かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『それでも生きる子供たちへ』
2007年 07月 08日 |
子ども映画*myFavourite50選-



ロッタちゃん・はじめてのおつかい
やかまし村の春・夏・秋・冬 
やかまし村の子どもたち
マイライフ・アズ・ア・ドッグ
ヘイフラワーとキルトシュー
ファニーとアレクサンデル
ミツバチのささやき
蝶の舌
ニュー・シネマ・パラダイス
小さな旅人
ぼくは怖くない
飛ぶ教室
点子ちゃんとアントン
サージェント・ペッパー ぼくの友だち
大人は判ってくれない
地下鉄のザジ
ロスト・チルドレン
ぼくのバラ色の人生
ポネット
MONDO
僕のスウィング
約束 ラ・プロミッセ
パピヨンの贈りもの
ぼくセザール 10歳半 1m39cm
エコール
アリス
リトル・ダンサー
がんばれ、リアム 
ミリオンズ
ペーパームーン
サイモン・バーチ
夏休みのレモネード
チャーリーとチョコレート工場
ローズ・イン・タイドランド
イノセント・ボイス 12歳の戦場
セントラル・ステーション
少年、機関車に乗る
動くな、死ね、蘇れ!
パパってなに?
友だちのうちはどこ?
運動靴と赤い金魚
サイレンス
フェーンチャン ぼくの恋人
天空の草原のナンサ
變臉
ヤンヤン 夏の想い出 (エドワード・ヤン監督のご冥福をお祈りします)
菊次郎の夏
誰も知らない
スパイキッズ
ハリポタ

--12歳以下と思われる子どもが主人公、主人公格のもの。
実は子ども主人公じゃなかったらごめん。実は13歳以上だったらゴメーン。


子どもが主人公の映画というのは必ずしも子ども向けの単純なものばかりではくて、胸をうつステキな作品も多い。純粋で無垢な子ども達のあどけない笑顔とその生命力にはいつだって温かな気持ちになるよね。
でもね、だからこそ、そこにつけ込んだ安易な物語は嫌い。動物や子どもや老人や病人や障害者を登場させた安直なお涙頂戴ドラマのあざとさにはゲンナリしてしまうことも多々あるの。子どもというのは、素晴らしい素材だからゆえに、難しい題材だと思う。可愛い子どもを登場させれば何でもOKなのではなく、余計に厳しい目で見てしまうのだ。
そして、そんな私にとって、本作『それでも生きる子供たちへ』は満足のいくとても素晴らしい作品だった。


世界の8人7組の監督による7本の短編。7ヶ国の子どもたちの姿が描かれる。
本作の収益は、ユニセフとWFP国連世界食糧計画に寄付されるのだそう。


自分自身が子どもの頃に知っていたのは当然のことながら、周りにいる日本人のごく普通の子どものことだけだった。TV番組のドラマの中にアメリカ人の子どもなどを見る機会はあったかな。それは大したカルチャーショックではなかった。衝撃を受けたのは、ドキュメンタリー番組かなんかで見たアフリカに住む病気や飢餓で苦しむ子ども達の姿。体はやせこけて、無表情なその顔には蝿が何匹も止まっていたり。そうやって、世界にはそんな子ども達がいるということを少しずつ認識していったものだけど、昔はそれは別世界のことだった。ああ、私はアフリカじゃなくて日本に生まれてよかったなって思ったかもしれない・・。可哀想だけど私には関係のないことだと思っていたような。

そして時を経て、今だって結局は、何かをしてあげられるようになったわけじゃないけれど。少なくとも、あの子達と違って自分は豊かな日本に生まれてよかったなぁなんていう感じ方はしなくなった。これは自分の住んでいる地球上の問題なのだという見方をするようになった。世界の実情に関心をもつようになった。何もできないのなら大差はないのかもしれないけれど。関係ないとは思いたくないし、どうにかすることができたらと思う。いやー、海の向うのことを心配するよりもまずは我が国のことを考えるのが大事でしょ、って思う人もいるだろうし。日本どころでもなく、うちの会社が大変なんだ、家族に問題が起こっているんだよ、社会なんて世界なんて勝手に回るしかないものなんだから、自分は自分の関わるコミュニティについて考えて取り組みたいんだよーっていうスタンスも真っ当かもしれない。

