かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ジプシー・キャラバン』
2008年 01月 19日 |
魂の音楽に熱狂!

ジプシー音楽をルーツ持つ4つの国の5つのバンドの北米ツアー“ジプシー・キャラバン”を追ったドキュメンタリー。



d0029596_20341127.jpgこの世界にある多種多様な素晴らしき音楽の中で、何よりも血が騒ぐもの、熱く、強く心揺さぶるもの、私にとってそれは、ジプシー・ミュージック!
私の映画熱はジプシー・ミュージックと共に高まったんだもの。
エミール・クストリッツァ、トニー・ガトリフの作品にこの上なく魅了されたのは、そこにエネルギッシュなジプシー・ミュージックがあったから。
そうやって心惹かれてきた名BAND、『アンダーグラウンド』の予告を見て惚れたファンファーレ・チョカリーアと 『ラッチョ・ドローム』で釘付けになったタラフ・ドゥ・ハイドゥークスが一緒にツアーをして、それが1本のフィルムにおさめられたとは、なんてステキなんだろう。

『ラッチョ・ドローム』を見た時に、初めてちゃんと知ったのだけど、流浪の民ロマはインドのラジャスタンが発祥の地で(異説あり)、それから西へ西へと旅をして、トルコ、ルーマニアを経て、やがてスペインにたどり着く。情熱のフラメンコも、ルーツはジプシー・ミュージックにあったのだ。ルーツは一つであるその音楽は、旅と共に、その土地の特色に彩られ、多様なカタチでおのおのが熟し、盛り上がっていったのだ。それぞれの個性が楽しくて、それでいてやっぱり共通の熱い魂を感じさせてくれる。お目当てのルーマニアのタラフとチョクルリーアの躍動感はもちろん最高だし、バルカン・ミュージック界の歌姫、マケドニアのエスマの哀愁を帯びた歌声も心に響く。インドのマハラジャとスペインのアントニオ・エル・ピパ・フラメンコ・アンサンブルはダンスでも魅せてくれた。

d0029596_20354344.jpg唯一のコメント・ゲスト出演者はジョニー・デップ。『耳に残るは君の歌声』でタラフ・ドゥ・ハイドゥークスと共演したジョニーは静かに誠実に、タラフとの思い出やその魅力を語ってくれた。本物のロマの人々が出演している映画といえば、筆頭で思い出すのは、クストリッツァの『黒猫・白猫』なんだけど、映画の中に登場する俳優の演じたロマといったら、『耳に残る~』や『ショコラ』のジョニーだもんね。ちょっと粗野な感じで、蔭りもあって、とてもセクシーで魅力的なロマだったもの。偏見に満ちた世のロマのイメージをジョニーが少し変えてくれたりもしたのかもしれないね。

熱狂のステージとツアーの道中のバンドメンバーの姿や語りで大部分が構成されているのだけど、アメリカでの撮影だけでなく、それぞれのバンドの故郷へもカメラが訪れているのが興味深い。冒頭の砂漠で歌う子ども達の熱唱から感動いっぱいになってしまう。本当は屋内ステージのLIVEよりも、空の下での開放的な演奏が飛び切り好きな私。狭い路地を行き交う駱駝、お馴染みのルーマニアの村の風景に嬉しくなる。こんなに世界的なミュージシャンになっても彼らは、田舎の故郷でこじんまりとした住居でゆったりと暮らしていることに何だか心温まるの。欧米のミュージシャンなんかの派手な享楽生活とは大違い。ツアー中は離れた家族のことを常に思っていて、汚くても住み慣れた村が自由で一番居心地がいいと話す彼らの素朴な笑顔が音楽と共に胸を熱くさせてくれる。

d0029596_20325813.jpgカメラの前に登場したメンバーは皆それぞれに人間味を感じさせてくれたけど、とりわけ印象的だったのは、陽気に英語で話して場を盛り上げてくれたマハラジャのダンサーの青年。ユーモアいっぱいの明るい男性なんだけど、ステージでは艶やかに女装をして、立ち膝のままくるくるくると旋回する。スーフィーの影響を受けているのかな。このヒザで回るダンスは世界で2人しか踊れないんだって。その技には圧倒された。そして、タラフの今は亡きニコラエじいさんの元気な姿がふんだんに映し出されていたことも貴重。今も音楽活動によって、年老いた自分が家族を養っているんだと誇らしげに語り、演奏もパワフルだった。ヴァイオン速弾きカリウにスポットが当たっていたのも嬉しかったな。

