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『叫(さけび)』 -東京フィルメックス- その1
2006年 11月 21日 |
第7回東京フィルメックスにて、黒沢清監督の『叫』を鑑賞しました。



上映前の舞台挨拶には、黒沢監督と役所広司さんが登場。
役所さんのさわやかな笑顔がよかったです。『HAZARD』の時のオダギリジョーやんとは大違い・・・・。そして、劇中でオダジョー扮する精神科医は、役所さん扮する年上刑事に向かってずいぶんと偉そうな態度をとっているのでなんかおかしかったです。

-連続殺人事件を捜査する刑事・吉岡は「自分が犯人ではないか」という思いにとらわれ始める。-

ところで、"本格的ミステリー"って何?
確かに、そのミステリアス具合は、本格的とも言えます。かな?

『LOFT』 を観た時は、この監督は何がやりたいのかよくわからなかったんだけど、本作を観て、少ーし見えてきたような気がしました。少なくとも、笑っていいんだーってことがわかって満足。『LOFT』を映画館で観た時は笑っていいのかよくわからずに気持ちを持て余してしまったのだけど、今回はいくつものシーンで会場に笑いが起きて、一体感を感じることができました。恐怖あり、モヤモヤあり、笑いあり、楽しみどころ満載の見ごたえのある映画でした。

『LOFT』で、沼から引き上げられた遺体をミイラと呼んでいたことがどうしても納得のいかなかった私。しかし、今回は幽霊です。幽霊ならば、見たこともないですから、どんな形態のどんな特性をもった者でもアリという気がします。「幽霊も人間だ」ということに気づいたという監督の言葉に微笑むのみです。憑かれる理由だって何でもアリでしょう。
映画の紹介フレーズは「役所さんと幽霊の対決」。役所ファンの人も幽霊ファンの人も楽しめるでしょうとのこと。そんな言葉に促され、一体どんな奇妙な幽霊が登場するのかとワクワク。

刑事・吉岡 --- 役所広司
恋人・春江 --- 小西真奈美
同僚刑事・宮地 --- 伊原剛志
精神科医・高木 --- オダギリジョー
作業船の男 --- 加瀬亮
赤い服の女 --- 葉月里緒奈

幽霊にしくこくつきまとわれたら、「目的は何なんだ?」って問うてみたくなるのが人間?


幽霊といえば。
昔、『 ゴースト/ニューヨークの幻』という映画を観た時に、壁はすり抜けるのに床はすり抜けずに律儀にエスカレータを昇るゴーストに納得がいかなかった。世間では泣ける映画だったんだけど。そんな私のくすぶった思いをスカッと解消してくれた黒沢監督はサスガだ!壁だけ、横方向だけっていうのはおかしいよね。やっぱり上下もいってほしいよね。んー、見事だ。まっしぐらな華麗なるDIVE!そして、宮地刑事はどこへ行っちまったんだろう・・・。ふんだりけったり。

重力に逆らうことができるなら、飛翔も当然。現れる時は部屋の中に突然、去る時はキッチリと玄関からという習性をもっていても、やるときはやる。わりとスーパーヒーロー系のフォーム。私だったら、ふわーんっていう舞い方にしたと思うけど、そこは男性の発想なのか、鉄腕アトム風味。赤い衣装なら、素早い動きでもクッキリわかりやすいもんね。今まで見たことのないような幽霊といいながら、ロングヘアーでワンピースを着せるというのはありがちだよなーと思ったけれど、FLY&DIVEを鮮烈に見せるためには、赤ワンピは大事。スウェット姿じゃダメ。メガネ不可。

そんなところがイチバンのおもしろポイントだったけれど、社会派目線な描写もよかったな。悲しき埋め立て地。気まぐれな計画で壊したり作ったりを繰り返す人間たち。気軽に始めて、行き詰まると容易くそれを投げ出してしまうのだ。気に入らないものをなしにしてしまおうという発想。なしにしたいから、殺してみたり。カウンセリングもはい、これで終わり。今日の社会では、組織の仕事にしても、人間関係においても、そんなことは日常茶飯事。そんな憂うべき状況を、登場人物の病的なほどに極端な台詞や態度で表し、怖さと笑いの中に問題提起を織り込んだのかな。「あなただけ許します」っていうのもまた勝手。みんな勝手。殺した相手の親のところに金をせびりに行くなんて尋常ではない勝手さ。

