かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『タロットカード殺人事件』 SCOOP
2007年 11月 14日 |
すっとぼけていても上質な味わい。

死亡した新聞記者ストロンベルは世を騒がせる殺人事件の犯人の情報を掴み、ロンドンに遊びに来ていたアメリカ人学生サンドラにその真相究明するようもちかける。



ウディ・アレンのロンドン作品第2弾。スカーレット・ヨハンソンの起用は、前作に引き続いているのだけど、今回はウディ・アレン自身も出演しているコミカル系。コメディなスカちゃんを見るのはたぶん初めてじゃないかな。普段はセクシーにシリアスな役柄の多いスカちゃんが、まくしたてるように早口でしゃべって、チャキチャキと行動的ながら、どこかすっとぼけているっていう目新しいキャラクターをいきいきと演じているから楽しくなってしまう。ウディ・アレンはいつもの調子だけど、更に老いを活かして?の大部くたびれおとぼけぶりが微笑ましい。『スコルピオンの恋まじない』のように、ヒロインと恋愛関係も成り立たせちゃうのはノリきれないものがあったけど、ミューズの父さん役として、おちゃらけに徹してくれたことは好感度大。ちぐはぐコンビの妙なリズムのやり取り・かけ合いは、なかなか斬新で楽しくて、バッチリ笑えましたとも。

そして、ヒュー・ジャックマンは上流階級の英国紳士がとてもお似合い。非の打ち所のない上品なさわやかさんなんだけど、何しろ容疑者なわけだから、スカちゃん扮するサンドラ扮するジェイドと接近するたびに危険はないかとハラハラしたり、同時にただ単にヒュー様のカッコよさに惚れ惚れして、恋の展開にときめいてしまったり。おふざけコメディなのにしっかりドキドキ感もついてきた。いわゆるコメディ映画だと、全体の雰囲気がハイテンションに軽快に陽気になるものだけど、本作の場合は、小ネタでの笑いどころを盛り込みながらも、シリアスに引き締まった空気が基調になっていた感じ。演技派美形キャストと英国の上流階級×ミステリーという素材感のためだろうか。アレンは常にシリアスとコミカルのバランスや混ぜ方を模索している気がするんだけど、この混紡具合はほどよく上質に柔らか滑らかな感触がよかったな。

大体、死んじゃったジャーナリストが亡霊になってマジックショーの最中にあらわれたことがキッカケで、アカの他人の2人が共に殺人事件の真相に迫っていくなんて、ずいぶんとふざけた強引な導入だよね。でも、死んじゃった人の登場こそがアレンの映画らしいし、そんなにふざけた始まりだったから、真っ当なミステリーなんて少しも期待しなかったおかげで、明らかになった事実も案外と納得できるおもしろいものだったのだ。亡霊が言うんだから、ピーター・ライモンが犯人だと思って見ていたら、それが覆るような展開もあって、どうなることかと目が離せなかったし。近寄るキッカケになった溺れるふりが再び最後にいきてくるというのも気持ちのいい着地。同じように笑いにも伏線が張られているところ、一発ギャグ的に持ち出されるんじゃなく、場面をまたいで繋がったり何度も反復したりするネタが小気味いいんだよね。冴えてるー。
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by CaeRu_noix | 2007-11-14 01:00 | CINEMAレヴュー | Trackback(24) | Comments(12)
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タイトル : 「タロットカード殺人事件」
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タイトル : 『タロットカード殺人事件』
ウディ・アレン監督が『マッチポイント』に続き、スカーレット・ヨハンソンをヒロインに起用して描くロンドンを舞台にしたミステリー・コメディ。共演にヒュー・ジャックマン。 90年代半ばくらいから積極的に色々な女優を起用した映画を作ってきたウディ・アレン監督がスカーレッ... more
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タイトル : 『タロットカード殺人事件』'06・米・英
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Tracked from 映画、言いたい放題! at 2008-08-04 13:29
タイトル : タロットカード殺人事件
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Tracked from JoJo気分で気ままにGO! at 2008-12-22 21:44
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タイトル : タロットカード殺人事件
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Commented by kaka_o00o2 at 2007-11-14 20:37
かえる様こんにちわ
私も日曜日に観てきました。
スキップして帰りたくなるくらい、楽しい映画だったあ。
うまいですよね〜ウディおじさん。前作も好きだったけど今回は楽しい。
スカちゃんもダサかわいいし。
ウディおじさんの帽子やロープの手品ショーみてみたい!
Commented by CaeRu_noix at 2007-11-15 00:53
kakaさん♪
おお、楽しい映画でしたよねー。
大評判だったマッチポイントのように、絶讃の声は聞かれなかったので、さほど期待せずにでかけたのですが、とても楽しめてしまいました。
コメディラインのものって、シリアスドラマほどに評論家の皆さんには誉められない傾向にあるようだけど、本作もエクセレントだったと思いますー。
スカちゃんにめがねをかけさせて、コメディやらせちゃうなんてさすがですよね。『プレステージ』で見た気迫満点のマジシャンとは大違いのゆるゆるマジシャン爺キャラもサイコーでした。
Commented by 風情♪ at 2007-11-15 10:57 x
こんにちは♪

