かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
2007年 07月 24日 |
タイトルのインパクトに負けてないオモシロさ。

両親の訃報を受け、女優を目指して上京していた長女、澄伽が4年ぶりに北陸の山間部の田舎に帰って来た。



ん~、おもしろかった。
近くに座っていた女子は観終わって開口一番「なんかよくわかんなかったねぇ」って言ってたけどね。うん、そんなタイプかも。このブラック・ユーモアは万人受けはしないだろうけど、ハマる人はすっぽりハマるでしょう。『松ヶ根乱射事件』的なおもしろさ。或いは、『蛇イチゴ』寄りの『ゆれる』。それらの男兄弟よりは、こちらの姉妹は熱いのだけど。女は強しってこと?日本版じとじとボルベール<帰郷>&旅立ちー。

原作は戯曲なのかな。そうね、舞台劇でもオモシロそう。でも、やっぱり映画ならではのよさがある。伊達にカンヌ映画祭へは呼ばれません。吉田大八監督は、長編映画を撮るのはこれが初めてらしいけれど、CMディレクターとして活躍していた人なんですね。それも納得のテンポと画づくり。美しい山並みののどかな田舎に漂う毒気に味わいがある。序盤から、映画ならではのショットに引き込まれてしまった。

手始めに歓喜されられたのは、永作さんの見事な横回転!くるくるくるくるーっと、なんて絶妙な反応、素早い回り方なんでしょう。田舎の優しいおっとりしたお嫁さんという役どころなのかと思った矢先、そうじゃないの重要なお笑い担当なのよってことを即座に体で示してくれたわけだ。サトエリ扮する高慢カン違い女キャラは概ね予想通りのイメージだったから、永作の兄嫁キャラの明るくひたむきなヘンさが思いのほか楽しかったなぁ。すごく可哀想な場面すらも面白いー。ツユ+蕎麦ふっとばされシーンがツボ。

サトエリもハマり役でエネルギッシュなすみか姉さんのやることなすことから目が離せないー。すみかの性格の悪さは強烈過ぎてマンガちっくでもあるんだけど、さすがに同性の書いたものだけあって、女の腹黒さの描写は何だかリアルで圧倒されちゃう。その信念、そのまっしぐらな力強さとバイタリティはある意味素晴らしいかもね。イジワルの仕方もアイディアにあふれているから感心したりして。ブラックさが思い切り可笑しい。でも、その言動・挙動はあまりにも強引に豪快に傲慢なので、周りの人たちのことを思うとゾッとしてしまうのであった。面白いけど、怖いよ、この女ー。とりわけ、妹の気持ちを思うと、ホラーなみに震撼。

こんなお姉ちゃんにこんな意地悪をされたらウツになるよね。精神錯乱しちゃうかもしれない。マジ、コワっ。ああ、それなのに、妹きよみは壊れなかった。こんなにも問題だらけのとち狂ったお姉ちゃんに怯えるだけに終らず、きよみは再度ペンをとるのだった。自らの不幸を創作の題材に昇華させるっていうのは本気で感動的だよー。そうやって逆境をばねに羽ばたくなんて、すごいよ、きよみちゃんはー。姉の性悪ぶりの恐怖に慄きながらも、しっかと洞察していた人間の底力にニヤリと感嘆。「やっぱお姉ちゃんは、最高に面白いよ。」っつー台詞がしびれるじゃないか。お兄ちゃんはその脅威を面白さとして受け入れることができなかったわけなんだけど、女たちは腑抜けじゃなかった。

