かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『やわらかい手』 IRINA PALM
2007年 12月 17日 |
愛の手だから、やわらかーい。

ロンドン郊外に住む未亡人のマギーは、重病の孫が手術を受けるための海外渡航費用を工面したいと仕事を探す。



マリアンヌ・フェイスフルのことはほとんど知らなかったのだけど、かつてはミック・ジャガーと浮き名を流していて、ルパン三世の不二子ちゃんのモデルでもあったとか。そんな小悪魔セクシー女の面影は今はなく、でも孫にとってはいいおばあちゃんなんだろうなぁと思わせる優しげであたたかな地味な雰囲気の女性として登場する。もはやセクシーにはほど遠くなった年老いた女性だというのに、生まれ持った滑らかなやわらかーい手を武器に「セクシー・ワールド」で接客業を始めることになっちゃうのだから面白い。

日本のものがモデルだという秘密の小部屋。これは、あまりにもあまりにも味気ないシステムじゃないかと思うんだけどなぁ。そんなに格安価格なんだろうか。対面するのはむしろ恥ずかしいというシャイな男たちにも都合がいいのかな。でも、この姿勢はちょっと辛くはないかな。体型、身長は人ぞれぞれなのに、穴の位置は同じでいいのかなー。何だか無理があるような気がしてしまう私なんだけど、周囲の男性はその都度大ウケ。"手コ×"という字幕やら、壁の向こうのお客のあえぎ声やらに大爆笑。男性の皆さんにはより実感のある?面白さなのかも。そんな私もサラリと「ペ×ス肘」と言っちゃうところなんかは笑えちゃった。

その小部屋空間では、思ったほどにドラマが生まれなかったことは少し残念。といっても、それは入念に映しようのないものなんだからまぁ仕方ない。同じ風俗店でも、『パリ、テキサス』ののぞき部屋のようなビジュアルによる映画的魅力をうむことは難しいセクションだもんね。そのものを映し出すことなく、触感を表現するのはやっぱり無理かもしれないね。結局のところ、その手の素晴らしさは、客のあえぎ声やら、終わった後の満足そうな顔やら、長蛇の列によって伝えられる。とりわけ、店のオーナーが自らその人気の秘密を試してみる場面は愉快だったな。ミキ・マノイロヴィッチの起用はナイスだよね。

この経験を通じて、マギーに変化が見られるのがほほえましいの。最初は戸惑い嫌悪しながら始めた仕事だったのに、しまいには意地悪な気取ったご婦人たちの前で、毅然とした態度をとるマギーの姿が痛快。風俗店が良いか悪いかはさておき、需要があるから成り立っているわけだし、そういう場所で稼ぐことが精一杯の人たちだっている。誇らしい職業、恥ずかしい職業なんて線引きをするのは馬鹿らしい。男達にヒトトキの幸福を与えて続けて、その結果、愛する孫の命を救うなんて、めちゃめちゃカッコイイ女。

そんなマギーの姿に胸が熱くなるのだけど、ヒトキワ感動しちゃったのは、母の仕事を知って息子が激怒した後に、息子の妻がマギーを擁護したこと。それまでは、なんて感じの悪い嫁なのかしらって思っていたから、その彼女が一転、単純に夫の肩を持って非難したりせずに、母親という立場でマギーの行為を認めて、感謝の意を示したことには、無性に嬉しくなってしまった。あまり仲良さそうには見えなかった嫁姑が、こんな局面で歩み寄るというのは何とも心憎い筋書きじゃない。

