かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ダーウィンの悪夢』
2007年 01月 13日 |
弱肉強食の世界を考える

かつては、「ダーウィンの箱庭」と呼ばれ、多様な生物が生息していたアフリカ・ビクトリア湖。半世紀程前、その湖に肉食の大型外来魚ナイルパーチが放たれ、それは元々いた魚たちを餌にして、凄まじい勢いで増えていった。



"一匹の魚から始まる悪夢のグローバリゼーション"というコピーから、本作はグローバリゼーションの弊害を描いたドキュメンタリーなんだと見込んでいた。なので、概してその図式は驚くべきものという感じでもなかったのだけど、確かに、タンザニアの湖畔にナイルバーチ加工業が栄えていたという事実そのものは初めて知ったので興味深かった。驚くべきものではないとはいっても、その状況を映像で見せられるのはショッキングだ。

大魚ナイルバーチの残骸の山は凄まじいものがあった。日本や先進国なら、魚は産地が一番新鮮なものを安く食べられるものなのに・・・。ナイルバーチの身の部分はみな加工されて輸出され、現地の人々は頭や骨だけの残骸部分を揚げたものなどを食するという。それはちょっと寂しいな。産地に恩恵があってほしいよね。それの白身魚のフライはきっと日本人の口に入るのだね。そして、現地の子ども達は貧しくて、一握りの食べ物を奪い合って、ケンカをするほど。ああ私、いつも食べ物を残したり、捨てたりしてます。ごめんなさい。
それから、子ども達が梱包材を燃やして、シンナー遊びをするようにその煙を吸っている姿もやるせない。豊かな国でも貧しい国でもそういう遊びをしてしまうのは一緒なのかなと思いつつも、彼らの場合は、大人たちからそれが有害だと教わることも叱られることもないのが痛々しいのだ。

アフリカのだだっ広い平原に飛行機の機体の横たわる映像を観ると、まず『ロード・オブ・ウォー』のことを思い出してしまう私なんだけど、実にこの映画も、結局は魚加工業ネタだけで引っ張るわけではなく、やはりそこに行き着くのだった。結局、それが一番、どうにかしてほしいことである。武器がどんどんアフリカの紛争地に運ばれていくこと。クリスマスにはヨーロッパの子ども達はアフリカから輸出されたぶどうをもらい、アンゴラの子ども達は銃をもらうだなんて・・・。(でも、この台詞は気がききすぎているので、やらせ台詞かなぁとも疑ってしまう。警備員が戦争を歓迎するという語り部分も。)

加工工場とその主管者、地域住民、ナイルバーチを運ぶ飛行機のパイロットに、彼らの相手をする売春婦までが交互に映し出され、そのシステムや弊害が浮き彫りになってくる。その仕組みが言葉で説明されるわけではなく、観客がその図式を頭の中で組み立てていく。この手のドキュメンタリー映画としては、好ましい作りだったと思う。退屈せずに興味深く考えさせられるものでありながら、『華氏911』ほどに一方的に扇動的ではないし。それでも、時々、"グローバリゼーションの弊害"をアピールするべく、痛々しいエピソードやゾッとするようなインパクトのあるショットをたくさん使っているなぁというのが気になったりもした。あざといと感じるほどではなかったけれど。

観終わってから、この映画に関する批判の記事をいくつか読み、なるほどーとまた考えさせられたことも有意義だった。批判姿勢のドキュメンタリーというのは難しいものだ。それも作り手が部外者の場合は。でも、タンザニア政府側が躍起になって映画に反対するほどに、本作はタンザニアやナイル・バーチとその加工工場そのものを非難しているわけではないように思えた。何が悪いといっているわけではなく、グローバリゼーションによってこんなサイクルができちゃった一例を見せられたというだけ。

グローバル化でおいしい思いをするのはやっぱり資金のある豊かな国の企業だったり、途上国の権力者だったりするのだよな。そんな事実をまた、今回はナイルバーチというお題によって突きつけられる。ナイルバーチという大魚が他の魚たちを食べつくしたように世界は弱肉強食で、持てる者が弱者を搾取していくのだなということにまたしても呆然。

