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『サン・ジャックへの道』 ☆☆☆☆☆
2007年 04月 03日 |
コリーヌ・セロー監督いわく、ここに描かれるのは
"消費や欲望の機械と化した現代人が人間性を回復する過程"
人間はこの二本足で歩いてこそなのだ。

キリスト教の聖地スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの1500kmの巡礼路。
遺産相続の条件として、仲の悪い三兄弟が巡礼の旅に参加することになり・・。



2003年に観た『女はみんな生きている』(CHAOS)が大好きだった私は、去年のフランス映画祭では迷わずに、そのコリーヌ・セロー監督の作品をチョイス。それは期待通り、期待以上の素晴らしいものだった。青い空の下の広大な美しい風景の中を行く旅するシネマという素材だけで心掴まれるっていうのに、相変わらずテンポはいいし、辛口ユーモアが弾けまくって楽しくて仕方がない。いくつもの現代的な問題が盛り込まれ、ちょっとした台詞にニヤリとしたり、グッときたりしながら、旅路を進む度に心にあたたかなものがあふれてきた。大きな感銘に包まれた至福の旅だった。そんな極上の巡礼を1年ぶりに再体験。

巡礼といえば、先日アラブ映画祭で観た映画『長い旅』のことを思い出す。ラムジィくんをメッカに行くと騙して同行させたサイード役のニコラ・カザレくんはその映画では本当のメッカに向かって旅していたんだよね。アラブ系だけど、フランス育ちのその主人公は信仰心もなく、父親のメッカ巡礼のために仕方なくフランスからメッカまで車を走らせるのだった。そして一度、父親にどうして飛行機じゃダメなの?と尋ねたの。なぜって、それは巡礼だから。海水が天に昇るまでに、少しずつ塩気が抜け浄化されていくのと同じなんだと年老いた父は答えた。飛行機よりも船、船よりも車、車よりも馬、馬よりも徒歩で行く方がいいのだ。時間をかけて旅をすることによって魂が浄化されていくのが巡礼なんだよって。だから歩くんだ。

そんなことって、わかっているようでわかっていなかったかもしれない。すごく大切なことを思い出させてもらった気がした。日常生活において、ひたすら効率よく最短時間で移動することばかりを気にしている自分が少し悲しくなった。いえ、そんな自分だからこそ、現代病に蝕まれてちゃっている登場人物たちの気づきの旅に心洗われるんだよね。私も彼らのように、旅に出かける時はついついいろいろな物を荷物に詰め込んでしまうのだけど、本当に必要なものって一握りなんだということに旅先で気づいたりする。便利な電化製品にケア用品にクスリに、現代人の必需品は人間をダメにしているだけじゃないんだろうか。重い荷物に囚われるより、軽やかな足取りで大地を踏み進みことが大事。旅の仲間にスッと手を差し出せることが大事。
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現代病の症状が最も重かったピエールの変化が一番嬉しいものだった。差別発言や、何かと他人を見下すような態度ばかりとっていたお偉い多忙人間ピエールも、肩書きも財力も無関係のただの巡礼者になって、決して自分ばかりが特別で周りの者達ばかりが愚かなんじゃないということに気づいてくれたのだろうか。ピエールが野外で多数の大きな牛たちに囲まれて1人ポツンと座っていた時、彼の心には何かがわき起こったんじゃないかな。弟を見下しているばかりと思いきや、うらやましいと感じている部分もあったということにドキリとさせられる。他者への思いが実にリアル。そんなふうに人間の描写が巧みなんだよね。

一番楽しませてもらったのは、豪傑クララの言動と挙動。凄まじくパワフルで怖いほどだけど、本気のケンカっぷりは面白かったなぁ。クララの教会までもを批判する毒舌はピリリと痛快で何度となく笑わされた。驚くほどに攻撃的なんだけど的を射た物言いだし、正直さが気持ちいいんだよね。中途半端な優しさは見せない猛者のクララだけど、やるときゃ徹底的。本気でラムジィくんに読み書きを教える姿にはいたく感動。母を喜ばせるために文字を覚えたいという思いもステキだし、戦うために文字を覚えるという志の教えもまた素晴らしいよね。どちらも本物の思い。母の愛なのだ。

無邪気なラムジィくんには何度も微笑んでしまったけれど、最高だったのは、モンテ・ゴソの丘の上のモニュメントの上に登ったラムジィくんが楽しげに「アラー、アクバル」ってはしゃいじゃうところ。ああ、この瞬間が、原題の「Saint-Jacques... La Mecque」(『サンティアゴ...メッカ』)が示すところなのかなって感動。白い肌のクリスチャン以外は宿泊できないなんていうカトリックの厳しく排他的なルールに腹立たしさを覚えた後だったから、宗教の垣根を超越したようなそんな表現に胸をうたれてしまう。現実社会を反映させて、時には辛辣に、時にはファンタジックに温かく、人間たちを描き出すコリーヌ・セローの目線が大好き。

なんてステキなロードムービー。あたたかな人間讃歌。旅は人生、人生は旅。

サン・ジャックへの道 SAINT-JACQUES... LA MECQUE
2005 フランス 公式サイト
監督.脚本 コリーヌ・セロー
撮影 ジャン=フランソワ・ロバン
出演 ミュリエル・ロバン、アルチュス・ドゥ・パンゲルン、ジャン=ピエール・ダルッサン、マリー・ビュネル、パスカル・レジティミュス、エメン・サイディ、ニコラ・カザレ、マリー・クレメール、フロール・ヴァニエ=モロー
(シネスイッチ銀座)

