かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『グアンタナモ、僕達が見た真実』
2007年 02月 09日 |
人の道に反したグアンタナモへの道。人としてその道を振り返ろう。

2001年9月、パキスタン系イギリス人のアシフ、ローヘル、シャフィク、ムニールは、アシフの結婚のために故郷パキスタンを訪れた際、隣国アフガニスタンへ向かい・・。



1年前のベルリン国際映画祭で、大好きなマイケル・ウィンターボトムが銀熊賞(監督賞)を受賞したことはとても嬉しかった。それも題材は、グアンタナモ。文芸ものも恋愛ドラマも音楽ものも何でもござれの多様性にあふれたセンスあるウィンターボトム監督だけど、『イン・ディス・ワールド』しかり、近年はこうやって社会派視点のテーマで世界に訴えかけてくれる。そしてこのたびは、911以降、対テロ戦争の名目のもとに欺瞞に満ちた軍事行動を繰り返すアメリカの、一連の不当な非人道的行為の恐ろしさを私たちに体感させてくれたのだ。

さすがのウィンターボトム。あ、でも、これは、共同監督マット・ホワイトクロスの映画なのかな。コールドプレイなどのミュージック・クリップを手がけ、『CODE46』のセカンドユニットや『9 songs』の編集を担当してきた77年生まれのホワイトクロスは、両親がアルゼンチンで政治犯として捕らえられた経験をもつために、そのような政治的なことに関心があるのだそう。だから、不当に2年半もの間、グアンタナモ基地の強制収容所で拘束された3人のパキスタン系イギリス人“ティプトン・スリー”のことを映画にしたいと思った。彼は映画製作にあたり、本作の主人公の3人の青年と1ヶ月間の共同生活を送って、じっくりと彼らの話を聞いたのだそう。そして、そんなふうに注ぎ込んだ熱意がひしひしと伝わってくる力強い映画が完成したのだ。

まず、その当事者のパキスタン系イギリス人青年3人がカメラの前に登場し、その体験を振り返って語る。そのインタビュー映像が挿入されながら、2001年のパキスタンが映し出される。3人の青年のインタビュー映像と、2001年の回想シーンを見比べて、みんな風貌が変わったなぁ、前の方がずいぶんカッコいいのになーなんてバカなことを思った。よくよく考えてみたら(考えるまでもなく)、2001年の出来事はリアル映像のはずはないんだから、本人たちとは別人が演じているんだってば。別人なんだから、風貌が違うのは当たり前。そんな勘違いをしてしまうほど、それはつくりものの再現フィルムには見えない、まるで潜入レポート映像のように、リアルで臨場感にあふれたものだったのだ。

初めは青春ロードムービーのような躍動感にあふれていて、何だかワクワクしてしまったりもしたのに、徐々に恐怖がしのびより、地獄に突き落とされる。なんて恐ろしい体験なんだろう。アフガニスタン入りをしてしまったのは軽率だったかもしれないけれど、彼らは全くもって無実なのに、アルカイダの一味であるかもしれない、何かを知っているかもしれないという疑いのもと、あれよあれよという間に拘束されてしまう。疑わしい行動に対しての拘束ではなくて、たまたまそこにいたイスラム系の人間だっただけのこと。まったく馬鹿げている。そんなバカな・・・と途方に暮れる余裕もないほどに、体力的にも精神的にも過酷極まりないグアンタナモへの道。

グアンタナモ米軍基地は、アメリカにとって国交のないキューバ領内にあるため、アメリカの法律も国際法も適用されないという。はっー?? そんなことがあっていいんですが・・・。それがどこにあろうとも、その施設は米軍のもの、民主主義の法治国家に属して運営されているものなのだから、いかなる法律も無関係だなんてことは絶対にありえないでしょう。そんな言い分を通してきているなんて、もうあ然とするしかない・・・。代わる代わる彼らの前に現れる尋問官は本当に正しいことをやっているという自負があるんだろうか。正義のための職務を誇りに思っているのだろうか。戦場の兵士が戦禍で狂気に導かれていくことならば仕方ないとも思えるけれど、銃弾の飛んでいない場所で、軍服を着た者達が、手錠をした拘束者たちに横暴に振る舞い、虐待行為にも及んでいるというのには怒りがこみ上げるばかり。