LIVEのシーンが、盛り上がり始めたところで区切られてしまうのは少し残念だった。5つのバンドを紹介しなくちゃならないのだから、そんなに連続でステージを映し続けていられないのはまぁ当然なんだけどね。音楽ドキュメンタリーとしてはいたってシンプルなつくりだったと思うけど、作り手が余計な主張をせずに、ひたすら被写体の、ミュージシャン達の、その音楽の魅力を伝えようとしている姿勢が感じられたのはよかったな。『ラッチョ・ドローム』やファティ・アキンの『クロッシング・ザ・ブリッジ』ほどに、作品として魅了されたわけではないけれど、何しろ登場するバンドとその音楽がサイコーなので、感銘いっぱいのとても楽しい時間を過ごせちゃった。音楽は生きる力なんだよなー。

・アントニオ・エル・ピパ・フラメンコ・アンサンブル (スペイン) 
・タラフ・ドゥ・ハイドゥークス (ルーマニア) 
・エスマ (マケドニア)
・ファンファーラ・チョクルリーア (ルーマニア) 
・マハラジャ (インド) 

「タラフのLIVEレポinラ・フォル・ジュルネ」
      公式サイト  プランクトン

★★★★☆
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by CaeRu_noix | 2008-01-19 20:36 | CINEMAレヴュー | Trackback(14) | Comments(26)
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Commented by しゅぺる&こぼる at 2008-01-21 12:30 x
かえるさんはじめまして!
シュエットさんちでは何度かコメント読ませていただいてまして、読み逃げもちょくちょく・・・・・(笑)
ミニシアター系の良作をガンガン観賞されてて地方のものにはうらやましい限りです!いつも参考にしています。
このジプシー・キャラバン。
予告が流れてからずっと楽しみにしてたんです。
ほんと大画面で観られてよかった!と思いましたね~~。
もちろんサウンドトラックも買って家でもずっと映画の余韻を楽しんでます。
ジョニデのインタビューとニコラエさんのお葬式シーンを観たあと、「耳に残るは君の歌声」も見たくなり、さっそく見てしまいました(笑)
タラフが来日したときもご覧になったのですね。
素晴らしい!
またちょくちょくお邪魔させていただきたいと思います。
では・・・
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-22 00:17
しゅぺる&こぼる さん♪
はじめまして、ようこそ!コメントありがとうございます。
見過ぎなほどにガンガンとミニシアター作品を貪っていますー。
参考にしていただけたなら、嬉しいですー。
これはもう予告を観るたびに心躍ってしまいましたよねー。
こちらはちょっと前の人の頭が邪魔なスクリーンの小さめシアターでの上映だったんですが、劇場体験というのはやっぱりサイコーでした。
おお、サントラ買われましたかー。私も気になってます。
私も本作を観てからというもの、ジプシー音楽関係ばっかり聴きまくってます。
ガトリフ作品やクストリッツァ作品のサントラCDだとかそのラインのものばかり。
『耳に残る~』はDVDはないんですけど、サントラCDを持っているので何度か聴いちゃったし。
映像もまた観てみたくなりました。いつも馬に乗っていたジプシー・ジョニーを。
タラフのちゃんとしたLIVEには一度も行ったことがないのですが、去年の無料で観られるステージには何度も足を運んでしまいましたー。
ホントにゴキゲンなサウンドですよねー。
ぜひぜひ、ちょくちょくいらしてくださーい。
よろしくお願いします。
Commented by シリキ at 2008-01-22 01:13 x
早く行きたい〜と思えども声帯炎をこじらせて今度は耳まで痛くなってしまいました(涙
ジョニデはチェロキーインディアンの血が入っているので、混血という点ではロマ役にふさわしいかもですね。彼が監督して主演した『ブレイブ』では思い切りインディアンになりきってましたが。開拓時代に白人に居留地を指定されてふるさとを遠く離れなければならなかった歴史を考えてみるとインディアン(ネイティブアメリカン)とロマと共通するものがありますね。