英題は、「Funuke Show Some Love, You Losers !」
いってみりゃー、Loserだぁね。その語感が伝わらないのが残念。
.
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by CaeRu_noix | 2007-07-24 18:21 | CINEMAレヴュー | Trackback(23) | Comments(14)
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タイトル : 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
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タイトル : 【2007-101】腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
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Tracked from とんとん・にっき at 2007-12-06 00:23
タイトル : 吉田大八監督の「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」を観た!
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タイトル : 【映画】腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
■状況 MOVIX伊勢崎にてレイトショウで観賞 ■動機 チャットモンチー(主題歌担当)にお願いされた為 ■感想 思いのほか面白くて驚いた、満足 ■あらすじ 両親の訃報を受け、女優を目指して上京していた長女・澄伽(佐藤江梨子)が故郷に戻ってくる。自意識過剰な彼女は、女優として芽が出ないのは家族、主に妹の清深(佐津川愛美)が過去に起こした問題のせいだとし、清深をいたぶる。 ■コメント 佐藤江梨子と佐津川愛美の演技に大いなる不安があり観賞を見合わせようと思っていた本作ですが、主題歌を担...... more
Tracked from サムソン・H・トマトマス.. at 2008-03-03 22:00
タイトル : 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (シネマライズ)
両親の訃報を受け、女優を目指して上京していた澄伽(佐藤江梨子)が、4年ぶりに山間の田舎に舞い戻ってくる。 自意識過剰でわがままで、’ゴーマン女’である澄伽は、自分が女優として認められないのは、妹の清深(佐津川愛美)のせいだと思い込んでいる。 兄の宍道(永瀬正敏)も澄伽には気を遣うが、超・横柄にふるまう彼女によって、一家の日常は軋みだしてゆく・・。 自身の劇団、「劇団、本谷有希子」を率い、芥川賞ノミネートなど、新進気鋭の女流作家としても注目される、本谷有希子の大ヒ...... more
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タイトル : 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(日本)
タイトル長っ! で気になっていた「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」を観たよ。 ( → 公式サイト  ) 出演:佐藤江梨子、佐津川愛美、永作博美、永瀬正敏 上映時間:112分 両親の訃報を受け、女優をめざして上京していた澄伽(佐藤江梨子)が4年ぶりに帰っ... more
Tracked from 茸茶の想い ∞ ~祇園精.. at 2008-11-29 20:10
タイトル : 映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
これまた過激なタイトル、『劇団、本谷有希子』2000年初演戯曲の小説版映画化なのだけど、題名に負けない中身もちゃんとある~家族の秘密とエゴイスト~ 北陸の石川県の能登の山の中の道の上、ダンプカーの両輪に無残にも轢き殺されて道路に残る真っ赤なタイヤのあと、残... more
Commented by 八ちゃん at 2007-07-24 21:48 x
すっぽりハマれました!
永作もサトエリも静姫もよかった~!
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-25 07:25
八ちゃん♪
すっぽりハマれましたかー。おもしろかったですよねー。
永作もサトエリもハマっていましたよね。
静姫??妹ちゃんですか。ええ、彼女もよかったですー。
Commented by となひょう at 2007-07-25 23:43 x
かえるさん、どもどもどもですー。
TB&コメントありがとうございました。
いやぁ、ブラックでしたねぇ。途中で面白がる私と、ちょっと戸惑う私が介在しておりました。私は、感想をまとめるのが難しかったです。

私も、永作の健気なポジティブっぷりが印象的でした。
健気なキャラクターが似合う人ですねん。
ところで、私も呟いていい~?

「静姫??」

何のキャラクターなのでせう?知らなかったー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-07-26 11:47
となひょう さん♪
ユーモアはとことんブラックでしたね。それでいて物語の中のシロクロつけられないものたちがポイントでした。すみかはやな女で悪者、いじめられている可哀想な妹は善玉っていうんじゃなく、家族それぞれに灰色で揺れ動きつつそのせめぎ合いが描かれていたのがとても面白かったなぁと。ブラックな笑いさえもそういう味わいによって、感銘にすらなってしまったというか。この映画で涙するのは私だけかも・・・。
永作さんは童顔で人懐っこそうな笑顔が持ち味なわけだけど、それを逆手にとって笑える天然キャラにしちゃっているところが新鮮でナイスでした。

