かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『善き人のためのソナタ』
2007年 02月 16日 |
芸術は偉大。心にソナタが鳴り響く。
気高さと重厚さと深みを持ち合わせた名品。

1984年、東西冷戦下の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーは、劇作家のドライマンと舞台女優である恋人のクリスタが反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。



しっとりと静かにうたいあげられる上質な大人の映画。こんな作品をつくることのできるドイツという国が大人なんだなぁ。映画化することはタブー視されていたに等しいほんの十数年前まで蔓延っていた暗部を題材にして、その体制下で起こっていたことの恐ろしさを丹念に描き出している。『グッバイ、レーニン!』のようにヒューマンドラマをコミカルに仕立てたり、『トンネル』のようにスリリングなアクションドラマにしてエンターテインメント性を持たせることもせずに、こんなにも魅せてくれるのだから素晴らしい。

圧政下では時に人間はこんなにも卑しい行いをしてまうものであり、そんな状況で暮らすことがどんなに息苦しく辛いものであるかが落ち着いたトーンでビターに物語られる。しかし、すべてが絶望的なのではなくて、悲劇の中で、人間が人間であるゆえに感じることと行動することができるということを思い起こさせてくれる。切実なその苦味の中にほのかな甘みが溶け合っていて、コクのある深い味わいを残すのだ。テーマの崇高さに見合った着実な演出と構成がなされていて完成度の高さを感じさせる逸品。

“シュタージ”のことを知ったのは、春江一也の「プラハの春」を読んだ時だったかと思う。(表記はシタージだったような? 「ベルリンの秋」は未読。)その監視体制の恐ろしさにゾッとした。社会主義の独裁国家の圧政を知る際、何よりも人としていたたまれないと強く感じるのはいつも秘密警察と密告制度のことである。自由が奪われて、密告に怯えて生活すること、友人や近親者にも疑いや不信感を抱いてしまうような毎日なんて耐え難い苦痛だ。

シュタージはこんなふうに当然のごとく、盗聴装置を仕掛けていたのだなぁ。そして、忠実にその任務に励むヴィースラー。談話だけに耳をそばだてるのではなく、ターゲットの日常生活の隅から隅までを入念に聴き取り、事細かに報告書に記すのだから恐ろしくも呆れてしまう。人間という素晴らしい生き物の能力と精力がそんなことに多大に費やされることがあまりにも悲しい。人としてどんなに間違ったことであっても、その狂った体制下では真面目な仕事ぶりが評価に値するものだったりする。そんな状況の哀しさを、ユーモアを交えながらしみじみと感じさせてくれる描写が見事。

堅物な仕事人間として無味乾燥とした毎日を送っていたヴィースラーに、家宅侵入、盗聴という非人道的な疚しき行為を通じて、人間らしい感情が喚起されるという運びが実にいいんだな。「盗聴」というと、キェシロフスキ作品を思い出さずにはいられなくて、そのキェシロフスキ監督が愛と感情というものに最も興味をもっていたことに符合するように、盗聴によって他者の人生と生活に首をつっこむことが、淀んでいた感情を沸き立たせるなんて。愛の不在を思い知らせるなんて。人間はとても滑稽だけど捨てたものじゃない。原題の「DAS LEBEN DER ANDEREN」は他人・他者の生活・人生という意味。

人間が素晴らしいのは、芸術を創り出せることであり、その美しさに感動することができること。殺伐とした社会、寂れた生活、枯れた心に潤いをもたらす音楽。ベートーヴェンは紡ぎ出す音楽を神の息吹きだと言っていたけれど、それほどに超越的なものなのだ。そして、独裁者レーニンは、ベートーヴェンの「情熱のソナタ」を聴くと革命が達成できなくなると言ったという。そんな大きな力を持つ美しい音楽にヴィースラーのような者も不用意に心を動かされてしまうからステキだ。

権力者もそのシステムの中に埋没する者も小市民も芸術の前では悪しき人にはなれないのだ。そして、そんな芸術を創作することを生業としている芸術家達は、いつの時代も反骨の精神を忘れずに自由を愛して活動をする。音楽の力、ペンの力、人間の感性と表現力の素晴らしさを、愛と勇気の気高さを具に実感させてくれる。芸術活動さえも縛り付けられたその恐ろしき状勢を、映画という芸術によって省みることもまた意義深い。私たちはガブリエル・ヤレドの音楽に魅せられながら、ヴィースラーのほのかな喜びに胸をうたれ、この世界において大切なことを心の中で反芻する。


