かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
latchodrom.exblog.jp
(映画を見るのにいそがしくてブログはもう)
Top
『パンズ・ラビリンス』
2007年 10月 14日 |
哀しみの色を帯びて輝くファンタジーの素晴らしさ。

1944年のスペイン。少女オフェリアは母カルメンと共に、再婚相手のヴィダル大尉の駐屯地に向かう。



不思議の国のアリス系は大好き。少女が冒険をするというお話が好きなのかなぁ。赤ずきんちゃんとかオズの魔法使いとか。ダーク・ファンタジーの本作は、『ブラザーズ・グリム』世界に『ローズ・イン・タイドランド』をまじわらせた感じかなととにかくすこぶる好みの雰囲気を楽しみにしていた。少女が主人公のダーク・ファンタジーといえば、ジュネ&キャロの『ロスト・チルドレン』も大好きな1本だけど、そういえば、ロスチルに出ていたロン・パールマンを一足早く起用して、その後ハリウッド映画『ヘルボーイ』の主人公にも押し上げたのがこのギレルモ・デル・トロ監督なんだよね。オタク監督、バンザイ。

舞台はスペイン内戦終結後も、フランコ将軍の軍事独裁政権に反抗するゲリラの活動が続いていた山間部。先日鑑賞して心揺さぶられた『サルバドールの朝』は、現実のフランコ独裁体制の末期を描いていて、その圧政の酷さを嫌悪したばかりだったので、この舞台背景にもググッと入り込み、あのフランコの部下のビダル大尉の高圧的な非情さに怒りを覚えたのである。いえ、怒りにさえならなくて、主人公の少女オフェリアとともに、その閉塞感いっぱいの過酷な状況の中で不安におののくばかり。観る前は、独裁政権下のゲリラ活動うんぬんは物語の背景、導入部に過ぎなくて、ナルニアや千と千尋のように迷宮ファンタジー世界の冒険がメインなんだろうと思っていた。なので、血生臭い現実世界の描写が多くを占めることに驚きつつも、むしろそのリアルに心掴まれてしまった。現実の恐怖に怯えるからこそ、迷宮に誘われてしまうんだね。多くの子ども向けファンタジーとは一線を画す、そんな切り口と世界観に感嘆。

そして、おどろおどろしきも愛しの迷宮世界。妖精に導かれるのはお約束で嬉しいな。ナナフシ型のやつらが本のイラストを見せられて、羽のある人間型の模本的な妖精の姿に変身しちゃうところがほほえましかった。とにかく、それぞれのクリーチャーの個性的な造形と動きが素晴らしい。迷宮を守る牧神パンもエイリアンみたいでちょっと怖くって、王道ストーリーでは主人公の味方になり得ないような妖しい風貌。だけど、そこが魅力で、そこに監督のこだわりと美学を感じるの。アニオタといったら、ロボロボ系のメカニカルで無機質なものを好む印象が強いけど、デル・トロ作品は自然界のものがベースだったり、神話をモチーフにしていたりするところが好きだなー。そして、クリーチャーの動きも、へんてこだけど愛嬌があって、血の通っている滑らかさが感じられるもの。ミミックの巨大昆虫のどう猛さも半漁人のスイミングも忘れがたいビジュアルインパクトがあったし、このパンのラビリンスで出逢ったクリーチャーたちも不気味さがお見事で釘付け。

目玉を手に装着するのっぺらーペイルマンも恐ろしかったけれど、こっち側のビダル大尉はある意味それ以上に強烈な存在だ。ファシズムなんていう理不尽なものが何故時に世を制するのだろうと普段は不思議に思っていたんだけど、彼のようなまっしぐらな屈強さを持った人間がいるならそれにも納得してしまったりして。こういった力がたびたび世界を締め付けているんだな。セルフ・オペのシーンは象徴的。父権主義を凝縮させたような大尉の振る舞いは、不快でありつつも興味深かったな。母性を抑圧する父権。本当なら母がオフェリアを包み込んであげなくちゃなのに。少女はたった1人で試練に立ち向かい勇敢に闘わなければならなかったのだ。