映画・ドラマのロケ地をめぐる/JTB
.
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by CaeRu_noix | 2007-04-03 23:57 | CINEMAレヴュー | Trackback(46) | Comments(42)
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Tracked from Cartouche at 2007-04-04 16:40
タイトル : *サン・ジャックへの道*
{{{   ***STORY***             2005年  フランス ストレスで薬に依存している兄ピエール、頑固なオバサン教師クララ、アルコール漬けで文無しの弟クロード。険悪な仲の兄姉弟が、亡き母の遺産を相続するためフランスのル・ピュイからスペインの西の果て、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで1500kmにも及ぶ巡礼路を一緒に歩くはめになった。このツアーの同行者は、ガイドのギイ、山歩きと勘違いして参加した女の子エルザとカミーユ、アラブ系移民の少年サイッド、従兄弟サイッドにだ...... more
Tracked from おいしいものと日常+ at 2007-04-05 00:43
タイトル : 映画 「サン・ジャックへの道」
  この間、銀座のシネ・スイッチで 「サン・ジャックへの道」 を                                  観ました。                 ...... more
Tracked from 日っ歩~美味しいもの、映.. at 2007-04-05 09:06
タイトル : サン・ジャックへの道
とっても中の悪い三兄弟。長男のピエールはアルコール依存症の妻と二人で暮らし、ストレスからくる様々な病気のために薬を手放せない大企業の社長、長女のクララ夫が失業中のため娘と息子を含む四人家族を支える大黒柱となっている高校の国語教師、次男のクロードは、アルコール依... more
Tracked from 江戸っ子風情♪の蹴球二日.. at 2007-04-05 15:57
タイトル : サン・ジャックへの道
 フランス  コメディ&ドラマ  監督:コリーヌ・セロー  出演:ミュリエル・ロバン      アルチュス・ドゥ・パンゲルン      ジャン=ピエール・ダルッサン      マリー・ビュネル 仲の悪い3人の子どもたち、長男ピエール、長女クララ、次男クロー...... more
Tracked from シャーロットの涙 at 2007-04-05 23:09
タイトル : サン・ジャックへの道
フランスからスペインへ1500km 世界遺産を舞台に心の旅の爽やかなウォーキングムービー... more
Tracked from knockin' on .. at 2007-04-05 23:17
タイトル : サン・ジャックへの道
Saint Jacques...La Mecque 遺産相続のための条件は、兄妹弟でキリスト教聖地まで巡礼の旅に出ることだった。素朴な自然の描写にも癒される、爽やかロードムービー。 家族でも仲の悪い3人に、それぞれ訳アリの参加者たち。ひたすら歩き続ける旅を通して、やがて次に...... more
Tracked from It's a wonde.. at 2007-04-06 01:32
タイトル : 「サン・ジャックへの道」
 2005年/フランス  監督/コリーヌ・セロー  出演/ミュリエル・ロバン      アルチュス・ドゥ・バンゲルン      ジャン=ピエール・ダルッサン  しみじみと、いい映画でした。好きだなあ、こういうの。  母親の遺産を相続するため、険悪な仲の3兄弟ピエール、クララ、クロードは聖地サンティアゴまで一緒に巡礼しなくてはならなくなる。彼らの道中にはそれ以外にもアラブ系の失読症の少年や女学生、病と闘う女性などが加わるのだが・・・というお話。  いがみあっていた3人が道中、少...... more
Tracked from 映画でココロの筋トレ at 2007-04-06 10:58
タイトル : サン・ジャックへの道(フランス)
劇場予告を観ておもしろそうだなーと思った「サン・ジャックへの道」を観たよ! ( → 公式HP  ) 出演:ミュリエル・ロバン、アルチュス・ドゥ・パンゲルン 、ジャン=ピエール・ダルッサン 上映時間:112分  母親の遺産を相続するため、険悪な仲の3兄弟ピ... more
Tracked from CHEAP THRILL at 2007-04-06 20:59
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Tracked from working titl.. at 2007-04-07 22:22
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サンティアゴ…メッカ(2004)コリーヌ・セロー監督(フランス映画祭2006で鑑賞)  長兄は半ばアル中の失業者、その妹は口八丁手八丁の高校教師、その弟は出世や株にしか興味のない仕事人間。長年折り合いの悪いこの3兄弟の母親が死亡。遺産相続のための遺言が公開された。いわく「3人でサンティアゴ巡礼の旅に出ること」。サンティアゴ巡礼とは全長800kmにも及ぶ距離を徒歩で歩く厳しい行程。3兄弟は嫌々ながら巡礼に参加する。グループはガイドを含めて9名。わけありの女性、卒業記念の女子高生2人、その女子高生に恋す...... more
Tracked from Casa de lapi.. at 2007-04-08 10:05
タイトル : サン・ジャックへの道
            *公式サイト 2005年/フランス/112分 監督:コリーヌ・セロー 出演:ミュリエル・ロバン/ジャン=ピエール・ダルッサン/パスカル・レジティマス サンチャゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼の道「カミーノ」を舞台に総勢9人の一団体が旅をする。ひたすら歩くしかない巡礼路、ピレネーを越え歩くよ、歩く~!遺産を相続するために歩く羽目になった仲の悪い3兄弟、何故かメッカに行くと思い込んでいるアラブ系の少年、だから原題は「SAINT JACQUES・・・LA MECQUE・・・」なの...... more
Tracked from 映画通の部屋 at 2007-04-08 21:47
タイトル : サン・ジャックへの道
「サン・ジャックへの道」SAINT-JACQUES... LA MECQUE/製... more
Tracked from 大洋ボート at 2007-04-09 22:23
タイトル : サン・ジャックへの道
 中年の男二人、女一人の三兄妹の母が死んだ。遺産相続の話になるが、遺言状管理者によるとキリスト教の聖地であるスペインのサンティアゴへの巡礼が条件だと言う。つまりフランスの某都市からその地まで歩きっぱなしの旅をしなけ... more
Tracked from 週刊電影報告 at 2007-04-09 23:08
タイトル : 丁亥年弥生参ノ壱 サン・ジャックへの道
サン・ジャックへの道@シネスイッチ銀座 2005/フランス/コリーヌ・セロー/Saint Jacques…La Mecque  仲の悪い3兄弟、失業中でアル中のクロード(ジャン=ピエール・ダルッサン)、会社経営をしているピエール(アルチュス・ド・パンゲルン)、高校教師で夫が失業中のクララ(ミュリエル・ロバン)。母の死による遺産相続のため、弁護士の元に集まった。  そこで3人は、遺産相続の条件として3人揃って聖地サンティアゴまでの巡礼の旅を行うこと、と遺言に記されていることを知る。3人一緒の旅、徒歩で...... more
Tracked from ヨーロッパ映画を観よう! at 2007-04-09 23:52
タイトル : 「サン・ジャックへの道」
「Saint-Jacques... La Mecque」2005 フランス 2006年フランス映画祭で「サンティアゴ...メッカ」のタイトルで上映されている。 「赤ちゃんに乾杯!/1985」「女はみんな生きている/2001」のコリーヌ・セローが監督、脚本の人間模様、ロード・ムーヴィー。 フランス映画お得意のコメデイが堪能出来る。 主演の3兄弟に「ダニエラという女/2005」のジャン・ピエール・ダルッサン、ジャン・レノ主演の「ビジター/1998」のミュリエル・ロバン、「アメリ/2001」のアルチ...... more
Tracked from 駒吉の日記 at 2007-04-10 16:23
タイトル : 映画:サン・ジャックへの道
サン・ジャックへの道 (2007/4/6 シネスイッチ銀座) 「皆と一緒に行きたい」 (原題:Saint Jacques...La Mecque)「夜ピク 」お遍路さんバージョン!!! 不仲どころかとっくみ合いのケンカをしたり、聖地への巡礼なのにお酒飲んだりと困った3兄弟、ワケありの女... more
Tracked from レザボアCATs at 2007-04-15 23:02
タイトル : #58.サン・ジャックへの道
旅の力、っていうものに、強い吸引力を感じている自分がいる。普通に暮らしている時の日常での出会いとは違って、そこで会った見ず知らずの人達とは、不思議と妙に意気投合したり。誰かと一緒に旅をする、その時に、いつもは話せない、心の奥にある思い、というものを、なぜ....... more
Tracked from カエルノセカイ at 2007-04-21 22:15
タイトル : 『サン・ジャックへの道』
とっても仲が悪い兄姉弟に届けられた母の訃報。 弁護士から告げられた遺産相続の条件は、三人揃ってフランスのル・ピュイからスペインの西、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼路を歩くことだった。 会社経営者の長男ピエールは多忙なうえ、歩くのが大嫌い。お..... more
Tracked from Happy Together at 2007-04-23 17:12
タイトル : 『サン・ジャックへの道』(05フランス)
キリスト教の聖地、サンティアゴへの巡礼の旅に参加するはめになってしまった超仲の悪い3人兄弟・・・ 2ヶ月間歩き続ける旅での風景も素晴らしく、それぞれが成長する姿も素敵♪ ... more
Tracked from ロッタのひなたぼっこ at 2007-04-24 23:33
タイトル : サン・ジャックへの道
人生って、捨てたもんじゃない。 『サン・ジャックへの道』とは、フランスのル・ピュイからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで1500キロ続く悠々とした自然の美しい巡礼路。 世界遺産にも登録されたところで、熊野古道の姉妹路なんだそうです。 この旅の主人公は、仲の悪い三兄弟。母親の遺産相続で弁護士に呼び出されるまで、ろくに連絡も取ってなかった三人なのに、なんと「巡礼路を三人で歩くこと」が相続の条件。 ピエールは薬と携帯依存症、おっかな~い高校教師のクララ、アル中で職なし...... more
Tracked from マダムようの映画日記 at 2007-04-25 08:47
タイトル : サン・ジャックへの道
ーサン・ジャックへの道ー 2005年 フランス コリーヌ・セロー監督 ミュリエル・ロバン 、アルチュス・ドゥ・パンゲルン 、ジャン=ピエール・ダルッサン 、マリー・ビュネル 、パスカル・レジティミュス 、エメン・サイディ 、ニコラ・カザレ 、マリー・クレメール 、フロール・ヴァニエ=モロー 【解説】 キリスト教の聖地サンティアゴへの巡礼の道のりを、ひょんなことからともに旅するはめになった男女9人の心の交流を描くヒューマンドラマ。それぞれに問題を抱えた登場人物たちが、一緒に歩くことで自身を見つめ再生し...... more
Tracked from 水曜日のシネマ日記 at 2007-05-08 20:12