善き人のためのソナタ DAS LEBEN DER ANDEREN
2006 ドイツ  公式サイト THE LIVES OF OTHERS
監督・脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
音楽:ガブリエル・ヤレド / ステファン・ムッシャ
撮影:ハーゲン・ボクダンス
出演 ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ、ウルリッヒ・トゥクール、トーマス・ティーメ
 (渋谷 シネマライズ)
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by CaeRu_noix | 2007-02-16 07:25 | CINEMAレヴュー | Trackback(80) | Comments(44)
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Tracked from Wilderlandwa.. at 2007-02-16 14:30
タイトル : 「善き人のためのソナタ」映画感想
「囚人番号227番取り調べ室へ入れ」「ボクはやっていない」「正直に話せ」「ボクは... more
Tracked from シャーロットの涙 at 2007-02-16 23:09
タイトル : 善き人のためのソナタ
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Tracked from 映画のメモ帳+α at 2007-02-17 00:50
タイトル : 善き人のためのソナタ
善き人のためのソナタ (2006 ドイツ) 原題   DAS LEBEN DER ANDEREN       (あちら側の人々の生活)      監督   フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク    脚本   フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク        撮影   ハーゲン・ボグダンスキー          音楽   ガブリエル・ヤレド      出演   ウルリッヒ・ミューエ マルティナ・ゲデック       セバスチャン・コッホ ...... more
Tracked from ★試写会中毒★ at 2007-02-17 18:31
タイトル : 善き人のためのソナタ
満 足 度:★★★★★★★★★        (★×10=満点)  監  督:フロリアン・ヘンケル・ドナー・スマルク キャスト:ウルリッヒ・ミューエ       マルティナ・ゲデック       セバスチャン・コッホ       ウルリッヒ・トゥクール       トマス... more
Tracked from Days of Book.. at 2007-02-17 23:12
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Tracked from ラムの大通り at 2007-02-18 23:48
タイトル : 『善き人のためのソナタ』
※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分もあります。 鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。 (原題:Das Leben des Anderen) ----これって来年度のアカデミー賞の ドイツ映画代表なんだよね? フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク? まったく知らない監督だけど? 「うん。ぼくも知らなかった。まだ33歳の新人らしい。 でもドイツからは『ヒトラー~最期の12日間~』『戦場のアリア』と、 2年連続で骨太な映画がアメリカに乗り込んでいる。 だか...... more
Tracked from 平気の平左 at 2007-02-19 00:26
Tracked from APRIL FOOLS at 2007-02-19 08:02
タイトル : 感想/善き人のためのソナタ(試写)
壁があった頃の東ドイツを舞台にした社会派ドラマ。これは興味深い力作! 『善き人のためのソナタ』2月10日公開。劇作家ドライマンは、反体制の疑いをかけられ、国家組織シュタージによって監視されることになった。四六時中彼を盗聴するのはヴィースラー。監視されてることに気がつかないままドライマンは、東ドイツの伏せられた真実を告発する原稿の執筆を計画し、それはヴィースラーに盗聴されるのだった。 善き人のためのソナタ 盗聴にしろなんにしろ、他人の生活を覗き見すんのってドキドキすんだよなー。とか軽いノリで観る...... more
Tracked from 存在の耐えられない軽さ at 2007-02-19 18:28
タイトル : 『善き人のためのソナタ』が語る「おとぎ話」ではない歴史の..
東西ドイツ統一をテーマにした映画と言えば、『グッバイ、レーニン!』という作品がある。母が眠る前(統一前)と目覚めた後(統一後)の間に起きたドラスティックな変化に対して、息子が時間を早送りすることで、旧体制の忠実な下僕だった母を新体制下の社会にソフトランディングさせるというこの作品では、サッカーの西ドイツ代表を統一の象徴として用いながら、東西/新旧ドイツのあらゆるギャップをコミカルにノスタルジックに描いたもので、僕自身はとても好きな映画だ。 が、東ドイツの社会の内実に切り込んだフロリアン・ヘンケル・フォ...... more
Tracked from パラパラ映画手帖 at 2007-02-19 21:55
タイトル : No258「善き人のためのソナタ」~最後に確かめあう男と..
(ネタばれ編です) きっかけは愛。 最初に監視員ヴィースラーがひかれたのは、 女優クリスタの美しさ、舞台での輝き。 でも、24時間体制での盗聴が始まり、 彼女の生活の細部まで知っていくうちに、 恋人で劇作家のドライマンと暮らしながらも、怖くて政府高官との関係を断てず、 女優としての自分に自信を持てず薬を飲み続ける、 クリスタのもろさ、弱さが見えてくる。... more
Tracked from 日っ歩~美味しいもの、映.. at 2007-02-20 00:18
タイトル : 善き人のためのソナタ
1984年、冷戦下の東ベルリン。東ドイツの秘密警察、諜報機関であった国家保安省(シュタージ)のヴィースラーは、反体制派であるとの疑いがかけられていた劇作家ドライマンとその同棲相手である舞台女優のクリスタの監視を命じられます。彼らの住まいに盗聴器を仕掛け、24時間体制... more
Tracked from カリスマ映画論 at 2007-02-20 11:37
タイトル : 善き人のためのソナタ
【映画的カリスマ指数】★★★★★  芸術と良心が打ち破った支配の壁  ... more
Tracked from 映画コンサルタント日記 at 2007-02-20 21:12
タイトル : 「善き人のためのソナタ」 アカデミー賞に期待??
2月10日よりシネマライズで公開の始まりました「善き人のためのソナタ」、3連休の... more
Tracked from Cartouche at 2007-02-20 23:50
タイトル : *善き人のためのソナタ*
                              2006年 ドイツ映画 先日、『あなたになら言える秘密のこと』を早々今年のベスト10入りさせてしまいましたが この作品は2007年ベストではなく、今まで見た映画の中で・・のベストに入れます。 ほんと。それほどの作品で、倒れそうになりました。 この映画のあらすじを読まれてしまった方もいるかと思いますが、どうしてもネタ元に触れてしまうことになるので、今回あえて、いつものようにあらすじを転載することは控えます。 でも見る前に...... more
Tracked from 好きな映画だけ見ていたい at 2007-02-20 23:57
タイトル : 善き人のためのソナタ◆冷徹なシュタージ局員を変えた自由の旋律
                   「善き人のためのソナタ」 (2006年・ドイツ)  監督・脚本: フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク  音楽: ガブリエル・ヤレド/ステファン・ムッシャ  出演: ウルリッヒ・ミューエ/マルティナ・ゲデック/セバスチャン・コッホ 久々に感動作と出合えた気がする。上映が終わると、暗い場内にはハンカチを目に当てる人の姿がちらほら。最後の最後で絶妙なカタルシスを感じさせる演出には、思わず涙した。 1989年11月9日、東西ドイツ分断の象徴だったベルリン...... more
Tracked from とにかく、映画好きなもので。 at 2007-02-21 03:32
タイトル : 善き人のためのソナタ
 その曲を本気で聴いた者は、悪人になれない。  1984年の東西冷戦下のベルリン。DDR(東ドイツ国家)は、国民の統制と監視システムを強化。  当時、国家保安省(シュタージ)のヘムプフ大臣は、劇作家ドライマン(セバスチャン・コッホ)の....... more
Tracked from ロッタのひなたぼっこ at 2007-02-22 23:35
タイトル : 善き人のためのソナタ
1984年の東ドイツ。社会主義のもと、国民を恐怖で忠誠を誓わせ、ひとり一人を完全に監視し支配していた暗い時代。 その中枢を担っていたのが、シュタージという組織でした。 そこに所属するヴィースラーは、上官グルビッツから「劇作家ドライマンとその恋人、女優クリスタを監視せよ」という命令を受けます。 彼自身、ドライマンは反体制のにおいを嗅ぎ取り、怪しいと思っていた人物。 優秀な監視員だったヴィースラーは、ドライマンの家中に盗聴器を仕掛け、昼夜監視し続けます。 ドライマンの周りには、反体制の芸術家達が...... more
Tracked from 小さな花ひとつ at 2007-02-23 19:36
タイトル : 『善き人のためのソナタ』
『善き人のためのソナタ』フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督。梅田シ... more
Tracked from kiku's at 2007-02-23 20:59
タイトル : 『善き人のためのソナタ』
まっすぐな、いい映画だったと思う。ホーネッカーの全体主義の下、市民が常に国家監視... more
Tracked from It's a Wonde.. at 2007-02-24 11:35
タイトル : 善き人のためのソナタ
盗聴された事ってありますか?って聞かれても答えられませんよね。 以前テレビで、ごく普通の民家にも盗聴器が仕込まれてるのを 発見するのを見たことがあるんですが、出てきてびっくりして、 「何でウチが盗聴されてるのか?」って人ばかりが被害者でした。 怖い...... more
Tracked from めでぃあみっくす at 2007-02-24 17:07
タイトル : 善き人のためのソナタ
旧東ドイツで反体制的な西側思想の疑いがある劇作家を盗聴・監視する国家保安省の局員を通して描かれる自由と愛を求める人間の姿を丁寧に描いた素晴らしき映画でした。『仕立て屋の恋』と少し似ていて淡々としたすごく地味な作品でしたが、見終わった後には何ともいえない余....... more
