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『サンシャイン 2057』
2007年 04月 27日 |
耽溺。クールでエクセレント!

2057年、太陽の消滅目前。太陽に核爆弾を打ち込むというミッションのために、8人のクルーを乗せた宇宙船イカロス2号が太陽に向かっていた。



すごいじゃん、ダニー・ボイルっ!
この宇宙空間や船内の映像世界のクールさは極上じゃないですか?
音楽と音響効果も絶妙。
恐怖、だけど、すばらしき、2057年、宇宙の旅!

その当時のセンスと斬新さでいったら、もちろん『2001年、宇宙の旅』なんかの方が格別な位置にあるに違いないけど、単純な技術進歩(映画製作におけるVFX映像技術に関して、と現実の宇宙開発についても若干?)があっての21世紀の今、とことん美しくエクセレントな最先端デザインの宇宙空間がスクリーンに広がることにひたすら感激。単に映像技術を比較したら、もちろんハリウッド製SFの方が上だろうけど、こんなに高純度の気が遠くなるような美しいビジュアルの宇宙の旅を体験するのはたぶん初めてだもーん。純度ですよ、純度。(※青山氏のパクリ)

大抵の映画は、小さい画面でDVD鑑賞するよりも、劇場の大きなスクリーンで観るべきだと思っているけど、中でもこれはとにかくもう絶対的にスクリーンで観るべし!TV画面でなら、もういっそのこと観ないでくれって思う。
私は初め、有楽町に他の映画を観に行った時に、これもスバル座で観ちゃおうかと思ったんだけど、これはやっぱりシネコンでしょうと思い直して日を改めた。YES、シネコン向きなのです、正解。どうせなら、一番大きいスクリーンで観たかったな。ま、シネコンの中でこれが大きいシアターでかかっている所はなさそうだけど・・・。
にしても、なんでこんなに広くは受け容れられなさそうな映画が拡大上映しているんだろうって思って、それは真田さんが出ているからということなのねと後で気づきました。ですよね? 真田さん、ありがとう。その反面、普通のエンタメSFだと思って観に行った一般の人たちの不評の声が多くなるのもサナダムシの功罪?

冒頭から、ドクター・サールと一緒に太陽に魅せられちゃいました。太陽に近づいていくってスゴイことだよね。太陽の発する圧倒的な光によって、真っ暗な映画館が何度も何度も明るくなった。スクリーンから発せられる光の強烈さをこんなに意識したこともいまだかつてなかったかもしれない。いつもの映画鑑賞でなら、木漏れ日やら闇にぼんやりと浮かぶ白熱灯やらのやわらかな光に魅せられることが常なのに、今回はこの光のダイナミズムにやられました。なんて痛烈。イカロス気分でひれ伏します。

皆さんの感想をチラリと読んだのだけど、ツッコミどころがたくさんあるのだそう。ええ?!『ホリディ』にはツッコミどころがありすぎて困った私ですが、本作では別に腑に落ちない点はなかったなぁ。宇宙についてや諸々の理科の知識が足りないんだろうか、私・・。だって、『アルマゲドン』がアリだったわけですから、余裕でこれは、丹念にリアリティを追及していると思えました。『アルマゲドン』に大感動した過去をそろそろ忘れてもいいかな・・。

あ、唯一のツッコミは、カネダだけは何故ファミリーネームで呼ばれるの?ファーストネームがカネダ?(真田鎌駝とか?)