タイトル : お国柄?『サン・ジャックへの道』
キリスト教の聖地サンティアゴへの巡礼の旅の様子を描いたロードムービーです。... more
Tracked from JUNeK-CINEMA.. at 2007-05-12 08:05
タイトル : サンジャックへの道 SAINT-JACQUES... L..
見ようかどうしようか、迷ってたらもうモーニングショーだけになっちゃう! というわけであわてて、「SAINT-JACQUES... LA MECQUE」(「サンジャックへの道」)を見てきました。 うう~~えがった~~!漣 何でもっと早く見なかったのかしら・・? 宣伝をみてて「あ、..... more
Tracked from 5125年映画の旅 at 2007-05-12 09:37
タイトル : サン・ジャックへの道
仲の悪い3人兄弟。彼らの母親が死ぬ間際にある遺言を遺した。「3人で聖地サンティアゴまでの巡礼の旅を行ったら、それぞれに遺産を相続させる」遺産を相続するため、3人はいがみ合いながらも、他のツアー仲間達と共に巡礼の旅に出発する。 個性的な仲間達が1500k....... more
Tracked from パピ子と一緒にケ・セ・ラ.. at 2007-05-17 01:46
タイトル : サン・ジャックへの道
人生って捨てたもんじゃない!。笑いと涙で現代人のストレスを吹き飛ばす、ハートウォーミングな人間賛歌の誕生!! 聖地サンティアゴ(サン・ジャック)まで、1500kmもの巡礼路を一緒に歩くこと…。それが遺産相続の条件と知らされて、無神論者の上に歩くことなど大嫌い...... more
Tracked from no movie no .. at 2007-05-29 12:24
タイトル : サン・ジャックへの道(05・仏)
兄妹、とうの昔になくしていたものを、見つける旅路。 これ観て、「よし、自分も・・・」とはならなかったなぁ。なんたって、京都の醍醐寺で懲りてます。地元の山寺ですらキツかったですから。でも、苦しいからこそ巡礼なんでしょうね。 亡くなった母の遺産相続の条件は「3... more
Tracked from Brilliant Da.. at 2007-06-07 20:19
タイトル : 『サン・ジャックへの道』
(原題:Saint-Jacques... La Mecque) 2005年フランス このポスターを見ただけで、ロード・ムービー好きにはもう堪りませんのですが! ご覧になった方の評判もすこぶる良く! という訳でもっと早く観るつもりが、なんととうとう東京での上映最終日での駆け込み鑑賞になって..... more
Tracked from 銅版画制作の日々 at 2007-06-09 17:36
タイトル : サンジャックへの道 巡礼の旅の先には・・・・。
 キリスト教の聖地サンティアゴ・デコンポステーラまで1500kmもの巡礼路を、仲の良くない兄弟3人が一緒に歩くことになった。 何とその巡礼は親が残した遺産相続の条件なのだ無神論者の上、歩く事なんて、大嫌いその上険悪な兄姉弟が、物欲のを燃やしながら、遥かなる旅路の第一歩を踏み出した 2ヶ月の長旅の連れとなるメンバーは、イスラムのメッカへ行くと思い込んでいるアラブ系少年わけありな女性と個性的な面々。それぞれの事情を背負って歩き始めた彼らを待っているものは???? ツアーのメンバーは、この9人です ...... more
Tracked from ゆるり鑑賞 at 2007-06-10 22:24
タイトル : サン・ジャックへの道 ★
梅田シネリーブリで「サン・ジャックへの道」を観る。 【物語】 母親の遺産を相続するため、仲の悪い中年の兄妹、ピエール、クララ、クロードの三人は キリスト教の聖地・スペインのサンティアゴ・デ・コンポステ... more
Tracked from カノンな日々 at 2007-06-14 13:45
タイトル : サン・ジャックへの道/ミュリエル・ロバン
シネスイッチ銀座で公開している時に鑑賞予定にしていたものの都合が合わず先延ばしにしてるうちに見逃しちゃったんですよね。そしたらラッキーなことに109川崎で先週末から公開ですよ。109川崎はワタシ的には優先順位3番目のシネコンだけど意外と重宝はしてるんですよね。 ...... more
Tracked from とんとん・にっき at 2007-07-29 09:17
タイトル : 映画「サン・ジャックへの道」を観る!
「下高井戸シネマ」で、映画「サン・ジャックへの道」を観ました。案内には以下のようにありました。 無神論者の上に歩くことなど大嫌い、仲も険悪な兄姉弟たちが、母親の遺産を相続するため、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで1500キロの巡礼路を歩くこと... more
Tracked from 俺の明日はどっちだ at 2007-08-30 12:54
タイトル : 「サン・ジャックへの道」 SAINT-JACQUES....
ちょっとコミカルタッチな予告編を見る限りでは、仲の悪い兄弟たちがともに旅することによって互いを理解していくという家族再生物語程度にしか思っていなかったのだけど、ところがところが、実際に観てみるとそれだけではなくそれ以上に大きく広がりを見せてくれる、何とも愛すべきとてもとてもキュートでハートウォーミングな仕上がりに、すっかり心奪われてしまった「ロード・ウォーキング・ムーヴィー(笑)」。 とにかく、登場人物それぞれが、それこそどこにでもいそうな連中ながら、何とも魅力的。 母親の遺産目当てで不承不承巡礼の...... more
Tracked from ネタバレ映画館 at 2007-09-08 23:29
タイトル : サン・ジャックへの道
3人の兄弟が徐々に打ち解けていくという映画かと思っていたけど、そうではなかった。... more
Tracked from ポコアポコヤ 映画倉庫 at 2007-10-01 22:34
タイトル : 「サン・ジャックへの道」感想
退屈な映画かなぁ・・と少し心配したものの、大事件が起こるという訳ではないものの、小さな?事件や衝突などがあったり、旅を続けて行く中、気がつくことや、変わって行く部分など、面白く見ました。4つ☆ ... more
Tracked from Aspiring Bo.. at 2007-10-13 21:19
タイトル : 映画「サンジャックへの道」を観ました。
本日サンジャックへの道を観ました。 母親からの遺言でフランスからサンジャックへの巡礼路1500kmを歩く3兄弟 他、様々な事情を持つ男女9人が一緒にひたすら歩き続けるお話。 宗教や、社会的地位そんな問題なんて、関係なく キリスト教のメッカであるサンジャックへみんなで仲良く目指すお話。 最初は見ず知らずの人達や、仲の悪い兄弟がゴールを目指すうちに次第に打ち解けて..... というオチはわかっていたものの、そのものが世界遺産となっている巡礼路を観るのが楽しみでした。 すべての景観、建物が世界遺産とは!ひた...... more
Tracked from ・*・ etoile ・*・ at 2007-10-19 00:02
タイトル : 『サン・ジャックへの道』
'07.10.06 『サン・ジャックへの道』@ギンレイホール TRAVEL CAFEを思いのほか早く出なくてはならくなったので、ギンレイホールへ行ってみる。ここは年々姿を消してく「名画座」を残そう頑張っている映画館。狭いロビーにも劇場内にもレトロ感があっていい。すでに公開...... more
Tracked from 銀の森のゴブリン at 2007-10-26 12:46
タイトル : サン・ジャックへの道
2005年 フランス 2007年3月公開 評価:★★★★☆ 原題:Saint J... more
Tracked from 虎猫の気まぐれシネマ日記 at 2007-11-06 23:02
タイトル : サン・ジャックへの道
サン・ジャックへの道 それはフランスからスペインまでの巡礼路のこと。ル・ピュイから,サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの遍路道は,ピレネー山脈やカスティーリャ平原を越えて1500㎞も続く。日本では,お遍路仲間というと,信心深い善男善女の集いのように思うけれどこの物語の巡礼仲間はひと味違う。 まず... more
Tracked from ジフルは映画音楽札幌グル.. at 2007-12-06 00:36
タイトル : サン・ジャックへの道:映画
今回紹介する作品は、『サン・ジャックへの道』です。 まずは映画のストーリーから・・ 亡き母親の遺産を相続するため、1500kmもの巡礼路を一緒に歩くことになった険悪な3兄弟。 ほかにも失読症を直して大好きな母親に喜んでもらいたい少年や、ワケありな女性など個性的な面々が同行することになるのだが…。 それでは感想を・・... more
Tracked from キマグレなヒトリゴト at 2008-01-09 21:12
タイトル : 『SAINT-JACQUES... LA MECQUE』..
景色はまるでポストカードのように美しく、 皮肉は小粋なアクセントとして旅を彩り、 道中まるで同行しているような気分に浸り、 最後には思いっきりの感動をくれた。 ぽちっとプリーズ。 ... more
Tracked from Ripe Tomato .. at 2008-01-13 17:42
タイトル : サン・ジャックへの道 【2005 Saint-Jacqu..
[[attached(1,center)]] 母親の遺産を相続するため、仲の悪い兄妹、ピエール(アルチュス・ドゥ・パンゲルン)、クララ(ミュリエル・ロバン)、クロード(ジャン=ピエール・ダルッサン)の3人は、聖地サンティアゴまでの巡礼路を一緒に歩くはめになる。 アラブ系少年や、ワケありの女性など9人からなる一行は、さまざまな思いを胸に、長い旅に出る・・。 {{{ 監督: コリーヌ・セロー 製作: シャルル・ガッソ 脚本: コリーヌ・セロー 出演: アルチュス・ド...... more
Tracked from サーカスな日々 at 2008-01-15 13:34
タイトル : mini review 07091「サン・ジャックへの道..
キリスト教の聖地サンティアゴへの巡礼の道のりを、ひょんなことからともに旅するはめになった男女9人の心の交流を描くヒューマンドラマ。それぞれに問題を抱えた登場人物たちが、一緒に歩くことで自身を見つめ再生してゆく姿を、『女はみんな生きている』のコリーヌ・セロー監督がユーモラスに描く。出演は『アメリ』のアルチュス・ドゥ・パンゲルン、『ダニエラという女』のジャン=ピエール・ダルッサンら実力派が結集。世界遺産の巡礼路の美しい景色に心癒される。[もっと詳しく] 現在に「巡礼」の意味があるとするなら。 奇妙な...... more
Tracked from 茸茶の想い ∞ ~祇園精.. at 2008-04-01 02:01
タイトル : 映画『サン・ジャックへの道』
原題:Saint-Jacques... La Mecque この聖地巡礼の旅は徒歩で1,500kmというから、四国八十八ヶ所巡礼のお遍路さんが1日30kmを歩いて40日間かけるのと似ている・・癒しの旅のものがたり・・ 遺産相続の条件に書かれているのでしょうがない、動機はとっても不純ながら、長男... more
Tracked from 真紅のthinkingd.. at 2008-11-24 22:47
タイトル : 聖地巡礼の旅〜『サン・ジャックへの道』
 SAINT-JACQUES... LA MECQUE  仲の悪い3兄妹が遺産相続の要件を満たすため、フランスのル・ピュイからスペ インのサン・ジャックまで、1500キロを徒歩で行く「聖地巡礼」の旅に出る。 『画家と...... more
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Commented by 風情♪ at 2007-04-05 15:56 x
こんにちは♪