Commented by Nyaggy at 2008-01-22 12:54 x
かえるさん、こんにちは。
ジプシー・ミュージックに造詣が深くていらっしゃるんですね~。
私は正面きってジプシー・ミュージックに触れたのは、この作品が始めです。
以前に、フラメンコの舞台を何度か見たことがあるくらいで…。
音楽そのもののも素敵だけれど、彼らの生活のありように心を打たれました。
『ラッチョ・ドローム』や『クロッシング・ザ・ブリッジ』も見てみたいです!
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-22 19:36
シリキ さん♪
おおお、それはつらいですね。
お大事になさってくださーい。
で、ゆっくり療養して、完治してからお出かけくださいませ。
まだ混んでいるかもしれないから、ちょうどいいですよ。
ロマの人たちの風貌をよく知らなかった時には、ホント、いかにも彷徨い人なジプシー役がお似合いだなぁと思えるジョニデでした。実際は、東欧あたりのロマはジョニデみたいなルックスじゃないんですけど、イメージとしてはぴったんこでした。でもそう、ネイティブアメリカンのルーツをもつジョニデだからこそ、差別をうけ、迫害されてきた民族という共通点によって、そのワイルドで哀愁を感じさせる役柄を演じきれるんだなーと思います。
『ブレイブ』も好きな映画でした。もう監督はやらないのかなぁ。
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-22 19:38
Nyaggy さん♪
造詣が深いわけではないのですが、スペシャルに好きなんですよー。
ラテン・ミュージックもそうだと思うんですけど、大地で生まれたって感じの音楽には魂が揺さぶられるんですよねー。
私が最初に心揺さぶられたのも、フラメンコ音楽の『ベンゴ』でした。
それまではフラメンコイコール踊りを見るものだったんですけど、ベンゴでその歌やギターの素晴らしさに打ち震えたのでした。
そして、数珠つなぎで、ジプシー・ミュージックやバルカンものに心惹かれていった感じです。
そう、彼らの生活の中に音楽があるっていう生き方に魅せられますよねー。
差別と貧困の人生を送ってきて、贅沢な望みをもったりもせず、故郷で家族と暮らすことに幸せを感じている素朴さがSステキだなぁと。
『ラッチョ・ドローム』はロマと一緒に音楽の旅ができますので是非ー。
『クロッシング・ザ・ブリッジ』はジプシー・ミュージックものではないんですが、多彩な音楽が楽しめますー。
Commented by moviepad at 2008-01-25 00:35 x
かえるさん、こんばんわ!

すごい!
ジプシー音楽系の映画をすべなく押さえてる。
『アンダーグラウンド』はあまりにもラスト場面が
強烈だったことをよく覚えています。
『黒猫・白猫』も見たんですけどね...。
音楽の細部まで気をまわしていませんでした。
とほほ...。
さすが"ミニシアター・クイーン"のかえるさんだ。(笑)