アルマゲドンのブシェミなんかもそりゃー最高だけれど、ここはやっぱり抑えめなキャラクターたちで構成されたクルーたちがいい。役のカラーに丸ごと染まる役者キリアンは期待通りに素晴らしい。クローズアップで見せてくれる不安な眼差しが緊迫感を盛り立ててくれる。それに、もうただカワイイ。外国映画に出演する真田さんはこれまであまりいいと思ったものはないのだけど、これはよかったんじゃないかな。ローズ・バーンも近頃はいいです。

言うなれば、『π』 や 『CUBE』のようにしびれました。そういった、新鋭の初期作品と年季の入ったボイル作品を同列にするのは間違っているかもしれないけど。年季が入って後に、なお冒険的なカルトラインの作風を極めるからこそ鬼才と呼ばれるわけだよね。

私はダニー・ボイルのホラー/スリラーと波長が合うようで、『28日後...』同様にスリルと恐怖をしっかり味わった。街にゾンビがあふれかえることも、自分が宇宙飛行士になることもないだろうけれど、自分だったら咄嗟にどう行動できるか、どういう判断をするかというせっぱ詰まったシミュレーションをせずにはいられなくて。次々と起こるトラブル、難題の提示のタイミングがほどよくって、いいカンジで心をつかまれて、圧倒的な映像空間に身を任せて、ハラハラと満喫。サブリミナルはすごく怖かったー。対象が得体の知れないものであったり、物理的なものであったり、心理的なものであったり、複数パターンの恐怖があって、時には思考に導かれてしまうところがいいのだ。

畏れ多き宇宙の壮大さを切実に実感することは普段なかなかなく、科学的な部分から平面的にとらえるか、はたまた非現実的なレベルでファンタジックに神秘性を感じるかというどちらかになっていたけど、このサンシャイン宇宙体験ではほどよいバランスでその脅威的な魅力を味わえた気がする。アポロに乗った宇宙飛行士の中には、宇宙体験した後に神父や牧師になった人が多くいるという事実を思い出したり。私たちは塵に過ぎず、塵にかえるしかないのだとしても。人類はサンシャインを愛するの。

-cast-
キャパ・・・キリアン・マーフィ
カネダ・・・真田広之
コラゾン・・・ミシェル・ヨー
メイス・・・クリス・エヴァンス
キャシー・・・ローズ・バーン
ハーヴィー・・・トロイ・ギャリティ
トレイ・・・ベネディクト・ウォン
サール・・・クリフ・カーティス

サンシャイン2057  SUNSHINE
2007    公式サイト
監督 ダニー・ボイル
脚本 アレックス・ガーランド
撮影 アルウィン・カックラー
プロダクションデザインマーク・ティルデスリー
音楽 ジョン・マーフィ、UNDERWORLD
.
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by CaeRu_noix | 2007-04-27 08:07 | CINEMAレヴュー | Trackback(19) | Comments(25)
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Tracked from *モナミ* at 2008-09-13 09:01
タイトル : 『サンシャイン2057』 Sunshine
『サイレント・ワールド』と同じくらい、B級映画らしいB級映画でした。 映像もものすごく綺麗だし、宇宙船の中も幻想的且つ、 リアルなんだけども、B級映画でした(笑)。 アメリカ人だけが地球を救うのではなく、 多国籍軍?になったところがまぁ、進歩したかなあの国も(爆)。 残念なことに日本人キャプテンのカネダは、 死者第一号になっちゃうけど。 いっそ、こういう地球規模... more
Commented by kusukusu at 2007-04-27 11:20 x
まだ見てないんですが、これ、けっこう珍品みたいですね。エイリアンが出てきたりしないSFものって興味あります。科学的なことは、エイリアンが出てきたものにあのエイリアンの造型は科学的におかしいとか、突っ込まないのに、こういうものだと突っ込んでも仕方がない気がしますが・・(笑)
というか、僕がこの映画を見たいと思ったのは、ネットでこの作品の感想を見てたらトム・ゴドウィンの傑作SF小説『冷たい方程式』を思わせるとあったからです。『冷たい方程式』は、ただ一人の乗組員を目的地まで届ける片道分の燃料しかない緊急の宇宙船に密航者がいて、パイロットは密航者を船外遺棄しないといけないんだけど、その密航者が若い娘でたった一人の兄に会いたさに密航したのだった・・という話。絶妙のシチュエーション。こういう話こそ、今のSFXで映画化してほしいものですね。
Commented by kusukusu at 2007-04-27 11:26 x
ところで、イタリア映画祭はやっぱり通われるんですか?
僕は『プリモ・レーヴィの道』『結婚演出家』はチケットを買ったので行く予定です。(他にはもし時間的余裕があれば当日券で見たいと思いますが、果たして・・?)とにかくベロッキオの作品は、前作『夜よ、こんにちは』が良かっただけに楽しみですね。
Commented by 哀生龍 at 2007-04-27 12:37 x
>ツッコミどころがたくさんあるのだそう。ええ?!
特別専門知識があるわけではありませんが、一緒に見た相棒共々、何かとツッコミたくなりました(笑)
先日TV放映していた「ザ・コア」も相棒と見ましたが、同様に2人でツッコミ捲くりで笑いが・・・
“それはそれ、これはこれ”と言うことで、ドラマ部分は結構好きです。 究極の選択を迫られた時の、個々の反応が特に・・・