当初、クララのヒステリック等に一歩引いて見てたんですが
彼女が少年に読み書きを丁寧に教えはじめたあたりから一気
に感情移入しちゃいました。ラストでのサプライズな行動は最高
でした。
ピエールが再度、巡礼の旅に戻ったときの態度に思わず
ジワリと来ちゃいました♪ (゚▽゚)v
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-05 20:04
風情 さん♪
クララおばさんの豪快さは強烈でしたよね。身近にいたら怖いですね。でも、あまりにもすごいから、嫌悪するよりもかえって笑えてしまった感じです。そして、一見優しそうに見えないタイプだからこそ、親身に教える姿にえらくうたれてしまったりするんですよね。ラストもとても感動でしたねー。ラムジィくんよかったねー。
ピエールの変化も感慨深かったですよね。いい人がいいことをするお話よりも欠点だらけの人間が成長する物語の方がジーンときてしまうのでした。
Commented by シャーロット at 2007-04-05 23:07 x
こんばんは。
私も旅に出てましたが車でした。やはり時間にとらわれてるって感じましたよ。でも今回は結構歩いて疲れちゃいました。苦
ところで、ニコラ・カザレ君は「長い旅」にもでていたのですね。(アラブ映画祭は結局行けずじまいでした)
彼がラストでラムジィ君の母の事を中々言いい出せないでいる姿には、うるうるきましたし、またラムジィ君自身にも泣かされました;;母の為に一生懸命字を覚えたのに。。。
妄想シーンもとても楽しかったし、兄弟同士が不器用でも段々いたわりあっていくところはとても良かったです。
ちなみに文字に襲われる夢って見たことあります。笑
やっぱり言葉が苦手って思ってるみたいですな。。。


