かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『サラエボの花』 Grbavica
2007年 12月 30日 |
ひっそりと静かに大地に咲く母性の花。

サラエボのグルバヴィッツァ地区でシングル・マザーのエスマは12歳の娘サラと2人で暮らしていた。



1992年から3年半の間続いたボスニア紛争は、死者20万人、難民・避難民200万人を生んだ欧州での戦後最悪の紛争であった。ムスリム系、クロアチア系(カトリック)と、セルビア系(正教)の対立が火種。その紛争の不条理さをユーモラスに描いたエミール・クストリッツァの『ライフ・イズ・ミラクル』やダニス・タノヴィッチの『ノー・マンズ・ランド』を思い出す。そして、このたびは同じ地域出身の70年代生まれの女性監督が、その紛争で深い傷を負った人々の現在の姿を映し出し、ベルリン国際映画祭でも高く評価されたのだから感慨深い。紛争時にはティーンエイジャーだったヤスミラ・ジュバニッチ監督は、戦火そのものを映し出すことはなく、女性ならではの視点で、ひたむきに生きる女性の心の傷の深さとそれに勝る愛情の深さを静かに見つめるのだ。

『あなたになら言える秘密のこと』を観た時に、本作『グルバヴィッツァ』のことを思い出した。観た順番でいったら逆になるはずなんだけど、ベルリン映画祭の受賞作品について注目した時に、本作のテーマを記憶に留めていたものだから。『こわれゆく世界の中で』の中でジュリエット・ビノシュが演じていたのもボスニアからの移民のシングルマザーだった。そんなふうに痛手を負いながらも、一生懸命生きる女性たちの姿がリンクする。そして、ハンナと同様の酷い体験をし、アミラと同じシングルマザーのエスマは、辛い思い出にあふれているはずのサラエボ、グルバヴィッツァに今も暮らしている。紛争が終結して世に平穏が戻ってきても、過酷な体験によって負った傷は簡単には癒えないもの。エスマがバスに乗って男性の胸毛で気分が悪くなるそのワンシーンで、過去を察して息苦しくなる。

サラの父親については早いうちから察しがついてしまうので、秘密に衝撃を受けるという味わい方はできなかった。だけど逆に、そのことが先にわかっているからこそ、母に反抗的な態度をとるサラにハラハラさせられたり、そんな関係であっても、娘のために身を粉にして働いて苦労の耐えないエスマの姿にしばしば感動するのであった。可愛い自分の子どもであっても、反抗的な態度で嫌な面を見せつけられたら、ふと父親のこととひっくるめて子に憎しみの感情を抱いてしまうことって、人間ならばあるだろう。望まれずに生まれた君を女手一つで育てるのにどんなに苦労をしてきたかということを叫びたくもなるだろう。だから、エスマがサラに真実を告げるのは、もう少し時期と話し方を考えてほしかったと理性的には思うのだけど、感情的には避けられないことだったのだろうと、心は痛みつつただ見守りたいのだった。

多感な時期に、天地がひっくり返るような真実を知ってしまったサラのショックを思うにつけてもやるせない。だけど、バスの中で見せてくれた笑顔には心安らいだ。サラは観客の私たち以上に、エスマがどんなにサラのことを愛して、大切に育ててきたかを知っているんだもの。父親の真実を知ってこそ、いかにエスマが寛容で強く、温かな愛情に満ちていた素晴らしい母親であることを反芻することができるだろう。どうかこの絆を大切して、支え合って健やかに生きてほしいと願うばかり。その紛争の酷さを改めて思い起こしながら、犠牲を負ってもこうやって健気に生き続けるエスマたちの姿とその母性に静かに感動させられる、シンプルながらも心に沁みる作品。

鑑賞後にホールロビーに貼られていたオシム監督のメッセージを読んで、またナミダ。
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by CaeRu_noix | 2007-12-30 12:55 | CINEMAレヴュー | Trackback(17) | Comments(12)
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Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2009-01-25 22:47
タイトル : 『サラエボの花』'06・ボスニア・ヘルツェゴビナ・墺・独..
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タイトル : 『サラエボの花』を観たぞ〜!
『サラエボの花』を観ました第二次世界大戦後のヨーロッパで最悪の紛争となったボスニア・ヘルツェゴヴィナの内戦によってもたらされた深い爪痕に苦しむ母娘の再生と希望の物語を描く衝撃と感動のヒューマン・ドラマです>>『サラエボの花』関連原題: GRBAVICA    GR...... more
Commented by しゅな at 2008-01-07 21:03 x
かえるさん、こんにちは。

クロアチアに旅行に行ったときのこと。
独立戦争の際、
最前線で戦っていた同年代の男の子の話を聞き、ショックを受けました。
そのためか、旧ユーゴにはとても思い入れが強かったため、
この映画を観に行きました。

淡々と、そして重厚なこの映画には本当に考えさせられました。

その男の子が言っていたのは、
『そのときは大変だったし、自分もたくさんの人も痛手を負ったけど、
 いま、普通に暮らせることが幸せだ』と・・・

映画の親子も心に傷を負いながらも、『幸せ』を感じて生きてほしいなぁ~としみじみ思うのでした。

子供がいるっていいですねぇ~
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-08 01:10
しゅなさん♪
わー、衝撃的ですが、貴重な体験をされたんですね。
日本だと今はおじいちゃん世代の戦争の話を聞けるか聞けないかという感じになってしまっていますが、自分と同年代が最前線で闘っていた話を本人から聞くなんてことはすごくショックです・・・。
私はそちらの方には行っていないけれど、クストリッツァの祖国なので、たびたび関心を寄せてはいるのですが、その複雑な状況やその酷さをちゃんと飲み込めていない感じなんです。少しでも自分の中でちゃんと咀嚼できるよう、私も旧ユーゴ関係の映画は必見なのでした。
うう、その彼の言葉は、本当に心に沁みますね。
そんな絶望的な状況を経験しても、投げやりになったりせずに、今の幸せをかみしめることができるなんて素晴らしいですね。
本当に、その彼も大勢のエスマとサラも、そんなふうに生きてくれたら嬉しいです。
新しい命、子どもは何ものにも代え難い希望なんですよねー。