>ま、シネコンの中でこれが大きいシアターでかかっている所はなさそうだけど・・・
一応シネコンで見ましたが、やはり一番大きなスクリーンでは無かったです。
人も少なかったし・・・
映像的には、大きければ大きい方が良い作品ですよね?
Commented by さち at 2007-04-27 17:54 x
こんにちは。今日2回目観てきました。
ツッコミどころはあると思います(笑)キリアンがちっとも賢そうに見えないとかね(え?)
まぁそんなことはさておき、「28日後…」同様、ダニーボイルの頭の中にある終末観にそそられました。
あとは地球に残った人間たちの為というより、太陽(神)の為にどう生きるか死ぬかを選択していくかのような人間たちの描き方が面白かったです。
太陽が死ぬという自然の摂理に逆らうことが何を意味するのか・・・とか色々考えてしまいました。

本日はスバル座限定の券だったため、不完全燃焼気味です。シネコンで燃え尽きたかったですが、もうそろそろ大作に食われて「サンシャイン」とはサヨウナラでしょうか。
そうそう。かえるさんの『バベル』感想を楽しみにしています。(ってもちろん観ますよねぇ??)
Commented by めかぶ at 2007-04-27 18:07 x
私は近所のシネコンの2番目に大きなスクリーンで観た。十分満足♪

>普通のエンタメSFだと思って観に行った一般の人たち・・・
確かに。土曜日のレイトでカップルが多かったんだけどちょっと気の毒だったかも。

私はこれは非常に好きだ。ダニー・ボイルの好感度が大きくなった。
おおよそエンタメ向きじゃないキャストのクルーたち。だいたいエンタメだとメイン以外のキャラは適当な扱いで終るんだけど、誰もが精神面に何か含ませるものを感じさせているのはさすがダニー・ボイル。

>『アルマゲドン』『ザ・コア』
まあまあ、いいじゃないの、映画なんだから~(笑)。
かえるさんが『アルマゲドン』に大感動っていうのは衝撃的かもしれないが~、いいじゃないすか。ちなみに私も両方とも好きよん♪
私も感じたのは『28日後...』『CUBE』に近いかな。
Commented by とんきち at 2007-04-27 18:39 x
私も、おお〜、宇宙は何と美しい〜と、うっとりでした。
変わらずフレーム作りの見事なボイル監督です。

ドクターサールは、NZの役者さんなので、(クジラ少女父)
真田さんとの共演が、なんか嬉しかった私です。

でも突っ込みもわかるような、、、。
話が途中、よくわからなかったんです。
シップも何がどうなってるのか、今一つわからなくて、
ねえねえ、どうしたの〜?が少しありました。
このへんはダイレクターズカットに期待してま〜す。