謎だらけ。本格的みすてりー。思い出すたびに面白いっ。
スタイルにとらわれない独創性は素晴らしいー。
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by CaeRu_noix | 2006-11-21 01:41 | CINEMAレヴュー | Trackback(21) | Comments(14)
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 一般公開に先駆けて「東京フィルメックス映画祭」で公開されましたので見てきました... more
Tracked from ラムの大通り at 2006-11-26 10:12
タイトル : 『叫(さけび)』
※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分もあります。 鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。 ----これって黒沢清監督の映画だよね。 つい最近、新作『LOFT ロフト』が公開されたばかりじゃニャい? こんどもホラーみたいなタイトルだけど? 「今日のマスコミ完成披露試写では 黒沢監督がインタビューに答えて 『これがどういうジャンルに属するはぼくにも分からない。 最後まで幽霊と人間の葛藤を楽しんでいただきたい』 というようなことをコメント。 プレスには一応、ミステリー...... more
Tracked from 憔悴報告 at 2006-11-26 16:45
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『叫(さけび)』(2006年・日本/104分)公式サイト於:TOHOシネマズ川崎5番スクリーン2月24日(土)初日舞台挨拶突き上映にて鑑賞舞台挨拶報告については「こちら」湾岸地帯に連続する殺人事件。湿地帯でループする現象。物語のキーは、海水と、赤いドレス、叫び。モノクロのイメージの中に、際立つ朱色と金属的に響く「叫び」が、見る者の心に突き刺さる。その「叫び」は心の中を引っ掻き、生理的な不協和音を生むのだ。黒板を引っ掻いた時のあの音のように。現在と過去とに弄ばれる男は、いったい何を行い、何を行わなかった...... more
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Tracked from 八ちゃんの日常空間 at 2007-03-17 23:23
タイトル : 蜿ォ
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Tracked from パピ子と一緒にケ・セ・ラ.. at 2007-03-19 16:41
タイトル : 叫 (さけび)
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Tracked from シネ・ガラリーナ at 2007-03-26 23:53
タイトル : 叫(さけび)
2007年/日本 監督/黒沢清 「勝手な解釈で楽しめばいいのだ」 (ラストシーンについて触れています) まず、黒沢清監督の作品について、好きか嫌いかと聞かれると嫌いである。で、すごいかすごくないか、と聞かれると、すごいと答える。だから、しょうがなく見る(笑)。こういうのを、いやよいやよも好きのうち、と言うのだろうか…。 さて、最新作「叫(さけび)」について。これまでの黒沢作品というのはおおむね「目に見えない存在がもたらす恐怖」について描いたものが多かった。しかし、新作では「幽霊」と...... more
Tracked from ダディャーナザン!ナズェ.. at 2007-03-27 20:10
タイトル : 【2007-44】叫(さけび)
はじまりは湾外地帯で起こった、不可解な連続殺人事件 殺人現場 「湾岸地帯」 不可解な 「連続殺人事件」 被害者の共通点 「海水」 第一の容疑者 「刑事」 目撃者の共通点 「赤い服の女」 すさまじい叫び声とともに、 「忘れ去られた過去」が現代に....... more
Tracked from アロハ坊主の日がな一日 at 2007-03-31 02:50
タイトル : [ 叫 ]まさか幽霊に叫ばれるとは・・・
映画[ 叫(さけび) ]を渋谷で鑑賞。 面白い。ますます面白くなってきた“日本のゴダール”黒沢清。“ホラー界の巨匠”、そんな貫禄すら感じてしまう。しかし“日本のゴダール”って、考えてみたらなんか“下町のアランドロン”や“ナニワのモーツァルト”みたいで、ちょっとスケールちっちゃく見えちゃいますね。もう世界は、黒澤ではなく黒沢の時代なのに・・・。 本作[ 叫(さけび) ]は不気味さと不条理さがあり、どこかで観たようなデジャヴ感と新鮮さが見事に同居している。まがうことなく黒沢印のついた作品だ...... more
Tracked from 悩み事解決コラム at 2007-08-19 17:46
タイトル : 蜿ォ
{amazon}  マイベスト映画「アカルミライ」の黒沢清監督の映画「叫」 前作「LOFT」に続く作品。 またしてもジャンルとしてはホラー。レンタル店にも ホラーコーナーにありました。ですが、黒沢清監... more
Commented by contessa at 2006-11-25 20:48 x
TB有難うございました。ご覧になっていたんですね(><)
何だか物凄く遭遇率高くないですか?
そしてまったく気づかなくてホントに申し訳ありません・・・