白身魚のフライをきっとどこかでまた食べる私は、とりあえず紛争している国の方が気がかり。でも、エイズ予防対策はやってほしいです。がんばれ、アフリカ。

ダーウィンの悪夢  DARWIN'S NIGHTMARE
2004  オーストリア.ベルギー.フランス 公式サイト
監督 フーベルト・ザウパー
 (渋谷 シネマライズ)
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by CaeRu_noix | 2007-01-13 20:19 | CINEMAレヴュー | Trackback(26) | Comments(14)
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ダーウィンの悪夢(2004 オーストリア/ベルギー/フランス) 原題   DARWIN'S NIGHTMARE         監督 撮影 構成  フーベルト・ザウパー 今回、ご紹介するドキュメンタリー映画『ダーウィンの悪夢』は2004年のヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映され、世界各地の映画祭で数々の賞を受賞。2006年のアカデミー賞でも長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた作品。 (2006年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門はこの作品や『エンロン 巨大企業はいかに...... more
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タイトル : ダーウィンの悪夢
ダーウィンの悪夢 (2004)  フーベルト・ザウパー監督  世界の映画祭でドキュメンタリーの傑作として多くの賞を受賞した話題の作品を観てきました  さて、これはどこまで、どうなのか。   私は「騙されて」いるのか、それともこれは「真実」なのか?  ヴィクトリア湖に放たれた外来種の魚、ナイルパーチ。その肉食の魚は在来種を食い尽くす勢いで増殖、湖の周辺には一大魚産業が発展する。その魚の恵みを享受するのは、EUや日本などの先進国(日本でも冷凍食品や外食産業で多く使われている、くせのない白...... more
Tracked from ソウウツおかげでFLAS.. at 2007-01-17 01:43
タイトル : ダーウィンの悪夢@シネマライズ
アフリカのタンザニア、ケニア、ウガンダにまたがるヴィクトリア湖にナイルパーチと呼ばれる外来魚が放たれ、その白身魚は脅威の繁殖力でヴィクトリア湖の生態系を壊した。そのナイルパーチは食用として海外への安定供給を生み、近隣住民の生活形態までも変える。誰が、どのよ... more
Tracked from flicks revie.. at 2007-01-18 14:49
タイトル : 『ダーウィンの悪夢』
 タンザニアのビクトリア湖で行われている巨大魚ナイルパーチ漁とそれに付随する産業、様々な弊害を描いたドキュメンタリー。公開された各国で大きなリアクションが起こったり、日本でも公開に当たっては大使館から申し入れが... more
Tracked from まてぃの徒然映画+雑記 at 2007-01-21 00:57
タイトル : ダーウィンの悪夢 DARWIN'sNIGHTMARE
ふーん、へーって感じ。ヴィクトリア湖畔の町、ムワンザにやってくる貨物飛行機。ムワンザではナイルパーチの加工業が盛んだ。魚を漁師から買い上げ、おろした状態でヨーロッパや日本に輸出する。ナイルパーチ加工場の持ち主は金持ちになる。一方で人々は割のいい仕事にあ...... more
Tracked from シュフのきまぐれシネマ at 2007-01-22 13:53
タイトル : ダーウィンの悪夢
ダーウィンの悪夢  @シネチッタ川崎 1/13(土) チッタでも公開され始めたので、ナイトショーで観賞してきました 重さに耐えられないかも?!と思い、観るのを悩んでいた作品だったのですが 重いというより、いたたまれない気持ちになる映画でした 同じような心境な... more
Tracked from 複数にして単数の映画日記 at 2007-01-25 18:10
タイトル : 「ダーウィンの悪夢」を消費しないために
   ドキュメンタリーの持つ力とは、映像作 家が出会った対象との距離を含めて描き だされる、もう一つの「現実」である。そこ に描きだされた「現実」にどのように向き 合うのか、観客の一人一人に問いかける... more
