かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『プレステージ』
2007年 06月 10日 |
次から次へと見ごたえあり。
映画ならではの魅力がある複雑でトリッキーで怒濤の対決劇。

19世紀末のロンドン。グレート・ダントンことロバート・アンジャーと THE プロフェッサーことアルフレッド・ボーデンはマジシャンのライバル同士であった。



Mr.なんちゃらとかって胡散臭くて好きじゃないし、何代目かのヒキタさんもミョーな存在だったりして、現代日本の現実世界では私はマジシャン系の人たちのことをあまり好意的に見てはいなかった。だけど、19世紀末のロンドンで、あっと驚くマジックショーを見るために多くの人々が劇場に集って、ワクワクと興奮の渦に巻き込まれる光景は何だかいいよね。大多数の人が基本的な科学の知識をもっている情報化社会の現代、いとも簡単にあらゆるものの種明かしやネタバレ情報が飛び交っているけれど、そうではないその時代にはまだまだ神秘的で摩訶不思議なマジックはとても魅惑的なものだったんじゃないかな。現代的な視点を忘れて、その世界に入り込んで楽しみましょう。

原作小説はどういう構成になっているのか知らないけれど、さすがのノーランのプロットは秀逸。時間が前後する場面描写の中で、小さなものから大きなものまでいくつもの謎が提示され、一つの謎が紐解かれる流れの中で、別の謎が見え隠れしたり、後の後で浮上するエピソードの伏線が引かれていたりする。最初に、クリベー扮するボーデンは本当に殺したの?どうやって?どうして?という疑問に始まって、ボーデンとアンジャーというライバル同士の間に炸裂する、壮絶なトリックバトルに巻き込まれていくのだった。

2人の間にいったい何が起こったという人間ドラマ、個人的な復讐劇に、大勢の観客の面前で華々しく披露されるマジックの技が絡み合うというところが、とても個性的で面白いと感じた。変装してライバルのステージに上がっちゃうなんて怖すぎるし、それは本当に命がけの勝負に発展していくからスリリング。マジックショーの中ばかりでなくて、ステージを降りている時の2人の人生、その対決模様がトリックに満ちているという展開にドキドキハラハラと目が離せないのであった。そして、マジシャンの主人公がトリックで互いや観客の目を欺くという物語を、映画というトリッキーなものを通じて私たちは見つめることになるという構造が興味深いのだ。

こういった小説には、小説ならではの卓越した面白さがあるのだろうと思いながらも、本作は映像化の意義を大いに感じることができた。視覚に訴えることこそが映画のパワー。この時代のロンドンの街の雰囲気や怪しくもゴージャスなステージの賑わいがいい感じ。例えば、鳥の無惨な姿のワンショットなんかもその描写を文章で読むよりも瞬時にショックを与えてくれる映画ならではのもの。マジシャンの部屋にはたくさんの鳥が飼われているというビジュアルは斬新な衝撃があった。そして、ニコラテスラの電気!

素晴らしい俳優たちのエネルギッシュ且つ巧みな演技にも魅了された。こんなにステキなヒュー・ジャックマンを観るのは久しぶり。というか、NYの恋人やソードフィッシュの時はステキだったけれど、そんなに演技的に魅せてくれたというほどでもなかったから、これほどに魅力的な俳優ヒューのお姿を堪能するのは初めてかも。クリソツ酔っぱらい男との対話シーンも見せ場だったよね。一縷のアヤしさがまとわりつくクリベーもがんばってました。マイケル・ケインは相変わらず素晴らしく、英国紳士、バンザイ。バットマン・ビギンズのキャスティングの唯一の欠点は、ヒロインがケイティ・ホームズだったことだけど、本作は女優たちもよかったな。スカちゃんは時代ものの方が合うのかもしれない。上品なドレス姿もセクシー・レオタードなステージ衣装も似合います。で、デヴィッド・ボウイだなんてわかんなかった・・・。

『コーヒー&シガレッツ』の中で語られていた、"テスラコイル"が登場したことが嬉しかったな。エジソンのライバル、ニコラ・テスラのことなんて全然知らなかったけれど、現在採用されている送電の交流方式を主張した評価されるべき天才発明家で、コロラドスプリングズの研究施設も本当にあったのだね。ショーだったら、水芸か火ふきがいいよって思っていた私も、電気の魅力にちょっと惹かれた。?

