かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『主人公は僕だった』
2007年 05月 30日 |
結びがステキ。でも、オチよりディテールなんだけどね。

毎日決まりきった生活を送る国税庁の会計検査官ハロルドの頭の中に、彼の行動を文学的な表現で語る女性の声が聞こえるようになり・・・。



平凡な毎日を送っていた男が、どうやら自分は小説の主人公らしいと気づくなんて、おもしろそうなお話じゃない。といっても、そういう設定自体はそれほどに珍しいものではないと思うので、その面白さも展開次第ということになるのだけれど。残念ながら、観る前にこれは面白そうだなと思った期待ほどに、劇中はグイグイとその世界に引き込まれるという感じではなかったかな。中盤はさほど、ストーリーテリングや演出の面白みを感じなくて、ココロモチ退屈だったかも・・・。ひょっとして主人公がウィル・フェレルじゃなくて、ウットリ見つめたくなるようなイケメン俳優だったら退屈しなかっただろうか??でも、主人公は君なのだ。仕方ない。

ハロルドの日常が退屈なんだから、観客が退屈さを覚えるのも当然なんだろうか?これが小説だったら、ガーっと斜め読みして、ページをじゃんじゃんめくって、面白くなりそうなところまで進んでいくところなのだけど。映画の観客はただ、小説の主人公ハロルドが自分の末路をコントロールできない以上に、差し出されたものを時間の流れごと丸ごと受け容れるしかないのだよね。観客には結末を変える努力のしようもありません。映画館に早送りボタンはありません。

小説ならば、今日は気分が乗らないなー、読書はまた今度にしようって、本を閉じることができるのだけど。一発勝負なところが、書籍よりも映画の方が人生に似ているって感じ?いや、これは、映画と小説についてを比較するための物語じゃなくて、どうやら人生とフィクションの物語を照らし合わせて思考するのが味わい深いらしい。私にとっては、そういう方向に思考が導かれる物語ではなかったけれども。『STAY』も本作も映画で観るより小説で読み進む方が面白そうだなと思えてしまったかも。

ウィル・フェレルの姿は鑑賞向けではなかったけれど、マギーはチャーミングでよかったな。マギー扮するアナ・パスカルのキャラクターがとても魅力的。防衛費に相当する分の税金は払わないとか、ホントは几帳面なのに意地悪でグチャグチャの書類の山を見せちゃうところがステキ。それでいて、弾き語りにググッとときめいてしまうなんて可愛いじゃないかー。ダスティ・ホフマンのキャラもなかなか面白かったな。

後半に、その小説を読んだ教授やハロルドが、これは傑作だ、最後は主人公の死しかありえないと言うのだけれど、私にはそんな小説がイメージできなかった。それまでのハロルドの物語を追ってきた限りでは、どんなに文学的に見事な文章表現で綴られた小説であろうとも、小説の主人公のハロルドの行く末に死が必然だとは思えなかったんだけど・・・。だから、小説家が妥協したこと自体にはあまり感動がなかったような・・・。

それでも、「結び」の言葉はとても気に入った。"日常を彩る何気ない物や行為には、より崇高な意味が隠されている。"意味があるとかないとかいう表現はともかく、日常を彩る何気ないものが大切なんだよっていうテーマはすごくステキだよね。うん、だからこそ、そのテーマに共感できる映画のエンディングがよかったと思わせられることよりも、途中に散りばめられた何気ない物や行為にググッと心掴まれるような作りにしてほしかったと思ったりした。んん?人生には日常の何気ないものが大事で、劇中小説もそれを重んじたのだけど、映画は結末がポイントでOK?やっぱり私はメタの次元をはき違えているだろうか・・・。

主人公は僕だった STRANGER THAN FICTION
2006   公式サイト
監督:マーク・フォースター
脚本:ザック・ヘルム
撮影:ロベルト・シェイファー
プロダクションデザイン:ケヴィン・トンプソン
出演:ウィル・フェレル(ハロルド・クリック)、エマ・トンプソン(カレン・アイフル)、ダスティン・ホフマン(ジュールズ・ヒルバート)、クイーン・ラティファ(ペニー・エッシャー)、マギー・ギレンホール(アナ・パスカル)
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by CaeRu_noix | 2007-05-30 23:59 | CINEMAレヴュー | Trackback(14) | Comments(14)
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タイトル : “主人公は僕だった”
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Commented by 哀生龍 at 2007-05-31 08:31 x
>日常を彩る何気ないものが大切なんだよっていうテーマはすごくステキだよね
英語ではどう表現されていたのか全く覚えていないけれど、改めてこうしてCaeRu_noixさんの感想の中に“彩る”と言う文字を見つけたとき、「日本語って素敵な単語がいっぱいあるんだよねぇ~」と思ってしまいました。
耳で聞いたときの「いろどる」と言う言葉ではなく、目で見たときの「彩る」と言う単語に反応しちゃいました。
歯磨きの回数を数えることも、不器用な恋をすることも、誰かを救うことも、自分の人生の彩りになれば幸いなのです♪
たぶん・・・(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-01 10:41
哀生龍 さん♪
日本語にもステキなものがありますよねぇ。
思うに、こういう物語だったらじゃぽねな私たちにとっては、日本映画で日本の作家が日本語で綴った小説ものという方が感動的だったのかもしれません。自分の日常をナレーションする声が聴こえるという状況を、私たちは日本語字幕で視覚でとらえてしまっているから、その奇妙さを100%感じられないのかもしれないなぁと思ったし。字幕翻訳の人も努力はしたに違いないけど、日本語訳文だと、それほどにそのナレーションの言葉が文語的にも思えなかったりして。数字の羅列なども英語表現ならではのリズムの面白さがあるような気がしたり。
「彩る」という表現もステキな日本語だけど翻訳者の選んだ言葉なんですよね。私としては英語の原文のままで作家の文章表現を味わってみたかったりもしましたー