ジョーやんは(笑)今年の頭、夜中の連続ドラマで「時効警察」というのをやっていたのですが、その時の「霧山」という役柄のまんま出てきていまして、それで笑わずにはいられなかったんですが、ソンナコト絶対知らない筈のガイジンまで大爆笑してましたからね(^_^;)
かえるさんがおっしゃるように、笑っていいんだーーーと割り切る事が出来れば、監督に対するこの「とても申し訳ないキモチ」も少しは救われるんですけど(涙) 監督、袖で御覧になっていたのに大爆笑してしまってほんとにゴメンナサイ・・・
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-25 22:41
contessa さん♪
ふふふ、行きましたよー。
今月の空間共有率、非常に高いですよねー。
有楽町ホールはなかなか近くに座らない限りは気づくのは難しいでしょうけど。
私は結構いつもギリギリ入場でサッサと移動する方なので気づかなくても仕方ないと思います。注意力散漫だし・・・。
そうそう、どこかでチラリと読んだのですが、その「時効警察」のキャラと風貌が同じだったらしいですね。役作りも同じなんですか?それはおかしいかも。まぁ、あのドクターのキャラそのものがちょっと独特でしたから、外国人も笑えるのかなー。或いはTVを観ていた?
黒沢監督としては笑わせるつもりはこれっぽっちもないんですかね??だとしたら、それはちょっと反省した方がいいかもしれません。(笑) 笑えるホラーという新ジャンルを目指しているのかと思ってました。笑いどころはいっぱいありましたよね。あのホールじゃあまり恐怖感は渦巻かない・・・
Commented by 現象 at 2007-02-28 23:57 x
いやぁ……おもしろかった!
黒沢清はもとより好きで、それなりに期待して見たんですけれどもね、
はるかに上回る満足度でした。
宮地さんどこ行ったのかなw
ちなみに僕、幽霊が見えるタイプの人間なんですけれども、
こないだ彼(おそらく)に話しかけれまして、
よく聞き取れなかったんで「え、何?」と問うてみたところ答えてくれませんでした。
Commented by hyoutan2005 at 2007-03-01 14:16 x
CaeRu_noixさん、こんにちは。
たびたびお邪魔します。
私もこういう頭ぐるぐるさせられる映画は大好きです。
どうやらほかの人より知能指数が足りないため、いまだいろいろな部分で悩んでいたりさせられるところが、この映画の好きなところです。
怖くはなかったですが、椅子から2度ばかりは飛び上がりました。(笑
TBさせていただきました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-02 16:10
現象 さん♪
期待以上でしたかぁ。それはよかったですー。
フィルメックスでの黒沢監督のお話も興味深かったですよー。「叫」の舞台挨拶の時よりも、ダニエル・シュミット作品の時のトークがおもしろかった。清ってば、ダニエル・シュミット的な世界を構築したいのかなーって感じている今日この頃。
宮路刑事は硫黄島に行ってバロンと呼ばれていましたっ
げげげ。現象さんって、そういうタイプの人なんですか。じゃあ、ちょっとやそっとのホラー映画なんて怖くもないんでしょうね。彼ったら、自分から話しかけておいて、問いには答えてくれないのね。その人はビューンって飛べるの?
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-02 16:10
hyoutan さん♪
わけわかんなさも含めておもしろかったですよねー。
わかりやすい物語よりも魅力的だと思います。人それぞれに解釈するのもまた楽し。私は別に悩みもせずに面白がって満足しちゃった感じです。解釈はキヨシストな方々におまかせ。
椅子から飛び上がったのはどこの場面でしょうか。ドキッとさせられるシーンはいくつかあったような気がします。映画祭の広い会場で観たので、それほどに恐怖感は感じなかったんですが、普通の映画館で観るともっと怖いのかもしれませんね。
Commented by peridot at 2007-03-02 22:27 x
こちらもありがとうございます。