安らぎのない現実世界と平行して、幻想のラビリンスが描かれていることがとにかくポイントであり、そこからあぶり出されるテーマが秀逸だとしみじみ感じた。私たちにとって、ファンタジーとは一体何かということを問いかけられるのだ。それは全て、過酷な現実から逃避せずにはいられなかった少女の空想の産物でしかないのだろうか。いえ、"でしかない"とは思わない。ファンタジーは常にそこにあるんだもの。苦しみ挌闘した末に倒れたオフェリアの姿は不憫でならないけれど、王国で両親と再会した王女が喝采を浴びるその映像には幸福感が訪れた。せつないけれども、映画ならではのとてもステキな結びに心震えてしまった。現実か否か、幸か不幸か、どちらかを一つの答えとしようとは思わない。表裏一体の二重構造であることを丸ごと受け止めて、ファンタジーというものの大切さとその力に深い感銘をおぼえるの。
[PR]
by CaeRu_noix | 2007-10-14 15:09 | CINEMAレヴュー | Trackback(61) | Comments(44)
トラックバックURL : http://latchodrom.exblog.jp/tb/6369427
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 豆酢館 at 2007-10-14 15:38
タイトル : 夢はもうひとつの人生である…―「パンズ・ラビリンス」
これだけは劇場で観ておきたいと思い、念願の鑑賞と相成りました。 だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。 「パンズ・ラビリンス」(2006年製作) 公式サイトはこちら。 監督:ギレルモ・デル・トロ 製作:アルフォンソ・キュアロン&ベルサ・ナヴァロ&ギレルモ・デル・トロ他。 脚本:ギレルモ・デル・トロ 撮影:ギレルモ・ナヴァロ プロダクションデザイン:エウヘニオ・カバイェーロ 衣装デザイン:ララ・ウエテ 編集:ベルナ・ビラプラーナ 音楽:ハビエル・ナバレテ ...... more
Tracked from Akira's VOICE at 2007-10-14 17:22
タイトル : パンズ・ラビリンス
哀しみと希望が交差するダークファンタジー。 ... more
Tracked from Sweet* Days** at 2007-10-14 18:44
タイトル : 『パンズ・ラビリンス』
監督:ギレルモ・デル・トロ CAST:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス 他 アカデミー賞美術賞、メイクアップ賞、撮影賞 他受賞 1944年、内戦終結後も荒れるスペイン。父親を内戦で亡くしたオフェリア(イバナ・バケロ)は、母親と共に継父のヴィダル大尉と共...... more
Tracked from ゆるり鑑賞 Yururi.. at 2007-10-14 18:47
タイトル : パンズ・ラビリンス
パンズ・ラビリンス オリジナル・サウンドトラック(2007/09/27)サントラ商品詳細を見る 監督 ギレルモ・デル・トロ (2006年 メキシコ/スペイン/アメリカ) 【物語のはじまり】 スペイン内戦で仕立て屋の父を亡くした少女オフェリア(イヴァナ・バケロ)は、 母の混..... more
Tracked from C note at 2007-10-14 22:16
タイトル : パンズ・ラビリンス
ずーっと前からむちゃくちゃ楽しみにしていたギレルモ・デル・トロ監督最新作『パン... more
Tracked from 明日へのヒント by シ.. at 2007-10-15 00:00
タイトル : 「パンズ・ラビリンス」 現実から逃避しないために
かなりグロテスクなシーンもあるので、全ての人に認められはしないでしょうね。 カテゴリーで分けるとしたら、ファンタジーに振り分けられてしまうのでしょうけれど、実際に描かれているのは生々しい現実世界そのものです。 ファンタジーを取り入れたのは、現実世界をより鮮明に描くための手段と思ったほうが良いでしょう。... more
Tracked from サーカスな日々 at 2007-10-15 02:19
タイトル : mini review 07076「パンズ・ラビリンス」..
解説: 1944年のスペイン内戦下を舞台に現実と迷宮の狭間で3つの試練を乗り越える少女の成長を描くダーク・ファンタジー。『デビルズ・バックボーン』のギレルモ・デル・トロ監督がメガホンをとり、ファシズムという厳しい現実から逃れるため、架空の世界に入り込む少女を通じて人間性の本質に鋭く切り込む。イマジネーションあふれる壮大な視覚技術を駆使して生まれたクリーチャーや深く考察されたテーマに根ざした巧みな演出が衝撃的。 [ もっと詳しく ] (シネマトゥデイ) 原題 EL LABERINTO D...... more
Tracked from I am invinci.. at 2007-10-15 06:17
タイトル : パンズ・ラビリンス
臨月で体調を崩している母カルメン(アリアドナ・ヒル)と共に、母の再婚相手ビダル大尉(セルジ・ロペス)のいる山の駐屯地にオフェリア(イバナ・バケロ)はやって来た。 どうしても好きになれない冷酷非道なビダル大尉、次第に体調が悪くなりベッドから離れられない母。... more
Tracked from It's a Wonde.. at 2007-10-15 08:06
タイトル : パンズ・ラビリンス
2006年度私的ナンバー1映画だった「トゥモロー・ワールド」 の凄まじい撮影、アカデミー賞撮影賞取らなきゃウソだろーって 思ってましたが、見事に逃して賞を持っていったのがこの作品。 いったいどんな凄い映画なんだろ?って心待ちに待つこと半年・・長い!...... more
Tracked from 江戸っ子風情♪の蹴球二日.. at 2007-10-15 14:45
タイトル : パンズ・ラビリンス
 メキシコ&スペイン&アメリカ  ファンタジー&ドラマ&ホラー  監督:ギレルモ・デル・トロ  出演:イバナ・バケロ      セルジ・ロペス      マリベル・ベルドゥ      ダグ・ジョーンズ 【物語】 1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権....... more
Tracked from 映画通の部屋 at 2007-10-15 20:23
タイトル : パンズ・ラビリンス
「パンズ・ラビリンス」 PAN'S LABYRINTH/製作:2006年、メキシ... more
Tracked from 映像と音は言葉にできない.. at 2007-10-15 20:49
タイトル : 『パンズ・ラビリンス』
映画の中でビダル大尉は周囲からカピタン(Capitan)と呼ばれていましたね。彼の威厳を示すかのように何度も何度も...。これで思い出したのが行進曲「エル・カピタン」。... more
Tracked from 薔薇・猫・映画・演劇・旅.. at 2007-10-15 21:05
タイトル : パンズ・ラビリンス
KUMAさんお勧め映画「パンズ・ラビンス」を鑑賞。 最後、泣き出したいくらい。クレジットの美しい音楽を全部聴かないと立ち上がることなど出来ない。何千万の人がファシズムにむごたらしく殺され、生きながらえてもその記憶に苦悶させられているだろうか。 最後、泣...... more
Tracked from MESCALINE DR.. at 2007-10-15 22:20
タイトル : 供犠・王女
ギレルモ・デル・トロ監督作品「パンズ・ラビリンス」を観た。 本作は同じ監督作品「デビルズ・バックボーン」の時代背景に連なることから、同作の姉妹篇と云われているようだ。 私自身は「デビルズ・バックボーン」を観ていないので、それについて云々できないが、「ヘ...... more
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2007-10-15 22:35
タイトル : パンズ・ラビリンス
 『だから少女は幻想の国で、 永遠の幸せを探した。』  コチラの「パンズ・ラビリンス」は、フランコ独裁政権下のスペインが舞台のPG-12指定のダーク・ファンタジーで、10/6公開となっていたのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪  既にご覧になられた方の間では、かな...... more
Tracked from Mi cinema log at 2007-10-15 23:17
タイトル : EL LABERINTO DEL FAUNO/ PAN..
今年のアカデミー賞の壇上で ダニエル・クレイグを始め  ”パンズ・ラビリンス!” と 連呼されていた話題作 彼の賞での美術賞だの撮影賞だのに騙されてはダメだ おどろおどろしい美術 ストーリーにピッタリなグリーンがかったような 青みがかったような 月夜に照らされたような色合いの撮影も 美しいけれど それは単なる建前にすぎない ダークファンタジーの衣をまとった この映画の本質はドラマ それもズキズキと心に突き刺さる なんとも厳しい人間ドラマだ  見ていて 同じスペインものの蝶の...... more
Tracked from SCAT/くちずさむねこ.. at 2007-10-15 23:28
タイトル : パーンの迷宮補完計画
…または『フランコはフランケンシュタインの夢を観たか?』。 ここでは『パンズ・ラビリンス』を読み解く上で役立つキーワードや注目シーンを列記して行きます。 この記事は今週中、随時更新とします(明日は早出なのだ (^^;)。 前の記事に書いた通り、この映画は矛盾する(またはダブルミーニングの)記号を平然と使っているので、正解はないと思った方がいい。文字通り論理の迷宮であって、その複雑怪奇なマンダラを楽しむのが正しい鑑賞方法なんじゃないかと思います。 この項続く…。... more
Tracked from 映画レビュー トラックバ.. at 2007-10-16 08:28
タイトル : 「パンズ・ラビリンス」レビュー
「パンズ・ラビリンス」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:セルジ・ロペス、イバナ・バケロ、アリアドナ・ヒル、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、他 *監督:ギレルモ・デル・トロ 感想・評価・批評 等、レビューを含む記事・ブログからの..... more
Tracked from 描きたいアレコレ・やや甘口 at 2007-10-16 13:20
タイトル : パンズ・ラビリンス
いい歳をして、まだそんな本を読んでいるオトナや、トラウマになろうとも、やっぱりコドモにも観てほしいエグいファンタジー。 少女オフェリアは、めったに笑顔を見せてくれない。 それ故、彼女の笑った顔は、心に残る.... more
Tracked from And life goe.. at 2007-10-16 22:13
タイトル : パンズ・ラビリンス
監督・脚本: ギジェルモ・デル・トロ キャスト: イバナ・バケロ セルジ・ロペス マリベル・ベルドゥ ダグ・ジョーンズ アリアドナ・ヒル アレックス・アングロ 2006 メキシコ スペイン アメリカ ■Story ... more
Tracked from 真紅のthinkingd.. at 2007-10-17 10:23
タイトル : 王女の帰還〜『パンズ・ラビリンス』
 EL LABERINTO DEL FAUNO  PAN'S LABYRINTH  1944年、スペイン。内戦で父を亡くした少女オフェリア(イバナ・バケロ)は、 臨月の母の再婚相手であるヴィダル大尉(セルジ・ロペス)の駐屯する、山深い村へ... more
Tracked from I N T R O at 2007-10-17 20:25
タイトル : パンズ・ラビリンス
自由を求める魂の神話 / (ネタバレの可能性あり!)「ダーク・ファンタジー」という枕詞が目に付く本作だが、この作品の根底にあるどす黒さ・禍々しさは「ダーク」などという形容詞では到底表現しきれていないのではないだろうか。昨今の清く正しいファンタジーブームの影響か...... more
Tracked from ナマケモノの穴 at 2007-10-17 22:11
タイトル : 【劇場映画】 パンズ・ラビリンス
≪ストーリー≫ 1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女の前に妖精が現れ、森の中の迷宮へと導く。そこではパン(牧神)が王女の帰還を待っていた。オフェリアは魔法の王国に戻るために3つの試練を与えられるのだった。(goo映画より) すごく楽しみにしていた映画をやっと観てきました。 いい意味でも悪...... more
Tracked from よしなしごと at 2007-10-18 01:46
タイトル : パンズ・ラビリンス 観てきました。
 風邪を引いてしまい、風邪薬を飲みながらパンズ・ラビリンスを観てきました。風邪と薬の影響もあってだいぶ眠かったんですが。... more
Tracked from ぁの、アレ!床屋のぐるぐ.. at 2007-10-18 08:52
タイトル : パンズ・ラビリンス
本年度ベスト1映画に決定か! ... more
Tracked from 地球が回ればフィルムも回る at 2007-10-18 11:04
タイトル : 『パンズ・ラビリンス』
[画像] 圧倒的なクオリティのファンタジー作品であることは疑いようがなく、一見の価値があることは間違いないだろう。 しかし、個人的にはどうにも引っかかりを残す作品であったのだ。どういうことか・・。 宮崎駿アニメからの影響もかなりあるようだけれども、宮崎駿の作品が興味深いのは、善と悪の観念が渾沌としている領域にまで踏み出して描いているからだと思うのだけれども、この『パンズ・ラビリンス』の場合は、けっこう、幻想を夢見る少女は無垢なもので善、フランコ政権に心酔している大尉は悪というように、善人と悪人の区...... more
Tracked from 三毛猫《sannkene.. at 2007-10-18 14:56
タイトル : 「パンズ・ラビリンス」(メキシコ/スペイン/アメリカ 2..
少女は理想郷の存在を信じた。 目を背けたくなる現実からここではない何処かへ「パンズ・ラビリンス」。... more
Tracked from Aspiring Bo.. at 2007-10-18 21:42
タイトル : 映画「パンズラビリンス」を観ました。
内戦後のスペイン。 ゲリラと独裁者達がいまだに戦っている。 少女オフェリアはおとぎ話の大好きな女の子。母が独裁者の男と再婚する為に 山奥に引っ越してきた。 父親は冷酷非情な男で、オフェリアは好きになれなかったが、メイドの女性とすぐにうちとけた。 ある日、妖精が彼女の前にあらわれ、ついていくとパンとよばれる珍獣と出会う。 (だからパンズラビリンスというタイトルなのですね。) 彼はオフィリアこそが伝説の王女(プリンセス)だというのだ。その証拠にオフェリアの肩には あるしるしがついているという。王女になる為...... more
Tracked from 映画のメモ帳+α at 2007-10-19 02:27
タイトル : パンズ・ラビリンス