そうであっても、弱い立場の者の不遇を目にして、胸を痛めるのは人間のごく当たり前の感情だよね。自分とは縁もゆかりもない何の利害関係も持たない、海の向うの赤の他人であっても、不憫な子どもを見れば可哀想だと思うし、それでもたくましく暮らしている子どもの姿にはすがすがしい気持ちになる。そんな感情をもたらしてくれる映画というだけでそれは貴重なものだと思うし、その収益が寄付されるというのはちょっと意義深いじゃない。何が変わる、何人救えるというわけじゃないのだとしても、映画を通して、何かを感じてくれる人が増えたなら嬉しいなと思う。「WE ARE THE WORLD」なのだ。


--世界子ども達の7つの物語--


『タンザ』 TANZA
監督/脚本:メディ・カレフ

ルワンダの少年兵のタンザの物語。
少年兵であることが当たり前のタンザたちの日常に私たちはため息をつくしかない。学校に通う年代の少年達が遊び道具ではなく銃を携えて暮らす。物語描写はシンプルなのだけど、ただその現実を見せつけられることに息苦しくなる。少年はこんなに命がけの張りつめた時間を送っているんだ。そんな日々がこれからも続くのだとしても、タンザが緊張を解き放ち、安らぎを感じた教室でのやわらかな空気には嬉しくなってしまう。


『ブルー・ジプシー』 BLUE GYPSY
監督:エミール・クストリッツァ
脚本:ストリボール・クストリッツァ
撮影:ミロラド・グルシーカ

少年院から出所するマルヤンの物語。
大好きな監督、クストリッツァがこの映画に参加しているなんて最高。タイトルからしてクストリッツァ印なんだけど、映画が始まった瞬間に流れるブラスの軽快な音楽も、ウェディングドレスの新婦・新郎の姿にしても、思いきりクストリッツァ・ワールド炸裂でそれはもう楽しくて。だって、そこは少年院なのに、お馴染みのユーモラスな鳥さん達がグランドを歩いているんだもん。ラブリーな七面鳥。今回は孔雀まで。
入所者を迎えるための歌の練習&発表のシーンもコミカルで微笑ましいの。そこは少年院であっても、義務的な合唱であっても、少年達が楽しげに声を合わせて歌う姿は感動的。
駅でのジプシーの演奏もめちゃめちゃ楽しかった。それが窃盗の手口だとわかった時は複雑な気持ちになったけれど。こんなにステキな音楽が奏でられるのに、子ども達はこんなに元気で可愛いのに、ロクデナシ親父がこんなことをやらせているのはいただけないな・・・。出所するよりも少年院にいる方が健全に過ごせるなんていう状況は困ったものだけど、そんな現実を愉快な調子で描かれると複雑ながらも感慨深いのだった。理容師の腕をみがいておくれ。


『アメリカのイエスの子ら』 JESUS CHILDREN OF AMERICA
監督:スパイク・リー
脚本:サンキ・リー/ジョーイ・リー

両親がジャンキーのブルックリンに住むブランカの物語。
スパイク・リーが描くのはもちろんアフリカ系の子どもなんだけど、これが女の子っていうのがよかったな。50セントネタだとかイマドキのアメリカン・キッズの会話もなかなか興味深かった。女の子なんだけど、とっても活発なブランカ。取っ組み合いのケンカまでしちゃうんだからスゴイ。元気なブランカだからこそ、傷ついて悩んでいる姿を見るのはやるせない。両親の家族を愛する気持ちは本当なのだけど、ドラッグを絶つことができない人たち。ジャンキーな親によって子どもがHIV感染なんて、いたたまれないよね。そういう事実が知れると、イジメが起こる残酷な子どもたちの社会に呆然。エイズに対する世の中の理解は大して深まってはいないのかな。ブランカの境遇はつらいものだけど、自分だけじゃないんだと知ることには大いに勇気づけられるものだと思う。