Commented by sally at 2007-04-05 23:43 x
かえるさん、TBありがとうございました♪
フランス映画祭でご覧になっていたのですねー。セロー監督の『女はみんな生きている』は私も大好きなのです。
暖かな目線があると同時に、笑いがブラックなのがいいですよねー。
ピエールとクララの対比にも笑わせてもらいました。
旅を続けるうちに、いきなり仲間を擁護し出すピエールにクララが「気は確か?」っていうところ、爆笑でした。確かに以前の彼を見てたらそう思いますよね。いちばん現代の嫌な奴になりかけてたピエールの変化も、ラムジィ君の純粋さも、マチルドの隠された想いにも、すべてうるる。。
観客の魂も浄化してくれる作用がある映画でした^^
Commented by mayumi-68 at 2007-04-06 01:36
こんばんは。TBさせていただきました。
「魂が浄化されていくのが巡礼」
そう!その通りなんですよね!
この作品の彼らの魂は浄化されましたよね!そう思わせてくれるラストでした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-06 12:58
シャーロット さん♪
お帰りなさーい。
おお、旅をされたんですね。行楽旅行ではなくて?w
まぁ家族だと車でいくのが当然ですよね。どこも混んでいるし、渋滞時間を気にしつつという行程になっちゃいますよね、どうしても。こういうじっくりな長旅はなかなかできません。
ニコラ・カザレくんって、普段なら気にも留めないんじゃないかと思うんですが、私はこの3週間ほどの間に3回もスクリーンで会ってしまったので、何だか旬な俳優です。日本では知っている人はほとんどいないと思うけど、フランスでは昇り調子なのかもしれませんー。
そうそう、ラムジィくんに伝えようと葛藤するシーンは泣けましたね。二度目鑑賞の私は、母さんの件を憶えていたので、前半で「お母さんを亡くすなんてつらいよね。」って彼が言うシーンからもうナミダでした。
夢映像化も大好きですー。
文字に襲われる夢を見たことがあるってすごい。彼の場合はアルファベットだけど、日本人の場合は平仮名や漢字でしょうか?私も現実生活で気がかりなことがよく夢に出てきて、疲れることが多いですぅ
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-06 14:14
sally さん♪
フランス映画祭にてお台場のシネコンの大きなスクリーンで見た絶景がまた印象深かったです。
『女はみんな生きている』はいいですよねー。あのテンポのよさと毒気のきいた笑いがとても気に入りました。あの息子もカッコよかったし。
セロー監督は物語をつくる時に、シェイクスピアやモリエールの作品のように悲劇と喜劇の両方を混ぜあわせるとか・・・。そのへんが自分の好みに合っているなーって思いました。
欠点をもった個性的なキャラクターそれぞれがよかったですよね。兄弟漫才はとりわけ楽しかったです。勢いで笑わせたり、社会派な皮肉で笑わせたり、おとぼけで笑わせたり、コメディな部分にもバリエーションがあるところがナイスでしたし。
my魂も浄化されたような気がしますよねー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-06 15:03
mayumi さん♪
浄化されましたよね。
目的地に到着することが全てじゃないんだっていう当たり前のことを噛みしめました。ましてやスタンプを集めることによろこびを感じている場合ではないー。
ロードムービーは何でも大好きですが、出来事だけが見せ場じゃない、道行の意義を改めて実感できるステキなテーマでした。
Commented by sabaha at 2007-04-07 22:24
TBありがとうございました。
私も見返したいけど、ちょっと時間がなさそう。でも公開されたことが何より嬉しい作品。DVDになったら見返したいと思います~。(って、公開されてもDVD化されない作品もちょいちょいあるのですが)
Commented by rubicone at 2007-04-08 17:06 x
かえるさん、こんにちは!
コリーヌ・セロー監督、私も『女はみんな生きている』(あのなんとも言えない爽快感!)大好きで、この作品の公開を待ちに待ってました。
やっぱり、期待は裏切られず・・・!!あれだけの取っ組み合いの兄弟喧嘩ができるなんて凄い~、感動します。9人それぞれ魅力的なんだけど、その駄目加減もひっくるめて、私はクララとラムジィの姿が特に印象的、彼らの妥協できない真直ぐさに胸打たれました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-08 23:16
わかばさん♪
無事に公開されてよかったですね。
フランス映画祭の時から、配給はついていましたが、油断は禁物。(ブノワの出ていたサスペンスは公開予定だったのにされていないです。) ヨーロッパの映画はDVD化するのが遅いのも寂しいですよねー。是非またご覧あれー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-08 23:18
rubicone さん♪
『女はみんな生きている』 からのコリーヌ・セロー監督ファンが多くて嬉しいです。rubicone さんもですねー。『女は~』がとても気に入ったので、その時は『赤ちゃんに乾杯』も借りたりしました。
あの取っ組み合いのケンカはすごかったですよね。ヒューマンドラマの中の中年女性があんなに弾丸アクションしちゃうからビックリです。そんな体当たり加減も含めて、本気なところが面白かったです。9人それぞれの等身大の個性が身近でよかったですよねー。それも欠点だらけのダメダメちゃん。だけど、人間の愛おしさを感じずにいられない奴らでした。クララはそりゃあもう印象的な熱血漢だったし、ラムジィくんのピュアな可愛さにもホロリとさせられましたよねー。はい、うたれまくり。
Commented by ぺろんぱ at 2007-04-09 20:40 x
こちらにお邪魔して来ました。
かえるさんの想いが凄く伝わってくるブログでした。二度読み返しました。
私もクララさんという人間に強く惹かれたには事実です。3兄弟の中で、一番声を上げて泣きたい状況だったのはクララさんかも知れない。でも泣かなかった・・・心の中では泣いていたはず・・・。そんなクララさんが魅力的でした。
いい映画でしたね。
またお邪魔しに参ります。
Commented by margot2005 at 2007-04-10 00:06
ヴォンソワでございます!
コリーヌ・セローの「CHAOS」は最高!!ですね。
私も同じく「CHAOS」の大ファンでございます。
クララ、ピエール、クロード3兄弟を演じた俳優たちを始めとして、この作品の出演者はどの俳優もとにかく素晴らしかったですね!
ラストのクララの姿には感動を覚えました。
聖地に建つあの“モニュメント”是非みたいなぁなんて思いますが、あの巡礼地を回るのは殆ど不可能なのであきらめるしかありません。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-10 12:42
ぺろんぱ さん♪
訪問ありがとうございます。
ううう、二度も読んでくれたなんて嬉しいです。
映画はじゃんじゃん観ているので、全部に精魂はこめられないのですが、お気に入り作品のレヴューだけはしかと思いを込めて伝えたいと思っておりますです。
クララキャラはある意味、コリーヌ・セロー監督マインドを体現していたのかなって思います。女性に求められがちな柔らかな優しさは表面には見せず、この理不尽な社会で闘わなければならない1人の人間として、強くならざるを得なかった妥協のないクララというキャラクターは興味深く魅力的でした。
またよろしくお願いしますー
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-10 12:42
margot さん♪
「CHAOS」はいいですよね!(そのタイトルのサスペンス系の映画もこないだあったような気がしますが・・)そうそう、セローの映画は、カオス=混沌とした社会や人間関係を描き出しているから魅力的なんですよね。善悪、清濁は表裏一体のものなんだなーと思わせられるところが好きです。
3兄弟の役者たちもオミゴトでした。フランス映画でお馴染みのダルッサンはいつも表情が違ってビックリですよね。クララ役の女優さんの演技もまた別のタイプのを見てみたいですー。クララには大いに笑わせられ、終盤は感動させられましたよね。
あんなにひたすら歩きまくるなんてできないかもしれないけど、チャレンジしたいと思わせる素晴らしい風景でしたよねー。
Commented by とらねこ at 2007-04-15 23:29 x
かえるさんこんばんは!
そうだったんですか、ニコラ・カザレ君は、メッカへの旅と、キリスト教聖地への旅、2種類の巡礼を、経験した若き希望の星の俳優さん、だったのですね!

