かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ある愛の風景』 BRODRE
2007年 12月 10日 |
心揺さぶる危うさの向こうの確かなる愛の物語。

刑務所帰りのヤニックの兄の軍人ミカエルは、アフガニスタンへ派遣された。



『アフター・ウエディング』の公開に合わせて、スサンネ・ビア監督の2004年の前作も配給してくれてありがとう。何しろ、ハリウッド・リメイクも進行している本作だけに、題材は興味深く、テーマは普遍的で色あせないものなのだ。3年前の作品で、国連軍のアフガン派兵という要素が取り入れられたことに特別な意識を感じることもできるし、別の視点から、まず本作があって、『アフター・ウエディング』が生み出されたのだということもよくわかる。

デンマーク映画だから、こんな邦題をつけたのだろうか。原題/英語題は、BRODRE/BROTHERS。ハリウッド版は、トビー・マグワイアとジェイク・ギレンホールが兄弟に扮するらしく、雰囲気の似ている二人が兄弟役というのはナイス・キャスティングともいえるのかもしれないけれど、性格や生き方が正反対の2人っていう設定の面白さをむしろ損なっている気もするなぁ・・・。そして、妻役がナタポーだなんて、それはちょっと若すぎて、説得力に欠けるなぁと思ってしまう。本オリジナルの一番の感動どころは、妻サラが見せるしなやかな強さだったのだけど、それはコニー・ニールセンの世代の妻/母だからこそ、しっくりと心に響いたのだと思うのだよね。

リメイク版の監督は、ジム・シェリダン。思うに、本作のミカエルとサラ夫婦の家族の状況は、2人の娘がいたりして、何だかちょっと 『イン・アメリカ』に似ている要素もあるね。あの役者志望のパパの行動にはどうも不可解な部分があったけど、今度のパパは過酷な体験をしたという原因理由があるから、父が荒れる様にも納得できるのかな。人間ドラマとしては、どうしてもオリジナルを越えられないだろうと思えるのだけど、リメイク版は、戦禍のアフガニスタンの描写がよりリアルで迫力のあるものになるに違いない。ベニオフ脚本の工夫にも期待しつつ。

というのは、本作のデンマークパートの人間模様の緊張感あふれる素晴らしさに比べると、個人的には、アフガンパートにあまりリアリティを感じられなかったのだよね。アフガンのリアルを私は知っているのかと問われたら、もちろん否、なのだけど・・・。地上戦で負傷というならともかく、国連軍の機体が撃墜されるってどういうこと?撃ち落として捕虜にした奴らが何者なのか、鑑賞時にはよくわからなかったんだけど、いくつかのサイトの映画紹介文のあらすじを読むと、奴らはどうやら、アルカイダらしい・・。そうなの?国連軍は、遺体の確認もせずに、死亡扱いにするのが普通なの?捕虜にしてそのまんまなの?撮影してネットで流して、取引材料にしたりしないのだね。なのに、そんなふうにもったいぶった扱いをするのかな。なんて、いくつかの違和感を抱き、『チェチェン・ウォー』 の捕虜描写などに比べたりしてしまい、その修羅場状況はやや冷静に眺めてしまった。

それでも、2004年にヨーロッパの女性監督が、アフガンに派遣された軍人を主人公にして、問題提起をしたことは、意味のあることだと思う。そして、アフガン描写は大目に見られるほどに、デンマークの一家に降りかかる事態とその展開は、リアリティに満ちた、繊細かつ力強い圧倒的なものだった。例によって、ともすればメロドラマ的な物語を、きめ細やかに描写し、息を飲んでドラマにのめり込ませてくれる確かな手腕をもつ監督の仕事ぶりであった。

かつて、厄介者であったはずの弟ヤニックが、理想的な夫であり、父であり、自慢の息子であった兄ミカエルの不在によって、兄に取って代わるかのように、家族の信頼を得ていくという筋書きが、皮肉ながらも絶妙なおもしろさ。人間の関係性とは確かにそういうバランスの上に成り立っているのかもしれないね。ヤニックが周囲に頼りにされて立場を高めていく様が嬉しいのだけど、ミカエルの生存を知っている観客としては、複雑な心境。サラの心情描写もリアルで、流されて深い入りしかねないヤニックとサラの関係からも目が離せないのだった。