静姫というのは、『笑う大天使(ミカエル)』の役を指すらしいっす。
Commented by まてぃ at 2007-07-31 21:45 x
こんにちは。
永作さんの横回転はとってもきれいで、9.8くらいつきそうな感じでしたね。
主要人物がみんなとっても変で、でも姉妹で最後は一緒に、というのが不思議な感じでした。
Commented by at 2007-08-01 10:06 x
またまたTBありがとうございました。
横横転! そうでしたね。 あんなにキレイに回るから
気の毒<おかしい
になってしまったのですよね・・(もちろんそういう演出ですが・笑)
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-01 11:17
まてぃ さん♪
永作さんのくるくるは金メダル級でしたよね!
序盤にこれがあったからこそ、心掴まれました。
みんながみんなヘンなんですけど、リアルでもあり・
ラストも私は面白いと思いました。死闘の後、互いを認め合っての共存姿勢が見えて。
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-01 11:18
猫 さん♪
ものすごーく気持ちのいい回転でしたよねー。
あんなにキレイにまわれる女優さんってそんなにいないんじゃないかなと思います。さすがリボン?ホントに笑えました。永作さんのキャラは大きな見所でしたよねー
Commented by ラクサナ at 2007-08-02 21:22 x
かえるさ~ん♪お邪魔します。
最近、映画を観る目も尖がってるラクサナです。(笑;)

個々のキャラクターが絶妙に立っていて、面白かった作品なんですが・・
徹底的なクライマックスやラストを期待した私が実は腑抜けた気もしちゃいました。(^^;
あ、でも永作さんの存在は凄かったですね~!
壊れた扇風機を回すほどの奇奇怪怪な元気が私も欲しい!(笑)
他のキャストも良かったし、ちょっとした役柄も劇団出身の俳優たちのリアリティあふれる演技も良かったです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-03 12:00
ラクサナ さん♪
ふふふ腑抜けてましたかー。だから、レヴューの仕上がりが遅かったのですね?
私はおもしろポイントがわかりやすい日本映画があふれているから、こういう曖昧さがむしろ小気味よかったんですが。じわりじわりあぶりだされていくものがおもしろかったんだけど、展開にクライマックスやオチはなかったかもしれませんね。私は一緒にバスに乗った帰結がなかなかよいと思ったんですが。世では、キサラギだとかアヒルと鴨だとか大好評な邦画があるので、私はカンヌへ行った腑抜け担当・・・。
永作さんは素晴らしいです。こんなに演技派だとは最近気づきました。扇風機回っちゃうところも面白かったですよねぇ。観る前はサトエリな映画なのかと思いきや、皆さんいい味出してましたよねー。コムロテツヤ風味のナル監督もおかしかった。
Commented by sally at 2007-08-19 01:23 x
かえるさん、こちらにも失礼します♪
このタイトルいいですよねー。映画チョイスの際にタイトルで大変左右されやすい私は、これだけでいける!って感じです(何が?)。
設定はブラックなんですけど、構成はすごく舞台劇としてはオーソドックスで手堅い感じがしました。
すみか姉さんのキャラは中途半端な性格の悪さよりむしろ清々しいというか、愛嬌(?)さえ感じてしまいましたー。哀れなんだけど、でも転んでもタダでは起きない感じが最後まで持続してたような。
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-20 00:27
sally さん♪
今年の日本映画のタイトル大賞かもしれません。
私もこういうのは大好きです。洋画の邦題には配給会社によって陳腐なタイトルがつけられることも多いですけれど、作家のつけた日本語題はやっぱりいい響きです。けものがれ、俺らの猿と以来。そうですね、人物関係や設定は定番の家族ものというカンジでした。親の死によって、始まる物語というのもよく見かけるような気がするし。と要素の一つ一つは目新しくもないんだけど、独創的なおもしろさを感じる作品でした。すみかはもう、嫌な女を通りこしてのアッパレさがありましたよね。最終的には、最高におもしろいよ!に同意。
Commented by borderline-kanu at 2008-06-29 23:32
こんばんは。
映画館で観れなかったのが残念!凄っごい面白かったです。
すみかの突き抜けた存在感と、彼女以上に粘着質な性格のきよみの戦いを近所のおばちゃん視点で満喫させてもらいました。
『松ヶ根乱射事件』は未見なんですが、この作品好きなら楽しめそうですね(^^) カヌ
Commented by CaeRu_noix at 2008-06-30 22:00
カヌさん♪
おもしろかったですよねー。タイトルからして最高。
これって、構図なんかもなかなかセンスよかった気がするので、スクリーンで見るとより満足感が得られたかもしれませぬ。
そうなんです。近所のおばちゃん目線くらいで見るのがポイント。
『松ヶ根乱射事件』はまた違ったタイプなのですが、田舎が舞台で家族ものでと、通じるブラック感もありましたよ。
ぜひ試してみてくださいー。
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