ダンサーのハーシャ?君は桜塚やっくんに似てましたね。
別に女装して踊るからという訳ではありませんが...。

確かにライブ場面をもっとじっくり見たかった気もしますが
とにかく血が騒ぐ映画でした!
Commented by CaeRu_noix at 2008-01-25 20:50
moviepad さん♪
ジプシー音楽な映画には本当に心揺さぶられたので、アレコレ追っかけましたよー。
でも、まだまだ知らない未見作はたくさんあるかもしれませんー。
『アンダーグラウンド』の最後のシークエンスはホントにインパクトがあって素晴らしかったですよねー。
歩きながら演奏する楽隊がとにかく大好きになりました。
『黒猫・白猫』は音楽はもうちょっとロック寄りというか、ノースモキーングオーケストラだったり。
わはは、ジプシー・クィーンにはなれないので、ミニシアター・クィーンとして踊ります~。
ハリシュくん?はキャラ的にもすんごい魅力的でした。
桜塚やっくんはあんまりちゃんと観たことがないので、似ているのかわからないけど、似たような雰囲気はあるかも。
でも、世界で2人しか踊れないヒザの舞踊ができるハリシュくんの方がステキ♪
LIVE映像がいいところで途切れちゃうのは残念でしたね。
そこは音楽ドキュメンタリーの難しいところ。
Commented by シャーロット at 2008-01-31 15:47 x
こにちは。
ラッチョ・ドローム(ありがとうございました)も、本作もえらく気に入りましたよ。マハラジャの青年のダンス…あのクルクルは世界で2人だけなんてね。ましてや独学なんて素晴らしいです。それに素顔もとっても魅力的でしたよね。フライヤーに載ってるのは少女ではなく青年だったなんて。もう私は踊る青年にはすぐ惚れちゃいます。笑
あ、でも私もやっくんはよくわからない;
フラメンコは男性が踊るとエネルギッシュ。それとあのリズム感にはホント魅了されちゃいますし・・・タラフやチョクルリーアの音楽には心躍り・・・エスマの歌声には、魂を感じました。
もうなんだか心の琴線刺激されまくって、鼻水でるくらい久々に泣いちゃって;;その余韻に浸りたいなと思ってかえろうかと思ったのですが、ソクーロフにも恋焦がれていてやっと見る機会が巡ってきたので、やっぱり帰れなくて・・・涙乾かぬまま走りに走り・・・かえるさんとばったりこ。
やはり「かえる」な!ってことだったわーと、妙に自分で納得。笑
でもこの躍動感に浸った後にソクーロフなんて。最初ちょっと厳しいものがありましたが…とにかくジプシーミュージック最高♪


Commented by CaeRu_noix at 2008-02-01 08:01
シャーロットさん♪
コンサートツアーを追っかけた本作と、流浪の民の歴史と人生を追った『ラッチョ・ドローム』の感慨は全然別物なんですが(笑)、どちらも同じ被写体ではありますから、大いに感動させられましたよねー。(もちろん、どちらも感動したのは事実なだけど、映画として気に入っているのは、私はやっぱり断然、ラッチョ♪)
毎度同じ枕詞ですみませんが、クラシックなシャーロットさんにジプシー・ミュージックの魅力にハマっていただけて嬉しい限りですー。
フラメンコの男性もカッコよかったですよねー。フラメンコはやっぱりでっかいコンサートホールじゃなくて、密な空気のタブラオでガヤガヤ観たいなーって思いました。だから、練習風景がまたよかったりして。
マハラジャのハリシュくんはキャラ的にもすんごい魅力的でしたよね。カースト制のインドでは身分が低いのかもしれないけど、世界屈指の素晴らしい芸術家なんですよね。
チョクルリーアのドキュメンタリーは前にもあったんですが、こちらは6つのバンドが登場するという豪華さがよかったし、メンバーの楽しげな姿も見られてよかった。
この後じゃさぞ眠かったかと思いますが、ソクーロフもご覧いただき嬉しく。
Commented by rubicone at 2008-02-07 14:50 x
かえるさん、こんにちは!
素晴らしかったですよね~!5つのバンド、どれもそれぞれ個性があって興奮してしまいました。そして、彼らの演奏の間に挟まれるそれぞれの家族に対する温かな思いに胸打たれました。彼らの故郷の庭を駆ける鳥の姿、ひょこっと登場する犬もおかしくって可愛かった、家族の一員みたいな風情を漂わせて・・・。

