かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『クレイジー・ストーン -翡翠狂騒曲』 瘋狂的石頭
2007年 08月 28日 |
エンタメしてます。

中国、四川省の重慶市。破産直前の工場で、がらくたの中から高価な翡翠のペンダントが見つかる。



中国・香港で大ヒットしたというアクションコメディ。何やら面白そうなので去年から興味をもっていた。GWに観たこの監督の『モンゴリアン・ピンポン』もなかなかよかったし。その前作は、ピンポン玉を見つけたことでささやかな冒険が始まったのだけど、今回は宝石のヒスイがドタバタの物語を生み出すのだった。と起点には似たものを感じるのだけど、その物語展開と演出はまるで異なっていた。まったり素朴にナチュラルに描かれた前作とは打って変わって、効果音を入れたり速度を変化させたり、技巧を凝らして編集されており、スタイリッシュな映像を目指しているのかなという感じ。どこかで見たことのあるような演出なんだけど、メリハリがあって、遊びがきいていて好みなカンジ。

展示されているヒスイをめぐって、複数の泥棒たちや警備員が繰り広げる攻防戦。互いの存在を知らない登場人物があちこちですれ違ったり、交差する様が面白い。個性的なキャラたちのもつれ合いもコミカルで笑え、ヒスイをめぐる複雑にてんやわんやなクライム・アクションが楽しめる。本国のHITも納得の愉快なエンタメ作品なのだ。ただ、こういうのって、どうもよく見かけるようなプロットで、ハリウッド映画ほどにスピーディにスマートに演出されてはいないし、ギャグにどうしても中国香港好みのベタさがついてくるから、個人的には夢中になれるオモシロさではなかったかな。ガイ・リッチー作品を思い起こすポイントがいくつかあったことが新鮮味にかけたし。

中国映画でこういうタイプは初めて見るような気がするのでそれはそれで画期的。本国の大ヒットおめでとうー。この監督の手腕も確かなものだと認識。年配の人が多めなこの特集上映会場では結構笑いも起きていたので、日本人でもガイ・リッチーの衝撃を知らない層なら大いに楽しめるのかもね?
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by CaeRu_noix | 2007-08-28 19:19 | CINEMAレヴュー | Trackback | Comments(0)
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