パンズ・ラビリンス(2006 メキシコ・スペイン・アメリカ) 原題   EL LABERINTO DEL FAUNO    監督   ギレルモ・デル・トロ   脚本   ギレルモ・デル・トロ       撮影   ギレルモ・ナヴァロ                   音楽   ハビエル・ナバレテ                出演   イバナ・バケロ セルジ・ロペス マリベル・ベルドゥ       ダグ・ジョーンズ アリアドナ・ヒル 「人には誰でも物語が必要なんです」 ある...... more
Tracked from 我想一個人映画美的女人b.. at 2007-10-19 09:42
タイトル : パンズ・ラビリンス /EL LABERINTO DEL ..
                                       {/hearts_pink/}人気blogランキング{/hearts_pink/} ずっと気になってた作品だったので、初日に観てきました〜{/kirakira/} アカデミー賞では 撮影賞、美術賞、メイクアップ賞の3部門で受賞{/hakushu/} 脚本賞や外国...... more
Tracked from 辛口だけれど映画が好きです at 2007-10-19 21:10
タイトル : パンズ・ラビリンス
パンズ・ラビリンスEl Laberinto del faunoPan's Labyrinth (2006年/墨・西・米/ギレルモ・デル・トロ監督/公式サイト)少女オフェリアはスペイン内戦で父を亡くした。母は冷酷な大尉と再婚し、その子を身ごも...... more
Tracked from パピ子と一緒にケ・セ・ラ.. at 2007-10-19 23:20
タイトル : パンズ・ラビリンス
無垢で孤独な魂は、地獄に天国を見出そうとして、闇の悪魔を光の天使へと反転する。哀しい瞳をした少女の前に現れたのはパン(牧神)。いたずら好きの彼は戸惑う少女にこう囁いた。「あなたは、長い間捜し続けていた魔法の王国のプリンセスに違いない。 それを確かめるた...... more
Tracked from Wilderlandwa.. at 2007-10-20 02:11
タイトル : 「パンズ・ラビリンス(PAN'S LABYRINTH)」..
79回アカデミー賞で3部門でオスカーを獲得した、というより外国語部門で善き人の... more
Tracked from 〜青いそよ風が吹く街角〜 at 2007-10-21 19:42
タイトル : ◇『パンズ・ラビリンス』◇ ※ネタバレ有
2006年:スペイン+メキシコ合作映画、ギレルモ・デル・トロ監督。... more
Tracked from レザボアCATs at 2007-10-23 00:21
タイトル : #155.パンズ・ラビリンス
毒々しい残酷なファンタジーに喝采を!ああ、素敵だな・・・ウットリするよ。素晴しい!本当に素晴らしい!... more
Tracked from Prism Viewpo.. at 2007-10-25 11:08
タイトル : スペイン版、ダーク・ファンタジー杜子春●パンズ・ラビリンス
パンの迷宮を抜け出す鍵の名は心。 『Pan's Labyrinth』 『パンズ・ラビリンス』 ウィキペディア(Wikipedia) スペイン内戦で父親を亡くした少女オフェリアは、 妊娠中の母親と共に母親の再婚相手であるヴィダル大尉... more
Tracked from 暖気団の徒然日記・・・・ at 2007-10-26 15:18
タイトル : 「映画」パンズ・ラビリンス Ⅳ(ラスト)
つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 第一回・第二回・第三回・イバナバケロについての記事 とりあえず今回で最後です。(この記事を読む前に上の1~3の記事を読んでね~)また思いついたら書きますが。 はい以下ネタバレねちょっと関係ないことなんですけど、個人的に「トゥモロー・ワールド」が大好きで、「この撮影がアカデミー賞撮影賞取らなきゃ他に何が取るんだよ!」って思ってましたが、「パンズ~」が取ってたんですねぇ...... more
Tracked from to Heart at 2007-10-26 22:55
タイトル : パンズ・ラビリンス
だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。 原題 EL LABERINTO DEL FAUNO/PAN'S LABYRINTH 製作年度 2006年 製作国・地域 メキシコ/スペイン/アメリカ 上映時間 119分 監督 ギレルモ・デル・トロ 脚本 ギレルモ・デル・トロ 音楽 ハビエル・ナバレテ 出演 イバナ・バケロ/セルジ・ロペス/マリベル・ベルドゥ/ダグ・ジョーンズ/アリアドナ・ヒル/アレックス・アングロ 舞台は1944年のスペイン。 内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発す...... more
Tracked from 空想俳人日記 at 2007-10-27 14:35
タイトル : パンズ・ラビリンス
尾てい骨 頭蓋骨から 心臓へ   なんだか久しぶりです、ナメクジに尾てい骨をむじむじ齧られるような感触の映画を観たのは。しかも、ギリアム監督の「未来世紀ブラジル」のときのような、頭蓋骨の内側から除夜の鐘をくわんくわん鳴らされた驚愕も味わいました。ちょっとぞ... more
Tracked from 茸茶の想い ∞ ~祇園精.. at 2007-10-28 14:21
タイトル : 映画「パンズ・ラビリンス」
原題:Pan's Labyrinth この映画での"PG-12"の意味は、成人保護者同伴で小学生を映画館に連れて行って、是非観せてあげてくださいという意味に違いない・・教育指導的お伽噺・・ オフェリア(イバナ・バケロ)は、身重の母カルメン(アリアドナ・ヒル)に連れられ... more
Tracked from ひらりん的映画ブログ at 2007-11-04 03:21
タイトル : ★「パンズ・ラビリンス」
今週の週末レイトショウは、オスカー3部門受賞の話題作。 といっても、撮影賞・美術賞・メイクアップ賞ですが。 ともかく、予告編見る限りは、ダーークなファンタジーな感じがプンプン。... more
Tracked from knockin' on .. at 2007-11-06 19:52
タイトル : パンズ・ラビリンス
El Laberinto Del Fauno スペイン内戦下を舞台に、現実と虚構のラビリンスが紡ぎ出されるダーク・ファンタジー。少女に課せられた3つの試練は、自らの人生を切り開く鍵になる? 戦時下のリアルな現実と並行して描かれる、イマジネーション溢れる幻想世界の扉を開く...... more
Tracked from 日っ歩~美味しいもの、映.. at 2007-11-06 20:56
タイトル : パンズ・ラビリンス
ダークでビターな大人向けのファンタジーです。 舞台は、1944年、内戦終結後のスペイン。父をなくしたオフェリアは、母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地で、ビダル大尉の子どもを身ごもった母のカルメンと暮らしています。オフェリアは、体調の悪い母を心配しながらも... more
Tracked from シネマのある生活~とウダ.. at 2007-11-07 00:15
タイトル : 『パンズ・ラビリンス』
現実と幻想が表裏一体となったギレルモ流ラビリンスヘようこそ! 〈3つの試練〉を乗り越え、オフェリアと永遠の幸せを探す旅へ。... more
Tracked from Subterranean.. at 2007-11-07 00:50
タイトル : パンズ・ラビリンス (El Laberinto del ..
監督 ギレルモ・デル・トロ 主演 イバナ・バケロ 2006年 メキシコ/スペイン/アメリカ映画 119分 ファンタジー 採点★★★★ もうこの位の歳にもなると、ほとんど見なくなった悪夢。稀に見たとしても途中で「あぁ、夢を見ているんだな」と気付いてしまい、もう興醒め甚だし..... more
Tracked from KINTYRE窶儡DIARY at 2007-11-15 00:37
タイトル : 映画『パンズ・ラビリンス』を観て
79.パンズ・ラビリンス■原題:Pan'sLabyrinth■製作年・国:2006年、スペイン・メキシコ■上映時間:119分■日本語字幕:松浦美奈■鑑賞日:10月20日、シネカノン有楽町1丁目(有楽町)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・脚本・製作:ギレルモ・...... more
Tracked from 新!やさぐれ日記 at 2007-11-18 23:00
タイトル : 【映画】パンズ・ラビリンス
■状況 MOVIX伊勢崎にて無料鑑賞券で観賞 ■動機 各映画評で好評だった為 ■感想 すみません。無料で観ちゃってごめんなさい。 ■あらすじ 1944年のスペイン内戦で父を亡くし、独裁主義の恐ろしい大尉と再婚してしまった母と暮らすオフェリア(イバナ・バケロ)は、この恐ろしい義父から逃れたいと願うばかり自分の中に新しい世界を創り出す。オフェリアが屋敷の近くに不思議な迷宮を見つけ出して足を踏み入れると、迷宮の守護神が現われ彼女に危険な試練を与える。 ■コメント 今年見た海外映画の中で...... more
Tracked from シャーロットの涙 at 2007-12-03 14:03
タイトル : パンズ・ラビリンス
ファンタジーは現実と共にあるべき・・・... more
Tracked from 映画、言いたい放題! at 2007-12-05 02:04
タイトル : パンズ・ラビリンス
ある番組で「10年に一度の映画だ!」とベタぼめしていて、 あと「この結末は誰にも予想できない!」とかの触れ込みで 気になって、気になって。。。 全く私は、思う壺型の人間だな。( ^ _ ^; これから年末に向けてちょっと忙しくなりそうで これを逃すとビデオになってしまう、... more
Tracked from CARAMEL*PAPA at 2007-12-13 02:00
タイトル : パンズ・ラビリンス 「逃げ場のない刹那さ」
カテゴリに入れるならホラー、しかしホラーでない? ダーク・ファンタジーと銘打たれた「パンズ・ラビリンス」作品概要については公式及びwikiを参照してください。多くの賞を取っている映画なので検索すればあちこちに素晴らしい総評が挙げられています。ここではストーリ...... more
Tracked from 俺の明日はどっちだ at 2008-01-07 16:44
タイトル : 「パンズ・ラビリンス」  EL LABERINTO DE..
実は観る前は少女が主人公で何気に毒気のありそうなファンタジーという予告編から受けた印象から、どこかギリアムの「ローズ・イン・タイドランド」みたいな作品を勝手に想像していた。 ところがどっこい、実際に観てみるとその予想とは大きく異なり、単なるファンジーにとどまらないとてもとても「志」を感じる奥行きのある深い作品だったのだ。 舞台は1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部に母カルメンと共にやって来る父を亡くした少女オフェリア。 そしてそこで繰り広げ...... more
Tracked from りゃんひさのMyBlog.. at 2008-01-12 00:19
タイトル : 『パンズ・ラビリンス』:スペイン内戦の流血の記憶を辿る迷..
『パンズ・ラビリンス』のレビューを「スペイン内戦の流血の記憶を辿る迷宮譚」と題して、Myムービーに掲載しました。 ... more
Tracked from キマグレなヒトリゴト at 2008-04-10 21:46
タイトル : 『EL LABERINTO DEL FAUNO』パンズ・..
現実と空想、少女の逃げ場所があまりにも切なく…。 ぽちっとプリーズ。 パンズ・ラビリンス ... more
Tracked from 銀の森のゴブリン at 2008-04-14 18:58
タイトル : パンズ・ラビリンス
2006年 メキシコ・スペイン・アメリカ 2007年10月公開 評価:★★★★★... more
Tracked from とんとん亭 at 2008-04-17 21:08
タイトル : パンズ・ラビリンス
「パンズ・ラビリンス」 2007年 メキシコ/スペイン/アメリカ ★★★★★ 王国に迎えられた、姫・・・・。その国で幸せになって欲しい・・・ 悲惨な現実社会から、逃避したいと願う少女が描いた妄想。 1944年、スペイン。 内戦終結後も、山で...... more
Tracked from ・*・ etoile ・*・ at 2008-05-28 01:41
タイトル : 『パンズ・ラビリンス』
これはホントに見たかった! 見逃していたのでDVDにて鑑賞。これは映画館で見たかった・・・(涙) 「1944年フランコ独裁政権下のスペイン。父を亡くしたオフェリアは、身重の母と共に継父ビダル大尉の元へ向かう。息子の誕生にしか興味のない大尉との辛い日々の中、オフェ...... more
Tracked from eclipse的な独り言 at 2008-05-31 16:12
タイトル : パンズ・ラビリンス
 シドニー・ポラックが亡くなっていたのですね。結構好きな監督でした。(DVDにて... more
Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2008-06-18 11:07
タイトル : 『パンズ・ラビリンス』'06・メキシコ・西・米
あらすじ1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女の前に妖精が...... more
Tracked from cinema!cinem.. at 2008-10-17 13:03
タイトル : 『パンズ・ラビリンス』
熱で寝込んでいながらも、だいぶ調子が戻ってきて家にいるだけではつまらないので、DVD観始めました。 体調悪い時に選ぶタイトルではないね、これはw。 ******************** 「ブレイド2」「ヘルボーイ」のギレルモ・デル・トロ監督が「デビルズ・バックボーン」に続い... more
Tracked from おきらく楽天 映画生活 at 2009-08-09 22:41
タイトル : 『パンズ・ラビリンス』を観たぞ〜!
『パンズ・ラビリンス』を観ました1944年のスペイン内戦下を舞台に現実と迷宮の狭間で3つの試練を乗り越える少女の成長を描くダーク・ファンタジーです>>『パンズ・ラビリンス』関連原題: ELLABERINTODELFAUNO    PAN'SLABYRINTHジャンル: ファンタジー/ドラマ/...... more
Tracked from RISING STEEL at 2010-11-30 20:16
タイトル : パンズ・ラビリンス
ѥӥ / EL LABERINTO DEL FAUNO PAN'S LABYRINTH ȺΥڥȸʾեꥢҿѥ롣 ѥˤȥեꥢβɱǤꡢ뤿ˤϣĤλ̤ʤФʤʤ եꥢϲ̴˻ĩबλϸ¤ΤΤǤꡢʱ̿ϳμ¤äƤ... 2006ǯڥᥭꥫDz ġܡ⡦ǥ롦ȥ ե奢⡦ǥ롦ȥ٥륵ʥ ơ⡦ʥ ץǥإ˥Х 顦 Խ٥ʡӥץ顼 ڡ...... more
Commented by 豆酢 at 2007-10-14 15:44 x
>表裏一体の二重構造であることを丸ごと受け止めて、ファンタジーというものの大切さとその力に深い感銘をおぼえるの。