私には加瀬亮さんの船頭さんの存在がミステリーでした。
もちろん、いい感じでしたけど。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-03 11:55
peridot さん♪
船頭さんは謎めいていてよかったですよねー。
っていうか全ての人が謎めいていたり、ミョーだったり・・・。
キャスティングはナイスです。
Commented by ラクサナ at 2007-03-08 00:23 x
なるほど~コチラへ伺って、やっぱりこの作品は面白かったんだ!
ということに再度違った意味で気づきました。^^
確かにLOFTは途中で寝てしまったし・・・(^^;ゞ
そうそう、オダジョーのオタクっぽい精神科医が年上役所刑事に、えらそうな口をきくのが不思議で、妙に面白かったですよね。
まぁ哀しい境遇とはいえ、幽霊になってあんなに好き勝手ができてパーマンにもなれるのなら、一発逆転楽しいかも・・・などと。(笑;)
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-08 11:48
ラクサナ さん♪
面白い面白くないでいうと面白い映画でしたっ。
でも、正直言って、多くのシネフィル男性が黒沢清を大絶賛するのは私にはわかりませんー。そういう黒沢支持者の方のレヴューを読むと、その映画を撮る手法をほめたたえていたり、テーマに深い解釈をされているので、私も安易に切り捨てられなくなるのですけど、myベストに入ることはないです。はい。
というカンジで、心に響く映画っていうんではないんですが、アレコレ面白ポイントはありましたよねー。オダジョーキャラも浮いててよかったし。葉月さんはもうサイコーでした。ホントは主役を真田さんにしてほしかったなぁ。
ユーレイになったなら、個性的に出たり、飛んだりしたいものですねー
Commented by 隣の評論家 at 2007-03-08 22:54 x
ひゃあ~、かえるさん。随分と早くにご覧になっていたのですねー
コレ、面白かったです。とは言っても、私は笑う余裕はなくって、ひたすら怯えていたのですが。その怖さが本当に面白かったです。とにかく『CURE キュア』を思い起こさせる作品でした。TBいただきま~す。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-09 12:59
隣の評論家 さん♪
黒沢ファンでもないのに、フィルメックスのオープニングで観ましたー。監督のお話も聞けてよかったですよ。
そうか、笑う余裕もないほどに恐怖感を堪能できる映画でもあるんですね。つまり、あのFLYやDIVEを見ても噴出さなかったほどにハマれたのですね。むむむ。やっぱり笑わないのが正しい見方なんでしょうか。わからなくなりましたぁぁ。
わたし的には笑えるから、面白かったんですけどね。でも、つき抜け方としては、『エクステ』の方が楽しかったかな。
Commented by ミチ at 2007-03-15 15:19 x
こんにちは♪
見ましたよ~!
オダジョーの精神科医が何気に役所さんに対してタカビーなのがすごく面白かったです。
しかも二度目の診察の時は机の物ザーーって落とすくらいに落ち込んでたし(爆)
黒沢ファンなら深読みするところなんでしょうけれど、なんだか「シックスセンス」見たようなかんじで後から思えば・・・・っていう部分がたくさんあって面白かったです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-15 17:08
ミチ さん♪
ご覧になりましたかー。主演作を4作観た後の息抜き的オダジョーでしたね?
そうそうそう、ドクターだからって、年上の刑事にあんなに横柄な口のきき方をするところがおかしかったですよねー。タカビーだけど、わりと繊細な先生だったんでしょうか。そして、いきなりの診療中断の勝手さもハマっていましたです。
小西さんのキャスティングもナイスでしたよね。なんか違和感あるタイプだよなーと思ったら・・・。多様な解釈のしがいのある謎めいたつくりがとにかく面白かったですねー。
次は東京タワー?
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