『ビルーとジョアン』 BILU E JOAO
監督/脚本:カティア・ルンド

ブラジルのファベーラ(貧民街)に住むビルーとジョアンの兄妹の物語。
『シティ・オブ・ゴッド』の共同監督を務めた女性監督によるもので、シティ~に通じるものがある躍動感にあふれている。それでいて、女性監督というのも納得の、お兄ちゃんと小さな妹の温かな交流が描かれている。お涙頂戴ものには冷めてしまう私は、物語の筋書きで感動させるタイプより、むしろこういうふうに子どものエネルギッシュな行動と元気な笑顔をみずみずしく臨場感いっぱいで見せてくれるものが好きだなぁ。
廃材を集めてそれを売ってお金にする2人。人力車を押しながらストリートを駆けていくところが最高に楽しくて気持ちいい。わずかなお金を手にするために、大冒険をする2人。困難にも遭遇するけど、2人で助け合って、いちいち悩まずに前に進む。キラキラ輝く可愛い笑顔にもうノックアウト。ああ、これが子ども達の住む世界なんだよなーと感慨。こんな無邪気な子どももお金が大事な経済活動の中にいるのが寂しくもあるけれど・・。


『ジョナサン』
 JONATHAN
監督:ジョーダン・スコット/リドリー・スコット
脚本:ジョーダン・スコット
撮影:ジェームス・ウィテカー

フォトジャーナリストのジョナサンの物語。
報道写真家の苦悩という切り口は目新しくはないけれど、さりげなくそういうエピソードを盛り込むのもよいかな。デヴィシューは大人じゃんーと思ったら、森の中を進むジョナサンは姿を変えて子どもになる。フォトジャーナリストという現実的なものから、そういうファンタジックな展開を見せるところはいいな。そして、子ども達が駆けていく、光が射し込む森の中の風景がとても美しくて、そこに合わさる弦楽器による音楽が夢心地にさせてくれるの。ファンタジックなこのシーンにはクラクラしちゃった。物語全体はそれほどでもないんだけど、この森の映像だけはベストシーン賞もの。
入江のボートもよかったし、辿り着いた戦場の焼け跡での子ども達の和気あいあいとした風景もよかったけどね。


『チロ』 CIRO
監督:ステファノ・ヴィネルッソ
脚本:ディエゴ・デ・シルヴァ / ステファノ・ヴィネルッソ
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ

窃盗をするナポリのチロの物語。
舞台はナポリの街というのからして心躍る。そう、ナポリは治安の悪い街だから、路地は歩かない方がいいっていうことだったけど、住人のチロは、私のあこがれの坂道の路地を猛スピードで駆けていく。イタリアというのも格差の激しい国なのだよね。南部はまだやっぱり貧しい人が多いのだろうか。スリリングな盗みを働いて、逃げおおせるチロの姿が爽快。本当はそこに爽快感を感じちゃいけないんだろうけどね。大人顔負けのたくましいチロだけど、親がケンカしている家の外で影絵をつくってみる回想シーンやふっと見せる寂しげな表情にはグッときてしまう。本当はこんなふうに暮らしたかったわけじゃないはず。そんなことを思ってしまう一瞬の感傷がいいな。窃盗暮らしをしていようとも魅力的な少年なのだ。ラストの海辺の移動遊園地がとてもステキだったな。名カメラマンの仕事なら当然か。


『桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ)』 Song Song & Little Cat
監督:ジョン・ウー
脚本:リー・チアン
撮影:ゼン・ニエンビン

中国の裕福な桑桑(ソンソン)と孤児の小猫(シャオマオ)の物語。
トリを飾っているということはこれが一番感動的な一編だということなのかな。個人的にはちょっとあざとさを感じてしまうタイプだったけれど。私はジョン・ウーに偏見を持ちすぎ?でも、生活環境が正反対の少女2人を主人公にしたのはいいアイディアだと思う。同じ国の中でも、これほどの格差があることを描いているのはいいな。シャオマオが可哀想すぎる設定なのがちょっと残念。二度も孤児にするなんて・・・。じいさんの事故シーンもちょっとゲンナリ。鉛筆のアップは狙いすぎ・・・。裕福母さんの行動もいただけない・・・。ナンダカナーと思いながらも、シャオマオの笑顔があまりにも愛くるしいものだから、ついつい胸をうたれてしまったのだけどね。細かいことを言うといろいろ腑に落ちないことがあるんだけど、ひねくれ者の私個人の評価はともかく、多くの人にとってはとても感動を呼ぶ物語だったようなのでよいでしょう。
なんでウー?子どもものが得意の監督は中国には何人もいるのにね。