Tracked from シネマログ  映画レビュ.. at 2007-01-25 19:41
タイトル : ダーウィンの悪夢
一匹の魚から始まる悪夢のグローバリゼーション人類発祥の地、アフリカ中央・タンザニアにあるヴィクトリア湖はナイル川の源流であり、世界第二位の広さを持つ湖。かつて、多くの種類の生物が暮らし「ダーウィンの箱庭」と呼ばれていたが、外来種であるナイルパーチと呼ばれる巨大な肉食魚がわずかバケツ一杯分放流されたことで、状況は一変。食肉用であるこの魚は、白身魚としてヨーロッパを中心として日本にも輸出され、タンザニアの一大産業となっている。しかし、一方で、湖の在来種の多くはナイルパーチによ...... more
Tracked from 犬儒学派的牧歌 at 2007-01-30 21:59
タイトル : ダーウィンの悪夢:所詮、映画はきっかけ作りか?
★監督:フーベルト・ザウパー(2004年 オーストリア・ベルギー・フランス作品) 京都みなみ会館にて...... more
Tracked from the borderla.. at 2007-02-05 22:42
タイトル : 「ダーウィンの悪夢」
ずっと観たかった映画です。現地の映像とインタビューだけで構成されていて、中盤は少々眠気も起こりました。でも、寝てしまうと”悪夢”にうなされると思い我慢しましたよ(^^; 数百種の固有種のすみかで、“ダーウィンの箱庭”と呼ばれていたヴィクトリア湖に放たれた外来魚が巻き起こす悪夢を追ったドキュメンタリー。カメラはナイルパーチ景気に湧く魚輸出業者と、新しい経済が生み出した貧困の光と影を映し出す。そして、魚を運ぶためにアフリカにやってくる飛行機が積んでいるものの正体が、徐々に明らかになっていく。世界規模...... more
Tracked from こだわりの館blog版 at 2007-02-08 20:16
タイトル : 「ダーウィンの悪夢」
1/20 シネマライズ にて この映画を見た数日後、いつもお昼に行く洋食屋で 好物の「白身魚のフライ定食」を食べようとしたが、 思わず躊躇して頼まず、他の物を頼んでしまった… 監督:フーベルト・ザウパー (ドキュメンタリー) 「ダーウィンの悪夢」は... more
Tracked from soramove at 2007-02-10 11:36
タイトル : 「ダーウィンの悪夢」ナイルバーチという魚の名前を知る
「ダーウィンの悪夢」★★★ 2004年、フランス=オーストリア=ベルギー アフリカのヴィクトリア湖で捕れる豊富な魚は 地元の人の口には入らず、 ヨーロッパや日本に輸出されている。 衛生的にも管理された建物の中で 魚は処理され、飛行機で出荷されている。 ...... more
Tracked from しまねこ日記 at 2007-02-19 09:49
タイトル : ダーウィンの悪夢
かつては多様な生物が生息し「ダーウィンの箱庭」と呼ばれていたアフリカのヴィクトリア湖。半世紀ほど前、ささいな試みから肉食の外来魚ナイルパーチが放れた。ナイルパーチは元々いた魚たちをどんどん食べて、数を増やしていく。 湖畔では、ナイルパーチの加工産業...... more
Tracked from たいむのひとりごと at 2007-02-21 23:50
タイトル : 「ダーウィンの悪夢」みた。
バケツ一杯分の魚から始まる悪夢。まるで、映画のようだった。いや、これは「フィクションの映画」なのだと、映画であって欲しいと思った。悪夢??とてもそんな生易しい言葉では収まりきれるものじゃない。終わりの見えない、ただそこにあるだけの事実。想... more
Tracked from ひょうたんからこまッ! at 2007-02-22 21:48
タイトル : 悪夢の連鎖。
『ダーウィンの悪夢』DARWIN'S NIGHTMARE(2004年・フランス、オーストリア、ベルギー/112分)公式サイトここに描かれるのは、人類の犯した過ち。人類が、人類を含め生きるもの全てに対して行った犯罪である。もはや悪夢ではなく、白昼夢でもない、地球の向こう側で起きているこの現実。私たちも、犯罪者としてこの大きな罪に加担している事を知らなくてはならない。飽食の毎日が、飢える子らから食物を奪っている事実を。  <監督・構成・撮影>フーベルト・ザウパー <キャスト>ディモン、 エリザ、 ラファエ...... more
Tracked from 日々徒然ゆ~だけ at 2007-02-23 16:34
タイトル : ダーウィンの悪夢