Commented by CaeRu_noix at 2007-04-27 22:37
kusukusu さん♪
珍品といえるかもしれませんー。いわゆるSF、宇宙ものって、そんなに多くは知らないんですけど、大いにカルト臭が感じられました。近年の宇宙ものっていうと、アクションもの寄りが多いのかな。あるいはコメディだったり。こういうシリアスなタッチのものは意外と新鮮でした。エイリアンも出てくるかもしれませんよー。幽霊も出そうでした。そんな風に何が出てもおかしくないような雰囲気があったような。そして、映像はとにかくすばらしく。
SFは突っ込んでもしょうがないと私も思うのですが、人それぞれに思うところがあるようですー。
「冷たい方程式」という小説は知りませんが、きっと通じるものがあるんでしょうね。『2001年』以外のいろんなSF映画を引き合いに出している人もいましたよ。それだけでも興味深い映画といえるかも。
そういう世界観の小説を今の映像技術で映画化できたらおもしろいでしょうね。プロデューサーがなかなかつかなそうな企画かもしれませんが。

イタリア映画祭はもちろん行きますよ。私もベロッキオは観ます。『新世界』も楽しみです。そして、『カビリア』も観ますよー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-27 22:38
哀生龍 さん♪
イヤ~、、『ザ・コア』と一緒にしないで~!
って、観ていないんだけど、それはボイルに失礼ですぅ。(ザ・コアに失礼な私)
『デイ・アフター・トゥモロー』みたいな物語には私もあれこれツッコみたくなったものですが、これはもうウットリ感激モードで観ていたので、そういうった疑問を抱く余地もなかったですー。50年後の宇宙船ってきっとこうなの!
ビジュアルで圧倒的な宇宙を見せ、内部では人間はセコセコもめているのが、らしくていいですよね。太陽も怖いけど、人間もやっぱり怖い。
シネコンの中じゃ人気作ではないでしょうね・・・。人が少ない方が雰囲気が出てよろしいです。超デカスクリーンで観たいですー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-27 23:05
さち さん♪
2回目ですかー!素晴らしいー。
2回目だとより多くのツッコミどころが見えてくるのでしょうか?
2回目だとキリアンの顔がよりオマヌケさんに見えちゃう?!
ダニー・ボイルの週末完じゃなくて終末観、何やら魅力的ですよねー。
孤立閉鎖された場所で仲間内に亀裂が入って、人間がエゴをむき出しにするっていうアレックス・ガーランドのストーリーもポイントだし。
ああ、そうですね。彼らは一義的にはその任務を全うするためにがんばっていたのだろうけど、じゃあそれは何のためかといったら、初めは地球の人々を救うためだったのが、徐々に太陽を生かし続けたいためにシフトしていった感じ。やっぱりホラーだ。
神なんていうものは人間がつくりあげた存在と思いつつ、宇宙規模で自然の摂理を考えると、神のような存在を持ち出したくなってきたりもして、思考のブラックホールに吸い込まれてしまいますぅぅ。
バベルと恋愛睡眠はもちろんとっとと観に行きますよー。
Commented by mar_cinema at 2007-04-27 23:18
かえるさん、こんばんは。
初日観したので、シネコンでも大きいスクリーンで鑑賞できました~。
ダニ・ボイル監督作品、「28日後・・・」についで2作目なんですが、
「28日後・・・」が、未だに印象深い作品であるように、
この作品も印象に残りそうです。
しかし、近くのシネコン・・・早々と、夜だけ公開になってましたが、
ある意味で予想通りでした(苦笑)
Commented by 真紅 at 2007-04-28 04:17 x
かえるさま、こんにちは。TBさせていただきました。
ツボだったのですね!私はダニー・ボイル修行が足りず、感じ取ることができませんでした。