と気に入ったものとそうでないものはあったけれど、全体的には満足度は高かったな。巨匠達が愛を込めて撮った作品群だもの。
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甲乙つけがたいのだけど、スペシャルにお気に入りは、
1.ビルーとジョアン
2.チロ
3.ブルー・ジプシー  かな。

子どもが子どもらしく生きていける世界を。


公式サイト


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とにかく、映画好きなもので。
日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~
好きな映画だけ見ていたい

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by CaeRu_noix | 2007-07-08 00:01 | CINEMAレヴュー | Trackback(13) | Comments(20)
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Commented by となひょう at 2007-07-08 17:43 x
かえるさん、TB&コメントありがとうございました。

何よりも、「子ども映画*myFavourite50選-」に感銘を受けました。
素晴らしいですねー、考えるの大変だったと思います。
お疲れ様でしたと同時に、参考にさせて頂きますね。だ、だって、私が見た作品は18本しかなかった~(汗)。

>少なくとも、あの子達と違って自分は豊かな日本に生まれてよかったなぁなんていう感じ方はしなくなった。

そして、この辺りに胸が熱くなってまいりました。
私も今ではそんな風に思っていますけど。そのキッカケとなったのは『約束の旅路』という映画との出逢い。生活が豊かであることが必ずしも幸せとは限らないと気がつくのが遅すぎですけど、今では心からそう感じております。『約束の旅路』をススメて頂いてありがとうございました。ここで改めてお礼を言いたくなりました。

本作ですけど、とても見応えがあって心に残る1本でした。
『ブルー・ジプシー』は、よく考えると重たい内容ながらに、底抜けに明るい雰囲気なところがたまらなく好きでした。院長のポジティブさは、落ち込んだ時には思い出したい程でした。(笑)


Commented by シャーロット at 2007-07-08 18:39 x
こにちはー。
おお子ども映画*myFavourite50選・・・。私なんてこのうち10本ぐらいしか見てない;となひょうさんにつづけ~と参考にさせていただきまする。

そうですね、子供が主役のお話ってやっぱり厳しく見てしまうかもです。
私って泣き虫だからこそ病気ネタとかで泣かされるのはイヤだし、作り手の親とか大人のエゴが向こう側にみえてくるような描き方ものには腹さえ立ててしまいがちで;・・・とかいいながらそれって自分を重ねて見てるってことかいな?と自分にさえ腹がたつ始末。
とにかく、この作品の子供達の姿には本当に胸をうたれました。
健気に生きる姿は大人になっても忘れないでいてほしいし、こんな子供達が作り上げる国の未来は明るいものだと信じたくなります。
ビルーとジョアンの2人が一番すきな子供ちゃんでした。
ホント元気で瑞々しく笑顔キラキラ姿にノックアウトです♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-08 23:39
となひょう さん♪
いやいや、好きな映画を挙げる作業は苦ではないんだけど、あれって子ども主人公だっけ?とか中学生だったかな?とか確信のもてないものもいくつかあって迷いましたー。ハリウッドのは、いかにもファミリー向けって感じなんで、私もあんまり観ていないんですけど、ヨーロッパ・アジアのものは好んで観ていまする。子どもな映画って、ハートウォーミング系が多いので、となひょうさんの好みど真ん中ではないかもしれませんが、機会ありましたら是非ー

本作を観ながら、『約束の旅路』の子ども時代のシェロモのことや、『ツォツィ』の子ども時代を思い浮かべて、彼らもこの物語の主人公になり得たんだよなーと思ったりしました。
そして、シェロモを応援するっていう側面だけじゃなく、彼によって、観ている自分の価値観が揺さぶられ、気づきがあったというのはスバラシイことですね!いやー、そんなふうに感じていただけて私も嬉しい限りですー。