そういえば、今月のTVスペイン語会話の文化コーナーの映画はこの作品です。何時放送かは定かでないのですが・・。先週は「ミスター・ロンリー」が公開するのに合わせて来日したのでしょうか、ディエゴ・ルナが文化コーナーに登場して吃驚しました!
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-08 23:08
rubicone さん♪
素晴らしく心揺さぶられましたねー。大興奮、大感激。
5つのバンドというのがまたほどよかったですよねー。多彩な音楽の味わえるという贅沢に加え、それぞれのメンバーの友好の様子も垣間見ることができちゃったりして。そう、彼らがこんなにも故郷を愛し、家族を大切にしているとはー。ミュージシャンとしてステージに立つ姿ばかりじゃなくて、日常の家族思いの彼らの素朴な姿が見られたのも本当によかったですよね。そんな素朴で親しみやすい人たちなのに、その演奏、パフォーマンスは神業モノだから、また感動。動物たちもポイントでしたよねー。

おおお、情報ありがとうございます。スペイン語会話、是非忘れずに見なくちゃです。(八割方、忘れるんですが・・・)ああ、ディエゴも見たかったですぅぅぅ。
Commented by rubicone at 2008-02-09 22:45 x
かえるさ~ん!ごめんなさーい!このコメント書いたその夜の文化コーナーが「ジプシー・キャラバン」でしたぁぁぁ!!(再放送は12日(火)の朝6:00~6:25です)
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-10 19:12
rubicone さん♪
わざわざありがとうございます。
そうですかー。再放送にかけましょうー。
時間が早いから、やっぱり観られないかな・・・・。
Commented by とらねこ at 2008-02-17 01:00 x
こんばんは、かえるさん。
かえるさんのレポの、タラフのライブの感想の方も、読ませていただきました。
そんなにジプシー・ミュージックがお好きだったのですね。

これ、英語を母国とするミュージシャンの友達と見に行ったのですが、入り口で確認したところ、英語が主だ、というのですが、全然英語なんか使われてませんでしたね(笑)
それでもこの作品の良さは伝わったようなので、よしとしますが・・・。
音楽だけを頼りに、全世界を旅行して回れるなんて夢みたいで羨ましいですね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-18 01:02
とらねこ さん♪
タラフレポの記事もご覧いただきありがとうー。
ジプシー・ミュージック、そんな好き好きだったんですよ。
私はロック系はそんなにツボではなくて、ワールドミュージック寄りのものが好みなんですよね。ブルース、ブラック・ミュージックも好きだし、ラテンも好きだし、でも一番血が騒ぐのはやっぱりバルカン、ジプシー音楽でっす。

おお、それはアミューズの従業員がいけませんね。私が観に行った時も、外国人を同伴している人が言語について質問していましたけど、その時の人は、ロマニ語が多いって言ってましたよ。英語は、インドの青年が使ってたくらいですよね。というわけで、そのとらねこさんのお友達はちょっと可哀想でしたが、音楽の素晴らしさは伝わったはずなので、よしー。
スクリーンの中から、外でも、音楽に国境はないってことが実感できますねー。
Commented by Sa at 2008-02-22 19:09 x
かえるさん、こんにちは
改めて「ジプシーキャラバン」にコメントです。
ノー・スモーキング・オーケストラの発売日も出ましたね。是非とも頑張りたいところです。

ワタシもロマ&バルカン・ミュージックにはまる最初の最初のきっかけは「アンダー・グラウンド」でした。
ところで、バルカンミュージック好きな方に聞いてヒットだった映画があります。
「ビューティフル・ピープル」というの。ご覧になったことありますか?

