かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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「EU Film Days 2007」鑑賞メモ
2007年 05月 29日 |
ヨーロッパ映画を東京国立近代美術館フィルムセンターにて。



大阪ヨーロッパ映画祭や東京国際映画祭等、過去に開催された映画祭で上映されたものなど秀作ヨーロッパ映画6本を鑑賞することができました。
EU加盟そのものにはそれぞれの国々で賛否があったのでしょうが、EUという括りによって、例えばバルト三国の映画などをも観ることができたのは貴重。
500円でこんなに素晴らしい作品を観られるなんてー
「EU Film Days 2007」

『ホレム・パーデム』 (チェコ)
2004 Horem Pa'dem
監督: ヤン・フジェベイク
(※本作はとても気に入ったので個別でレヴュー記事を書きました。)


『オー ハッピーデイ』 (デンマーク)
Oh Happy Day
2004 監督: ヘラ ヨーフ
ハーレムからやってきたひとりのバプティスト牧師がゴスペルコーラスツアーの途中で出くわしたバス事故により、デンマークのとある田舎町にとどまることになった。地元の人々に胡散臭がられながらも、その町の教会でゴスペルを教えることになった牧師は、平凡な生活に飽きていたひとりの主婦の人生に影響を与えることになる。

『天使にラブソングを』風味の『歓びを歌にのせて』系音楽映画。
平凡な主婦の冒険が微笑ましく。そしてゴスペルソングに感動。


『うんざり』 (エストニア)
2006 Ko~rini! / Schnauze Voll!  ドイツ語
監督: ペーテル・シム
中年特有の危機感から少々自暴自棄なドイツ人トラック運転手(ヘイオ・フォン・ステテン)が旅に出る。途中、運試しにドイツに来たが仕事を首になってしまったエストニア人チェロ奏者(マーリヤ・ヤコブソン)、間抜けなエストニア人銀行強盗(ラスムス・カリュウヤルヴ)、それを更生させようと試みるドイツ人請負人(トーマス・シュマウサー)が同乗者となる。最終的に皆エストニアに到着し、そこである啓蒙を受けることとなる。

コミカルでハートウォーミングなロードムービー。カメもツボ。


『シモン』 (オランダ)
2004 Simon
監督: エディ・ターストール
麻薬ディーラーでプレイボーイのシモンと同性愛者の歯科医学生カミーユの出会いは、シモンがカミーユを車で跳ねてしまった交通事故だった。2人は奇妙な友情で結ばれることになるのだが、後に起きる出来事によって疎遠になる。14年後偶然再会したが、シモンは末期癌に冒されていた。彼は化学療法での延命を拒み安楽死を決断したが、ユーモアを失うことはなかった。残された日々を充実させることに全力を注ぎ、永遠の別れの日が訪れる。

生と死を見つめるオランダ版『みなさん、さようなら』。何しろ合法の国。
パワフルで毒気の強いシモンのような人間が弱っていく姿はつらい・・。


『自由』 (リトアニア)
2000 Laisve.
監督: シャルナス・バルタス

砂漠と海岸沿いを旅する、行き場を失った少女と逃亡した麻薬密売人たち。この旅が描くのは、複雑な人間関係と孤独を求めて奮闘する人々の姿である。

日本語字幕なしでもほとんど問題なしの映像で見せるタイプ。
圧倒的な自然を前にすると人間はちっぽけなもの。砂丘。


『バイ・バイ・ブラックバード』 (ルクセンブルグ)
2005 Bye Bye Blackbird
監督: ロバンソン・サヴァリ
20 世紀初頭のロンドン。若く美しい空中ブランコ乗りアリスに恋をした青年ジョゼフは、彼女の心を射止めようとサーカス一座に入団する。やがてジョゼフは、アリスの気を引く唯一の方法はブランコ乗りとして認められるしかないと気づき、練習を重ねアイディアを編み出し花形となっていく。彼の夢がかなうかに見えたその時、悲劇が起こる。アリスが転落したのだ…。理想の愛を捜し求め、飛翔の快感に魅せられた青年の悲劇を綴る映像詩。

サーカスものというだけでツボなのでけど、空中ブランコのシーンがとてもステキだった。
悲しくも詩的で美しい。監督はフォトグラファーらしい、納得。

どれも興味深くて好みのものでした。やっぱりヨーロッパ映画はよい♪
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by CaeRu_noix | 2007-05-29 12:55 | CINEMAレヴュー | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from シャーロットの涙 at 2007-05-29 23:21
タイトル : EU FILM DAYSにて
ちょっと出遅れまして、終了間際に駆け込み鑑賞。 はっきり言ってちょっと不親切な上映スケジュール??私はフリーで仕事してますので時間はどうにでもなりますが、一般的には6時からという時間帯は普通のサラリーマンにはちとキツイですよね。土日だけでももう少し本数増やすとかしてくれたら嬉しいのに。もう一日こもってても全然OK。笑 5/10〜上映してくれていたのですが、GW明けに元気がなくなりまして。 どうせ見るなら効率よくまとめて何本か見ていかないと私の場合見逃す確率が非常に高いわけで;仕事も母親もせねばならん...... more
Commented by シャーロット at 2007-05-29 23:20 x
6本でしたか。お疲れ様でした。
チェコの作品、良かったのですか~。見たかったです;
でもなんとなく、かえるさんのご覧になったものってご自分の好みにパチッとはまってるんでしょうね。
デンマークの作品もリトアニア作品も、ルクセンブルグのも、興味をそそられますよ。大画面で空中ブランコ見てみたーい。
またこういう作品たちを気軽に見られる機会があると嬉しいです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-05-31 12:38
シャーロット さん♪
どれもよかったですけど、チェコのはとりわけ気に入りましたー。
映像的や雰囲気的には、リトアニア、ルクセンブルグのが好みでした。
ルクセンブルグのは写真を見た時は、アイススケートの物語かと思ってました。それよりもツボなサーカスだったので嬉しかったです。ルクセンブルグな部分がなかったのはちょっと残念でしたが。(英語もの)
デンマークのも音楽ものゆえに楽しかったですよー。
オーストリアのなども観たかったですー。
またこういう企画があるといいですねー。
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