「ブコバル」を観よう・・・。
Commented by mchouette at 2008-01-18 23:39
かえるさん、TBとメッセージありがとうございました。
オシム監督のメッセージもありましたね。私は本当にこの映画を観て、戦争と言うものに、痛ましさと共に憤りを感じたわ。静かな映画なんだけれどもね。今まで女性監督に響けなかった私だけれど、本作は私の琴線に触れましたね。次回作に彼女が何を描くのか期待したいわ。
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-19 21:46
シュエットさん♪
私も戦争映画を見るたびに憤りを感じます。でも、本作に関しては、憤るよりも、ため息の中で、希望にあたたかい気持ちになる方が大きかったです。90年代にこんな残酷な出来事があったなんて、どうしても理解が及ばないというか、人間はそういう生き物でもあるのでしょうけど、考えると息苦しくなってしまうのですよね。だから、そこに住む人々がこうやって前向きな姿勢を見せてくれることがただ嬉しいのでした。
戦争映画はどちらかといえば男性が描くものというイメージですが、こういったレイプの問題なんかに、女性監督が取り組んでくれるのは本当に意義深いです。社会派に偏らず、女性ならではのテーマで描いてくれて、とてもよかったですよね。
Commented by latifa at 2008-01-25 08:45 x
かえるさん、こんにちは!
この映画と、あなたになら言える秘密のこと、と2つ見ました・・・。
ショックでした・・・ こんなことがつい最近あったというのを知らないでいたということと、いまだにこんな酷いことが起こっていたんだってことと。
今もきっと、地球のどこかで、悲惨な事件が平然と起きてるんでしょうね・・・ 何も出来ないけど、ゆるせん!です・・・。
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-25 20:57
latifa さん♪
おお、共通の重い秘密をもった2人の物語をご覧になりましたか。
本当に、ほんのこの間、90年代に起きたことだということに呆然としてしまいますよね。
日本人の自分がものごころついた時は、とりあえず戦争というものは自分の生まれる前に1945年に終わっている過去形のものとしてしか認識していなかったのに、世界を知る毎に、その後にいくらでも世界各地で惨劇が起こったことをわかってきました。
どうしてなんでしょうね。本当にやるせないです・・・。
Commented by 真紅 at 2008-01-31 14:05 x
かえるさま、こんにちは。
昨日、オシム監督が元気な姿を見せてくれて、私もとってもうれしかったです。
この映画、母親の感情とか娘の反発心とか、物凄くリアルに描かれていましたね。
ごくごく小さな母娘の物語なのに、あんなに大きな被害と痛みを生んだ戦争について描けるなんて、本当に映画は素晴らしいと改めて感じさせられます。
抑制されたタッチもよかったです。素晴らしい作品でした。
ではでは、また来ます~。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-01 07:44
真紅さん♪
オシム監督、回復されて本当によかったです。
元気な姿を見せてくれたんですねー。
本作のリアリティは見事なものでしたよね。
演出は抑えめなんだけど、さすが母である女性監督のうみだした作品だけあって、母娘それぞれの一挙一動、言葉、表情が真実味にあふれていました。
それぞれの演技もすばらしく、胸をうつものでしたよね。
混乱のボスニア紛争を描いた映画はいくつか観てきましたが、21世紀を迎え、女性の手でこういう切り口で、今を生きる女たちが描かれたことはとても意義深いと思います。
映画のチカラを感じますよねー。
Commented by リーチェン at 2008-02-01 17:08 x
かえるさん、TBありがとうございました!

オープニングから、疲れや悲しみを胸に目を閉じる女性たちの姿。
これだけで、深い押し殺された感情が伝わってきました。

一組の母娘のエピソードを通して、いろいろなことを表現していたように思います。そこここに戦争の傷が残っていて、それでも今を生きるために一生懸命頑張っている人たちがいて、帰らぬ人に思いを残す人もいる。

静かな衝撃が走る映画でしたね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-03 08:43
リーチェン さん♪
最初から彼女たちの心に巣くう闇に取り込まれてしまいましたよね。
説明的ではないのに、彼女たちがどれほどにつらい体験をしたかということが伝わってきましたよね。秀逸な演出でした。
その当時のリアルタイムの戦争酷さを描いたものは多いけれど、ボスニア紛争のその後の傷に歩み寄ったものは最近見るようになったカンジでしたが、心に沁みるテーマでした。
それを克服しきったわけでもないけれど、今を生きる人たちの姿には心うたれるばかり。
母娘の物語を軸にしつつ、その町や人々の多様な姿を見せてくれたのもよかったですね。
Commented by kimion20002000 at 2008-06-30 01:10 x
TBありがとう。
「僕もこわれ行く世界の中で」も思い出しました。
ビノシュ演じる母子は、200万人に上る難民の一人なんですね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-07-02 00:11
kimion20002000 さん♪
アンソニー・ミンゲラの訃報を聞いた時もまた『こわれゆく世界の中で』のことを思い出したりしました。
今年は『ハンティング・パーティ』を観て、また旧ユーゴを思い。
そして今日も、UNZA UNZAー
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