クストリッツァ+ウィンターボトム÷2 という作品で、笑って笑って 泣きました。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-23 01:14
Sa さん♪
ふふふ。発売日も発表されましたねー。
忘れないようにしなくちゃ。
チケットはどこで買うのがいいんでしょうねー。
映画祭のチケットならよく買うし、ミュージカルのチケットなんかも時々買う私ですが、たった1日のみのLIVEのチケットを買うことってあんまりないのでちょっとドキドキしています。
Sa さんはLIVEにはよく行かれるんでしょうか。
私の行ったGWのタラフLIVEは無料ものだったし、ノリノリ系のちゃんとした音楽LIVEはかなり久しぶりな私なのですた。

おお、「ビューティフル・ピープル」は観ていないです。
教えてくださってありがとうございまーす!探してみますー。
イギリス映画のボスニアもの?というとやっぱり「ウェルカム・トゥ・サラエボ」を思い出しますが。
それがクストリッツァ寄りな感じなんて興味津々。
これはよさげですね。楽しみです。
Commented by Sa at 2008-02-23 08:53 x
かえるさん、ワタシはもうこういうのは無難にチケピだのイープラスに任せてます。プランクトンに扱いがあればプランクトンにですし。
チャボロはプランクトンで取りました。

去年のGWのタラフ、ワタシもほとんど皆勤賞で、絶対どっかでお会いしてます~(かえるさんのタラフの日記の写真にワタシ、載ってないかと探しちゃいました)
ぴょんぴょん跳び、楽しみ~

「ビューティフル・ピープル」にはバルカン・ブラスが使われていて(他の音楽も使われているけど)、確かにボスニア寄りっちゃあそうなんですが、しっちゃかめっちゃかなところがクストリッツァを彷彿とさせます~ワタシもこの映画は教えてもらって、出遭えたことが嬉しかった一本です。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-24 10:50
Sa さん♪
そうですか。ありがとうございます。
私も近年はほとんどイープラスなんかを利用しています。
映画祭のチケットだったら、ぴあの店頭で買ったりもしたけど、コンサート系はイープラスというパターンが多かったかも。ネット生活が始まる前は一生懸命電話をかけたりしていたはずなんだけど、もはやなかなか・・・。
ノースモーキングオーケストラは果たしてどれほどに日本で人気があるのか見当もつきませんー。

おお、GWのタラフは皆勤でしたか。スバラシイー。
私は気づくのが遅く初日は行かれず、イタリア映画祭と日程がかぶっていたので、途中も一つくらいは行けなかったです。
ふふふ、あの熱狂の群衆の中にSaさんもいらっしゃったんですねー。