そして、家族が喪失の悲しみから立ち直りつつあった時に、ボロボロに傷ついた男が帰還するとは・・・。何よりも喜ばしいはずの生存なのに、それが平穏な生活をかき乱し、新たなる悲劇をもたらすなんてやるせない。サラの波風の立つ心情、そんな時はどうすべきだろうという大いなる葛藤に心とらわれてしまうのだった。何しろ、夫の人が変わってしまった原因理由もわからないのだから、受け止めて歩み寄ることが難しい。どんな正当な事情があるにせよ、暴力で子ども達をも脅かす男からは逃避したくなってしまうものだろう。壊れてしまっても仕方ないと思う。だから、激しい葛藤の末の、サラの決断には大いに感銘を受けるのだった。なかなかできることじゃないけれど、そのしなやかな強さ、包み込む寛容の心に、深い慈しみ、愛と絆に心うたれるばかり。
善悪じゃないんだよね。
.
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by CaeRu_noix | 2007-12-10 22:17 | CINEMAレヴュー | Trackback(18) | Comments(18)
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Tracked from 映画の話でコーヒーブレイク at 2010-07-08 23:07
タイトル : ある愛の風景
いよいよ金曜日、{/m_0025/}決勝リーグ進出をかけた大事な試合の対戦相手がデンマー〜ク! だからという訳ではないのですが、今回取り上げるのはデンマーク映画です。 私にはあまり馴染みの無かったデンマーク映画。 記憶に残るのは「幸せになるためのイタリア語講座」くらいです。 イタリア語クラスで出会った人たちが、悩みを乗り越えてゆくストーリーに、私も幸せな気持になれました。 今回デンマーク映画でググッてみたら「ダンサー・イン・ザ・ダーク」もデンマーク映画だったんですね{/face_sup/} メチャク...... more
Commented by 八ちゃん at 2007-12-11 00:16 x
今日(10日)に観てまいりました。いやぁ、これもなかなか面白かったです。なんか中身の濃い映画でした。それでいてうまく」まとまっているなぁと。
これ、もしかしたら反戦映画なのか~?と思ってしまったところです。
Commented by とらねこ at 2007-12-11 04:39 x
かえるさん、おはようございます。
かえるさんは、この捕虜にされた辺りの描写は、リアルでないと思われたのですね~。確かに、国連軍が撃墜されて、捕虜にされたらそれこそもっと激しい騒ぎになりそうだし、それに捕まえた方も、捕虜の扱いもぞんざいで、牢も簡単に打ち破られそうでしたもんね~。
人間ドラマとしてその辺りは大目に見るというか、テロの描写が主と思わなかったので言及する気になれませんでした~。
「テロだったらこういうことも起こりうる」という3年前の時点での想像力から成るものであって、リアリティがその描写に欠けているために物語の精彩まで欠くとは思わなかったりしました~☆
Commented by 哀生龍 at 2007-12-11 12:50 x
>それはちょっと若すぎて、説得力に欠けるなぁと思ってしまう
某掲示板で、リメイクについて「キャストが若過ぎるのが気になる」というニュアンスのコメントを書いた事があるのですが、妻に限らず、ある程度の大人たちで無いと説得力に欠けますよね。

>アフガンパートにあまりリアリティを感じられなかったのだよね
DVDで最初に見たときは、捕虜になってなんて過酷な状況に置かれたんだと思ったのですが、改めて見ると“あのシーン”以外はあまり緊迫感が無かったように見えてしまいました。
2回目だったからなのか、日本語字幕でしっかり内容が分かったからなのか・・・
というより、デンマークパートがとても濃く描かれていたからかも知れませんね!
Commented by シャーロット at 2007-12-11 21:29 x
こんばんは。
リメイク版、気になりますね。そっちはやはりアメリカの家族っていう設定なんでしょうかね??うーん、かなりアフガンパートは緊張感を生むような・・・。それにしてもハリウッドがリメイクするって、まさに本当の事をリアルに描かないとかえって誤解も生みそうな気もしないでもないです;