Tracked from 駒吉の日記 at 2007-02-26 17:36
タイトル : 映画:善き人のためのソナタ
善き人のためのソナタ(シネマライズ) 「この本を<HGW XX/7>に捧げる」 (原題:DasLebenDerAnderen (The Lives Of Others))協力者10万人、密告者20万人。 体制維持のためにこれだけの人員と労力をかけていたのは本当に末期症状だったのだろうな、と思いました。でも... more
Tracked from Aのムビりまっ!!!(映.. at 2007-02-27 16:24
タイトル : 善き人のためのソナタ
  この曲を 本気で聴いた者は、 悪人になれない         評価:★7点(満点10点) 2006年 138min 監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 主演:ウルリッヒ・ミューエ マルティナ・ゲデック セバスチ....... more
Tracked from 映画通の部屋 at 2007-02-28 21:37
タイトル : 善き人のためのソナタ
「善き人のためのソナタ」 DAS LEBEN DER ANDEREN/製作:20... more
Tracked from ナマケモノの穴 at 2007-02-28 23:05
タイトル : 【劇場映画】 善き人のためのソナタ
≪ストーリー≫ 1984年、東西冷戦下の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーは、劇作家のドライマンと舞台女優である恋人のクリスタが反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。成功すれば出世が待っていた。しかし予期していなかったのは、彼らの世界に近づくことで監視する側である自分自身が変えられてしまうということだった。国家を信じ忠実に仕えてきたヴィースラーだったが、盗聴器を通して知る、自由、愛、音楽、文学に影響を受け、いつの間にか今まで知ることのなかった新しい人生に目覚めていく。ふ...... more
Tracked from カエルノセカイ at 2007-02-28 23:44
タイトル : 『善き人のためのソナタ』
1984年11月の東ベルリン。 DDR(東ドイツ国家)は、一党独裁体制の下、反乱分子と目される人物に対する盗聴や尾行の強化、密告を奨励する監視国家であった。 国家保安省(シュタージ)に所属し、尋問や諜報活動を任務とするヴィースラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ)は、..... more
Tracked from 真紅のthinkingd.. at 2007-03-01 16:50
タイトル : 共鳴する魂〜『善き人のためのソナタ』
 1984年、ベルリンの壁崩壊5年前の東ドイツ。強固な一党独裁政治の元、人々は 言論・表現の自由を制限され、逆らうものは「反体制派」として投獄されていた。その 社会体制を支えていたのが国家保安省(シュタージ)の監視シ... more
Tracked from レザボアCATs at 2007-03-02 01:16
タイトル : #34.善き人のためのソナタ
素晴らしい傑作!アカデミー賞受賞の一日前に、見に行って、「これ、(外国語映画賞)取れるといいね〜♪」なんて言ってたのですが、そうですか、やはり、取りましたか!納得です。私、アカデミー外国語賞はいつも気になってしまうんですが、この作品も、本当に傑作と自信を....... more
Tracked from Alice in Won.. at 2007-03-02 01:25
タイトル : 善き人のためのソナタ
観ようかどうかを迷っていた作品ですが、アカデミー賞の外国語作品賞を獲得した事も後押しして梅田の空中庭園まで足を運びました。 1984年、東西冷戦下の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーは、劇作家のドライマンと舞台女優である恋人のクリスタ...... more
Tracked from the borderla.. at 2007-03-03 11:17
タイトル : 「善き人のためのソナタ」
ベルリンの壁崩壊前の東ドイツというと「グッバイ・レーニン!」があります。壁が崩壊してからの変化に戸惑う普通の人たちを、せつなさとユーモアで包み、主人公の親を想う気持ちに熱いものがこみ上げてくる作品でした。 今作は、同じ時代の物語でありながら、また違った東ドイツの一面を見せてくれた。徹底した監視態勢で東ドイツ国民をまさに管理していたシュタージ(国家保安省)の仕事っぷりにスポットを当てている。また優秀な職員ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)が劇作家ドライマン(セバスチャン・コッホ)と恋人で舞台女優...... more
Tracked from Swing des Sp.. at 2007-03-04 21:41
タイトル : 『善き人のためのソナタ』〜A Scanner Light..
『善き人のためのソナタ』公式サイト 監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 出演:ウルリッヒ・ミューエ マルティナ・ゲデック セバスチャン・コッホほか 【あらすじ】(goo映画より)1984年、東西冷戦下の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)局員のヴ...... more
Tracked from 『パパ、だ~いスキ』と言.. at 2007-03-04 22:11
タイトル : 「善き人のためのソナタ」 ハリウッドリメイクしないでね!
原題直訳の英語題が「THE LIFE OF THE OTHER」。 めっちゃいい邦題をつけたな~と思いますが、若干ミスリードしてる感じ、します。 善き人への目覚めが、音楽だけではなかったです。 本! そして、SEX! このエロに目覚めるシーンが、ヘッドホンで聴く「ソナタ」、こっそり持ち帰って読んだ「ブレヒトの詩集」と同等にちゃんと描かれていたのが嬉しい。 主人公のおっさんは相当な堅物である。 趣味なし。 友だちなし。 食事も興味なし。 仕事は定時にこなす機械みたいな人物で、東ドイツ共産主義が生み出した...... more
Tracked from 複数にして単数の映画日記 at 2007-03-05 10:34
タイトル : 善き人のためのソナタ DAS LEBEN DER AND..
 ヴェルナー・ヘルツォークをして「ドイツ映画史上、最も素晴らしい作品で ある」と言わしめた作品となると期待せざるを得ないのだが、観たいと思っ ていたもう一つの理由は、ドイツの短編映画集「クルト・ウント・グートⅡ」 で「東独国家保安省文書復... more
Tracked from Happy Together at 2007-03-05 16:35
タイトル : 『善き人のためのソナタ』(06ドイツ)
ベルリンの壁が壊れる前の東ドイツで行われていた芸術家たちなどへの盗聴や、逮捕、芸術界からの追放などの驚愕の事実を伝える骨太な面と、担当した局員を主人公に据えたドラマの側面をみせる、味わい深い作品です。 ... more
Tracked from 詩はどこにあるか(谷内修.. at 2007-03-06 19:52
タイトル : フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督「善き人..
監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 出演 ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ケデック  たいへんすばらしいシーンがある。  男が盗聴している。彼は会話に耳を澄ます。聞こえてくることばから何らかの意味、秘密をさぐろうとしている。しかし、思いがけないものが耳に流れてくる。ピアノソナタ。それもレコード(CD)ではなく、男が盗聴している相手(劇作家)が弾いている。こころが引きつけられる。そのとき聞こえたのは、実は、ピアノの音ではない。旋律でもない。リズムでもない。ことばにならない「声」そのも...... more
Tracked from working titl.. at 2007-03-06 21:42
タイトル : 善き人のためのソナタ
善き人のためのソナタ (2006) フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督 配給:アルバトロス・フィルム  東西統一より数年前の東独。  恐るべき監視社会の実態と、一つの悲劇。 まずこの作品は、2つの見所があると思います。  一つは、東西ドイツが統一されてから17年経って、ようやく明るみに出始めた「シュタージ」と呼ばれる秘密警察の恐るべき実態が、克明に描かれているという点。  もう一つは、その社会に翻弄される男女3人の悲劇のドラマチックさ。  前半は、秘密警察「シュタージ...... more
Tracked from シュフのきまぐれシネマ at 2007-03-07 09:09
タイトル : 善き人のためのソナタ
? 善き人のためのソナタ  3/2(金)@シネマライズ 監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 出演:ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ 他 配給:アルバトロス・フィルム てっきり、タイトルがタイトルだか... more
Tracked from シネマログ  映画レビュ.. at 2007-03-09 21:28
タイトル : 善き人のためのソナタ
この曲を本気で聴いた者は、悪人になれないチラシ「善き人のためのソナタ」より引用。1984年、東西冷戦下の東ベルリン。壁の向こうで、何が起こっていたのか?ようやく明かされた、”監視国家”の真実___。国家保安省(シュタージ)局員のヴィスラーは、劇作家のドライマンと舞台女優である恋人のクリスタが反体制である証拠をつかむように命じられ、ドライマンの住む部屋の至る所に盗聴器を仕掛けて監視を始める。盗聴器から聴こえてきたのは、自由な発想や愛の言葉、美しいソナタの調べだった。その思想・...... more
Tracked from しぇんて的風来坊ブログ at 2007-03-12 00:35
タイトル : 善き人のためのソナタ
東西冷戦時代。 旧東ドイツはシュタージという国家的監視により国民は監視され反動分子は摘発されていた。 そのシュタージの監視者としての任務を当たり前のように、間違った事でないと信じていた「彼」は、ある芸術家を監視する事によって・・・。   監視国家というのは背筋も凍るかもしれない。しかし今やドイツは旧東独の人間も旧西独の人間も一緒の国民である。そして監視されていたのは、旧東独の人間が、旧東独のシュタージによってされていた。西独の側は後に実態を知る。 この映画の素晴らしいのは、だから監視国...... more
Tracked from カノンな日々 at 2007-03-12 20:44