人間ドラマとしては快いものではないけれど、とにかく展開はおもしろかった。題材とその構成や見せ方を評価したいな。ボーデンの瞬間移動のトリックは、途中の妻の発言内容なんかから予想はできるのだけど、明らかにされる瞬間まで確信はもてなかったし。そして、テスラコイルは・・・

プレステージ THE PRESTIGE
2006  公式サイト
監督.脚本 クリストファー・ノーラン
脚本 ジョナサン・ノーラン  原作 クリストファー・プリースト「奇術師」
撮影 ウォーリー・フィスター
プロダクションデザインネイサン・クロウリー
出演 ヒュー・ジャックマン(ロバート・アンジャー)、クリスチャン・ベイル(アルフレッド・ボーデン)、マイケル・ケイン(カッター)、スカーレット・ヨハンソン(オリヴィア)、パイパー・ペラーボ(ジュリア・マッカロー)、レベッカ・ホール(サラ)、デヴィッド・ボウイ(ニコラ・テスラ)、アンディ・サーキス(アリー)
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by CaeRu_noix | 2007-06-10 11:08 | CINEMAレヴュー | Trackback(15) | Comments(24)
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タイトル : プレステージ
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Commented by 哀生龍 at 2007-06-10 13:15 x
華麗なるショービジネスの裏側の、血生臭く苦渋に満ちたシリアスな世界。
確かに映画として楽しめる作品だとは思うのですが、わがままなので内容に対しては色々言いたい事があるのです(苦笑)
でも演技対決は、申し分なく楽しんでしまいました♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-11 12:31
哀生龍 さん♪
演技対決は見ごたえ満点で素晴らしかったですよねー。奇術師ルックの似合う2人でした。
わたし的には、さほど不満点はなかったです。自分が好きになりきれない、楽しみきれない映画というのは数本に1本くらいはあるかもしれないけれど、自分の理想に100%あてはまる完璧な映画というのはまずないことを思うと、ある水準を越えたおもしろさの映画には、あんまりケチをつける気がおこらない私ですー。(一般的に好評な娯楽系の安直映画にはケチをつけがちな私ですがぁぁ・・) クリストファー・ノーランの実力は信頼しているし。この原作を映画化するにあたって、かなりいい仕事をしていたと思いますー。
復讐対決の火花が怖すぎて、好きな映画とは言いがたいタイプなんですが、おもしろい映画の評価はしたいですー。
Commented by kazupon at 2007-06-11 14:43 x
かえるさん、二回目見てコレすごい傑作だと今は強く思って
おります。
原作はボーデン、アンジャーとその末裔の三段階の話になってて、
もっと奇想天外です(笑)それをあのクラシカルな映画に昇華
させてるってノーラン兄弟素晴らしいです。
映画ならではの「映像ではちゃんと見せているのに、
観客は気づかない」というような作り方になっていて、
マジックそのものとは何ぞやというのを映画で体言してる
ような作品になっていると思いました。
原作は500ページ超くらいで、4時間もあれば読破できる
んじゃないでしょうかー面白いですよ!
また弟が脚本を書くというバットマンの続編の期待大です!
Commented by kenko at 2007-06-11 21:20 x
私もデヴィッド・ボウイだなんて、映画鑑賞中は気がつきませんでしたぁ。そしてデヴィッド扮するテスラが実在の人物であることも、後で知ってビックリです。。。あんな装置が実は世界のどこかに実在したらどうしよう・・・
小鳥をたくさん飼っているマジシャンの部屋や、ニコラテスラの電気や、ビジュアル的に好きなシーンはたくさんありました。