この上なく腹立たしくも恐ろしい理不尽なグアンタナモへの道がとてもリアルに再現されていて、手に汗握り圧倒されながらも21世紀のこの世界についてをまた考えさせられる。無実の青年たちの2年半もの貴重な年月を奪うなんて許せない。救いなのは、彼らの中の1人が、その体験を通じて、自分はより強くなることができたと語ったこと。だけど、その一方で、別の1人の「この世界はあまりいいところじゃない」という呟きも印象深くて悲しみを残す。こんな世界がもどかしい。ただ、とりあえず、もうこれ以上、こんなふうに人の人生を奪うことはやめてほしいと切に願う。グアンタナモの強制収容所をとっとと閉鎖してください。

グアンタナモ、僕達が見た真実 THE ROAD TO GUANTANAMO
2006  イギリス 公式サイト
監督: マイケル・ウィンターボトム、マット・ホワイトクロス
撮影: マルセル・ザイスキンド
出演: アルファーン・ウスマーン、ファルハド・ハールーン、リズワーン・アフマド、ワカール・スィッディーキー、シャーヒド・イクバル
 (日比谷 シャンテシネ)
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by CaeRu_noix | 2007-02-09 07:43 | CINEMAレヴュー | Trackback(23) | Comments(10)
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タイトル : グアンタナモ、僕達が見た真実
グアンタナモ、僕達が見た真実(2006 イギリス) 原題   THE ROAD TO GUANTANAMO       監督   マイケル・ウィンターボトム       マット・ホワイトクロス 撮影   マルセル・ザイスキンド           音楽   ハリー・エスコット       モリー・ナイマン       出演   アルファーン・ウスマーン       ファルハド・ハールーン       リズワーン・アフマド 2006年 ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)受賞...... more
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パキスタン系イギリス人のアシフは、結婚式を挙げるため友人のローヘル、シャフィク、ムニールを誘い、パキスタンへ向かった。そこで隣国アフガニスタンの様子を知った彼らは、実情を見るために国境を越える。 その直後、米軍の空爆が始まった。混乱の中、ムニールは行方不明になり、残った3人はタリバンとまちがえられ、捕虜になる。 やがて彼らの素性を怪しむ米軍により、3人はキューバのグアンタナモ基地へと移送される…。(goo映画より) シャンテシネでは今日をから公開の2作を含めて3作どれも見たけれど、「やってないのに!...... more
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あんま自覚なかったけど、ドキュメンタリー系の作品好きかも。実際の出来事を、徹底した当事者インタビューをもとに再現した『グアンタナモ、僕等が見た真実』1月27日公開。イギリス在住のあるパキスタン系英人グループが、たまたま立ち寄ったアフガニスタンで米軍に身柄を拘束される。パキスタン系というだけで「お前はアルカイダだな?」という尋問を受け、やがて連行されたキューバ・グアンタナモ基地での苛烈な日々を、ドキュメンタリータッチで構成する。 グアンタナモ、僕等が見た真実 実際に数年にも及ぶ収容と尋問を受けた...... more
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11.グアンタナモ、僕達が見た真実■原題:TheRoadToGuantanamo■製作年・国:2006年、イギリス■上映時間:96分■鑑賞日:2月3日 シャンテ・シネ(日比谷)■公式HP:ここをクリックして下さい□監督:マイケル・ウィンターボトム、マット・ホワイトクロス□製作...... more
Tracked from よしなしごと at 2007-02-14 00:58
タイトル : 「グアンタナモ、僕達が見た真実」見てきました。
 今日は仕事で築地でした。お昼は築地の市場で海鮮丼。でも、あんまり安くないような気が・・・。横浜の秋葉屋市場食堂に行った時は、安くてボリューム満点だったので、それを想像するとちょっと拍子抜け。で、仕事が終わってから日比谷に繰り出し、グアンタナモ、僕達が見た真実を見てきました。... more
Tracked from しまねこ日記 at 2007-02-15 13:00
タイトル : グアンタナモ、僕達が見た真実
イギリスに住むパキスタン系の青年アシフは、結婚するためパキスタンへ向かった。同じくイギリスに住む友人のローレル、シャフィク、ムニールは結婚式に出席するためアシフに同行する。パキスタンに到着した彼らは、隣国アフガニスタンの様子を耳にし、実情をその目で...... more
Tracked from ひねもす ROKO BLOG at 2007-02-15 20:14
タイトル : お薦め映画『グァンタナモ 僕達が見た真実』
イギリス在住でイギリス国籍を持つ三人のごく平凡な青年が無罪の罪で2年以上もアメリカ軍基地グァンタナモにテロリストとして2年半拘束された衝撃的な内容の問題作。グアンタナモとは南米キューバ東部116キロ㎡におよぶ米が100年前に締結した条約で半永久的に借用...... more
Tracked from prisoner's B.. at 2007-02-17 12:35
タイトル : 「グアンタナモ、僕達が見た真実」