タイトル : 善き人のためのソナタ/ウルリッヒ・ミューエ
アカデミー賞外国語映画賞受賞作です。出来れば受賞が決まる前に観ておきたかった作品なんですけど、受賞したおかげで私のホームシネコンでも上映してくれたわけなのでとっても感謝なのですが、そもそもこんなに素晴らしい作品に大手シネコンが手を挙げないというのはどうい....... more
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タイトル : 善き人のためのソナタ:自由と良心に賭ける人間讃歌
★原題:Das Leben der anderen ★監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマ...... more
Tracked from Death & Live at 2007-03-13 01:55
タイトル : 映画 『善き人のためのソナタ』
すっごい久々に映画観ました。 『善き人のためのソナタ』  2006年 原題 : Das Leben Der Anderen 監督 : Florian Henckel von Donnersmarck ラストの台詞が良いのですよ。 「ギフト包装しますか?」 「いや、わたしのための本だ」 人間って生き物は、 放っておけば、 自然と正義に向かうんだろうな。 しかし、欲求に際限がないから、 屈折して方角を間違えてしまう。 それでも、 また再び正義に向かうことができるのも、 人間って生き物なんだな。 ...... more
Tracked from CHEAP THRILL at 2007-03-13 20:34
タイトル : 真・映画日記『善き人のためのソナタ』
2月19日(月) 日中は特になし。 少し忙しく、午後6時半に終業。 虎ノ門から銀座線に乗り渋谷へ。 7時15分頃「シネマライズ」に到着。 ドイツ映画の『善き人のソナタ』を見る。 監督はフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。 この作品が長編初監督作品。 アカデミー外国語映画賞のドイツ代表。 舞台は1984年の東ベルリンで活躍した劇作家ドライマンと恋人クリスタの生活を国家の命令で盗聴していたヴィースラー大尉の任務と行き着いた結果が話の軸になる。 中学の社...... more
Tracked from Brilliant Da.. at 2007-03-14 00:33
タイトル : 『善き人のためのソナタ』
ドイツ作品が続きます・・ 本年度アカデミー賞 [外国語映画賞] 受賞作品。 ドイツの作品としては昨年の『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』と連続ノミネートで、2002年の『名もなきアフリカの地で』以来4年ぶりの受賞となりました。 シュタージという旧東ドイ..... more
Tracked from 銅版画制作の日々 at 2007-03-14 13:53
タイトル : 善き人のためのソナタ/“監視国家の驚くべき真実”
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今年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞したドイツ映画{/kirakira/} 先月から日本公開されていて、ずっと観たいと思ってたけどやっと観てきた♪ ほとんど前知識なく観たんだけど 評判通り、良い作品でした{/hikari_pink/} 時は1989年のベルリンの壁崩壊少し以前。 共和党主義体制を確立していた旧東ドイツでその支配の中枢を握ってたとされる 国家保安省(通称、シュタージ)。 壁の崩壊から17年経った今、当時の状況が徐々に明かされていったようで、 この作品を監督/脚本を手掛けたフロリ...... more
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Tracked from It's a wonde.. at 2007-03-21 01:45
タイトル : 「善き人のためのソナタ」
 2006年/ドイツ  監督/フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク  出演/ウルリッヒ・ミューエ      マルティナ・ゲデック  東ドイツを舞台にした作品。アカデミー外国語映画賞受賞作でもあります。  社会主義国の東ドイツ。劇作家ドライマンと恋人である舞台女優クリスタの監視を命じられたヴィースラー。彼は屋根裏で盗聴を始めるが、いつしか彼らの芸術と愛に惹かれていく、というお話。  冷酷な男だったヴィースラーの中に訪れる心の変化。盗聴しながらも二人を救いたいという矛盾。言...... more
Tracked from ヘーゼル☆ナッツ・シネマ.. at 2007-03-22 15:00
タイトル : 『善き人のためのソナタ』★★★★☆
制作データ;2006独/アルバトロス・フィルム ジャンル;ヒューマン上映時間;138分 監督;フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク出演;ウルリッヒ・ミューエ/マルティナ・ゲデック/セバスチャン・コッホ劇場:3/21(水)チネチッタ◆STORY◆1984年、東西冷戦下の...... more
Tracked from ひらりん的映画ブログ at 2007-03-23 00:50
タイトル : ★「善き人のためのソナタ」
今週の平日休みもシネコン2軒はしご。 1本目は川崎チネチッタで、今年のオスカーで外国語映画賞を獲得したドイツ映画。... more
Tracked from JUNeK-CINEMA.. at 2007-03-28 10:17
タイトル : 善き人のためのソナタ
NZで見た映画を一休みして、最近見た映画のレビューもかかなくちゃ、というわけで、「善き人のためのソナタ」です。 ネタばれ大嫌いなjesterなんで、レビューは全く読まず、「ちょっと暗そうな映画?音楽が出てくるの?」ぐらいの予備知識だけで見に行きました。 ドイツの映..... more
Tracked from 狐の穴にて at 2007-04-01 12:37
タイトル : 『善き人のためのソナタ』
1984年、壁崩壊前の東ベルリン。旧東ドイツのシュタージ(国家保安省)という監視システム。その忠実な一員であった男を主人公にして、彼が芸術家の監視を命じられたことによりもたらされた変化を描いている。息... more
Tracked from 水曜日のシネマ日記 at 2007-04-02 12:57
タイトル : 彼らを支え続けていたのは尊い心。『善き人のためのソナタ』
ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中で自分たちの信念を貫こうとする芸術家と、それを監視する国家保安省局員の物語です。... more
Tracked from future world at 2007-04-03 23:24
タイトル : 善き人のためのソナタ
ベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツ・・共産圏社会主義ということぐらいなら知ってるが、 国家警察(シュタージ)や国家の圧力でこれほどまでの監視国家だったとは知らなかった。 監視国家の実態・・・国への反逆行為が疑われる人物の監視、盗聴器やカメラの設置、ソレ....... more
Tracked from よしなしごと at 2007-04-08 14:12
タイトル : 「善き人のためのソナタ」見てきました。
 今回もいつもお世話になっているKさんの推薦で、善き人のためのソナタを見てきました。正直言うと眠くなりそうな予感がしたので、前の日はゆっくり眠って備えました。(笑)... more
Tracked from シネマ de ぽん! at 2007-04-10 11:30
タイトル : 善き人のためのソナタ
善き人のためのソナタ公開中ストーリー ☆☆☆☆映画の作り方☆☆☆☆総合評価  ☆... more
Tracked from 俺の明日はどっちだ at 2007-04-19 12:13
タイトル : 「善き人のためのソナタ」 DAS LEBEN DER A..
とにかくお見事というか、本当に完成度が高く見応え充分で、観終わった後すぐ誰かに勧めたくなる、そんな映画だった。 舞台は1984年、壁崩壊前の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)に所属し、国家に忠誠を誓う真面目で優秀で、だけど生き方は不器用な男ヴィースラー大尉。 そんな彼が、反体制の動きに加担している疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタに対して証拠を見つけるべく日々監視しているうちに、やがて彼の心の中に大きな変化が沸き起こり…というのが大筋なんだけど、そこにはとんでもないサスペン...... more
Tracked from ミチの雑記帳 at 2007-04-20 10:08
タイトル : 映画 【善き人のためのソナタ】
映画館にて「善き人のためのソナタ」 アカデミー賞外国語映画賞受賞作品。 『グッバイ、レーニン!』も東ベルリンを舞台にした作品だったけれど、この作品は綿密なリサーチに基づきシュタージの内幕を表した、サスペンス性に富んだ美しいヒューマンドラマとなっている。 1984年、東ベルリン。国家保安省(シュタージ)のヴィースラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ)は、西側との繋がりのある劇作家のドライマン(セバスチャン・コッホ)と恋人で舞台女優のクリスタを盗聴器で監視するよう命じられた。 東ベルリンの街並み。人影もま...... more
Tracked from たーくん'sシネマカフェ at 2007-04-24 18:48
タイトル : 『善き人のためのソナタ』
評判が良いため、せっかく都心し来たので鑑賞することに。この「善き人のためのソナタ」は旧東ドイツの冷戦時代の出来事を描いたもの。監督・脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク出演:ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ...... more
Tracked from ネタバレ映画館 at 2007-04-26 09:32
タイトル : 善き人のためのソナタ
HGW(ハー・ゲー・ベー)とは誰なんだ?!もしや、あの禿兵衛のことか?... more
Tracked from 再出発日記 at 2007-04-29 11:18
タイトル : 「善き人のためのソナタ」国民を監視する国
『善き人のためのソナタ』という映画がはねたあと、近くの公園に弁当を食べに行った。GWの始まりの昼下がり、後楽園をぐるりと囲む旭川はゆたりと流れ、岡山城がかむなび山(聖なる山)の操山を借景として黒くそびえていた。満足して弁当を捨てるゴミ箱を探す。数年前には...... more
Tracked from アロハ坊主の日がな一日 at 2007-05-03 19:56
タイトル : [ 善き人のためのソナタ ]ラスト1分、涙腺決壊ス。