歯磨きの回数を数えることは彩りとしては却下されたんじゃなかったですっけ?(笑)数字にまみれた無機質な日常を送っていた男が、クッキーやギターの弾き語りや愛の抱擁の温かさに目覚めるというお話だったみたいで。でも結局、コメディだったんでしょか?

そうだ、ヴァージニア・ウルフのことを思い出そうとしていたんだった・・
Commented by 哀生龍 at 2007-06-01 12:54 x
>日本映画で日本の作家が日本語で綴った小説ものという方が感動的だったのかもしれません
邦画だったらば絶対に見ていない哀生龍です(笑)
でも、あのナレーションに関して言えば、CaeRu_noixさんの仰るとおり、日本語字幕として目で読むのでは演出の狙い通りには伝わってこないと思います。

>歯磨きの回数を数えることは彩りとしては却下されたんじゃなかったですっけ?(笑)
哀生龍的には、彩りの1つです(笑)
幼い頃、セサミストリートを見てカウント伯爵の虜になったぐらいですから(意味が違うって?)

>でも結局、コメディだったんでしょか?
哀生龍はコメディだと捉えてましたが、違うのかな?
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-01 15:58
哀生龍 さん♪
自分でそう書きながら、日本映画だったら哀生龍さんはきっと観ることはないんだろうなと思ってましたー。にしても、、絶対に絶対に絶対?

ハミガキの回数といえば、縦に何回、横に何回みがくなんて言ってましたけど、私は前歯は縦方向にみがきなさいって歯医者さんに教わりました。横方向にブラッシングするのはダメだって。ハロルドったら、几帳面でも何もわかっちゃいないのねーって、私はそのことで頭がいっぱいでしたわ。それと、じっくり磨くなら、時間で計ることはあっても、回数を数えるのって、難しいんじゃないかなって思う私。数えていたら、すんごい疲れると思うし、ちゃんと磨くことに集中できませぬ。でも、数字に強い人は、サラリとできちゃうんでしょうかね。私はクッキー・モンスターがいいかなぁ。

コメディにしては、あんまり笑えなかったんだけど、だからといってさほどハートウォーミングな感銘があったわけでもないので、やはりコメディ?
フィクションの世界が入り混じるコメディだったら、『アダプテーション』なんかの方が断然おもしろかったのでした。
Commented by AnneMarie at 2007-06-02 11:06 x
こんにちは♪
ひねった設定なのに奇天烈さをまったく感じないフツーの映画に感じました。

>後半に、その小説を読んだ教授やハロルドが、これは傑作だ、最後は主人公の死しかありえないと言うのだけれど、私にはそんな小説がイメージできなかった。

同感です!
どこが傑作なの? って思っちゃった。
たまにはこんなココロに残らなさそうな映画もいいかな。
な気分です♪
Commented by kenko at 2007-06-02 15:41 x
小説の傑作具合はちょっと伝わってきませんでしたね。
女性の声が「文学的である」ことすら、ハロルドのセリフ(だったかな?)の日本語字幕を読んでようやく理解するといった感じだったし・・・
でもマギーのチャーミングなキャラクターと、ハロルドとのキュートなエピソードだけで充分満足できた映画でした。
Commented by となひょう at 2007-06-02 19:01 x
かえるさん、こんにちわーん。TB&コメントありがとうございました。
鑑賞直後は、なかなか面白かったなと思えたんですけど。数日過ぎて他の作品を見てしまったら、結構印象が薄れゆく作品でしたわ。ブログも上手いこと書けなくて、他と比べて手抜き記事になってしまいましたのよぉ~(泣)。