手嶋龍一氏のNHK在職時代のレポートなどで、グアンタナモ基地での著しい人権侵害については一応知ってはいたので、かなり覚悟して見た。 実際見ていて腹が立つことおびただしかったが、冒頭から解放されたとわかっている三人の証言と交錯させながら出来事を綴っていく構成と、芝居がからないでファクト、ファクトを積み重ねていくドキュメンタリー的手法で、見ている方の感情を安易に煽るのは避けているのは助かる。 世界はバカに支配されている、と見ていて何度か思った。 バカとはもちろんテロとの戦いをバカの一つ覚えで繰り返すブッ...... more
Tracked from レザボアCATs at 2007-02-17 21:20
タイトル : #28.グアンタナモ、僕達が見た真実
2006年、ベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)受賞作品。マイケル・ウィンターボトム監督、ドキュメンタリー。イギリス、バーミンガムに住むアシフ(アルファーン・ウスマーン)は結婚式をするために、友人のローヘル(ファルハド・ハールーン)、シャフィク(リズワーン・アフマ....... more
Tracked from まてぃの徒然映画+雑記 at 2007-03-04 23:22
タイトル : グアンタナモ、僕達が見た真実
疲れていたのか広告で寝てしまい、最初の15分を見逃してしまった。そのため、自分にとってこの映画はカブールから始まった。アシフが病気に倒れてしまい、カブールでぶらぶらするシャフィク、ローヘル、ムニールの3人。カブールに居てもすることがないので、アシフが回復...... more
Tracked from 存在の耐えられない軽さ at 2007-03-05 19:39
タイトル : 『グアンタナモ、僕等が見た真実』に現れる「証言」の構造
「ある証人が、明確にであろうとなかろうと宣誓して真実を述べると約束し、証拠を示すことができず、またそうする義務もないままに、他人に信じてほしいと訴えるようなかたちで証言するとしましょう。そのとき彼が、「私がここで皆さんに言っていることは、文学的虚構の資格を保持しています」と明言したり、暗にほのめかしたりすることによってアイロニカルに責任を免れようとしたら、いかなる裁判官もそれを許さないでしょう。しかしながら、証言的なものが権利上は虚構的なものに還元されないとしても、それ自体のうちに、虚構の、模擬の、隠...... more
Tracked from Osaka-cinema.. at 2007-03-14 05:12
タイトル : グアンタナモ、僕達が見た真実
グアンタナモと聞いてピンと来る人は かなりの国際通でしょうか? ただ、僕が無知だったのか。 キューバにあるアメリカの基地。 「なぜ、キューバにアメリカの基地が?」 僕も思いましたが、キューバ革命以前に 締結したキューバとの条約で、アメリカが 半永久的に使える土地なんだそうです。 このグアンタナモで何が起こったのか? 映画「グアンタナモ、僕達が見た真実」 2001年9月下旬 イギリスに住む、パキスタン系イギリス人の アシフ・イクバルは、縁談のために 故郷のパキスタン...... more
Tracked from kaoritalyたる所以 at 2007-04-05 00:42
タイトル : グアンタナモ、僕達が見た真実★★★劇場41本目・ドキュメ..
3/14のホワイトデーは、『グアンタナモ、僕達が見た真実』を観てきました。実話を基にした映画、最近は本当に多いんだけど、これもまた、日本に住む私にはあまり縁のなかった真実の物語・・。簡単な解説とストーリーをコピペで。テロリストとして2年以上も米軍基地に囚...... more
Tracked from don't worry!.. at 2007-04-09 16:04
タイトル : 映画「グアンタナモ、僕達が見た真実」
 イギリスに住むパキスタン系イギリス人の若者が縁談のため、パキスタンに帰省する。 そして結婚をきめ、イギリスから友人3人を呼ぶ。  結婚式までの数日、友だち同士で楽しんでいる時、あるモスクに入る。 そこの指導者の話から、米軍がアフガニスタンに侵攻し、 アフガニスタンがひどい状況であることを知る。 現状を知らなければ!人助けもしたい!そう考えた友人のいとこも含めた5人は、 アフガニスタンにいくことに決める。  彼らが善意で動いたということは、もすく帰りに食事をしている場所で、 テ...... more
Tracked from シネ・ガラリーナ at 2007-07-30 14:49
タイトル : グアンタナモ、僕達が見た真実
2006年/イギリス 監督/マイケル・ウィンターボトム 、マット・ホワイトクロス <イギリス在住のパキスタンの青年たちが、テロリストの容疑者として2年以上もの間、無実の罪でグアンタナモ米軍基地に拘束された事件を基に作られた真実の物語> -------------- 「世界の矛盾と折れない心」 見終わって打ちのめされました。事件そのものにもですが、この作品が提示する問題について、私自身が語る言葉を何も持っていない。そのことに何より打ちのめされました。無知は恥ずべきことでしょうか。YES...... more
Tracked from 39☆SMASH at 2007-09-01 18:23
タイトル : グアンタナモ、僕達が見た真実
『グアンタナモ、僕達が見た真実』 ++ あらすじ ++ 『パキスタン系イギリス人のアシフ、ローヘル、シャフィクは、パキスタン旅行に向かった。 アシフたちはそこで、米軍の侵攻によるアフガニスタンの惨... more
Tracked from tetujin's blog at 2008-09-08 11:08
タイトル : グアンタナモ、僕達が見た真実
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Commented by moviepad at 2007-02-09 18:58 x
かえるさん、こんばんわ!
コメント&TBありがとうございました。