「ビューティフル・ピープル」、最寄りのつたやんにはなかったですぅ。
渋谷で探してみますー。クストリッツァ風味なんてそりゃー楽しみ。
同じ監督を愛する方からのオススメというのは期待できるので嬉しいですー。
現在のBGMはファンファーレ・チョカリーアですー。
Commented by 狗山椀太郎 at 2008-04-06 22:31 x
こちらにもお邪魔します。
確かにライブ映像がブツ切りになっていたのはもったいなかったですね。この手のドキュメンタリーで、音楽的なたのしさとメッセージ性を両立させるのは結構難しいことなのかも知れません。ともあれ、演奏している人たちの顔がとても生き生きしていたのが印象的でした。ヴァイオリンを細い糸で擦って「カエルの鳴き声?」を披露するニコラエさんも面白かった。
ファンファーレ・チォカリーアのCDは私も持っていますが、家で聞くにはちょっとハイテンションな気がするので、私の場合は聞くとすれば外出中(iPod)ですね。そうそう『ラッチョ・ドローム』はかえるさんのブログアドレスなんですよね。映画のほうは見ていませんでした。近いうちにレンタルしてみます。タラフの人たちも大所帯の陽気な感じなので好きになりそうです。
Commented by CaeRu_noix at 2008-04-08 07:11
狗山椀太郎 さん♪
そうなんですよ。だんだんのってきたーっていうちょーどいいところでブチっと途切れちゃうのはちとストレスでした。音楽ドキュメンタリーとしては、わりと手堅いスタンダードな構成という感じで、バランスもよく見ごたえもあったと思うんですが、音楽を体験することに限定すると惜しいなって部分があったかな。でも、そう、ミュージシャンたちがそれぞれに魅力的だから、ただLIVEを撮るだけじゃなくて、彼らの人間味に迫りたいというつくり手の気持ちもよくわかるし。彼らは心底音楽を楽しんでいるという感じで、その姿を見ているだけでこみ上げるものがあったりもして。ニコラエ~
ロマの音楽は家でのリラックスタイムに聴くのにふさわしいとはいえないですね。でも、時々無性に聴きたくなるし、掃除等をする時にもテンションがあがって最適。ロマの旅が描かれた『ラッチョ・ドローム』はサイコーですよー。
Commented by JT at 2008-04-12 12:33 x
こんにちはーTBありがとうございました~
チョクルリーアの最新アルバムも買ってしまいましたが、フィーチャリングされてちょっと洗練された感じです。これもいいですけど荒削りな感じの初期のアルバムが彼らの魅力かもしれませーん。
ワールドミュージックファンなんですね。最近、ベレス・ブラード楽団が最後に来日した時のCDを聞いています。マンボN05、NO8からタブーまで、1950年代にマンボの王様といわれた彼らですが、今聞いても血が騒ぎますよ。思わず ”アァーー、ウー!” って叫びそうに(笑)
Commented by CaeRu_noix at 2008-04-14 22:46
JT さん♪
今更のTBでしたのに、ご丁寧にコメントをありがとうございます。
おお、最新アルバムもお持ちなんですね。なるほど、洗練されているのですか。確かに、初期のものの方が粗削りだけどパワフルな雰囲気がありそうですね。聴き比べてみたいですー。
ワールドミュージック大好きです。といっても知識はほとんどありませんので、是非ご教授ください♪ ジプシー・ミュージック、バルカンあたりが一番心惹かれるんですが、ラテンも大好きですよー。
でも、マンボはちゃんとじっくりあれこれ聴いたことはないかもです。これまた魅力的なんでしょうね、ラテンのリズムはホントに血が騒ぎますよねー。
Commented by acine at 2008-04-23 00:06
かえるさん 遅くなりましたがブログ3周年おめでとうございます!
石の上にも3年! 感想文が苦手なんて、とても思えない達者な文章力と表現力で
これからも楽しませてくださいね。たくさん見られているそのパワー・・・いつも感嘆しております。

この映画、とっても良かったです。ワールド系好きなくせに、スペインもの
除いて、あまりロマ系は詳しくなかったので、よい勉強になりました。
ルーマニアはロマ系音楽のメッカなんですね!素朴な風景とあの刺激的だけど、
懐かしいような旋律がとても良かったです。
ニコラエじいさんの最期のシーン、泣けました。本人の言われるとおり、
ミュージシャンはモテるんだ・・・ホントにカッコよかったです。
Commented by CaeRu_noix at 2008-04-25 07:10
acine さん♪
お祝いのお言葉もありがとうございます。
今後ともよろしくお願いしますー。
文章を書くのは本当に好きなんですけど、本当にそんなにサラリと書いているわけではないんですよねー。映画鑑賞との両立?はなかなか大変なものなのですが、でもどちらも好きなことなので続けていきたいですー。

ワールドミュージックはいいですよねー。
音楽ドキュメンタリーとしてもポイントを押さえたまとまるのある映画になっていて、心地よく楽しめました。
昔はロマといえば、西ヨーロッパにフラフラしている人たちという印象でしたが、ルーマニアがメッカという感じでもあるんですよねー。今はロマといったらルーマニアって感じ。あの旋律はノスタルジィを感じますよねー。
ニコラエじいさんがフィーチャーされていることで本作の価値は数段アップしました。サイゴのサイゴまで、イキでカッコいいじいさんでしたよねー。
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