しかし、すごく愛のこもった、素敵なレビューですね・・・
私は実は、正直、少し、駆け足なのが気になっていました。
もっとゆっくり、旅を経験したかった、というか、ゆったり、のんびり、そうしたもっとゆっくりペースの映像が、本当は見たかったのです。
でも、この映画は、人間関係が描きたかったのですよね。
すごくエピソードがもりだくさんでした。人間の欠点も同時に描きながら、温かい目線もいっぱい。
おっしゃる通り、現代都市生活に住む私たちには、生きていくうえで、無駄なことがいっぱいでしたよね・・・
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-16 12:03
とらねこ さん♪
ニコラ・カザレくんはジョシュ似だと思いません?
そうなんですよ。偶然にも彼は、メッカとサンジャックへの二つの巡礼を経験しているんですよ。それを偶然にもかなり近い時期に観た私も感慨深いのでした。
おおお、ありがとうございます。これは大好きな作品なので、ちゃんと心をこめて書きました。
私はこの語り口と相性がよかったので気にならなかったんですが、途中ちょっと駆け足に思えたなど多少物足りなさを感じた方もいたみたいですね。
確かに、ロードムービーに求めるものというのは本来、もっとゆったりした空気感なのかもしれませんね。でも、コリーヌ・セロー作品はコミカルにちゃかちゃかしたテンポのよさが逆に魅力なので、私の感覚ではこれはこれでオールOKなのでした。
人間描写がいいんですよね。その欠点の描き方はコミカルにデフォルメされている感じなんだけど、リアルを切り取っていると感じるからグッとくるんですよ。(その場の笑いを生み出すためにだけコミカルキャラが設定されている映画も多いけれど。)
時にはこうやって旅をして省みて自分を浄化しなくちゃーって思いましたー
Commented by ささみ at 2007-04-21 22:18 x
こんばんは。TBさせていただきました。
ロード・ムービーの力は偉大です。
大のハイキング嫌いなのに、ちょっと巡礼に出てみたくなりました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-23 09:37
ささみ さん♪
カエルノセカイ からご訪問ありがとうございます。
ロード・ムービーっていいですよねー。
私ももちろん巡礼体験したくなりました。
きつそうでもありますが、あれほどの美しい風景の中を歩くのは気持ちよさそうー
Commented by リーチェン at 2007-04-23 17:18 x
かえるさん、TB&コメントありがとうございます!