そうですね。
私は『…にすぎない』という書き方をしましたが、人間誰でもファンタジーを必要としている意味で、かえるさんのお言葉に感銘を受けましたよ。現実と幻想を分ける必要はないという主張にも一理あると思います。
ですがまあ、現実にはそうもいかないことも多いわけでして…(^^ゞ。現実と幻想に間に数々の葛藤が生まれるからこそ、いろいろな優れた芸術が生み出されるのです。社会が混沌としているときにこそ、優れた芸術が生まれるといわれる所以ですね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-14 16:29
豆酢さん♪
それは絵空事と分けられてしまうのは寂しい私です。
でも、豆酢さんが表現されたように、それは現実逃避などでなく、"イマジネーションという力を借りて真の勇者たろうとした”というような解釈ならば大好きです。
多くの映画において、このシーンは現実か夢か空想か、なんてことがよく論点になりますけど、私は結構いつも、どちらとも言えないなーと思いがちな、グレー女です。そもそも映画はつくりごとなのだから、つくりごとの中の現実を明確にしなくっていいのに・・・ってよく思っていました。
それはともかく、豆酢さんのご意見にもすごく共感します。そうなんですよね。そういった逆境があってこそ、葛藤があってこそ、人間という生き物は想像力を羽ばたかせ、創造することができるんですよね。善き人のためのソナタ的に。に過ぎないとは思わないものの、映す鏡であるというのには同意です。そんな世界の構造がホントに興味深いですー。
Commented by ぺろんぱ at 2007-10-14 16:35 x
TBありがとうございました。