そんなわけで、地味ながらもユーモアに満ちたハートウォーミングなドラマだった。イギリス映画ではわりとおなじみのタイプかな。悲哀と紙一重のブラックでシニカルな笑いがあってこそ、見い出された温かいものがじんわりと心に沁みてくる。マイク・リー作品なんかに通じるようなテイスト、テーマ性といえるかもしれない。やわらかなものはモラルの向こう側にあるのだ。
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by CaeRu_noix | 2007-12-17 20:50 | CINEMAレヴュー | Trackback(25) | Comments(20)
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□作品オフィシャルサイト 「やわらかい手」□監督 サム・ガルバルスキ □原案 フィリップ・ブラスバン □脚本 マーティン・ヘロン、フィリップ・ブラスバン □キャスト マリアンヌ・フェイスフル、ミキ・マノイロヴィッチ、ケヴィン・ビショップ、シヴォーン・ヒューレット、ドルカ・グリルシュ、ジェニー・アガター、コリー・バーク、メグ・ウィン=オーウェン、スーザン・ヒッチ■鑑賞日 1月21日(月)■劇場 109CINEMAS川崎■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> この映画は殆ど予備知識を...... more
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タイトル : やわらかい手
やわらかい手Irina Palm(2007年/白・ルクセンブルク・英・独・仏/サム・ガルバルスキ監督/公式サイト) 重病の孫を救うために費用を工面しようとするマギーだが、中年主婦の彼女には借金のあてもなければ仕事...... more
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4.やわらかい手■原題:IrinaPalm■製作年・国:2006年、イギリス・フランス・ベルギー・ドイツ・ルクセンブルク■上映時間:103分■日本語字幕:石田泰子■鑑賞日:1月12日、ルシネマ(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:サム・ガルバルスキ...... more
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タイトル : 『やわらかい手』
峰不二子のモデルともなった伝説のミューズ、マリアンヌ・フェイスフル。60年代、歌手としてデビューし、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーの恋人として世界中に知られ、またその美貌で世の男性を虜にしたが、その後酒やドラッグに溺れてずっと表舞台から遠ざか...... more
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タイトル : やわらかい手
この穴から幸せが見える。どんなときも、自分のためじゃなく、愛する誰かのために。 そんな人が何よりも強く、美しい!! ロンドンの郊外。初老の女性マギー(マリアンヌ・フェイスフル)は、可愛い孫が難病、オーストラリアでの早急な手術が必要と、息子夫婦から聞かさ...... more
Tracked from 俺の明日はどっちだ at 2008-03-25 00:45
タイトル : 「やわらかい手」  Irina Palm
かつてミック・ジャガーと浮名を流していたマリアンヌ・フェイスフルの「あの胸にもういちど: The Girl on a Motorcycle 」以来40年ぶり(うひょー!)の主演作。 話そのものは病気の孫を救うためロンドンのオックスフォードサーカス近くのとある店で知られざる“才能”を開花させて窮地を脱するという、とてもわかりやすいものながら、とにもかくにも孫の身を案じる中年おばさんを演じるマリアンヌ・フェイスフルの素晴しいこと! 最初は夫に先立たれ息子の嫁ともギクシャクしているぱっとしない典型的...... more
Tracked from 日々のつぶやき at 2008-05-20 16:59
タイトル : 【やわらかい手】
監督:サム・ガルバルスキ 出演:マリアンヌ・フェイスフル、ミキ・マイノロヴィッチ 「数年前に夫を亡くし平凡な主婦だったマギーは、孫の高額な手術費用を捻出しようと金策に回るが、ローンは断られ、仕事を探すが手に職のない彼女には見つからない。 歓楽街を歩... more
Tracked from 心の栄養♪映画と英語のジ.. at 2008-09-11 00:46
タイトル : 「やわらかい手」
ロンドン郊外の小さな町。平凡な人生を送ってきた主婦のマギー(マリアンヌ・フェイスフル)。 彼女の最愛の孫が難病に苦しんでいた。ある日、6週間以内にオーストラリアで最新の 手術を受けなければ助からないとの宣告される。息子夫婦にそのための費用を工面する 余力はなく、マギーは自分が何とかしなければと金策に奔走するが上手くいかない。そんな時、 偶然目にした“ホステス募集・高給”の貼り紙に店を訪れる。そこでオーナーのミキ(ミキ・ マノイロヴィチ)から受けた”接客”の説明は、壁の穴越しに手で男をイカせるというもの...... more
Tracked from クマの巣 at 2008-10-12 18:07
タイトル : 「やわらかい手」
「やわらかい手」、DVDで観ました。 舞台はロンドン近郊。重い病気で日々弱っていく孫を前に、財産のない祖母は大きな決断に出る。それは一風変わった風俗産業へのパートタイマーになることだった。 「...... more
Tracked from サーカスな日々 at 2008-11-30 01:33
タイトル : mini review 08338「やわらかい手」★★★..
60年代の伝説の女神マリアンヌ・フェイスフルが、『あの胸にもういちど』以来39年ぶりに主演した女性讃歌。世間知らずの中年主婦が思わず飛び込んだ性風俗の世界で、人間として、そして女性として生き生きと輝く様を描く。共演は『美しき運命の傷痕』などの演技派ミキ・マノイロヴィッチや、『ロシアン・ドールズ』のケヴィン・ビショップ。“男性を手で絶頂に導く”仕事をきまじめにこなす主人公の姿が、何ともこっけいで愛らしい。[もっと詳しく] 十代の僕の「ミューズ」であったフェイスフルが、いま、また! それにしても、マ...... more
Tracked from erabu at 2009-01-14 22:43
Tracked from 茸茶の想い ∞ ~祇園精.. at 2009-01-18 18:44
タイトル : 映画「やわらかい手」
原題:Irina Palm 見事なハッピーエンドだよね、潔癖に凝り固まった人には見るに耐えないかもしれないけど~地獄の日々を過ごしてなお強く生きる彼女のことも気にかかる~ かつて美少女アイドル歌手だったのに、ミック・ジャガーとの破局後、ドラッグとアルコールに溺れ... more
Commented by シャーロット at 2007-12-19 21:11 x
こんばんは。
そんなにやわらかいんだ~と、マギーの手を触ってみたくなりました;
こんなシステムのものが日本発だなんて驚きましたです。でもなんとなく味気ないですねえ。ライバルの店の方はもっとすごい絵とか描いてあったりしましたけど;
でも行列ができるほど凄いのでしょうが、事が終った後に他の人と遭遇して、ばつの悪い思いとかしないのかなあ・・・なんて。

