かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『さくらん』
2007年 03月 05日 |
ビューティフルでありんす。

幼少の頃に吉原の遊郭、玉菊屋へ売られたきよ葉は、やがてトップの花魁になる。



72年生まれの女性フォトグラファーが江戸時代の遊郭の花魁を映画にした。
その要素だけで期待は膨らむ。私が普段、時代劇というものに惹かれないのは、多くの主人公はサムライだからなのかな。活気ある江戸の町の文化には惹かれるもの。そして、鮮やかな着物を身にまとった艶やかな女たちの世界には大きな興味を抱いてしまう。それも、オジサンの目線で理想化した女の虚像ではなくて、現代的なセンスをもった女性アーティストが描く、威勢のいい華々しき女たちでありんす。

ヴィヴィッドに華やか。期待通りのめくるめく映像美に満足。動きのあるカメラワークの方は特に凝ってはいなかったようだけど、一つ一つのショットが見事に決まっているさすがのフォトグラファー。映し出される遊郭という空間そのものも、きらびやかな着物や装飾類の多彩さも、眺めてワクワクウットリするばかり。赤と黒のインパクトが強い色づかいというのは、下品な印象があって好きになれないことも多いのだけど、この映画の美術、衣装の色彩は、ほどよく派手で粋でカッコイイ。強気な花魁ギャルにピッタリの色彩美。シンボリックな真っ赤の金魚もよいよね。

ところで、強気な花魁ギャルな主人公が土屋アンナちゃんというのはどうかなぁ。アンナちゃんのハスキーかすれボイスは時として魅力的だけど、万能ではないんだよな。現代ヤンキー娘だけが適役だとは思わないけど、吉原のNO1花魁の風格というものがココロモチ足りないような気もしたな。私だったら、(こないだ『エクステ』を観たものだから)栗山千明あたりにオファーしたいな。蜷川さんは、栗山さんの写真集も撮っているんだけど、ファインダー越しにはアンナちゃんが最上だったということか。あと次候補は、香椎由宇。

と、他のキャスティングを考えてしまったのも事実だけど、アンナちゃんな主人公が受け容れられなかったわけではない。すれっからしのようで、案外と健気な役柄はハマっていたと思う。そのいたずらっぽさにありんす言葉が似合う。弱音を吐かずに、プライドは捨てずに、自分らしさを貫くたくましい生き方がすがすがしいのだ。こんなところにはいたくないとは思いながらも運命を受けいれて、邁進していくカッコよさ。それでいて、惚れた男にコロリと騙されてしまったりして・・・。強気な女ゆえ、裏切りとハートブレイクに傷つく場面はとてもせつなくて・・・。『SAYURI』の主人公の何倍も心寄り添える躍動的な好感キャラでした。椎名林檎はアンナに合うし。

色とりどりの衣装と華麗な美術世界にウットリし、現代風味の等身大の女たちの日常を楽しみ、心の機微に共感する。この感覚は全くもって、『マリー・アントワネット』 から受けたものと同じじゃないか。映画を観なくてもその二作には共通要素がありすぎだもの。父親は、映画監督、舞台演出家で、本人は女性フォトグラファー。片やブルボン王朝の宮廷プリンセス、片や江戸時代の花魁の物語、その衣装や装飾が見どころであり、登場人物を独自の解釈で現代的に描くという試み。パターンが似ているとは思っていたけれど、作風も見せ方も驚くほどに共通項がある。それゆえか、さくらんワールドも気に入った。

蜷川監督は本作を撮るのに浮世絵を参考にしたそうだ。
「お客さんからの手紙を花魁が読んでて、その周りを女の子たちがキャーキャー言いながら覗き込んでいたりとか、休憩時間に火鉢を囲んでお菓子を食べたりとか、髪の毛を結い合いっこしてる姿とか。これって、女子校とかで見かける光景だと思いません?」とインタビューで語っているように、今も昔もどこにいても変わらないような女たちの等身大の姿を描いたわけなんだ。そう、遊女達の他愛もないおしゃべりのシーンはステキだったもの。弾ける日常感。そんなアプローチも全くもってソフィアと同じ。