最近ウディ監督作品に飽きが来てたこともあって
ここ数本スルーしてきたんですが、本作は何か妙
に惹かれるものがあって久々に観てきたんですよ。
軽い笑いのテイストと最高で古いサスペンスコメ
ディ映画の雰囲気は最高でした♪ (゚▽゚)v
Commented by CaeRu_noix at 2007-11-16 07:09
風情さん♪
マッチポイントより前の数本は私も劇場鑑賞したり、しなかったりでした。とりあえず、DVDではあとで観ていたのだけど、イマイチゆるすぎるなーと思えるものもあったりしました。
でもでも、その後のロンドン作品は冴えている思います。クラシカルな雰囲気で、サスペンスだけど、いかにもなコメディという個性的な空気がとてもよかったですよね。
Commented by kazupon at 2007-11-16 16:20 x
かえるさん
ウディアレンの映画って主人公とアドバイザーみたいな存在の人の
関係性が結構出てくる気がしてます。
「ブロードウェイの銃弾」の戯曲を書いてしまうギャングとか、
「ぼくのニューヨークライフ」のアレンの役もそうだし。
今回はそれが二重構造になってるのが面白かったです。
スカちゃんは亡霊記者とアレンの両方あらアドバイス受けるけど
最後もあんまり感謝してないっぽい感じがアレンらしいというか(笑)
そうそう、あのまま犯人がライモンじゃないオチだとしても
不思議じゃないような気がしましたよね。
Commented by minori at 2007-11-16 18:48 x
どもーっす。
これまた一年前に見た映画ですが、ウディが意外と苦手な私がかなり楽しめたのでよく覚えています。なんといってもヒュー様がステキでした。というか彼とウディが並んでると何だか同性には見えないというか同じ人間には見えないというか。軽いテンポのコメディだけどハラハラするし、なかなか楽しくやってましたね。どこにいくのかわかってるのに聞いちゃうところが人の常。三途の川をゆくシーンも何だか日本人でも作りそうなアイディアで面白かったです。
Commented by CaeRu_noix at 2007-11-17 13:46
kazupon さん♪
おお、そうですよね。
アドバイザーな存在確かによく登場しますよね。
そして、なるほど。アドバイザーが二重になっていましたね。さすがのアレン作品って、何気ないけれど、その構成に様式美のようなものが感じられるんですよね。亡霊登場っていうのもアレンらしくってよかったです。
時に直情的に大胆で時におとぼけなスカちゃんのマイペースキャラもおもしろかったですよねー。こういうキャラクターって、なかなかないと思います。
そうそう、ドンデン返しもあり得なくない感じで、サスペンス部分も最後まで楽しめましたー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-11-17 13:46
minori さん♪
日本公開って遅いのね。
でも、なんだかんだいって、ちゃんとアレン作品は公開されるから嬉しいです。
おお、minoriちゃんはウディさん苦手だったのね。意外と楽しめてよかったです。出しゃばり過ぎちゃうとちょっと辟易しちゃうんですが、今回のイヤイヤつき合っている父さんな役回りはとてもよかったと思いますー。
わはは、確かにヒュー様とちっちゃいウディやんが同じ人間の男っていうのが不思議ですよね。そんな対比のきいたキャスティングもグッド。
三途の川って邦画にはよく出ますよね。キリスト教だと天国は出るけどその道中は描かれない。でも、ユダヤの場合は仏教に近いものがあったりするのかなって興味深いですー。ユダヤ人や日本人に似ている説もあるし。
Commented by sally at 2007-11-18 17:27 x
かえるさん、こんばんは☆
ウディ・アレンの映画では実はコミカル路線の方が好きだったりします。
本人が出演しまくってても大丈夫です(笑)
でも今回みたいにヒロインの父親ポジションって、珍しい気がします。
あの導入部のせいで、真っ当なミステリーとは思えなくなりますよね(笑)
逆にそのせいで肩の力を抜いて楽しめた気がします。
アレンの映画って、コメディであってもどこか古典的な作品に通じるものをいつも感じてしまいます。タイトルバックのレトロな感じも好きですー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-11-19 23:45
sally さん♪
コミカル路線もいいですよねー。
マッチポイントやインテリアは素晴らしいと思うんですが、好き度でいうと、私も笑えるテイストの作品の方が高いかな。でも、あんまり出しゃばり過ぎてほしくはないんです。(笑)『ギター弾きの恋』みたいな登場の仕方はグッドでした。そして、今回はいっぱい出ていたけど、あくまでも父役でスカ嬢とからむという絶妙な役回りだったのでOKでしたー。
私は初めから、まともなミステリーを期待していなかったので、思いの外筋書きがちゃんとしているなぁとそちらも楽しめました。本格ミステリーを期待する人には、亡霊ネタはゆるせないものでしょうかね?
私たちは楽しめてよかったですね。こんなにふざけた話なのに、クラシカルな雰囲気なのがいいですよねー。センスよし。
Commented by kenko at 2008-01-12 17:49 x
かえるさん、こんばんは!