私も、教授の仰る傑作のイメージは余りわかなかったですわ。うーん、面白いんだけど、何か後に残らない作品ですなぁ。ノレないポイントは幾分間逆みたいでしたけど(笑)、かえるさんにも私にも心に残る作品ではなかったようですねん。
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-04 09:45
AnneMarie さん♪
面白みのある設定でしたが、わりとフツーな映画でしたねぇ。
この物語はいわゆるフィクションというものを面白く描き出していたと思うんですが、文学というものに対してがお手軽だったような気がします。女流作家の10年ぶりの作品だったら、主人公は女性になるんじゃないかなってまず思いました。文学の主人公って、作家の分身であるケースが多いですよね。国税庁に務める数値主義?の男が主人公になる小説はSFやミステリーならありえると思うんだけど、カレンのような女流悲劇作家がそういう主人公を設定するのは、ちょっと違うよなーって感じでした。個人的には、カレンという作家の文学性や彼女自身の人生が見えてくるつくりの方がよかったかな。
というカンジで、私の求めるタイプのものではなかったんですが、シネコンでかかる映画の中では、ハートウォーミングでよい映画だったかと思いますー
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-04 10:10
kenko さん♪
女性の声で語られている内容が、文学的な表現であることは、映画の紹介文で読んだような気がします。私も直接的には気づかなかったかも。映画の主人公が小説の主人公であるっていう状況はすっごく面白いと思うんですが、その面白さを100%感じきれず、字幕のギャップにとらわれてしまった私でした。
とはいえ、マギーはホントに魅力的でしたよね。『ファッションもインテリアも可愛かったし、マギーが登場するシーンではやたらハッピーな気分になれました。パリ、ジュテーム』での彼女もステキだったし、こんなにマギーが可愛いと思ったのは今年初めてですー
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-04 10:22
となひょう さん♪
そうそう、となひょうさんの本作のレヴューはとてもアッサリ短めだったなぁと思いました。
上のAnneMarieさんがご自身の記事に書かれていたのですが、これって、ハリウッド大作の合間に観るのには最適なちょっといい映画なのかもしれません。蜘蛛男や海賊の後にちょっと一息いれてくすっと笑って心温まるってカンジ。私のようにミニシアター系の地味に飄々淡々とした映画をいつも観ている人間にとっては、本作の味わいがそれほどに心に響くものではなかったんだけど、一般的にはよい映画みたいですね。
思うに、アメリカで人気コメディアン、ウィル・フェレルというのが私はちょっと苦手なのかも。マギーはとなひょうさん以外には概ね好評のようですが。(笑)
Commented by マダムS at 2007-06-04 20:54 x
こんばんにゃ。 
私のように抱腹絶倒のコメディだとばかり思い込んで観に行って混乱したヤカラには正しい感想文など書けてないのに、トラコメ有難うございました(笑) 正直途中で何度か気を失いかけながらもなんとなく「しみじみ良かった?」なんて思えたのは、かえるさんが仰るように結びの言葉が良かったからかも。 「何気ないものが大事」という事もだけど、正確な言葉は忘れちゃったんですけど、人生を悲劇と思うかコメディと思うかの感じ方一つで大きく違うというような事を言ってたように思うんですが、それが私にとってはツボだったかな。 同じ面白くても面白くなくても自分の人生に付き合って行かなくてはならないのだったら コメディと思ったほうがラクチンかもしれまへん・・。
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-05 11:10
マダムS さん♪
抱腹絶倒ではなく、しみじみ系でしたよね。私にとってもマダムとは違う方向で、期待していたタイプの映画ではなかったのですが・・
作家と文学の切り口がイマイチだったので、やはりこれは小説の主人公じゃなくて、コミックの主人公という方がピッタリきたかも。『アメリカン・スプレンダー』を思い出しつつ。
なるほど。人生を悲劇と思うかコメディと思うかという台詞?がありましたっけ?私は個人的には、ハリウッド映画がジャンルにキッチリ分けられていることが好みじゃないので、「人生」というものをどっちかにカテゴライズ、ジャンル分けしちゃう二者択一方式もツボではなかったのかもしれません。でも、喜劇と悲劇は紙一重というとらえ方は好きです。(人生をトータルでどっちかと言い切るのは難しいけれど)悲しいことが起こっても楽しく笑って受け止めようというようなポジティヴシンキングな姿勢はステキですよね。そうありたいと思いますですー。
Commented by 真紅 at 2007-06-06 14:39 x
かえるさま、こちらにもお邪魔します。
う~ん、いまいちだったのですかー。確かにウィル・フェレルが素敵じゃないので、アナに感情移入できませんでしたよね(笑)
ジム・キャリーだったら・・と途中で思ってしまいました。
イギリス訛りの文語的表現が聴き取れる耳があれば、更に楽しめたのかもしれませんね。
私はプロダクション・デザインや『ステイ』『ネバーランド』との共通項探しで、結構楽しめました♪
ではでは、また来ます。
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-07 11:07
真紅 さん♪
いまいちってことでもなかったんですが、個人的なお気に入り度は高くはなかったですぅ。
恋愛パートが一番好きだったんですが、そこもそうなんです。肝心の彼に自分がときめかないっていうのがネックでしたわ。(笑)コメディ俳優なら、ジム・キャリーかアダム・サンドラーあたりの方がその辺もクリアできたかなと思えますー。
そうですね。イギリス英語であれ、アメリカ英語であれ、イングリッシュを聴き取れる能力があったら、楽しめるポイントは多かったと思われます。
プロダクション・デザインはなかなかステキでしたよね。
マーク・フォースター監督が手がけるものって、先に脚本ありきの雇われ仕事なのかな?と思いつつも比較するならば、私は『チョコレート』に一番心うたれましたー。
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