かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『松ヶ根乱射事件』
2007年 03月 16日 |
居たたまれなくなるよなブラックで絶妙なリアリズムに釘付け。

90年代初頭頃。警察官の光太郎の暮らすのどかな田舎町・松ヶ根で事件がおこる。



事件だなんて、山下監督作品らしからぬタイトル。蓋を開けてみたら、山下監督らしい映画。それでいて、こんな風に、オフビートなのにざわざわするよな肌触りは初めて。女子高生青春もの『リンダリンダリンダ』と少女マンガな中学生もの『天然コケッコー』という爽やかテイストの作品の間に、まったく異質の夢の欠片もないブラックで淀んだ大人たちの物語が生み出されたわけなんだな。『リンダリンダリンダ』 は素直に感動した大好きな映画。そして本作は、好きだという表現はちょっとしたくはないけど、山下敦弘の個性と才能を確信する手応えを感じる逸品だ。

新井浩文&山中というキャスティング、その人物造形が絶妙。山本浩司主演だとちょっとギャグ度が高くなりすぎてしまうんだけど、この兄弟のリアリティったら素晴らしい。三浦友和にこういう不甲斐ないオヤジ役をふるセンスもナイス。登場人物はみんな滑稽で面白おかしいんだけど、話し方や動作、行動の一つ一つがリアルで、こういう奴っているよねって思わせられる。だから、彼らの情けなさやダメさにも笑い飛ばせない痛さが残るんだよね。切り傷の痛みじゃなくて痣になった鈍い痛み。好感のもてる魅力的なキャラクターは限りなくゼロに近いのだけど、彼らの一言一句、一挙一動から目が離せず、居心地の悪さと紙一重のミョーな面白さにグイグイと引き込まれてしまう。

そして、リンダの時のドキュメンタリータッチなみずみずしさのあるカメラワークとは違う、今作の落ち着いたショットの的確さにうなった。以前のコメディ作品は独特のリズムが心もち間延びしすぎていた印象だったけれど、今回は"間"がほどよく小気味よくて、その場面展開の巧さに目を見張る。田舎道を走る自転車をとらえるカメラや、駐車する瞬間の車の画面の収まり方が気持ちよかった。なるほど、撮影はジョゼ虎、メドン・ド・ヒミコを撮った人なんだ。映像、演出、そのリズムがツボにハマったことも評価ポイントかな。

都会よりも田舎の方が息苦しかったりもするかもしれない。山間の長閑な空気と真っ白な雪景色がエピソードのブラックさを際立たせる。『ファーゴ』な感触というよりも、韓国映画の『殺人の追憶』を思い出した。いや、こちらはそんなに熱く力強くはない。まったりすっとぼけたユーモアが充満。光太郎親子が恋人の家族と対面談話するシークエンスのリアルな気まずさからは、『蛇イチゴ』 を想起。そこにあるブラックさやオフビート感からはいくつもの映画を連想するのだけど、でもどれとも同じじゃない独創的な空気感とスタイル。乾いているような、でもジットリと湿っているような。生暖かいような、でも冷え切っているような。イタ痒いー。

救いようのないお話なのに、アイロニカルなおかしみの中でヒューマンドラマな温かさに出逢えてしまう幸せな私。兄弟がベッドの上で取っ組み合いをするシーンでは、光の苦しさもどかしさに泣けてしまったのだけど、最後に前より楽しげに牛小屋で働く光の姿を見たら嬉しくなった。本当に不憫な春子だけど、赤ちゃんを抱いているあどけない笑顔にはただ春の訪れのハッピーを感じてしまうし。ネズミは元から退治したいけど、それはなかなか難しいから、とりあえず乱射でガス抜きしちゃうのも意外に爽快なんだな。困ったもんだ。でも、こんなもんだ。満喫。