この2人の共通ポイントについてはこの2つの映画の存在を知った昨年から思いを馳せたに過ぎないけれど、ずっとずっと前にソフィア・コッポラ自身はそんな何かを感じとっていたのだろうか。『ヴァージン・スーサイズ』のプロモーションで来日した2000年、ソフィアはTV用特別番組のための対談の相手に蜷川実花を指名し、2人は対談を果たしていたのだ。
『ヴァージン・スーサイズ』とニナミカ/マカロニ・アンモナイト

とにかく、そんな女性ならではの感性とセンスで、ファッショナブルに絢爛豪華な世界をみずみずしく描き出してくれる、若きクリエイターの活躍を私は支持したいな。

2007 公式サイト
監督: 蜷川実花
脚本: タナダユキ 原作: 安野モヨコ
撮影: 石坂拓郎 美術: 岩城南海子
音楽: 椎名林檎
出演: 土屋アンナ 椎名桔平 成宮寛貴 木村佳乃 菅野美穂 永瀬正敏 石橋蓮司 夏木マリ 市川左團次 安藤政信
.
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by CaeRu_noix | 2007-03-05 07:43 | CINEMAレヴュー | Trackback(17) | Comments(20)
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Tracked from レザボアCATs at 2007-03-05 20:56
タイトル : #21.さくらん(舞台挨拶つき)
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Tracked from Cartouche at 2007-03-06 00:49
タイトル : *さくらん*
{{{    ***STORY***                 日本 真っ赤な金魚たちが宙を泳ぐ。大門をくぐると、そこは華やかな吉原遊郭。 桜が満開の中、遊郭<玉菊屋>に連れてこられた8歳の少女は、きよ葉と名付けられた…。 口が悪く、誰にもなつこうとしないきよ葉の面倒をみることになったのは、気位が高く、絶世の美しさと知性を兼ね備えた完璧な高級花魁・粧ひ。女だらけの世界に嫌気がさし、きよ葉は脱走を図るがあえなく失敗。厳しい折檻を受けても逃げ出すことをやめようとしないきよ葉。だが、自分...... more
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タイトル : 映画「さくらん」
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タイトル : さくらん 
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Tracked from 日っ歩~美味しいもの、映.. at 2007-03-08 23:30
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タイトル : 『さくらん』  菜の花畑を駆け抜けて
有名な『吉原炎上』をテレビで観たのは、確か小学生のころでした(さすがにこの映画を... more
Tracked from アンディの日記 シネマ版 at 2007-03-17 03:02
タイトル : 『さくらん』
感動度[:ハート:]          2007/02/24公開  (公式サイト) 映像美[:かわいい:][:かわいい:][:かわいい:][:かわいい:][:かわいい:] 満足度[:星:][:星:][:星:]   【監督】蜷川実花 【脚本】タナダユキ 【原作】安野モヨコ 『さくらん』(講談社刊) 【時間】111分 【映倫】PG-12 【出演】 土屋アンナ/椎名桔平/成宮寛貴/木村佳乃/菅野美穂/永瀬正敏/美波/山本浩司/遠藤憲一/小池彩夢/山口愛/小泉今日子/石橋蓮司...... more
