かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ステップ・アップ』
2007年 04月 06日 |
ダンスに心躍れば、物語のお手軽さも気にならないー



踊るシネマは大好き。それも青春もの。それだけで期待大。でも、ストーリーには期待しまい。ダンス映画は踊りさえきっちり見せてくれればOKさ。とはいえ、ずいぶんとお手軽な物語でござった。

バレエ×ヒップホップといったら、『セイブ・ザ・ラストダンス』を思い出すわけなんだけど、原案と脚本が同じ人なんじゃん。同じアイディアで二度もつくるなよー。

それで、こちららもてっきり、お相手のヒップホップ小僧はアフリカ系なのかなって思っていたら、白人でした。なんだー。『セイブ・ザ・ラストダンス』の生活環境も肌の色も違う2人が恋に落ちるっていうのがまたよかったんだけどね。いや、こちらも肌の色は同じだけど、家庭環境の違う2人の恋っていうことなのかな。あまりそういう障害を感じなかったけど。

物語的には、『ダンシング・ハバナ』の方が断然魅力的でロマンチックだったかなー。人種違い、身分違いの恋とダンスの方がドキドキします。っていうか、あちらはディエゴ・ルナくんだったからか?

いえ、ホント、ストーリーに期待はしていなかったからOKなんだけど、パートナーがケガをして代わりを探さなくちゃいけないというお決まりのパターンの安直さにはちょっと苦笑い。それから、2人の心情の変化がイマヒトツ急激で気まぐれ過ぎる気がしたな。やめると言ったり、考え直したり、懇願したり、啖呵を切ったりと、小刻みに豹変するのがちょっと不自然に感じちゃった。アメリカ人の気性はこんなものなんだろうか?あと、 スキニーの役回りもどうかと思ったよ。

思い起こすと、そんなふうに脚本のあら探しをせずにはいられなくて、ついついあれこれ書いてしまったけど、劇場ではそれほどに気になったわけじゃなくて、ダンスシーンを満喫。この女性監督は、これまで主に振り付け師やダンサーとしてやってきた人らしい。『チアーズ!』の振り付けも担っていたのだね。というわけで、やっぱり見せ場はとことんダンスダンスダンス!もうずっと踊っているシーンだけ映してくれればいいのにーって思った。

HIPHOPミュージックをバックにバレエのレッスンする足先が映るオープニングからもうワクワク。レッスン場での毎日の練習もいいけど、映画ならではの魅力に満ちていたのは、やっぱり海の見える屋上でのダンス。逆光でとらえた2人の姿がシルエットにほど近く絵になっていた。海鳥が飛び交う空の下でのリフトは気持ちよくって感動的。

2人のダンスだと思っていたから、群舞に展開していった時は予想外だったので、とても嬉しく心も躍っちゃった。さすが監督は振り付け師。バリエーションのある圧巻のダンスを演出してくれるわけだ。そして、クラブシーンも最高に楽しかったし、発表会のステージも見ごたえ満点。

お母さんが真っ先に立ち上がって拍手する姿にはウルっときてしまったし。定番過ぎるお話ではあったけど、ダンスの感動に包まれて、やっぱり青春ものはいいなーというさわやかな満足感を抱くことができました。

ステップ・アップ STEP UP
2006 公式サイト
監督.振付  アン・フレッチャー
脚本 デュエン・アドラー、メリッサ・ローゼンバーグ
撮影 マイケル・セレシン
出演 チャニング・テイタム、ジェナ・ディーワン、マリオ、ドリュー・シドラ
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by CaeRu_noix | 2007-04-06 23:57 | CINEMAレヴュー | Trackback | Comments(2)
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Commented by mar_cinema at 2007-04-11 02:31
かえるさん、こんばんは。
この作品、チケットを頂いていたので、終了する前に駆け込みで、
鑑賞してきましたが、ストーリー、本当にベタな展開で(笑)
スキニー君、登場した時から、彼の行く末が予想できてしまうし、
それ以外は、妙に巧く収まりすぎるし・・・
途中からベタだっていう事で楽しみました。
確かに、もっとダンスシーンを多くした方が良かったと思います。
後、エンドロールのあれは・・・
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-12 14:24
mar さん♪
わかっちゃいたけど、ホントにベタなストーリーでしたよね。
王道のわりには、強引な展開もあったりして・・・。
スキニーくんの役回りも可哀想すぎました。彼は同世代の友達はいなかったんでしょうか。あの友人兄弟は登場させなくてもよかったような気がしたりして、あらゆるところにケチをつけたくなるんですが、ダンスが楽しめたのでよし。
そうそう、エンドロールの歌にも辟易しました・・・
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