グアンタナモは治外法権という扱いですね。
自分たちの都合にいいように、拘束者を「捕虜でも犯罪者でもない敵性戦闘員」などという訥弁を使うアメリカのやり方には嫌悪感を覚えます。

再現ドラマの部分は、これもドキュメンタリー映像の一部と見間違うくらいリアルでしたね。
Commented by シャーロット at 2007-02-09 20:39 x
こんばんは~。
本当のドキュメンタリー映像みたいでした。インタビューを交えて過去を振り返るとか、人物を語るとか、最近こういう作風の作品が多いなと思いつつ、フィクションなんだかわからなくなってきてよく混乱してますが…;
そうそう、なんだか実際に体感してる気分になります。
私ならマジ発狂しますって。強くなんてなれない。・・・と思うと、自分はより強くなることができたと語った青年の意思はとてつもないものなんでしょう。あからさまに非難するのではなく、あくまでも自分自身の体験として語るところが素晴らしいです。
ユナイテッド93もワールド…も見たくなくなるお気持ち、納得。
私も、とっとと閉鎖キボン。

Commented by CaeRu_noix at 2007-02-10 11:47
moviepad さん♪
ありがとうございます。
ううむ、そういうのも治外法権というんですかね?
A国で起こしたB国民の犯罪に、A国の法律を適用できないというのはわかるのですが、勝手にキューバに軍施設をつくって、国外で勝手に拘束した外国人を連れ込んで、そんな主張をするのは真っ当だとは思えません・・・。
でも、昨年、米国の最高裁で、グアンタナモ法廷は、米国内法とジュネーブ条約に違反するという判決は出ているんですよね。どこに立地されていようが、国際国の公的機関が、国際法を守らなくていいなんてヘンですもん。嫌悪感を覚えますよねー。そんな訥弁がまかり通ると考えるなんておかしい・・・
ドキュメンタリー映像の一部に見えたリアルさが素晴らしかったですねー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-10 11:48
シャーロット さん♪
インタビューを交えて過去を振り返るという映画多いですかー?
フランキー・ワイルドはウソっこドキュメンタリーですけどね。本当のドキュメンタリー作品ならそういう構成になるものは多いはずですが、本作は事実に基づいていながらも、フィクションですから、それで本人たちが登場して語るというのはわりと珍しいつくりだなぁと思ったりしました。(最後に本人の映像が入るというのはよくありますよね。)
私もこういう過酷な体験には絶対耐えられません。それでもボクはやってないな状況でさえ私には耐えられないっす。逆境を糧に強くなれる彼の精神性を見習いたいものですが・・・。自分には無理と思うからこそ、彼の強さには感動しますよね。
ユナイテッド93は素晴らしい作品なのでしょうけど、ハリウッド資本によってアメリカ人哀悼映画ばかりがつくられるのは不公平だわんと思ってしまったりして・・。でも、昨日のニュースで『Little Birds -イラク 戦火の家族たち-』がアメリカで上映されたというのをやってて、ちょっと嬉しかったです。
Commented by 隣の評論家 at 2007-02-10 14:00 x
かえるさん、こんにちわー TB&コメントありがとうございました♪
いやぁ、凄い映画でしたね。この作品を鑑賞している間は、まるで精神的にプチ拷問を受けているような錯覚も起こしたり。過酷なシーンも多数ありましたけど、そして自分の中に湧き起こる怒りは本物でした。是非とも、多くの人に見て欲しい作品でしたー。