ラスト驚かせてもらえることを勝手に期待してしまった自分にバカ!!って言いたいです(笑)
Commented by とらねこ at 2007-06-12 01:48 x
こんばんは♪TBさせていただきました。
そうなんですよね、ニコラ・テスラの交流電流、“テスラコイン”。
いやあ、エジソンより先にこのしくみを発明したテスラですもん。
きっと、人知をあっさり超えるしくみを発見してしまった、というのはテスラだったらありえるかな、なんて思ってしまいます♪
いやあ、男二人の、妄執物語。恐ろしかったですが、身を乗り出してみてしまいました。
あの鳩の仕掛けとオチが呼応しているところが、たまらんです。
(ちょっと笑ってしまいましたが)
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-12 12:43
kazupon さん♪
傑作ですかー♪
私も曖昧だった部分をもう一度見直したい気もします。
あ、でも、とりあえず、原作を読むことにいたします。解説ありがとうございました。kazuponさんの原作小説評もえらく興味をそそりました。500ページって厚いですよね。私たぶん4時間では読めません。でも、新幹線を乗り過ごすちゃうほどに面白いなら大丈夫。私も電車を乗り過ごさないように気をつけますー。図書館で予約入れてみました。本の数は予約数より多かったのですぐに回ってきそうですー。
映画の方はクラシカルできちんと格調高い感じがよかったですよねー。もっとファンタジックな雰囲気にするという選択肢もありだったと思いますが、本格派風味の個性が正解でした。物語のおもしろさを活かしつつ、映像ならではの演出がうまかったよなとつくづく思います。
ノーラン兄弟注目ですね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-12 14:35
kenko さん♪
デヴィッド・ボウイに気づかなかったお仲間嬉しいです。
kenkoさんったら、こないだ 『ズーランダー』を観たばかりじゃなかったですっけ?そちらの彼には気づかれたのでしょうかー?私はというと、去年だったかに 『地球に落ちて来た男』を観たので、デヴィッド・ボウイの風貌の印象がずいぶん前のものに戻っていたので、このオジサンがあの宇宙人ちっくな彼と同一人物だなんて思いもよらずー。
ニコラ・テスラのことも、たぶん『コーヒー&シガレッツ』で聞いたのが初めてだった無知な私。ちょいとカンゲキ。そんなに素晴らしき発明家だとは後で知り得ました。エジソンは姑息な奴だったということも。
英国調な中での怪しきビジュアルは見ごたえありましたよねー。
やはりラストに期待しすぎてはいけませんね。冒頭の注意文を読めなくてラッキーだった私。
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-12 14:35
とらねこ さん♪
テスラコイルにわくわくしました。
場合によってはああいう装置って興ざめしちゃうタイプなんですが、コーヒー&シガレッツのおかげ♪
ニコラ・テスラにはオカルトなイメージもつきまとっているらしいですが、エジソンも嫉妬するほどの発明家だったそうですね。そんな実在の人物を登場させちゃうところも心憎いですねー。
とらねこさん宛てのレスに書くことでもないですが、そういえば、『大日本人』を観て間もない私は、ああ、この電気を大佐藤さんに浴びせたら、どうなるのかな-、極大日本人になるかなーなんてことを考えて、勝手に面白がることもできましたー。やっぱり全ては電気の力だよなーって。
トリック対決、妄執物語にはゾゾっとしました。でも、エスカレートしていく様がおもしろかったですよねー。
鳥マジックの仕掛けの伏線もオミゴトでしたっ
Commented by さち at 2007-06-13 17:25 x
かえるさんこんにちは~。
原作も一気読みしちゃいましたよー。近いうちに2回目観賞予定です。
原作は原作で叙述トリックが効いててすばらしいし、マシンも映像化された状態よりかなり受け入れやすいかも。