[ 善き人のためのソナタ ]をシネマライズで鑑賞。 今年オススメの外国映画といえば、 迷わず本作の[ 善き人のためのソナタ ]をあげます。 (今のところ・・・) 監督は弱冠33歳のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。2007年アカデミー賞 外国映画賞を受賞している。この映画を観れば日本代表の[ フラガール ]なんてまだまだ。足元にも及ばないと思うはず。 目撃者や記録文書などの4年にもなる徹底したリサーチを費やし、 ドイツの秘密組織シュタージュの内幕を描いていた社会派作...... more
Tracked from C note at 2007-05-08 13:03
タイトル : 善き人のためのソナタ
2006年度アカデミー外国語映画賞受賞のドイツ映画。ようやく観ることができまし... more
Tracked from ふかや・インディーズ・フ.. at 2007-06-04 19:41
タイトル : 悪しき者のための体制
『善き人のためのソナタ』を観た。 第79回アカデミー外国語映画賞受賞。 ステージへ駆け上がった姿が印象的だったフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク初監督作品。   1984年、東西冷戦下の東ベルリン。 強圧的な共産主義体制を確立し、東ドイツを支配し....... more
Tracked from とんとん亭 at 2007-06-07 20:49
タイトル : 善き人のためのソナタ
「善き人のためのソナタ」 2007年 独 ★★★★★ 胸を打つ・・・・そのソナタを聴いた人には悪い人はいない。 そのソナタを書いた人も演奏する人も、聴いて、そっと涙する全ての人に。 まず、驚いたのがベルリンの壁崩壊前の、東ドイツの国政だ。 徹...... more
Tracked from ゆるり鑑賞 at 2007-06-10 22:29
タイトル : 善き人のためのソナタ ★
シネ・リーブル梅田にて「善き人のためのソナタ」を観る。 【物語】 東西冷戦下の東ベルリン。国家保安省局員のヴィースラーは、劇作家のドライマンとが反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。だが、彼と彼... more
Tracked from ようこそ劇場へ! Wel.. at 2007-08-04 21:27
タイトル : 善き人のためのソナタ
”Das Leben Der Anderen”(The Lives of Others)監督・脚本=フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。撮影=ハーゲン・ボグダンスキー。音楽=ガブリエル・ヤレド、ステファン・ムーシャ。☆☆☆☆☆... more
Tracked from eclipse的な独り言 at 2007-08-06 15:32
タイトル : 善き人のためのソナタ
 人の私生活を覗き見るという行為は多分、楽しいのでしょう。でもやはり許される行... more
Tracked from 悩み事解決コラム at 2007-08-12 19:14
タイトル : 善き人のためのソ\ナタ
&nbsp;{amazon}  1989年11月10日東ドイツが西側に脱出する市民に歯止めを かける為に建築したベルリンの壁が崩壊。自分は当時小学校 6年生で担任のM先生がとにかく歴史的な出来事が起こったと<br ... more
Tracked from デコ親父はいつも減量中 at 2007-09-18 00:51
タイトル : 善き人のためのソナタ−(映画:2007年104本目)−
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 出演:ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ、ウルリッヒ・トゥクール、トマス・ティーマ、ハンス=ウーヴェ・バウアー、フォルカー・クライネル、マティアス・ブレンナー 評価:9...... more
Tracked from サーカスな日々 at 2007-09-24 22:54
タイトル : mini review 07075「善き人のためのソナタ..
解説: ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中枢を担っていたシュタージの実態を暴き、彼らに翻ろうされた芸術家たちの苦悩を浮き彫りにした話題作。監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが歴史学者や目撃者への取材を経て作品を完成。アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表作品としても注目を集めている。恐るべき真実を見つめた歴史ドラマとして、珠玉のヒューマンストーリーとして楽しめる。 [ もっと詳しく ] (シネマトゥデイ) 原題 DAS LEBEN DER ANDE...... more
Tracked from シネ・ガラリーナ at 2007-10-04 15:05
タイトル : 善き人のためのソナタ
2006年/ドイツ 監督/フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 「奪われた人生は取り戻せるのか」 旧東ドイツで実際に行われていた、国民が国民を監視する組織「シュタージ」の実体を暴きつつ、人間の尊厳とは何かを訴えかける傑作。 こういう社会的な問題を扱う作品を見てきて痛切に思うのは、いかに「個の物語」として落ちているかが重要だと言うこと。「グアンタナモ」しかり、「ブラッド・ダイヤモンド」しかり、「ゾフィー・ショル」しかり…。ひとりの人間の苦悩、生き様を通じて訴えるからこそ、...... more
Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2007-10-28 23:28
タイトル : 『善き人のためのソナタ』'06・独
あらすじシュタージ(国家保安省)の局員ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)は、劇作家のドライマン(セバスチャン・コッホ)と恋人で舞台女優のクリスタ(マルティナ・ゲデック)が反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。ヴィースラーは盗聴器を通して彼ら...... more
Tracked from 茸茶の想い ∞ ~祇園精.. at 2007-12-12 02:00
タイトル : 映画『善き人のためのソナタ』
原題:Das Leben der Anderen ベートーヴェンのピアノソナタ「熱情」を愛した男レーニン、だがロシア革命の指導者たる彼にとって、善き人になるためのソナタなど聴くことは叶わない・・・ 1984年はベルリンの壁崩壊の5年前、旧東ドイツの国家保安省シュタージのヴィー... more
Tracked from シネマ・ワンダーランド at 2008-02-08 00:41
タイトル : 「善き人のためのソナタ」
旧東ドイツの監視社会を描いた映画「善き人のためのソナタ」(原題:他者の人生、2006年、独、138分)。2006年のアカデミー外国語映画賞やNY批評家協会賞などを受賞。監督は弱冠33歳の新鋭フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。本作では、ファシズムともいうべき旧東独社会の問題性、その中で芸術というツールを通して真の人間性に目覚める1人の人間を通して社会的救済を提示している。... more
Tracked from 映画、言いたい放題! at 2008-02-12 08:49
タイトル : 善き人のためのソナタ
とても話題になったので 是非観たかった作品です。 しかもアカデミー賞外国語映画賞受賞作品。 外国語映画賞部門は「海を飛ぶ夢 」私の趣味の作品が多いのです。 DVDで鑑賞。 1984年、東西冷戦下の東ベルリン。 国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーは、 劇作家... more
Tracked from とんとん・にっき at 2008-04-06 19:24
タイトル : 映画「善き人のためのソナタ」を観た!
「盗聴」とは、他人の会話や通信などを、知られないようにそれらが発する音や声をひそかに聴取・録音する行為です。聴取した音声から様々な情報を収集し、関係者等の動向を探る目的で用いられます。旧ソ連時代、在モスクワの外国公館すべてに盗聴器が仕掛けられていると... more
Tracked from ・*・ etoile ・*・ at 2008-07-03 00:31
タイトル : 『善き人のためのソナタ』
これも見たかった。以前WOWOWで放送していたのを録画していたので見る。 「1984年旧東ドイツ国家保安省(シュタージ)の大尉ヴィースラーはヘムプフ大臣の依頼を受け、劇作家ドライマンの監視をするが、彼を通して芸術を知り・・・」という話。これは、しっとりとした良作だ...... more
Tracked from いつか深夜特急に乗って at 2009-04-16 22:01
タイトル : 善き人のためのソナタ
製作年:2006年 製作国:ドイツ 監 督:フロリアン・ヘン... more
Tracked from Yuhiの読書日記+α at 2009-04-21 22:49
タイトル : 善き人のためのソナタ
ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中枢を担っていたシュタージの実態を暴き、彼らに翻ろうされた芸術家たちの苦悩を浮き彫りにした話題作。第79回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した。監督はフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク、キャストはウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ他。 <あらすじ> シュタージ(国家保安省)の局員ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)は、劇作家のドライマン(セバスチャン・コッホ)と恋人で舞台女優のクリスタ(マルティナ・ゲデ...... more
Commented by シャーロット at 2007-02-16 23:07 x
こんばんは。
音楽も映画も含めて、芸術はいいなと改めて思います。
ドイツというお国は行った事もないですが、職人さん達はものづくりに関しては堅実で質素だけどとても情熱を感じます。ピアノに関していうと、ドイツ製のものって音色は透明感にあふれていながらすごく豊かです。特に東側で培われてきた音楽やピアノには、今でも聴くたびに違う発見をし知られざる未知の音に新鮮な思いを呼び起こされます。
・・・私はピアノを弾くシーンにやはり体が反応しちゃいまして;
あんなに想いのこもったしっとりとした音楽を聴いたら、きっと人生変わっちゃうだろうなって本当に思います。
そしてかえるさんの文章にもただならぬ感性をいつも感じつつ・・・今回も酔いしれましたわ♪いい映画でした。

