かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『魔笛』
2007年 08月 09日 |
気軽にオペラ体験。芸術が娯楽になるってステキ。

第一次世界大戦下、若い兵士タミーノの前に現れた夜の女王は、さらわれた娘パミーナの救出を依頼し、彼に魔法の笛を託す。



-モーツァルト作曲のオペラの代表的な人気作「魔笛」の翻案映画化。-

映画の料金でオペラ鑑賞ができるって嬉しいじゃない。
日本では芸術に親しむのもやたらに金がかかるんだよねー。ツウな人たちは、日本のバカ高い来日公演のチケット取るよりは、ヨーロッパに行っちゃった方がいいわよ、なーんてことまでおっしゃるほど。でも、さすがにそれ目的で海外旅行をすることまでは思い立てず、観光旅行のついでに鑑賞がしたいなぁと思っても都合良く滞在時に観たいものが上演されていることは稀。ウィーンに行った時は、オペラが観たかったけど、タイミング的に観られるものがなく、フォルクスオーパーのオペレッタに甘んじたのでした。(青ひげ)。プラハでもしかり。(代わりに、マリオネットの「ドン・ジョヴァンニ」を国立マリオネット劇場で鑑賞)。モーツァルト作品ならやっぱりウィーンで観たいなぁとか、いつかミラノのスカラ座で「ラ・ボエーム」をなんて夢想をするばかり。

ミロシュ・フォアマンの『アマデウス』で私がめちゃめちゃ惹かれて、死ぬまでに観たいオペラ演目にTOPでエントリーさせたのは、「フィガロの結婚」の方だった。でも、モーツァルトが最後に大衆のために手がけた盛りだくさんな魅力の「魔笛」にも当然注目すべきだよね。実は、にわか「魔笛」体験ならしたことがあるんです。90年代前半にBunkamuraのオチャードホールで鑑賞したオペラ作品。「魔笛」を中国風味にアレンジしたものを、オペラの魅力もわからないのにいただいたチケットで聴きに行きました。でもそれは、舞台演出もオリジナルのものだったし、楽曲も独自の編成だったのでしょうか。そんなことも憶えていなかった私なので、このたびちゃんと最初から最後までモーツァルト・オペラを堪能することができたことが嬉しかった。

生じゃないならオペラの意味はないんじゃないかとは思いません。CDを2時間半じっとして聴き続けることはなかなかできないもの。映像とともにドラマチックなその楽曲を味わうことができるというオペラなシネマに意義ありと思うのです。昔、そういうものとは知らずにレンタルした『アイーダ』には引いてしまった私だけれど。前に観に行った『トスカ』は寝てしまった私だけど。今回もちょっと心地よい音楽によって眠りに誘われそうになった箇所もあったけれど。でも、とにかくようやく、オペラの醍醐味を感じられるようになり、オペラ映画バンザイと思った次第。実力のあるオペラ歌手たちが映画のための演技をしながら、極上の歌の聴かせてくれるなんて。

いつもの私は映像ありきで映画を観ているのだけれど、本作においてはとにかく耳に気持ちを集中。そして、音楽に合わせて、ドラマが展開して映像が広がっていく様を、ゆったりと目でとらえるという感じで鑑賞。何しろ、聴きごたえのある鮮やかにダイナミックな音楽が耳に飛び込んでくるのだもの。音楽そのものに感情があふれていて、物語が感じられるのだ。そして、スクリーン上で繰り広げられる登場人物の動作も音楽の流れにしっかりと合っているものだから楽しくなってしまう。部分的な動きばかりでなくて、映像に映し出されるドラマ運びが見事に楽曲にマッチしているからBRAVO!作曲家モーツァルトの偉大さを噛みしめつつも監督のシゴトにも拍手。

音楽そのものは生で聴く魅力にはかなわないだろうけれど、ドラマに関しては、ステージ上で表現されるものの何倍も何十倍も自由に凝った演出ができるのが映画。その点をしっかりと追求してくれているのが嬉しい。広がる大地を映し出す贅沢なカメラワークに心躍る。野原も、そして墓場の俯瞰にもグッときた。シェイクスピア作品を何度も映画化しているブラナーゆえに映像ならではの演出の工夫は心得ているのでしょう。さすがホグワーツ魔法学校で教鞭をとっていただけのことはあって、空飛んじゃうのも楽しかったなぁ。