松ヶ根乱射事件 2006 公式サイト
監督.脚本:山下敦弘
脚本:向井康介/佐藤久美子
撮影:鳶井孝洋
音楽:パスカルズ
出演:新井浩文/山中崇/木村祐一/川越美和/三浦友和 /キムラ緑子/烏丸せつこ/西尾まり/安藤玉恵/康すおん/光石研/でんでん
(テアトル新宿)
.
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by CaeRu_noix | 2007-03-16 01:38 | CINEMAレヴュー | Trackback(15) | Comments(8)
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Tracked from 新!やさぐれ日記 at 2008-03-13 23:01
タイトル : 【DVD】松ヶ根乱射事件
■動機 山下監督の作品を追いかけて ■感想 こういうの大好きかも ■満足度 ★★★★★★☆ いいかも ■あらすじ 1990年代初頭、雪の降りしきる小さな町松ヶ根の国道で女(川越美和)の死体が発見される。警察官の光太郎(新井浩文)が女の検死に立ち合っていると、突然女はその場で仮死状態から目を覚まし、自らを池内みゆきだと名乗る。刑事(光石研)はひき逃げされたことをまったく覚えていないと証言する彼女の話を怪しむが……。 ■コメント 「リンダリンダリンダ」「天然コケッコー」と個人的に当た...... more
Tracked from おそらく見聞録 at 2009-09-09 21:57
タイトル : 映画「松ヶ根乱射事件」
監督:山下敦弘(現 日本フライ級 長回しチャンピオン) 出演:新井浩文 山中崇 安藤玉恵(良いです)川越美和  出演:木村祐一(最高!)三浦友和(エンドロールで気付く…) 片田舎の松ヶ根に住む双子の兄弟、実家の手伝いをする兄と 警官の弟。その周りで起きる色... more
Commented by kazupon at 2007-03-16 20:12 x
かえるさん、山下監督の映画お好きなんですね、ちょっと意外
ですけど(笑)自分も「リンダ」の方がそりゃストライクゾーンですけど、
これも別の意味でスゴイ作品でした。確かに絵作りも上手いですねよね。
そうそうラストは光の方がニコニコしてて、光太郎はヤバイ感じに
なってるのも興味深かったです。あの夜の顛末はどうなったんだろう。
すごくはしょってますよね。事件の起こっているところは省いて、
なんにもない部分に時間を割いてる感じでした。
そうそう、かえるさん岩井俊二の「市川崑物語」ご覧になって
ないんでしょうか?
Commented by とらねこ at 2007-03-16 22:49 x
こんばんは、かえるさん☆
>都会よりも田舎の方が息苦しかったりもするかもしれない。山間の長閑な空気と真っ白な雪景色がエピソードのブラックさを際立たせる
本当に、田舎のせせこましい人間関係やら、何やらが、ドンドンおかしな方向になっていくのに、おっしゃる通り、とても落ち着いたタッチの、鈍いまんまのユーモアにどんより。
でもこの一定のリズム、逆にすごいものがありましたよね。
違う世界にトリップしましたです。
おっしゃる通り、『ファーゴ』ったって、
>雪の中に倒れてる
ってだけでした(笑)
でもそれを自分なりに消化しているところが、この人の成せる技だったのだと感心しきり。
Commented by 隣の評論家 at 2007-03-17 21:05 x
かえるさーん、こんにちわん。TB&コメントありがとうございました。
おお~う、かえるさんも『殺人の追憶』が浮かびましたか!むふ。
私は、『ファーゴ』は全く頭に浮かばなかっんですよね(照)。
決壊ダムさん、スゴイことになってましたよね(汗)。同時に、これからが楽しみな個性的な女優さんの一人かなーとも思ったりして。
実は私、鑑賞後もダメ親父が三浦友和だったと気がつかなかったんですよね(汗)。何か意外な気もするけれど、なかなか面白いキャスティングでありました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-18 09:49
kazupon さん♪
意外ですかぁ?ブラック・ユーモアやシュールな脱力系な笑いは基本的に好きですよー。(吉田戦車的なカンカクとか)『リアリズムの宿』なんかも劇場鑑賞しました。この手の邦画もミニシアターもの好みってカンジです。そうそう、純粋な感動指数や好き度で量ると断然リンダなですけど、これもスゴイと感心せずにはいられませんでした。
兄弟の対比、事件?に関わっての微妙な変化が面白かったですよね。光っちはずっと警官な光太郎に対して劣等感をもってくすぶった思いで生活していたんでしょうね。でも、最悪の出来事を経験した後に、それ以前の冴えない平凡日常にもささやかな清々しさを感じちゃうなんて。片や、落ち着いていた光太郎が混迷していき・・。
そうか、肝心な描写を省き、どうでもいい部分に時間を割いていたんですね。そのへんは気にならないほどに、私にはしっくりきたプロットでした。
ああ、『市川崑物語』は観に行かなかったんですよねー。岩井監督ものとしては気になったんですが、市川作品は『黒い十人の女』しか観ていない私なので・・・。kazupon さんのレヴューをチラ読みさせていただきますー
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-18 09:49
とらねこ さん♪
面白可笑しいのにカラッと笑い飛ばせずにどんよりーでしたよねぇ。でも、このどんより感がお見事でした。独特のほどよい「間」、そのテンポは素晴らしかったと思いますー。チャカチャカとスピーディに展開させなくてもシッカリ惹きつけてくれる確かな強さがありました。マンガっぽいつくりにも思えたのですが、なんかリアルでたまらないものがありました。
冒頭の映像は確かに『ファーゴ』していたし、滑稽さやブラックユーモアにはそれと通じるものがあるんですが、やっぱりアメリカ人なコーエンワールドとは全く異質な世界ですよね。その独自性がスゴイっす。監督自身が『ファーゴ』をモチーフ?にしたといっていたことは知りませんでしたー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-18 09:49
隣の評論家 さん♪
『殺人の追憶』に通じるものはありましたよね? 気のせいではないようで嬉しいです。あちらも独特のリズムをもった見ごたえのある作品でしたが、こちらも見事。
『ファーゴ』は冒頭の雪景色に死体ショットが似ていただけという気もします。
決壊ダムさんを起用した園監督はさすがですし、その彼女に目をつけた山下監督も侮れませんよね。今回はいつもに増して、体当たり演技でしたね。がんばってほしいです。
三浦友和の出演は事前に知っていたにも関わらず、私も途中までは気づきませんでした。いつものイメージとは大違いでしたよね。『茶の味』なんかでは穏やかないいパパだったのに。でも、納得の絶妙なキャスティングでしたよねー。
Commented by 狗山椀太郎 at 2007-03-21 12:09 x
こんにちは、なかなか好印象だったようですね。