ブルー・ジプシーの題材はHeavyなんですが、楽しい作品でしたよね。そう、つらいことがあったら院長先生を思い出してください!あの前向きさにはちと泣けました。悲劇の中で喜劇を語るというクストリッツァ世界が大好きです♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-08 23:46
シャーロット さん♪
アメリカもの以外がほとんどなのでそうかもしれません。アジアも印象的な子ども映画が多いのです。あと、北欧強し

む、子供映画の作り手のエゴ?
私の場合、「泣ける」が人気な世の中ゆえ、ドラマの作り手が安直にそれを狙い、必要以上に不幸で可哀想な弱者の物語を作りだしていることが嫌いなんですよ。『亀も空を飛ぶ』のように、それが伝えたい現実の姿ならば、どんなに可哀想でも描いてほしいのだけど、TVドラマみたいな感動ネライの非現実的なお涙頂戴ものには辟易。

そういう意味で、ジョンウーのはちと泣かせに走りすぎて、わざとらしい印象があったのでした。中国なら、私はチャンイーモウの『あの子を探して』に出てくるような元気で素朴な子が好き。なので、ビルーとジョアンは私のハートを直撃でした!私なら、この2人をちらしの写真に採用するのにな。顔が可愛くて小綺麗なソンソンがちらしになっているなんて、この映画の本質とちょいずれている気がしたりして・・
う、彼らの国の未来は決して明るくないと思うし、今も問題だらけで、社会がこうだから子どもが大変なのよ、何とかしてくれーって感じなんですが、とにかく、彼らの姿にはうたれましたよねー
Commented by マダムS at 2007-07-09 21:22 x
ぼん~
なるほろ!記事の中にTB先としてご紹介して下さって有難う~♪
伊映画祭で監督と握手したから贔屓・・というワケじゃないですが、「チロ」がお気に入りです。 
この子達みんなに「約束の旅路」みたいな良い育ての親と良い環境を与えてやりたいですよね・・。 
せめて寄付だけでもとシブツタで売ってた”缶バッチ+プレス+チケット”のセットを購入してから劇場入りしましたよん。
”子供が主役映画50撰”ご紹介有難うございました♪ 沢山ご覧になってますねー!すごーい! この中の6割しか観てませんわ~
イラン映画も子供を上手く撮りますよね~私も選ぶとしたら3本くらいは入れちゃうかも。
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-10 12:42
マダムS さん♪
おお、監督と握手されたのですね♪
きゃー、『チロ』はよかったですよねー。イタリアが主催した企画だけあって、秀逸な一篇だったと思いますー。撮影したのが、ベルトルッチ作品の映像美を撮ってきたカメラマンというのも納得。現代ナポリを見られたのも嬉しく。
そうですね、本当は彼らの親たちがしっかりしてくれれば一番いいのですけど、そこに問題がある場合は、他の大人が彼らに愛情を注いで、健やかに育てる手助けができるといいのですけどね。地域社会ー。
缶バッチ+プレス+チケットのセットなんてものが売っていたんですか!ご協力ありがとうございまーす。
子ども映画はなんだかんだいってハマります。イラン映画もいいですよねー。検閲が厳しいために、子ども映画は許可が得やすいなんて事情があってか、偉大な巨匠が子ども主人公ものを手がけたおかげで高水準。
Commented by Nyaggy at 2007-07-10 13:39 x
かえるさん、こんにちは。
久しぶりにコメントさせていただきます。
私もビルーとジョアンが一番お気に入り♪です。
あの躍動感がたまらないですね~。
逆に、ジョン・ウーはあざとさが好きでなくて、ちょっと残念。
チャン・イーモウだったら良かったのに、なんて…。

子供映画50選、すごいです!
お気に入りに作品もあれば、未見のものもたくさん…。
今後の参考にさせていただきます♪
Commented by mar_cinema at 2007-07-10 18:31
かえるさん、こんばんは。
かえるさんの50選、一瞬、妻の好みかって思ってしまいました。
このリストで、自ら観たのって、「菊次郎の夏」だけで、
それ以外は、お付き合いで鑑賞しましたから・・・(汗)
まぁ、子供ネタって、以外とスルーする傾向が高いので、
自分選出だと、「禁じられた遊び」「小さな恋のメロディ」
「スタンドバイミー」の3作品位しか出てきません・・・(汗)