実は、かえるさんの五つ☆を見て、見るのを決めた映画。
いかに自分たちの生活に心のゆとりがなくなって、向けられるべきところに目が向けられなくしまっていたかがよく分かりました。

それにしても見事にケンカばかりの兄弟。これがまた滑稽に見えたのはさすがですね。ケンカも相手も自分も元気じゃないとできないからね(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-24 10:22
リーチェン さん♪
きゃー、そうなんですかぁぁ。私の好みはそんなにポピュラー路線じゃないけれど、リーチェンさんとは好みや感動のツボが似ているところがあると思うので、それは嬉しい限りですー。でも、これも、人によっては、個々の人物描写が薄いだとか、旅路が駆け足過ぎるとか、物足りなさを感じるたりもするようで・・・。私はコネタの積み重ねで、心がいっぱいになっていくんで、全然足りないとは感じなかったんですけどねぇぇ。
ホント、自分自身も慌しく余裕のない日々を送っているからこそ、このテーマにはグッとくるものがありました。
三兄弟のケンカはおもしろかったですよねー。普通なら唯一の女性が調停役に回ったりしそうなもんですが、一番戦闘的っつーのがいいです。見て見ぬふりせず、本音でぶつかり合えるのはある意味ステキ。
Commented by マダムよう at 2007-04-25 08:53 x
TB&コメントありがとうございました。
私もTBさせてください。

「時間をかけて旅をすることによって魂が浄化されていくのが巡礼なんだよって」
自分で歩いてみて、この映画を見て、本当にそう思いました。
歩くことは素晴らしいですね。
肩こりも治るんですよ。

また、この兄弟の中にあって、クララがいらついて来た歴史もわかりますよね。
背景まで透けてみえるようで、とても面白かったです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-26 17:51
マダムよう さん♪
歩くことの大切さ、普段は忘れがちなそのことを思い出させてもらいましたー。
マダムようさんは歩かれた経験があるのですね。すばらしい。
やっぱり健康にもいいんですよね。何かスポーツをするよりも、毎日歩き続けることの方がよほど体のための運動になるっていいますよね。おお、肩こりも治るとは知りませんでした。余談ですが、私の母は、ヨガをすれば何でも治ると言い張っています。
心の洗濯というのは、いい映画を観たり、読書や音楽鑑賞によってもできる部分もあるんでしょうけど、それだけじゃ作用が偏っている気がします。身体を動かすことから魂を浄化するっていうのが本物かもしれないです。
彼らちょっとした言動や態度から彼らの人柄や歴史が見て取れましたよね。人物描写が薄いなんてことは全然なくて、楽しい人間模様でした。
Commented by jester at 2007-05-12 08:11 x
かえるさん、またまたお邪魔します。
やっとやっと見てきました~

もう終わっちゃうけどどうしよう・・・と思って、いつもはネタばれ&先入観を防ぐために見てない映画のレビューは読まない主義なんですけれど、こちらとシャーロットさんのところを斜め読みさせていただいて、「うん、この人たちがこういっているなら行くべきだわ!!」と思ってみてきました~
(いつもいつも感謝です!)
とっても良かったです!
なんかこちらの心まで浄化された感じです。
こういう風にシンプルでメッセージがストレートな映画、結構好きなのでした。
私も感想を書いたので、TBさせていただきました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-05-12 12:36
jester さん♪
おおお、劇場鑑賞していただけて嬉しいですー。
この絶景はやはりスクリーンでご覧いただいてナンボ。
ありがとうございます。観ようかやめようか迷うことってありますよね。そういう時は世間一般の評判よりも、好みや感性が似ていると思われる人の感想を参考にするのが一番ですよねー。フランス映画で有名俳優も出ていないというと世間の注目度は低いんですけど、わたし的にはコレは必見作品ですぅー。
浄化されましたかー。それはよかったです。笑いの中に熱いメッセージを盛り込むという手法がステキでした。楽しくて心あたたまるガツンと手ごたえのある作品ですよね。テーマはあれこれあったと思います。私もこういうのは大好きですー。
Commented by カオリ at 2007-05-29 12:28 x
こんにちは。「サンジャックへの道」の原題は、そういうことだったんですね!納得です。宗教の違いも人種の違いも、豊かに受け入れる自然と人間たちに心打たれました。TBさせてくださいね!
Commented by CaeRu_noix at 2007-05-31 12:22
カオリさん♪
キリスト教の巡礼の物語なのに、メッカが持ち出されるというのがとても面白かったと思います。そのへんを切り取った原題がいいなぁと思ったんですが、日本では宗教ネタは後ろにまわりがちで、こういう邦題になってしまったようです。寛容さが大きな感動ポイントでしたよねー。
Commented by マダムS at 2007-06-07 20:37 x
ぼんそわん♪
ああ、かえるさんは映画祭でご覧になっていたんですねー!それで2回目なんだ。 私もアンジェリカの小さなスクリーンではなんとなく物足りないので、もう一度川崎行っちゃおうかしら・・。
そうなのね、そうなのね、キリスト教の聖地で「アラーの神よ!」って叫んじゃうのがこの映画の大事なメッセージの一つですよね~ そうか、原題の意味はこれだったんですね~。
「イントレランス」の登場人物にも是非巡礼して貰って、寛容な心を学んで欲しかったですわ(笑)(含ワタシ)
クララをはじめ、人生観が変ったであろうメンバー達のその後もサラっとだけ見せる演出も心憎かったですよね。 いい映画でしたー♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-08 12:48
マダムS さん♪
去年のフランス映画祭で、お台場シネコンのでっかいスクリーンで観ましたー。そのせいかめちゃめちゃ感銘が大きかったです。川崎もよいかも。最近私はTOHOシネマズの壁の色の赤さが気になって仕方ありません。なんで赤にしたんでしょうー。黒でいいのに・・・。色付けたいなら青がいいのに・・・。シネマアンジェリカは新作をあまり上映しないですよね。好評だった作品をゆっくりかけてくれるのはよいと思うけど、ちょっとナゾ・・・
アラー、アクバルっていう台詞はイスラム教徒にとってはごく普通の言葉なのだと思うけど、911以降、テロ行為を行う人々がその言葉を口にするシーンがニュースで流れたりなんかして、ちょっとイメージが悪くなっていたと思うんですよ。そういうのを無邪気な微笑ましいシーンで見せてくれたことが嬉しかったです。よい映画ですです。
『イントレランス』の主人公は不寛容なんですね・・・。
Commented by kossy at 2007-09-08 23:41 x
これは良かった!
『赤ちゃんに乾杯』も『女はみんな生きている』も男視点でいくと、それほど共感はできなかったのですが、今作は性別関係なしかな~
カトリック批判しつつも最後の大聖堂の荘厳さで中和してるし、登場人物同様にかなり気遣いが感じられました。やはり女性監督ならではの繊細な目線がいいのかもしれませんね!
Commented by CaeRu_noix at 2007-09-09 09:51
kossy さん♪
これはよくってよかったですー。
『赤ちゃんに乾杯』はおもしろかったけど私もそれほどに心に響くものではなく、『女はみんな生きている』は、女子的には痛快でしたが、確かに男性にはそれほどでもないでしょうね。そして、そう今回は、人間を描いていたから、性別は関係なく胸をうつテーマでしたよね。それでいて、女性監督らしさが感じられるところがよいです。人を救うはずの宗教が信者以外を受け容れない姿勢なんかを批判してはいるものの、そのものの存在全てにNOといっているわけではなく、そんな宗教観が教会の荘厳な美しさに溶け合っていて感動的でしたねー。
Commented by latifa at 2007-10-01 22:32 x
かえるさん~こんばんは!
かえるさんの記事を拝見させて頂いていたら、しみじみと、この映画の良さを再確認した感じです。
かえるさんが、この映画に、とても愛情をお持ちでいらっしゃるのが、ひしひしと伝わって来るレビューでした☆