深く感銘を受けた方にコメントをいただき、自分の観方をちょっと反省です。
でも確かに、劇場で観てよかったです!キリアンが役に丸ごと染まる、というのは本当にその通りですね。
彼、大好きです。
ではでは、また来ます~。
Commented by いわい at 2007-04-28 12:37 x
こんにちはー♪
わたしは、 『アルマゲドン』とか『ザ・コア』とかの最近のSF映画をあまり観ていないので、それらとは比べられないのですが。『2001年〜』と比べて、映像技術も宇宙開発技術?も進歩しているなと感心しました。
わたしは 六本木のシネコンの多分一番大きいスクリーンでした。一般公開で観るならスバル座だったと思うで、本当に良かったと思います。
映像もだけど音響も素晴らしいので、シネコン映えしますよね。
キリアン君はカワイイです。ちょっと萌えました。
ツッコミどころありといっても、観ている最中は映像の魅力にハマってました。観終わった後、面白かったけど、でもあれは?ってかんじで、いろいろと思い出しちゃうタイプの映画でした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-28 13:00
めかぶ さん♪
2番目に大きなスクリーンで観られたなんていいですねっ。
やはりハリウッドものっぽいワクワクSFを期待して観に行った人は多かったのでしょか。カップルで観るのにはあんまりふさわしくはないですよね。
ふふふ、めかぶさんも気に入られたとは嬉しいですー。ダニー・ボイルといったら、トレスポでいうイメージでずっときたわけですが、私は一昨年観た『ミリオンズ』がとっても気に入りまして。そして今度もまた180度違うテイストでこんなに徹底したものをつくってくれるから驚きです。私もボイルの評価が更にアップ!
確かに、エンタメ系だと主人公が活躍するのが鉄則ですよね。でも、これは、役割の比重などはあったけど、クルーの描写は偏らずにされていた感じですよね。ヒーロー役と敵役なんてもちろんいない。(もちろん恋は生まれないー。)変にキャラ立ちさせているわけじゃないけど、彼らの性格や価値観を探るべく、それぞれのクルーを洞察するのもおもしろかったです。心理のせめぎ合いにもハラハラしましたよねー
いやー、『アルマゲドン』を知っているからこそ、本作のトーンがすばらしいなと思えるというのもあるんですよね。あれはあれでよし。ええ、号泣映画でした♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-28 13:01
とんきち さん♪
美しかったですよねー。とにかくそこに激しく感動しましよ。
ホント、完璧なフレームに静止ボタン押したくなりました。
私はあまり無機質なメカニカルなものにはひかれる方ではないんですが、この宇宙船のフォルムなどにはウットリしてしまいましたし。
そうそう、ドクターサールはどこかで観たことあるなーと思っていて、帰ってからチェックしたら、それはクジラ父だったとわかりました。鑑賞中はこの人は何人なんだろう?って思っていたのですが、アジアやラテンやアラブじゃなくて、マオリなんですよね。アジア系比率が高いだけじゃなく、マオリの人もいるなんてステキ。真田さんとの共演嬉しいですねー。
確かに、状況がわかりづらい部分はありましたね。わからなさも含めて、パニック感がいいかなーと思っていた私でした。
Commented by kenko at 2007-04-28 17:36 x
こんにちは!コメントとTBありがとうございました!

かえるさん、この作品をかなーり気に入られましたのね。
うふふ・・・なんか嬉しいです♪

なにがそんなに良かったって、やっぱ映像です。
ド迫力の太陽を、ドクター・サールの隣りで一緒に眺めている気分でした。
圧倒的な存在を前にしてただただひれ伏してしまう人間の心理を、感覚的に味わうことができたような気がします。

サブリミナルもサイコーにコワくて良かった(笑)