この作品では、「ブルー・ジプシー」が一番でした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-11 13:56
Nyaggy さん♪
お久しぶりのコメントありがとうございます。
わーい。ビルーとジョアンが一番お気に入りですかー。嬉しいですー。そうなんですよ、躍動感がサイコーでした。私が映画に求めている感覚って結局こういうみずみずしさなんだよなーって噛みしめましたです。
ジョン・ウーのはちょっとベタ過ぎですよねぇ。これが感動的と書かれていた方もいらっしゃったので、好みの問題だとは思うのですけどね・・。「北京ヴァイオリン」や「変面」や「再見」などを思い出しつつ、いろんな要素をパクっているんじゃないかという気もしたりして・・。はい、私がプロデューサーだったら、イーモウにオファーします♪
50選も目に留めていただき嬉しいです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-11 13:57
mar さん♪
おお、奥さんの好きそうな映画が並んでいますか♪ 結構、好みが近いのかもしれません。marさんよりも奥さんの方が(笑)。ですよねぇ、やっぱり子どもが主人公の映画っていうのは男性が積極的に見るものじゃない感じですよね。まぁ、おつき合いでご覧いただいたものもあるようでよかったです。
「小さな恋のメロディ」も可愛い映画でしたねぇ。ETなども入れようかと思ったんですが、好きだったのかどうかも忘れたのでやめました。

「ブルー・ジプシー」が一番ですかー。クストリッツァ節全開でよかったですよねー。
Commented by sabunori at 2007-07-12 22:49
かえるさん、こんばんは。
ジョン・ウーの作品についてはものすごくわかります。
私はそれほど悪くはないと思いつつ、ラストシーンのおじいちゃんの
笑う映像にはかなりガッカリしましたね。
なんだったんでしょう、あれは一体。
あれ?こう書いていると相当期待はずれだったみたいです。(笑)
やはり「ビルーとジョアン」の躍動感が最高でした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-13 13:03
sabunori さん♪
おお、共感ありがとうございます。
そうなんですよ。まぁ、あれはあれでよかったんじゃないかと思いつつも、ダメ出ししたくなる箇所がいくつもあったのは事実なんですよ。脚本のドラマチックな可哀想さは仕方ないにしても、ウーの演出ったらベタ過ぎじゃないかなーと思えた次第。巨匠がこんなんでいいのかと思いつつ、普段ヒューマンドラマなんかを作っている人じゃないから仕方ないんでしょうか。じいさんを安易に殺すなー!!いえいえ、シャオマオの笑顔でゆるせるところも多いのですけどね。ちょっともったいないです。
「ビルーとジョアン」は人が死なずに血も流れずで、社会派視点もありつつの、ハラハラワクワクに満ちていたのが素晴らしかったですー。
Commented by kazupon at 2007-07-18 09:59 x
かえるさん
上の一覧スゴイですね。時間かかったんじゃないですか?
出来れば「ET」も入れてあげてください(笑)めっちゃ好きなんですよ~
クストリッツァのは最初セルフパロディなのかと思えるくらい
「らしい」映画にしてたので笑ってしまいました。^^
タンザの後にコレを持ってくる順番も面白いですよね。
ジョン・ウーのは確かにベッタベタでしたけど、この映画の
趣旨からすると、映画ファン以外にも
単純に訴えかけてくるものも必要なんじゃ
ないかと思いますから、いいんじゃないかなって思いました。
自分もビリーとジョアンが一番好きです。