>乾いているような、でもジットリと湿っているような。
>生暖かいような、でも冷え切っているような。
上手い表現ですね、まさにそれです。部屋干しにしてなかなか乾かない洗濯物みたいな(笑)。人間のネガティブな面をしつこく描いているものの、重苦しいムードとは無縁、笑える一歩手前の(?)ユーモアに満ちた作品だと思います。光&光太郎という、双子ではあり得ないアンバランスなネーミングも良かった。

とはいえ私は、最後までどうにも煮え切らない話の展開にかなり不快感を覚えてしまったのですが、思い返せば『殺人の追憶』の鑑賞直後もそんな印象だった気がします。何だか心にしみるものがある、決して嫌いにはなれない、ヘンな映画です。

決壊ダムさん、で話が通じるのが良いですね(笑)。彼女はほとんどセリフがなかったけれど印象に残りました。確か『気球クラブ』にも出演したんですよね? 私の地元では4月からの上映ですがこちらも楽しみです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-03-22 12:34
狗山椀太郎 さん♪
描かれたエピソードや描写の数々は好印象というよりは不愉快なんですが、映画としての面白みでいうならば高評価なのでした。
そうなんですよ。何とも表現しがたい湿度、触感でしたよね。部屋干しの半乾きの洗濯物っていうのもピッタリですね!「Days of Books, Films & Jazz」のレヴューの脱臼という感覚にも納得しましたし。人間のネガティブな面ばかりが描かれると暗い気持ちにもなるのだけど、そのブラックユーモア加減が魅力的でもあり。笑えるんだけど、リアルに痛すぎて笑いも凍り付いてしまったり・・・。私はこの独創性にえらく惹かれてしまったのですが、椀太郎さんはちゃんとした事件があって、山場やオチがある物語の方が楽しめるのでしょか。『殺人の追憶』も本作も煮え切らなさを含めて、ありがちな展開の映画よりは断然手ごたえを感じましたです。
決壊ダムさんは永遠に決壊ダムさんですよ。気球クラブでは最もフツーな役でしたが、あの話し方はやっぱり決壊ダムさん風味でした。
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