Commented by kazupon at 2007-04-28 20:10 x
かえるさん
おぉかえるさんハマりましたか~!これシネコンで鑑賞!
正解だと思いますよ!^^
自分は偶然昨年、ビデオやDVDで何度観ても
ダメだった「2001年宇宙の旅」を初めてスクリーンで観て
やっぱり、映画館で見ないとダメな映画だったんだって思った
んですよね。そのインパクトがありすぎて、ボイル版サンシャインは
10年後20年後にどう思われるかってのもあるのかもって
思いました。
太陽に魅せられてしまうって、テーマはすごく深いなぁと
思います!
Commented by sabaha at 2007-04-28 22:09
こんばんは。
>その反面、普通のエンタメSFだと思って観に行った一般の人たちの不評の声が多くなるのも
この作品の話ではないですが、「バベル」の宣伝担当の方?が、公開をアカデミー直後にしなかったのは、菊池さんにばかり注目が集まりすぎて、菊池さん目当ての客が出番が少ないのでがっかりして、映画自体の評判が下がるのを恐れた、みたいなことを言っているのをTVで見ました。今はネットでクチコミが広がるの早いので…ともおっしゃってました(笑、確かに)。この作品も、真田さんを売りにしたら、それ目当ての人はちょっとがっかりだったかもしれませんね。
ちなみに、私もツッコミどころ多し派。でも理屈ぬきに好きな作品でした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-29 15:55
mar さん♪
初日のデカスクリーン鑑賞、いいですねー。
シネコンの公開直後に行けば大きいシアターで観られるの法則!は私も意識しているんだけど、さくっと行けるのはワーナーマイカルだけのため、本作はついつい後回しにしてしまい後悔していますー。
私は、ダニー・ボイルといえば、ミニシアター系だとかそういう言葉もなかったような頃に、シネマライズでトレスポを観たりしたので、以前から注目度は高いのですが、ハリウッドから戻ってからのものがとてもいいと感じます。
『28日後・・・』も怖くておもしろかったですよねー。
そもそもシネコンでかかったのが不思議なマニアック?な作品でしたー
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-29 15:55
真紅 さん♪
ツボでした!SFなんてそれほどにはハマらないと思っていたのですが、この宇宙と太陽と宇宙船の描き方にはクラっときましたよ。スペースアドベンチャーアクションっつぅー感じのものだと男性好みのタイプになるんでしょうけど、このアプローチは好みでした。
まぁ結局、好みや相性の問題だと思うので、楽しめなくてもそれは仕方ないですよねー。真紅さんのところのコメントもとても興味深く読ませていただきました。映像文学!
いつも別人のキリアンは、俳優が演技していることを忘れさせてくれる、(濃い顔のジュード・ロウなどではこうはいかないっていう)役への染まり方に感心することしきりです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-29 15:55
いわい さん♪
『アルマゲドン』(最近のものっていうんでもないかも)とは比べる必要ありませんよー。地球を救うために宇宙へ旅立ち、最後に一人が自己犠牲を払い・・・みたいなところは一応かぶるんですよ。アルマゲドンのは訓練を受けた宇宙飛行士なんかじゃなくて思いきりありえない設定なんだけど、最後には泣けちゃうエンタメ感動ドラマ。かぶる部分がありながら、トーンが正反対なのがとても面白いと思った私でした。でも、イギリスのSFって、こういうシュールな感じのものが多いみたいですね。
生キリアン付で六本木のシネコンの一番大きいスクリーン鑑賞なんて最高じゃないですか。音響はすばらしかったです。ちょっとした音使いも好みでした。
観終わった後に振り返って思い出すというと、私の場合、物語・状況の不自然さを思い出すことじゃなく、俯瞰して哲学的な思索に浸りたくなるっていう感じでした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-30 10:52
kenko さん♪
気に入りましたよー。いや、気に入ったっていう感覚よりも、好き嫌いはさておき感動・感嘆しちゃったというカンジですー。
私も kenkoさんのレヴューを読んで、同感同感と嬉しかったですよー。ちょっとしたことの感じ方も似ていたかもしれません。
そうなんです。序盤のドクター・サールの日光浴?からググッと心をつかまれました。のほほんと暮らす私が普段抱いている太陽のイメージ/存在意義が大きく揺さぶられましたもの。
サブリミナルはよかったですよねー。ホントに背筋が凍りました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-30 10:55
kazupon さん♪
ハマりましたよー。はい、迷った末にシネコン鑑賞を決行できて本当によかったと思いました。こういうものはホント、小さい画面で観ても意味はないですよね。音響も大切だし。『2001年宇宙の旅』は私も初めて観たのはVIDEOで、その時はたぶん何だかよくわからなかったような気がします。2001年だったと思うけど、劇場で特別上映された時に私も初めてスクリーン体験しました。これもまさに体感する映画なので、劇場で味わうにこしたことはないですよねー。浮遊感が最高。
ボイル版サンシャインは2057年には、『2001年宇宙の旅』と同じような存在になっているはずです。ってそれは無理かな・・・。でも好きな人は熱狂的に好きになるタイプの作品じゃないかと思えます。
太陽というテーマは実にお見事ですよね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-04-30 10:56
わかば さん♪
おお、バベルの宣伝担当の人はすばらしいですね。「情痴 アヴァンチュール」とは大違いだわ。客が大勢入ればそれでいいというのではなく、映画をちゃんと観客が楽しむことを大切にしようと考えてくれるのは嬉しいことかもしれません。TVはあまり観ないので、映画がどのように宣伝されているのかって私はあんまり知らないものの、真田さんがあまりにも早くいなくなったのでがっかりだと感想に書かれていた方もいて、やっぱりそのへんは宣伝が誠実ではないのかなと思えました。私は『上海の~』よりは見せ場があってよかったと思ったのですが。
なるほど、わかばさんの場合は、ツッコミどころが多いと思ってもなお好きな作品なんですね。いえ、私にもたぶん、そういう手ごたえの映画っていうのはあると思います。が、私の傾向としては、設定や人物の言動挙動、物語展開に不自然と感じられる点が多く見つかると、興ざめしてきちゃって全体の評価も下がってしまうことが多いんですよね。本作はそういうのがなかったおかげでかなり陶酔モードでしたー
Commented by とらねこ at 2007-05-18 22:50 x
こんばんは、かえるさん。
・・・・・・・・・・・・・・