Commented by ぺろんぱ at 2007-07-18 21:39 x
TBありがとうございました!
子どものいない私も、いえ、子どもがいない誰もが、「自分の子ども」ではない「地球の子ども」を感じる必要があるのじゃないかと思った映画でした。
また観たいと思っています。
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-19 11:14
kazupon さん♪
ほほ、時間は結構かかったかもしれませんー。
kazuponさんはETがお好きなんですねー。いえ、私もたぶん嫌いじゃないと思うし、その当時劇場鑑賞した時は心うたれたんじゃないかと思うんですが、それ以降再見していないので、記憶が曖昧。でも、自転車で飛ぶシーンはサイコーでしたね。スピルバーグがビッグネーム過ぎるので、ちょっと入れたくなかったっていうあまのじゃく心が作用しました。すみません。ホームアローンなんかも結構好きだったかも。
クストリッツァのはどこを切ってもクストリッツァ印でしたよねー。
片や、ジョン・ウーのは作家性(というものがあるとしたら)を感じさせないものでした。あざといもの嫌いの私にはやり過ぎなタイプでしたが、そうですね、この映画の意義を思うと、ストレートに強く訴えるものがあるウー作品は重要かもしれませんね。
ビルーとジョアン、よかったですよねー♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-19 11:14
ぺろんぱ さん♪
地球の子ども!ああ、そうですよねー。
鑑賞中にふと、『トゥモロー・ワールド』のことを思い出した私も、人類の子ども達、地球上で生きる子ども達の存在を意識しました。血縁の自分の子どもをもたなくとも、彼らのことを感じ、思いたいですね。
素晴らしい作品でした。私もまた観たいですー。
Commented by 狗山椀太郎 at 2007-07-23 20:08 x
こんばんは、トラックバックを送りっぱなしですみませんでした。

『ジョナサン』のファンタジックな映像世界はなかなか良かったですね。どういうわけか、バックに流れている音楽にはほとんど印象が残っていません(苦笑)。
自分の記事で書けなかったけれど『アメリカのイエスの子ら』も心に残る作品でした。学校でのシーンを見ていると、日本でも最近、けんかやいじめの現場を携帯電話で撮影してネットに流す子供とか、学校に身勝手な要求を突きつける保護者(モンスターペアレントというらしいですね)が、話題になっていることを思い浮かべました。これは、心の貧しさの現れなのでしょうか、経済的な貧しさとは別の意味で深刻な問題ですね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-24 11:59
狗山椀太郎 さん♪
いえいえ、別にかまいませんー。
そもそも森好きな私なので、あの映像にはクラクラしましたよ。森を駆け抜けるっていう画はめちゃめちゃステキです。音楽はあれですよ。予告にも使われていたやつだったので印象深かったんです。チェロの音色自体も大好きなのでー。森映像に合わせて奏でられるとそりゃあもう幻想的かつノスタルジックでした。
『アメリカのイエスの子ら』もインパクトがありましたよね。HIVは別として、イジメの状況なんかは日本人に最も近いものがあったといえますよね。イジメやイジワル、ケンカは昔からあったものだけど、今はメール、ネットが陰湿なイジメに利用されちゃうから怖ろしくタチが悪いですよね。 学校裏サイトだとか。飢餓や貧困もやるせないけど、そういう被害も怖ろしいです。そして、親も・・。モンスターペアレントっていうのですか。先日TVでそういうの見ました。運動会で禁止の酒盛りしたり、競技の邪魔をしてまでわが子のVIDEO撮影をする図々しい親たちの姿にビックリ。豊かな社会こその問題も山積みですよねぇぇ。
Commented by mezzotint at 2007-08-19 08:26 x
かえるさん
おはようございます!コメントありがとうございましたm(__)m
わあ~~ほんまに気がつきませんでした(^_^;)
ベルイマンなんですね。ありがとうございます。
訂正したいと思います。京都ではこの映画の上映が
一週間くらいで、一日に一回のみという感じでした。
ぎりぎりに滑りこみ、鑑賞したような・・・・。
私は「ビルーとジョアン」がお気に入りです。
この二人の力強さに、感動しました!!
またお邪魔します。今後とも宜しくです。
また版画作品、UPしますので、ご覧下さい。
これから仕事に行きます~~!
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-20 12:33
mezzotint さん♪
いえいえ、私も同類でしたので・・・。
たぶん、よくある間違いです。(笑)
別のところでちょうどその話題にふれたところだったのでした。

この映画は、多くの人に観ていただきたいのですが、有名な俳優がでているわけでもなく、ひっそりと上映されているという感じなんでしょうかね。でも、mezzotintさんにはご覧いただけてよかったです。
おお、私も同じです。ベストは躍動感いっぱいの「ビルーとジョアン」でした。どれもそれぞれによかったですけどね。
版画作品、映画のイメージでささっと作れてしまうなんてさすがです。
がんばってくださーい。
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