>安らぎのない現実世界と平行して、幻想のラビリンスが描かれていることがとにかくポイント

仰る通りですね。
両方に“闘い”があったなぁと今は思うのです。現実界ではメルセデスの姿勢に象徴される闘いがあり、幻想界ではオフェリアの闘いがあり、だから二人の絆は深かったのかな、と。
ギレルモ・デル・トロ監督の作品にも精通されているようですね。
今日実はツタヤで、同監督の他作品に触れたいと『デヴィルス・バックボーン』を手に取ったのですが、DVDカヴァーに記された内容を見てホラー大苦手の私はあっさり棚に戻してしまいました。^^; 
その『ヘルボーイ』とやらもネットで検索してみます。・・・タイトルからしてきっと駄目でしょうけれど・・・(^_^;)。
Commented by ゆるり at 2007-10-14 19:00 x
ギレルモ・デル・トロの造り出す迷宮世界に魅せられましたぁー。
今迄全く縁がなかったこの監督、今回の作品に通じる映像美を
感じられる過去の作品があれば、観てみたい気もします。
でも「ミミック」は「巨大な昆虫が云々」っていう作品解説を読んだだけで、
観られる自身がないです( ̄▽ ̄;A
Commented by 豆酢 at 2007-10-14 20:08 x
すいません。

私はファンタジーを貶めているわけではありません。
私はファンタジーもホラーも大好物の人間ですので(^^ゞ、本来この作品は大好きな領域なんです。
少し誤解を招く表現でしたので、追記を施しました。誤解されたままだと私も哀しいので、よろしければご一読ください。
Commented by kenko at 2007-10-14 22:14 x
こんばんは!Cnoteのkenkoです。
かえるさんちにゆっくりお邪魔しようしようと思いつつ、
気がついたらものすごく間が空いちゃってました。

デルトロは子供時代「リボンの騎士」なんかも観てたらしくて
やっぱり少女が冒険する系のお話がもともと好きみたいです(笑)

>表裏一体の二重構造であることを丸ごと受け止めて

そう!幼い少女の悲しい現実は本当につらく哀しいけれど
だからこそオフェリアの幻想の世界は金色に輝いて
なんともいえない幸福感に満ちていたのだと思います。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-15 00:27
ぺろんぱ さん♪
そうですね。どちら側にも闘いがありました。
メルセデスって、母親代わりみたいな役割を果たしていたのかなと思いましたが、なるほどそれは、ラビリンスでオフェリア自身が闘士だからこそ、そこに共鳴して彼女と絆が育まれたのかもしれませんね。

いえいえ、私は全然この監督には詳しくありませんー。でも、「ミミック」「ブレイド2」「ヘルボーイ」は観てました。基本的には好みのジャンルじゃないのに、デルトロのテイスト・世界観は好きなんですよね。
私もこの後に同じ内戦が背景の『デビルズ・バックボーン』を観ましたよ!私もホラーは好まないんですけど、これはやはり普通のホラーと違いましたよん。残酷な描写、血生臭い描写はあるんですけど、ユウレイものとしての怖さはほとんどなかったです。個性派です。ぜひ試してみてくださいー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-15 00:31
ゆるり さん♪
魅せられましたよねぇ。
迷宮は空間的にはさほど迷宮的なものでもなかったんですが、精神面と絡ませた深遠なラビリンスが圧倒的でした。ダークでおどろおどろしいだけど、こだわりの映像美を感じますよねー。
「ミミック」は怖くておもしろかったですよー。巨大昆虫が襲ってくるお話なんて、そんなにはまれないかと思いきや、リアルな動きに釘付けになった記憶が。
巨大昆虫は小さい昆虫ほどに生理的なキモチ悪さはなかったような気もしますー。(別の気持ち悪さはあるけど)
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-15 00:35
豆酢 さん♪
こちらこそ、ごめんなさい。
誤解を招くような書き方をしてしまいまして・・・。
豆酢さんの一言にはちょっと引っかかったものの、それにこだわったわけでもないし、その言葉が豆酢さんの深い見解の主要部分だとは思っていなかったですよ。その一言を借りて、ついでに常々思っていたことを書き立ててしまった感じです。豆酢さん宛の意見ではないんですよ、全然。
ファンタジーは素晴らしいですよねー。その思いはしかと伝わってきましたですよ。
追記、ありがとうございました!
豆酢さんの"ゴヤやボッシュの絵画からの引用"というのもホントになるほどと思いました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-15 00:36
kenko さん♪
こちらこそ、デスプルーフとかジャンゴとか、ちょっと共鳴したい作品もあったんですが、ついタイミングを逃して、ご無沙汰しちゃいましたー。kenkoさんのお好きなものの中である種のものにはとても共感度が高い私ですー。
そうそう、監督がイヴァナちゃんにナウシカ本を贈ったというお話も興味深かったですー。おお、「リボンの騎士」まで見ていたなんて素晴らしい。そうか、ホントに彼は、単なる素材の一つじゃなくて、少女主人公の冒険ファンタジーが好きなのですね。それは嬉しいなー。