ところで、マット・ホワイトクロス監督の両親の話は全然知りませんでした。本作に込められたマット・ホワイトクロス監督の熱意はホンモノなんですね。見て良かったです。
Commented by yanks at 2007-02-10 14:40 x
確かにこの映画では、人間て基本的には顔とか風貌で判断されているのかぁ...と思いますね。どんどんハートが無くなっている気持ちになります。
この映画で登場したキャンプ・Xレイは今はどうなんでしょう。映画ではキャンプ・デルタへ移送されてましたから、問題が発生したんでしょうかね。
このままでは冤罪の果てに核実験の的にされるかもしれません。恐ろしいことです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-11 09:54
隣の評論家 さん♪
迫力満点の凄い映画でしたねー。
本当に私たち自身も拷問をうけているような苦痛を体感したというカンジでしたよね。そんな臨場感がお見事でした。その拘束を疑似体験して感じるのは、疑問や恐怖心の方であったんですが、彼らに歩み寄った鑑賞者としては、猛烈に憤りを感じましたよね。グアンタナモ基地内の強制収容所のことはニュースで見かけていましたが、これほどまでに非人道的なものだったのかとあ然としてしまいます。有名タレントはでていないけど多くの方に観てもらいですよね。
ホワイトクロス監督の両親の話は劇場ホールだったかに貼ってあった雑誌記事で読みました。コールドプレイのミュージッククリップをつくる人がこういうのもつくってくれることにいたく感動します。(どちらか一辺倒な人はたくさんいると思います)ウィンターボトムの後継者が育っていることが嬉しいんですー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-11 09:54
yanks さん♪
人間は人間を見た目で判断するっていうのは大いにありますよね。人間論としてはそういうものであったとしても、、、社会的に、軍という正当性のある公のものが、イスラム系の人間はテロリストだらけに違いないなんて偏見に満ちた思いこみのもとに非人道的な行いを組織ぐるみで続けているというのは許されませんよねー。それを正義だと言っているからちゃんちゃらオカシイです。ハートも脳みそも壊れているんじゃないかと・・・。
デルタの方がXレイよりも都合のいい収容所ってことなんでしょうかね?
核実験の的というのはあまりにも恐ろしいですが、何でもやりかねないような狂気が感じられる昨今・・・
Commented by roko at 2007-02-15 20:23 x
はじめまして、TBありがとうございました。
こういうの見るたび・・・アメリカの他国に土足で踏み込み歴史や文化を
無神経に踏みにじる・・・軍事介入もいい加減にして欲しいですね。
黒人やマイノリティーを痛めつけると今に酷い事になりますよ~(笑)
実は、私も昔exciteにもBLOG持ってたんですよ♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-16 12:04
roko さん♪
はじめまして。コメントありがとうございます。
ホントにホントにアメリカはいい加減にしてほしいですね。他国に都合よく軍事介入するのはやめてほしいです。911のテロで大きな痛みを感じたのだから、争いをしない方向に動くべきなのに・・・。反省してほしいです。とりあえず施設閉鎖をー。
そうなんですか。エキブロユーザーだったんですね。使い勝手がよくなかったのでしょか?? あ、余談ですが星座と血液型が同じです。それと私もお墓には入りたくない派かも。
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