Tracked from the borderla.. at 2007-03-19 23:17
タイトル : 「さくらん」
予告編でヴィヴィットな色使いと元気な主人公を観ると、監督が女性という共通点もあって「マリー・アントワネット」を思い出してしまいました。写真家として有名な蜷川実花監督、映像に関しては、面目躍如の出来栄えですね。   先に「SAYURI」を観ているので、江戸時代と昭和初期、また花魁と芸者の違いはあるものの、住む世界は非常に似通ってるので、描き方でこうも違うのかとも思いました。女の情念が伝わってくるウエットな「SAYURI」が外国人監督。エロティックさも薄く、土屋アンナのキャラクターも手伝ってか、明るく...... more
Tracked from 銅版画制作の日々 at 2007-03-20 11:20
タイトル : さくらん/てめぇの人生、てめぇで咲かす
 監督:蜷川実花×原作:安野モヨコ×脚本:タナダユキ×音楽:椎名林檎×主演:土屋アンナという顔ぶれ女性たちだけで作った映画「さくらん」を先日、京都シネマにて鑑賞。何ヶ月前から、チラシでの宣伝この色の鮮やかさに、目を見張るものがあり、そして若き女性たちがタッグを組んだという興味もあり、楽しみしていました。 そういえば、先日観た、「マリー・アントワネット」もソフィア・コッポラが監督、女性の生き方を女性監督で描くという点では共通していますね。ソフィアの父があの有名な、フランシス・フォード・コッポラ監督、蜷...... more
Tracked from キマグレなヒトリゴト at 2007-07-23 18:09
タイトル : 『さくらん』ルービックキューブな世界。
上品に収まった『マリー・アントワネット』より どこか退廃的なこっちが好み。 ぽちっとプリーズ。 さくらん 特別版 ... more
Commented by 由香 at 2007-03-06 13:01 x
こんにちは!
私も極彩色の美しさに魅せられ、『マリーアントワネット』の可愛いパステルカラーを思い出しました^^・
ストーリーに深みはありませんでしたが、あの映像美だけで満足です。それから菅野&木村の濡れ場にもビックリ!ちょっと恥ずかしかったけど、見入ってしまいました(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-06 14:41
由香 さん♪
極彩色の『さくらん』、パステルカラーの『マリーアントワネット』とどちらもその美くしいビジュアルに魅せられましたよね。原色はそんなに得意じゃない私でも、この極彩色の世界にはハマりました。
>ストーリーに深み
むむ。花魁の世界を映画化するにあたり、どういったものなら、ストーリーに深みがあると言われるのか、私にはよくわからないんですけど、私はむしろこういう描き方が好きなんですよねー。浅いか深いかってのは受け取り方次第だと思いますが、起承転結で物語展開し、山場とオチをしっかり盛り込むことよりも、ちょっとした心の機微を表現してくれる方が好きかな。ストーリー性より、ディテールと映像でしょう!
というわけで、由香さんも映像美に満足されて何よりでしたー。
菅野&木村も素晴らしかったですねー。木村さんって、映画で見るのは初めてだったんですけど(『寝ずの番』の予告は何度も観ましたが・・)いつのまにやらこういう役ができる女優さんになっていたのねとビックリです。遊郭ならではの濡れ場も見どころでしたよね。
Commented by こべに at 2007-03-07 09:02 x
おはようございます♪かえるさん♪