哀しさも幸福感も両方ですよね!皆さんのレビューをちらちらと拝見したところ、彼女は幸せだったのか否かみたいな書き方をしている方が多かったんですが、私としては、どっちかっていうんじゃないんだよーって感じでした。輝けるラストなりー。
Commented by kimion20002000 at 2007-10-15 02:06 x
TBありがとう。この監督には、中世的な共同体の中でのアニミズムへの傾斜が感じられます。そのあたり、日本のアニメファンであることも、影響しているのかもしれません。
Commented by 哀生龍 at 2007-10-15 06:23 x
>多くの子ども向けファンタジーとは一線を画す
そう言えば昔から「おとぎ話」「昔話」は、元々残酷なものが多かったなぁ~と、見ながら思ってしまいました。
最近は大人の配慮なのか何なのか分かりませんが、(昔からの作品にも手を加えて)ハッピーエンドにするものが多いような気がします。
でも、現実と表裏一体の世界は、単なる“現実とは反対でハッピーな世界”ではないんですよね。
だからこそ、子供たちにもこんなファンタジーの世界もあることを見てもらいたいなぁ~(この作品はそのまま見せられないけれど 笑)
Commented by kazupon at 2007-10-15 08:05 x
かえるさん

ほんと、書かれているように、あの現実を執拗に辛く描写する
~そこから逃げたいという感覚とファンタジーの要素を上手くからめて
いたと思います。自分はオフェリアの観ていたものはある意味現実
だったと思って観ていた派なんですが^^
デルトロ監督、ハリウッドに消費されないでこのままでいてくれたら
もっと面白い映画撮りそうだな~と期待しております。
Commented by 風情♪ at 2007-10-15 14:54 x
こんにちは♪

牧神パンってぇと「真夏の夜の夢」なんかに出てくるような
愛嬌ある…「ナルニア国」のタムナスさんみたいなイメージ
なんですが、本作でのパンの造型はどちらかと言えば怖い
感じで新鮮味もあって素晴らしかったです。
ファンタジーというフィルターを通して徹底した戦争ドラマ(「ナル
ニア国」も背景に戦争があったけれどこっちはファンタジー色が
かなり濃かったですからね。)を見るのも初めてのように思えた
んでクリーチャー以上に素晴らしく思えました♪ (゚▽゚)v

Commented by となひょう at 2007-10-15 20:35 x
かえるさん、こにゃにゃちわー
TB&コメントありがとうございました。
『サルバドールの朝』に頂いたコメントを読んだ時から、かえるさんのレビューを読む瞬間を待ちわびておりまして~。
期待通りだったようで何よりでしたー
そう言えば、期待外れだと書いているブロガーさんにはお目にかかっていないかも。予想とは違うけど魅せられたといったご意見が多いような気がしています。
ラストも、辛いと捉える目線もあると思いますけど。とにかく印象的で余韻が覚めない清々しいものと思えた私です。ラストは涙が頬を伝いましたが、悲しい涙というよりも幸せそうなオフェリアに安堵を覚えた涙といった感じでした。
色々な方のレビューを拝見する度に、もう1度見たいなぁと思ってしまいます。劇場には足を運べないと思うけど、DVDは購入しようかしらん♪
Commented by yanks at 2007-10-15 20:54 x
こんにちは!訪問ありがとうございました。
そうそう、やっぱり僕も「ナナフシじゃん!」って思いました。クリーチャーyくできていましたね。でもあのカエルがいつ舌を伸ばすのか!?という部分にはハラハラしましたw。
Commented by acine at 2007-10-15 23:14
かえるさん こんばんは! TB&コメありがとうございました。
私はファンタジーってどうも苦手なんですが、こういうファンタジーもあったのか!?と目からウロコでした。
本当に独創性溢れる切り口でしたね。ハリウッド映画じゃありえん!と
思えるような展開。
見てるこっちも、ナイフでグサグサ心をえぐられるような気がして、
決して後味がいいわけじゃないんだけど、あとからも何故かジワジワくるんですよね~。
ラテンものって独特の暗さ、残酷さがありますね。
”サルバドールの朝”も私も絶対見よう!と思っています。楽しみ!
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-16 00:06
kimion さん♪
"中世的な共同体の中でのアニミズム"ですかー。
わかるようなわからないような。(笑) でも、とにかく、宮崎アニメ系のアニミズムが感じられましたね。そのへんのところがとても興味深いです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-16 00:08
哀生龍 さん♪
童話も昔話も残酷なものが多いんですよね。
でもそう、最近は昔話の絵本の残酷な描写がカットされていたりするみたいですよね。カチカチ山がハッピーエンドだったのがショックでした。おどろおどろしい存在であるはずのカッパなんかもカワイイ生き物として映画に登場していたり。みんなが仲良く暮らしましたなんて幻想に過ぎません。(笑) まぁ、子どもに悪影響を及ぼさないようにという配慮なんだろうけど、きれいごとで塗り固めすぎるのもどうかと思いますよねー。トラウマになっては困るけれど、単純構造のハッピーエンディングなお話ばかりじゃいかんです。なんてことを考えてしまう、多角的に味わい深い作品でしたねー。これは描写が強烈なので子どもは観ない方がいいとは思うけれど、こういう深みを見習って子ども向け作品のファンタジーもつくられてほしいー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-16 00:13
kazupon さん♪
ファシズムのもとから生まれたファンタジー。
構成、その展開、そこにあるテーマ、お見事でしたよね。
もちろん私も、ラビリンス世界は現実のものと思って観ていました。途中から、ひょっとしてコレは・・・と思っても、だから冷めちゃうということはなく、オフェリアの試練をハラハラしながら見つめ続けてしまいました。エンディングを迎えてもなお、ある意味現実というのは変わらないかも。
ホント、ハリウッドに消費されないでほしいというのに賛成です。ヘルボーイ2もいいですけど、作家性をびしばし発揮してのスペイン語作品も撮り続けてほしいなぁ。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-16 00:13
風情 さん♪
牧神パンは、本来タムナスさん系なんですかー。
ここのパンはいくらかの愛嬌も感じられましたけど、それ以上にすごく不気味で怖いやつでしたよねー。そんな個性がたまらなくいいんですけどね。
ナルニアもそういえば戦争が背景だったんですっけ。子ども向けだから仕方ないけど、あちらはそういうテーマの深みは全然感じられなかったですよね。
本当におそらく初めて観るような新鮮な切り口のものでしたよね。ファシズム、圧政に抗うゲリラのハードな戦いを見据えて、ファンタジーが生まれるなんて素晴らしいです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-16 00:20
となひょう さん♪
ぐらっしあす。これはもう楽しみにしていたので、ちゃんと1週目に観に行きましたよー。(でも、レディースデー。でも、すぐにはレヴューが書けない私。)
『サルバドール』もわたし的にはよかったし、先月のスペインラテンアメリカ映画祭も充実していたし、アルモドバルの『ボルベール』もあったし、スペインな映画が今年は絶好調ですわー。
そうそう、本作はすこぶる評判がいいみたいですね。私もイマイチだったという感想は見かけていないし、逆に今年のベストなんていう言葉はちらほら見かけました。アカデミー賞で話題になったとはいえ、スペイン語作品がこんなに話題で大評判なのは何だか嬉しいですー。
ラストはそう、その悲劇で後味がよくなかったという感想の方もいたみたいですけど、私としては、悲壮感と幸福感のせめぎ合いこそが大きな感銘でした。単純ハッピーでもなくバッドエンドでもなく。オフェリアの生そのものに対しては可哀想という思いもあったし、でも王国へ帰った彼女の姿に嬉しくなったのも本当だし。とにかく深く余韻の残るラストでしたねー。いくらでも解釈できるところが魅力でまた観たくなりますよね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-16 00:26
yanks さん♪
あの妖精さん、最初はナナフシなルックスでしたよねー。西洋の妖精さんといえば、もっと明るく可愛らしいイメージのものが普通でしたけど、虫なところが素晴らしいです。他のやつらもちょっと昆虫風味だったかもしれません。
かえる的にはでっかいカエルの登場も嬉しかったんですが、あいつは結構不気味でしたね。ホントにドキドキの連続でしたー。でも楽しいー
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-16 00:51
acine さん♪
そうなんですか。ファンタジー苦手だったんですね。
私はファンタジー大好きなんですけど、それでもやっぱりハリポタなんかはだんだん大して楽しめなくなってきています。やっぱり大人向けの味わいがほしいところなんですよね。その点では本作はブラボーでしたよねー。手につけた目から鱗。
ハリウッドじゃー絶対の絶対ありえないですよね。主人公が悪を倒す場面なんかが必ず入れられちゃうでしょうー。
ファンタジーというジャンルではいまだかつてないほどにリアルな痛みにやられましたよね。そこも肝心でした。そして、ジワジワきますよねー。ラテンってそう、情熱的でもあるんですけど、暗さもあるんですよね。アメリカン・ファンタジーにはない質感がホントによかった。
サルバドールも別の重さに打ちのめされましたけど、いい映画だったと思います。スペイン祭りー
Commented by あん at 2007-10-16 21:15 x
こんばんは。TBとコメント、ありがとうございました。
ホント、ラテンってめちゃ明るそうなんですが、暗さもありますね、結構重いし。
そこが、ハリウッド製のファンタジー映画と違うところでしたね。
この映画、好きでした。
他のデル・トロ映画も観てみたい、と思いました。
Commented by Nyaggy at 2007-10-16 22:26 x
かえるさん、こんばんは。
素敵な作品でしたね。
私の場合、見ている間は痛いのと怖いのが先にたってしまった感じなのですが…。かえるさんのレビューを拝見していて、改めて素敵な作品だったな~と思い返しました。ファンタジーっていいですよね。
案内役のパンも、その他のクリーチャー達も、不気味だけれど造詣が素晴らしかったです。あれは監督のこわだりんなんですねぇ。
『サルバドールの朝』はこれから見る予定です。こちらはまたずっしり重そうな作品ですが、楽しみです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-16 22:36
あんさん♪
ラテンはもともと大好きなのですが、やっぱりどちらかというと陽気なイメージがメインだったかもしれません。でも、この暗さもラテン特有のものなんだなぁと今さらそこに気づきました。このダークさ、質感、ホントに魅力的でしたねー。
デルトロっちの他の作品も気になりますよねー。私は背景が共通の「デビルズ・バクボーン」をすぐさま借りて観てしまいました。「クロノス」も探してみますー
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-16 22:55
Nyaggy さん♪
不気味さと痛さをともないつつ、実にステキな作品でしたねー。
こんなにもリアルに容赦ない痛みを描いているとは、予想外でビックリしましたが、そこんとこも魅力になっていましたよね。
ファンタジーは素晴らしいですよね。でも、子どもの頃から、当たり前のように身近にあったものだから、それが生み出される理由やその意義なんかをしみじみ考えることってなかなかなくて、今さらながら、大きな気づきをもたらしましたー。
クリーチャーたちの怖くてミョーな造形も最高ですよねー。軍事政権下の大尉と妖精が同じ映画に登場することってなかなかないし。独創性にしびれまくりでしたー。
賛否両論という感じのサルバドールの感想も楽しみにしていますー。
Commented by 真紅 at 2007-10-17 10:47 x
かえるさま、こんにちは~。
私、これ圧倒されました。ものすごーく。
痛々しい描写はキツかったけれど、深いテーマや美術や映像の素晴らしさに感服です。
私たちにとって、ファンタジーとは一体何か、っていうのも一つのテーマですよね。
あのラストには、私も心震えました。今年のベストかも。。
TBさせていただきました!ではでは~。
Commented by シリキ at 2007-10-17 18:28 x
今日観てきました!なんか胸がいっぱいでしばらくきちんと感想書けそうにありませんが...まず思ったのが、この映画はアンチご都合主義ファンタジー映画なのではないかなあと。魔法の力ではどうすることもできない現実の厳しさがこれでもかと描かれていて、ラストの感動への力強い訴求力になっているのではと。