裏ではお花を飾ったり写真を飾ったり、明るく前向きに頑張ってるイリーナさん。なんか素敵でした。
そうそうお嫁さんがマギーに感謝してるシーン、すごく好きです。
クリスマスプレゼントを用意してるミキの姿もなんだか微笑ましく思いました。寡黙で優しそうな人でしたね。
皆不器用だけどちゃんと愛が伝わってて・・・いいお話でした。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-19 23:33
シャーロット さん♪
触ってみたいですねー。或いは、触られてみる?
ラッキー・ホールって、映画の中でその名称使われていました?東京のものがそういう名称で呼ばれているのかしら? アラーキーの写真集に登場しているとか・・・。
なんとなく、どころではなく、まるで味気ないと思うんですよねぇ。男性だって、スッキリできりゃー何でもいいってわけじゃないですよね?(笑) だって、イメクラなんてものがあるくらいだから、過程を楽しみたい人は多いはず。いくらリーズナブルでもなぁ・・と私は思うんですが、東京ラッキー・ホールは繁盛していたんでしょか? そういう所にはこそこそ行くもののような気がするんだけど、映画ではフツーに並んでましたよねぇぇ。
お花飾るのもいいけど、客の入れ替わり時には、手を洗ってねーって思いました。(笑) と、小部屋関連については、首を傾げる箇所がいくつかあった私ですが、彼女を取り巻く人間模様はとってもハート・ウォーミングでしたよねー。マギーの嫁、初めはやけにやな女だなぁと思ったら、そういう展開が待っていたとはー。苦労しながら、みんながんばって生きているところがよかったですー。
Commented by かのん at 2007-12-20 21:47 x
そうなんですよ、マギーを強く擁護してお嫁さんが夫を叱咤する場面で私は泣けちゃいました。お嫁さんは愛する者のために身を挺したマギーの気持ちに共感出来たんでしょうね。そしてラストでの息子との和解と別れの場面で再び涙です。

こういう風にシニカルな中に感動があったりすると余計にぐっときちゃうんですよね。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-21 20:24
かのんさん♪
ですよねー。そこが一番のナミダ・エピソードでした。
子どものために一肌脱がなくちゃいけないのはむしろ親であるはずなのに、おばあちゃんが孫のためにそこまでやってくれたなんて、彼女にとってもそれはもう感動的なわけですよね。母親同士だからこその共感、とてもいい場面でしたね。息子もやがて、その思いをちゃんと受け止めてくれるでしょうね。
そうなんです。善い人が善い行いをする善いお話よりも、清濁が混じり合うものに深い味わいがあるんですよねー。
Commented by たかこ at 2007-12-26 22:16 x
TBもしちゃいましたよ~キャ~~うひょ~