何回観ても理解できなかった『プライマー』をノーラン兄弟に何とかしてほしくなりました(笑)
Commented by パピのママ at 2007-06-13 22:54 x
こんばんは!、TB・コメント有難うございました。
想像を超えるラストでしたね。まさかの展開、アンジャーの分身が入った水槽がずらっと並んでいるのには驚きました。
必ず娘を迎えに行くといって絞首刑になったはずでしたが、最後のボーデンは、やはり、入れ替わったのでしょうね??
もう一度観に行きたくなりました(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-14 00:07
さち さん♪
おお、さちさんも原作を読まれたのですね。
映画は映画で、映像表現の持ち味を最大限に活かしていたと感じましたが、原作もおもしろそうだよなーって思えるプロットですよねー。なるほど、あの装置はビジュアル化されない方がいいのですね。日記を読み進めるところなんかも文章ならではの醍醐味がありそう。
そしてそして、2度目も行ってしまうのねー。

二度観て何が起こっているのかわからなかった『プライマー』もノーラン兄弟なら一般人にわかりやすいお話にしてくれるでしょうかね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-14 00:08
パピのママ さん♪
こちらこそ、ありがとうございます。
想像を超えるラストでしたよねー。私は冒頭のラストに関する注意文を見逃したので、ラストに期待をすることもなく、物語全体を楽しむことができました。オチよりテーマや語り口がグーでした。
最後の彼は父じゃない方だったんでしょうね。
もう一度観に行って、どっちがどっちかを確認したくなりますよねー。
Commented by minori at 2007-06-14 13:49 x
こんにちわー♪
ヒュー様の立ち姿が美しかった映画でしたよねー。
最後は「あらあら」となってしまいましたけど映像は満足!
これはぜひもう一つのマジック映画、「イリュージョニスト」を
見て比較した感想を聞いてみたいです。もうすぐやるかな?
ヒュー様は今年の秋に来るスカちゃんと共演したウディ・アレンの
「スクープ」でもなかなかよかったですよ~!
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-15 13:12
minori さん
ヒュー様ったら、素晴らしく紳士的にカッコよかったです。ヴァンヘルシングみたいなやつより、こういうふうにちゃんとした演技をじっくり見せてくれる方が魅力が際立ちますね。minoriちゃんのお気に俳優の中で、ちょっとフェイスのテイストが違うんじゃないと思っていたヒューでしたが、やっぱり彼も甘いますく風味かも。

『イリュージョニスト』も『スクープ』も楽しみですー。
またスカちゃんと共演なのねー。
Commented by 真紅 at 2007-06-15 13:39 x
かえるさま、こんにちはー。
クリベーって、「栗べえ」みたいで可笑しいです(笑)
面白かったですね。私もヒュー・ジャックマンによろめいてしまいました。
ヒュー様って、今や「グラントよりジャックマン」なんでしょうか。
もう一回観たいです。見逃してるところ多そうです。。
ではでは~。
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-15 18:45
真紅 さん♪
栗兵衛はウマイですー。
いやー、何とも贅沢な対決でしたよねー。イリュージョンなマジックと、人間味あふれる復讐劇の合わせ技なんて素晴らしすぎるスタイルでした。
そして、今回のヒュー・ジャックマンはとびきりステキでしたよねー。こっそり水槽をどかして、一体引き取りたかったです。ヒューというえば、グラントではなくて、ジャックマンとずいぶん前から言われていたような気もしますが、もはや否定はできません。グラントのにやけ顔も好きですけどー。
私ももう一度観て、辻褄を合わせたい欲求がありますぅ。
Commented by マダムS at 2007-06-17 14:42 x
トラバ有難うございましたー記事放置状態ですっかりお返しが遅くなってしまってすいません~! イマイチすっきりしない箇所もパンフ読んだらだいたい解決しましたけど、まだ一点だけ・・(^^;)アンジャーの奥さんの手首の縄の結び方問題だけ・・うーむ。。本当に知らなかったのか、知ってて仕組んだのか?「ボクじゃないから」じゃすまないと思うのだけど・・(笑;)
Commented by シャーロット at 2007-06-17 23:10 x
こんばんはー。静電気人間シャーロットです。笑
いえ、冬になると触れる物すべてにビリリ・・・。迂闊に人と握手できないっす。髪の毛逆立ち・・・。
マジックショーも何気に興味津々なんですが、スクリーンで見る映画でこんなに楽しめるとは思いもしませんで。語り口や魅せ方、上手かったと思いましたです。オチは…どっちもボーデンかぁ。。。でも最後の人はきっと父ちゃんじゃない方のボーデンだったかと思ってましたけど。
私的には、トム・クルーズがじゃーん!と現れたりしてー、とか思ってた。笑 に、にてないっすよね。凹
いやーそれにしても、私もこんな魅力的なヒューは初めてかもです。紳士的な姿は相変わらず素敵でしたけどね。でも、ボーデンという男に目がひかれました。アイスクリームもいいけど、ベールも中々いい役者ですね。。。
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-18 18:00
マダムS さん♪
ボーデンの正体を知った今、アンジャーの奥さんの手首の縄の結び方についての発言は謎ですよね。片方が、憶えていないのは当然なのに、その記憶がないことにうろたえたりしたのは、何のためだったんでしょうかね?その時点では、映画の観客に対しての演出効果はあったけれど、お話の中では演技だったということなんでしょうか。アンジャーの奥さん自身が難しい抜け技にチャレンジしたかったみたいなので、彼女の意を汲んで二重結びにしちゃったような雰囲気がありましたよね。でも、片割れはその記憶があるはずですよね。刑を受けた方が結んだ方だったのでしょか。すっきりしない部分は探せばたくさんありますー
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-18 18:00
シャーロット さん♪
私も静電気人間ですよー。冬は手渡し注意。
私は現実世界の手品、イリュージョンにはあまり興味がないんですけど、映画の中ではマジックにせよ、歌やダンスにせよ、ショーやステージや芸全般が好きかもしれませんー。サーカス、大道芸が好きなので、マジックにもワクワクしちゃうみたい。でも、本作においては、ステージ上の事故死だの、ライバルが変装して登場だの、ドキドキハラハラするというのがメインなステージでした。輝ける女たちのマジックシーンとは大違い。
最後の人というのはどの場面なのかわからないんですけど、刑を受けたのはパパじゃない方みたいです。
ん?トム・クルーズと誰が似ている?ヒュー? 身長がぜーんぜん違いますけれど。てか、トムクルにはこの格調高いイギリス俳優映画に出てほしくないでーす。ヒューはホントに素敵でしたー。酔っ払い姿もよし。クリベーももちろんスバラシイ俳優です。神経症っぽい役がハマりますよね。ステキ度がMAXだったのはニュー・ワールドかな。お上手激ヤセクリベーも忘れがたい。
Commented by ななな at 2007-06-22 19:38 x
かえるさん、こんばんわ。
Mr.なんちゃらさんは「ハンドパワー!!」って言ってて、それが妙に気に食わなくていつも出てくると、ぷーって思ってチャンネル変えちゃいます(笑
てんこーさんは、まぁあの人自体イリュージョンって感じがします。
もしかしたら、ボーデンのような生活をしているのかも!
色々大変なんだろうなってムダに心配しています(笑