ホラーが苦手なのでこの監督の作品ひとつもみてないのですが、この作品はホラー風味ではあるけれども「タイドランド」よりももっとストレートに人間の自由とか尊厳とかの大切さを訴えたいという監督の想いが強く伝わってきました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-17 23:26
真紅 さん♪
感服でしたね。エクセレントな作品。
撮影賞、美術賞をとっていたので、映像面はすこぶる期待していましたが、期待に違わぬ独創性、美しさが極められていて、その上、その画が一人歩きしていなくて、ストーリー、テーマと絡み合ってこその素晴らしさでした。痛さも目をそらさずに徹底して描写してくれるところがいいですし。
今年はちょっと前に観た映画で、ファンタジーの大切さを思うことがあり、ミヒャエル・エンデの言葉なんかが関連づけられたりしたんですが、そこにまたつながっていって、個人的にも嬉しかったです。
ラストも心震えましたよねー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-17 23:34
シリキ さん♪
ご覧になりましたかー。
胸がいっぱいになりましたよね。私もすごーく感動したものの、じっくりレビューを書くまでに時間を要しましたですよ。シリキさんもしばし心の中にとどめておいてくださいー。
そうですね。アンチご都合主義ファンタジー映画といえるかもしれませんね。主人公がひたむきにがんばれば必ずサクセスして幸せになれるーみたいな都合のよい物語がめっきり多いですから、そんな方向性がとてもいいです。少女が主人公だって何だってままならない現実っていうのは確かにあるのですから。そうそう、不安で恐ろしい現実、リアルな容赦ない痛みが描かれているから、迷宮も魅惑的だし、ラストの感動も一入なんですよね。お見事な構成です。
「タイドランド」も少女が現実の辛さから逃れるように空想・妄想世界で戯れるという点で通じるものはあるんですが、作り手が訴えたいものという部分では別物ですよね。こちらの方が広く奥深いテーマがあるかなと・・・。
私もホラーは基本的に観ないんですが、この監督のはおもしろいですよ。
Commented by moviepad at 2007-10-19 02:29 x
かえるさん、こんばんわ!

僕も『ロスト・チルドレン』好きなんですよ。
映像のイメージだけが残ってて、内容はほとんど覚えておりませんが(~~;

>現実か否か、幸か不幸か、どちらかを一つの答えとしようとは思わない。

同感です!
こういう観客個々の解釈に委ねるような終わり方って好きですね。
ラストの衝撃が強すぎて
それまでのディテールが全部吹っ飛んでしまったので
かえるさんと違って、ワタクシめ記事はちゃっちゃと書いて済ませましたが(笑)
Commented by とらねこ at 2007-10-23 00:59 x
お帰りなさいまし~。疲れていらっしゃるところ、申し訳ございません。
お返事はいつでもいいですから~!
旅行から帰って、残酷なファンタジーって気分ではないかもしれませんが。申し訳ないです。

いやあ、本当に私は舌なめずりをして楽しんでしまいました。
1シーン1シーンが珠玉に感じました。ダークファンタジー!まんせー!
>アニオタといったら、ロボロボ系のメカニカルで無機質なものを好む印象が強いけど、デル・トロ作品は自然界のものがベースだったり、神話をモチーフにしていたりするところが好きだなー
本当にそうですよね!!
あくまでも自然をベースにしている辺りは、絶対考えがあってのこと、と私も思いました。
あのまじないの、マンドラゴラが、象徴しているように。
ラビリンスの、奥に井戸があって、そこから見える月を見たのが最後になるシーンは、忘れられないです。
少しだけこのシーンは『ロード~』を思い出しました。
Commented by dankidan at 2007-10-27 15:46
初コメントです。TBありがとうございました。
ラストはやっぱりハッピーエンドだと、そう思いますよね。
デル・トロが「ハリポタ」撮ったらどうなるんだろう(「アズカバン」はオファー来てたらしいですが)と思ってしまいますね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-28 12:27
moviepad さん♪
ロスト・チルドレンはすんばらしいですよねー。
そうそう、映像のイメージが強烈でした。悪夢を見そうなほど。
ジュネ&キャロのコンビでダークな世界を作りだしていたのはキャロの方だという話でしたが、いよいよそのマルク・キャロ監督の久々の新作『Dante 01』が作られたようですね。日本公開してほしいなー。