やわらかいゴッドハンドで優しく男性の内なるもの(いや、突起してるものか)を高めていく…。
風俗店の小部屋の中でのドラマ性というものではなかったですが、
マギーが変わっていくドラマがよく伝わりました~♪
そうそう、あのお嫁さんのとこにはぐっときましたね~。
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-27 01:26
たかこさん♪
うひょ~。TBもありがとうー。
内なるもの的な突起するものを高め導くー。実に崇高なお仕事ですな。
それを受け容れていく様はドキドキしつつ、可笑しくもあり、感動いっぱいでした。そのへんの思いの変化がうかがえる表情が素晴らしかったですね。手さばきも観たかったー。いや、手さばきなんて問題じゃなくて、やわらかさが肝心ってことか・・・。
嫁ちゃんには泣かされましたね。うまい脚本でした。
Commented by マダムS at 2007-12-29 10:28 x
こんにちは!
平日の昼間に観に行ったので、ルシネマは年配の紳士淑女で一杯・・どうなることやら?と思ったら、案の定最初は固まってて場内シーン!笑いたくても笑えないで困ってたら、例の「なんとか肘」で隣のちょっと若い男の子が大爆笑してくれて、それから場内の雰囲気が変りました。 そういうのも映画館で観る楽しみですねー♪
今年最後にこの映画で締めくくれて良かったですわ。
また来年もどうぞよろしく!
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-29 23:33
マダムS さん♪
そうか・・・。小部屋ネタは女子的にはそれほどに笑えるという感じでもなかったんだけど、笑いが全くないというのも気まずいですよねー。私が観たのは休日の夕方の回だったからもうちょっと平均年齢も低く、まわりの30代くらいの男性は大ウケしてましたよー。肘以降は和やかな雰囲気になってよかったですねー。そうそう、笑いによる場内の一体感って、劇場鑑賞ならではのものですよねー。
今年のラストにふさわしいステキな映画でしたよねー。
こちらこそ、来年もよろしくお願いします。お世話になりましたー。
Commented by swallow tail at 2008-01-14 11:20 x
かえるさん、こんにちは。
3連休最終日ですが、いかがお過ごしですか~?

さて、やっとこさ見られた本作。
本当、ハートウォーミングな作品でしたね。
シリアスな軸に盛られた笑いの要素がステキ!

スワロも最初は「嫌な嫁・・・」と思っていましたけど、
マギーを罵倒するトムではなく、マギーを擁護した嫁にちょっと涙しました。
そして、温かく迎えるマギーにも涙。
母親同士だからこそわかりあえた瞬間ですね。
Commented by カオリ at 2008-01-14 15:41 x
マギーも息子の嫁。私は女性ってやっぱり強いんだなと思いました。自分の愛する者の為には手段を選ばないって所が、女性同士は共感できるんですね。反対に息子は頼りなく見えてしまいました・・・。
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-14 23:59
スワロ さん♪
昨日は映画を観に行きましたー。
今日は引きこもりー。
シリアスなドラマが大人な笑いに包まれていてオツでした。
ナイスなアイディア、巧妙な脚本で、秀逸なハートウォーミング・ストーリーとなっていましたねー。
息子の妻はホントに最初、どうしてあんなにやな奴なんだろうとイライラしましたよねー。それがあんなふうにクライマックスのエピソードに結びつくのだから、やられました。決して仲のよかった嫁姑じゃないのに、同性として、母親として、素直にマギーに感謝する彼女の姿にはナミダせずにはいられなかったですとも。
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-15 00:31
カオリさん♪
女性の強さに感動すると同時にそういう男性のものの見方にも考えさせられるものがありましたね。母親という生き物にはやっぱり聖母であってほしいと思うのでしょうね。でも、嫁ちゃんが媒介になってくれてよかったですー
Commented by きらら at 2008-01-20 17:32 x
こんばんはー☆
これ、暖かい作品でしたよねー。あの風俗店では笑わせてもらって、ラストではじんわりと感動。。。今年最初の鑑賞作品だったのだけどだいせいかーい☆
マギーが、ラストでおばちゃん仲間に一発がつんと言ってやる姿もかっこよかったけど、オーストラリア行きを断るところもステキだったなー。
あの息子が逆にいらいらくんだったから余計にマギーとあの妻がよく見えました☆
あの風俗店はめちゃめちゃきになりますー。壁の厚さはどれくらいなんだろうー?なんてことまで考えちゃった!すみませんー。
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-21 22:31
きららさん♪
イギリスの曇り空といい、質素な小部屋といい、ビジュアルのイメージは寒々しいものが多かったのに、そこにあるドラマはとても温かでしたよねー。
大人なネタでクスクス笑い、最後にはどっかーんと感動するという絶妙のストーリーでしたよね。
ホントに、これが年始めの1本というのはナイス・セレクトでっす♪
マギーは初めの方はおどおどした印象だったのに、この経験を通して、とても潔い気っ風のいい女に変わっていきましたよねー。
小部屋は問題ですよね。きららさんは壁の厚さに興味をもちましたかー。
私はやっぱり気になるのは、穴の位置、床からの高さと穴の大きさです。
身長165cmの男も180cmの男も同じ部屋でいけるのか?とか。
穴はコーティングされているのか?穴の縁がすれてしまったりしないかとか・・・。w
Commented by ぺろんぱ at 2008-01-24 20:18 x
ご無沙汰です、お邪魔します。
かえるさん、ずっと以前にご覧になっておられたのですね(^^)!