Commented by moviepad at 2007-02-17 00:54 x
こんばんわ!

僕はこの曲のソナタに酔えなかったんですよ。
邦題にだまされた。酔う気満々だったのに(笑)
なんかピアノの音が硬く感じて...。
単なる好みの問題かもしれませんが。
映画には酔いました!
Commented by at 2007-02-17 23:22 x
この映画、表題のソナタやプラハ交響楽団の音楽と、音がないときの静寂が印象的でした。かえるさんおっしゃるように「ビター」な「大人」の映画だったと思います。こういうのはヨーロッパでないとつくれませんね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-18 22:05
シャーロット さん♪
この世界において芸術ってとても大事ですよねー。人間という生き物がたぶん芸術を生み出し愛することは必然なのでしょうね。その自由な創作活動を規制しようとする圧政は許せーん。芸術家の一員でである映画製作者がそういう題材に取り組んだということが嬉しいです。
ピアノのメーカー名が当然のことながら"YAMAHA"などではなかったので、これはどこのだろうと思ったのですよ。東と西で多少の違いが生まれたのはわからないけどドイツ人というと日本人に近い律儀な国民性が言われていますよね。堅実な職人というのも納得です。
やはりシャーロットさんは、ピアノシーンに大いに感激したのですね。しっとりと美しい曲でした。その一曲を聴いたことが直接的に人間の生き方を変えるというんじゃなくて、その感動が心の扉の鍵を外したというか、とにかくそれほどに心揺さぶるものであったりするんですよね。
とんでもないー。いえ私は、音楽に対する感性は鈍いんじゃなかと思うけど、映画という総合芸術にはいつもノックアウトされます。多様な意味合いでいい映画でした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-18 22:05
moviepad さん♪
そうですか、残念でした。
でも、その点に限っていうと、邦題に騙された感はありますよね。
私も鑑賞前は、登場するメインの芸術家がピアニストなのかと思っていて、ピアノの旋律に酔う時間がもっと長いのかと思っていたんです。なので、『戦場のピアニスト』のように演奏シーンで大感動するっていうんではなかったですが、でもステキなソナタでした。好みの問題ですね。私もやはりそれ以上に映画の方に酔いました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-18 22:35
雄 さん♪
やはりタイトルになるだけあって、音楽が心に響きましたよね。
そうですね、意外と、静寂の方も印象的でした。
ヨーロッパ映画特有のこの大人っぽさに私はノックアウトされました。わが国の日本アカデミー賞作品は、アカデミー賞外国映画部門日本代表作品は、フラガールというTV的に大衆的なわかりやすいエンタメものであるのとエライ違いだなぁと思ってしまったり・・・。
Commented by パラリン at 2007-02-19 22:03 x
はじめまして。
CaeRu noix さん、コメント&TB、ありがとうございました。
登場人物名の間違いのご指摘、大変助かりました。思い込みとは、怖いもので、全然、気がつきませんでした。すっかり映画の余韻に酔ってしまったようです。