なんだか一つ一つデリケートな心理描写にまるで自分を感じながらうなずきながら見てたような感じです;
アフターウエディングもまた見直したくなりました。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-12 01:23
八ちゃん♪
おお、見たてほやほやーんですね。
面白くて見ごたえありましたよねー。
感じること、思うこと、考えることがたくさんあふれてしまう盛りだくさんな濃い映画でした。
反戦映画という区分ではないとは思うけど、平和を願う思いは込められていると思います。人間性が変わってしまうような過酷なことが起こる世界であってはいけないと。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-12 01:29
とらねこ さん♪
そうなんです。アフガニスタンの紛争地の場面は私にとってはリアリティにかけ、とってつけたような空々しさがちいとありました。国連軍を撃墜しちゃうテログループって??!平和維持軍だとかアフガニスタンという固有名詞を使う以上はもうちょっと真実味を持たせてほしかった気がするのですが、それは私の偏見かなぁぁ。去年観た『セプテンバー・テープ』とか『グアンタナモ』のアフガン描写のイメージにとらわれすぎなのかなぁ。911以後のそのへんが舞台の作品は結構観ているので、イメージが凝り固まりすぎなんす。
でも、そうなの。しっくりはこなかったけど、それはそれでいいやと思えるほどに、デンマークの兄弟、夫婦、家族のドラマが味わい深い秀逸なものでした!人間ドラマの題材として、今日的なものを使ったに過ぎないんですよね。デンマーク人として、この時世に起こりうることを描いたのですよね。OKです。
テロという言葉もあまり使いたくはなく・・
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-12 01:38
哀生龍 さん♪
ハリウッド映画にはあまり興味のない私なので、映画を観る前はキャスティングのことなんてちいとも気にしてなかったんですよ。ジェイクとトビーが兄弟なんてバッチリじゃんくらいに思ってました。(笑) がしかし、いざ、このオリジナル作品を観てみると、そんな若造どもじゃダメダー思わずにはいられないですよねー。
私はエンタメ・アクションものはあんまり観ないんですが、現実の戦争を描いた映画はあれこれ観る方なので、知らず知らずのうちに捕虜の場面なんかに多くを求め過ぎてしまったのかもしれません。あのシーン?にもちょっと嘘っぽさを感じてしまったんですよね。極限状態のわりに緊迫感は少な目だったかも・・・。なので、せっかくの兄の苦悩に心寄り添いきれなかったのは残念ですが、主に弟、妻サイドの視点で味わい楽しむことができましたー。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-12 01:41
シャーロット さん♪
普段はあまりハリウッド・リメイクのことは気にならないんですが、これはちょっと気になってしまいました。
もちろんアメリカの家族でしょうね。フランス人にはなれないでしょう。w
でも、その方がよりおもしろいかもしれません。国連軍じゃなくて、米兵に設定がかえられて、アフガンでもイラクでも、より問題提起の要素が強まるかも。
とにかく、ジム・シェリダン監督ということはわりと硬派にいくのかもしれないですよね。でも、ハリウッドだから、妻が弟と一線を越えちゃうかもしれないし・・・。
こんな出来事はそうそうに起こらないのに、またしてもリアルな心の動きにしかとハマってしまいましたよねー。
『アフターウエディング』は夜に観に行ってくださーい?
Commented by yanks at 2007-12-13 08:00 x
おはようございますw。
訪問ありがとうございました。
僕も記事にしようかどうか躊躇した部分に、ヘリが撃墜されるところがありましたw。あの爆発でよく生きていたなぁ...というのが率直な感想。後でミカエルにピーターを教唆殺人に持っていく部分も、不思議過ぎたのですが、物語的には理想的な展開だったので、あんまり突っ込みませんでした(w)。次はハル・ベリー主演の映画も観てみたいです。