初めは、設定を大幅に変えて、第一次世界大戦下のヨーロッパの物語にするってどうよと思ったのだけど、ちゃんとそこにメッセージがあってのことだったとわかって感激。ケネス・ブラナーってそういうテーマを作品に織り込む人だった印象はなかったもの。なので、意外さもあって、心うたれたな。平和を願うまっすぐなメッセージも壮大な音楽にのり、美しい歌声によって繰り返されると、とても切実に胸に響いてくるのだった。オペラを大衆のものにした魔笛が、また世紀を超えて、新たなる形で世界の多くの人のもとに届けられるなんて素晴らしいよね。
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by CaeRu_noix | 2007-08-09 01:58 | CINEMAレヴュー | Trackback(18) | Comments(18)
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Commented by pezhetairoi at 2007-08-09 22:39
これ、いろいろみてまわると、結構きついことを書いている人もいました。特にクラシックファン(と言うかマニア)の受けは悪そうだなとは見ていて思いました…。ま、でも、楽しく見られたんで自分は満足してますが。
Commented by JT at 2007-08-09 22:40 x
こんにちは。
 おっしゃるように、”凝った演出ができるのが映画” を、存分に活用していたと思いました。オープニングの戦闘シーン、エンディングのあのグリーンのシーン、そして色々なカメラアングル、などなどかなり苦心していたのがわかりました。相当力がはいってるなぁーと思いましたよ。
Commented by 哀生龍 at 2007-08-09 22:40 x
なかなか生で聞く機会はないけれど、似非オペラ好きの哀生龍です(笑)
歌と音楽が楽しめれば、オペレッタでもミュージカルでも良いんですけどね(^^ゞ
そんな哀生龍がこの映画を見たのは、ひとえに“ケネス・ブラナー監督がオペラを撮った”と言う作品だったから。
オペラ映画として名作・秀作かどうかは分かりませんが、とにかく楽しめましたので満足です♪

>さすがホグワーツ魔法学校で教鞭をとっていただけのことはあって
経験が生かされてましたね(本当に? 笑)
Commented by contessa at 2007-08-09 23:01 x
ご無沙汰しておりますv
かえるさんのレビューを、何よりも楽しみにしておりましたv

>平和を願うまっすぐなメッセージも壮大な音楽にのり、美しい歌声によって繰り返されると、とても切実に胸に響いてくるのだった。
本当に、本当にそうですよね。
あまりに直球ベタベタすぎて、気恥ずかしくなるようなテーマでも、あれだけ壮大な仕掛け装置で迫られると、なぜだかストレートにこちらの気持ちに届いてくるから不思議です。
荒唐無稽・千変万化・竜頭蛇尾で支離滅裂、でもそのむちゃくちゃな迷路を引きずり回されることで、いつしか私たちの小さな頭は置き去りにされ、こざかしい知恵や見栄は忘れ去られて、訴えてくるモノを素直に受け止められるだけの「広間」が心の内に生まれてくる。たぶんその「お馬鹿になる瞬間」を求めて、人はオペラを見に行くのだろうと思います。
ケネス・ブラナーもそこは外さなかった・・・・っていうかむしろ積極的にお馬鹿になった?(笑) 「魔笛」を心底楽しんでいる人だからこそ思いつくことの出来た映像の数々、私もその溢れんばかりの愛情を、有り難くももったいなくも、たったせんえんで(!)堪能させて頂きましたです。感謝。
Commented by マダムS at 2007-08-09 23:14 x
いやまったくその通り~ オペラ映画バンザイです♪
正に普段敷居が高すぎるオペラを 私達大衆のために手軽に観れる映画という手法で解放してくれるなんて!嬉しいですよねー♪
もしかしたら「ベタ」と感じる方がいらっしゃるかとも思いますが、プロの歌声にすっかり魅了されてしまって、普段相当ひねくれ者の私でも、すっかり素直にテーマを受け取ることが出来てしまったから不思議。
ラストにはなんだか凄く感動してしまって・・。
良かったですよねぇー♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-10 11:49
pezhetairoi さん♪
おお、そうですか。結構きついことってどういう類のことでしょうね??
まぁ、賛否両論なのは当然ですよね。筋金入りのクラシックファンはその音楽性を批評することはしても、映画全体に対していちいちケチはつけないのじゃないかとも思えたのですが。ミュージカル嫌いの人がいるようにこれも好きじゃない人は好きじゃないんでしょうね。まぁ、自分が楽しめればそれでよいですよね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-10 11:49
JT さん♪
そうなんですよ。オペラファンであるよりは映画ファンの私はまずその映像ならではの表現、演出にポイントを置いてしまうのですが、そこはもう大胆にやってくれていて楽しかったです。力が入っていましたよね。オープニングから圧巻でした。目でエンタメを楽しみながら、耳で崇高な音楽を聴くって至福です。
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-10 11:52
哀生龍 さん♪
オペラもお好きでしたか?!楽しめましたよね。
私はどちらかといえば、クラシックよりジャズが好みだったりするし、クラシックの中でもオーケストラものよりもピアノ曲や弦楽三重奏くらいが好みだし、大御所の古典よりも印象派なんかが好きだったりするし、ミュージカル作品なら歌よりダンス重視だし、音楽で物語られる作品なら陽気なタッチのものが好きだし。映画のジャンルとしてとらえて比較するなら、ミュージカル映画の方が私はたぶん好きなんです。でも、そういうのとは別に、歴史ある芸術なオペラにはかねがね興味があって、映画で手軽に味わうことができるのはやっぱり魅力的だと思うんですよねー。ケネス・ブラナー自身も別にオペラ好きじゃないっていうのが面白いですよね。ミュージカルのやり方で演出してくれたのがよかったのかも。
あの飛び方は絶対、ホグワーツ魔法学校仕込みです!
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-10 11:58
contessa さん♪
何をおっしゃいますか。私の方こそ、contessaさんのレヴューを楽しみにしていました。今回はタイミングよく同日?鑑賞でき、すぐさま、クラシック音楽に造詣が深い方の評が読めて役立ちましたよ。そして、観る前にミク日記の方の文章を拝読したことも本当に助けになりました。そうじゃなけりゃ、音楽の素晴らしさに耳を傾けることをせずに、脚本や演出にケチをつけていたかもしれません。contessaさんがそこまでおっしゃるほどの作品を聴くことができる幸せをしかと堪能しようじゃないかと事前に思ったことがよかったのです。