>観客個々の解釈に委ねる

そんな映画がよいですよね。
白か黒か、どちらなのかを観客の判断に委ねるラストってのはたくさんあると思いますけど、私としては本作の醍醐味は、二者択一ではなく表裏一体感にあったのです。
途中のディテールも隅々までお見事でしたが、ラストにも最高にしびれましたですね。

こちらのレスが大変遅くなってゴメンなさいー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-28 12:53
とらねこ さん♪
ただいまですー。
さまるかんどからこれを読んだ時は、まだ帰ってないよーんと呟いたものですが(笑)、帰宅後にもう一度読むとやっぱりその初めの一言が嬉しいです♪というわけで、旅路の終盤にもこの映画のことはちょっと考えてしまいました。

舌なめずりしちゃう感じ、わかりますわ。ホント、ショットの一つ一つにゾクゾクしちゃった感じです。大尉のひげ剃り姿だとかもよかったし。大樹にウットリ。
神話から読み解くなんてこともできるようで奥深いものを感じますよね。そう、井戸もよかった。多くの物語に通じるものがたくさんあって、思いを馳せるのも楽しく。『ファウンテン』に通じるものもあったし、『サイボーグでも大丈夫』のことも思い出しました。ファンタジーの表現手法は実に多彩なんだけど、とにかくだから映画は素晴らしいんだってことを改めて感じさせてくれる逸品でしたー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-10-28 12:53
dankidan さん♪
はじめまして。コメントありがとうございますー
ラストはバッドエンディングではなかったですよね。
すなわちそれはハッピーエンドだということはできますね。
でも私にとっては、ハッピーかハッピーでないかというようなシロモノではないし、エンドでもない、映画は終わったけど物語続くのさという感じでしたー。
どっちかを選ばなくちゃいけないなら、ハッピーという解釈ですけれどね♪
デル・トロが表現するハリポタ世界というのも観てみたいですねー。
Commented by sally at 2007-11-06 20:07 x
かえるさん、お久しぶりでございます。
最近ろくに映画も観てなかったもので・・・心が枯れてました。
そんなこんなでこの映画を観たら、現実のためにファンタジーが
必要なのかなぁ、などと朦朧と思ってしまったり。
ウズベキスタンに行かれてたのですね!
後で旅行記も拝見させていただきまーす。
私も秋は旅に出たかったのに、何だかんだと行けなさそうです;;
旅に出るのも一種のファンタジーですよね。(?)
『ロスト・チルドレン』、私も大好きなんですよ!
って、私も内容あんまり覚えてなかったりするんですけど(汗)、
強烈な感覚のようなものが残ってます。
あとゴルチエの衣装可愛かったなーって。
Commented by CaeRu_noix at 2007-11-06 23:11
sally さん♪
お久しぶりです。映画、ご覧になっていなかったのですかー。
それはいけません。心に栄養をー。
なぜに人間はこんなにも作り話を愛するんだろうというのが実に不思議だったりするわけですが、本作を見て、そういった疑問の答えがおのずとわかってきた感じですよね。現実を映し出すのもファンタジー。逃避する場所でもあったりするし。やっぱり希望と生きる力を与えてくれるものであり。一言では語れないけれど、かげがえのないファンタジー!
『ロスト・チルドレン』、いいですよねー。ティム・バートンとかギリアムとか、ダーク・ファンタジーの映像世界はとにかく好きなんですが、ジュネ&キャロのはおフランスならではのアート性があって最高に好きです。衣装もよかったですよねー。
旅もそうそう、非日常を求める部分が大きいのでファンタジーなのかもしれませんー。
sally さんは次はどちらへー?
Commented by シャーロット at 2007-12-03 14:02 x
今頃こちらに。盛り下げちゃうかもしれないと思って自分からTB貼り付けにいく勇気がない私。うっ。。。見る前にあちこちからこの作品の評判を聞きすぎちゃって自分の中ではそれで見た気になっていて(笑)シネカノンではまだまだ上映してくれるのもあり、どんどん先延ばし;
おまけに本作を見た後にバクダイちゃんを見ちゃったので、私の中ではハナ・マフマルバフ監督の印象が強すぎましたです;
でもでも、現実が過酷な時にあえてファンタジーの世界を重ねていける心に私は感銘を受けてしまったのでした。逃避したとはあまり思ってないんです。それにこういう時代背景のファンタジーを描こうとした監督の視点も興味深く感じましたし。妖怪的なキャラクターは男子的で面白かったですね。ファンタジーは夢と希望と冒険の国ーっていう感じではないところに、かえって心がつかまれました。
映画は非日常体験できるし、またそれでもって現実の自分と向き合えるところがいいですよね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-04 21:59
シャーロット さん♪
んんん。ブログはおのおのの記事それぞれで成り立っているものだし、コメントも1対1のものだと思うので、盛り下がるとか下がらないとかは別にないと思うのだけど・・。その作品について自分が語らいたいか否かということにつきますよねぇぇ。
ファンタジーに対するスタンスがとにかく面白かったですよね、これは。普段そこにあるファンタジーはそれが必要とされた理由なんてあえて追求されなかったですもん。否応なしにファンタジーはそこにあるものだった。でも、ここでは、ひょっとして、オフェリアの現実が苦々しいものおだからこそ、ファンタジーが生まれたのかもしれないというアプローチなんですよね。是か非かではなくて、その方向性がとにかく素晴らしいなぁと。現実逃避だとはヒトコトでは言えませんよね。そういう側面もあるとは思うのだけど、イコールそれが全てでもなく。
私としては、ギレルモ世界は、男子特有のロボロボ世界じゃないところがよかったんですが、それは確かに、大作映画の作り手がほとんど男性であるからそういうふうに思っただけで、全く中立的な目で見たら、なるほど男子的だからおもしろいとも言えるのかも知れませんね。
Commented by minori at 2008-04-10 21:44 x
こんばんわ、かえるさん。よーーーやく見れました。そっか、かえるさんは女の子の冒険モノ好きですかー。今思い返してみたら私は男の子ものしか小さい頃は読んでなかったかも!と気付きました。それはともかく。大尉が本当に恐ろしくて、私なら目をそむければいいだけのことも彼女は目をそらすことできなかったんですもんね。と思うと切ないし、ファンタジーの必要性も感じました。考えてみればナルニアの主人公たちも疎開っこたちなんですよね。ま、あっちは本気のファンタジーですけど。
というわけでまたー。
Commented by CaeRu_noix at 2008-04-12 10:10
minori さん♪
女の子の方が俄然自分が主人公になりきりやすいので好きみたいですー。
大尉は本当に恐ろしい存在でしたよね。大人の私たちがスクリーン越しに見ても十分に怖さを感じるというのに、その場にいた少女オフェリアにはどんなに圧倒的な恐怖だったことかと・・・・。それなのに、甘えて頼りたい母親が自分の方を見てくれなくて・・・。なんとも過酷な状況だったからこそ、ファンタジーに言いようもない不思議な魅力がありました。せつないー。
ナルニアの子たちの物語は現実の出来事として描かれていたけど、作者の目線に立てば、現実が厳しいからこそ、疎開っ子たちの身の上にそんなファンタジーが舞い降りたという感じなのでしょうか。ナリニアはおなじみながら、とにかく本作の切り口はいまだかつてなくてうなりましたー
<< ロリ PageTop 10月13日の公開映画ちぇーっくなど >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Beige Shade by Sun&Moon