『長い旅』という映画は未見なのですが、是非見てみたいです~。
あの男の子が出演しているんですね。
かえるさんは、実際の旅行だけじゃなくて、映画でも世界各国に凄く通じていらっしゃって、羨ましいですー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-03 00:54
latifa さん♪
こちらにもありがとうございます。
この映画のよさを改めてかみしめていただきまして。
そうですねぇ。大いに感動した映画には愛と敬意を込めて、レヴューを書いているつもりですので、そう言っていただけるととても嬉しいです♪
『長い旅』はアラブ映画祭の記事の中でちょろっとレヴューを書きましたが、とても興味深い映画でしたよー。エルサレムをスクリーンで見る機会なんてなかなかなかったので。多くの人に見てもらいけれど、そういう作品ってあまりソフト化はされないのですよね・・。なにかの特集上映の機会にはまたかかることもあるかもしれませんが。
実際の旅はなかなか南米やアラブに行くことは難しいので、映画で旅気分を味わっています。身近ではないエキゾチックな国ほどに惹かれるのです。latifa さんにもその気持ちはおわかりいただけると思いますー。
Commented by せつら at 2007-10-14 15:23 x
こんにちは、エコーありがとうございました。
巡礼の旅を描いているけど宗教じみたところはいっさい無くて
そこがまた良かったですね、神父の差別発言にイスラム教徒の2人
3人の兄弟は無神論者だし、でも彼らみんなが最後には強い絆で結ばれる
のは実によいお話でしたね、壮大で美しい風景も素晴らしかったです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-14 16:16
せつらさん♪
コメントありがとうございます。
無神論者の監督が巡礼を描くというのがおもしろいですよね。
信仰というのはそれはそれで素晴らしいと思うけど、時に権威的で排他的になる宗教を少し批判しながら、宗教の壁を越えたものの素晴らしさを描いていることがとにかくステキです。絶讃うれしいです。
Commented by minori at 2008-01-09 21:10 x
こんばんわー。
ぐわー、かえるさん、これ、ものっすごくツボでしたよー。くう、よかったですよー。美しい景色もさることながら、殴り合いまでしちゃう兄妹とか濃い~~人たち。笑えました。そして旅に出たくなりました。夢のシーンも疲れた旅の途中で見そうな夢でそれもまたよかったな。かえるさんとこの映画についてゆーっくり語りたい今日この頃です。
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-11 00:27
minori さん♪
ロードムーヴィーはやはりツボですなー。旅ものはサイコー。
何年か前は、minoriちゃんと私の好きな映画って結構違っていたような気がするんだけど、近頃は好みがかぶっていて嬉しいですー。
殴り合いはしょっぱなから笑えた。勢いのよさもポイントでした。
うん、夢のシーンも結構真実味がありました。ああいう旅の途中なら、ああいう夢を見ると思う。(意味不明っていっていた人もいたけど・・・。)
語りたいっすねー。或いは、一緒にトレッキングしたいわ。
Commented by kimion20002000 at 2008-01-27 13:58 x
TBありがとう。
僕たちでも、2ヶ月仕事を離れよ、といったら映画の長男のように、わめき散らすけれど、結局、抜けてしまえば、なんということもないものなんでしょうね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-28 14:56
kimion さん♪
自分がいなくちゃ仕事場は回らないだろうと本人が思うほどに実際はそうでもないものですよねー。
人間の適応力ったら、素晴らしいですー。
Commented by 真紅 at 2008-11-24 22:54 x
かえるさん、こんにちは。アンドおかえりなさいー。
旅行帰りのかえるさんに、ロードムービーのTBを持って来れてうれしいです。
これはいい映画でした・・・。最高に。
私はほぼ引きこもり気味のインドア人間なのですが、やっぱ身体を動かして何かをする、って大事だよな~と思いました。
かえるさんは、年一回くらいは外に出られているのですか?
今回はヴェトナム? いいですねー。
ダルッサンも、今回は庭師とは大違いの呑んだくれで面白かったです。
旅行記も、秘かに楽しみにしてます。プレッシャーかな(笑)。
ではでは、またです~。
Commented by CaeRu_noix at 2008-11-26 17:46
真紅 さん♪
ありがとうございますー。
ロードムービー大歓迎。
私も大概オタク体質ではあるんだけど、非日常の旅は大好きなんですよねー。
考えることも大事だし、でも、実際に行動し、経験することも大事ですよねー。

私は近年は、大体年1ペースで海外へ赴いていますー。
お金と休みさえあれば、1度に限らず、何度でも出かけたいところなんですが、しがない会社員の身の上ですし、通わなくちゃいけない映画祭もしょっちゅうあるし、年1がやっとこさ・・・なところですー。
今回はアンコールワットへ行ってまいりました。
トランジットのついでにベトナムへもちょろっと。
とりあえず、とほほんホーチミン日記をえんとり。

本作の役柄の方がいつものダルッサンお馴染みの感じでありました。
ダンディとは呼べないけれど、魅力的な俳優ですよねぇ。
飲んだくれが似合いすぎー。
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