私も幾つかの雑誌の映画紹介で“孫のために身を挺する、愛と信念の物語・・・”みたいに書かれていたのを読んでいたので、実際に観てみて、仕事やミキとの出会いを通してマギー自身が変わっていくのがとても面白く、且つ(同じ女として)非常に嬉しかったです。
周囲の人間の違う意味での変化もあって苦いナミダをのむシーンも幾つかあったけれど、あのラストのワンカットが吹き飛ばしてくれました。

もう一つ、この機に乗じて・・・。^^;
『ナルコ』の時にご紹介いただいた『世界で一番不運で・・・』を遅ればせながらレンタルして観ました!
仰る通り“毒”に満ちてましたが^^;、私も好きです。
かえるさんの「おもちゃ箱的」という評され方を受けて、何かの映画のコピーだった「人生はひっくり返ったおもちゃ箱」というあの二人にぴったりの言葉を思い出してしまいました。(*^_^*)




Commented by CaeRu_noix at 2008-01-25 20:27
ぺろんぱ さん♪
いらっしゃいませー。
そうなんです。これは結構早く観に行きましたー。
あら、愛と信念の物語なんて感じで紹介されていたのですかー。
そりゃあ、もちろん愛あってこそ生まれた物語ではあるけれど、映画のテーマを的確に表現してないですよねぇぇ。
出逢いの物語というか成長物語というか冒険物語というか。
お金のためにフーゾクなお仕事までしなくちゃいけないっていうどん底状況の中でも、人はこうやって前向きに力強く生きることができるし、新たなる宝物発見もできちゃうんですよね。
逆に失ってしまうものもなくはないのだけれど、幸福感に満たされる着地によかったーって思えましたよね。

おお、『世界で一番不運で・・・』もご覧いただいたとは嬉しいです♪
シリアス、真面目一辺倒の作品よりも、少々毒気が強くてもユーモアが散りばめられているものの方が魅力的だったりしますよね。
ギョーム・カネの監督作も公開されるといいのですがー。
Commented by cyaz at 2008-01-28 17:27 x
かえるさん、こんにちは^^
TB、ありがとうございましたm(__)m
妙なところで日本が出てきたりして、何だか素直に受け入れられ内面(笑)もありましたが、マギーの愛する孫のために自立していく姿はなかなか良かったです。 やはり窮地に置かれないと人間一歩を踏み出せないのでしょうか? でも息子夫婦はなすすべがなかったんでしょうかねぇ(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-29 00:49
cyaz さん♪
この穴小部屋が東京発のものだなんて、へぇーっていう驚きがまず先にありましたが、cyaz さん的には、笑ってもいられないネタだったのでしょうかー。(笑)??
息子の命がかかっているのだから、本当だったら何が何でもまず両親が何とか金を工面する方法を見つけてほしいところですが、この家族の場合は孫思いの祖母ががんばってくれちゃったんですよねー。
窮地に立たされないと行動できないというか、崖っぷちに立つと、より大事なものが見えてくるのでしょうね。
Commented by mchouette at 2008-02-04 00:59
かえるさん、今晩は。
これは、私、渋いなぁ~って思った作品でした。
でも余り一般受けではなかったんでしょうかしら、2週目で1回上映なんですけど、この作品って滋味だけど、結構、引張る作品だと思うわ。
大阪では春に別の映画館でも上映されるそうです。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-04 23:26
シュエットさん♪
なるほど、私はたぶんこういう映画に対して、"渋い"という言葉は使わないんですが、その感触/感慨はわかります。
大人による大人のための、それでいて小粋なドラマでしたよね。
アイディアも面白いし、小ネタで笑えるし、それでいて大きな感動もあるという、好評を博す秀作だなぁと。
多くの人にご覧になっていただけるといいですー。
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