気恥ずかしくなるような直球のテーマ、何の変哲もない言葉づかいなのに、繰り返し高らかに歌われることで心揺さぶるものがありましたね。平和!「美しい国」なんて言葉もそういうふうにアプローチされたら意外と心に響くのかもしれないなぁなんて思ったり。(いや、逆効果か・・)

なるほど。
>訴えてくるモノを素直に受け止められるだけの「広間」が心の内に生まれて
なんてステキな表現!そんなふうに感動させてくれるのが芸術なんですよね。うん、オペラというものもやはり奥が深いですね。そんな体験ができてよかったです。荒唐無稽、大歓迎。
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-10 11:59
マダムS さん♪
ブラボーでしたねぇ。
そうなんですよ。とにかく敷居が高い、詰まるところチケット代が高い、公演数も少ないオペラさん。映画化によって、多くの人が気軽に味わう機会を得られたのはステキなことだとつくづく思いましたー。
とにかく偉大なる作曲家、モーツァルトのオペラを堪能するというのがメインだったので、ストーリー、ドラマ運びの細かい部分なんかは少しも気にならなかったんですけど。設定や展開にさめちゃう人もいるんでしょうかね?そんなのどうだっていいやーって思うほどに聴き惚れてしまう歌声、旋律、ハーモニーでしたよねー。そこにのる言葉はホントに素直に心に届きました。ひねくれ者の私もジーン。
Commented by となひょう at 2007-08-10 21:30 x
かえるさん、TB&コメントありがとうございましたー
素敵でしたよねぇ。素晴らしかったですよねぇ。
わ、わたしっ、遅ればせながらサントラCDを購入いたしましたー♪
曲と曲の合間に、ケネス・ブラナーのプチ解説が入っているので。邪道だと仰るクラシック通の方にはキツイのかもしれないけれど。私は全然気にならずに聴き入っておりますですよー
生オペラには負けるかもしれないけれど、映画だからこそできる演出っていうのもあるかもしれないし。私は【オペラ】というのは自分にとっては遥か遠い存在だと思っていたくらいだから。本作を見て、オペラの魅力に触れられたことをとても嬉しく思いました。
チャンスさえあれば、生も見てみたいですけどー。高いんだよなぁ・・・つって、結局映画ばかり観ちゃうんであります♪♪♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-11 12:24
となひょう さん♪
壮大でした。素晴らしき魔笛ワールドでしたー。
おおお、サントラを買われたんですね。こういうケースもOSTなんですね?CDショップではクラシックコーナーではなくサントラコーナーに並んでいるのかしら。
となひょうさんはおうちでこういうのを聴かれるなんてステキです。私はダメです。生活環境がそぐわないというか、時間と心のゆとりがないというか。ピアノ曲くらいなら部屋でも聴けるんですけど、オーケストラものは部屋で"ながら鑑賞"できない体質なんです。いえ、優雅な生活をしてたらそれもアリだとは思うけど。サントラの中に何曲かオペラの曲が入っているくらいが私にはちょうどいいかな。私の分も聴きこんでくださいー。
音楽そのものは生で聴くのが最上だけど、演出という部分では舞台よりも映像の方ができることが多くて楽しいですよね。そう、とにかく手軽に鑑賞できることが何よりのポイント。音楽な映画の存在はすばらしー。
私はオペレッタの「こうもり」以来久しぶりに「ラ・ボエーム」に行く予定でーす。
Commented by 樹衣子 at 2007-08-12 11:36 x
>かえるさま