現代感覚をとりいれた衣装と美術がとってもスキ。
なので、極彩色絢爛展はたまらんかったです。
もみじの木の下で、きよ葉になりきり、せつない気分で座ってきました~☆

そそ、女子高っぽかったんで懐かしさもありました。
ヲンナがいっぱい居るとこってあんなカンジですよね。

かえるさんとこに来ると何度も読み返してしまうので
ついつい長居してしちゃう(^^;



Commented by CaeRu_noix at 2007-03-08 11:37
こべに さん♪
当時の衣装や内装、調度品をそのまんま再現するのではなく、現代感覚でアレンジしちゃうところがとっても魅力的でしたよね。
うう、うらやましいですわ。「極彩色絢爛展」に行かれたこべにさんがー。紅葉の下に、座り込めるなんてステキだー。(ワダエミ衣装展なんかは、触ったり写真を撮ったりできなかったんですよね。)
遊女達のおしゃべりは女子高ちっくな賑わいがありましたよね。現代人の私達も身近に感じられるところがグーでした。
へへへ、長居してくださってありがとうございます。おかまいもしませんでー。バーチャル花魁となってサービスでも・・・
Commented by シャーロット at 2007-03-09 01:25 x
あー、私も長居してます。まとめて読ませていただいてまする。
ホント、ソフィアワールドと共通するものをたくさん感じました。
かなり強烈な原色の世界なのに、最後にさくらと菜の花のパステルにはやられましたー。さくらが満開、菜の花いっぱい、空快晴なんて、私はこのラストシーンがとても気に入りました。
金魚が空で泳ぐなんて、そういう事を考える感性もすごいし、映画音楽を一人で全部こなすというのも驚きです。椎名林檎の曲なんてめったに聴きませんが、映画音楽聴いたらとてもいいセンスしてました。
女性の感性もすてたもんじゃないだなって嬉しくなったのでした。ブラヴァ~
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-09 13:02
シャーロット さん♪
いや、ごめん。ソフィアワールドとニナミカワールド(というものがあるとすれば)は共通しているかどうかはわからないんですよ。でも、フォトグラファーな2人には共通点があるし、2人が手がけた作品『マリー~』と『さくらん』は設定、スタイル、作風がとっても似通っているなと。そのことが嬉しかったんです。って、シャーロットさんのとらえ方もたぶん同じだと思うけど、"ワールド"というのは一作だけではつかめないんです。細かいこといってごめんちゃい。
そう、ラストシーンはステキでしたよね。感涙でした。鮮やかな原色の世界を抜け出したら、目の前に春爛漫のやわらかな桜色と菜の花イエローが広がっているなんてサイコー。オトメゴコロがきゅーんとなりましたよねぇ。
アリゾナドリームLOVEの私は魚が空で泳いだする発想に意外性は感じなかったけれど、そういうのは大好きなので、ありがとう!ってカンジでした。
椎名林檎サウンドもよかったですよね。私もあえて聴いたことはないけど、以前から好みではありました。
映画監督という仕事そのものは女性には大変なのかもしれませんが、「感性」に限っていえば、女性ならではのものは大いに素晴らしいですとも。
Commented by まてぃ at 2007-03-11 00:25 x
こんにちは。
豪華絢爛な色彩美、見事でしたよね。私は土屋アンナがさくらんワールドのつぼにはまって、思いっきり楽しめました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-12 00:16
まてぃさん♪
艶やか華やか、映像美は期待通りに楽しめました。
アンナちゃんのNO1花魁はわたし的には100点満点ではないのですが、マンガ原作で女子高フィーリングな演出と思えば、かなりのハマり役ですよね。
まてぃさん的にはアンナちゃんがばっちりツボでよかったですねー。
Commented by たかこ at 2007-03-12 14:54 x
やっと観ました~。蜷川さんが吉原遊郭を映像にするとこうなるんだ~となるほどなるほど。猥雑で激しくて…。まさしく“強気な花魁ギャル”の彼女も月明かりや朝明け方に映れば妙に色っぽく映るんだなぁ、と。さすがフォトグラファーさんですね!
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-13 12:35
たかこさん♪
ご覧になりましたか。そうそう、たかこさんは観ないのかなと思っていたのよ。
林檎サウンドはいかがだったでしょうか?私はよかったんじゃないーと思うですが、ファンの人にしてみると全部書き下ろしにしてほしかったなんて思ったりするらしい。
現代風味強気ギャルも色っぽく絵になっていましたよねー。さすがのフォトグラファー。女性クリエイターの作り上げた遊郭を楽しめましたよねん。
Commented by かいろ at 2007-03-17 00:03 x
かえるさん、こんにちは。またお邪魔しました。こちらの記事にTBを送らせていただきましたのでよろしくお願いいたします。
わたしはついつい映画の中のいい男を探してしまうんです・・・。清次さんの着物姿にノックアウトされてしまいました。あとはきよ葉にこけにされてキレちゃう遠藤憲一さん。あの素敵な美声で予告のナレーションを担当されていたのに、この扱いなのか???と笑ってしまいました。
Commented by たかこ at 2007-03-18 00:04 x
林檎サウンドは、実は彼女が前に出すぎたらどうしようと危惧してたんです。が、彼女の歌がはっきり聞こえたのは数曲だったので安心しました。
>書き下ろし
あー確かに過去の曲をアレンジしたやつもたくさんあったなぁ。でも前に出過ぎないようにしてあれば何よりです…。ファンじゃない人たちにも耳障りに思われないことがうれしいです。
フランス映画祭の感想楽しみにしてまーす!