この映画ちょっとオチに納得いかずに、えーっって思っちゃったのですが後から考えてみると色んなところに伏線が張られた、良くできた映画だったんだなって思いました。
映像ならではのシーンがいっぱいあったんだろうなって。
もうちょっとしっかり観てればよかったと後悔中です。
原作を読んでみたいと思ったのと、もう一度観てもいいかなって気になっています。
Commented by CaeRu_noix at 2007-06-23 10:25
なななさん♪
Mr.なんちゃらさんはまだいらっしゃったのでビックリしました。この映画の宣伝にもからんでいましたよね。彼を使うのは逆効果だよーって思ったのは私だけかしら・・・。胡散臭いんだもん。
テンコさんは、まぁなんというか別の意味ですごいですよね。なるほど、あの人自身イリュージョンというのはいえてます。ボーデンのような生活をしているかもしれませんよね。あの年であんなかっこうしてプリンセスでいられるなんて素晴らしいことですぅ。

オチがお気に召さなかった方は結構いらっしゃいますよね。それまでの展開、演出のリアルさからすると確かに拍子抜けしちゃう転回ではありますよね。原作があるのだから仕方ないのでしょうけど。でも、ちなみに私は、人間の憎悪・執念のぶつかりがとことんリアルに描かれた後に、オカルトなオチが見えたので、その勢いのままゾッとしてしまったんですよ。
オチは賛否両論ですが、とにかくよくできた見ごたえのある映画でありましたー。私はただいま原作小説を読んでますー
Commented by mar_cinema at 2007-07-02 05:26
かえるさん、おはようございます。
最後のエンドロールで、テスラを演じていたのが、
デヴィッド・ボウイって気が付いたくちです・・・
鑑賞後に原作を読みましたが、
原作を巧くエンタメ作品に仕上げていたんだなって感心しました。
ヒュー・ジャックマンが演じた方が、
映画でヒール側になってしまったのも仕方ないんでしょうけどね・・・
個人的には、完全原作映像化も観てみたいけど、
そうなると、確実に人を選ぶ映画になりそうですからね~
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-02 11:50
mar さん♪
変わり果てたデヴィッド・ボウイは気がつかないですよねー。
私も原作を読みましたよ。そうそう、感心しました。映画の方が断然、見せ方に工夫が凝らされた面白い展開のものになっていましたよね。原作の日記がそのまま登場という構成から、こう立体的に脚色したノーラン弟はすごいなーって思いました。小説の中では、人物があまり魅力的じゃないし、その個性も掴みにくかった感じです。映画では、魅入ってしまうキャラクターに仕上がってしましたもの。最初の方の奥さんの事故死なんかもナイスなエピソードだと思いました。小説の方は別段、どっちの肩をもつんでもなく、淡々と読み進んだ感じです。小説をそのまんま(プロットもそのまま?)完全映像化したら、かったるい運びの映画になるような気がするので、私は希望しません。(笑)
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