『魔笛』のTBありがとうございました。
私からもTBしたのですが、何度送信しても失敗するのでコメントを残します。

>オペラを大衆のものにした魔笛が、また世紀を超えて、新たなる形で世界の多くの人のもとに届けられるなんて素晴らしいよね

まさに、おっしゃるとおりですね。
音楽ファンとして、モーツァルトの音楽を聴いているだけでもすごく幸福なのに、魅力的な映像に終演後には、思いっきりブラボーと拍手をしたい気分でした。
私が観たのは日比谷で休日の初回でしたが、けっこうすいていて残念。
せっかくの名作ですから、多くの人に鑑賞して欲しいです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-13 00:48
樹衣子 さん♪
コメントありがとうございます。
TBできませんでしたか。お手数おかけしましてごめんなさい。
モーツァルトの音楽の素晴らしさを改めて感じることができました。私の場合、普段の音楽鑑賞だとそれほどに、じっくりと聴き入るということをしないので、映像とともにその醍醐味を堪能できて何よりでした。樹衣子さんのような通の方も楽しめたというのも何だか嬉しいです。
私はレディースデー女なので、水曜の午後のシネシャンテで鑑賞したのですが、結構席は埋まっていましたよ。そして、最後に拍手もおこりました。ホント、TVで見ても変わらないような映画じゃなくて、こういったせっかくの逸品を多くの人に観てほしいですね。
Commented by 狗山椀太郎 at 2007-08-26 11:24 x
こんにちは。
オペラというジャンル自体、自分には縁遠いものだと思っていたのでさほど期待していませんでしたが、予想した以上に楽しい2時間を過ごせました。映像の面でも楽しかったけれど、私はオーケストラ音楽(+歌い手)の迫力のほうに圧倒されてしまいました。特に女王様のソプラノにはしびれました。
かえるさんは、以前からずっとオペラに興味を持っていらっしゃったのですか。いつかヨーロッパの劇場で生の鑑賞ができる日が来るといいですね。さきほど「ぴあ」のサイトをちらっと覗いてみたのですが、チケット代の高いこと高いこと。私なら映画鑑賞を半年(いや一年?)くらい我慢しないと手が出ません。やっぱりお金持ちさんの娯楽なのかな。ともあれ、そういう世界もあるのかと改めてビックリしました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-08-27 00:38
狗山椀太郎 さん♪
楽しい時間を過ごせてよかったですー。オペラ歌手の熱唱って、そんなに長い間聴き続けられないタイプなんですが、ここぞという時のアリアは素晴らしい聴きごたえですよねー。ゾクゾクしちゃいます。自分と同じ人間の出している歌声だなんて嘘みたいです。地に響くバスもステキですが、やっぱり高らかに響くソプラノには圧倒されますよね。ホントにマジカル。女王様にひれ伏しましょうー。
オペラはよく映画に登場するので気になりませんでしたか?『月の輝く夜に』に出てきた「ラ・ボエーム」とか。ダメダメといわれたゴッドファーザー3でも、劇中のオペラは印象的だったり。
はい、いつか、ミラノ・スカラ座に行ってみたいものですがー。日本はとにかく芸術作品に触れるのは何でもバカ高くてイヤになりますよね。海外だったら、リーズナブルなプライスの席も結構あるものなのに。歌手のコンサートも美術館の入場料も何でも高いですよね。キー
というわけで、名作オペラをいっぱい映画化してほしいかもー。
Commented by jester at 2007-09-20 12:09 x
いまさらなんですけど、やっとこさレビューをアップしたので、読みに来ました!

>さすがホグワーツ魔法学校で教鞭をとっていただけのことはあって、空飛んじゃうのも楽しかったなぁ。

どうしてもブラナーさんのイメージがロックハート先生なんです。
たしかに空飛んでましたね!

>ちゃんとそこにメッセージがあってのことだったとわかって感激

兵士たちが抱き合うシーンに感動しました・・・
どうして現実にはこういう風に抱き合えないのだろう、なんて思ってしまった。
Commented by CaeRu_noix at 2007-09-23 00:27
jesterさん♪
ブラナーさんはすっかり先生のイメージが色濃くなっちゃいましたよねー。一時期はブラナー監督作を結構よく見ていたんですがすっかりご無沙汰でした。これまでのミュージカル作品でもさすがに空を飛ぶシーンはなかったから、ハリポタの影響かもと本気で思いましたー。
戦争の愚かさを訴える思いも見事な楽曲にのると非常に力強く響きました。兵士たちが抱き合うシーンにはグッときましたよね。戦いの最中には敵味方が抱き合うことは不可能でしょうけど、人間対人間としてふれ合い対話する機会さえあれば、いくらでもそれはありえると思うのですけどね・・・。
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