Commented by CaeRu_noix at 2007-03-18 10:08
かいろ さん♪
清次さんはステキでしたよねー。安藤政信って、結構好きなんですが、スクリーンで見たのは初めてだったかも。『46億年の恋』などは観に行かなかったし。キッズ・リターンやサトラレやスペトラは好きだったので、安藤クンの印象はすこぶるいいのだけど、その時のイメージと今回のマゲマゲ清次さんが結びつかなかったかも・・・。椎名桔平だとかさりげなく男性陣も好み系が多かったんですがー。
遠藤憲一さんのことはよく知らないんですが、ナレーションもやっていたんですねー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-18 10:10
たかこ さん♪
なるほどー。むしろ前面に出すぎない目立ちすぎないことが望まれていたのですね。確かに全体的にそんなに歌が耳に付くというカンジではなかった。1本の映画をたった1人のシンガーに担当させるというのは意外と大冒険かもしれないなぁ。主張しすぎないところが成功だったのかなと思えます。時々聞こえてきては、フィットしていると感じたし。好みは分かれるかもしれないけど、林檎VOICEはアンナちゃんのキャラにバッチリ合っていると思いましたー。
フランス映画祭の感想はまぁ簡単にあげたいと思いまする。
Commented by borderline-kanu at 2007-03-20 00:01
こんばんは。
ラストの桜満開の河原?は、吉原の中と外の違いを強烈に印象づけてましたね。ただ、そこに至るまでの、思いついたかのような逃避行には納得いかないんですけどね(^^;
木村佳乃には、最後まで敵役として出ていてほしかったなぁ。 カヌ
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-22 12:27
カヌ さん♪
思いついたかのような逃避行だからこそステキなんです。地道に愛を育み、綿密に計画して実行にうつすっていう方がつまんないかなぁと。(笑) 木村佳乃の姿はもっと後まで見ていたかったですよね。でも敵役っていうのは違うと思うし、あの衝撃的な散り方がきよ葉の行く末と対照的でよかったなぁとも思います。
Commented by minori at 2007-07-23 18:12 x
こんばんわ。というわけでこっちが二本目です。
あの色調と雰囲気がピンクが貴重だった「マリー・アントワネット」
より好みでした、私。あの華やかでどこかうらぶれた感が
よかったです。アンナちゃんは確かに浮いてたような気もしますが
敢えてここはアンナちゃんでよかったのかなーと。
椎名林檎ともバッチリあってたし。でも香椎さんには賛成ー。
というわけでここにもTB失礼します~。
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-24 11:58
minori さん♪
まるで池袋文芸坐の二本立てを観に行ったかのような2本!
DVDがもう出たのね。邦画は早いー。
私は小学生時代にパステルカラーに激しくときめいていたので、どっちかというとマリー・アントワネットの色彩の方が幸せ度が高かったんだけど、こちらのヴィヴィッドな和の世界もウットリ見ごたえありでした。そうそう、華やかなんだけど花魁ワールドゆえにうらぶれていたかも。ええ、アンナちゃんお似合いでした。下妻の現代ヤンキー娘の印象が強すぎるのがナンだったけど、この世界にはハマってましたね。香椎さんの方がシリアスタッチになっちゃうかな。方向性としてはやっぱりアンナちゃん。
Commented by ぼんべい at 2007-11-24 06:08 x
>動きのあるカメラワークの方は特に凝ってはいなかったようだけど、一つ一つのショットが見事に決まっているさすが
観ていてたまに違和感を感じたのはそれだ!と気付きました。
綺麗なのになにかぎこちないような。。。

私もアンナちゃんはぴったり☆と思うところとそれは違うような・・・と思うところの両方あって、他に適役がいたような気がしないでもないですが、誰というと思い浮かばないです。

ラストは残念ながら私個人にはありえない選択なのできゅんとはしなかったのだけど、毒々しいまでの色彩が溢れる世界から、風がそよぐパステルな風景にかけていくというのは確かに素敵でした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-11-25 02:14
ぼんべいさん♪
違和感ありましたか。
うん、カメラワークが流麗ではなかったです。写真集みたいだった。
そういうのもアリだとは思うけど、嬉しはずかし遊郭が舞台なんだから、もうちょっと流れるような感じでもいいのになーと思ったような。
アンナちゃんはどうしても現代ヤンキーキャラなんですよね。まぁ、いいんだけど。今なら、沢尻さんなんてパターンもありかも。
ありえないとかありえるとかはわかんないけど、とにかく私はハコの中から外に飛び立つ、旅立ちな結びが大好きなんですよ。それが、パステルの世界だったから、感覚的にキュン♪でした。
お花畑なビジュアルには弱いのさ。
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