Commented by margot2005 at 2007-12-13 21:21
ゔぉんそわでございます!
ナタリーがサラ役はどうも??で同感でございます。
コニー・ニールセンが演じてこそサラは素敵だったんですがね??
弟ヤニックがどんどん良い人になり、家庭的になっていく。反対に自慢の息子のミカエルがどんどん凶暴になっていく、この二人がまるで入れ替わったように描かれる様はナイスでしたわ。
アフガニスタンで撃沈されたヘリコプターから辛くも脱出し、助かったというのも非現実的ですが、映画なので許してしまいましたわ。
とにかく3人の演技が素晴らしかった作品です。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-14 07:47
yanks さん♪
そうですよねー。ミカエルが死なないことはあらかじめ知っていたので、展開そのものは違和感なく見てしまったのですが、あんなふうに撃墜されたら普通は死んでるでしょーってば・・・。命は取り留めたとしてもすぐに手当が必要なほどに重傷をおうでしょうね。私も教唆殺人への運びもイマヒトツ自然さが足りなかった気がしました。でもでも、そう、その後のドラマのおもしろさのため、ここには目をつぶりますです。
監督の次なるハリウッド作品も楽しみですねー。ベニチオつかっちゃうなんて♪
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-14 22:27
margot さん♪
ナタポーはステキな女優さんですけど、まだまだ恋する女役なんかで充分ですよね。妻・母の大らかなな愛を体現してくれるとは思えないですよね・・・。ヨーロッパの映画は主人公の年齢が高めなことが多いけど、ハリウッドや日本、東アジアは若い女優こそが人気のポイントと思っているらしく・・・。
原題の「兄弟」も大いなる見どころでしたよね。2人のキャラクターや役割、まわりの人たちとの関係性の変化がとてもおもしろくて、うまい脚本だなーと思うことしきりでした。なのでアフガンの描写は大目に見ますー。
Commented by りゃんひさ at 2007-12-14 23:07 x
TBありがとうございました。
ハリウッドリメイクは若干年齢が若いような気がしますね。
さてさて、原題の"Brother"、罪を犯した弟と兄が、同じような境遇というか心境に陥っていくあたりを巧みに表現しているのかもしれませんね。罪の重い軽いはあるにせよ。
その意味では『ウディ・アレンの重罪と軽罪』に通じるような気がしないでもないですが。。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-15 08:53
りゃんひさ さん♪
コメントありがとうございます。
そうなんです。演技力という点では申し分ないんですが、年齢を思うと少し残念なキャスティングです。年齢に見合うような脚本の工夫があれるのでしょうかね?
そうですね。序盤、犯罪をおかした弟に、被害者にわびろと諭す兄の姿が印象的だったのですが、それが伏線となるように、兄の背負った罪が重くのしかかるという展開が絶妙でした。その対照性は見どころでした。
公に罪を償える方が楽なのかもしれませんね。
なるほど、『ウディ・アレンの重罪と軽罪』ですかー。
Commented by となひょう at 2007-12-17 20:19 x
かえるさん、私も観て来ましたー
私は、この映画を見た後にハリウッド・リメイクのニュースを知ったんですね。3人が好きじゃないという訳ではなくて、余りにも若い設定になってしまうようでビックリしてしまいました。
ヒリヒリできるんでしょーか、できなくてもそれなりにまとまっているんでしょうーか。
ちょっと気になりますよね。

そして、嗚呼『アフターウェディング』を観なかったことをちょっと後悔しています。DVD化したら、チェックしてみますね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-18 09:29
となひょう さん♪
この監督の旧作2作がハリウッド・リメイクされるんですよね。
本作のハリウッド版のキャスティング、このオリジナルを観た後では、どうしても俳優の年齢が若いよなーって思ってしまいますよね。
その監督、俳優の名前を観る限りでは、見ごたえのある映画になりそうな期待はできますが、どうしても私はオリジナルと比べちゃうんだろうなと思います。
本作は女性監督らしい細やかな心情描写や空気感が魅力なわけですか、ハリウッド版は方向性を変えて、紛争地の迫力ある映像などに力を注いで、製作費がビッグならではのパワフルな作品にしてほしいかも。
『アフターウェディング』のテーマも一筋縄ではいかなくて、見ごたえありますよ。是非いつかご覧くださいまし。
Commented by 真紅 at 2008-01-14 17:04 x
かえるさま、こんにちは~。
リメイク、私も同感です。ミカエル役の俳優さんがロビン・ウィリアムズに見えて、トビーではどうも若過ぎる・・・。
ジェイクと双子の兄弟って設定になってたりして(笑)。
ナタリーも子持ちの妻に見えないですよね。
アフガン・パートは私もちょっと唐突感、というか、えっ、こんな描き方して大丈夫?と感じました。
でも、考えさせられるいい映画だと思いました。『アフター~』も続けて観たので、また来ますね。
ではでは!
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-15 00:38
真紅 さん♪
わはは、確かに、ロビン・ウィリアムズに似てました。
そう、こちらの兄弟は全然似ていないのに、なんでリメイク版はそんなにそっくりな2人をキャスティングしちゃったんでしょう。
双子という設定でもいけそうですよねー。
ジェイクは変わり者役は似合うけど、ワイルドタイプって感じでもないから、ムショ帰りの荒くれ弟というのもちょっと違うなーと・・・。
と不安材料は多いけれど、脚本と演出と彼らの演技力で見ごたえのあるものになるでしょうかねー。
アフガンパートは個人的には、のめり込み度が浅かったんですが、デンマークでのそれぞれの葛藤には心掴まれましたー。
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