 こぉいうドキュメンタリーが出て来る度に,あたとかしなくてはと身悶えるが,喉元過ぎればにゃんとやら。それでも観て,知るのはマシな方だろうと思いたい。 ... more
Tracked from don't worry!.. at 2007-03-04 22:01
タイトル : 映画「ダーウィンの悪夢」
 私にとって、この映画は経済の映画と思ってみていたが、 夫にとっては人種差別と、国の無策という意味で政治の映画のようだった。 車の中で、犬の散歩中に、この映画の話を彼とした。 ・・・というふうに、見た後、すごく人と話しがしたくなる。 見たままで、自分の中においておける映画ではないと思う。  アフリカ、タンザニアのビクトリア湖に、本来なら生息するはずのない ナイルパーチという肉食魚が放流され、 ナイルパーチはすごい勢いで繁殖する。 その白身にEUの人たちは目をつけ、 加工工場ができ...... more
Tracked from Production R.. at 2007-03-13 11:38
タイトル : 映画レビュー#44「ダーウィンの悪夢」
基本情報 「ダーウィンの悪夢」(ドキュメンタリー、2006、オーストリア、タンザニア、フランス、ベルギー) 監督:フーベルト・ザウパー 製作:フーベルト・ザウパー 出演:フーベルト・ザウパー 公式サイト http://www.darwin-movie.jp/ 2004ヴェネチア国際映画祭ヨーロ..... more
Tracked from ネタバレ映画館 at 2007-04-05 21:28
タイトル : ダーウィンの悪夢
半年で村人の一割以上が死んでいる?... more
Tracked from たーくん'sシネマカフェ at 2007-04-08 09:40
タイトル : 『ダーウィンの悪夢』
単館系の映画館の楽しみのひとつに予告編を観ること。どれも大作ではできない興味をひくものが多くある。その中のひとつが「ダーウィンの悪夢」でした。監督・製作・撮影:フーベルト・ザウパー 上映時間:112分-Story-アフリカのヴィクトリア湖は、多種多様な生物が棲む...... more
Tracked from 映画や本を淡々と語る at 2007-05-25 11:21
タイトル : ロード・オブ・ウォー
実際の武器商人の証言を元に武器商人を通してみた世界の巨悪を皮肉とサスペンスで描く風刺映画。映画の中で使われている戦車などの武器などの実際の武器商人の持ち物なんだとか。... more
Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2007-09-27 23:13
タイトル : 『ダーウィンの悪夢』'04・オーストリア・仏・ベルギー
あらすじ淡水湖では世界第2位の大きさを誇るヴィクトリア湖。そこは、生物多様性の宝庫であることから「ダーウィンの箱庭」と呼ばれていた。その湖に、今から半世紀ほど前、ささいな試みから新しい生き物が放たれた。この大食で肉食の外来魚ナイルパーチはもともと生息し...... more
Tracked from 茸茶の想い ∞ ~祇園精.. at 2007-12-18 01:05
タイトル : 映画『ダーウィンの悪夢』
原題:Darwin's Nightmare かつて"ダーウィンの箱庭"といわれたアフリカ最大の湖"ヴィクトリア湖"、いまや肉食魚ナイルパーチが異常繁殖、もはやナイルパーチさえ滅びる悪夢が・・・ ヴィクトリア湖は多種多様な生物の宝庫だったという、そこに放たれ... more
Commented by mako at 2007-01-15 16:19 x
ありり…またTB入らなかったようなので少し時間をおいてみますね。フィッシュバーガーもフィッシュ&チップスの「フィッシュ」もあんなコワイ顔したお魚さんだったとは。
ほんとにあんなにアラがたくさん出るくらいお魚捕りまくってるなら身の部分も地元で安く配ってもいいじゃないかと思うんですけども。お願いだから食べておくれよう、と思っちゃいました。しょんぼり。
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-16 12:34
mako さん♪
TB入りませんでしたかー。すみません。
怖い顔の魚でしたよねぇ。巨大白身魚っておひょうだけじゃなかったんだ・・・。
輸出した方が儲かるというのはわかるけど、ちょっとくらい身の部分も地域に提供してくれてもいいじゃーんって思いますよねぇ。しょんぼり。
ふじやんの賞味期限切れ原料でつくったすいーつだって喜んで食べてくれるかな・・・。