>切実なその苦味の中にほのかな甘みが溶け合っていて、コクのある深い味わいを残すのだ。
本当に、何度でも思い返しては、考えてみたい深みと優しさにあふれていました。キェシロフスキ作品に盗聴を扱った作品があるとは、知りませんでした。また、観てみたいと思います。
Commented by 睦月 at 2007-02-20 11:05 x
かえるさん。こんにちわ。
いきなり映画とは関係のないお話になりますが・・・お許しを。

蘇民祭に行かれるとのことで・・・。
私の故郷は岩手の花巻市です!!まさにド真ん中でっせ!!
胡四王山懐かしいなあ・・・もう2年くらい帰ってないので、
花巻がとっても懐かしいです。
かえるさん、それにしてもなぜに・・・蘇民祭へ?
今年は暖冬のようですが、
それでもメチャクチャに寒いっすよ、あそこは(苦)。

ぜひ楽しまれてきてくださいね。
風邪などひかぬようにお体にはお気をつけください。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-20 12:41
パラリン さん♪
こちらこそ、ありがとうございます。
そうですよね。思い込んじゃうとご本人は気づかないものですよね。私もたぶんそういうミスはよくしていると思うのだけど、自分のことは棚に上げて、わりとよそでは表記の違いに気づいてしまうんですよー。この映画鑑賞時はそんなに登場人物の名前は印象には残らなかったですし、映画全体に酔ったという感じですよねー。テーマも重層的で深い余韻の残る作品でしたー。
キェシロフスキの『トリコロール 赤の愛』に盗聴を日課としている男が出ていました。デカローグにも出てきたらしいです。覗き見ものもあるし。興味深いアプローチですよね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-20 12:58
睦月 さん♪
おおお、ど真ん中!そうかー、花巻なんですね。
ではでは、私が代わって、故郷の様子を見てきます。
国内は福島より北に行くのは初めてだし、そういう有名なお祭りを見るのも初めてなので、ワクワクしております。蘇民祭のことなんてつい最近まで知らなかったんですけどねぇ。
そうか、寒いでしょうね。雪国生まれな私なんだけど、寒いのは激しく苦手なんです。防寒がんばろー。温かいお言葉ありがとうー。楽しんできたいです。
写真など撮れたら、レポートしますので、のぞきにきてくださいー。
Commented by orange at 2007-02-21 03:32 x
こんばんわ☆かえるさん
コメント&TBありがとうございました。
ドイツが描く作品はどれも真に迫る作品が多い中で、これも一つの忘れられない作品になりました。
堅実に作り、そして決して妥協しない姿勢が垣間見えるのも一つの手法ですが、人が生み出した統一国家のシステムをまた同じ人間が生み出した芸術や感性の力が静かに紐解きながら打ち崩して言ってしまう過程が見事でした。
人間の底にある確かな血は抗えないものですね・・・
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-22 12:53
orange さん♪
ドイツの自国の歴史を見つめた作品は素晴らしいものが多いですよね。去年のゾフィー・ショルなのにも心揺さぶられましたし、本作の見事さは期待以上でした。
国家への忠誠に相反する行為につながる人間らしい感情、芸術に惹かれる思いがヴィースラーの中におこったという主題が実にいいですよね。そういう人の気持ちの変化が、体制をも揺るがすものになっていくんですよね。秀逸なテーマとストーリー。この世界の恐ろしい一面をまた目の当たりにしながらも、人間の素晴らしさを再発見することができました。
Commented by kazupon at 2007-02-24 11:49 x
かえるさん、まさに四六時中はりついて1個人のすべてを
掌握するなんて、しおらしい顔で生徒に教えてる人がやってるのが
なんだか滑稽に見えてくるのが面白かったです。
監視されてる側がなんだかんだいっても華やかで、監視している側が
さみしくて孤独な感じも良かった。
原題のほうがしっくりくるような気がしますが、邦題も観終わった後で
はいいですよね。自分、いつも何も読まずにいってしまうので、
音楽家が主人公の映画だと思ってました(苦笑)
ヤレドの音楽は素晴らしくてサントラ欲しくなってしまってます。
Commented by にゃむばなな at 2007-02-24 17:03 x
この映画を見ていて「監視国家」という言葉を聞くたびに、北朝鮮のことを連想してしまったのは私だけでしょうか?
決して社会主義が悪いというわけではないのですが、芸術や芸術を愛する人を抑圧する社会だけは絶対に許せない!と思いましたね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-27 16:01
kazupon さん♪
アカデミー賞の外国映画賞を受賞しましたね。こればかりは納得。
四六時中の監視体制というのはあまりにも恐ろしいんですけど、そんなことに真剣に取り組んでいる姿は滑稽にも見えましたよね。冒頭の尋問の講義もおかしさが紙一重の怖さにあふれていました。
そうなんです。監視している方が孤独なのがポイントですよね。彼はそれまでは誇りをもって仕事をしていたのかもしれないんですが、盗聴を通じて、自身の人間性の貧しさを意識せざるを得なくなるんですよね。そこんとこが肝なので、原題の方がより的確ですよね。でもでも、邦題の響きもよいですね。
kazuponさんも音楽家ものだと思ってましたかー。演奏シーンが予想外に少なかった分、全体的にヤレドの音楽に魅せられましたよね。サントラほしいかも。
Commented by CaeRu_noix at 2007-02-27 16:02
にゃむばなな さん♪
いくつもの国か"監視国家"だったわけですが、現在進行形のものとして思い浮かべてしまうのはまずは北朝鮮ですよね。
社会主義って、もとは平等を目指していたはずなのに、抑圧され人々の自由が奪われてしまうんですよね。人権や自由を尊重しない社会なんて間違っていますよね。芸術はコントロールされるべきものではないです。
Commented by 真紅 at 2007-03-01 17:00 x
かえるさま、こんにちは。TBさせていただきました。
監督は『グッバイ、レーニン!』の軽妙さへの反発からこの映画を撮ったらしいのですが、現実はもっともっと厳しかったでしょうね・・。
私はシュタージのことなど今回初めて知りましたが、ほんの十数年前のことだと思うと恐ろしいです。
オスカー効果で多くの人に観てもらいたいと思えた秀作でした。
ではでは!
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-02 17:43
真紅 さん♪
『グッバイ、レーニン!』の軽妙さへの反発からこの映画を撮った、というのは実に興味深いです。お知らせいただき感謝ですー。感銘を受けた映画に触発されて映画をつくるというのもまたステキだし、反発によって別のアプローチで素晴らしい映画が作り出されるというのも意義深いですねー。
私は『グッバイ、レーニン!』、好みのタイプの作品でありながら、母に嘘を突き通すところが納得いかなかったのか、さほど気に入らなかったんですよね・・・。悲劇をコミカルに描くという手法も好きですが、ほんの十数年前の恐怖はまだまだ笑い飛ばせないものかもしれませんね。
オスカー効果でより多くの人に観てくれるといいですね。
Commented by borderline-kanu at 2007-03-03 12:05
こんにちはー
同じ時代を描く作品でも、全然違うなと思ってましたが、『グッバイ、レーニン!』に対するそういう気持ちがあったとは、興味深いですね。
ドイツ映画は入ってくる作品がそれほど多くないこともありますが、外れが少ないなぁって思います。 カヌ
Commented by 丞相 at 2007-03-04 21:45 x
こんばんは。TB&コメントありがとうございました。
ラストの「献辞」には、それまでの重苦しい展開を昇華させる
力がありましたね。ここで権力と芸術が一つに結びついた
ような気がしました。
ロバート・アルトマン監督の遺作も音楽映画だそうで、
これまた楽しみな作品ですね。今年は去年の戦争映画と
同じくらい、音楽映画が多くなるような気がします。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-05 12:50
カヌ さん♪
『グッバイ、レーニン!』の件はホントに興味深いですよね。どっちがどうだということではなく、いろんな側面を見られることには意義がありますよね。
ドイツ映画には手ごたえのあるすぐれた作品が多いですよねー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-05 12:50
丞相 さん♪
さりげなくも素晴らしい贈り物でしたよね。堅物だったヴィースラーが、店員に言った言葉は、観客に初めて見せてくれたに等しい小粋な響きがありました。それを言われたレジ係にはわからないけど、観客だけがその意味を知っているという状況がとてもとてもステキでした。
そういわれて見れば、今年は音楽映画が多いかもしれませんね。ロバート・アルトマン監督の遺作も楽しみですねー。そして、私はステップアップなどのダンス映画の方も楽しみにしています。
Commented by リーチェン at 2007-03-05 16:48 x
かえるさんのレビュー、エクセレントです♪

ほんと、芸術って素晴らしい力を持っていますよね。
音楽で癒されたり、心豊かになったり、人の気持ちをも変えていったり。
本当にあの彼に最後泣かされるとは思わなかった~(笑)
Commented by beat+half at 2007-03-05 19:14 x
かえるさん、こんばんは。
私もあのソナタのところではヴィースラーと共に涙しました。ドライマンの訥々としたタッチからイェルスカへの思いが伝わってくるような気がして。もう一箇所はやはりクリスタの裏切りに涙でした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-06 12:13
リーチェン さん♪
へへへ、ありがとうございます。
芸術はかけがえのないものですよね。その言葉は何だか、一般的には大衆文化的、娯楽的なものと分けられていて、特別なもののように扱われたりしているけど、音楽に感動するなんていうのは、本当に普遍的なことなんですよね。
好感の持ちがたいヴィースラーなのに感情を揺さぶられまくりましたねー
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-06 12:19
beat+half さん♪
ソナタにナミダされましたか。あのシーンは意外に淡白で説得力を感じなかったという感想も見かけたのですが、beat+half さんにはそれほどのものだったというのはステキです。そう、ヴィースラーは純粋に音楽の素晴らしさに感動したのでしょうけど、観客の私たちはイェルスカの思いやドライマンのイェルスカへの思いも同時に感じられるんですよね。クリスタのことはショックでした。
Commented by sabaha at 2007-03-06 22:01
こんばんは。
あの盗聴の完璧さに、妙にドイツを感じてしまったんですが、偏見かしら??
それはさておき、ドイツからは、本数は少なくても力強い映画が確実に生まれているなあ、としみじみ感じました。監督さん、33歳?だそうで。ニュージェネレーションですね。若い!
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-08 11:36
わかばさん♪
完璧な盗聴システムでしたよね。ドイツだからこそのものだったかもしれませんね。ヴィースラーのレポートもそりゃーもう事細かで几帳面さが出ていて笑えましたしね。
ドイツ映画は骨太な秀作が多いですよね。それは数年前から感じていまする。にしても、これが30代前半の新人監督の仕事とは驚かされますよねー。その完璧さもドイツ人気質ゆえかも?
Commented by 狗山椀太郎 at 2007-03-13 00:37 x
こんばんは、コメント・TBありがとうございました。
今回は、こちらから伺おうと思っていた所・・・大変感謝です。

文学・音楽などの「芸術」を通して、人間の良心が喚起されるところが良かったですね。ヴィースラーが感じた喜びはいかほどのものだったか・・・私には測りがたいところですが、彼の見せる心の動きがまったく大げさではなくごく自然に演じられていて、とても好感が持てました。