ええええ~~~~っ!!!!!!!
今回の記事を読んでいて、一番意外だったのが、かえるさんが『アルマゲドン』が大感動、とおっしゃるところでした。
私はアルマゲドンは当時から今までずっと苦手です・・・。

『ソラリス』はかえるさんはお好きでしたでしょうか?
私は、『ソラリス』の方が、何倍も映像が好きでした。
いろいろ言ってますが、結構面白かったです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-05-19 10:40
とらねこ さん♪
きゃー、すみませんー。でもでも、事実なんですー。
今あの映画を思い出すと、ちゃんちゃらおかしかったりするのだけど、その当時はホントにブルース・ウィリスの最後の行動にナミダナミダでしたのー。私は『ディープ・インパクト』があまり好きではなくて、その当時はアルマゲドン派でしたー。まぁ、なつかしい思い出でっす。とらねこさんはもっと若い頃から、お涙頂戴ハリウッドエンタメに騙されない人だったのねー。

『ソラリス』って、ソダーバーグのソラリス?
あれの映像も好みでした。あちらは宇宙そのものの映像の記憶はあまり残ってなく、宇宙船の内部のデザインなどが好きだったかも。ってか、もはや、ジョジクルが苦悩する姿しか思い浮かばない・・。ソラリスは宇宙ものでありつつ、彼の内面の旅ものだった気がするんだけど、サンシャインの方はとにかく、主役は人間じゃなく、人知を超えたものである宇宙・太陽ってな感じが気に入ったのでしたー。私はとにかく太陽映像にしびれまくりでした。ボイルの演出は基本的に好みなんですよ。ソダーバーグの方がソツがないのだろうけれどね。
でも、まぁ、結構楽しんでいただけてよかったですぅ。w
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