国境なき医師団(MSF)が発表した「2006年、10の最も報じられなかった人道的危機」
・中央アフリカ共和国:武力衝突からの逃走
・結核:人的犠牲の増加
・チェチェン共和国:悲惨な紛争の影響
・スリランカ:援助が限定される中、攻撃にさらされる一般市民
・栄養失調:治療のための有効な戦略は実施されず
・コンゴ民主共和国:極度の貧困と暴力に耐え忍ぶ人びと
・ソマリア:戦争と災害に見舞われ、苦境に陥る人びと
・コロンビア:恐怖の中に生きる
・ハイチ:一触即発の状況にある首都における暴力の蔓延
・インド:中部における衝突
Commented by sabaha at 2007-01-16 22:04
こんばんは。
上のmakoさんのコメント拝見するに、エキサイト、まだまだ不調のようですね。。。
それはさておき。
報道されないのも悲しいけれど、じゃあテロなんか起こせば注目されていっぱい報道されるって思われるのも困りものですね。でも実際、爆発とかそういうことが起きる方へ、報道は力を入れている気がしますね。
私はアジが一番好きな魚でやんす。近海ものが一番!
Commented by 現象 at 2007-01-17 01:42 x
くすくすー。
力のあるものがそれをより蓄え、持たざるものが淘汰されるのは、
得てしてそういうもんだよなぁと思いながらやはりやり切れません。
知恵を学ぶ機会すらないなんてやり切れないことこの上ない。
映画としてはたしかにあざとさがありましたね。
賛否両論ある中で、まず多くの人間が興味を持つこと。
どこまでが公平な視点か分かりかねますが、
とりあえず知ることができて良かったです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-17 23:07
わかばさん♪
トラックバックが反映しないって、前はエキブロではめったになかったのにぃぃと歯がゆいです。