おっしゃるように、芸術家の多くは反骨や自由の精神を持っていると思います。それゆえに体制側から、にらまれやすい職業でもあるのでしょう。そういうことを考えると、芸術や自由のありがたさを改めて感じさせてくれる、素晴らしい映画だったと思います。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-13 23:10
狗山椀太郎 さん♪
とんでもないです。移行か何かの作業中でお忙しいんですっけ?
そうなんです。こういう恐ろしき圧政下で人間の良心を呼び起こすことのできるものっていろいろあるのかもしれませんが、多くの物語だとまず「愛」のチカラで、というパターンになると思います。それが本作では、盗聴によって他人の生活/人生に入り込むことによって、そして素晴らしき芸術に心を動かされる、というものになっているのが秀逸でした。
今月の初めに大好きな「リリイ・シュシュのすべて」を劇場鑑賞したのですが、ふんだんに使われているドビュッシーのピアノ曲が素晴らしく美しいのですよ。それを聴くと身動きが止まっちゃうカンジ。たぶんヴィースラーがあのソナタをヘッドフォンで聴いた時のショックはこういうカンジなんだよなって納得した私です。スピーカーとヘッドフォンはまた違いますしね。彼の演技も説得力のあるものでしたね。
人間にとってかけがえのない芸術や自由の素晴らしさも一つのテーマになっているところがエクセレントでした。
Commented by マダムS at 2007-03-14 15:36 x
トラコメどうもでした♪ 
ドイツ語タイトルの意味も教えて下さって有難う~
そういう意味だったんだ・・
ヘッドホンでピアノソナタを聴いてしまい、ハラリと涙を流すシーン・・感動的でしたね。 人が心を動かされるその瞬間に立ち会う証人になれるのも映画好きの特権ですよね、ステキ。
かえるさんのレビューもステキ♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-15 12:38
マダムS さん♪
そんな感じのタイトルでっす。原題の方が、この物語の要旨を表しているとは思うけれど、キーになっている重要なものに焦点を絞った邦題もステキですよねー。ソナタっていうのは響きもいいし。今さら冬ソナ連想効果なんて意識していないとは思うけれどー。映画を観るまでは"華麗なる恋の舞台で"と同列のイメージ優先の勝手な邦題かと思ってましたわ。すまぬ。
ヴィースラーがヘッドホンで予期せぬ感銘を受けたシーンは感動的で、思い返しても嬉しくなってしまいます。だんけ。
Commented by まてぃ at 2007-03-21 01:13 x
こんにちは。
監視社会の恐ろしさ、マジ怖かったです。でもそんな中でも人は時として愛する人を裏切り、時として自分の良心にしたがって行動をおこす。
いくら監視してても人の心は変えられないんですよね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-22 12:32
まてぃ さん♪
監視社会は恐ろしいですよねぇ。特定の役人だけが業務としてやっているだけならまだ救いがあるのだけど、家族や親しき人に見張られる密告されてるという状況は気が狂ってしまいそうです・・・。人の心は変わりやすいものであり、変わらないものでもあり。
Commented by jester at 2007-03-28 10:24 x
こんにちは。やっと見られました、この映画。
ヴィースラー目の演技がよかったです!
最後の本屋さんでの輝き。「僕のための本だから」の台詞が素晴しかった!

あと、セバスチャン・コッホも良かったです♪

私も感想を書いたので、TBさせていただきました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-29 17:33
jester さん♪
ヴィースラー目は全てを物語っていましたよね。
素晴らしい演技力でした。
一度見たら忘れられない顔だったみたいで、見覚えがあると思ったのは錯覚じゃなく、去年観たミヒャエル・ハネケ作品2作に出ておりました。
本を買ったときのあの台詞を言った時の表情もまた印象的で大いに感動。
セバスチャン・コッホもステキでしたよね。ブラックブックに出ているそうでー。
Commented by いわい at 2007-04-01 12:43 x
こんにちは。
わたしもやっと観て参りました。
原題と違うこの邦題には、なるほどと思いました。
ヴィースラー、素晴らしかったです。わたしも観ている時に、知っている顔のハズと思ってました。(ついでに、ドライマンも。)
家に帰ってから調べて、納得。あの映画たちも印象的でした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-02 16:53
いわい さん♪
ご覧になるのは当然ですが、レヴューを書く作品として選ばれたのですね♪
私はこれはハリキッテ公開2日目に観に行ったのでした。ケンコクキネンビにふさわしく?
善き人とか敬愛なるとか素晴らしきとかそういう言葉遣いの邦題は語感的に好きじゃないんだけど、これはその意味を知ってそれならOKって思いました。
ヴィースラー役の彼は、実際に奥さんに監視された経験があるそうですね。そんな悲しく複雑な過去をもつゆえか、このヴィースラー役もぴったりだったし、ハネケに抜擢されていたことにも納得してしまうのでした。
Commented by のりぞう at 2007-04-19 00:36 x
またもやお久しぶりです☆終了ぎりぎりでやっと観られました☆
友達に誘われるまま下調べもしないで観たのですが(爆)、いや
観て良かったです!最初から最後まで引き込まれるように観ました。
これが33才の監督の初監督作品とは驚きです。ヴィースラー役の役者さん、すごく良かったですね。最初はあんなにイヤなヤツだったのに。。。ヴィースラーが「良い報告書だ」というシーンもすごく好きです。いいことをしてる訳ではないんですけどね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-19 12:50
のりぞう さん♪
お久しぶりん。
映画を観に行く本数が少なくても、これを見逃さなかったのはえらーい。
何も知らずにこれを観られたなんて何よりです。ドイツ映画は誠実で骨太な見ごたえある作品が多いですが、これはとびきり素晴らしいです。そうそう、33才の監督の初監督作品だなんて驚きですよね。日本の同じ世代はこんなにしっかりとしたテーマでものを作れないだろうなぁと思えました。
ヴィースラーにはやられましたよねー。のりちゃんの共感度が高そうなタイプ。その嫌な奴ぶり・病みっぷりをユーモラスにとらえる部分と、その孤独や妄信を悲哀をもって感じさせる部分が交互にあるのがよかったですー。
Commented by ミチ at 2007-04-20 10:11 x
こんにちは♪
芸術は決してお腹は膨れないけれども、心を豊かに満たしてくれる物。
どんなに禁止されても心の奥底から湧きあがってくるものを止める事はできませんよね。
あのような体制の国家であったからこそ芸術家達は工夫もしただろうし、絶望もしたでしょう。
ヴィースラーの方も、ドライマンの方も双方描かれていて素晴らしかったです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-20 13:34
ミチ さん♪
こちらにもありがとうございます。
かけがえのない、芸術。思えば、自由で豊かな国では、それが当たり前のように身近にあって、むしろそれらは堅苦しいものというイメージで、子どもの頃なんかはむしろ敬遠していた気がするんですが、大人になった今は、芸術に触れることって、人間としてこの世に生まれてきた歓びの一つだなぁって思えます。
歴史を振り返ると、圧政下の方が素晴らしい芸術を生み出すという事例も多いですよね。人間によって、人間らしさが奪われたりする不条理の中、人間の素晴らしさを感じられるのが嬉しいです。
ヴィースラーとドライマンの両者が描かれているのがとてもよかったですよね。
Commented by kenko at 2007-05-08 13:15 x
かえるさん、こんにちは!TB失礼します。
こんな良質な映画、なんだか久々だなと思いました。
おっしゃる通り、すべてが絶望的なのではなくて
抑圧された中でも取り戻すことのできる人間らしさを
描いているのが素晴らしかったです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-05-08 23:18
kenko さん♪
絶品。良質。おもしろい映画、感動的な映画はたくさんあるけれど、これほどに優れた味わい深い作品は確かに稀ですよねー。
絶望に抗えずに自殺する人も多かった国ではあるけれど、こんなふうに光を見いだせた人がいるって本当にすばらしいです。
これが人間なんですよね。
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