こちらの映画、うちの方では昨年末くらいにやってて
今頃感想をUPしたのでお邪魔しました。
単館系の映画ってどうしてもこんな感じのタイミングになってしまいますが、どうかご勘弁くださいませ。

ウッディアレンの映画にはそんなに詳しくないんですけども
この作品のちゃきちゃきしたスカちゃんはほんと新鮮で可愛かったです。なんかアレン目線で観てしまいました。
他の映画だったら「えぇーすっげぇフツー」とつい文句を言ってしまいそうなオチもなぜか全然不満じゃなく。
むしろテンションが上がって、観賞後すっかり上機嫌で忘年会に向かうことができました(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-13 01:52
kenko さん♪
ちゃきちゃきスカちゃんよかったですよねー。
いつものシリアス・セクシー路線とは大違いのコミカル・キャラはこんなに板についてしまうとはー。アレンの発想とセンスに脱帽。気に入った女子の魅力を最大限に引き出すさすがなジイさんです。スカちゃんにクラクラしちゃっているはずのウディなのに、カメラの前ではすっとぼけて父さん役に徹していたのがこれまたほほえましくてー。私もしばしばアレン目線でスカちゃんを眺めてしまったかも。
ミステリーそのもののの種明かしは初歩的なものでしたが、小ネタの彩りによって、それも面白く観られちゃいました。車線なオチはナイスだったなー。
上機嫌で忘年会へ向かえて何よりでしたー。
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