの方で♪
何だか、自然の状態で好き勝手にやってた女の子たちがやがてビアンカちゃんみたいに落ち着いていくのね・・・なんて思いました。
白いコスチュームに私も釘付けでしたよー。
特に冬バージョンは可愛かったー。
なぜかコートは白に惹かれてしまう私です♪
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-12 18:27
sally さん♪
変態森でどんじゃらほい。
イリスのように戸惑っていた少女もやがてビアンカのようなお姉さんになっていくのでしょうねー。リボンの色が変わるごとに目覚めていくのですね。ああ、変態。
冬の制服は確かによりかわいかったですね。
白いコートって、あこがれます。白いダッフルコートなどに惹かれる時期がありました。汚しそうだから、買ったことはないけどー。
Commented by とらねこ at 2006-11-14 23:58 x
あれれ、書いたコメまで消えてしまいました。もう一度挑戦。

>変態は、変態でもメタモルフォーゼ、あ、だけど『変態村』の・・・
うまい!上手すぎる一言です♪
この作品とっても“感じる”映画でしたね。うっとりしました。
ギャスパー・ノエ『カルネ』とルシール・アザリロヴィック『ミミ』、どちらも見たくなりました!
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-16 12:34
とらねこ さん♪
あらら、コメント消えてました。ごめんなさいねー。
お手数おかけしました。
変態森の木陰でどんじゃらほい!
感じる映画でしたね。映画は基本的に感じるものだと思いますし。
私も 『ミミ』 が観てみたいですー。『ハードキャンディ』とは違う赤ずきんちゃんが気になります。ノエの『カルネ』はちょっとビミョウに嫌悪感があったのですが、『カノン』や『アレックス』のラストには感動しましたわ。
Commented by とらねこ at 2006-11-16 13:13 x
かえるさん、『アレックス』に感動されたのですかー・・・^^;
私は、この映画ほど胸クソ悪い気持ちになったことはありませんでした。おかげでギャスパー・ノエというと、すっかり逃げたくなる感じだったのですが、私もまた頑張って挑戦する気になりました!かえるさんおすすめの『カノン』も見てみます。
『ミミ』も赤ずきんちゃんですか。それは楽しみですね。探せるといいのですが・・・セルしかないでしょうね。
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-17 14:40
とらねこ さん♪
ええ、『アレックス』に感動しましたが、何か?
いや、序盤は嫌悪感でいっぱいになりましたとも。先にどん底まで突き落とされたがために、失われてしまった幸福感にせつなくも感慨を受けてしまったのです。この手法にまんまとやられました。『カノン』の主人公はろくでもないオヤジなんですが、醜悪な野郎の気持ちにちょっと光が見えるところに感動してしまうギャップに弱い私でした。どうぞ試してみてくださいー。
都心のつたやんに行ったら、『ミミ』をチェックしてみまするー
Commented by 狗山椀太郎(旧・朱雀門) at 2006-12-06 09:18 x
こんにちは
監禁や脅しで縛り付けられるのではなく、自分の成長を自覚した上で「外の世界」に出る。うーむ、確かに理想的な教育方法かも知れませんね。
ただ、少女ばかりの世界というのは、男である自分にとっては「見てはいけないものを見た」的な後ろめたさや罪悪感(?)のついてまわる点でありましたが、興味深く見ることができました。たしかにロリコン親父は狂喜しそうですけれどね(苦笑)。

そうそう『アレックス』のラストは、感動とは行かぬまでも強く印象に残る情景でありましたよ。見た後ですぐに「ベートーヴェン交響曲第7番」を買いに行きました。
Commented by CaeRu_noix at 2006-12-07 10:44
狗山椀太郎さん♪
のんのん。教育ではありませーん。あくまでも飼育です。禁断の世界ですー。完全なる飼育よりも実質的にパーフェクト。いや、でも、案外と「教育」という真っ当な分野においても、この基本方針は有効かもしれませんね?
椀太郎さんがあえてこれを観に行かれたというのは、多かれ少なかれろりこんのケがあるのかしらんなんて疑いをもってしまうわけですが、そんな視線を覚悟の上、観て楽しんでいただけて何よりですー。同性の私でも見てはいけないものを覗き見しちゃったようなドキドキ感がありましたものー。
椀太郎さん的にはロリコン=親父のイメージなんですね?オヤジ世代のロリコンのターゲットはもうちっと上の世代のような気がします。エコール萌えするのはアニヲタ系の20代30代の方々にいそうー。
『アレックス』のラストは失われたものへの感慨が水撒きぐるぐる映像に合わせて押し寄せてきました。
Commented by ミチ at 2007-01-31 14:41 x
こんにちは♪
この映画すごーく気に入っちゃいました。
ラストの噴水シーン、すごく開放感があったのだけど、近づいてくる若い男に「しっしっ!あっち行け!」って思ったのは私だけかしら。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-01 11:31
ミチ さん♪
それは嬉しいですー。
ミチさんはきっと気に入ってくださるような気がしました。
こんなガーリーもいいですよね。
噴水シーンは、母目線でみたら、悪い虫を寄せ付けちゃいかん、「しっしっ!」ということになるんでしょうけど、私はこの物語の必然的な帰着点として、その男子を歓迎しちゃっていたかも・・・。
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