うにゅ?報道されなくて悲しい問題とテロは別モノだと思われるんですが、紙一重のものってありますっけ?
テロの場合は、大々的に報道されることも目論んで起こしているっていう感じですよね。見せしめという要素があるからこそ、被害にあった方もメディアで強固な対抗姿勢を表してみたり・・・。
爆破だとかインパクトのある事件は注目されやすいですよね。ずっと続いている紛争は注目されなくなっちゃうし。日常的な貧困で栄養失調じゃあニュースにもならないし。

アジは私も好きですー。タタキもフライも。でも、白身も好きなのですよ。子どもの頃はフィッシュバーガーファンだった・・・。
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-17 23:09
現象 さん♪
ウガリ!
世界中でこんなことがおこっているのでしょうけど、具体的に知ってしまうとやりきれませんよね。誰のものでもない湖の魚で産業が発展したなら、関係者だけじゃなくて広く地域住民、国民に還元してくださいよーって思うんですけどねぇぇ。有害な煙の被害をうけないようマスクを配布するくらいしてくれよー。
問題に斬り込む社会派ドキュメンタリーはインパクトが大事なんでしょうけど、一方的なのがたまに気になりました。
迷惑に思う人たちもいるんでしょうけど、個人的にはまぁこういう興味深い映画がつくられることは歓迎したいです。多くの人が関心を向けてくれることは大事ですよね。
今図書館で借りた「ナイロビの蜂」の原作を読んでいて、アフリカモードなんですー
Commented by まてぃ at 2007-01-21 00:56 x
こんにちは。
たしかに産地が一番新鮮なものを食べられるはずなのにっと思っちゃいますよね。それとも刺身を食べる日本人特有の文化なんでしょうか?
もうちょっと何とかしてほしい、でも私にはほとんど何もできない、歯がゆい感じが残ります。特にこの映画的には特定の悪者をつくったりしてるわけでもなく、監督の興味のままに事実を映してった気がしました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-22 10:48
まてぃ さん♪
近くでとれたものを食べるというのは最も自然な原始的なかたちのはずですよね。そんなごく当然のかたちが取られずに外国に輸出されるシステムができてしまうのが資本主義グローバリゼーションの姿なんですよね・・・。加工するよりもすぐに焼いて食べた方が本当はおいしいのかもしれません。
悪者にしているということではないけれど、工場やヨーロッパの姿勢を非難めいて問題視してはいたと思います。でも、対処の必要な明らかな罪があるとも言えず、歯がゆさが残りますよね。
Commented by beat+half at 2007-01-25 18:15 x
かえるさんこんにちは。
やらせっぽく聞こえる台詞や場面の問題をどう考えるかが、ドキュメンタリーの難しさですね。カメラをまわしただけで写る真実などないわけで、監督の姿勢を含めて評価したいと思っています。
この作品の場合、配給会社が金儲けをしているとか、関連グッズを売る神経が信じられないとか、ナイーブな反応もあって、映画を娯楽として観られる自分たちのことも同時に考えさせられます。
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-26 11:50
beat+half さん♪
音楽ドキュメンタリーや自然もの、伝記ものなんかだとそういう観点でとらえることはほとんどないのに、この手の題材のドキュメンタリーは、受け手の姿勢までも問われてしまう難しさがありますよね。地球の一員として題材となっている直接的コアな部分を考えると難しい問題だというしかないんですけど、観客としてこういったアプローチの作品に向き合うことはデリケートな難しさを感じるからこそ、意義深いですよね。
Commented by 狗山椀太郎 at 2007-01-30 22:16 x
こんばんは
うーむ、やはり行き着くところは「弱肉強食」ですね。グローバリゼーション、新自由主義、いくらでも言い方はあるけれど、強者が弱者を搾取するシステムは時代や地域を問わず存在し続けるものかも知れません。悲しいことですが。
>この映画に関する批判の記事をいくつか読み、
>なるほどーとまた考えさせられたことも有意義だった。
そうですね。こうしてブログなどを通じて、色んな人の考えに触れられるのは有難いことだと思います。もっとも、インターネットだってグローバリゼーションのシステムに乗っかっていたりするのですが、少しでもポジティブな方向に使っていけたら良いですね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-01 10:45
狗山椀太郎 さん♪
行き着くところというんではなくて、初めから常に問題視してしまうのはそこなんですよねー。強者が弱者を搾取するということがなければ、誰しもに公平に利潤が行き渡るのだとしたら、グローバル化というのはとてもいいんじゃないのーって思えます。
強者が弱者を搾取するシステムは時代や地域を問わず存在してきたに違いないけれど、昔はもっと限定的な範囲内で小規模のものだっただろうし、もうちょっと構造自体が単純でそれほどに悪循環を産み出すものではなかったのじゃないかなと・・・。資本主義グローバリゼーションは悪循環が怖いんですよね。金が金を産み、利権が金を産むから、とめどなく・・。
映画を観て、いくつかの現実を知り得、そしてネットで皆の意見感想を読んで、また多様な視点をもつことができるなんて有意義なことですよね。
インターネットもグローバリゼーションのシステムに乗っかっているというのはそうともいえるような気もするけど、そのシステムを超越する自由性を内包しているともいえるような・・。とにかく有効活用したいですよね。
Commented by hyoutan2005 at 2007-02-22 21:51 x
素晴らしい視点で映画を観ていらして感心しました。
誰が悪い、じゃなくて、どの仕組みがどうなって、こうした事態を招いているかを、ちゃんと知りたいです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-23 12:06
hyoutan2005さん♪
ありがとうございます。
いえ、私の視点はそんなに素晴らしくはないんですが、こういった映画を観る機会を得て、考えるたびに、多様な視点も備わりますよね。
その仕組みが詳しく知りたいですよね。そして、改善策を探すことができるなら・・・
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